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きたかまの夜 [グルメ]

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鎌倉市は6月21日からマンボウ(蔓延防止措置)ではなくなった。飲食店は21時までの時短、酒類の提供は20時まで。首都圏より1時間後ろ倒しになった。
滞在時間は90分以内、1組4人以内だそうです。
だからきたんじゃないんだけど。都内のママ黒板手書きメニューの店から独立してウン年、板前が板長、店主になったKさんの店は北鎌倉なのだ。そこも気になった。
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ジャン妻と2人で北鎌倉駅から歩きます。ガードレールも舗道もないです。
前を歩いているご老人、もしかしてウチらと一緒の店に来るんじゃないか。
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まだ開店前です。17:30開店、しばらく外で待った。
このように店の前は普通に閑静な住宅地、奥は自然の山です。
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4名以内、滞在時間90分までとなっています。まぁこの辺りが妥当でしょうね。そうでなくても鎌倉という土地柄、遅くまで営業できない環境にある。
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灯りが点いてKさんがカオを出して「〇〇さぁん」私らに声がかかって店内に誘われた。私らが最初に入ったのですが、殆ど同時に2名様が2組と1名様がドドドドッと入って来られた。まだ2卓空いているが、早い時間から来ないと入れないとばかりの人気店のようであります。あ、さっき前を歩いていたご老人が女性同伴でテーブル席にいるじゃないか。娘さんかな。
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「奥様はお久しぶりですね」
1年振りだという。私はジャン妻がU紀(もと草の者4号)と地方都市行脚にでかけている4月にひとりで来ています。
「この店の為に、昼は軽くしたから」(ジャン妻)
「私は昼抜き」
「何でっ?」
「タイミングを逸した」
忙しかったわけではなく、この日、ジャン母の退院後の最初の検査、診察、リハビリ、薬貰いに付き添ったので昼を喰いそびれたのだ。なので腹が減っている。減りまくっている。
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メニューからおとおしが出された。
「スズキの竜田揚げ、梅なめ茸がけになりました」
サクッと揚げたてで美味しいのに。ビールに合うのに。南蛮漬じゃないけど梅のせいで少し酸味が。そのまんま揚げるだけでいいのに。おとおしで出さなかったら逸品でオーダーしたのにさ。
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メニュー載せます。一部は前にいたママの黒板手書きメニュー店と被っています。まぁどれもいい値段ですね。北鎌倉だけど鎌倉観光地価格、あ、アジフライがないでやんの。タルタルソース系もないな。
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揚げスズキをサクサクっと齧ってナマビールをグビィッと飲み干す。次に刺身盛り2枚ずつ、イカだけ4枚、スズキ、地ダコ、真鯛、キジハタ、金目鯛、アオリイカ、
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これでもかとばかりに刺身写真を載せましたが全て地の魚です。本鮪なんてないですから。次に夏野菜冷製茶碗蒸、蓋を開けたらトマトが出てきた。これはジャン妻にあげちゃった。ひとりで喰いやがった。
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酒は会津娘、家でも会津でも飲んでる酒を鎌倉で飲む。会津守護だった蘆名氏の祖は三浦氏の傍流、佐原氏の流れだから、ここ鎌倉に会津を名乗る酒があってもいいのだ。
来年の大河は鎌倉でしたね。私らは今年の「青天を衝け」は主役が青臭くて騒がしいので見るの止めちゃった。チャンネル銀河の直虎再放送と重なったのあってそっちを見てたからね。
「13人の御家人って主役は誰?」
「北条義時・・・」
こう答えて不安になったのは、次の質問で、「小田原の?」とでも聞いてきたら店ん中で大恥をかきかねないぞ。そう口に出したら打ち消さないと。
「13人って?」
ああ、そういう質問でよかった。
「頼朝が死んだ後の御家人の合議制で、13人いたのがひとり、またひとり、粛清されていくんだよ。安達、土肥、比企、仁田、梶原、畠山、三浦・・・」
見るつもりかなぁ。脚本は三谷幸喜さんでしょう。真田丸があんなんだったからなぁ。
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とうもろこしのすり流し、ひんやりしたコーンスープの濃厚なヤツ、伊豆八幡野で朝に出されるとうもろこしのスープより濃厚でしたよ。
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帆立のレアフライ、中身がレア、刺身なんですよ。ワサビをつけてもイケるんじゃないか。
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ジャン妻がしきりにKさんに話しかけるので、時折Kさんの手が止まる。昼抜きだった私もそうだが、他のお客さんにも料理の出が遅くなるじゃないか。
「あまり話しかけるんじゃない。料理の手が停まる」
「大丈夫よ。忖度しないの」
「俺が食べたいものの出が遅れるっ」
「!!!」
ジャン妻が後から追加した胡瓜と茗荷のお漬物、私が先にオーダーして待っている湘南みやじ豚ロース塩焼きより先に出る始末、ジャマすんなよ。こういうのは家で作りなさい。
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店内は静かです。声高に喋る客はいない。品があるのは地元鎌倉の方だからだろうか。
ウチの社にも少ないけど鎌倉市民がいます。私が扱う書類には従業員の所在地を記入する欄があるので、直接聞いたりもするのですが、鎌倉市在住の者がいると「おっ、鎌倉か」私のアタマと身体の中でピクッと反応します。
その社員に聞いたんですよ。
「鎌倉の何処よ?」
「長谷です」
「大仏っつぁんのいるところか?」
「そうです」
そう答えたその社員(男性)は真面目でいつも余裕があって、私が振るくだらない挑発に乗ってこない。育ちがいいのか親の躾が良かったのか品があるのです。
「長谷です」には「長谷って知ってるでしょ?」が垣間見えるでしょう。私がそう受け取るのは、私自身もプライドが高い横浜市民だからだと思う。
ところがその長谷オトコ、家庭を持ったと同時に川崎市内の支店長に抜擢されたので本人も川崎に引っ越した。意地悪く転居理由を聞いたら「鎌倉は買い物等で動き難いのと通勤が不便なんです」というんだな。
長谷だったら江ノ電、鎌倉で横須賀線に乗り換え、戸塚で東海道線に乗り換え、川崎駅で南武線、配置転換される前に自分で引っ越した。鎌倉市民が川崎市民になった。
それでも私とはあまり会話や接点がないままです。何というか、その、もと鎌倉市民ってことで私にはヘンな引け目があるのかもしれない。「何処にお住まいですか?」と聞いて「鎌倉に住んでいます」これが出ると余所者は何も言えないところがあるからね。
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ようやく出された湘南みやじ豚ロース塩焼き、オーダーしたときのKさんの喜ばしい表情ったら、パァッとカオが明るくなったからね。何せこの日いちばん高い値段の料理だからね。
「真ん中からいただくぞ」
「どうぞ」
「そっちは端っこから喰え」
「!!!」
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これで終わりじゃないのだ。アオリイカと新じゃがいもの塩胡椒炒め、これはビールに合う料理で、先に気づいたらよかったのだが。こういう料理はママ黒板手書きメニューにありそうだな。
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締めにTKG、醤油無し、塩昆布だけでいただきます。ようやくお腹いっぱいになりました。
(そういえば高崎の七さんはTKGがメニューから消えたんだった。ショウさんショックだろうな。)
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鎌倉ねぇ。それも北鎌倉、よくもこの地で。この地だからこそ成功したのだろうか。
「コロナ禍で順風満帆とはいかなくなりましたが」
これが横浜市内だったら1時間制限が増えるからね。
お客さんに恵まれたのもあって、店主もここで開業してよかったと思ってるようだ。
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真っ暗な夜道を北鎌倉駅へ戻ります。やはり歩き難い。歩ける夜道じゃないですね。
踏切の音が聞こえる。でも慌てて走ったりしない。まだ本数が多い時間帯だからね。乗り継ぎさえよければジャン宅まで40分かからない小旅行。
コメント(2) 

コメント 2

くまねこ

こんにちは。

お料理の写真を見るだけで、お高い店だとわかりますね。
共働きは、やっぱりスゴイなあ。
私が、まだ働き続けていられていたらなあ・・(T_T)
by くまねこ (2021-07-06 18:43) 

船山史家

くまねこさんこんにちは。
安くはないですね。今日Upする店もそうですが、私らで支払える上限ギリギリですよ。そうそう行けないです。
共働きで、会費等で多めに出すことで陰で言ってる輩もいるみたい。それを第三者から聞いたことがあってイヤな思いをしたことがあります。
それ也の値段する店は客筋も悪くないとは思いますけどね。あ、これは安い店の客筋が悪いってんじゃないですよ。
分相応だと自分らでは思っています。
by 船山史家 (2021-07-07 07:33) 

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