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鎌倉餃子とサンマー丼 他 [グルメ]

創業が昭和11年だから、殆ど80年経って尚、頑張るあしなやです。
鎌倉駅東口、若宮路地と駅ロータリー側と、2つの入口のある店です。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-09-06
あしなや.jpg
「餃子」
「少しお時間かかりますがヨロシイですか?」
この店の餃子は鎌倉餃子とネーミングされている。時間がかかる旨はメニューにも書いてあったね。
「どれくらいさ?30分くらいかかるかい?」
「いえっ、10分か15分くらい」
「大丈夫だよ」と言って私はメニューに再度、目を通した。「あら?まだこのお客さん他にも注文するんだわと」思ったらしく、
「餃子、先に入れておきますね」
「うん」
この店は厨房が見えない。餃子を焼くプレートの蓋を開けて閉じる音が聞こえた。
店内の時計の針が5分を廻ったところで、
「サンマー・・・」
「???」
「丼!!」
この店では以前、私がぶっきら棒に、「サンマ」って投げつけたら、「麺ですか丼ですか?」と聞かれたので、サンマー丼なんてのがあるのかと。
サンマー麺は神奈川のご当地ラーメン??もやしを中心に、細麺を使った醬油ラーメンの上に歯ごたえが残る程度に炒めたモヤシ入りの餡をかけたもの。
モヤシの他にはキャベツ、キクラゲ、ニラ、豚肉の細切り等も入っていることもあり、皿うどんのあんかけによく似ている。豚肉は少しだけ。
サンマー麺は神奈川、横浜しか存在せず、多摩川を超えると見かけなくなる、存在しないという都市伝説がある。
(上州には安中市磯部温泉駅前と、太田市の某病院前にあった。いずれも店主が神奈川の何処かで修行されたと思われる。)
ではサンマー丼とは如何なシロモノなのだろうか。
メニュー1.jpg
メニュー2.jpg
この店は不思議なところがあって、中華丼とか冷やし中華が無いんです。
熱々の麺類も種類は極少で、サンマー麺、サンマー丼・・・サンマーの具を載せた焼きそば、黒いルーのカレー、焼肉定食&丼、カツ類、そういうのでシンプルにまとめられている。その中で異彩を放つサンマー丼とは、要はサンマー麺の具がご飯の上にの載ってるんだろうけど、カツ丼や天丼ならともかく、私は中華の丼ものって食べないのね。ご飯と別がいいのよ。
自分の口の中で混ざるのはいいんだけどさ。中華丼なんてこれまで食べたの片手で数えられるくらいだし、天津飯なんかは一度も食べたことないのだ。
サンマー丼ってのは中華丼とどう違うんだ?って思わないでもない
「丼ですね。どうされますか?餃子より先にしますか?ご一緒に?」
「そうだなぁ・・・」
「後にしましょうか?」
「う~ん。そうだね。任せるワ」
「餃子あがったらサンマー丼お願いしまぁす」
その間、待つこと何と10分~15分あまり。
後から来られたお客さんの、カレーライス、サンマーメン、他が私のオーダーした筈の餃子を追い抜いていき、先に供されていく。
鎌倉餃子1.jpg
鎌倉餃子は小ぶりで8個あった。
焼いた側の触感はカリッ!!旨味が口中に広がった。
ニンニクは控えめですね。待たされただけあって美味しいです。
鎌倉餃子2.jpg

サンマー丼ですっ!!
これぞサンマー丼である.jpg
熱々である.jpg
これってラーメンの丼じゃぁねぇの?
飯が多い。熱々!!湯気がモワァ~っ!!
なるほどサンマー麺の丼だね。
レンゲですくう.jpg
もやし、ニラ、ニンジン、キャベツ、豚バラがすべて子供でも高齢者でも食べやすい大きさにカットされて、柔らかめに炒めてあった。とろみは強く、甘い。
丼の底には旨味の出たスープが溜まっていて、混ぜ混ぜして食べた。御粥?雑炊?ほとんどねこまんま状態である。
混ぜご飯ものをあまり食べない私でも素直に美味しいと思った。中華丼とも似て非なるものですね。中華丼だと具がやや豪華だが、これはあくまで厨房の賄を表に出したようなものだね。
御粥?ねこまんま?.jpg
アフアフ言いながら喰ってしばらくしたら、小学生だけ6人が入って来た。
いずれも高学年だと思いますが、最近のガキ・・・失礼、子供らは背ぇ高いしガタイがいいね。テーブル席を陣取り、「オバさん、おススメは何?」と来たもんだよ。
オバさんはちょっとだけ固まってた。私は「小生意気なガキどもめ」って思った。この店は鎌倉駅前すぐ近くという立地なので観光客が多く外国人も頻繁に来るし、薄味で麺はやわらかく、お年寄りも多いから接客は優しいのだが、ガキだけ・・・失礼、子供らだけ6人客ってのはさすがに珍しいらしい。
保護者もいない6人のガキ・・・子供らから、「おススメは何?」と訊かれてどう答えたのかよく聞こえなかったが、やはり、サンマがどーだらこーだら説明しとったな。
オバちゃんはラーメン2、味噌ラーメン2、サンマーメン2、小学生6人分のオーダーを受注して厨房に戻る途中で、子供らを睨めつけている私に向かってニコッと微笑んだ。
私は心中で尚も「贅沢生意気な小僧小娘どもめ。外食なんて10年早ぇんだよ。幾ら所持してんだ?」って罵ってたんだよね。後から入店されたお客さんも、テーブル席に陣取る子供らだけを見てちょっと驚いた表情してた。
待ってる間、子供らは地図を広げて「観音様がどうこう」「それはここじゃなくて大船だよ」とか言ってたから校外自由研究の一環だろうか。でもこの時は夏休み前だった。平日です。課外授業なのだろうかね。
子供らのラーメン2、味噌ラーメン2が運ばれていった。私はそのタイミングでお会計したので、その後、サンマーメンは少し時間差が合って後から運ばれたに違いない。
私はレジで支払いながら、「最近の小学生はグルメなんだな~」とイヤミを言った。オバちゃんは「そうですねぇ」なんて笑ってたけどね。
「最近のガキは金持ってんだなぁ」・・・これは言わなかった。
(ガキなんて表現は品が無いから使うの止めなさいよ ジャン妻)
子供らがどういう風に勘定を支払ったのかも知らない。私は先に出たからね。別々に会計してひとりひとりに釣り銭渡したんだろう。
コイツら大人になるのが早いだろうね。
あんかけ焼きそば1.jpg
上の写真は後日食べたあんかけ焼きそば。
五目焼きそばとは呼ばない。あくまでサンマーメン&サンマー丼に乗ってた具を焼きそばに載せたものです。これも熱々です。どうせならサンマー焼きそばにネーミングを変えたらいい。
熱々である.jpg
具を摘む.jpg
でもねぇ。如何せんボリューム不足なのよ。喰って支払って鎌倉市の某行政に赴いて、またこの店の前を通りかかったんだが、どうも夕方まで腹持ちしそうにないのだ。
再度、入ってカレーなんぞを喰ってしまったよ。
カレー1.jpg
再度、入った私を見て店のオバちゃんは怪訝そうだったが、「足りねぇよ。カレー」って言ったらニコッと微笑んだ。黒々とした小麦っぽいカレーです。やや苦いので先だってのガキ・・・失礼、子供らには合わないかもな。
カレー2.jpg
カレー3.jpg
最後にもひとつ載せちゃおう。焼肉定食です。
焼肉定食.jpg
焼肉UP.jpg
あぁ~、これだけじゃ足りねぇ。でもガマンして切り上げました。

オバちゃん.jpg小写真はお店のフロアレディー(2人います)ですが、かつてはバリバリ動いてたであろう大女将さんがいます。
半ばリタイア状態とはいえ、店のレジや厨房にボーッと立っている。
普段は表情が動かないのに常連さんのお年寄りが来ると目を見開きパッと輝く。意識が覚醒するみたいだね。
店は(水)定休です。稀に(水)(木)連休になるのは大女将さんが病院に行くんじゃないかな~と私は勝手に思っています。
この店は街角中華とは呼べないかも知れない。メニューを絞ってあるのと、定食類の種類があまりないのと観光玄関口にあるからです。まぁ意地悪く言えば集客に困らない立地なのよ。あまり深く思い入れせずにサラッと利用しています。
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