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ザ・どさんこ [ラーメン]

今日は相楽には行かないよ.jpg
小田急線各停が本厚木駅に減速しながら滑り込む。
窓から蔦が絡んだ名店「相楽」が見える。でも今日は行かない。公用を終えたら久しぶりにこの店に行きたくなったから。
店1-1.jpg
ザ、ラーメンの幟が立っている。半年ぶりだ。コロナ禍でどうなったか心配でもある。夜営業を止めて、昼だけ営業で何とか営ってきたようだ。
店2.jpg
1年半、11回めの訪問です。
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2021-01-13(餃子&モツ煮)
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2021-01-12(味噌ネギバターコーン)
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2020-12-23(ちゃんぽん&モツ煮)
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2020-12-12(五目ジャン麺)
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2020-12-11(カレー&モツ煮)
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2020-09-09(カレーラーメン)
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2020-09-08(味噌バター&餃子4個)
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2020-06-26(コーンクリーム&ミニチャーシュー丼)
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2020-05-10(醤油)
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2020-02-10(塩バター&半炒飯)
たいして美味くもないのに何故か来てしまう。何故だろう。自分でもわかんない。
半年ぶりなんですよ。こことは別に「相楽」と「やっこ」を知ってしまったからね。
「いらっしゃぁい」
いつものパワフルオバちゃんがいた。お元気そうだ。
あれっ?今日はカレーラーメンの過去記事に登場した爺さんがいるぞ。
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2020-09-09

店内1カウンターにアクリル板が.jpg
店内2外を見る.jpg
手を消毒して、アクリル板で仕切られたカウンター席端っこに座って、くたびれきってボロさが増したメニューを取り上げて見たらとんこつラーメンが黒く塗り潰されてる。
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とんこつラーメンったって大鍋で豚骨をゴトゴト煮込んでるスープとは思えないけどね。市販か業務用のとんこつっぽいスープでやってるんだろうけど。
では何にしようか。麻婆ラーメン、担々麺、辛味噌は避けたいな。辛さは痛みだから。なのに外が暑いのもあって「味噌バター、キムチ」そう言い放ったら、
「キムチ、今、仕入れてないんですよ」
あ、キムチもメニューから消えてる。こっちはホワイトで潰されてる。夜の営業を休止したのとアルコール類が提供停止だからつまみ系のキムチの仕入れを止めたのかな。この暑い最中、キムチを喰って汗かこうと思ってたのにさぁ。
私はやや諦め口調で「じゃぁ味噌バター、Cセット」無難なのにしてしまったよ。
「Cセットだよ」
この声はオバちゃんから助っ人爺さんに飛んだ。そこで思い出した。
「今日はモツ煮ある?」
「モツ煮ある?」
オバちゃんは店主に聞いた。あるって。無かったら私はムッとしたかも知れない。
卓上1.jpg
今日は私の知るベストメンバーじゃない。ベストは①枯れて飄々とした店主、②店主を凌ぐ圧倒的存在感のオバちゃん、③負けじと存在感があるやや若いサポートオバちゃんの3人、①はいて当然だが、今日は①②はいるけど③がいない。何回か見た手より口が動いてるゴリラオバちゃんもいない。
何しろ従業員の平均年齢が高いからなぁ。客もだけど。助っ人爺さんの動きは今日はどうかな。
オバちゃんがゆで卵の皮を剝いている。
タマゴの皮剥きが上手くいかず「ダメだこれ。これだけ剥いて使えるのこれだけだよ」
前にも白菜がスカスカだのネギが高かったのと、仕入れ素材をあーだこーだ言ってたね。オバちゃんを納得させる仕入れ素材のハードルは高そうだ。
厨房2この時は右のオヤジ動いてない-1.jpg
この時点で助っ人爺さんは動いていない。突っ立ってるだけ。
去年初めて爺さんを見た時は急な欠員でどっかから(本部から?)派遣されたのか、この店の何処に何があって、次に何が必要でどう動けばいいか把握しきれたいなかった。動線に付いていけなかった。先を読んで動けなかったのである。ケツ叩くオバちゃんもややイラつき気味だった。
それでも過去記事のエンドで私と会話があったのよ。「もうひとりのオバちゃんは?」「今日体調悪くて休み。だから自分手伝いに来たの」ってね。
手伝いにもなってねぇよって思ったけどね。
私は心にもなく「レギュラーメンバーに戻って欲しいけど今日の爺さんをもう一度見たい、会いたい気もするな。」そう結んでいます。そしたらまさかまた会えるとは。あの頃よりは多少は戦力になったんだろうか。
厨房4-1.jpg厨房5.jpg
店長がミンチ肉を取り出そうとしています。そして炒めています。途中でバター忘れてたとばかりに左倉庫に消えて、銀紙で包まれたバターの塊を持ってきた。
今日のオバちゃんは殆ど私に背中と尻を向けてたが、爺さんとこっちに向き直って、
「あ、あのイロ、珍しいね」
軽トラが停まって中から高齢のご夫婦が下りてきた。品のいい女性なのと、軽の色が珍しい色でね。
「あれ、何てイロなんだろ?」
マスクしてるのもあって、爺さんが何て返事したのかわからないが、このように今日はオバちゃんと助っ人爺さんは親し気に会話があったのですよ。前みたいにイラついて叱咤してなかった。
その理由と軽トラのイロは何色なのか。後で出てきます。
厨房6右のオヤジ見てるだけ-1.jpg
もうすぐ私の味噌バターができあがる頃合いだが、まだ爺さん(右端)は戦力になっていない感がする。何を覗き込んでるのかな。
オバちゃんは爺さんに剣吞ではないけど、飄々としてる筈の店長がややイラつき気味になっている。
「セットのライス、お新香」
「モツ煮だよっ」
早く出しなよと言わんばかり。モツ煮はパッケージ品だが、熱々の湯から引き上げるのに時間を要したな。
セットC1.jpg
先にCセットのミニご飯、お新香が出された。出したのは爺さん、ご飯の量が見ためより多くて、モツ煮と混ぜてオジヤにした。黄色いタクアンが美味しくて。
セットC2.jpg
ラ1モツ1.jpg
味噌バター、モツ煮、セットの小さいご飯、漬物が並んだとこ。味噌バター、塩バターがいちばん出てますね。醤油が出たのをあまり見たことない。
味噌ラーメンとモツ煮、2つの味噌味噌です。どっちが濃いかな。
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ワカメがドヨ~ンと浮いています。風が吹かない沼地の浮遊物のように。
ラ3ワカメ.jpg
頂部に刻みネギとバターが鎮座しているけど、
ラ4メギとバター.jpg
すぐにバターがコロッと滑り落ちてポチャンと落ちた。
刻みネギ、モヤシ、タマネギを沼地のような味噌スープにズブズブと沈めてみる。こうすることでスープがぬるくなるけど、何せ外は体温を超える温度なので熱々でなくてもいいと思ったりする。
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チャーシューも無いし上の載ってる野菜類はクタクタです。箸を味噌スープにズブッと突き刺して沼の底から麺を引きずりだす。黄色くてやわい・・・やわくもないかな。固くもない麺です。
ラ6麺1.jpg
ラ7麺2.jpg
濁った沼地をすくった泥のようなスープ、表現が下手で美しくないですが、酷暑の今だからこそ美味しく感じられます。味噌ラーメンは冬より夏です。
ラ8スープ.jpg
この味にキャベツ、青物、彩のニンジンなんてあってもそれは贅沢ってなものなんだろうな。
ラ9もやしタマネギ.jpg
中盤になって麺が伸びてきた。量が増えてきたぞ。
ラ10中盤戦1麺が伸びてきた.jpg
麺とワカメ、ワカメは・・・要らないかな私には。今更ワカメ喰ったって髪が増えるわけじゃなし。
ラ11中盤戦2麺とワカメ.jpg
ラ12後半戦1レンゲですくう.jpg
後半はレンゲですくう。少しだけ、ちょびーっとだけミンチ肉があります。昭和の味噌ラーメンのデフォはチャーシューが無いんだね。別トピであるけど自家製らしい。メニューの餃子とチャーシューに恥ずかしそうに遠慮がちに「自家製」とあるからね。
ラ14後半戦麺が増えてる?.jpg
麺が増えてますね。ここまできてモツ煮を摘まんでみたら味が濃くて粘度も強いの。味噌ラーメンを沼地のスープなんて比喩してしまいましたが、モツ煮は子供の頃に泥水遊びをして長靴を汚したイロに似ていた。
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モツ3.jpg
パッケージのモツ煮を引き上げるのが遅かったから煮詰まっちゃったかな。
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食べてる間に、滅多に見ないイロの軽トラで来店されたご夫婦に味噌バターとBセット(半チャーハン)が入ったのですが、それまで突っ立って見てるだけだった爺さんが自ら動き出して意外なプレイを見せてくきれた。
えっと思った。チャーハンに取り掛かったのである。
厨房7オヤジがチャーハン担当とは1.jpg厨房8オヤジがチャーハン担当とは2-1.jpg
チャーハンを炒めてるだけだから基本中の基本所作なんだろうけど、それまで動かなかっただけに躍動してるように見えたね。
手慣れた動作でチャーハンを仕上げて、茶碗に盛って、できあがり。やるじゃん爺さん。
厨房9オヤジがチャーハン担当とは3-1.jpg厨房10オヤジがチャーハン担当とは4-1.jpg
チャーハンはオバちゃんが担当だったんですけどね。オバちゃんは腕か肩、背中でも傷めたのかな。だから前よりは声音が優しかったのかな。
さっきオバちゃんが爺さんに話しかけた「あのイロ、何てイロ?」がこれです。
店3-1.jpg
軽トラでこの色は珍しいですね。殆どが白なのにね。
私はこれに似たイロのシャツ、丸首で襟が立ってるシャツで、クールビズなら会社に着てってもいい感じのシャツを持ってるんですよ。
でも私も何てイロかわからなくて、ジャン妻に軽トラの写真を見せたら、
「アサギイロじゃないの?」
「アサギイロ?」
浅黄色ではなくて浅葱色、薄い藍色です。薄い青緑、緑青かな。新選組が京都で市中見廻りをしていた頃の衣装のイロだって。ふぅ~ん。
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コメント 4

くまねこ

こんにちは。

あの時の謎のご老人は、炒飯担当ということでしょうか。
謎が謎を呼ぶという感じです。

浅葱色。
確かに浅葱色ですね!
この色の車、好きです (^-^)
by くまねこ (2021-08-25 15:53) 

船山史家

くまねこさんこんにちは。
再会は人生のドラマの最たるものといいますが、また会えるとは確率的に凄いと思いました。
3人シフトらいしので欠員補充員のようですが。チャーハン担当とは驚きました。それまでの存在感の無さが吹っ飛びました。
この店で出されるものはあらかた食しましたが、ぞれも旧いタイプのラーメンばかりで、若い客は一度も見かけませんでしたね。
浅葱色は知りませんでした。ウイキに「国表から江戸表に参勤した野暮な田舎侍や下級武士を揶揄して浅葱裏と言った」なんてありましたね。
by 船山史家 (2021-08-26 06:45) 

モノノフ

和歌山にはどうした訳かサッポロ系のラーメン屋は少ないんですよ、九州豚骨に比べれば県民の味覚には合う筈なんですけどねぇ。
あっそれにしてもそのモツ煮のビジュアルが堪りませんねぇ、今晩はようやく赤兎馬さんの夏休みも明けて営業再開です(^o^)/
相変わらず飲めませんけど、しっかりと食べてきますからねぇ♪
by モノノフ (2021-08-26 09:17) 

船山史家

モノノフさんこんにちは。
私が和歌山に赴任してたのは10年以上前ですが、サッポロラーメン系は見たことないですね。和歌山ラーメンは醤油が基本だから、味噌が主体のサッポロラーメンはそぐわないのでしょうか。
モツ煮、私はモツだけよりも、大根、牛蒡、ニンジンが入ってるのが好みですね。この日は味噌と味噌、ダブってしまいました。
赤兎馬さんで飲めないまでも堪能されてください。心のオアシスがあるのはいいことですから。(奥方に怒られるかな)居酒屋には人との触れ合い、安らぎがあります。酒類提供禁止なんかで滅ばせてはいけません。
by 船山史家 (2021-08-26 17:14) 

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