裏メニューを見た [居酒屋]




10月天皇即位の儀で休み日の前夜です。週末のように混んでいた。離れで17人の宴会客が入っているので皆さん忙しそう。
いつもと違ってメンバーと役割分担が異動していた。マスターが休み、ジュニアが焼き場の中核、座席の差配師のKさん(女性)が不在で明るいUさんが担当、板場のTさんが焼きサブに廻って、板場には背の高い屈強な男性がいた。


鶏ネギ、肩ロースまではよかったのですが、ジャガがバターベタベタじゃないな。サッパリ塩コショウだったぞ。

ブリとカンパチをハーフ&ハーフで盛り合わせて貰ったつもりだが、
左のネタはどう見てもカンパチじゃないよね。これイサキじゃないの。






いや、別にイサキでもいいんだけど。メニュー書き間違えたんじゃないかな。

ブリの脂が凄いので、ワサビがちっとも効きゃしない。
店の女の子に無理をお願いしました。
「ワガママ言っていいか?」
「どうぞ、いいですよ」
「ワサビが足りない。追加貰えないかな」


ブリのトロにつけたワザビの量をイサキにつけたらさすがに辛い。今度は少し余ったので、牛サガリにつけて食べた。これは船山温泉の甲州ワインビーフヒレプランからヒント。





この写真をジャン妻が見たら、
「家でお義母さんの作る煮物は食べないクセに」
言うに決まっているね。実家でジャン母が作る里芋の煮っころがしは、カボチャの煮物と一緒でグタグタな食感なのだ。煮過ぎなんですよ。
この店のは歯応えがしっかりした逸品だった。固かったといっていい。もちろん中に火は通ってます。
タレが焼き鳥のタレ?濃いめでいい。これでご飯食べられそうだ。




群馬泉熱燗は三合でストップしたのですが、その三杯めを燗して貰ってチーズ巻きを齧っていたらふと気がついた。何だろあれ?ジュニアが、見たことのない串ものを至急で仕込んで焼いている。
あれはもしかして。
ピーマン肉詰めではないか。
私は立ち上がってジュニアを呼んだ。
「それ、ピーマン肉詰めじゃないの?」
ジュニアは「見られたか」という表情である。
「裏メニューです。あまり大きい声で言わないでください・・・ね」
「私も」
人差し指を立てた。
ジュニアは頷いた。
串に刺してあるつくねをバラして、串に刺してあるピーマンを外して詰めて、こぼれないようにアルミホイルを敷いて被せて、結構めんどいらしい。

カットして串に刺したピーマン肉詰め、にわか仕込みの感がアリアリで小さいですが味はいいです。
1個のピーマンを半分にカットして、それにミンチ肉をギュウギュウに詰めて焼いたらいいのに。

ピーマン嫌いは野菜嫌いの代名詞みたいなところがあるし、ピーマンを嫌いな子供の為にピーマン肉詰めが普及したというけどホントかな。
私はゴーヤは嫌いだがピーマンは大好き。実家の菜園は今年はゴーヤは不作だったが、ピーマンは豊作だった。たくさん獲れた。
(ジャン母の前でゴーヤ不作を喜んだらイヤ~なカオをされたよ。)
何でこの店にピーマン肉詰がはないのかなと思ってた。マスターがやりたがらないらしい。自慢のつくねはそれだけで味わって欲しいんだろう。
店が混んでる時はちょっとできないという。でも今日は混んでるじゃないか。
カウンターの焼き場の前に座ったお客さんだけならギリギリ対応可能なのかもしれない。

前にピーマンとつくねをオーダーして、両方同時に口中に放り込んだのを見たマスターが、
「それ、いっしょに食べると美味しいんだよねぇ」
だったらこの店でピーマン肉詰めやってよと思ったけどね。ピーマン肉詰め、椎茸肉詰め、あっていいと思うのだが。仕込みがめんどいのかな。
(仕込み、串打ちはパートさんが昼間にやってるらしい。)

ピーマン1本分と、つくね2本分の値段だと思います。多分。
いつもと角度を変えて。夜はこれから。明日は即位の儀、台風が2個来てた時の夜です。





そういえばこの時は腰やら肘やら、痛みが気にならなかったな。
薬と酒で紛らしてたんだろうね。酒、熱燗と店のアットホームな雰囲気でね。
2019-11-07 08:49
コメント(4)




裏メニューと言うほどではございませんが、私の隠れ家の赤兎馬さんでは客の方から大将に無理を言う事は多々ありますよ(^o^)/
例えば春のケンケン鰹の鮮度が良いのをユッケにして出してくれとか、白イワシの脂の乗ったのを酢じめして握りにしてくれとかね♪
足赤海老の酢の物の残った頭の部位を、素揚げにしてパリパリに揚げてくれとかもね♪
by モノノフ (2019-11-07 14:32)
こんにちは。
ピーマンの肉詰めも、シイタケの肉詰めも好きです。
例によって、家族で好きなのは私だけなので、
食卓には上りませんが。
小学生の頃、「ピーマンと玉ねぎが好き」と言うと、
よく驚かれました (^^;)
by くまねこ (2019-11-07 14:36)
モノノフさんこんにちは。
ユッケ、酢〆、素揚げ、凝った手間のかかる裏メニューですね。価格は店側のお任せ出来高でしょうか。それだけ無理言えるのはモノノフさんと店主の信頼関係が成立しているからでしょう。羨ましいものです。
でも赤兎馬さんのような店は表メニューと裏メニューが殆ど同じ路線で表裏一体のような気がします。裏メニューが表になり、もとからあった表のメニューがいつの間にか消えていった、そういう店がありますよ。(静岡の廃屋酒場のこと)
by 船山史家 (2019-11-08 07:15)
くまねこさんこんにちは。
子供の頃にピーマンや椎茸が好きって言うと誉められたのでは。優等生扱いされませんでしたか。
私は椎茸が苦手でした。特に汁物、鍋に入っている椎茸が苦手です。あのナメクジかヤマビルみたいなヌルヌルした食感が(食べたことないですけど想像です)嫌いでした。
でも高崎のKAMIKAZEという串焼き屋で原木椎茸を食べてから焼いた椎茸は食べられるようになりました。
https://funayama-shika-2.blog.ss-blog.jp/2014-04-08
昭和生まれなので、好きなものは「巨人、大鵬、玉子焼き」嫌いなものは「江川、ピーマン、北の湖」ですよね。ピーマンは嫌いな食材の代名詞になっちゃってましたね。今の若い子は知らないだろうなぁ。
by 船山史家 (2019-11-08 07:22)