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氏政公の首塚? [隠れ郷土史]

タイトルはおどろおどろしくカテゴリもそれっぽくなっていますが、10月中に無理くりして出かけた日帰り小旅行記です。
既に完了していますが、期限を切られた業務に追われた10月某日、静岡に日帰り出張に行かなくてはならなくなった。
その静岡業務も期限を切られていたのを失念していたのです。私も忘れつぽくなった。トシかな。一昨日は千葉の某市から「提出期限を過ぎておりますが、辞退されるのですか?」確認と督促の電話が入ったからね。
「静岡へはくるま?」
「いや、電車で」
静岡出張は自家用車を持ち出して出向いてるのですが、それが監査に引っ掛かった。事前に許可を得なくてはならなくなったのです。書式は簡単らしいが。
今回は藤枝や浜松方面まで行かない河東方面だけなので日帰り電車で充分なのだ。
「また東海道線で小田原まで行ってそこで新幹線に乗るんじゃないでしょうねぇ」
「・・・」
「時間の無駄よ。新横浜から乗ればいいのに」
結果的にその方が早くても、今いる場所あら戻るルートを私は好まない。ウチは横浜市郊外にあるので、新横浜まで「戻る」のがイヤなのだ。
いつもは神奈川のジャン家から直行するのですが、今回は静岡に行く前に「本社に行かなきゃならんのだ」
「珍しい。直行じゃないんだ」
「朝に定例の部署会があるのだよ」
私は社内フリーランスで滅多に会議など出ないのですが、部署会とはいっても私と上司と、長年ソリの合わないオンナと、身体の弱い時短の女性職員と、私に対してビクビク・オドオドしている男性社員、計5名だけ。1時間もかからない。
「で、東京から?」
「いや、品川から」
東京~品川は通勤定期に含まれてるから経費を削減した・・・という訳ではないのです。やはり東京駅に「戻る」のがイヤなのだ。
(東京~品川の料金を検索しても東海道新幹線だけ表示されないし。)
品川駅で、現地社員への土産を買った。ポケシウマイ人数分。
品川駅.jpg
「新富士駅まで行きたいのだが・・・ひかりに乗っても・・・意味ないかな」
「新富士駅はこだましか停まらないですからねぇ」
品川駅の職員の言った台詞である。他の駅よりランクが下がるように聞こえたぞ。
先に来たのが10:04発のこだま645号で、次の10:10発のひかり467号に乗っても、熱海でそのこだま645号に乗り換えなきゃならないのか。
こだまはひと駅ひと駅、律儀に低停車していく。
新富士駅.jpg
タク2.jpg
富士市行政.jpg
新富士駅からタクシーで富士市の行政に下り立ったところ。
来る度に思うのですが。
富士市に住んでいる人には悪いが、何かニオいますね富士市って。
隣の富士宮市はニオわないのに、富士市の工業地帯に隣接している辺りは妙なニオいがするのだ。
市のHPにもあります。
「悪臭による影響は感覚的なものであり、個人の感じ方により精神的に影響が現れるものであります。確かに初めて富士市へ来た方はこの臭いにかなり驚くようです。現段階での悪臭防止技術や産業形態から考えると、これらの工場からの臭気が、今以上に改善されるには時間がかかると思われます。市は今後も継続的に快適な環境への改善に向け努力していきますので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。」
http://www.city.fuji.shizuoka.jp/shisei/c1302/fmervo0000001jcw.html
普段はくるまなのであまり気にならないのだが、今回は電車、徒歩なので妙にそのニオいが気になった。
ニオイはさておき、行政への手続き終了。
これから河東方面の支店に行くので、行政から富士市駅へ歩いたら、お寺の入口に、何やら私のような閑人の気を引く高札版があるぞ。
お寺の入口.jpg
北条氏政公の首塚だと!!
何故ここに?
氏政公首塚の解説板.jpg
私も神奈川県民なので興味が無くはない。記載されていた内容は、
『小田原の北条氏は、豊臣秀吉が天下を統一したときに臣下の礼を取らなかったコトを理由に天正18年に攻撃を受けて落城し、悲劇的な末路を辿るコトとなった。北条氏政は7月に切腹し、その首は京都に送られて晒し首にされたものを、家臣の佐野新左衛門がひそかに首を持ち下った。
ところが当地まで来て、富士川の洪水のために足止めされてしまった。暑いさなかであったので首の腐敗も早く、仕方なくこの寺に葬り、新左衛門はここに土着して主君の菩提を弔うコトになったという。
そのため氏政の墓は 「首塚」 と称している。』
氏政公1.jpg
氏政公2.jpg
氏政公3.jpg
墓地からお目当ての墓を探すのは難しい時がある。そこに現代語の解説板があればいいのですが、それが何も無い場合は戒名や和暦による建立年月日で探すしかない。
それも新しい墓石ではなく、旧い石、欠けてたり削られてたり、長年の風雪に耐えて文字が掠れたりしているとタイヘンです。住職や家人を訪うのも憚れるし。
でも幸いにこの寺、源立寺の境内には、氏政公の首塚のある方向を示す表示板が幾つもあるので探すのは楽だった。
首塚へ誘う1.jpg
首塚へ誘う2.jpg
それは奥にあった。敷地もそれほど広大ではないのですぐ見つかりますよ。
首塚の脇にあるもの.jpg
全体を撮影するのは憚られたので、説明の石と、北条氏の家紋、三つ鱗を撮影しました。「それだけ撮らせて下さいね」って。
三鱗.jpg
私は小田原市にある北条氏政と氏照の墓所や、早雲寺にある北条氏五代の墓にも行ったことがないのですが、ここ富士市に氏政公の首塚があるのは意外な気がしたが。
氏政の首が京都に晒された・・・これが本当だとして、その首を氏政の旧臣が関東まで持ち帰る途中で、富士川の洪水に足止めされ、止む無くこの地に埋葬したと。
でも西の京都から持ち帰ったとして、この地、富士市は富士川を渡った東にあるんですけど。
いつもはくるまで来ることが多いのですが、くるまだと通り過ぎて見逃してしまいがちなものが突如として私の前に現れたのである。
駅まで歩いている途中に廃線跡を見つけたりする。
廃線1.jpg
この先、工場内まで引込線があったんだね。
舗装路が膨らんでいるのは上から埋めた名残か。
廃線2.jpg
歩いてるとやはりニオいますね。
富士市内在住の女性社員に聞いたら「富士市が臭いのは製紙工場が多く、パルプを外に積んであったりするからですよ。(>_<)」
寂れたヤード.jpg
富士市構内でウロついてたら、JR東海の身延線に続く特急が来たので撮影。
この電車に乗れば船山温泉まで行けるのだが。。。
これに乗れば船山に行ける.jpg
某所にある支店に着いたらちょうどお昼休憩になる頃合いになった。
その支店は田舎町にある。周囲には外食産業があまりない。コンビニぐらいしかない。スタッフは4人いてALL女性です。4人のうち3人は持参の手弁当だった。
私は駅の売店で買ったサンドイッチと、焼きそばを持参。
その焼きそばを電子レンジで温めてくれてるところ。
処理済~チンしてくれてるところ.jpg
この子はhttp://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-08-14に登場しています。
「〇〇さん(私のこと)電子レンジ使えないですもんね」
「・・・」
使えないんじゃないよ。使い方がわからないだけだよ。
パッケージの封がなかなか開かないのも前回同様なので開けて貰った。
「前もそうでしたよね」
「・・・」
そして私を含めた5人でランチ会の様相になった。左に積まれてるのは連中に配ったポケシウマイです。
処理済~ランチ会.jpg
女性4人対男性は私だけなんですよ。静岡は群馬以上に会社の情報に飢えており、正しい情報が伝わっていない感がある。やはり群馬の方が東京に近いんですね。
社員に聞かれる、質問される、それに対して極力その場で回答するのが大事。ワイワイガヤガヤ1時間ほど歓談した後でお暇したのだが、
「次回いつ来られますか?」
「そ、そうだね・・・」
言われて戸惑った。普通は東京本社から誰か来るとなると、「何しに来るんだろう」と多少の緊張を伴う筈なのだ。アラでも探しに来るかと思われるからですよ。
私も本社の管理職なのですこれでも一応は。でも今いる連中は私に対する緊張感が殆ど無くなったようである。
群馬と違って人間関係構築がかなりスローな東海エリアだが「次回、いつ来られますか?」という気持ちはそうそう得られるものじゃない。本社の管理者「何しに来たんですかね」「何しに来るんですか?」それが普通です。
会話の中で、本社にいる上級管理者が「突然現れて何しに来たのかと思いましたよ」呼んでないのに来るなよというニュアンスで言ってたね。そういう風に煙たがられ警戒されるのが普通です。「何しに来たんだ?」「次回いつ来られます?」この差は大きいと思うのだ。誰も言ってくれないから自分で自賛します。
在来線.jpg
まぁ言われて悪い気はしないよ。
次回はいつ行こうか。群馬と併せて静岡行の算段をしているところです。今度(11月中)はどっちも泊まりますよ。でないとネタができないし。
(Blogに支配される日常ですね。)
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