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2人で90分以内 [居酒屋]

内幸町駅で地上に出て、外堀通りを虎ノ門駅方面へ歩いて、途中の細い路地を左に曲がると、
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営ってるかな、営ってるかな、灯りは点いてるかな、
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営ってた!開いているのを見て胸が熱くなり、瞳孔が涙で霞んできた。
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最後に夜に来たのは3度目の緊急事態宣言が出される前だから4月20日だったと思う。67日振りか。
「いらっしゃいませぇ、ご予約のお客様ですぅ」(ママ)
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2021-06-05でランチに来ています。会計時にその時点では解除になるか見通しが立たなかったのに、今日をその時点で予約しといたのです。すぐジャン妻も来た。
まだ外は明るいのに、時刻は17時45過ぎなのに、店内は7割の入りで、後から来られたご新規客は残念ながらお断りしていた。ママが店頭で再開(再会)の喜びを表していた。
店内、テーブル席にはこんな布が下がっていた。
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店側との久闊を叙しながら、真っ黄色の玉子で最初の生ビールを空けたらグッとこみ上げるものがあって、涙がこぼれてきたぞ。鼻もグジュグジュと。ついにはハンカチで涙を拭くハメに。ティッシュがないので不織布マスクで鼻水を拭くハメにもなった。
「グズ・・・」
「どうしたの?」(ジャン妻)
「何だか泣けてきて」
「まぁ」
「どうしたの?」(ママ)
「ウン、何だか涙が・・・」
「ええっ」
「そこの角を曲がって店の灯が点いてるのを見てから何だか涙腺がオカシくなって。あ、点いてる、営ってるって。」
「ちょっとちょっと○さぁんっ」
止せばいいのにママは店主を呼んだ。店主も私の目が赤いのを見て「!!!」になっていた。
ジャン妻がデカイ掌で私の背中をさすり、ママが私の右肩に細い掌を置いた。
「泣くなよっ」
「齢(トシ)を重ねて涙脆くなってるんだ」
肩肘を付いて、手の脇を目に当てた。
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気持ちが落ち着いて、久々の手書き黒板メニューを見る。
「見て見て。いっぱいあるでしょう」(ママ)
「もう昨日から気合入れて仕込みましたから」(店主)
ラストオーダー19:00、閉店20:00になっています。ではきっちり1時間で久々の外飲みを堪能しましょう。
「アナタは紀尾井さんで既に飲んでるでしょ」(ジャン妻)
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生ハムと燻製たまごのポテサラ、燻製の感じはしなかったな。いつものマッシュポテトサラダに塩気の強い生ハムが載っている定番バージョン、プラス、オリジナルドレッシング、
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豚角煮カマンベールチーズの春巻き、春巻きなんて久しぶりだな。昼に中華屋で春巻きなんて食べないし、夜に中華屋に行かなくなったし。
油でベタベタしてない。むしろ油っ気が無いといっていい。そこをカマンベールチーズで補っている。あれ?豚角煮にぜんぜん触れてないですね。それの印象は無かった。
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ヘンな柄の皿で出されたのはジャン妻がオーダーした牛タンのタタキネギ塩レモンだれ。
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私は牛タンはオーダーしない人なのだが。何で牛タンは何処の焼肉屋に行ってもネギ塩レモンで出すのかね。濃い味のソースタレでは出さないのかな。
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白髪ネギと挟んでいただく、
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サバマヨれんこんチーズの栃尾揚げ、春巻きに次いでチーズが続きました。まぁこの店は何でもかんでも栃尾揚げの上にマヨネーズとチーズをのせて焼くんですよ。ツナとかも。ビールでいくか焼酎に変えるか、日本酒の冷やか白ワインか、ドリンクの選択に迷う料理です。
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中身を除いてみる。食べてみたら確かにサバだった。「サバ缶だろ」って言いかけたが止めた。
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ママは、再スタート初日でいきなり涙したのに感激しておったよ。その涙に応えてくれた店の気持ちがこの酒の赤ラベル、
「アタシの気持ちよっ」
「・・・」
「愛を感じるでしょっ」
こういうのを〇女の深情というのかね。赤いラベルは新潟のお酒らしい。もう1本は広島のお酒だって。
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穴子カツ2.jpg
江戸前穴子のカツレツ、赤味噌がけ、自分はこの日、サクッと揚げて、サクッと歯でカットできるこのカツレツがいちばん気に入った。だけど何で赤味噌なんだろ。どうせならマヨネーズかタルタルソースを。
「止めなさいっ」(ジャン妻)
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19時が差し迫っている。別に19時になったからといって慌てて席を立たなくてもいいのだが、19時ラストオーダーになったからといって、制限時間に駆け込むように一挙にオーダーするなんて私はヤダ。そうなる前に最後の締めの逸品を入れた方が粋だと思う。
自家製チャーシューと大葉のチャーハン、
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美味しかったなこれ。最初のひとくちはチャーシューの脂身アクセントのアクの強さを感るけど、すぐに大葉の香が打ち消すのです。力強い味が一転して爽やかになるのです。
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「休み何してたん?」
「ランチ毎日やってたんで、4時に店を上がって、〇〇〇(大手スーパー)に行ってそれで終わりです。でもそういう場所でウチのお客さんに2組か3組、お会いしたんですよね。」
外でお客さんと会うって凄い確率だが「夜はいつから営るんですか?」って聞かれるでしょうね。
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この日のお客は、非常事態宣がマンボウ(蔓延防止)に移って、酒類提供が19時までになってからの予約客で占められていたとか。どのお客さんもランチで来ている方々らしい。クサらずランチだけでも続けて良かった。
やはり店での乾杯っていいな。
コメント(4) 

コメント 4

熊猫

ジャンさん。

涙腺が崩壊されましたか。
お気持ち、分かります。
大変な時期を乗り越えられた居酒屋さん、素晴らしいですね。

席と席との間にあった布は何ですか?
仕切り板の代わり?

先週から何軒か居酒屋&中華に行っていますが、どこもアクリル板を設置して厳重でしたよ。
by 熊猫 (2021-06-29 13:01) 

船山史家

熊猫さんこんにちは。長きに渡る会社勤めお疲れ様でした。
お恥ずかしいことに涙腺が崩壊しました。店に入る前から込み上げてくるものがありました。
ですがまた再宣言の声も聞こえてきてます。余談を許しません。
上から下げる布は3枚ほどありましたが効果の程はわかりません。
まだ空きテーブルがあるのにお断りしてましたね。それも辛いでしょうね。
熊猫さんには残念な報告があります。どう記事にまとめるか苦慮しております。ご一緒した店のことで。
by 船山史家 (2021-06-29 13:52) 

くまねこ

こんにちは。

禁止が明けたら、すぐにお客が集まる。
ステキなおみせですね (^-^)

そして、カツに赤味噌だれは、相性ばっちりですよ!
by くまねこ (2021-06-29 17:39) 

船山史家

くまねこさんこんにちは。
待ちかねた常連さんたちが待ってましたとばかりに来店されましたが、哀しいかな、7割で抑えておりました。
こう言っちゃぁ何ですが2人までと謳ってるので、居酒屋特有の酔っ払いが騒いでるといった感は全くなかった。私らはそれを望むところですが。
あ、そうか、カツに味噌の文化でしたね。
by 船山史家 (2021-06-29 18:11) 

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