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ザ・トッピング [ラーメン]

「新年あけましておめでとうございます。今年もよろしく・・・」(ソリ合わないオンナ)
私は最後まで言わせず、「ああ」、で打ち切って、すぐ本題に入ってやったよ。
「でさぁ、この子はいつ入ったんだ?」
新年1月1日、あるいは4日付の異動表です。それに1月1日付で途中入社したまだ会ってない子の名前があったのです。今日12日(火)午後、支店で会うんですけどね。
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この店の訪問が続いています。
さしてバカ美味はないのに。おっそろしくクラシックな昭和の味なのに何故か来てしまうのです。
その要因は3つあって、
その①、この界隈には飲食店が無い。焼肉屋、居酒屋ランチ、庁舎内の食堂ぐらいしかない。
その②、海老名&厚木の県央部を担当する草の者9号がテンパってしまった。私のせいではなく、本来の職制上の業務でいっぱいいっぱいになってしまった。
そしてその③、
厨房の人間模様がオモシロイ、〇〇ログにもその辺が少し載ってましたね。転載ゴメンなさいちょっとだけ。
「昭和チックなバタバタが見ていて和みます。
店員さんどおしで、餃子どこに出すんだっけ?とか、どれが先だっけ?とかホンワカムード、
癒されますホントいい意味で。」
私は癒されてるのかもしれない。味は二の次三の次かもしれない。
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いつものレギュラーオバちゃんがいないぞ。
こないだ初めて見たお喋りなゴリラオバちゃん(以下、Gさん)と枯れた店主だけさ。まさかこの2人で営るのかい?
う~ん、心配だぜ。Gさんは貫禄や存在感が充分だが、いかんせん口ほど手が動いてなかったからな。
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「何にしましょ」(Gさん)
「今日はモツ煮ある?」
Gさんは厨房奥にいる店主に猪首を向けて、
「モツ煮ある?」
「ない」
店主は素っ気なく言い放った。
ところがGさんは私に振り返って、
「あるって」
「いや、ないっていってたぞ」
耳が悪いんと違うか。また猪首を店主に向けて、
「モツ煮ないの?」
「ない、あ、そうだ、注文しなきゃ」
オイオイオイあのさぁってなもんですよ。
今日は火曜日です。昨日月曜は定休日、おそらく前日の日曜日は発注できないので忘れたままだったんだろ。
今日は麺無しで餃子とモツ煮、白いご飯にしようと目論んでたのだが。
「じゃぁ、味噌、ネギ、バター、コーン」
私はひとつひとつをプロレスの反則カウントのように、強い声で確認するようにオーダーした。相手の声が大きいからつい私も大きくなってしまった。他のお客さんに丸聞こえだよ。
「味噌ネギバターコーンだって」
「それのCセット!」
「Cだって」
大丈夫かな~。心配したが、左の倉庫から、こないだはいなかったもうひとりのレギュラーオバちゃん(以下、Bさん)が現れたのでちょっと安心した。
そしてBさんとGさんの私語が始まったんだな。その間、店主がひとりで味噌、塩、私の味噌バター他、3つの麺に取り掛かっている。
でもBさんは作業の手を止めない人なので、釣られたようにGさんも洗い場で作業にとりかかった。こないだよりは働いてるな。
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私の味噌ネギバターコーンができあがったのが遠目に見える。
あ、ネギがほのかに赤いぞ。シマッタ、やっぱり赤いネギか。辛そう、でもないかな。
ところが店主はバターまでは載せたがコーンをド忘れしてたようで。コーンの缶切りがされてなかったんですよ。置いてあったコーン缶の残量じゃ足りなかったみたいで、慌てて倉庫からコーン缶をとってきて、缶切りでキコキコこじ開けて、汁を捨てて、匙か何かでコーンをすくいだしてバサバサ載せてるのだ。
その作業分だけ麺が伸びちゃうじゃんかよなぁ。
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赤いネギですね。スープが薄っすらと赤いです。でもすすってみたら私でも辛くありませんでした。ピリ辛でもない。ほんのチョイ辛程度です。
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赤くて細い白髪ネギ、コーンの上に、刻みネギ、バターが載っています。
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金物の穴開きレンゲもついてきた。コーンをすくうのに使います。穴からスープが抜けて、コーンだけを口中に運びます。
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バターがコロコロ転がってスープにポチャンと落ちた。
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上からたたくようにマゼマゼしてみました。
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ネギを摘まんで、掴んでリフトアップ、ネギネギ、ネギを多く摂取して風邪を引かないようにしないとな。今の時勢じゃぁうっかり風邪もひけないからな。
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バターが混じったスープですが、和えた冷たいネギをせて、コーン缶を厨房から持ってきて缶を開封して載せて、カウンターまでの距離も長いからその間にスープがぬるくなるわけですよ。
ネギ、コーン、バター、冷たいトッピングが重なったのでバターがなかなか溶けないぞ。
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伸びかけたやわい麺をリフトアップ、
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食べてる途中、私の左壁にある電話でBさんが発注しているぞ。
その内容が耳に入ってきた。モツ煮忘れないでね。
「こちら厚木店ですけど。味噌10kg、麺〇kg、モツ煮ひと箱、長ネギ、玉ネギ、」
厚木店ですけどって?
電話の相手は誰だろう?本店か流通倉庫だろうか。一括して仕入れることで安くなり、それを各支店に配送、あるいは配達してるのだろうか。
それと、モツ煮ひと箱、これには苦笑したよ。既製品なのがバレバレだね。そっちの方が美味しいけどね。この店の名誉の為に言うと、チャーシューと餃子は自家製です。
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今度は電話が架かってきた。
出たのはGさん、
「ハイどさんこです。ハイ?誰?〇〇さんは今日は休みです」
ああ、今日はいないリーダー格のオバちゃん宛か。
「誰から?」(店主)
「〇〇さんは?って言うから、休みです言ってやった」
「誰からか相手の名前は?」
「聞かなかった」
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会計はGさん、大丈夫かな、こないだセットを足し忘れたからね。
「味噌ぉ、ネギぃ、バタぁ、コぉン・・・」
呟きながら、反復しながら計算されて、
「きゅうひゃくじゅうえんになります」
私は1000円札と10円玉を渡した。ふと見たらBさんが目を宙に向けている。あ、検算してるんだ。会計間違ってないかって暗算でね。
私と目が合った。
「大丈夫?」
マスクしてるBさんは目で笑った。「合ってます」と言いたかったに違いない。私も笑ってしまった。
「100円お釣りでぇす。どうもありがとうございましたぁ」
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店を出たとこ。
出ていつも思うんだ。今日も美味しくはなかったなぁって。
でも決して不味いわけではないのだ。私が今みたいに贅沢な味、舌が驕る遥か前の旧い味なのです。
もひとつ思うことがある。今日もオモシロかったなぁって。
コメント(2) 

コメント 2

くまねこ

こんにちは。

飲食店なのに、味ではなく店員を見に行く・・・ (^^;)

いやいや、店員も味のうちですか。
by くまねこ (2021-01-12 16:14) 

船山史家

くまねこさんこんにちは。
店員を見に行く、笑そうかもしれません。何だか好きなんですよねぇこの店。見てて気持ちがいいです。マスクしてるからこっちがニヤニヤ笑ってても隠せます。
また行くと思いますが、サッポロの王道たる味噌に的を絞り直した方がいいようですね?
by 船山史家 (2021-01-12 17:02) 

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