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清水の夜 [居酒屋&人間ドラマ]

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この助手席写真は、私の正規の部下ではない草の者7号(10人いる。7号は静岡担当)が運転するくるまの助手席です。
静岡県は東西に広いので、7号いわく「ひとりではカバーできません」
7号は遠州の人なので、静岡市から東のエリアは遠いというのである。
ところが東京本社の連中はそれがわからない。「静岡担当なんだからやらないと」私に対しても「彼女にやらせないと」と言っている。7号と7号の現地上司もやや憤懣やるかたないように「東京本社のひとって静岡の距離感がわかってないですよね」って言ってる。「彼女頑張ってるんですよ」とも。

でも7号は自分が廻らない(廻れない?廻ろうとしない)もんだから、静岡市から東のエリアではウケがイマイチよくないのだ。東静岡は東京からわざわざ出向く私が担当しているようなもので、私は自分の点数稼ぎしてポイントを上げてしまい、昨日の記事でもチーズタッカルビの時もウエルカムムードなのだが、ホントはそれじゃいけないのですよ。

7号は最寄駅まで送ってくれたのですが、短い車内時間で話をしてみたら、業務のポイントはよく押さえており、やればできそうなのだが。
「でも静岡市から先(東の方)は遠いです」
確かに遠いっちゃぁ遠いですよ。あまり高速や長距離を当然のように運転させるのもどうかと思う。
でも本人からそう言われると、こちらも何も依頼できないしなぁ。
車の中なので会社側の意向はあまり言えなかった。途中から話が脱線した。
「群馬のKさん(6号)と話したんですが、Kさんもくるまでラウンドしてるんですよね」
「そう。群馬もくるま社会だからね」
「そちら(静岡)はどうやって廻ってるんですか?って聞かれました」
「群馬は四角い県だし、高崎や前橋を中心にすれば纏まってるからね。滅多に渋滞は無いし。ただ、あっちは外環道のような高速(準高速)が無いんだよな。Kとよく話すんだ?」
「いや、よく話すってわけでもないんですけど。会議なんかで時々。あ、そうそう、Kさん独身ですよね。私もそうですけど(笑)Kさんが、何で会社って皆30代から40代半ばの独身女性ばっかり集めたのかな~って笑ってましたよ」
10人いる草の者は正規の部署ではALL主任クラスなのだ。何と全員が独身・・・??
「まてよ?〇〇(10号)は既婚者じゃなかったかなぁ」
「〇〇さんとはまだあまり話したことないです。△△さん(4号)は確か・・・」
「小学6年の息子がいるってさ」
「△△さん彼氏いるし」
何?彼氏がいる?
草にオトコは要らん。
「彼がいるのは△△(4号)と▽▽(2号)・・・かなぁ。あ、〇〇(5号)は?」
「アハハハ(笑)あの人オモシロいですね。アタシはこのまんまイクからって笑ってました」
「もの言いが男みたいだからな」
「笑」

「今日は何処に泊まるんですか?」
「清水。明日朝イチで出すものがあるので」
それだってお前さん(7号)にやって欲しかったんだけどね。お前さんがやらないから私が廻ってんだよっ。
まぁ送ってくれている車中であまりそう言うのも何だしな。東海道線某駅で別れた。

私は今年の新人と昨年入った子に「よかったら飲まないか?」と連絡してあるのです。私がそう誘うのはうるさいA子が私に「ウチの新人と若手を飲み連れてってあげてくださいよ。私は遠慮しますが」と言われてたのね。
その2名に「他、適当に人数を集めていいよ」と言ったのです。返信には「清水駅改札に19時半頃・・・」とあった。
「何人?」
これに返信が無かったのです。改札で待ち合わせたら新人と2年生、2人とも男性ですが、揃ってあがってきて、
「あと2人きます」
「誰々?」
「ええっと・・・」
意外にも女性社員が2人きたのです。I子とT江、前者は30代前半で後者は40代半ば。
いつもヒイキにしているA子、B子たちは来れないんだって。B子はともかく「ああ、A子とこの女性2人は合わないな」と思った。
でも私にとっては意外な2人だった。A子やB子ほどは親しくないからである。でも東京本社からきた多少うるさい管理者の私の声掛けに、いそいそ来る辺りはカワイイじゃないですか。
問題は場所、店ですよ。さて、何処にすっかなぁ。
連中が来る前に考えていたのですが、清水といえば10年前にプッツンした紀尾井さんが閉めちゃったとき、その間に「新生丸」「かねだ食堂」に一度ずつ行っただけ。
新生丸1.jpg
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新生丸はカワハギの肝タタキが絶品だった。小さい店だった。かねだ食堂は広かったが、ラストオーダーが早い。その2店とも静鉄の新清水の方が近くJR清水駅からだとかなり歩くので、待ち合わせた清水駅近くに清水駅前銀座というキレイな商店街があって、その中をぶらり歩いてみた。
高崎銀座アーケードほどくたびれていないし、和歌山のぶらくり丁ほど寂れてもいない。
この界隈に詳しいT江が先頭きって連れて入った店がこれ。
この写真は翌日に撮影したものです。
アーケード.jpg

昨夜の店1.jpg
いきなりですが、店の看板である三保のカワハギが出せないと言われたのは何故だろう。水槽で薄っぺらいカワハギが数匹泳いでたんですけどね。
それと日本酒の品切れがやたらと多かったのが不思議だ。爽やかだけど慣れてない感のバイト君が店に置いてある日本酒の銘柄、在庫を全く把握していなかったらしいな。
オーダーを取ってもまた戻ってきて「すみません品切れでして」を3回繰り返された。「じゃぁ何があるのかな?」と逆質問してもすぐには答えられず、見かねたのか店長自ら我々の席に来て、言い訳しながら余った酒を四角いぐい飲みに注いで無料で配ったりしてた。
熱燗とサービス酒2.jpg
店長に聞きましたよ。やんわりと。
「何で酒が無くなったんだ?誰が飲んだんだい?」
「すみません、奥のお客様が・・・」
奥に座敷があって、銘酒はそこの宴会客があらかた空けてしまったんだと聞こえた。客のせいにすんじゃないよ。在庫管理が甘いだけだろーが。
事務的で愛想の無いおねいさんがいてさぁ。フロアのリーダー格のようだがそのバイト君を叱ってたり、ラストオーダー以降、他のお客の前で「早く帰りなさいよ」と言わんばかりにメニューをバサバサ、醬油さしをガチャガチャ音を立てて片付けてた。早く帰りたいのか、何かイラだつことがあったのか。笑顔が無いならこの業界から去った方がいいぜ。
〇〇ログには「落ち着いた和食のお店です。店員さんは皆さん教育がされていて、入店数日のアルバイトが接客するようなお店ではありません」とあったけどね。
でもいいところもある。とにかく料理が美味しいです。
ならいいじゃんって?
おとおしが3種あって、甘酒、茶碗蒸し、蛍烏賊だった。
おとおし.jpg
「蛍イカの目は取ってあるか?」
メンバーの中にイカが嫌いなヤツがいたな。タコもダメなんだって。
「軟体動物がダメなのかい?」
「食感が・・・。吸いつくのがイヤなんです」
「それは新鮮なイカタコなんじゃないのか?」
「フライは大丈夫なんですけど。このペラペラした羽みたいな部分」
「羽?エンペラだよ」
刺身盛.jpg
サクサクサラダ。
「このモジャモジャは何だ?」
バイト君は答えられない。わ・ざ・わ・ざ・聞きにいって戻ってきたら「ジャガイモを細く切って揚げたものです」
それぐらい把握せいよ。でもモジャモジャサクサク、食感も塩加減もよかったですよ。
サクサクサラダ.jpg
アジフライも衣が薄く油っ気もくどくない。サッパリしたアジフライだった。
アジフライ.jpg
何の魚かわからないが、中骨に薄い身が残っていた燻製、アボガドと昆布を和えたもの、
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ポテト昆布.jpg
ポテトフライをバターで炒めてそれに塩昆布を載せたもの。ポテトと塩昆布を一緒に食べたら超美味でした。塩昆布がポテトフライにマブす塩の役目をしているのです。
実はこれ、バイト君がポテトサラダと間違えて持って来たのだが、私が「いいよ。他に行き先がねぇなら置いとけ」って言ったの。
お会計時に「さっきのポテトフライがイチバン美味かった。間違って持ってきてくれてありがとー」とからかい半分に言ってやったよ。

ポテトサラダに桜海老が載っている。駿河湾が目の前だからか。
ポテサラ桜海老.jpg
出汁巻玉子、イブリガッコチーズも美味しい。これは新人たちがオーダーしたのです。若いのに好みがシブい。
宴の途中.jpg
出汁巻玉子.jpg
私がラストにオーダーしたモツ煮込みチーズ入りカレー味。これも美味しかった。
初めて飲み食いする連中だから最初は緊張しとったが。こっちもカタい話はしないでバカっ話に徹した。
煮込み1.jpg
煮込み2.jpg
料理、ハズレ無しです!!
店内はこんな感じ.jpg
これは店内の雰囲気をサッと撮ったのですが、左にちょこっと写っているのがI子で30歳チョイ過ぎ。私が訪城済みの蒲原城の近くに住んでいるのです。
もうひとり私の左隣にいた女性T江は2年前に私が面接・採用した女性で、自分で言うのも何だが私の大シンパらしいのがわかった。私なんかより遥かに日本酒に造詣が深い。
住んでる家の前が海で、
「窓を開けると海なんです」
「もしかして家の前にプライベートビーチがあるとか。室内で水着に着替えてそのままスプラッシュ?」
「そ、そうじゃないですけど(笑)ただ、海があるんです」
「へぇ。じゃぁ素潜りしてサザエ、アワビを取り放題とか?」
「それじゃ密漁になっちゃうじゃないですかっ」
22時前に解散。私は清水に泊まった。
昨夜の店2.jpg
今回、ご一緒した連中はhttp://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2018-04-03のチーズタッカルビ会と、昨日の歓迎会にも来ていたが、私とは席が離れていた。
これまで登場している私シンパのA子、B子、C子たちは来ていません。でもジャン妻は喜んだ。
「よかったじゃない。そういうのは散財しなきゃ」って言われた。
別のシンパを増やして手なずけたからでしょうか。
お店のHPから。
外観1.jpg
店内1.jpg
清水の出張から戻って出社した木曜、ウチの〇長がいない。
〇長の行き先ボードには「静岡 NR」とだけ書いてあった。NRとはノーリターン(直帰、帰社しない)の意味である。社用車で出かけたらしい。東京からくるまで。
「〇長は静岡へ何しに行ったんだ?」
「さぁ、聞いてないです誰も」と応えたのは私と長年ソリが合わないオンナ。(よく登場するな~。)
「誰も聞いてないってか?」
私は火曜水曜と静岡の現場を3箇所廻って静岡市清水区で1泊して現地社員と食事したのだが、その前日、月曜にもK(※)という取締役も静岡に行っている。
(※ジャン妻への誤爆メール男、静岡の飲み会に「呼んでもいないのに来た」とそしられている気の毒な人。)
「Kさんは新人面談ですよ。〇長は何しに行ったのか誰も聞いてないそうです」
〇長は行く目的を言わないで行くところがある。そりゃ行く内容によっては機密事項もあるだろうから、周囲に言う必要は無いだろうけど。

「〇〇さん(私のこと)も静岡でしたよね。新人と夜に食事されたんですか?」
何で知ってるんだコイツ?
新人だけじゃないぞ。
「清水駅の改札で待っとったら新人と2年生が来て『もう2人来ます』っていうから。誰に声をかけたのかと思ったらI子とT江が来てさ」
「ええっ、女性2人も来たんですか。よかったじゃないですかぁ」
いつもソリが合わないが、この時は私の為に素直に喜んでくれた・・・な訳ないな。何か歪んだ意図があって私に迎合してくるんだなこのオンナは。

「新人君と2年生、飲んでました?」
「2年生はそこそこ飲んどったが。むしろガバガバ飲んどったのはT江だよ。新人は俺と飲んだ前夜もK氏と静岡市内で飲んでるから私が誘ったことで2連チャンになっちゃって。ビールや日本酒の合間にソフトドリンクを飲んでたからな」
「可愛いじゃないですか。で、今夜は〇長と飲んでるんですかね」
「くるまだろ。泊まりか?」
「Kさんは〇長に新人に関わって欲しくないって言ってました」
俺の質問の答えになってないぞ。〇長は自分で動かないと気が済まない人です。〇長にしてみればK他の対応に任せてられないところがある。あまり仲が良くないのだ。
「ウチの〇長なんだから、従業員と合うのは別に構わないだろうけど」
「新人とヘンな口約束をして来なきゃいいのですが・・・」
何だか何でも批判する最近の野党みたいである。

ソリ合わないオンナは私以上に〇長と合わないのですが、この週、K、私、〇長、本社の管理者が3人連続して静岡入りしているのに、私も含めて連携や情報共有が全くされていない。何が目的で行くのかお互いに誰も知らないのです。それをソリ合わないオンナ他が「何しに行ったのか聞いてない」と批判する。そういう雰囲気なんですよ。ヤダヤダ。
「〇長は静岡へ何しに行ったんだ?」なんて口火を切らなきゃよかった。
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