カウントダウン [居酒屋]



今宵ひとり飲みなのは、ジャン妻が部署の打ち合わせを兼ねて飲み会。
その内容は引き継ぎ、割り振り、Xデーに向けて。
20:30だから私にしては遅い方ですね。
席はいちばん奥、厨房側の端っこ。ここだと役得があります。




右暖簾に外人客が3人いて、カタコト日本語と母国語が入り混じった会話が飛び交っていた。
この店も国際化されてきたか。
童顔のD君が言うには、
「こないだ中国の留学生が2人か3人来て、自分のことを、『アナタコウコウセイデショ?』って言われたんですよ」
「アッハハハハハハハハ~ッ(笑)」
「何スか?笑い過ぎっス」
「そりゃ言うよ」
D君はややムッとしながら、「コンナジカンニコンナトコデハタライテイイノ?とも言われましたからね。でも外人さんに怒る訳にいかないし」
「いいじゃないか。私なんか高校生の頃から老け顔でさ。20代で30代、30代で40代、40代後半になってやっと実年齢に容貌が追い付いたって言われたら髪型が変わってまた老けたって・・・」
・・・自分で言いながらD君が羨ましくなってきた。


キビナゴの唐揚げ、天ぷらかな。
この辺りから私の場所だけ串焼き屋とは思えなくなる。次が鯛の白子の天ぷら。鱈やフグにも負けない美味しさでフワフワトロトロしている。でも数量は無い。希少品。



何でこんなのが入手できたのか。
実は上記の揚げ物2品、メニューに載っていません。
奥の席に座ると稀にこういう特別料理にありつける時があります。入力する時は「その他料理」で相手の言い値になりますけど。
でもズルイってか。私の隣に座った男性が、「大将、それ、メニューに載ってはります?」
聞かれてチョイ困ったが。
「いや載ってないです。載せられるほど量が無いらしい。白子は3号店(金沢文庫、大洋)の店長が釣って来たのをお裾分けされたんだが、この店って揚げ物はないじゃないですか。でも今日中に出さないといけないか内緒で囁くようにススメられたのでいただきました」
「いいですなぁ」
「たまたまですよ。いつものことじゃないです」
って言っとかないとね。定番の串焼きをロクにオーダーしないでこういう裏メニューばかりいただいてりゃ目立つよな。私なんか特に。

信州サーモンの刺身。船山温泉も甲斐サーモンレッドを取り扱って欲しいなぁ。
(船山で取り扱っているのは甲斐茜鱒です。)




この日は群馬泉1合半で止めといたのです。「あれぇ?半分でいいんですかぁ?」な~んて言われたけど。



あまり間をおかず数日後に行った時もおよそ串焼き屋らすからぬチョイスになった。いきなり山菜の天ぷらです。




新ジャガの唐揚げ。マヨネーズ付き。
「この店の連中は絶対に私のことをマヨラーって思ってるよな」
「思ってるね」(ジャン妻)
私はマヨラーじゃない。何でもかんでもつけたりしないよ。合うものだけしか漬けないから。






「今日も奥様は遅いんスか?」(T君)
「前回もそうだったが上司と打ち合わせがてら飲みだって。アイツ異動するんよ」
「ああ、そうでしたね」
グループ内の転職だから転籍だけどね。
本社内では正式に発表になったが、各現場でこれまでともに長くいた社員たちには私から個別に話している。その反応は、
「ああ、そうなったんだ」
聞いた相手は頷くだけだったり。
「!!!」
驚かれたり。
「伊東さんのことろへ?大丈夫ですか?」と言ったのはソリ合わないオンナ。
危惧する声もあった。
「でも〇〇さん(ジャン妻)なら大丈夫ですよ」
納得の声だったり。
勘違いな反応もある。
「それって出世なの?」
違いますよ。船山温泉のT館長なんか、「常務?専務?伊東さんて役員ですよね」とか言ってたからね。
「そんな訳ないジャン」(ジャン妻)

あ、そうだ、この時期になるとバイト君、バイト嬢が入れ替わる時期でもある。私の熱燗オペレーションをまた教え込まなきゃならないからタイヘンな時期でもある。イマドキの子は熱燗なんて知らないのがよくわかる。
この錫の2合チロリも大分くたびれてきた。もし捨てるんなら私が買う、この店にはマイチロリを持ち込むと言ってあります。アルミチロリだと味が変わるんですよ。熱燗なんか特に。
でもそういうのは今の若いのにはわからない。



チャーシュー丼、これ辛くて。
「辛いの苦手でしたっけ?」
ジュニアは辛さを抑えてくれたようだがそれでも口から火を噴きそうな辛さ。メニューに赤唐辛子のマンガでも描いておけばいいのに。
辛いので生ビール追加。
お絞りが2つ出された。アタマから汗が噴き出してきた。


ひとつの謎が浮かんだ。
店のパンフに「6号店、スタンド鳥佳」とあった。


ところが行ってみたら5号店揚佳の場所だったのである。


揚佳は何処へ行ったんだ?揚佳がスタンドに改装したのだろうか。店番号が合わないのである。今宵はマスターがいなかったので次回聞いてみよう。

ジャン妻は酔って帰宅した。
昼抜きで飲みに行ったので酔いが廻り、アブなかったらしい。
上司と打ち合わせた結論は、伊東の許へ行くまでの1ヶ月の間、後任にスパルタ指導して構わないというものであった。
「アタシ鬼になるワ。外野が何を言おうと構わない」
「・・・」
実質20日しかない。カウントダウンが始まっている。
2018-04-30 05:02
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ジャン妻が社員を泣かせた話 [居酒屋&人間ドラマ]
タイトルだけに注目するとジャン妻が意地悪ばあさんのようだが泣いた理由は別にあります。


マスターが「お先に・・・」あがるところ。
杖を突いている。店内の客に見送られてゆ~っくりゆっくり歩いて行く。
拍手や紙吹雪こそないが、花道を退場する役者みたいだ。


最初は入り口側だった。
カウンターの曲がった辺りの席で、左右の先客さんからの圧迫感が強くて落ち着かないのだ。私らはその気持ちが表に現れたらしく、若いのが「もうすぐ奥が空きますから」と気を遣っていただいたので、お言葉に甘えて奥にお引越ししました。
そう気遣われるということは、私たちは気難しい客と思われてるのか。
奥が空いて移動する前、焼き物のショウケースにある黄色い物体が気になった。


「あの黄色いのは何?」
「チーズっス」
「ちぃずぅ?」
「美味しいよ」(マスター)
「じゃぁチーズ2本、イカ(白いの)も2本」
「スパムもありますよ」
「じゃぁそれも」
黄色い串焼、白い串焼が並んだとこ。
炭火の遠火で焼いたチーズとやわらかいイカです。






スパムの炭火焼き。
缶を見たら、いつも瓶ビールをケースで買いに行くお酒のディスカウントショップに陳列されてるブルーの缶カラじゃないかい。



牛タンカレー。
「量が少ないわね。二つ貰えばよかった」(ジャン妻)
ジャン妻がこういうことを言うのは珍しい。さては若いの、てめぇらの賄分だけ取り置きしてるんだろ。


マカロニサラダ。これはごく普通ですが、ツルツルベチャベチャしていないマカロニです。


お酒は和歌山県海南市の黒牛、ときどきコメントを下さるモノノフさんの地元のお酒ですが、生酒なんですよ。純米酒と違って重たいのだ。
地元の店だからいいが、これを都内で飲んだら帰る電車の中で重たい酔いが回りそうなお酒です。




今宵のジャン妻には屈託がある。
伊東甲子太郎の許へ行くので、ひとり欠員になるところを補充せんと新たに異動させた部下の女性に引き継ぎしているのですが、それが上手くいってない。
あまり優秀とはいえない女性なのですが、ジャン妻の教え方も厳しくならざるを得ない。時間がないからです。とうとうその部下を泣かせてしまった。泣かせたとは言っても最近のイマドキの女の子ではないですよ。もういいトシなんです。
その子、実は登場しています。ジャン妻のファンだった子をジャン妻上司が異動させたの。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-11-14に登場しています。
「泣いちゃったのよ・・・」
「ま~た泣かせたのか?」
「またとは何よ。ウチの上司と同じような言い方しないですよ」
ジャン妻上司はニヤニヤしながら私より先に「また泣かせたの?」と言ったそうです。
「ったくなかなか泣き止まなくてさぁ。1時間くらいずーっと泣いてたらしいからね」
「1時間も!!何処で泣いたんだ?」
「女子更衣室よ。最初は自分の席で泣いてたらしいけど、見かねて〇〇さんが更衣室へ連れてたんだって。」
泣いた時間も給料カウントされてるのがワカランのか。それと泣いた理由がふるっている。ジャン妻の指導が厳しい云々で泣き始めたらしいが「〇〇さん(ジャン妻のこと)が伊東さんの許へ去ったら残されたアタシはどうなるんだろう」というもので、そこから泣き止まなくなったんだと。
それはジャン妻の指導が厳しい云々で泣いたのとは違うのではないか?
「どうせNさん(ソリの合わないオンナ)辺りが『〇〇さん(ジャン妻のこと)が厳しいこと言ってまた泣かせた』って口さがないことを言って噂が広まるんだろうねぇ」
その子は他の職員からの指導も受けている。教えている職員はその子の目線、レベルまで下りて指導しているのだが、ジャン妻は「これくらいできて当然」になってしまったのだろうか。
「アタシは教えるのに不向きなのかなぁ」
「アイツが教わるのに不向きなんだよ。オンナが泣いて可愛いのは10代後半か20代前半までだって言っとけ」
私は社の女性全員を敵に廻しかねない暴言をば吐いた。
大皿にあった手羽餃子が残り2個になって大皿から小皿にウツされたところ。
私らに喰えってか?

オーダーラスト、納豆オムレツ。チーズも混ざっている。







締めのワカメスープをズズズとススるジャン妻である。



会計がヘンだぞ。この店で指1本たたなくなった。1万円いかないのである。
「勘定間違っとりゃせんか?」
「今日もサーロインをオーダーされなかったので・・・」
そういえばそうだな。最近高級サーロイン串焼きをオーダーしなくなった。スパムばっかり。
ジャン妻は最近よく「どうせアタシは他から煙たがられてるからいいけどさ」
実際そうなのだが。
「アタシが伊東さんとこに行って皆せいせいするでしょうよ」
え?もともといる連中は煙たいジャン妻がいなくなるのでせいせいしていて誰も泣いてくれないと。たったひとりだけ、厳しく指導したその子だけが別離を惜しんで泣いてくれたってことかい?
ジャン妻の眦が釣り上がった。でもそういうことだろ。泣いてくれる子がいてよかったね。次からなかせないでその子大事にしなきゃ。

この日は金曜夜です。金曜にそういう事件が起きると(土)日)ずーっとそれを引き摺るものなのだ。
憂いが続いたが、最近になって吹っ切れた。
「アタシ残り1ヶ月間鬼になるから。もう時間がない」
今更鬼になるってか?もうとっくになってるだろ。


マスターが「お先に・・・」あがるところ。
杖を突いている。店内の客に見送られてゆ~っくりゆっくり歩いて行く。
拍手や紙吹雪こそないが、花道を退場する役者みたいだ。


最初は入り口側だった。
カウンターの曲がった辺りの席で、左右の先客さんからの圧迫感が強くて落ち着かないのだ。私らはその気持ちが表に現れたらしく、若いのが「もうすぐ奥が空きますから」と気を遣っていただいたので、お言葉に甘えて奥にお引越ししました。
そう気遣われるということは、私たちは気難しい客と思われてるのか。
奥が空いて移動する前、焼き物のショウケースにある黄色い物体が気になった。


「あの黄色いのは何?」
「チーズっス」
「ちぃずぅ?」
「美味しいよ」(マスター)
「じゃぁチーズ2本、イカ(白いの)も2本」
「スパムもありますよ」
「じゃぁそれも」
黄色い串焼、白い串焼が並んだとこ。
炭火の遠火で焼いたチーズとやわらかいイカです。






スパムの炭火焼き。
缶を見たら、いつも瓶ビールをケースで買いに行くお酒のディスカウントショップに陳列されてるブルーの缶カラじゃないかい。



牛タンカレー。
「量が少ないわね。二つ貰えばよかった」(ジャン妻)
ジャン妻がこういうことを言うのは珍しい。さては若いの、てめぇらの賄分だけ取り置きしてるんだろ。


マカロニサラダ。これはごく普通ですが、ツルツルベチャベチャしていないマカロニです。


お酒は和歌山県海南市の黒牛、ときどきコメントを下さるモノノフさんの地元のお酒ですが、生酒なんですよ。純米酒と違って重たいのだ。
地元の店だからいいが、これを都内で飲んだら帰る電車の中で重たい酔いが回りそうなお酒です。




今宵のジャン妻には屈託がある。
伊東甲子太郎の許へ行くので、ひとり欠員になるところを補充せんと新たに異動させた部下の女性に引き継ぎしているのですが、それが上手くいってない。
あまり優秀とはいえない女性なのですが、ジャン妻の教え方も厳しくならざるを得ない。時間がないからです。とうとうその部下を泣かせてしまった。泣かせたとは言っても最近のイマドキの女の子ではないですよ。もういいトシなんです。
その子、実は登場しています。ジャン妻のファンだった子をジャン妻上司が異動させたの。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-11-14に登場しています。
「泣いちゃったのよ・・・」
「ま~た泣かせたのか?」
「またとは何よ。ウチの上司と同じような言い方しないですよ」
ジャン妻上司はニヤニヤしながら私より先に「また泣かせたの?」と言ったそうです。
「ったくなかなか泣き止まなくてさぁ。1時間くらいずーっと泣いてたらしいからね」
「1時間も!!何処で泣いたんだ?」
「女子更衣室よ。最初は自分の席で泣いてたらしいけど、見かねて〇〇さんが更衣室へ連れてたんだって。」
泣いた時間も給料カウントされてるのがワカランのか。それと泣いた理由がふるっている。ジャン妻の指導が厳しい云々で泣き始めたらしいが「〇〇さん(ジャン妻のこと)が伊東さんの許へ去ったら残されたアタシはどうなるんだろう」というもので、そこから泣き止まなくなったんだと。
それはジャン妻の指導が厳しい云々で泣いたのとは違うのではないか?
「どうせNさん(ソリの合わないオンナ)辺りが『〇〇さん(ジャン妻のこと)が厳しいこと言ってまた泣かせた』って口さがないことを言って噂が広まるんだろうねぇ」
その子は他の職員からの指導も受けている。教えている職員はその子の目線、レベルまで下りて指導しているのだが、ジャン妻は「これくらいできて当然」になってしまったのだろうか。
「アタシは教えるのに不向きなのかなぁ」
「アイツが教わるのに不向きなんだよ。オンナが泣いて可愛いのは10代後半か20代前半までだって言っとけ」
私は社の女性全員を敵に廻しかねない暴言をば吐いた。
大皿にあった手羽餃子が残り2個になって大皿から小皿にウツされたところ。
私らに喰えってか?

オーダーラスト、納豆オムレツ。チーズも混ざっている。







締めのワカメスープをズズズとススるジャン妻である。



会計がヘンだぞ。この店で指1本たたなくなった。1万円いかないのである。
「勘定間違っとりゃせんか?」
「今日もサーロインをオーダーされなかったので・・・」
そういえばそうだな。最近高級サーロイン串焼きをオーダーしなくなった。スパムばっかり。
ジャン妻は最近よく「どうせアタシは他から煙たがられてるからいいけどさ」
実際そうなのだが。
「アタシが伊東さんとこに行って皆せいせいするでしょうよ」
え?もともといる連中は煙たいジャン妻がいなくなるのでせいせいしていて誰も泣いてくれないと。たったひとりだけ、厳しく指導したその子だけが別離を惜しんで泣いてくれたってことかい?
ジャン妻の眦が釣り上がった。でもそういうことだろ。泣いてくれる子がいてよかったね。次からなかせないでその子大事にしなきゃ。

この日は金曜夜です。金曜にそういう事件が起きると(土)日)ずーっとそれを引き摺るものなのだ。
憂いが続いたが、最近になって吹っ切れた。
「アタシ残り1ヶ月間鬼になるから。もう時間がない」
今更鬼になるってか?もうとっくになってるだろ。
2018-04-29 12:04
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ヒレの馬刺 [居酒屋]
磐梯町のご出身で一昨年定年退職された方(女性)が、
「アタシ、鰊の山椒漬作れますよ」
「一度食べてみたいものですな~」
私はそう世辞を言ったが結局その機会は来なかった。その方は会津若松市表町にある会津高校卒で、麦とろの旦那さんが「いい学校出てるねぇ」と言っていたのは会津高校は藩校「日新館」の流れだからだろうな。
その方はこうも言っていた。
「(戊辰)戦争はね。まぁあったことですからね。磐梯町はそれほど思っていません」
会津若松市との温度差を感じた。
その方の鰊山椒漬を食べたことないのに「麦とろとどっちが美味しいだろうか」などと考えたものだ。

鰊山椒漬を出す若松市内栄町の「麦とろ」でお昼を食べに寄った。
にしんさんしょうつけ販売してます。1000円より・・・。

「ついにテイクアウトを始めたか」
「前からやってたんじゃない?」


昨年大病(そうでもないかな)入院してた旦那さんも元気になった。
雪解けしたら山に山菜取りに入るそうである。




鰊山椒漬です。干物の身欠鰊に山椒の葉と醤油で漬け込んだもの。
会津は山国なので、鰊と棒鱈は昔から貴重な蛋白元だった。山椒が鰊の保存性を高め、特有の香気とやや酸味で生臭さを取る。冷凍保存技術が無かった昔は乾燥させるしか保存法がなかったのだ。
「お母ちゃん(ジャン妻のこと)は助手席だから飲んでもええんだべ?」
優しい私は「飲んでもいいよ」と言ったんだけどね。ジャン妻は「助手席なんで」固辞した。
厚焼き玉子。お婆ちゃんの手作り定番。

看板でもあるとろろ。

これもお婆ちゃんの自家製漬物。会津高田の辺りに畑があるって聞いたな。

これはオヤっさんの炒め煮。味はざくざく煮と同じ。それの汁無しで具を変えたもの。


今朝仕入れた新鮮なレバを揚げて炒めて餡をかけたもの。レバ大好きなジャン妻は感激していた。
「美味しいこれ!!」
「残念。これで最後です。美味しいでしょ。冷凍じゃなくて生、新鮮だからね。昨日電話貰ったからとっといたんだ」
「えぇ~、もう無いのぉ?」



「馬刺あります?」
「あるよ。いきます?」
昨夜も蕎麦宿で食べたが、ご飯で食べてみたい。
「馬刺はご飯のおかずにも合うんだよ。ホレ馬刺。ヒレの部分」
ヒレ!!
赤身とも違う。やわらかい上品な味。他所から来る宴会客は、ここでの馬刺を人数分の倍で予約するそうである。


蕎麦宿で朝ご飯をしっかりいただいて、腹ごなしに散策したとはいえ、お腹がグーグーなるほどではないが。
不思議と食べられちゃうのです。消化もいいし。


「そっち(私らのこと)の会社さんでは、原発で補償金が出たとこってあるの?」
そこの現場からは撤退しています。まだ余震のある頃に現地の幹部が蛮勇奮って乗り込み、貴重な品々を全て回収した。その後は荒れるに任されていると推測される。
東電からの補償金を受ける為しばらく放置してあった。廃止手続をしたのが昨年半ばで、既に補償金は打ち切られている。
麦とろの確定申告の時期にお願いしている税理士さんが言うには、東日本大震災で風評被害が出て店が潰れたと偽って、東電から損害賠償を詐取した飲食店が幾つかあったという。もちろんお縄になった。新聞でもニュースでも出た。
「税理士さんに冗談で、ウチもそれできるかな?って聞いたのよ。そしたら麦とろさんは売り上げ伸びてるからダメだって言われた」
もちろんジョークですよ。
「で、そこから撤退して、会津若松とか福島に出店する予定はないの?」
「ないですね。そういう案件は無いです」
あったらいいのにな。だがもう残り片手しかないし。

この店の場所は激戦地だった甲賀町口門裏にある。
会津若松城下地図幕末編によると、店のある一帯は、禄高600石、若年寄、上田学太夫の屋敷跡にあるのがわかった。


この上田学太輔兼教という人、慶応元年(1865年)に若年寄に就任、翌慶応2年(1866年)には家老に上がっている。戊辰戦争の頃には自刃や戦死した者も含めて13人も家老がいたのだが、急場を凌ぐ為に昇格させたようだ。昇格だけで加増どころではなかったと思うが。
迂闊にも最近まで気付かなかったのだが上田という人は私が熱くUpした「もうひとつの士中二番隊」記事に登場していた。会津藩が局地戦とはいえ唯一、いや、唯二、新政府軍に勝利した一ノ堰二連戦で、白虎寄合一番隊84名を戦勝後に上士に昇進させた人です。藩主・松平容保公に謁見できる栄誉を授けた人だったのである。その隊名は白虎士中二番隊と改称された。戸の口原で敗走し、飯盛山で自刃した彼らと同じ隊名である。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-07-24
このことは麦とろの旦那はまだ知らない。次回会津に行った時にお話しするつもり。
今年は明治維新150年だが、会津にとっては戊辰150年なのだ。
「アタシ、鰊の山椒漬作れますよ」
「一度食べてみたいものですな~」
私はそう世辞を言ったが結局その機会は来なかった。その方は会津若松市表町にある会津高校卒で、麦とろの旦那さんが「いい学校出てるねぇ」と言っていたのは会津高校は藩校「日新館」の流れだからだろうな。
その方はこうも言っていた。
「(戊辰)戦争はね。まぁあったことですからね。磐梯町はそれほど思っていません」
会津若松市との温度差を感じた。
その方の鰊山椒漬を食べたことないのに「麦とろとどっちが美味しいだろうか」などと考えたものだ。

鰊山椒漬を出す若松市内栄町の「麦とろ」でお昼を食べに寄った。
にしんさんしょうつけ販売してます。1000円より・・・。

「ついにテイクアウトを始めたか」
「前からやってたんじゃない?」


昨年大病(そうでもないかな)入院してた旦那さんも元気になった。
雪解けしたら山に山菜取りに入るそうである。




鰊山椒漬です。干物の身欠鰊に山椒の葉と醤油で漬け込んだもの。
会津は山国なので、鰊と棒鱈は昔から貴重な蛋白元だった。山椒が鰊の保存性を高め、特有の香気とやや酸味で生臭さを取る。冷凍保存技術が無かった昔は乾燥させるしか保存法がなかったのだ。
「お母ちゃん(ジャン妻のこと)は助手席だから飲んでもええんだべ?」
優しい私は「飲んでもいいよ」と言ったんだけどね。ジャン妻は「助手席なんで」固辞した。
厚焼き玉子。お婆ちゃんの手作り定番。

看板でもあるとろろ。

これもお婆ちゃんの自家製漬物。会津高田の辺りに畑があるって聞いたな。

これはオヤっさんの炒め煮。味はざくざく煮と同じ。それの汁無しで具を変えたもの。


今朝仕入れた新鮮なレバを揚げて炒めて餡をかけたもの。レバ大好きなジャン妻は感激していた。
「美味しいこれ!!」
「残念。これで最後です。美味しいでしょ。冷凍じゃなくて生、新鮮だからね。昨日電話貰ったからとっといたんだ」
「えぇ~、もう無いのぉ?」



「馬刺あります?」
「あるよ。いきます?」
昨夜も蕎麦宿で食べたが、ご飯で食べてみたい。
「馬刺はご飯のおかずにも合うんだよ。ホレ馬刺。ヒレの部分」
ヒレ!!
赤身とも違う。やわらかい上品な味。他所から来る宴会客は、ここでの馬刺を人数分の倍で予約するそうである。


蕎麦宿で朝ご飯をしっかりいただいて、腹ごなしに散策したとはいえ、お腹がグーグーなるほどではないが。
不思議と食べられちゃうのです。消化もいいし。


「そっち(私らのこと)の会社さんでは、原発で補償金が出たとこってあるの?」
そこの現場からは撤退しています。まだ余震のある頃に現地の幹部が蛮勇奮って乗り込み、貴重な品々を全て回収した。その後は荒れるに任されていると推測される。
東電からの補償金を受ける為しばらく放置してあった。廃止手続をしたのが昨年半ばで、既に補償金は打ち切られている。
麦とろの確定申告の時期にお願いしている税理士さんが言うには、東日本大震災で風評被害が出て店が潰れたと偽って、東電から損害賠償を詐取した飲食店が幾つかあったという。もちろんお縄になった。新聞でもニュースでも出た。
「税理士さんに冗談で、ウチもそれできるかな?って聞いたのよ。そしたら麦とろさんは売り上げ伸びてるからダメだって言われた」
もちろんジョークですよ。
「で、そこから撤退して、会津若松とか福島に出店する予定はないの?」
「ないですね。そういう案件は無いです」
あったらいいのにな。だがもう残り片手しかないし。

この店の場所は激戦地だった甲賀町口門裏にある。
会津若松城下地図幕末編によると、店のある一帯は、禄高600石、若年寄、上田学太夫の屋敷跡にあるのがわかった。


この上田学太輔兼教という人、慶応元年(1865年)に若年寄に就任、翌慶応2年(1866年)には家老に上がっている。戊辰戦争の頃には自刃や戦死した者も含めて13人も家老がいたのだが、急場を凌ぐ為に昇格させたようだ。昇格だけで加増どころではなかったと思うが。
迂闊にも最近まで気付かなかったのだが上田という人は私が熱くUpした「もうひとつの士中二番隊」記事に登場していた。会津藩が局地戦とはいえ唯一、いや、唯二、新政府軍に勝利した一ノ堰二連戦で、白虎寄合一番隊84名を戦勝後に上士に昇進させた人です。藩主・松平容保公に謁見できる栄誉を授けた人だったのである。その隊名は白虎士中二番隊と改称された。戸の口原で敗走し、飯盛山で自刃した彼らと同じ隊名である。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-07-24
このことは麦とろの旦那はまだ知らない。次回会津に行った時にお話しするつもり。
今年は明治維新150年だが、会津にとっては戊辰150年なのだ。
2018-04-28 16:41
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日中に走らなかった日中線記念館 [鉄路と風景]
会津縦貫道を約13km走る。
喜多方ICで121号線に入り、市の東側を北上。
熱塩温泉郵便局近くにそれ日中線記念館はあった。ナビにも表示された。
それまでジャン妻は、
「またヘンな山城や草むらに入るんじゃないでしょうねぇ」危ぶむようなことを言っていたが安堵したようだ。

喜多方市の北、長閑だが、寂しいところに日中線の終着駅だった熱塩駅の跡がある。
駅構内は広く、ホームと整備された駅舎が残っており、駅舎内にそこまで伸びていた現役時代の写真その他が展示されていた。








「ここまで電車(実際は非電化)が来ていた」と言ったらジャン妻は疑わしそうな表情になった。人家があるにはあるが人が全く歩いていなかったのである。
館内には地元の女性がひとりで雪かきやら清掃やらをしていた。駅舎、記念館は地元の有志で管理しているらしい。警備会社も入っているようです。
ジャン妻はこういう博物館的なものは嫌いじゃないらしい。
「解説がしっかりしていればいいのよ。警備会社が入っているのね」
「そうしておかないと心無いマニアが展示物を盗むんだよ」




私をネットの世界に導き船山温泉を紹介してくれた番頭さんという方は喜多方のご出身だが、番頭さんの某サイト掲示板時代に日中線、野岩羽線についてTALkしたことがある。
野岩羽線は構想上の路線で、そのネーミングの野は下野国の野です。では岩、羽は何なのか?
律令制で定められた日本の地理単位区分を「国」というが、越後国や下野国の先の福島県から北は陸奥国と大きく括られ、会津国という単位は存在しなかった。明治新政府が戊辰戦争後に福島県をだいたい真ん中で東西に分割し、東側を磐城国、会津を含む西側を岩代国と定めたのですが、野岩羽線構想は、下野国の野、岩代国の岩、奥羽の羽です。その3文字をくっつけた。
旧国鉄時代の構想だから起点は東武日光線の下今市ではなく日光線の今市。会津若松方面から旧会津線が会津田島まで伸びてきて、会津滝の原(現在の会津高原)まで伸びてきたが、そこから先の野岩線が国鉄再建法で凍結されたのです。


現在は下今市~東武日光線~野岩鉄道~会津田島~会津鉄道~会津若松~磐越東線~喜多方までを大手私鉄、第三セク、JRで結ばれているが、そこから北の山形県米沢までは達しなかった。構想のみで終わった。
今日訪れた日中線記念館(熱塩駅跡)もそれですが、ここ熱塩が終点になったことで典型的なローカル線(盲腸線)で終わった。
昭和55年(1980年)の国鉄再建法施行により、昭和59年(1984年)に全線廃止になった。
そんなローカル路線でも遺失物があったらしいね。
もっとも乗客数が少ないから持ち主はすぐ見つかりそうだがね。

ジャン自室の書棚に昭和61年刊行の故・宮脇俊三氏の著書、「終着駅へ行ってきます」がある。
これに氏が日中線に乗車したレポが載っていた。30年以上経っているから転載しても構わないでしょう。
氏は喜多方発16:10発の熱塩行に乗車されている。喜多方駅1番線ホームの先っぽの方に日中線のホームがあって、そこに追いやられたかのように、DE10型DLに牽引された2両編成の旧型客車2両が停まっていたという。
「レールもホームも駅舎の近くまで伸びてきているのに、そんなはずれに停まっているのは・・・(略)・・・大赤字の日中線のボロ列車なんかあっちへ行ってろと冷たく扱われているようにも見える」
「二両の老車両に乗るのは若い男女高校生で・・・(略)・・・一緒に帰る仲間も座る席も決まっているらしい。本来なら自分たちの座るべき席を見慣れぬ二人組が占拠しているので、心外そうに私たちを眺めている」
長閑な風景が目に浮かぶようである。そして途中の沿線風景が語られるが、途中駅が3つ、わずか12kmを28分もかけて運行されていた。
その途中駅の描写もある。
会津村松駅・・・「腰板や戸がはずれ、窓ガラスもない。廃駅そのもの」
上三宮駅・・・「荒れるに任されていた」
会津加納駅・・・「黒ずみ古びている」
全体的に修繕や手入れをしてなかったらしいですね。そして終着の熱塩駅は、
「10数人の高校生と一緒に砂利の敷かれた片面ホームに下り立った」
地元の学生さんの通学客が主で、熱塩温泉への湯治客が輸送対象ではなかったらしいのだ。
だから朝1往復、夕方2往復、1日3往復、日中線なのに日中は走らず喜多方駅で日向ぼっこをしているだけだったという。


氏の描写、続く。
「日中線熱塩駅。いい駅である。北欧の民家を想わせる屋根の反りが美しい。瀟洒という語がぴったりする建物だ。ホームから見ても、駅前から眺めても、横へ回っても、どこからでも形がよい」
とベタ褒めした後で、
「もっともそれは離れて眺めた場合であって、近づけば漆喰は剥落し窓枠ははずれ、かつては駅長以下が颯爽と勤務したであろう屋内は荒れ放題で、錆びた什器や備品が放置され散乱している」
とあるから凄まじい荒廃ぶりであったらしい。


レポの間にDE10型機関車がいったん客車から離れ、側線を通って会津方向側に移動している。
「発車時刻が近づいても一向に乗ろうともせず、ウロウロしている私たちを心配して・・・」
・・・車掌が迎えにきてくれたそうです。
17時01分、三人の客を乗せて発車した後は、
「熱塩駅は廃駅のようになった」


氏はその晩は熱塩温泉の某旅館に宿泊されている。その名の通り岩塩を含む温泉で、泊まられた宿は今も現役らしいが、検索するとあまりいい口コミは載っていなかった。
日中線は日中に走らないから日中線なのではなくて、ここ熱塩から北の日中温泉まで敷設する予定でそう命名された。
ダム建設で日中温泉は源泉毎湖底(日中ひざわ湖)に沈んだが、平成5年に新たに源泉を掘り、そこには1軒の旅館があります。
http://www.aizu-yumotoya.com/cuisine/index.html
ラッセル車と旧型客車が展示されていた。
座席の椅子が固そうだ。






野岩羽線構想は消えたが、その構想にそって私が走ってきた国道121号が建設されたかのようである。米沢駅までも国道121号線の大峠道路として整備された。ローカルだが長大な路線計画を高い規格の道路で代替しようとしているわけです。
だが日中線廃止後の替輸送手段がよくわからない。会津バスが引き継いだがそれすらも廃止になったとか。公共の乗合タクシー(ワゴン車のようなものか)が運行しているともいうが。
長閑でいいが、自家用車でないと不便な地域である。
だが高齢化して運転できなくなったらどうなるのだろう。
副業に忙しいJRはそこまで考えてないだろう。
昭和60年刊行の「終着駅」から。熱塩駅は「婚約不履行型」という分類の中にあった。名松線の伊勢興津駅、上信電鉄の下仁田駅と一緒に。



喜多方ICで121号線に入り、市の東側を北上。
熱塩温泉郵便局近くにそれ日中線記念館はあった。ナビにも表示された。
それまでジャン妻は、
「またヘンな山城や草むらに入るんじゃないでしょうねぇ」危ぶむようなことを言っていたが安堵したようだ。

喜多方市の北、長閑だが、寂しいところに日中線の終着駅だった熱塩駅の跡がある。
駅構内は広く、ホームと整備された駅舎が残っており、駅舎内にそこまで伸びていた現役時代の写真その他が展示されていた。








「ここまで電車(実際は非電化)が来ていた」と言ったらジャン妻は疑わしそうな表情になった。人家があるにはあるが人が全く歩いていなかったのである。
館内には地元の女性がひとりで雪かきやら清掃やらをしていた。駅舎、記念館は地元の有志で管理しているらしい。警備会社も入っているようです。
ジャン妻はこういう博物館的なものは嫌いじゃないらしい。
「解説がしっかりしていればいいのよ。警備会社が入っているのね」
「そうしておかないと心無いマニアが展示物を盗むんだよ」




私をネットの世界に導き船山温泉を紹介してくれた番頭さんという方は喜多方のご出身だが、番頭さんの某サイト掲示板時代に日中線、野岩羽線についてTALkしたことがある。
野岩羽線は構想上の路線で、そのネーミングの野は下野国の野です。では岩、羽は何なのか?
律令制で定められた日本の地理単位区分を「国」というが、越後国や下野国の先の福島県から北は陸奥国と大きく括られ、会津国という単位は存在しなかった。明治新政府が戊辰戦争後に福島県をだいたい真ん中で東西に分割し、東側を磐城国、会津を含む西側を岩代国と定めたのですが、野岩羽線構想は、下野国の野、岩代国の岩、奥羽の羽です。その3文字をくっつけた。
旧国鉄時代の構想だから起点は東武日光線の下今市ではなく日光線の今市。会津若松方面から旧会津線が会津田島まで伸びてきて、会津滝の原(現在の会津高原)まで伸びてきたが、そこから先の野岩線が国鉄再建法で凍結されたのです。


現在は下今市~東武日光線~野岩鉄道~会津田島~会津鉄道~会津若松~磐越東線~喜多方までを大手私鉄、第三セク、JRで結ばれているが、そこから北の山形県米沢までは達しなかった。構想のみで終わった。
今日訪れた日中線記念館(熱塩駅跡)もそれですが、ここ熱塩が終点になったことで典型的なローカル線(盲腸線)で終わった。
昭和55年(1980年)の国鉄再建法施行により、昭和59年(1984年)に全線廃止になった。
そんなローカル路線でも遺失物があったらしいね。
もっとも乗客数が少ないから持ち主はすぐ見つかりそうだがね。

ジャン自室の書棚に昭和61年刊行の故・宮脇俊三氏の著書、「終着駅へ行ってきます」がある。
これに氏が日中線に乗車したレポが載っていた。30年以上経っているから転載しても構わないでしょう。
氏は喜多方発16:10発の熱塩行に乗車されている。喜多方駅1番線ホームの先っぽの方に日中線のホームがあって、そこに追いやられたかのように、DE10型DLに牽引された2両編成の旧型客車2両が停まっていたという。
「レールもホームも駅舎の近くまで伸びてきているのに、そんなはずれに停まっているのは・・・(略)・・・大赤字の日中線のボロ列車なんかあっちへ行ってろと冷たく扱われているようにも見える」
「二両の老車両に乗るのは若い男女高校生で・・・(略)・・・一緒に帰る仲間も座る席も決まっているらしい。本来なら自分たちの座るべき席を見慣れぬ二人組が占拠しているので、心外そうに私たちを眺めている」
長閑な風景が目に浮かぶようである。そして途中の沿線風景が語られるが、途中駅が3つ、わずか12kmを28分もかけて運行されていた。
その途中駅の描写もある。
会津村松駅・・・「腰板や戸がはずれ、窓ガラスもない。廃駅そのもの」
上三宮駅・・・「荒れるに任されていた」
会津加納駅・・・「黒ずみ古びている」
全体的に修繕や手入れをしてなかったらしいですね。そして終着の熱塩駅は、
「10数人の高校生と一緒に砂利の敷かれた片面ホームに下り立った」
地元の学生さんの通学客が主で、熱塩温泉への湯治客が輸送対象ではなかったらしいのだ。
だから朝1往復、夕方2往復、1日3往復、日中線なのに日中は走らず喜多方駅で日向ぼっこをしているだけだったという。


氏の描写、続く。
「日中線熱塩駅。いい駅である。北欧の民家を想わせる屋根の反りが美しい。瀟洒という語がぴったりする建物だ。ホームから見ても、駅前から眺めても、横へ回っても、どこからでも形がよい」
とベタ褒めした後で、
「もっともそれは離れて眺めた場合であって、近づけば漆喰は剥落し窓枠ははずれ、かつては駅長以下が颯爽と勤務したであろう屋内は荒れ放題で、錆びた什器や備品が放置され散乱している」
とあるから凄まじい荒廃ぶりであったらしい。


レポの間にDE10型機関車がいったん客車から離れ、側線を通って会津方向側に移動している。
「発車時刻が近づいても一向に乗ろうともせず、ウロウロしている私たちを心配して・・・」
・・・車掌が迎えにきてくれたそうです。
17時01分、三人の客を乗せて発車した後は、
「熱塩駅は廃駅のようになった」


氏はその晩は熱塩温泉の某旅館に宿泊されている。その名の通り岩塩を含む温泉で、泊まられた宿は今も現役らしいが、検索するとあまりいい口コミは載っていなかった。
日中線は日中に走らないから日中線なのではなくて、ここ熱塩から北の日中温泉まで敷設する予定でそう命名された。
ダム建設で日中温泉は源泉毎湖底(日中ひざわ湖)に沈んだが、平成5年に新たに源泉を掘り、そこには1軒の旅館があります。
http://www.aizu-yumotoya.com/cuisine/index.html
ラッセル車と旧型客車が展示されていた。
座席の椅子が固そうだ。






野岩羽線構想は消えたが、その構想にそって私が走ってきた国道121号が建設されたかのようである。米沢駅までも国道121号線の大峠道路として整備された。ローカルだが長大な路線計画を高い規格の道路で代替しようとしているわけです。
だが日中線廃止後の替輸送手段がよくわからない。会津バスが引き継いだがそれすらも廃止になったとか。公共の乗合タクシー(ワゴン車のようなものか)が運行しているともいうが。
長閑でいいが、自家用車でないと不便な地域である。
だが高齢化して運転できなくなったらどうなるのだろう。
副業に忙しいJRはそこまで考えてないだろう。
昭和60年刊行の「終着駅」から。熱塩駅は「婚約不履行型」という分類の中にあった。名松線の伊勢興津駅、上信電鉄の下仁田駅と一緒に。



2018-04-27 09:41
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朝餉とガッタンゴー [蕎麦宿]



































































始発からガッタンゴーを撮って、散歩して、朝湯に入って出たら、ジャン母からメールが届いていた。
「秘境だからお菓子のお土産は期待できないかしらね」(ジャン母)
「それってお菓子を買って来てってことだよね」(ジャン妻)
「のようだね」
「湯神のくるみ羊羹じゃダメなのかな。前にも買ってったよ」
「湯野上温泉の駅舎でそれ買えばいいさ。それにしても秘境ってなんだよ。南会津の木賊温泉や桧枝岐の方がもっと山深いところだぜ」
「そんな場所知らないでしょうお義母さんは。やっぱ近場の伊豆かどっかで考えてあげたら?」
コメントいただいたみーさんの千葉もググッてみますかね。


焼き魚、温泉玉子、具沢山の汁、煮物(前は夜に出たんです。朝はなくてもいいけど)、海苔、納豆、山葵漬、梅干、漬物、フルーツ・・・。
「これが宿の正しい朝ごはん」(ジャン妻)
私もそう思うけどさ。ひとつだけ難があって、納豆をパックで出されるといつもタレ、カラシとも上手く裂けないのだ。あらぬ方向へタレがピュッと飛び出すし、指先が辛子まみれになるし納豆のニオイも付着するし、これがいつも難作業で必ず手を洗いに行かなきゃならない。その間に汁がぬるくなるじゃないか。
「ブキ・・・」(不器用の意)
「やってよ・・・」
「自分で開けなさい」





ご飯には少し麦が混ざっている。御櫃に入ってるの全部盛ったらこうなった。
「これだけ食べるとお昼すぐにお腹空かないね。昼は?麦とろ?」
「昨日電話してある。」
それまで喜多方まで遠出する予定です。
「まさかまた草ぼうぼうの山城とかに入るんじゃないでしょうね」
違います。平地です。

「フルーツ変わったね。おや?トマトが入ってるぞ」
「フルーツトマトよ」
「トマトって果物なのか?でもどっかの伊豆高原の宿みたいにゴテゴテしてないからいい」


「次回も恵明ですか?」(大旦那)
大旦那は4部屋の中で最も金と手間がかかっている部屋を利用することでニンマリしている。他の3部屋より基本料金が高いからだな。
ジャン妻は20数年お世話になった和室、更級に申し訳なさそうだが。夏には更級に戻るかな。
大旦那に列車の速度の疑問を投げかけた。
「裏を走る会津鉄道がスピードが何だか以前より遅くなったようですが」
「え?前からそうですよ」
いやいやそんなことはない。いつもガッタンゴー写真を撮りまくっているからわかるのですが、過去は列車の速度が速かった。だからシャッターボタン押すタイミングと、走行する車両を追いかけるのが難しかった。今回はスピードを落としているから写真が撮り易く枚数もやたらと多い。
「宿の前にさしかかると速度を落とすんですよ。ほとんど徐行運転」
「???」
「ゆ~っくりゆ~っくり走って乗客に湯神を見せようとしているのかな」
「いやいやいやいやそんなことないでしょう(笑)・・・(湯野上温泉駅の方を指して)・・・駅が近くなるから速度を落とすんじゃないですか?」
「田島方面に向かう電車も遅いです」
「ああ、すぐそこに(また駅の方を指す)鉄橋があるからですよ。だからスピードを落とすんです」
鉄橋で速度を落とす?でも大旦那は、塔のへつり方面の大川(阿賀野川)に架かる大鉄橋を指していません。湯神の裏手の踏切からひとつ先の白岩踏切(対岸に渡る吊り橋)の間に民宿街の崖を渡る鉄橋があります。

この橋梁を渡るが為に減速する?
緩いカーヴとはいえ、線形は悪くないのに。

もしかして。。。
これのせいか???


BOXガーダー橋の上下フランジを留めたリベットが錆ついている。枕木も割れているし。
橋梁の老朽化のせいで走行速度を落としているとしたら深刻な問題である。BOXガーダー橋そのものを架け替えるかしないぞ。










湯野上温泉駅でくるみ羊羹を買っている間に撮った10:00発のガッタンゴー。
くるまでなく電車(気動車だが)ならこのガッタンゴーで田島方面に向かう筈。前回もそうだった。
電化され、浅草~若松まで通しでつながる見込みは全くない。
だがかつて、そういう構想があった。野岩羽線構想という。今市~会津田島~会津若松~喜多方~その先は米沢まで。
だがその夢は頓挫した。
2018-04-26 07:52
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馬刺大丈夫ですよね? [会津]

「馬刺大丈夫でしたっけ?」
料理を持ってきた女将さんの問いかけに面食らった。
大丈夫・・・って何が?
いつもいただいてるじゃんか。
「大丈夫ですが」
「いつもいただいてるし」(ジャン妻)
「そうでしたっけね」
はぁ??
25年近く来てるのに何を言ってるんだ?


女将さんが立ち去った後で、
「何で馬刺大丈夫ですか?って確認するんだ?」
「知らないわけないよね。いつも馬刺なのに。アタシたち何年通ってるんだって」
「他のお客さんと間違えてるのかな?」
「さぁ。でも前回?前々回だっけ?海の刺身が出たのは?」
宿を手伝っていた次男さんが出ていかれて、長男さんが入れ替わりに入られた(戻ってきた)タイミングで白身とホタテと細っこい甘エビが出されたの。あとで旦那が慌てたように馬刺を持ってきた。
馬刺は好みが分れるし(ジャン母はNG)初めてのお客さんには海の刺身が出るんだろうね。海の無い会津では海産物が御馳走ともいうし。
ちょっと心配した。女将さんまさか〇〇症じゃねぇだろうなって。


「この白いのは何です?」
「何だかわかります?」(女将さん)
「わからないな」
「ムフフ(笑)当ててみてください」
「大根か蕪か。株ではないな。大根かな」
「そうなんです大根です」
「緑色のソースは胡瓜?」
「ソースはホウレンソウなんです。その上に梅肉ソース」
オリジナルソースか。誰が仕込むんだろう。






この蕎麦粥の写真をジャン母に見せたが、まったくソソらなかったらしい。
馬刺、鯨刺、カワハギ肝あえ、私の好きなものをジャン母は嫌いなんです。ローストビーフの赤い部分を生肉だからNGと言うしね。あの人はホントウに美味しいものを知らないんじゃないか。

蕎麦粥を持ってきた女将さんに聞いてみた。
「普段も馬刺食べられるんですか?」
「食べてますよ。スーパーで普通に売ってるし」
「いいですねぇぇぇぇ」
スーパーで売ってる?生肉が?日常でも食べてるんだ。普通に売ってるんだね。
「羨ましい。近所にそういう店があれば毎日のように買いますよ。」
これだけ言ったんだから私らが馬刺夫婦なのを再認識して忘れないで欲しいものだ。
馬刺は翌日の昼も某所でいただくことになる。

何故か蕎麦サラダにはビールなのです私。
最初の乾杯は「瓶とグラスでなきゃダメ」(ジャン妻)
なので途中から私だけ生ビールをいただく。マヨネーズと蕎麦汁のしょっぱさがビールに合うのだ。
後半はマゼマゼして和え蕎麦、マゼ蕎麦の様相を呈してくる。
汁まで飲み干そうとしたらジャン妻の眦が釣り上がったので止めた。







岩魚はいつも大きさが同じだから養殖でしょうね。天然は大きさがバラバラで均一でないからね。
大河・風林火山で永島敏行さんが演ずる村上義清が岩魚2匹を朝餉のおかずにしてた。2匹ですよ。キレイに食べてたな。骨だけ残ってた。




20年前は、揚げた蕎麦と、蓮根の穴に蕎麦粉を入れて揚げたのとは別ものだった。
今はひとつ器に入っている。海老と山菜も加わった。
潰した里芋に蕎麦実を塗して揚げたのは昔からかわらない。
この変わらないところがいいのです。変に進化して欲しくない。





蕎麦いなり。
ジャン母に「油揚げにお蕎麦が入ってるんだよ」と説明したのに反応はイマイチだった。
「なにそれ?」だけだった。



一度でいいからこのざる蕎麦に天ぷらを添えて天ざるで食べてみたい。
エビ天、茄子天、カボチャ天とかで。(私はカボチャは天ぷらは食べます。)
と、思ったのだが。
それだとその辺の蕎麦屋と同じになってしまうか。






いつもは下げた後、しばらくしてから二次会、寝酒にするのですが。
この晩はそのまま二次会にしてあまり夜更かしせず寝てしまった。
ホント寝るだけです。TVも点けたことない。私らは宿でTVを見たことは一度もありません。

寝る前に外に出てみたり。
電車を撮ってみたり。




それまで暗く眠っていた踏切が目覚める。
赤く光り、警報音が鳴り始める。
漆黒の彼方から蒼白い灯が迫って来て鉄路を照らす。






闇を切り開くように、黒い車両がゆっくり走っていく。やはりこれまでより速度が遅い。

車内も蒼白い灯が点っているが、そこには僅かな乗客しかいなかった。
車内から私はどう見えるのだろう。










踏切の警報音が止んだ。
大川(阿賀野川)を渡る音も徐々に彼方へ遠ざかっていく。
静寂が戻った。
次の列車が走り去った後、山の上に浮かぶ朧月。








なんと!!
20時半には寝てしまったのです。
そんな時間に寝たら翌朝どうなるか。
5時に目覚めてしまった。始発とほぼ同時刻に。
2018-04-25 08:05
コメント(2)
ジャン母が蕎麦宿に興味を持ったが・・・ [蕎麦宿]







今回も奥の洋室恵明庵です。すっかり気に入った。
「更級はもう利用しないの?」(ジャン妻)
「・・・」
「これまで20何年も散々お世話になったのに」
私はジジイのようなことを言った。
「更級は立ったり座ったりがキツいんだよ」
ジャン妻は「浮気者」とでも言いたそうな目をしていたが・・・。



恵明庵は床暖房が心地よくて、テーブルを前にして座ってるだけでも落ち着くのだ。床から自然な暖気が足裏から膝、上半身へと自然に伝わっていく。
そこにいると厨房や他の部屋の生活音も全く聞こえないし。静かなもんです。
このテーブル上にNotePCでも持ち込んで簡単な仕事をするか、Blogの原稿を書くのもいいかも。作家気分で。それに飽いたら、疲れたら、恵明の湯に浸かって昼寝する。いいプランだと思う。
決して明るい部屋ではないが男の隠れ家といっていい。
(でも夏場には更級庵に還るかも知れない。)






「今度いつ会津に行くの?」(ジャン母)
「3月の末だけど」
3月の最終日31日です。3月31日は数年前までは本決算の棚卸に駆り出されたものだが、最近は煙たがられているのか声がかからなくなった。
でもジャン母は何でそんなことを聞くのか?
「家の味噌が無くなったの?」
ウチもジャン母も会津味噌を使っています。山賀家か満田屋の味噌。今回も買いに寄ります。
「お味噌も買ってきて欲しいけど。そう・・・3月に行くんだ・・・」
「何かあるの?」
「3月は間に合わないけど。アナタたちがしょっちゅう行ってる会津の宿に私とオバさんを連れてってよ」
「!!!」
そういうことかよ。私は戸惑った。私らとジャン母は旅行の価値観が全く違う。宿に直行直帰で寛ぐ私らと、夕方の宿入りまでギリギリあちこち観光したいジャン母とは旅行観点が合わないのである。
ジャン母を船山温泉に一度連れてったら周囲にあまりに何もないのに驚いたらしく、夜の蛍鑑賞までヒマでヒマでしょーがなかったらしいのでそれきり再訪していない。何であんな周囲に何もないところに行きたがるのかと不思議がられている。
ジャン母は温泉にも興味ない人なのです。観光重視。まず連れて行くのは無理と思ったが一応検討はした。
「片道5時間だよ」
「5時間!!」
「電車でもくるまでもね」
「そんなにかかるの?新幹線でパッと行けないの?」
どこでもドアのようなことを言われた。
「そういう場所じゃない」
「だって福島でしょう?」
この地理オンチ方向感覚距離感覚の無さに呆れた。福島は大きい県だし、浜通り中通り、そして会津、会津も相当に広いんだよ。
「いつも電車で行く時は浅草から東武特急だよ。鬼怒川で乗り換えて(・・・リバティなら会津田島までは直行です。)そこから単線で・・・」
・・・の先は口頭で説明するのがめんどくさくなってきたので地図を見ながら説明しよう。ジャン実家のPCを起動してGoogleMAPで説明してあげた。浅草から東武日光線を指しながら地図を北へスクロールして、鬼怒川温泉で乗り換えてそこから単線で、会津田島でディーゼルカーに乗り換えて、路線をマウスでなぞった。
「自分らが行く湯野上はここだよ」
「!!・・・」
ジャン母はそこまでの遠い距離と迂遠さ(不便さ)に絶句していた。



次に東北新幹線で郡山まで行って北から南に下るルートを説明してあげた。新幹線だと郡山まで行って、そこから磐越線に乗り換えて、会津若松でさっきのディーザルカーで下ってきて・・・。
「遠いわねぇ」
「片道5時間だね。くるまでも5時間かな」
結局電車でもくるまでも5時間ずーっと乗ってなきゃならないのは苦痛だという。翌日、会津若松市内を午後に出たら東北道が各地で断続的に渋滞し、6時間半かかったからね。
「何でそんな辺鄙なところへしょっちゅう行くの?」
遠いの次は辺鄙とキタかい。
「そりゃ宿が気に入ってるからですよ」(ジャン妻)
「・・・」
理解できないらしい。
「1時間に1本とはいえちゃんと鉄道走ってるし幹線道路もあるよ」
ジャン母がここ蕎麦宿に来ても退屈だろうなぁ。何もすることないもの。散歩に連れてくぐらいか。
蕎麦宿で出される料理にもソソラなかったのもあって結局諦めた。「片道5時間かけて蕎麦食べに行くの?」なんて言い出したからね。
ジャン母は私らの宿の価値観は理解できそうにない。距離的にも伊豆辺りまでが限界かな。伊豆八幡野高原以外の和の旅館でもあたってみますかね。







裏手を走る会津鉄道の踏切警報機が鳴る。
今日は撮らないで部屋に籠ってようかなぁとも思ったのですがついつい窓を開けて身を乗り出し撮ってしまう性(サガです。今の時期は草木が枯れて見通しがいい。
だがヘンだぞ。裏手を走る会津鉄道のスピードが遅いのです。田島方面、若松方面、双方とも宿の裏にさしかかると極端に速度を落とすの。ゆ~っくりゆっくり走り去っていく。
トロッコ列車が大川(阿賀野川)鉄橋の徐行運転で乗客に川を見下ろした風景を見て貰ったり、夏祭りに対岸の旧道から打ち上げ花火が上がる時もやはり速度を落として少しの時間とはいえ花火を見物して貰うのは知ってますが、まだそのシーズンじゃないし。
はてこの減速は何故だろう。この1泊2日どの列車もそうだった。だから今回はガッタンゴーの写真がいつもより多いのですよ。ゆ~っくり走るから。













どれも同じような写真ばかりだね。
こんなことしてるからBlogの容量がどんどん減っていくんだけどね。この時期は木々が枝葉だから見通しがいいのです。細い枝葉の時期は写真サイズを上げないと美しくUpできないのもある。
翌朝、塔のへつり方面から来た列車を宿手前の田んぼの畔道から撮影してわかったのですが、大川(阿賀野川)鉄橋までは通常のスピードなのです。それが蕎麦宿の裏手の踏切前にさしかかると途端に減速するのは何故だ?
私の撮影為に会津鉄道が敢えて速度を落としてるのだろうか。翌朝チェックアウトの際に大旦那に聞いてみたのですがイマイチ要領を得なかった。


ジャン母がソソらなかった夕餉の時間がすぐにやってくる。
料理写真も見せてあげたんですがねぇ。
2018-04-24 07:06
コメント(4)
味噌とバター [ラーメン]
自分は味噌ラーメンあまり食べない人です。
でも、他に選択肢が無ければ味噌にTRYすることもあります。
この店では頑として味噌を食べなかったのですが。今年になってから宗旨変えしました。


ボロい券売機から吐き出されたプラスチック食券をカウンター上に置いて、
「味噌・・・」
1年半ぶり、久々の味噌です。
「珍しいですねぇ」
「自分でもそう思うよ」
「笑」
店のイチオシの味噌をチョイスしたのでママは嬉しそうだ。実はもう他に食べるものが無くなったんだよ。レバ系辛い系を除いてあらかた食べたからね。
カウンター上に100円玉を2個置いて「バター2個・・・」
「2個いきます?」
ママ(姉だが)が麺を茹でている。
店主(弟だが)が細かめに刻んだ野菜類を中華鍋で炒めている。
ママが麺を丼に移した。店主は炒めた野菜に味噌スープを加えてひと煮たちさせ、茹で上がった麺が入った丼、麺の上に豪快にぶっかけるのです。載せるという感じじゃない。ぶっかけです。
だからあまり見た目、ルックスは美しくない。





ああ、美味しいねこれ。
久々だがこういう味だったのか。その辺の中華屋の業務用味噌味じゃないね。
味噌ラーメンには太目の縮れ麺が多いが、麺はやや細い平打ちでした。

野菜リフト。た~っぷり野菜が摂れます。
炒めてスープで煮込んだ野菜たちは麺と一緒に食べます。




麺だけすするのは難しい。麺に絡まった野菜と共に啜ります。
挽肉が少しだけ混ざっていますが、チャーシュー、玉子、メンマ、そういう通常ラーメンの具はないです。チャーシューはトッピングでありますが、載せたらそれの塩分が加わるし、具剤のバランスが崩れるのではないか。
これだけでも最後まで飽きが来ない。
何だ味噌美味しいじゃん。今まで味噌以外を食べていたのがアホみたいだった。
飲み干したい衝動に駆られる味噌スープだがこれぐらいで止めておきましょう。

一度、ママが味噌ペーストの仕込みをしているのを見たことがある。
13時過ぎ頃だから怒涛の昼客があらかた引いた頃、手が空いたママがミキサーを取り出したのです。
傍らには大量のニンジンと信州味噌(昔ながらのマルコメだったような)もう1種類味噌があったな。北海道味噌だったような。
ウチも朝はジャン妻がミキサーにかけるニンジン&リンゴジュースを飲んでいますが、それに味噌を混ぜてペースト状にしているんだと思うが。
業務用の味噌ではなかった。そこらで売ってる市販の味噌に手を加えていたのです。

ネギ味噌です。この日も100円玉2個置いて、
「バター2個」
「ホイ」

あれ?バター1個だけじゃんか。いや違うな。2枚スライスしないで2個分の大きさで1個載ってる。

バター大好きです。でもバターを2個載せた写真をジャン妻が見たら眉間に縦皺が刻まれるは必定で、この写真を見たら「何このバターは!!」
バターは味噌スープが塩辛かった時の保険のようなものですがこの店では無しでもイケそうだな。でもコクが加わってスープが更に美味く昇華しますよ。
だがバター2個分を塊1個だとなかなか溶けない。スライスして2枚にした方がスープに浸す表面積の分だけ溶けやすくなるのだな。


ウチの朝はジャン妻がニンジン&リンゴをミキサーのかけるジュースと珈琲だけです。家で朝にごはんを食べるのは(土)(日)(祝)だけですが、ウチの朝ご飯は100%和食(ご飯)でトーストはまず出ない。食パンも買わなくなった。
伊豆高原八幡野の朝食に出る自家製パンにちっちゃいバターが2切れだけ付いてきますが、私は2切れともいただいちゃいます。足りないのだ。
焼きたてだからまだほんのり温かいのでバターは溶けますが、披露宴のコースなんぞに出されるパンだと冷めちゃってるのでバターが溶けにくい。パンにつけて押し潰す恰好になってしまう。
普段は食パンもロールパンも買わないです。まれにバケットを買ってもオーブンで焼いてツマミにする程度。朝にパン、トーストを食べないということは、私は日常生活でバターをあまり摂取しない人なのですよ。
だから滅多に食べない味噌ラーメンにバター入れるぐらいいいじゃんかよっ!!
(上大岡の焼き鳥屋でジャガイモをバターマシマシベットリにするのもそうです。)






今日もボロ券売機が稼動しています。
2回に1回は「券出ないよ~」が繰り返されてた。
最初の客が味噌を押しても、次の客は味噌を押したら「出ないよ~」
どうなってんだろうねこの店のボロ券売機は。





味噌つけ麺、これで普通盛りです。バター1個にしました。この器だと2個は多い。
私の隣のお客は大盛りだった。私の1.5倍程度だった。
私は「つけ麺は偽りの満腹感」と思ったりします。それは美味しいつけ麺に出逢ったことがないからともいえるが。つけ麺が偽りなら、スープにどっぷり浸ったラーメンはどうなんだって?





もうひとつ味噌味があります。スープご飯。
これにもバター2個はしないで1個にしました。
もともと賄だったのがお客さんに出すメニューに昇格?したものらしい。
スープご飯は塩もあります。塩には柚子胡椒がついてくる。



熱々です!!
冷めてるよりいいが。
この店でいちばん食べる時間を長く要するもの。
熱くて最初の1くちで上顎を火傷しました。この火傷が意外と長引き、先週末に行った船山温泉の名物である猪鍋に影響した。週明けの今日の朝でもまだ痛むというか違和感がある。
いずれ皮がベロンとめくれるかもしれない。




一時期スーパーのバターが品薄でしたよね。
あってもひとり1点までとか。
そういう現象は何故起きるのだろうか。バター、キャベツ、葉野菜の高騰もこういう店が煽りを喰らうわけですね。昨年はとうとう値上に踏みきった。でも客足は衰えていない。むしろ新規客が増えているのは、昨日Upしたこの店のボロ食券売機プラス「同じものでしたら一気にやっちゃいます」に戸惑っているからすぐわかる。

見るからにボロい店だし、貼ってある料理写真もボロボロで美味しそうに見えないし、入りにくそうだし、細長い店だから入ったら喰い終わるまで出られないし。
券売機はいい加減だし。(笑)
でもそこに存在し続ける飲食店には必ず何か理由があるのだ。
でも、他に選択肢が無ければ味噌にTRYすることもあります。
この店では頑として味噌を食べなかったのですが。今年になってから宗旨変えしました。


ボロい券売機から吐き出されたプラスチック食券をカウンター上に置いて、
「味噌・・・」
1年半ぶり、久々の味噌です。
「珍しいですねぇ」
「自分でもそう思うよ」
「笑」
店のイチオシの味噌をチョイスしたのでママは嬉しそうだ。実はもう他に食べるものが無くなったんだよ。レバ系辛い系を除いてあらかた食べたからね。
カウンター上に100円玉を2個置いて「バター2個・・・」
「2個いきます?」
ママ(姉だが)が麺を茹でている。
店主(弟だが)が細かめに刻んだ野菜類を中華鍋で炒めている。
ママが麺を丼に移した。店主は炒めた野菜に味噌スープを加えてひと煮たちさせ、茹で上がった麺が入った丼、麺の上に豪快にぶっかけるのです。載せるという感じじゃない。ぶっかけです。
だからあまり見た目、ルックスは美しくない。





ああ、美味しいねこれ。
久々だがこういう味だったのか。その辺の中華屋の業務用味噌味じゃないね。
味噌ラーメンには太目の縮れ麺が多いが、麺はやや細い平打ちでした。

野菜リフト。た~っぷり野菜が摂れます。
炒めてスープで煮込んだ野菜たちは麺と一緒に食べます。




麺だけすするのは難しい。麺に絡まった野菜と共に啜ります。
挽肉が少しだけ混ざっていますが、チャーシュー、玉子、メンマ、そういう通常ラーメンの具はないです。チャーシューはトッピングでありますが、載せたらそれの塩分が加わるし、具剤のバランスが崩れるのではないか。
これだけでも最後まで飽きが来ない。
何だ味噌美味しいじゃん。今まで味噌以外を食べていたのがアホみたいだった。
飲み干したい衝動に駆られる味噌スープだがこれぐらいで止めておきましょう。

一度、ママが味噌ペーストの仕込みをしているのを見たことがある。
13時過ぎ頃だから怒涛の昼客があらかた引いた頃、手が空いたママがミキサーを取り出したのです。
傍らには大量のニンジンと信州味噌(昔ながらのマルコメだったような)もう1種類味噌があったな。北海道味噌だったような。
ウチも朝はジャン妻がミキサーにかけるニンジン&リンゴジュースを飲んでいますが、それに味噌を混ぜてペースト状にしているんだと思うが。
業務用の味噌ではなかった。そこらで売ってる市販の味噌に手を加えていたのです。

ネギ味噌です。この日も100円玉2個置いて、
「バター2個」
「ホイ」

あれ?バター1個だけじゃんか。いや違うな。2枚スライスしないで2個分の大きさで1個載ってる。

バター大好きです。でもバターを2個載せた写真をジャン妻が見たら眉間に縦皺が刻まれるは必定で、この写真を見たら「何このバターは!!」
バターは味噌スープが塩辛かった時の保険のようなものですがこの店では無しでもイケそうだな。でもコクが加わってスープが更に美味く昇華しますよ。
だがバター2個分を塊1個だとなかなか溶けない。スライスして2枚にした方がスープに浸す表面積の分だけ溶けやすくなるのだな。


ウチの朝はジャン妻がニンジン&リンゴをミキサーのかけるジュースと珈琲だけです。家で朝にごはんを食べるのは(土)(日)(祝)だけですが、ウチの朝ご飯は100%和食(ご飯)でトーストはまず出ない。食パンも買わなくなった。
伊豆高原八幡野の朝食に出る自家製パンにちっちゃいバターが2切れだけ付いてきますが、私は2切れともいただいちゃいます。足りないのだ。
焼きたてだからまだほんのり温かいのでバターは溶けますが、披露宴のコースなんぞに出されるパンだと冷めちゃってるのでバターが溶けにくい。パンにつけて押し潰す恰好になってしまう。
普段は食パンもロールパンも買わないです。まれにバケットを買ってもオーブンで焼いてツマミにする程度。朝にパン、トーストを食べないということは、私は日常生活でバターをあまり摂取しない人なのですよ。
だから滅多に食べない味噌ラーメンにバター入れるぐらいいいじゃんかよっ!!
(上大岡の焼き鳥屋でジャガイモをバターマシマシベットリにするのもそうです。)






今日もボロ券売機が稼動しています。
2回に1回は「券出ないよ~」が繰り返されてた。
最初の客が味噌を押しても、次の客は味噌を押したら「出ないよ~」
どうなってんだろうねこの店のボロ券売機は。





味噌つけ麺、これで普通盛りです。バター1個にしました。この器だと2個は多い。
私の隣のお客は大盛りだった。私の1.5倍程度だった。
私は「つけ麺は偽りの満腹感」と思ったりします。それは美味しいつけ麺に出逢ったことがないからともいえるが。つけ麺が偽りなら、スープにどっぷり浸ったラーメンはどうなんだって?





もうひとつ味噌味があります。スープご飯。
これにもバター2個はしないで1個にしました。
もともと賄だったのがお客さんに出すメニューに昇格?したものらしい。
スープご飯は塩もあります。塩には柚子胡椒がついてくる。



熱々です!!
冷めてるよりいいが。
この店でいちばん食べる時間を長く要するもの。
熱くて最初の1くちで上顎を火傷しました。この火傷が意外と長引き、先週末に行った船山温泉の名物である猪鍋に影響した。週明けの今日の朝でもまだ痛むというか違和感がある。
いずれ皮がベロンとめくれるかもしれない。




一時期スーパーのバターが品薄でしたよね。
あってもひとり1点までとか。
そういう現象は何故起きるのだろうか。バター、キャベツ、葉野菜の高騰もこういう店が煽りを喰らうわけですね。昨年はとうとう値上に踏みきった。でも客足は衰えていない。むしろ新規客が増えているのは、昨日Upしたこの店のボロ食券売機プラス「同じものでしたら一気にやっちゃいます」に戸惑っているからすぐわかる。

見るからにボロい店だし、貼ってある料理写真もボロボロで美味しそうに見えないし、入りにくそうだし、細長い店だから入ったら喰い終わるまで出られないし。
券売機はいい加減だし。(笑)
でもそこに存在し続ける飲食店には必ず何か理由があるのだ。
2018-04-23 06:51
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食券のいい加減な店 [ラーメン]
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-11-11のまたまた続編です。

私とジャン妻はこの店を「食券のいい加減な店」と呼んでいる。
券売機から出てきた食券には押したボタンと違うメニューが印字されているからです。それに印字された文字も判別し難くなっているし。
1枚の券(イロ)で複数のメニューを兼ねているのです。ボロい券売機で押しても食券が出なかったりするのはザラ。
(釣り銭はちゃんと出ます。笑)
これがその問題のボロ券売機です。

他の店に無い独自のシステムがあって、
①食券はイロで判断する。
②ママは今すぐできるもの、調理に取りかかろうとしているものを呼び掛ける。
③客も何にするか決まっているなら、券売機のボタンを押す前に口頭で言う。
④券をカウンター上に置いて確認する、

今日もこの店のイチオシ野菜ラーメン味噌がバンバン出てるな。
「味噌の方先に仰ってくだ~さい」
「味噌でしたら今入りますよ~。一度にできますよ~」
味噌味噌味噌味噌・・・ああウルさいこと(笑)。私は頑として味噌をオーダーしないぞと決めていた。ママの押しつけ?店のウリを完全黙殺していたのだが。
私もそろそろ久しぶりに・・・2年ぶりかな?味噌を欲してきた。

これから券売機のボタンを押そうとするタイミングで姉ママから「オーダー決まってたら仰ってくださ~い」と声がかかる。弟さんが今から調理に取りかかろうとするものと同じだったら、間に合えば同時にやっつけてしまおうというもの。
それだったら券売機要らないんじゃないのかなと思う。姉ママの叫びに反応したら券を購入しなくていいのかというとそうではなく、券を購入してカウンター上に置いて、そこで改めて口頭で言います。最終確認のようなものです。
だが私は普段は券を購入しながら叫んだりしません。いつもカウンター席に着いてから、券を上に置いて口頭で言います。
「ピリ辛」ボソッと言いました。
「アイヨ、カウンター〇番さんピリ辛」
豚肉とキャベツのピリ辛炒めのことです。
この店は細く狭く暗く、入口の引き戸はボロく、券売機もいつブッ壊れてもオカしくなさそうな旧タイプで、プラスチックでイロの付いた券がカチャン、ポロンと出てくるのだが、冒頭で述べたように券に表示、刻まれたものはメニューと一致しない。
私の日替わり(ピリ辛)はどんな食券かというと。

ライスだと?(笑)
白は日替わりらしい。このいい加減さに慣れてる客、わかってる客はいいけど、新規で来た客で「これ、違うんだけど・・・」・・・戸惑う客も少なくない。

豚肉とキャベツのピリ辛炒めでございます。
ホイコーロよりチョイ辛いタイプ。
皿を傾けて余分なタレを除けます。


最初の入店だったので、飯がやわらかくて熱々熱々である。上顎を火傷したぁ。

次にこれを見てください。

見てのとおりラーメン単品の食券と、ジャラジャラ置かれた釣り銭が合計で740円。
これはですね。何が起こったかといいますとね。ラーメンと炒飯を押したんです。別々にね。
ラーメン&半炒飯じゃないですよ。普通サイズのラーメンと普通サイズの炒飯です。炭水化物の主食を2つ押したようなものです。
ボロい券売機だから1000円札を2枚入れて2品を連続して押しても出なさそうなので、まずは1000円札を1枚入れてラーメンのボタンを押した。するとラーメンの茶色い食券とお釣りが出ました。ところが次に再度1000円札を1枚入れて炒飯のボタンを押したら、釣り銭はジャラジャラ出たけど炒飯の券が出なかったのだよ。
私は「やれやれ」と思ったよ。自己申告しなきゃならないじゃないか。ラーメンだけしか食券出てないのに、釣り銭と同じ金額を置いて炒飯の分をタダ喰いしようとしたなんて思われたくないからね。
私はラーメンの券と釣り銭のTotalをカウンター上にジャラジャラ出して、
「1000円札2枚入れたんだが・・・ラーメンの券は出たけど炒飯の券は出なかったよ。これがその証拠。ちゃんと1000円札2枚入れたからねっ。」
1000円札2枚別々に入れた釣り銭の合計ですよ。それをジャラジャラとカウンター上に置いて申し開きをしたんです。
何でこんなことしなきゃなんないのか。
姉ママは「ラーメンと普通の炒飯ね」笑って頷いてたけどね。「ラーメン&半炒飯じゃないのね」とも言われなかった。信じてくれたんだろうけどさ。
いい加減に券売機を変えるか、廃止しちゃった方がいいんじゃないかね。


先に炒飯が出されて、僅かの差ですぐにラーメンが出された。
炒飯はいったん置いといた。開店して早い時間帯だからご飯が熱くて水分多いから冷まそうかと。
この店11:30開店ですが(この辺もかなりいい加減なのですが。)早い時間帯の炒飯と13時過ぎの炒飯ではタイプが微妙に変わるのです。早い時間帯はご飯がしっとりで、遅い時間帯になると水分が飛ぶのかパラパラになる。まぁそれも日によって違いますね。







これはOPEN早々一番客でオーダーした肉野菜炒めですが。
炊きたて?ご飯が異様に熱かった。




そりゃ冷えてちゃイカンけどさ。またまた上顎を火傷しましたよ。
これが午後1時ぐらいになるとちょうどいいぬく飯、固さに落ち着くのですが。
また別の日。
もう11時36分だぜ。開かないな。何をやってやがんだ?今日はこの後で栃木県小山市に向かって、帰途、東武日光線の柳生駅と、行けたら板倉東洋大駅まで行きたいのだが。

そしたらカーテンが開いた。
「大丈夫?」
「アイヨ」
アイヨじゃないっつーの。この日ちょっと胸が騒いだ。何か起こりそうな予感がしたのだ。券売機の前で購入しながら「ホイコーロ」と先に言ったのです。
「ハ~イ。」
席に着いてから「ママ、ご飯冷ましといてくれる?」
「???」
「こないだ軽く火傷したから・・・」
「あ、そうなの。」
普通にOPENしたのだが。。。


野菜を細かく刻み過ぎで、タレが多い感じがするが。
まず野菜だけ先にいただいます。

そして後半、皿を傾けて余分なタレを避けます。

野菜が殆ど無くなって焼肉定食の様相を呈してきた。

この後、冒頭で述べたこの店の①②③④のシステムが崩壊しかかった。
私が入店した際はガラ空きだったのだが、喰い終わる頃になって入口に10人ほど渋滞したのである。
きっかけはテイクアウトだった。男性ひとりと女性ひとりが自分たちの分だけではなく、職場の同僚の分も注文したのである。
「肉野菜炒めライスと、ラーメン&半炒飯と、豚丼と、スープご飯味噌・・・」
信じられない話だが、この店は全部のメニューのテイクアウトが可能なのです。

そのテイクアウトが複数人数分だったのでヤヤコシくなった。
だって麺類とご飯ものは同時にできないし、麺を先に出したら次が出るまでの待ち時間までに麺が伸びちゃうじゃないですか。
しかもそのテイクアウト客は全員分できるまで店内で待たざるを得ないのだ。この時は真冬で外は寒いとはいえ、テイクアウトはその店に来た人の分だけにしておかないと、店内他の客に迷惑ではないか。弁当屋じゃないんだから。
そこへお客が続々と入ってくる。姉ママが「決まった方は仰ってくださ~い」と口頭で叫んでいるが、券売機で購入した券が違ってるので戸惑ったお客がいて「違う券が出たけど」・・・ママは「この券は何々で、おススメはこの色で・・・」・・・訂正しているところへ別のお客さんが「おススメはどれを押せばいいんだ?」
「ええっと、白い券なんだけど。どれでもいいから820円のボタン押してくださ~い」
初めてのお客が続いたようだ。どれにしようか迷っている女性もいた。ついに業を煮やした調理専門の弟さんが中華鍋を置いて振り返り、1枚1枚1人1人「これは何々で、これは何々で都合幾つ・・・」と確認する始末であった。
システム崩壊の瞬間であった!!
アハハハ(笑)性格悪い私は内心でせせら笑った。①②③④は一見さんが続いたら通用しない人もいるよ。テイクアウトと重なってヤヤコシくなったのもあるけどさ。
私はそのトラブルを横目に見て肴にしたよ。
でも笑っている場合じゃない。私もアクシデントがあった。
この位置を見てください。

粗相をしてカウンターの縁にこぼしてしまったので、濡布巾で拭こうと手を伸ばしたら取り損ない、ホイコの上に濡れ布巾がベチャッと落ちてしまった。
「あ・・・」
声に出しましたよ。隣客の視線を感じたが、何事も無かったかのように布巾を除けて戻しました。
自分のミスなのに何だか気分が悪くなり、ブスッとしたまま出ようとしたら、例の渋滞客のひとりが立ちすくんだままで、券売機の前で退こうとしないのだ。券売機をじーっと見入っている。
「オイ」
「???」
「出っから退いてくんねぇか」
「!!!」
俺に気付いてくれ。まぁ見難くてアヤしい券売機に見入ってしまい、どうしていいかわからなかったようですがね。
次は大好きな生姜焼き。今年初めて行った時のもの。




この日も「味噌の方仰ってくださ~い」が連発している。「味噌、辛味噌、ネギ味噌ならすぐいけますよ~」
何かママ焦ってないか?味噌を押し付けるかのように。私は眉をひそめた。急いでいる客は味噌しか注文しちゃいけないみたいだぞ。
開店早々混んで来た。ママの呼び込みに引き寄せられるかのように味噌のオーダーが続いた。

今日のおススメに「鶏肉と玉子と野菜炒め」という初めて見るものがあった。
鶏肉ねぇ。
肉野菜炒めったら豚肉だろうがよ。鶏肉だと身が小さくねぇかとヘンに疑ったのだが、まぁ滅多にないメニューなので押してみた。白い食券が出た。
「おススメ」
「アイヨ」
会社携帯で業務メールしながらじーっと待ち、供された炒め物は。。。




あ、唐揚げだこれ!!
小さいけど(笑)!!
揚げてる雰囲気じゃなかったけど。厨房の弟さんを見たら、脇に揚げ置きの唐揚げがスタンバイしておった。

これは美味いっ!!
炒めるので大きめの唐揚げより小さい唐揚げの方がイケそうですな。
「まさかここで唐揚げが食べられるとは・・・」
ニヤリとする姉ママだが、これはこの日限りでその後は見ていない。
豚肉と玉子のカキソース炒め!!


豚肉が多くてウレシイ。


野菜はキャベツ。この頃のキャベツは高かった。半分ぐらいの大きさのキャベツが380円から400円していた頃のもの。

デカいキャベツの芯があるじゃないか。でも贅沢言ってられないよ。高いもん。

さて、大好きな店ですが少し苦言も呈したいものです。
今年になって、ボロい券売機に1番から4番まで番号が付いた。
1番味噌ラーメン、2番ネギ味噌ラーメン、3番辛味噌ラーメン、4番味噌チャーシューとある。店のイチオシで6個まで一度に出来るのです。
最近ちょっと眉をひそめたのはママのBlogにあったんだけど。
「味噌、ネギ味噌、辛味噌の方は直ぐに言ってくださいと何回も言ってもわからない人も多く、たった5秒ママに伝えるのが遅くなっただけで次のまとめに入り待つことになる。せっかくの休み時間10分は長く使えるはずなのにもったいない」
それで1番から4番まで付番されたらしいのですが。
「食券を買ってお釣りを確かめて、ママの顔をみて注文してたら遅い!必ず次に入るものを言いまくってますので、よお~く聞いて時間短縮に挑戦してみてください。」
遅い?それはちょっと焦らせ過ぎだよ。
時間短縮なんかに挑戦したかないさ私は。
私は味噌は殆どオーダーしないし、間に割り込むから時間かかっても気にしないけど、味噌系を無視しているだけに第三者的客観的に見てるとママの焦り、イライラがカオに出ちゃってるときがあるんだな。そういうつもりはないのだろうけど店側の都合を押し付けてるように見える。
「味噌、ネギ味噌、辛味噌の方は直ぐに言ってください」は最初から味噌に決めてる客、急いでいる客、即断即決できる客に有効なだけで、新規の客や、何を食べるか決まってなくて、よ~く考えた末に味噌にしたお客に対してはちょっと失礼じゃないかなぁ。
と思ったので姉ママのBlogにコメント入れました。
「客を焦らせ過ぎですよ。最初から味噌に決めてる客に有効なだけで、何を食べるか決まってないんだけど、よ~く考えた末に味噌にしたお客さんに対してはどうなの?」って。
姉ママのレスは、
「そうですね!気を付けます。もったいない!とつい。ゆっくり決めたい人もいますね。うまくやりまーーす!」
というものでありました。


これはニラ玉です。ちゃんと豚肉も入っています。
ジャン妻にニラ玉を作ってよと言ったら、ニラとタマゴとじが出されたことがある。
「違う!!」
「何が違うのよ」
「ニラ玉ってのは、ニラ、タマゴ、豚肉、あればタマネギも少し炒めたものを言うんだ」
「だってこれだってニラとタマゴとじじゃない」
「炒めたものを言うのっ。街角中華に行ってみろよ」
でもジャン妻は昼にそういう店には行かない。もともとラーメン屋という選択肢が無いので、そこで炒めもの定食を食べたことがないらしいのだ。
ジャン妻に見せんが為にオーダーしたその日のおススメ7番、ニラタマです。

「これがニラタマだっ!!」


この日もハプニングがあった。
床下の足を置く台、踏み場が割れちゃったのです。

割れたというか、私が割ったのね。足元でバキバキッって凄い音がしたが、弟さんの炒める音でかき消された。


ついに床まで壊れたか。相当年季が入った店なのですよ。
次にこれを見てください。カウンター上に置いた100円玉3つ。

何が起きたかおわかりですよね。1000円札を入れて焼きそば700円を押したが券が出ないんです。釣り銭だけ出た。
「ママ・・・」
ママは気付かない。
「ママ・・・」
まだ気付かない。
「おねーさん
「なに?(笑)」
なんなんだ!!
「焼きそば、1000円入れたが券が出ないよ」って言いながら置いたの。ちゃんと券売機に1000円札入れたからね。




でも私が不心得者で、実は1000円入れてないのに買ったフリして100円玉3つ置いたらどーすんのさ。え?警察呼ぶって?
そーじゃなくってさ。もういい加減に券売機を変えましょうよ。ちゃんとした新しいのに。え?そんなことしたら客単価にはね返るか。
店のドアも外れたまま動かなくなったことがある。もとは自動ドアだったらしいが、壊れて手動のまま何年も経っているらしいからね。
夏の店内は異様に暑いです。エアコンも換えたらと思う。ボロいエアコンと小さい扇風機がヒィヒィいいながら稼動しています。最低限の投資もしようよ~。

で、今年になって、この店のウリである味噌(業務用の味噌じゃないですよ。)に2年ぶりにTRYしてみたのです。。。(続く)

私とジャン妻はこの店を「食券のいい加減な店」と呼んでいる。
券売機から出てきた食券には押したボタンと違うメニューが印字されているからです。それに印字された文字も判別し難くなっているし。
1枚の券(イロ)で複数のメニューを兼ねているのです。ボロい券売機で押しても食券が出なかったりするのはザラ。
(釣り銭はちゃんと出ます。笑)
これがその問題のボロ券売機です。

他の店に無い独自のシステムがあって、
①食券はイロで判断する。
②ママは今すぐできるもの、調理に取りかかろうとしているものを呼び掛ける。
③客も何にするか決まっているなら、券売機のボタンを押す前に口頭で言う。
④券をカウンター上に置いて確認する、

今日もこの店のイチオシ野菜ラーメン味噌がバンバン出てるな。
「味噌の方先に仰ってくだ~さい」
「味噌でしたら今入りますよ~。一度にできますよ~」
味噌味噌味噌味噌・・・ああウルさいこと(笑)。私は頑として味噌をオーダーしないぞと決めていた。ママの押しつけ?店のウリを完全黙殺していたのだが。
私もそろそろ久しぶりに・・・2年ぶりかな?味噌を欲してきた。

これから券売機のボタンを押そうとするタイミングで姉ママから「オーダー決まってたら仰ってくださ~い」と声がかかる。弟さんが今から調理に取りかかろうとするものと同じだったら、間に合えば同時にやっつけてしまおうというもの。
それだったら券売機要らないんじゃないのかなと思う。姉ママの叫びに反応したら券を購入しなくていいのかというとそうではなく、券を購入してカウンター上に置いて、そこで改めて口頭で言います。最終確認のようなものです。
だが私は普段は券を購入しながら叫んだりしません。いつもカウンター席に着いてから、券を上に置いて口頭で言います。
「ピリ辛」ボソッと言いました。
「アイヨ、カウンター〇番さんピリ辛」
豚肉とキャベツのピリ辛炒めのことです。
この店は細く狭く暗く、入口の引き戸はボロく、券売機もいつブッ壊れてもオカしくなさそうな旧タイプで、プラスチックでイロの付いた券がカチャン、ポロンと出てくるのだが、冒頭で述べたように券に表示、刻まれたものはメニューと一致しない。
私の日替わり(ピリ辛)はどんな食券かというと。

ライスだと?(笑)
白は日替わりらしい。このいい加減さに慣れてる客、わかってる客はいいけど、新規で来た客で「これ、違うんだけど・・・」・・・戸惑う客も少なくない。

豚肉とキャベツのピリ辛炒めでございます。
ホイコーロよりチョイ辛いタイプ。皿を傾けて余分なタレを除けます。


最初の入店だったので、飯がやわらかくて熱々熱々である。上顎を火傷したぁ。

次にこれを見てください。

見てのとおりラーメン単品の食券と、ジャラジャラ置かれた釣り銭が合計で740円。
これはですね。何が起こったかといいますとね。ラーメンと炒飯を押したんです。別々にね。
ラーメン&半炒飯じゃないですよ。普通サイズのラーメンと普通サイズの炒飯です。炭水化物の主食を2つ押したようなものです。
ボロい券売機だから1000円札を2枚入れて2品を連続して押しても出なさそうなので、まずは1000円札を1枚入れてラーメンのボタンを押した。するとラーメンの茶色い食券とお釣りが出ました。ところが次に再度1000円札を1枚入れて炒飯のボタンを押したら、釣り銭はジャラジャラ出たけど炒飯の券が出なかったのだよ。
私は「やれやれ」と思ったよ。自己申告しなきゃならないじゃないか。ラーメンだけしか食券出てないのに、釣り銭と同じ金額を置いて炒飯の分をタダ喰いしようとしたなんて思われたくないからね。
私はラーメンの券と釣り銭のTotalをカウンター上にジャラジャラ出して、
「1000円札2枚入れたんだが・・・ラーメンの券は出たけど炒飯の券は出なかったよ。これがその証拠。ちゃんと1000円札2枚入れたからねっ。」
1000円札2枚別々に入れた釣り銭の合計ですよ。それをジャラジャラとカウンター上に置いて申し開きをしたんです。
何でこんなことしなきゃなんないのか。
姉ママは「ラーメンと普通の炒飯ね」笑って頷いてたけどね。「ラーメン&半炒飯じゃないのね」とも言われなかった。信じてくれたんだろうけどさ。
いい加減に券売機を変えるか、廃止しちゃった方がいいんじゃないかね。


先に炒飯が出されて、僅かの差ですぐにラーメンが出された。
炒飯はいったん置いといた。開店して早い時間帯だからご飯が熱くて水分多いから冷まそうかと。
この店11:30開店ですが(この辺もかなりいい加減なのですが。)早い時間帯の炒飯と13時過ぎの炒飯ではタイプが微妙に変わるのです。早い時間帯はご飯がしっとりで、遅い時間帯になると水分が飛ぶのかパラパラになる。まぁそれも日によって違いますね。







これはOPEN早々一番客でオーダーした肉野菜炒めですが。
炊きたて?ご飯が異様に熱かった。




そりゃ冷えてちゃイカンけどさ。またまた上顎を火傷しましたよ。
これが午後1時ぐらいになるとちょうどいいぬく飯、固さに落ち着くのですが。
また別の日。
もう11時36分だぜ。開かないな。何をやってやがんだ?今日はこの後で栃木県小山市に向かって、帰途、東武日光線の柳生駅と、行けたら板倉東洋大駅まで行きたいのだが。

そしたらカーテンが開いた。
「大丈夫?」
「アイヨ」
アイヨじゃないっつーの。この日ちょっと胸が騒いだ。何か起こりそうな予感がしたのだ。券売機の前で購入しながら「ホイコーロ」と先に言ったのです。
「ハ~イ。」
席に着いてから「ママ、ご飯冷ましといてくれる?」
「???」
「こないだ軽く火傷したから・・・」
「あ、そうなの。」
普通にOPENしたのだが。。。


野菜を細かく刻み過ぎで、タレが多い感じがするが。
まず野菜だけ先にいただいます。

そして後半、皿を傾けて余分なタレを避けます。

野菜が殆ど無くなって焼肉定食の様相を呈してきた。

この後、冒頭で述べたこの店の①②③④のシステムが崩壊しかかった。
私が入店した際はガラ空きだったのだが、喰い終わる頃になって入口に10人ほど渋滞したのである。
きっかけはテイクアウトだった。男性ひとりと女性ひとりが自分たちの分だけではなく、職場の同僚の分も注文したのである。
「肉野菜炒めライスと、ラーメン&半炒飯と、豚丼と、スープご飯味噌・・・」
信じられない話だが、この店は全部のメニューのテイクアウトが可能なのです。

そのテイクアウトが複数人数分だったのでヤヤコシくなった。
だって麺類とご飯ものは同時にできないし、麺を先に出したら次が出るまでの待ち時間までに麺が伸びちゃうじゃないですか。
しかもそのテイクアウト客は全員分できるまで店内で待たざるを得ないのだ。この時は真冬で外は寒いとはいえ、テイクアウトはその店に来た人の分だけにしておかないと、店内他の客に迷惑ではないか。弁当屋じゃないんだから。
そこへお客が続々と入ってくる。姉ママが「決まった方は仰ってくださ~い」と口頭で叫んでいるが、券売機で購入した券が違ってるので戸惑ったお客がいて「違う券が出たけど」・・・ママは「この券は何々で、おススメはこの色で・・・」・・・訂正しているところへ別のお客さんが「おススメはどれを押せばいいんだ?」
「ええっと、白い券なんだけど。どれでもいいから820円のボタン押してくださ~い」
初めてのお客が続いたようだ。どれにしようか迷っている女性もいた。ついに業を煮やした調理専門の弟さんが中華鍋を置いて振り返り、1枚1枚1人1人「これは何々で、これは何々で都合幾つ・・・」と確認する始末であった。
システム崩壊の瞬間であった!!
アハハハ(笑)性格悪い私は内心でせせら笑った。①②③④は一見さんが続いたら通用しない人もいるよ。テイクアウトと重なってヤヤコシくなったのもあるけどさ。
私はそのトラブルを横目に見て肴にしたよ。
でも笑っている場合じゃない。私もアクシデントがあった。
この位置を見てください。

粗相をしてカウンターの縁にこぼしてしまったので、濡布巾で拭こうと手を伸ばしたら取り損ない、ホイコの上に濡れ布巾がベチャッと落ちてしまった。
「あ・・・」
声に出しましたよ。隣客の視線を感じたが、何事も無かったかのように布巾を除けて戻しました。
自分のミスなのに何だか気分が悪くなり、ブスッとしたまま出ようとしたら、例の渋滞客のひとりが立ちすくんだままで、券売機の前で退こうとしないのだ。券売機をじーっと見入っている。
「オイ」
「???」
「出っから退いてくんねぇか」
「!!!」
俺に気付いてくれ。まぁ見難くてアヤしい券売機に見入ってしまい、どうしていいかわからなかったようですがね。
次は大好きな生姜焼き。今年初めて行った時のもの。




この日も「味噌の方仰ってくださ~い」が連発している。「味噌、辛味噌、ネギ味噌ならすぐいけますよ~」
何かママ焦ってないか?味噌を押し付けるかのように。私は眉をひそめた。急いでいる客は味噌しか注文しちゃいけないみたいだぞ。
開店早々混んで来た。ママの呼び込みに引き寄せられるかのように味噌のオーダーが続いた。

今日のおススメに「鶏肉と玉子と野菜炒め」という初めて見るものがあった。
鶏肉ねぇ。
肉野菜炒めったら豚肉だろうがよ。鶏肉だと身が小さくねぇかとヘンに疑ったのだが、まぁ滅多にないメニューなので押してみた。白い食券が出た。
「おススメ」
「アイヨ」
会社携帯で業務メールしながらじーっと待ち、供された炒め物は。。。




あ、唐揚げだこれ!!
小さいけど(笑)!!
揚げてる雰囲気じゃなかったけど。厨房の弟さんを見たら、脇に揚げ置きの唐揚げがスタンバイしておった。

これは美味いっ!!
炒めるので大きめの唐揚げより小さい唐揚げの方がイケそうですな。
「まさかここで唐揚げが食べられるとは・・・」
ニヤリとする姉ママだが、これはこの日限りでその後は見ていない。
豚肉と玉子のカキソース炒め!!


豚肉が多くてウレシイ。


野菜はキャベツ。この頃のキャベツは高かった。半分ぐらいの大きさのキャベツが380円から400円していた頃のもの。

デカいキャベツの芯があるじゃないか。でも贅沢言ってられないよ。高いもん。

さて、大好きな店ですが少し苦言も呈したいものです。
今年になって、ボロい券売機に1番から4番まで番号が付いた。
1番味噌ラーメン、2番ネギ味噌ラーメン、3番辛味噌ラーメン、4番味噌チャーシューとある。店のイチオシで6個まで一度に出来るのです。
最近ちょっと眉をひそめたのはママのBlogにあったんだけど。
「味噌、ネギ味噌、辛味噌の方は直ぐに言ってくださいと何回も言ってもわからない人も多く、たった5秒ママに伝えるのが遅くなっただけで次のまとめに入り待つことになる。せっかくの休み時間10分は長く使えるはずなのにもったいない」
それで1番から4番まで付番されたらしいのですが。
「食券を買ってお釣りを確かめて、ママの顔をみて注文してたら遅い!必ず次に入るものを言いまくってますので、よお~く聞いて時間短縮に挑戦してみてください。」
遅い?それはちょっと焦らせ過ぎだよ。
時間短縮なんかに挑戦したかないさ私は。
私は味噌は殆どオーダーしないし、間に割り込むから時間かかっても気にしないけど、味噌系を無視しているだけに第三者的客観的に見てるとママの焦り、イライラがカオに出ちゃってるときがあるんだな。そういうつもりはないのだろうけど店側の都合を押し付けてるように見える。
「味噌、ネギ味噌、辛味噌の方は直ぐに言ってください」は最初から味噌に決めてる客、急いでいる客、即断即決できる客に有効なだけで、新規の客や、何を食べるか決まってなくて、よ~く考えた末に味噌にしたお客に対してはちょっと失礼じゃないかなぁ。
と思ったので姉ママのBlogにコメント入れました。
「客を焦らせ過ぎですよ。最初から味噌に決めてる客に有効なだけで、何を食べるか決まってないんだけど、よ~く考えた末に味噌にしたお客さんに対してはどうなの?」って。
姉ママのレスは、
「そうですね!気を付けます。もったいない!とつい。ゆっくり決めたい人もいますね。うまくやりまーーす!」
というものでありました。


これはニラ玉です。ちゃんと豚肉も入っています。
ジャン妻にニラ玉を作ってよと言ったら、ニラとタマゴとじが出されたことがある。
「違う!!」
「何が違うのよ」
「ニラ玉ってのは、ニラ、タマゴ、豚肉、あればタマネギも少し炒めたものを言うんだ」
「だってこれだってニラとタマゴとじじゃない」
「炒めたものを言うのっ。街角中華に行ってみろよ」
でもジャン妻は昼にそういう店には行かない。もともとラーメン屋という選択肢が無いので、そこで炒めもの定食を食べたことがないらしいのだ。
ジャン妻に見せんが為にオーダーしたその日のおススメ7番、ニラタマです。

「これがニラタマだっ!!」


この日もハプニングがあった。
床下の足を置く台、踏み場が割れちゃったのです。

割れたというか、私が割ったのね。足元でバキバキッって凄い音がしたが、弟さんの炒める音でかき消された。


ついに床まで壊れたか。相当年季が入った店なのですよ。
次にこれを見てください。カウンター上に置いた100円玉3つ。

何が起きたかおわかりですよね。1000円札を入れて焼きそば700円を押したが券が出ないんです。釣り銭だけ出た。
「ママ・・・」
ママは気付かない。
「ママ・・・」
まだ気付かない。
「おねーさん
「なに?(笑)」
なんなんだ!!
「焼きそば、1000円入れたが券が出ないよ」って言いながら置いたの。ちゃんと券売機に1000円札入れたからね。




でも私が不心得者で、実は1000円入れてないのに買ったフリして100円玉3つ置いたらどーすんのさ。え?警察呼ぶって?
そーじゃなくってさ。もういい加減に券売機を変えましょうよ。ちゃんとした新しいのに。え?そんなことしたら客単価にはね返るか。
店のドアも外れたまま動かなくなったことがある。もとは自動ドアだったらしいが、壊れて手動のまま何年も経っているらしいからね。
夏の店内は異様に暑いです。エアコンも換えたらと思う。ボロいエアコンと小さい扇風機がヒィヒィいいながら稼動しています。最低限の投資もしようよ~。

で、今年になって、この店のウリである味噌(業務用の味噌じゃないですよ。)に2年ぶりにTRYしてみたのです。。。(続く)
2018-04-22 13:15
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リオ [グルメ]
まだジャン妻が初々しい新妻で細くて可憐だった新婚の頃、私らは三ツ沢上町の賃貸マンションに住んでいました。
マンションは国道1号線から入った路地にあったので、自動車の走行音が24時間ずーっと聞こえてましたね。雨戸は無かったが防音対策か、窓サッシがブ厚くて重たかった。でもガッチリ閉めても外の音が聞こえなかった日はない。渋滞の時はいつもより静かだったが、外がうるさいから家の中で多少ボリューム大にしても隣近所から何も言われない、そういう環境でした。
そのマンション今でもあるみたい。町内会で主催された防災拠点センター見学会に行く際、20年ぶりに前の道を通った。
その頃私はくるま通勤だったのですが、電車で繁華街に出る時は横浜市営地下鉄ブルーラインを利用していた。マンションが三ツ沢上町駅の入口に近かったのです。
横浜駅の地下改札を出て相鉄ジョイナスの飲食店街に入り、勝烈庵、カレーハウスリオ、元祖さっぽろ家、その辺りを利用していた。地元では有名な安全パイ的な店たちだった。
でも三つ沢にいた期間は短かった。30になったと同時に現在住む家に移った。そしてジャン妻と2人でCoCo壱に行くようになりリオは忘れた。
もっともそのCoCo壱も値上してから味が変わり、マズくなったので今は全く行かなくなったけど。
そして20数年、何かで横浜駅の相鉄ジョイナスを見たらリオが無くなってたんです。リオだけではなく、相鉄ジョイナス地下1階の味彩小町、あの照明がオレンジ色の界隈が改装する前で板で閉鎖されていた。
リオは2014年5月6日に閉店したと聞いた。店がどうこうではなく相鉄ジョイナスマネージメントの都合だろうね。
だが惜しまれる声が高かったのか、同年8月26日に今の場所で再OPENしたという。それを知ったのが、あの絶品ならぬ絶句タンメン(http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2018-01-11)で唖然とした後で店を出たら目の前にリオがあったのですよ。


ドギツい赤い色の絨毯にカレーディスプレイが並んでるが、店内はキレイで明るくなっていた。白っぽくなっていた。客の多くは男性で、ガッツリ大盛り、辛さUP、強者ばかりだが女性客も増えたようです。お年寄りが多いのはリオの何十年来のファンに違いない。
老夫婦がいて旦那はカレーをオーダーするけど、相方の女性、お婆さんはカレーを注文しないでドリンクだけ、そういうお客がいて年配の女性スタッフが困惑しながらやんわりとお断りしてましたね。喫茶店じゃないんだからさ。

ディスプレイを見る。
こんなメニューだったかな。ルゥの色がやや濃いような気がする。
カレースパに目がいってしまったのですよ。CKBのGuitar小野瀬雅生さんもオフィシャルブログでUpしていますよね。






だけど私は味気なかった。カレーの味ではなくスパが気に入らない。ツルツルなんです。スパは本来はそういうツルツルなものなのかも知れないが、昨日アップした西新宿「くぼやん」の太麺ロメスパに慣れてしまったせいか、あれと比べたら味もインパクトが薄い。粉チーズもないし。これ食べて西新宿もカレースパにTRYして欲しいと思ったよ。
ボリュームもそれほどない。店を出て自販機の前で考えてしまった。
デフォのカレーはキツいかもだが、レディスカレーならイケるかな。食券を購入して再度入店したんですよ。



緑色の帽子を被った細身のおねいさんは、私と目が合って目を見開いた。忘れ物でもしたかと思ったのかな。
「足りなかったんだよ。」
「笑」
おねいさんはニッコリ微笑んだ。





レディスカレーはボリュームが7割程度らしい。
その割にはヘビィーなカレールゥだった。こんなにヘビー級のルゥだったかなぁ。腹にズシッときた。
おねいさんに「これでいい。もう今日3回めは来ないよ」と言いおいて出ましたが、店を出て考えたのが。リオといえばカツカレーがウリじゃなかったかなぁ。
「当店特製カレーと手作りカツとのコラボで、食感がバツグンの当店人気No.1メニューです。
4人に1人の割合のお客様にご注文いただいております。」
と豪語している。
こっちもスパとレディスだけでUpしても消化不良の感がある。再訪してみた。


前回いたおねいさんはパツキンになっていましたね。
「辛さは中辛でよろしいですか?」
デフォは中辛です。私は辛いのが苦手なのですが。


すぐ出ました。早い。1分か2分だった。そりゃ遅いより早いにこしたことはないが、カツカレーでこの早さは?
さては揚げ置きだな!!
前もって揚げといて、温蔵庫にストックしておいたんだろ。
アタマから疑ってかかったが、やっぱりカツが冷めてたのを温めたのがバレバレです。
肉より衣の方がブ厚いし。駅スタンドのカツカレーのカツとたいしてかわらんです。


カツでいえば最近行かなくなったがCoCo壱の方が遥かに美味しですね。目の前で揚げてザクザク切ってるし。
ルゥは美味しい。こないだのレディスより軽かったのは何故だろ。


ナポリとカレーのハーフセットをいってみた。
これもよく出てる。ただ出すだけのカレーと違って少しだけ時間がかかります。
ミニサラダとコンソメスープが付いてくるが、あまり期待しないでください。



ナポリとカレー、どっちを先に食べれば互いの悪影響がないか考えて、ここはやはりナポリを先に喰った方が無難だろうと。
逆だと舌がマヒしてナポリがヘンになりそう。






立ち上がる時に思ったのだが。
椅子と椅子の間が狭過ぎる。回転したら足が挟まるのです。
短足を思いきり振り上げなきゃ出れない。自分で座った椅子を跨ぐような恰好になり、あやうく後ろにひっくり返りそうになったぞ。これは設計ミスじゃないかなぁ。

西新宿のくぼやんとは路線が違うが、ナポリがまぁまぁ美味しかったので、ハーフでなく大盛りでいってみたのだ。
内側カウンター席の椅子と椅子の間が狭いから、地下通路に面した窓側に座った。

ナポは炒めるもの。カレーは温めて出すだけ。私の後から入店した客のカレーオーダーが私のオーダーをどんどん追い抜いていく。待ったといっても5分かそこらですけどね。




ハーフサイズのときは気にならなかったが、レギュラーサイズ以上のボリュームになるとナポリソース(トマトソース)の酸味が気になるな。酸っぱいのだ。後半飽きて来るし。





食べながら後半に思った。ここはカレー屋だよな?スパ屋じゃないよな。
周囲はカレーの香りばかりなのに、ここだけトマトソースと酸味の香りが漂っていたからね。
ここまできてやっと普通にカレーを食べたい気になったので。オードソドクスに肉と野菜のカレーを。
その前にツナサラダ。



この手のサラダの場合ドレッシングは上だけしかかかっていない。下の方底の方にはドレッシングは浸みていません。上はパサパサで下へいけばいくほど水分でベチャベチャしています。水切が甘いか刻んで置いといたかでしょうな。


肉が美味しいです。野菜より肉が美味しい。舌が慣れてきたカレールゥはポークベースではなくビーフカレーに近いね。カレーは美味しくいただきました。




そういえば家でカレーライスを殆ど食べなくなったな。
ジャン妻は「たまには作りたい」と言うのですが、私らは夜にご飯を食べなくなったので夕食にカレーライスという選択肢が消えた。
その代わりに豆や細かく刻んだピーマンやタマネギを炒めたキーマカレーや、その残りにチーズをまぶしてレンジで温める「煮物」「焼き」タイプのカレーを日本酒の肴としていただくようになったのです。
だが、カレーライスで日本酒を飲む気にはならない。齢50を過ぎてから私の中での夜のカレーはご飯じゃなくなったのである。
マンションは国道1号線から入った路地にあったので、自動車の走行音が24時間ずーっと聞こえてましたね。雨戸は無かったが防音対策か、窓サッシがブ厚くて重たかった。でもガッチリ閉めても外の音が聞こえなかった日はない。渋滞の時はいつもより静かだったが、外がうるさいから家の中で多少ボリューム大にしても隣近所から何も言われない、そういう環境でした。
そのマンション今でもあるみたい。町内会で主催された防災拠点センター見学会に行く際、20年ぶりに前の道を通った。
その頃私はくるま通勤だったのですが、電車で繁華街に出る時は横浜市営地下鉄ブルーラインを利用していた。マンションが三ツ沢上町駅の入口に近かったのです。
横浜駅の地下改札を出て相鉄ジョイナスの飲食店街に入り、勝烈庵、カレーハウスリオ、元祖さっぽろ家、その辺りを利用していた。地元では有名な安全パイ的な店たちだった。
でも三つ沢にいた期間は短かった。30になったと同時に現在住む家に移った。そしてジャン妻と2人でCoCo壱に行くようになりリオは忘れた。
もっともそのCoCo壱も値上してから味が変わり、マズくなったので今は全く行かなくなったけど。
そして20数年、何かで横浜駅の相鉄ジョイナスを見たらリオが無くなってたんです。リオだけではなく、相鉄ジョイナス地下1階の味彩小町、あの照明がオレンジ色の界隈が改装する前で板で閉鎖されていた。
リオは2014年5月6日に閉店したと聞いた。店がどうこうではなく相鉄ジョイナスマネージメントの都合だろうね。
だが惜しまれる声が高かったのか、同年8月26日に今の場所で再OPENしたという。それを知ったのが、あの絶品ならぬ絶句タンメン(http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2018-01-11)で唖然とした後で店を出たら目の前にリオがあったのですよ。


ドギツい赤い色の絨毯にカレーディスプレイが並んでるが、店内はキレイで明るくなっていた。白っぽくなっていた。客の多くは男性で、ガッツリ大盛り、辛さUP、強者ばかりだが女性客も増えたようです。お年寄りが多いのはリオの何十年来のファンに違いない。
老夫婦がいて旦那はカレーをオーダーするけど、相方の女性、お婆さんはカレーを注文しないでドリンクだけ、そういうお客がいて年配の女性スタッフが困惑しながらやんわりとお断りしてましたね。喫茶店じゃないんだからさ。

ディスプレイを見る。
こんなメニューだったかな。ルゥの色がやや濃いような気がする。
カレースパに目がいってしまったのですよ。CKBのGuitar小野瀬雅生さんもオフィシャルブログでUpしていますよね。






だけど私は味気なかった。カレーの味ではなくスパが気に入らない。ツルツルなんです。スパは本来はそういうツルツルなものなのかも知れないが、昨日アップした西新宿「くぼやん」の太麺ロメスパに慣れてしまったせいか、あれと比べたら味もインパクトが薄い。粉チーズもないし。これ食べて西新宿もカレースパにTRYして欲しいと思ったよ。
ボリュームもそれほどない。店を出て自販機の前で考えてしまった。
デフォのカレーはキツいかもだが、レディスカレーならイケるかな。食券を購入して再度入店したんですよ。



緑色の帽子を被った細身のおねいさんは、私と目が合って目を見開いた。忘れ物でもしたかと思ったのかな。
「足りなかったんだよ。」
「笑」
おねいさんはニッコリ微笑んだ。





レディスカレーはボリュームが7割程度らしい。
その割にはヘビィーなカレールゥだった。こんなにヘビー級のルゥだったかなぁ。腹にズシッときた。
おねいさんに「これでいい。もう今日3回めは来ないよ」と言いおいて出ましたが、店を出て考えたのが。リオといえばカツカレーがウリじゃなかったかなぁ。
「当店特製カレーと手作りカツとのコラボで、食感がバツグンの当店人気No.1メニューです。
4人に1人の割合のお客様にご注文いただいております。」
と豪語している。
こっちもスパとレディスだけでUpしても消化不良の感がある。再訪してみた。


前回いたおねいさんはパツキンになっていましたね。
「辛さは中辛でよろしいですか?」
デフォは中辛です。私は辛いのが苦手なのですが。


すぐ出ました。早い。1分か2分だった。そりゃ遅いより早いにこしたことはないが、カツカレーでこの早さは?
さては揚げ置きだな!!
前もって揚げといて、温蔵庫にストックしておいたんだろ。
アタマから疑ってかかったが、やっぱりカツが冷めてたのを温めたのがバレバレです。
肉より衣の方がブ厚いし。駅スタンドのカツカレーのカツとたいしてかわらんです。


カツでいえば最近行かなくなったがCoCo壱の方が遥かに美味しですね。目の前で揚げてザクザク切ってるし。
ルゥは美味しい。こないだのレディスより軽かったのは何故だろ。


ナポリとカレーのハーフセットをいってみた。
これもよく出てる。ただ出すだけのカレーと違って少しだけ時間がかかります。
ミニサラダとコンソメスープが付いてくるが、あまり期待しないでください。



ナポリとカレー、どっちを先に食べれば互いの悪影響がないか考えて、ここはやはりナポリを先に喰った方が無難だろうと。
逆だと舌がマヒしてナポリがヘンになりそう。






立ち上がる時に思ったのだが。
椅子と椅子の間が狭過ぎる。回転したら足が挟まるのです。
短足を思いきり振り上げなきゃ出れない。自分で座った椅子を跨ぐような恰好になり、あやうく後ろにひっくり返りそうになったぞ。これは設計ミスじゃないかなぁ。

西新宿のくぼやんとは路線が違うが、ナポリがまぁまぁ美味しかったので、ハーフでなく大盛りでいってみたのだ。
内側カウンター席の椅子と椅子の間が狭いから、地下通路に面した窓側に座った。

ナポは炒めるもの。カレーは温めて出すだけ。私の後から入店した客のカレーオーダーが私のオーダーをどんどん追い抜いていく。待ったといっても5分かそこらですけどね。




ハーフサイズのときは気にならなかったが、レギュラーサイズ以上のボリュームになるとナポリソース(トマトソース)の酸味が気になるな。酸っぱいのだ。後半飽きて来るし。





食べながら後半に思った。ここはカレー屋だよな?スパ屋じゃないよな。
周囲はカレーの香りばかりなのに、ここだけトマトソースと酸味の香りが漂っていたからね。
ここまできてやっと普通にカレーを食べたい気になったので。オードソドクスに肉と野菜のカレーを。
その前にツナサラダ。



この手のサラダの場合ドレッシングは上だけしかかかっていない。下の方底の方にはドレッシングは浸みていません。上はパサパサで下へいけばいくほど水分でベチャベチャしています。水切が甘いか刻んで置いといたかでしょうな。


肉が美味しいです。野菜より肉が美味しい。舌が慣れてきたカレールゥはポークベースではなくビーフカレーに近いね。カレーは美味しくいただきました。




そういえば家でカレーライスを殆ど食べなくなったな。
ジャン妻は「たまには作りたい」と言うのですが、私らは夜にご飯を食べなくなったので夕食にカレーライスという選択肢が消えた。
その代わりに豆や細かく刻んだピーマンやタマネギを炒めたキーマカレーや、その残りにチーズをまぶしてレンジで温める「煮物」「焼き」タイプのカレーを日本酒の肴としていただくようになったのです。
だが、カレーライスで日本酒を飲む気にはならない。齢50を過ぎてから私の中での夜のカレーはご飯じゃなくなったのである。
2018-04-21 07:37
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くぼやん2 [グルメ]
西新宿の工事の槌音を聞きながら高層ビルを見上げます。
いつ行ってもそこかしこでガンガン工事してますね。


2回めのUpです。前の記事はこれ。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-09-14
自分は西新宿に公用があるので月に最低でも2回は行きます。
店は地下にあります。カウンター席だけ。
西新宿という土地柄か、客層はほぼ100%男子サラリーマンかOL客。





基本のメニューは絞られて6種類、ナポリ、ミート、明太子、カルボナ、醬油、塩、ALL単品でセット無し、サラダ無し、スープ無し、コーヒー食後もないです。生ビールでやりたいがそれも無し。缶ビールはあります。
スパだけだから客回転は早いがゆったりする店ではない。カウンター席だけでテーブル席が無いのも早く食べてサッと出るスタンドスタイル。

ウレしいことに粉チーズが入れ放題ですが二度かけはしません。


店の壁にTVが掲げられている。
だが音声は出ていない。BGMが流れているから。
そのBGMは意外にも懐メロで。
涙の数だけ強くなれるよ
アスファルトに咲く花のように
見るものすべてにおびえないで
明日は来るよ 君のために
TOMORROW 岡本真夜 1995年
恋人はワイン色 ガラスのアベニュー 変わらない景色
恋人はワイン色 濡れたまつ毛で何を見てたのか
恋人はワイン色 CHAGE and ASKA 1988年
The Galaxy Express 999
Will take you on a journey
A never ending journey
A journey to the stars
銀河鉄道999 ゴダイゴ 1979年
雨はこわれたピアノさ
舗道の鍵盤を叩くよ My Bachelor Girl
バチェラー・ガール 大滝詠一 1985年
なつかしい曲だな。マスターの趣味だろうか。
いちいち歌詞を書くのがめんどくさいのですが、渡辺美里・マイレボリューション、レベッカ・ラズベリードリーム、長渕剛・とんぼ、なんかも流れていた事がある。
さて、スパですが、トッピングに半熟卵とニンニクがあります。
2回めの取材は店の入り口に掲げられた写真、ナポリタンに半熟卵をいってみた。オジさんを対象に出すナポリの店は「昔ながら」「昔懐かしい味」そう形容する店が多いが、この店は現代的で力強い味だと思います。
そのままでも充分な重量感ある太麺ナポリと半熟玉子の組み合わせはどうか。



卵を崩してみる。白身と黄身がドロリと流れる。


ナポリにドロリとした半熟卵が絡みついた。スパが黄金色に光り輝いている。ネットリ、ベッチョリ、ズッシリ、スーパーヘビー級のスパになったぞ。

悪い意味ではなくいい意味でベチョベチョです。つなぎの粉チーズがいつもより多めに必要だ。店の目を盗んで二度かけしてしまった。


粘り腰のある太いスパ。オサレなレストランのツルツルツルした摩擦係数少ないスパではないです。

続いて醬油スパの半熟玉子入りを。


醬油は玉子に合うと思ってやってみたのですが。
ナポリほどではないがベトベトのドロドロです。つなぎの粉チーズも多めで。粘着力が凄い。


タマゴを崩してみます。


うん、ナポリよりは合いますね。
まぜまぜしながら喰ってるといつの間にか玉子が消えてしまったような。



次にミートソースに半熟玉子はどんなものなのか。







止せばいいのに、カルボナーラに半熟玉子という暴挙!!
「枝豆は抜いてください」
「ハイ」(看板娘)





カルボナは殆ど食べた記憶がないのですが。これまでで最もヘヴィーで暴力的なスパ。カルボナーラのソースに半熟玉子が混じってドロドロドロドロしていてキツかった。集中力が途中で途切れそうになった。




ゲェ~苦しい!!
何とか完食した。炭水化物とタマゴの高カロリー、プラス、カルボナーラソースで超満腹になった。
もしかしてカルボナーラってもともと卵が入ってるのかね。

太い麺なのでパスタではないような気がします。スパはスパなのですがその場では茹でていません。オーダー入るといきなり炒めて炎が上がるので、あらかじめ茹で置きされている麺を炒めているようだ。茹でる待ち時間が無い。だから早い。殆ど焼きそばか焼うどん感覚です。表面の粘度がやや強い麺なので具も絡んで歯応え充分です。それに半熟玉子が絡んでベットベトになる凄いスパですね。
次に明太子に半熟玉子。枝豆抜きでお願いした。








私がイチバン好みの塩も半熟たまご付でいってミタ。







ラーメン屋で麺を選べる店の場合、当然ですが細麺は提供が早いけど「太麺はお時間をいただきます」になりますが、この店は茹で置きなのでそれが無いです。
太麺だけど茹で置きが功を奏してアルデンテ(固麺)でもない。こういうスパのスタイル路線を「ロメスパ」というそうです。
ロメスパ、路面ではなく路麺のことで、スパはスパゲティ。誰が考えた造語か知らないが、スタンド、立ち食いスタンド感覚のスパゲティ屋、早さは路麺(スタンド麺)の特徴でもある。それでいて大盛りと更にその上の特盛といった増量が可能です。
調理が早い、余計なものがないから食べる側も早い、ボリューム調整ができる、西新宿という場所柄もありますが、早くてボリュームがあるから客層に会社員が多いです。もちろん味もいいですよ。
食べ応え、重量感あるズッシリしたスパは並で300g、大盛450g、特盛600g。その上もできそうだが。特盛600gとはどれくらいのボリュームなのかTRYしてみた。
ナポリやミートや醬油やカルボナーラだとズッシリと胃に負担をかけそうなので、極めてシンプルな塩でいってみた。私はこの店のスパは、それも焼きそば感覚でいただいていますが、中でも塩がイチバン大好きです。


シメジ抜きにした。最近はシメジを抜いています。なるべく炭水化物のみに。



殆ど塩味の太麺焼きそばの間隔です。シメジを抜いたので、ベーコン以外はほぼ炭水化物のみ。それでも食べても食べても減らない感じがしたが。


意外とペロリ。。。
でもナポリやミートだとズシッときそう。



この店のスパを知ってから、他でスパ食べなくなった。細くてツルツルした食感の麺が美味しくなくなったのです。他じゃ麺も味もボリュームも物足りない。



メニューが絞られていて、チェーン店と違って店主ひとりで調理しているからいつも安定した味。
マスターはCKBの洞口信也さん(Bass)に似てるような。
時折、哀しげな眼差しをする美人の看板娘がサポートしています。
いつ行ってもそこかしこでガンガン工事してますね。


2回めのUpです。前の記事はこれ。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-09-14
自分は西新宿に公用があるので月に最低でも2回は行きます。
店は地下にあります。カウンター席だけ。
西新宿という土地柄か、客層はほぼ100%男子サラリーマンかOL客。





基本のメニューは絞られて6種類、ナポリ、ミート、明太子、カルボナ、醬油、塩、ALL単品でセット無し、サラダ無し、スープ無し、コーヒー食後もないです。生ビールでやりたいがそれも無し。缶ビールはあります。
スパだけだから客回転は早いがゆったりする店ではない。カウンター席だけでテーブル席が無いのも早く食べてサッと出るスタンドスタイル。

ウレしいことに粉チーズが入れ放題ですが二度かけはしません。


店の壁にTVが掲げられている。
だが音声は出ていない。BGMが流れているから。
そのBGMは意外にも懐メロで。
涙の数だけ強くなれるよ
アスファルトに咲く花のように
見るものすべてにおびえないで
明日は来るよ 君のために
TOMORROW 岡本真夜 1995年
恋人はワイン色 ガラスのアベニュー 変わらない景色
恋人はワイン色 濡れたまつ毛で何を見てたのか
恋人はワイン色 CHAGE and ASKA 1988年
The Galaxy Express 999
Will take you on a journey
A never ending journey
A journey to the stars
銀河鉄道999 ゴダイゴ 1979年
雨はこわれたピアノさ
舗道の鍵盤を叩くよ My Bachelor Girl
バチェラー・ガール 大滝詠一 1985年
なつかしい曲だな。マスターの趣味だろうか。
いちいち歌詞を書くのがめんどくさいのですが、渡辺美里・マイレボリューション、レベッカ・ラズベリードリーム、長渕剛・とんぼ、なんかも流れていた事がある。
さて、スパですが、トッピングに半熟卵とニンニクがあります。
2回めの取材は店の入り口に掲げられた写真、ナポリタンに半熟卵をいってみた。オジさんを対象に出すナポリの店は「昔ながら」「昔懐かしい味」そう形容する店が多いが、この店は現代的で力強い味だと思います。
そのままでも充分な重量感ある太麺ナポリと半熟玉子の組み合わせはどうか。



卵を崩してみる。白身と黄身がドロリと流れる。


ナポリにドロリとした半熟卵が絡みついた。スパが黄金色に光り輝いている。ネットリ、ベッチョリ、ズッシリ、スーパーヘビー級のスパになったぞ。

悪い意味ではなくいい意味でベチョベチョです。つなぎの粉チーズがいつもより多めに必要だ。店の目を盗んで二度かけしてしまった。


粘り腰のある太いスパ。オサレなレストランのツルツルツルした摩擦係数少ないスパではないです。

続いて醬油スパの半熟玉子入りを。


醬油は玉子に合うと思ってやってみたのですが。
ナポリほどではないがベトベトのドロドロです。つなぎの粉チーズも多めで。粘着力が凄い。


タマゴを崩してみます。


うん、ナポリよりは合いますね。
まぜまぜしながら喰ってるといつの間にか玉子が消えてしまったような。



次にミートソースに半熟玉子はどんなものなのか。







止せばいいのに、カルボナーラに半熟玉子という暴挙!!
「枝豆は抜いてください」
「ハイ」(看板娘)





カルボナは殆ど食べた記憶がないのですが。これまでで最もヘヴィーで暴力的なスパ。カルボナーラのソースに半熟玉子が混じってドロドロドロドロしていてキツかった。集中力が途中で途切れそうになった。




ゲェ~苦しい!!
何とか完食した。炭水化物とタマゴの高カロリー、プラス、カルボナーラソースで超満腹になった。
もしかしてカルボナーラってもともと卵が入ってるのかね。

太い麺なのでパスタではないような気がします。スパはスパなのですがその場では茹でていません。オーダー入るといきなり炒めて炎が上がるので、あらかじめ茹で置きされている麺を炒めているようだ。茹でる待ち時間が無い。だから早い。殆ど焼きそばか焼うどん感覚です。表面の粘度がやや強い麺なので具も絡んで歯応え充分です。それに半熟玉子が絡んでベットベトになる凄いスパですね。
次に明太子に半熟玉子。枝豆抜きでお願いした。








私がイチバン好みの塩も半熟たまご付でいってミタ。







ラーメン屋で麺を選べる店の場合、当然ですが細麺は提供が早いけど「太麺はお時間をいただきます」になりますが、この店は茹で置きなのでそれが無いです。
太麺だけど茹で置きが功を奏してアルデンテ(固麺)でもない。こういうスパのスタイル路線を「ロメスパ」というそうです。
ロメスパ、路面ではなく路麺のことで、スパはスパゲティ。誰が考えた造語か知らないが、スタンド、立ち食いスタンド感覚のスパゲティ屋、早さは路麺(スタンド麺)の特徴でもある。それでいて大盛りと更にその上の特盛といった増量が可能です。
調理が早い、余計なものがないから食べる側も早い、ボリューム調整ができる、西新宿という場所柄もありますが、早くてボリュームがあるから客層に会社員が多いです。もちろん味もいいですよ。
食べ応え、重量感あるズッシリしたスパは並で300g、大盛450g、特盛600g。その上もできそうだが。特盛600gとはどれくらいのボリュームなのかTRYしてみた。
ナポリやミートや醬油やカルボナーラだとズッシリと胃に負担をかけそうなので、極めてシンプルな塩でいってみた。私はこの店のスパは、それも焼きそば感覚でいただいていますが、中でも塩がイチバン大好きです。


シメジ抜きにした。最近はシメジを抜いています。なるべく炭水化物のみに。



殆ど塩味の太麺焼きそばの間隔です。シメジを抜いたので、ベーコン以外はほぼ炭水化物のみ。それでも食べても食べても減らない感じがしたが。


意外とペロリ。。。
でもナポリやミートだとズシッときそう。



この店のスパを知ってから、他でスパ食べなくなった。細くてツルツルした食感の麺が美味しくなくなったのです。他じゃ麺も味もボリュームも物足りない。



メニューが絞られていて、チェーン店と違って店主ひとりで調理しているからいつも安定した味。
マスターはCKBの洞口信也さん(Bass)に似てるような。
時折、哀しげな眼差しをする美人の看板娘がサポートしています。
2018-04-20 08:54
コメント(0)
都会の畦道 [居酒屋&人間ドラマ]

上の写真の店で飲んだ翌日の昼過ぎ。
「Tさんから連絡来た?」(ジャン妻)
「来ねぇな」
「連絡してみたら?」
「メールしてみら」
簡単なメールを送信した。「無事に帰れた?」って。
その返信は2時過ぎ。
「お察しかも知れませんが、スマホを紛失いたしました・・・」
ドリフの大爆笑だったら、いかりや長介の「ダメダこりゃ」が出るところだよ。
だから言ったジャンか!!
「最寄駅に拾得物の届出があって無事に戻って来たってさ。で、今頃レスが来たのよ」
「まぁ・・・」(ジャン妻)
私は覚えていますよ。銀座駅の東西線ホームでジャン妻が、「ホラホラ、スマホをしまいなさい。おとすわよ」と注意していたのをね。その場面です。

「彼女、弱くなったかな~」
「以前よりね。アタシたちのペースでススメちゃ厳しいかも。それと店のグラス、あのサイズは危険なのよ」

このグラスじゃぁついつい飲んでしまう。その度にママ(天然?)が注いでくれたが、これだとこっちもピッチが早くなりんだうな。
もうちょっと大きい器、徳利の方が自分がどれだけ飲んだか把握できて安全だよ。自分たちで注いで注がれての方が覚えているものだよ。
この店はTさんが予約した。
「月輪のママに似ていましたよ」
何だって?高崎羅漢町の月輪のボケママに似ているだと?
電話の応対が酷似していたそうです。大丈夫だろうか。
でも実際行ってみて「私は月輪のママとは違うと思うな~」(ジャン妻)

まりで母と娘だなこりゃ。(笑)

ドンガラガッシャーン!!
ママがグラスを落とした音です。グラスというかステンレスビアタンブラーマグカップだったのです。

こういうグラスだから割れない。でもステンレス(金属性)だから板金工場のような音がしたよ。ここは町工場か?
2時間滞在して3回ほどそういう音が鳴ったので店主がたまりかねて、
「お母さん!!さっきからうるさいよぉ~!!」
やはり母子だったか。カウンター席にいたらもっともっとネタが見られたかも知れないな。
これが店主、息子さんです。




これが店の外観です。細長いビルの1階にあり、間口が狭く入り難い雰囲気でした。すぐ右にエレベーターがあったりするし。
エレベーター前はマンションの共用敷地でもあるから店のおすすめボードは路上に出されていた。そのボードには、
「本日テーブル席空いています」
そう書かれている。ボードのメニューは店内にあるメニューと同じで、価格まで表示されている。





店内で広げてみたメニューがこれ。






狭い店です。広くは無い奥のテーブル席。メニューブックにその日のオススメを何枚か挟むタイプなのでバサバサと滑ったり落としたりしそう。もう少しメニューブックをコンパクトにまとでばいい。

刺
身盛り合わせは3人別々に出された。



ポテサラ。角切りベーコンが載っている。甘めのポテサラだった。


メンチカツ。衣は薄くバリバリ。中身はジューシーだった。
でも3人いるのに何で2つに割ってあるんだ?



山菜の天ぷら、もう春も過ぎつつあるけど。


さつま揚げ。ふんわりしている。最近はしっかりした歯応えよりこういうふわふわさつま揚げが流行っているのだろうか。

若竹煮と揚げだし。


Tさんそろそろ「大丈夫かな」と思わせるようになってきた。私らのペース、量に合わせたらアブないな。以前に比べて弱くなりましたね。


新橋駅で介添えしているところ。

店は御成門駅と新橋駅の中間地にある店です。もう一度行けと言われたら地図無しでは難しいかも。
こういう店は新橋で探せば路地裏によくある店かも知れないが、駅から離れているから貴重な存在ともいえる。
間口も店内も地味だが、店主の秀逸な料理とママ(お母さん)のボケぶりがほんわか。
帰りの際には店主とママがお見送りでした。
その目は「お連れさん大丈夫かな?」とでも言いたげだったような。
「Tさんの旦那さん、もうアタシたちと飲むの禁止なんてことないかなぁ」(ジャン妻)
「冷ややかな目をされたらしいよ(苦笑)」
ま、大丈夫でしょう。
2018-04-19 07:06
コメント(4)
BISTRO ROOTS [グルメ]

この店の名前を見て、アメリカの黒人奴隷を描いたドラマを思い出した。
そのドラマは昭和52年だから15歳前後か。中学校の同級生で色の黒いヤツをクンタキンテ呼ばわりして傷つけたな。
ええっと、そういうネタではなく、この店はジャン妻がランチで見つけた。何故かオヤジの聖地、内幸町に他から移転してきた。店の名前は黒人奴隷ではなく、根、の意味だそうです。


ジャン妻はランチの選択肢に定食はあっても、ラーメン、炒飯、が無いので、こういう洋風の店、ランチが美味けりゃ夜も美味しいだろう店を探すのに長けている。(もちろん失敗も多い。)
ランチのウリが20食限定の「絶対黄金比率のロールキャベツ」というハッタリをかましたもので、
「食べたら美味しかったよ」(ジャン妻)
後日、私もその絶対黄金比率のロールキャベツを食べたが至って普通でしたよ。私はそういうハッタリを好まない。大抵、そうでもないだろ、に決まっている。
「夜も行ってみない?」
「夜に?白ワインで?」
まぁたまにはそういうのもいいでしょう。昼が美味けりゃ夜も美味いだろうし。
行ったら店主はジャン妻を覚えていて、
「昼にもお見えになりましたよね?」
店主はジャン妻を覚えていた。
最初はビール。
何を想うジャン妻。
ちょっと最近、屈託があるんです。

入って座ってすぐ思ったよ。こりゃ女子会向きだなぁって。
私なんかがひとりで来る店じゃないね。予想通ですよ。悪い意味ではなくいい意味でね。
入ってすぐは半分の入りでしたが。

30分後には満席に。男女のペアばかりじゃないか。


店主は穏やかで感じのいい人です。シェフは金髪で、CKBのSAX奏者、中西圭一さん(ジャッカル、スター)のようだ。他、厨房にサブの女性がいましたが、失礼ながらこういう店よりも和食の居酒屋が似合ってるような方。
アラカルトではなくコースにしました。コースは前菜、スープ、もう一品、魚料理、肉料理、そしてデザート、食後のドリンクと決まっている。私は肉を指して、「下から上に順番に持ってきてよ」と無理難題を言ったら笑って却下された。

前菜。レバテリーヌですかねこれ?




白い液体とパンが並んで出された。
「冷たいスープです」
「あ、スープなのこれ?」
私が苦手にしているヨーグルトかと思ったのだよ。


(伊豆高原八幡野の拷問ヨーグルトを思い出したよ。
私がヨーグルトを苦手にしているのは酸味が苦手なのと、ある理由があるのですがここでは割愛します。)
スープはしっかり塩味が効いている。


パンとバター。私はバター大好き。ジャン妻の分も横取りした。
「お代わりお持ちしましょうか?」(店主)
「お願いします」
バターもねと言いかけてさすがにやめた。ここは上大岡の焼き鳥屋じゃないんだから。でもこういう店で出されるパン(バゲット)はシェフが一生懸命仕込みしたオリジナルソースを浸けて食べるべきなんだよね。




ナイフとフォークが苦手です。ホワイトアスパラが切れないのだ。
「切れねぇじゃねぇか」
アスパラが伸びちゃって。切るのを断念して1本丸めて口に入れた。
2本めのアスパラで勉強した。
白いアスパラを切るにはコツがあります。
力で押しちゃダメ。軽くカリカリ鋸すると上手く切れます。




魚はスズキだったかサワラだったか忘れたが、かならず料理名に何とかソースがつくんだよね。
「日本酒が飲みたくなった」
こういう店でバカなことを口走ったら、日本酒も置いてあるらしい。





肉が美味しいぞ。こういう店はグリル肉が美味くてアタリマエだがね。





デザートねぇ。
「これって食べなきゃいけないのかな」
「食べなさいっ」
食後に紅茶なんぞを飲むと酔いが醒めてしまうじゃないか。





総じて美味しいです。ハズレ無しだった。
だけどハズレ無しの店ってのは書いてもツマンないね。人は美より醜を、美談より失敗やスキャンダルに飛びつくのってホントなんだね。

オヤジのたまり場のような街に似合わない店だった。男性客は意中の女性か、大事な女性を連れて来た?そういう店ですよ。
こういう店を知った以上は誰かを連れて来るか?
いや、私は誰にも教えたくない気持ちの方が強いぞ。誰かを連れて来ることはまずないな。
2018-04-18 08:23
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ふるや [グルメ]
3月になって、ジャン父の墓参後、ジャン母が家族で「食事でもしましょうよ」と仰せです。
店のチョイスにちと困った。我が地元であるJR戸塚駅界隈を起点にするとロクな店がないからである。
候補に挙がったのは、
「温石」
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-07-07
3月は既に満席とのこと。
ではちょっとランクを落として「きじま」
この店は活きたイカがウリなのですが(ジャン母はイカ刺が大好き)当日にそれがあるかどうか。その日になってみないとわからないのだ。
あまり期待しないで電話したら、担当者が外していて折り返し電話をくれるという。
だがその折り返し電話がなかなか架かってこなかった。こっちも再度電話せず結局は今日Upする店に決めたのだが、折り返し電話が架かって来たのが3時間後の夕方で、さすがに「遅いよ。3時間も経ってる。こっちも早く決めなきゃならないのでもう他にしたから。きじまさんも墜ちたもんだね」とイヤミを言ってやったよ。
創業時、再開発前の駅チカにあったきじまは良かったな。今はチェーン展開して格が下がったね。
東口の「いおり」
料理は美味しいが店主があまりに無愛想過ぎる。あんなんでよく客商売営っていける。これはけなしてるんじゃないよ。事実です。行ってみて下さい。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-04-28-1
「九つ井」
バカ高いし、ジャン母の足腰には離れの山道がキツくなってきたのでパス。
「RoyalHostでいいわよ」(ジャン母)
ついにはファミレスの名前が挙がった。いやいやそれは止めようよ。閃いたジャン妻が戸塚駅界隈で選んだ店は「ふるや」という肉割烹だった。
「ふるや」かなり前に行ったことがある。最後に食べたのはいつだったか。新婚の頃かな。その頃店は先代のオヤジが営っていた。ごく普通の居酒屋以上割烹未満のトンカツ屋だったような気がする。それが代替わりして大改装したようである。
地下鉄ブルーラインが通ってから戸塚駅で途中下車しなくなり、足げに通っていた藤乃屋(サクラスの裏)もクローズしたので、この界隈の裏通りに足が向かなくなったが「ふるや」は長後街道と開かずの大踏切が無くなって地下にもぐった旧1国に繋がるショートカットの路地にある。あの佐野実氏(故人)創業の支那そばや本店脇の交差点に抜ける細い道の途中です。サクラスの1本裏手の道沿い。

20年振りの「ふるや」はデカくなっていた。拡張&改築して1階は10台近く入れる駐車場、2階が店舗という大きいもの。高級ファミレスの様相である。
外階段を上がって2階の路地を歩く。右の小窓で料理人と目が合い、軽く会釈してから入店した。

撮っていませんが入ってすぐ右手に大きいオープンキッチンの厨房があった。料理人は2人か3人いたようです。これだけ広い厨房だと料理人も働き甲斐があるだろう給料さえ良ければ。
2階フロアの天井は吹き抜けになっていた。建築費用は銀行からの借り入れで、人件費、燃料光熱費、そして継承した際の相続税、かなりの金額が2代め夫婦の双肩に重くのしかかてるとイヤらしく推察した。だからか客単価は高い。コース料理はもとよりランチの定食も1000円以上するものになっていた。逸品料理も絞ってあり、先代の頃に食べたやわらかくて絶品だった烏賊の生姜焼はメニューから消えていた。
店の中央にある対面カウンターには、焼酎、日本酒、一升瓶が立ち並び、その横には湯呑みや氷などの小道具が置いてあり、水場もあるのでそこだけ多少は生活感が現れて品が無いが、全体的には黒基調で渋い。古民家風の調度なども配置されていた。
建物は現代風、2階だけど中は庄屋か豪農の佇まい。広くて高くて開放感があって、上を見たら屋根の一部がガラス窓になっていて陽が射していた。

対面カウンター8席、4~6名BOXテーブル4卓、座敷はテーブル4室?もっとあるかも知れない。


座敷の配置はこんな感じ。スダレで仕切られています。
座敷のフロア側は出窓のようになっています。中央フロアから左へ上がり、コの字を立てたような動線の廊下を伝ってここまで廻ってくるのです。
結論から言うと、次回も使おう、高いけどランチも気になる、夜も来てみたい、なのですが。
幾つか突っ込みどころがあります。

まず右の出窓です。こういう席に私が座ったらどうなるか。お行儀よく?右肘を置いて斜めって構えて胡坐かいて座っていたのです。そしたら右から突然声がかかった。
「お飲み物をお持ちしました」
私はややギョッとした。右の出窓向こうに女性スタッフが立っていて、最初のドリンクを持ってきたのである。そこからの渡し方がユニークというか、上がって私らの座敷まで静々歩んでドリンクを持って来ないでその出窓から直接渡されたのです。
それを各人に配ってくれというのですよ。


なるほど確かにここまで動線が遠い。フロアの中心を延々歩いて、段差のある入口をあがって、ぐるっと薄暗い廊下をクランクに歩いて今いる座敷に至るのだが、ドリンクは私がいる右手の出窓(窓はない)から「お願いします配ってください」のように渡されたのです。ドリンクをバケツリレーのように渡すはめになった。
下げる時もそう。出窓で空いたグラスを下げて新しいドリンクを受けとり交換する共同作業になる。
スタッフがちゃんと廊下を静々と伝ってきて、タイヘンそうだから「いいわよそこに置いといて。こちらで配るから」ならいいのだが、最初っから「配ってください」ありきなんですよ。それも出窓からね。
まさか料理も出窓から渡されるのかと危惧して身構えたが、料理はさすがに出窓からは渡されず、前述の長~い動線を伝って静々と持ってきましたけどね。

出窓から渡すスタイルは、フロアスタッフが少ないが為、少しでも動線上を効率化する為だろうか。
日曜のせいか、フロアのスタッフはトンカツ屋に相応しい恰幅のまるまるした美人若女将と、メガネをかけた若い女性の2人だけだった。
「U子に似てない?」
「似てるな」
確かに似ていた。まぁ私的にはそれで良かったのだが。
「親近感持ったでしょ」
「似てなくもないが、U子はもっと鼻先と目がトンがっていたよ」
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-07-15
そんなことより、この出窓での手渡しですよ。昭和の横川駅の駅弁じゃあるまいしさ。車窓で売り買いするあれみたいだ。
悪戯心が湧いて来た私は、空いた皿をわざと出窓に置いてやったのですよ。

オラ、持ってけって。そしたら若女将が困ったような表情で、
「すぐそばにお客様のコート類がございますので・・・」
そんなこたぁわかってる。だったらこんなところにハンガーを置くんじゃない。ドリンクだって出窓から渡すんじゃない。お客はどんどん増えてきて、私らの出窓の傍にあるハンガーにかかっているコート類も増えている。空いた料理の皿がコートに触れるからという理由でNGで、ドリンクは持って来る時もグラスが空いて下げる時も出窓リレーでOKとはどういうことなんだよ?ドリンクがこぼれてコートを濡らしたらトラブルの基だろうが。

では料理、お味は如何だろうか。


私の苦手な酢の物か。イマイチだな。酢に加えて柚子も入っていたからダブルに酸っぱいぞ。


菜の花の汁。薄い塩味。海藻も入っててまぁまぁ熱く美味かったが、何でこのタイミングで汁ものが出されるのかワカラン。悪酔いしないようにか?


白魚のかき揚げ他天ぷら。
味と揚げ具合の食感はいいがやや冷めていた。これだけ店内が広いと持ってくるまでに冷めてしまうのかもしれない。



南蛮漬、シラス、刻んだ油揚げ、味噌、これらを海苔で巻いて摘まむのですが、家庭の残り物のような安っぽい小皿のこれらはなんなんだ?品数と種類を稼ごうという魂胆か?
南蛮漬の魚は豆鯵ではなくワカサギの小さいヤツ?ベチャッとしていて不味かったし。
味噌がイチバン美味かった。越後の長尾景虎のように味噌を摘まみに熱燗を。

熱燗のヘンなデザインは店内にあちこちあった。店の屋号をデザイン超に崩したものです。
そういえばお品書きや料理の説明は殆ど無かったですね。この辺りで、いつ肉が来るんだろう?ここは肉屋だろ?の疑問符が点灯しまくりである。
背後ではジュウジュウ焼いてる音、煙、香りがした。ジンギスカンでもやってるのか。

ようやく肉が来ました。小さいけどさすがにカツ、コロッケ?は美味かった。
最近はトンカツ屋なんて行かなくなったが、厚切りとんかつが好きでなくなってきた。肉厚ほど火加減は難しいのと、生焼けを回避する為二度揚げしても低温で長く揚げると衣が油っこくなってしまう。あまり極厚だとひと切れひと切れが大き過ぎて食べるのに一苦労する。このカツは薄い肉を何枚か重ねて小さくまとめて揚げた「重ねカツ」だったのです。
小さいこたぁ小さい。あくまでコース料理のカツですよ。ご飯をたくさん食べるおかずとしてのカツではないです。


この小さいトマトもコース料理のうちかい?
家でジャン妻に「おかず足りない。もう逸品何かない?」とお願いすると冷奴か切ったトマトを出してきます。さもそれで一品増やしましたよと。品数を稼ごうとしているようにね。
あくまで口直しか。その前のカツは口直しするほどのボリュームじゃないけどね。

大根おろし?


薄っぺらなおしんこがちょこっと?

サラダ?


ステーキ肉がきた。

ご飯とみそ汁も。

ステーキ定食の様相を呈してきたぞ。
ジャン母はやや不評だった。「お肉のこんにゃくみたい」
お肉のこんにゃくとは私が幼少の頃に言った比喩です。脂身がキライだったの。
確かに脂身もあるが悪い肉じゃない。私はこれぐらいでいいなと。あまり高くていい和牛肉を喰ってその記憶がずっとずっとずーっと残ってると口が奢るというか。
「九つ井のお肉の方が美味しいわね」
だって高いし離れの山道がキツイって言ったじゃない。ジャン母の心無い放言はそこらに聞こえるボリュームだった。



白ご飯が美味しい。ジャン母が半分残したのをかっさらって食べたよ。
このご飯、厨房に鎮座している大釜で炊いているらしいですよ。知らないにしろそういうご飯を残すなんてんです。


ご飯とみそ汁が殆ど同時に出てきたがそれはそれでアリだと思う。私みたいに酒飲む客ばっかりじゃないし、ステーキ肉をおかずにご飯食べたいお客もいるだろうし。ステーキを平らげた後でみそ汁とお新香でご飯を食べるよりずっといいですね。

デザートが出る前にWCに行ったら、WCの内装は藍色と朱色だった。
ただ古民家風に拘るあまり、蛇口のヒネリが下を向いている旧タイプなんですよ。このクラスのレストランだと最近は自動で水やウオッシュが出ます。時代遅れの感は否めない。


重ねたカツ、最後のステーキ、それ以外はたいしたことなかったが、この店は肉類だけ食べに来ると割り切ればいいのかも知れない。それを見極めるには夜に来て逸品料理をオーダーするか平日にランチで来るしかないが、市営地下鉄に乗り換えず地上に出てここまで歩いて来ようという気にならないというか、店の存在を思い出せないまま今日に至っている。
それは市営地下鉄が通って便利になったせいでもあるが。地上にある店を置き去りにしたまま地下で人を運んでしまうんだな。
戸塚駅からやや離れたところの裏通りにある「ふるや」でした。
店のチョイスにちと困った。我が地元であるJR戸塚駅界隈を起点にするとロクな店がないからである。
候補に挙がったのは、
「温石」
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-07-07
3月は既に満席とのこと。
ではちょっとランクを落として「きじま」
この店は活きたイカがウリなのですが(ジャン母はイカ刺が大好き)当日にそれがあるかどうか。その日になってみないとわからないのだ。
あまり期待しないで電話したら、担当者が外していて折り返し電話をくれるという。
だがその折り返し電話がなかなか架かってこなかった。こっちも再度電話せず結局は今日Upする店に決めたのだが、折り返し電話が架かって来たのが3時間後の夕方で、さすがに「遅いよ。3時間も経ってる。こっちも早く決めなきゃならないのでもう他にしたから。きじまさんも墜ちたもんだね」とイヤミを言ってやったよ。
創業時、再開発前の駅チカにあったきじまは良かったな。今はチェーン展開して格が下がったね。
東口の「いおり」
料理は美味しいが店主があまりに無愛想過ぎる。あんなんでよく客商売営っていける。これはけなしてるんじゃないよ。事実です。行ってみて下さい。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-04-28-1
「九つ井」
バカ高いし、ジャン母の足腰には離れの山道がキツくなってきたのでパス。
「RoyalHostでいいわよ」(ジャン母)
ついにはファミレスの名前が挙がった。いやいやそれは止めようよ。閃いたジャン妻が戸塚駅界隈で選んだ店は「ふるや」という肉割烹だった。
「ふるや」かなり前に行ったことがある。最後に食べたのはいつだったか。新婚の頃かな。その頃店は先代のオヤジが営っていた。ごく普通の居酒屋以上割烹未満のトンカツ屋だったような気がする。それが代替わりして大改装したようである。
地下鉄ブルーラインが通ってから戸塚駅で途中下車しなくなり、足げに通っていた藤乃屋(サクラスの裏)もクローズしたので、この界隈の裏通りに足が向かなくなったが「ふるや」は長後街道と開かずの大踏切が無くなって地下にもぐった旧1国に繋がるショートカットの路地にある。あの佐野実氏(故人)創業の支那そばや本店脇の交差点に抜ける細い道の途中です。サクラスの1本裏手の道沿い。

20年振りの「ふるや」はデカくなっていた。拡張&改築して1階は10台近く入れる駐車場、2階が店舗という大きいもの。高級ファミレスの様相である。
外階段を上がって2階の路地を歩く。右の小窓で料理人と目が合い、軽く会釈してから入店した。

撮っていませんが入ってすぐ右手に大きいオープンキッチンの厨房があった。料理人は2人か3人いたようです。これだけ広い厨房だと料理人も働き甲斐があるだろう給料さえ良ければ。
2階フロアの天井は吹き抜けになっていた。建築費用は銀行からの借り入れで、人件費、燃料光熱費、そして継承した際の相続税、かなりの金額が2代め夫婦の双肩に重くのしかかてるとイヤらしく推察した。だからか客単価は高い。コース料理はもとよりランチの定食も1000円以上するものになっていた。逸品料理も絞ってあり、先代の頃に食べたやわらかくて絶品だった烏賊の生姜焼はメニューから消えていた。
店の中央にある対面カウンターには、焼酎、日本酒、一升瓶が立ち並び、その横には湯呑みや氷などの小道具が置いてあり、水場もあるのでそこだけ多少は生活感が現れて品が無いが、全体的には黒基調で渋い。古民家風の調度なども配置されていた。
建物は現代風、2階だけど中は庄屋か豪農の佇まい。広くて高くて開放感があって、上を見たら屋根の一部がガラス窓になっていて陽が射していた。

対面カウンター8席、4~6名BOXテーブル4卓、座敷はテーブル4室?もっとあるかも知れない。


座敷の配置はこんな感じ。スダレで仕切られています。
座敷のフロア側は出窓のようになっています。中央フロアから左へ上がり、コの字を立てたような動線の廊下を伝ってここまで廻ってくるのです。
結論から言うと、次回も使おう、高いけどランチも気になる、夜も来てみたい、なのですが。
幾つか突っ込みどころがあります。

まず右の出窓です。こういう席に私が座ったらどうなるか。お行儀よく?右肘を置いて斜めって構えて胡坐かいて座っていたのです。そしたら右から突然声がかかった。
「お飲み物をお持ちしました」
私はややギョッとした。右の出窓向こうに女性スタッフが立っていて、最初のドリンクを持ってきたのである。そこからの渡し方がユニークというか、上がって私らの座敷まで静々歩んでドリンクを持って来ないでその出窓から直接渡されたのです。
それを各人に配ってくれというのですよ。


なるほど確かにここまで動線が遠い。フロアの中心を延々歩いて、段差のある入口をあがって、ぐるっと薄暗い廊下をクランクに歩いて今いる座敷に至るのだが、ドリンクは私がいる右手の出窓(窓はない)から「お願いします配ってください」のように渡されたのです。ドリンクをバケツリレーのように渡すはめになった。
下げる時もそう。出窓で空いたグラスを下げて新しいドリンクを受けとり交換する共同作業になる。
スタッフがちゃんと廊下を静々と伝ってきて、タイヘンそうだから「いいわよそこに置いといて。こちらで配るから」ならいいのだが、最初っから「配ってください」ありきなんですよ。それも出窓からね。
まさか料理も出窓から渡されるのかと危惧して身構えたが、料理はさすがに出窓からは渡されず、前述の長~い動線を伝って静々と持ってきましたけどね。

出窓から渡すスタイルは、フロアスタッフが少ないが為、少しでも動線上を効率化する為だろうか。
日曜のせいか、フロアのスタッフはトンカツ屋に相応しい恰幅のまるまるした美人若女将と、メガネをかけた若い女性の2人だけだった。
「U子に似てない?」
「似てるな」
確かに似ていた。まぁ私的にはそれで良かったのだが。
「親近感持ったでしょ」
「似てなくもないが、U子はもっと鼻先と目がトンがっていたよ」
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-07-15
そんなことより、この出窓での手渡しですよ。昭和の横川駅の駅弁じゃあるまいしさ。車窓で売り買いするあれみたいだ。
悪戯心が湧いて来た私は、空いた皿をわざと出窓に置いてやったのですよ。

オラ、持ってけって。そしたら若女将が困ったような表情で、
「すぐそばにお客様のコート類がございますので・・・」
そんなこたぁわかってる。だったらこんなところにハンガーを置くんじゃない。ドリンクだって出窓から渡すんじゃない。お客はどんどん増えてきて、私らの出窓の傍にあるハンガーにかかっているコート類も増えている。空いた料理の皿がコートに触れるからという理由でNGで、ドリンクは持って来る時もグラスが空いて下げる時も出窓リレーでOKとはどういうことなんだよ?ドリンクがこぼれてコートを濡らしたらトラブルの基だろうが。

では料理、お味は如何だろうか。


私の苦手な酢の物か。イマイチだな。酢に加えて柚子も入っていたからダブルに酸っぱいぞ。


菜の花の汁。薄い塩味。海藻も入っててまぁまぁ熱く美味かったが、何でこのタイミングで汁ものが出されるのかワカラン。悪酔いしないようにか?


白魚のかき揚げ他天ぷら。
味と揚げ具合の食感はいいがやや冷めていた。これだけ店内が広いと持ってくるまでに冷めてしまうのかもしれない。



南蛮漬、シラス、刻んだ油揚げ、味噌、これらを海苔で巻いて摘まむのですが、家庭の残り物のような安っぽい小皿のこれらはなんなんだ?品数と種類を稼ごうという魂胆か?
南蛮漬の魚は豆鯵ではなくワカサギの小さいヤツ?ベチャッとしていて不味かったし。
味噌がイチバン美味かった。越後の長尾景虎のように味噌を摘まみに熱燗を。

熱燗のヘンなデザインは店内にあちこちあった。店の屋号をデザイン超に崩したものです。
そういえばお品書きや料理の説明は殆ど無かったですね。この辺りで、いつ肉が来るんだろう?ここは肉屋だろ?の疑問符が点灯しまくりである。
背後ではジュウジュウ焼いてる音、煙、香りがした。ジンギスカンでもやってるのか。

ようやく肉が来ました。小さいけどさすがにカツ、コロッケ?は美味かった。
最近はトンカツ屋なんて行かなくなったが、厚切りとんかつが好きでなくなってきた。肉厚ほど火加減は難しいのと、生焼けを回避する為二度揚げしても低温で長く揚げると衣が油っこくなってしまう。あまり極厚だとひと切れひと切れが大き過ぎて食べるのに一苦労する。このカツは薄い肉を何枚か重ねて小さくまとめて揚げた「重ねカツ」だったのです。
小さいこたぁ小さい。あくまでコース料理のカツですよ。ご飯をたくさん食べるおかずとしてのカツではないです。


この小さいトマトもコース料理のうちかい?
家でジャン妻に「おかず足りない。もう逸品何かない?」とお願いすると冷奴か切ったトマトを出してきます。さもそれで一品増やしましたよと。品数を稼ごうとしているようにね。
あくまで口直しか。その前のカツは口直しするほどのボリュームじゃないけどね。

大根おろし?


薄っぺらなおしんこがちょこっと?

サラダ?


ステーキ肉がきた。

ご飯とみそ汁も。

ステーキ定食の様相を呈してきたぞ。
ジャン母はやや不評だった。「お肉のこんにゃくみたい」
お肉のこんにゃくとは私が幼少の頃に言った比喩です。脂身がキライだったの。
確かに脂身もあるが悪い肉じゃない。私はこれぐらいでいいなと。あまり高くていい和牛肉を喰ってその記憶がずっとずっとずーっと残ってると口が奢るというか。
「九つ井のお肉の方が美味しいわね」
だって高いし離れの山道がキツイって言ったじゃない。ジャン母の心無い放言はそこらに聞こえるボリュームだった。



白ご飯が美味しい。ジャン母が半分残したのをかっさらって食べたよ。
このご飯、厨房に鎮座している大釜で炊いているらしいですよ。知らないにしろそういうご飯を残すなんてんです。


ご飯とみそ汁が殆ど同時に出てきたがそれはそれでアリだと思う。私みたいに酒飲む客ばっかりじゃないし、ステーキ肉をおかずにご飯食べたいお客もいるだろうし。ステーキを平らげた後でみそ汁とお新香でご飯を食べるよりずっといいですね。

デザートが出る前にWCに行ったら、WCの内装は藍色と朱色だった。
ただ古民家風に拘るあまり、蛇口のヒネリが下を向いている旧タイプなんですよ。このクラスのレストランだと最近は自動で水やウオッシュが出ます。時代遅れの感は否めない。


重ねたカツ、最後のステーキ、それ以外はたいしたことなかったが、この店は肉類だけ食べに来ると割り切ればいいのかも知れない。それを見極めるには夜に来て逸品料理をオーダーするか平日にランチで来るしかないが、市営地下鉄に乗り換えず地上に出てここまで歩いて来ようという気にならないというか、店の存在を思い出せないまま今日に至っている。
それは市営地下鉄が通って便利になったせいでもあるが。地上にある店を置き去りにしたまま地下で人を運んでしまうんだな。
戸塚駅からやや離れたところの裏通りにある「ふるや」でした。
2018-04-17 07:03
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さらば珍来総本店の筈が [ラーメン]


前は大好きだったこの店。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-03-30
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-08-15
些細なことで私の中で凋落した。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-11-09
味で落ちたのではない。この店はボリュームはあるが味はどれもいいとこ☆3つでそれ以上いくものは皆無なのだ。同じもの同じ味が出される安定感があった。
評価が落ちたのは、私が会計のレジに立った時のオバちゃんの態度です。動きの悪いオッさんと女性スタッフ(昨日の菜の花記事ではしっかししてきたが)がすぐに対応せず、賄い中のオバちゃん(フロアのボス格)が嫌々レジで私の前に立ったのですよ。目が憤ってたからね。
私は「悪いなメシ喰ってるところ」と声かけてるんです。それでも私に強目で訴えた。オバちゃんの憤りは私へ直接ではなく動きの遅い他スタッフに対してだが、私に向けてるように思えた。
さらば珍来総本店。。。
。。。だったのだが、昨年の晩秋辺りからまた渋々行くようになった。
仕方がないのだ。珍来総本店は私の公用先、足立区役所の最寄駅である梅島にあるのだから。
久々に行ったら感じ悪い(あの時だけかも知れないが)オバちゃんはいなかった。
珍しくボックス席に通されたら。。。


誰の服だよこれは?
こんなん客席に置くんじゃねぇ。久しぶりに来てこれか。さすがに言いましたよ。
「これは何だ?」
「??」
「その服は俺のじゃないぞ」
「ア・・・」
あっち(大陸系)の女性スタッフは慌てて片付けたが、そんな生活感を客に見せるんじゃないよ。あのヤカマシやのオバちゃんがいないせいで弛緩してるんじゃないか。
いつものゆで卵が出されるが私はノーサンキューで固辞した。茹でて時間が経ってるので殻を上手く剥けないのだ。
その月のセットメニュー、ニラ肉炒&ラーメン&半ライス。




最初のスープひと口は美味しい。昭和の懐かしい味。ぬるいけど。
麺太です。今日は麺が固かった。自家製麺を謳ってますが太くでコシが強くカタい時がある。
固いから伸び難いので、ゆ~っくりと写真を撮れますが。



タレを浸け過ぎないように皿を傾けます。

昨日Upした菜の花タンメンよりもっとオカしなメニューを考案しましたね。
努力は認めますがね。
麺が無かったらタンメンじゃないジャンかよな。野菜スープか?

私を群馬にトバすのを黙認した上役の一人は現在は関西方面の支社長になっていますが、極端なダイエットにTRYしていた。ご飯、麺類といった炭水化物を断ったんです。
その結果、尋常じゃないダイエットに成功した。
あんなに痩せたら病気になるんじゃないかと心配されているくらいだが、そのダイエット過程も尋常じゃなかった。定食屋に行ってもご飯を食べないのはまだしも、部下と2人連れて昼を喰いに行き、自分はご飯(炭水化物)を断つという理由で同伴した部下にご飯を譲って喰わせたんです。その部下は太りましたよ。
タンメン専門店へ行って「麺抜き」と言って店を困惑させていましたね。麺抜いたってその分の金額が差し引かれるわけじゃないです。
話が逸れた。麺抜きタンメンとはわかりやすいが肉野菜スープでしょうな。でも麺を抜いただけでなくタンメンから麺を抜き、野菜が2倍とはオモシロい発想だね。

別の月番メニュー、生姜焼き。

写真と違ってタレが薄いな。




肉が余ったぞ。おかずのボリュームはあるんです。だからといってご飯を大盛りにしないことが節制の秘訣ですよ。


ある日のウンター席、店の入り口側に座ったら、

ホウ、改めて気づいたがこんなイロモノの食券でオーダー入れてるのか。
この日は醬油ラーメンやわらかめ&半炒飯、2個餃子をオーダー。やわらかめでオーダーするのはこの店だけです。麺が太いからです。
オーダーを受けてくれたのは前からいる女性スタッフで私もまぁまぁ気にいっている方。以前はナンバー2か3だったが、前述のヤカマしいオバちゃんが不在の時はフロアリーダーに昇格した?ようである。
そこでこれまた前述の大陸系女性スタッフが登場する。その子に向かって「カウンター〇番さん、ラーメンやわらかめって通訳してくれる?」
それは私のものだな。厨房を見たら料理人も大陸の人がいて計4人いた。お客の我が儘を大陸語に訳さなきゃならないのだ。厨房もフロアも二か国語が飛び交ってる。タイヘンそうだ。


「ギョーザオマチデス」
見たら6個あった。
「俺は2個餃子だよ」
「ア、ニコデスカ」
そしたらフロアリーダー女性の叱責が飛んだ。
「それは南番さんよっ」
次々とお客が入って来て混み出した。どのお客も味よりボリューム重視のガテン系ばかりである。混んで来たら相方の大陸系の女性と意思疎通が上手くいかずフロアリーダーがパニクり出した。出た料理、まだ出てない料理、同じオーダーだけどテーブル別、レギュラー・ハーフ・大盛りの違い、麺の固さ加減、餃子のテイクアウト、苦手な食材は抜く(これも通訳が要る)、日本人と大陸人との混合シフトなので言葉と意味がすぐに通じなかったりする。
「ちょっと、出たら券を下げとかないと・・・」
「このチャーシューメンは出たの?出てないの?」
「東京ラーメンは?出た?南番さん!!」
「スミマセンマチガエマシタ」
「担担麺急いでお願いします。かなりお待たせしてるんで」
オーダーミスや遅延が連続してフロアリーダーの女性は絶叫に及んだ。周囲が混乱して喧噪状態だが、私は自分ひとりだけだなので無の境地になり、意外と落ち着いていられるのに気付いた。
実はおれ半年前まで遡っています。フロアリーダー女性と大陸系女性は昨日Upした菜の花タンメンの時は和気藹々だったのです。

先に2個餃子と半炒飯が来る辺りが混乱の証です。これは他の客がオーダーした炒飯と餃子に便乗してやっつけ調理したのです。



皮がくっついてないのは手作りの照明でもあります。離しても破れない。
ただ、具に締りが無いです。やや水っぽいというか。肉より野菜(キャベツ、ニラ)の方が多いからかもしれない。

ラーメンは後から来た。やわらかめ正解です。
だけど麺が少ないな。





それでいて炒飯は多い。これホントに半炒飯か?
もしかして半炒飯を普通サイズで、ラーメンを半分にしたってことないか。
他の客に間違って私の半炒飯がいってるってことない?


喰い終わって自分とこの伝票が来てないのに気付いた。
突っ込みどころを見つけた私はイヤらしい笑いを浮かべて、
「伝票来てないぞ」
「ア、スミマセン」
その後もやや待たされたが。会計したのは日本人の女性だった。
「お待たせしてすみません」
「何だか半炒飯多かったぞ?勢いで1人前炒めちまったんじゃねぇか」
「ああ、そうかも知れませんねぇ(笑)」
笑ってごまかしやがったな。
「生姜焼きはレギュラーになったんだ」
「ハイ。前から」
前から?それだけ来てなかったってことか。前は月替わりメニューだったのです。それがレギュラーに昇格したのはお客からの要望が多かったのだろう。

11月の月替わりメニュー!!スタミナ炒めセット!!

ニンニク醬油の肉タマネギ炒め。
ニンニク醬油に「シマッタ」と思ったがもう後のマツリ。
ニンニクの風味はあまり感じないが、甘辛い醤油ベース。見た目より薄味です。
肉とタマネギが異様にヤワラカい。
玉ネギの量が半端ない。


何だ?玉ねぎだけかと思ったが、ピーマンがほんの少し入っている。

この日は前回ミスの多かった大陸のねーさんはいなかった。
まさかクビになったかと思った。(なってませんけど。)
最初のひと口だけ美味しい醬油ラーメンはいつも安定した味ではあるが。






12月の月替わりメニューで、あのケチャップ炒飯が復活した。
これも生姜焼きのように「レギュラー昇格してよ」と言ったこともあるのですが。


チキンライスやオムライスの味とは違います。やや塩味の強いケチャップ味の炒飯?

最初のひとくちは美味しいのだが、しょせんはいつまで経っても同じ味なので終盤は飽きてきた。この味だと餃子とも合わないし、ハーフとはいえラーメンとも合わないのがわかった。どちらともなく味をコロシちゃうんです。だからレギュラーにならないのかもしれない。

ケチャップ炒飯にもラーメンスープが付いてくるのですが、おまけにオーダーしたハーフラーメンのスープより味が濃かったり薄かったり。まぁその日によってバラバラなんですよ。


でも言いましたよ。
「ケチャップ、レギュラーに昇格させようよ」
「う~ん、そうですねぇ」
レジのねーさんはあまり気がのらなそうだった。炒飯との併用するのが難しいのかな。で、いつも思うのだが、ハーフラーメンはレギュラーサイズのラーメンよりイマイチ味が薄いのは何故だろ。






今年の2月、また妙なものを考案していた。


この店でこんな凄いものを誰がオーダーするんだろ。
群馬県吉岡町の竜苑じゃあるまいし。全くソソらなかった。幾らアイデア料理を考案しても基本がちゃんとしてなきゃダメですよ。

この日はモツ煮と焼きそばをいったんですが。
「モツ煮って量多いかな」
「そうですね。ええっと、少なくはないと思います」
と言いながら店の女性は厨房の料理長に視線を移した。どうなんですか?のように。
「ハーフできますよ」(厨房のおそらく店長クラス)
「あ、それでいい」
「でもハーフって50円引きにしかならないんですけど」(女性スタ)
あ、店長の声を遮ったね。でもそう言って来たのは事前に言っとかないと「ハーフって半分の金額じゃないのか」とでも突っ込まれると思ったんだろうね。
最初にモツ煮が来た。モツ煮で知られる居酒屋のレベルまではいってないが。悪くはなかった。中華鍋で炒め煮してましたね。



焼きそばはいただけない。ソースの味が濃いだけでコクがない。麺から出た水分も混じってベチャベチャになってる。
麺も途中でブツブツ切れるんです。ジャン妻が家で作る方が格段に美味しいぞ。




う~ん、残念である。これがイケたら次回はカレー味の焼きそばにでもするかな~と思ったのだが止めとこう。前にカレー味の炒飯をいったらカレー風味より塩気が勝ってたし。
ブツブツ言いながらもまた行っています。奇を衒ったヘンな創作ものよりも普通の炒め物にしました。オーダー取りに来たのは前にミスばっかりしていた大陸のおねーさんですが、店が空いてたせいか前よりはかなりしっかりしていた。






肉野菜炒めにこだわりがあります。
塩胡椒系か、醬油タレ系か、オイスターソース系か。それらが炒め油と程よく融合しているかどうか。お皿に醬油タレと野菜から出た水分がどれくらい出るか。
野菜はキャベツか白菜か。葉物よりモヤシの方が多いか少ないか。
肉はバラかロースか。肉と野菜の比率は。
この店はそれらをまぁまぁクリアしていた。

こうして見ると野菜より肉の方が多かったりして。ご飯が空いてもまだ肉が数枚残ってましたからね。この店のご飯はやや固めです。ベチャベチャじゃない。もちろん炊きたてじゃないですが、炒飯に転用し易くする為だと思います。
ご飯はいいが、このショボいキューちゃんは何とかならんのか。客をバカにしてんのかこれ。こんなんだったら出さない方がいいぜ。

ま、この程度が無難かな。どれも味がいいとは言い難いが、味よりボリュームと人間ドラマの店ですよね。
あ、またこんなヘンなものを。これは昨日Upしましたね。

珍来風天津丼(この店では天津系はないです。)
豚バラ炒飯??
回鍋肉にしようかなぁ。


回鍋肉にしてはみたのですが、肉がブ厚いバラ肉で、レギュラーネニューで使っている炒め物の薄切りバラ肉ではなかった。豚角煮の乾いたような肉でバサバサだった。薄切りバラ肉の方がいいと思うよ。
で、これもハーフサイズなんですよ。「50円引きにしかなりませんよ」とまた言われた。ハーフサイズは会計がめんどいらしく、まず定価を入力して、50円マイナスして、2個餃子の金額を確認して間違えないように入力して、間違えないよう間違えないよう目が真剣だった。私のことをめんどくさい客だな~と思ったかもしれない。







そして昨日先にUpした菜の花タンメン&菜の花炒飯に続いたのです。ようやく大陸系のおねいさんがしっかりしてチームワークが取れてきた頃です。客に育てられて頑張ったんだと思う。辞めないでよかったね。半年かかったけどね。
しゃーない。足立区の公用がなくならない限りまだまだ行くでしょう。現役のうちは。ヘンテコな月替わりをネタに。

2018-04-16 05:42
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菜の花タンメンと菜の花炒飯 [ラーメン]

黄色く咲き乱れる花を鑑賞用植物だと思っていた。
食用になるなんて知らなかった。それを知ったのは居酒屋です。メニューの品数を増やす為?時期になると菜の花のお浸しが必ずある。何だ菜の花って食べられるんだと。
この店でも出ます。出るのは2月~4月。
「菜の花のお浸し、マヨネーズもちょこっと・・・」
周囲に聞こえないように小さい声で言ったのに、
「ハァイ、○○さん(私のこと)菜の花のお浸し、マヨネーズゥちょこっとォ~」
でけぇ声で言うなよ恥ずかしいな。
家では辛子和えにします。醬油とマヨネーズと柚子を混ぜたのも美味しい。
実家で菜の花なんて出たことないし。おそらくジャン母は菜の花(ナバナ)が食べられる食材なのを知らないんじゃないかなぁ。一緒にスーパーへ買い物に行っても野菜売り場でスルーしてるし。
農林水産省のサイトから。
「菜の花(ナバナ)という特定の植物はなく、一般的にはアブラナ科アブラナ属すべての花のことをいいます。
ナバナとは、アブラナ科アブラナ属の食用の品種のひとつで、ナタネ、カブ、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、カラシナ、ザーサイなど多くのものがあり、この他に観賞用や菜種油用があります。」
白菜、キャベツと同じ系列なの?
私は土の下の野菜より葉野菜が好きなのでナバナも好きです。
菜、食材の意味でもあるのでしょう。菜の花イコール食用の花か。
栄養価も高いらしい。花と付くけど緑黄色野菜といっていい。β―カロチン、ビタミンB1・B2、C、鉄、カルシウム、カリウムなどなど。殆どサプリメントといっていいのではないか。
でもお浸し、和え物だけではツマラン。季節限定で菜の花(ナバナ)を使った大衆中華がありまして。

バカ美味はないが、店内の活気、勢い、細かい注文(ハーフ、苦手な食材カット、味の濃薄)に対応する姿勢とボリュームが気に入って過去に何回かUpしましたが、いっとき行く気が失せた。トロいスタッフがいて、古株のオバちゃんが客の前であからさまに不機嫌な態度を出すようになったので。
でも足立区の行政に公用がある私は東武線の梅島駅で必ず下りなくてはならない。様子を見に行ったら店頭でこんなチラシを配っていた。私にも渡そうとしたので、
「今から店に入るよ」
「デモオモチクダサイ」

それには90周年セール記念の100円割引券が沢山あったが有効期限が4月いっぱいなので、こんなにあっても毎日来なきゃ使い切れないよ。それもグランドメニューばかりで私が今日TRYする月替わりのメニューは対象外なのだ。
お目当ては各席にバサバサ置かれたメニューの中にあった。

「菜の花は春の訪れを告げる「花」です。
一方で、つぼみと花茎、若葉を総称して「なばな」と言い、ビタミン、ミネラルを豊富に含む葉菜、緑黄色野菜です。
特にビタミン含有量では野菜の中でもトップクラス!
<100gあたりのビタミンC含有量>
ビタミンCの王様野菜ピーマン(緑)→約80mg
菜の花→約130mg
白血球の働きを高めることで風邪などに対する免疫力を高め、貧血の予防やコラーゲンの育成を促進する等といった美肌効果もあります。
またカルシウムは冬採りのほうれん草の約3倍も含まれています。」
この店で栄養講釈を長々読むハメになるとは。
グランドメニュでも野菜の量がグラム数で表示されている。大衆中華チェーンの「野菜たっぷり」「1日に必要な野菜」を謳う店も増えたからね。そういうことは街角中華のオヤジはまずやらないし。

月替わりのもう1種、焼きタンメン(塩味の焼きそば?)にもソソられたが、野菜が多過ぎるな。私は汁物は具だくさん、焼きそばは具無し(少なめ)がいい。
あ、向こうのおとーさん、焼きタンメンでビール飲んでる。いいなぁ。

大陸系のおねいさんは最初の頃はトロくてよく怒られていたが、最近は慣れてきたのか常駐するようになった。
そのおねいさんに「これ(タンメンを指す)とこれ(チャーハンを指す)それぞれハーフでできるかな?」
「デキ・・・マス・・・ケド・・・、ゴジュウエンビキニシカナリマセンガ・・・」
「いいよそれでやってくれ。珍来さんは量が多いからな。今の時期だけだろこれ?」
「ハイ。ワカリマシタ」
しばし待って、トロかったおねいさんが持ってくるところ。



ハーフサイズのタンメン
菜の茎が混ざっている。黄色い花も垣間見えるぞ。




普通のタンメンとそう変わらんね。タンメンの具に緑色の茎が混ざっているだけでさ。やはりタンメンの主役はキャベツ、モヤシ、他の野菜だね。
だけどバターが2個も載ってたのは何故だ?私は指定していないぞ。でもナバナはバターや油ものに合うのだ。菜の花から食用油が採れるからそれも当然だが。




チャーハンにも緑の茎が入っている。
玉子が菜の花に見える。こっちの方は塩加減と玉子の甘さ、菜の茎のやわさ、マッチングがいいですね。



炒飯にいつも添えられる定番のスープも出されたぞ。
だけどタンメンの塩スープと炒飯の醬油ラーメンスープ、2種類あってもねぇ。
タンメンは熱々ですが、ラーメンスープなぬるくて。塩分過多になるだけなのでネギだけすくっていただきました。





おもしろいメニューだが、これをもって春の訪れを感じたかというとそういうことはないね。もっともここ数年来の日本は天候不順で、春らしからぬ熱い陽気になったり、また寒くなったり。日本に春と秋がなくなってきたのである。
菜の花に栄養があるのはわかった。1年で今しかないのもわかった。
明日はご縁が復活したこの店の90周年記念忘備録ですがバカ美味はありません。
2018-04-15 12:02
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京成青砥駅に飛騨高山が・・・ [ラーメン]
葛飾区の某行政へ行くのに京成線青砥駅で下車することが多いのですが、青砥という表示は駅名だけで、住居表示に青砥は存在しない。青戸になっています。
ウイキから。青砥は太平記に登場する青砥藤綱が由来で、町名は江戸時代の川運の港を意味する「戸」からきた青戸であると。
駅スパで検索しても青戸駅は表示されない。青砥駅です。
青砥駅は高架上にあり、高架下はユアエルムというショッピングゾーンになっている。
エルムは7つのゾーンに分かれている。駅高架下だから長い構造になっている。ナンバー6ゾーンの文教堂書店に立ち寄ってから駅に戻ろうと踵を返したら、ナンバー5ゾーンに婦人服売り場があって、その上が吹き抜けになっていた。
そこから見上げたら2階のテナント窓に、飛騨高山の人形のさるぼぼ(赤い体に赤い丸顔、赤い手足に黒い頭巾と黒い腹掛け)が万歳ポーズをしていた。

そこへは階段を上がる。
陸橋のようになっている。

渡っていいのかな。従業員専用のキャットウオークでもないらしいが。
ここですぐ様上に上がらず駅からセオリー通りに歩いてみた。一旦駅に戻り、駅改札を出て左手にエルムの入口があり、チェーンのトンカツ屋、寿司屋、旅行代理店の奥、その先のどん詰まりにあって、さっきの陸橋が右から繋がっていたのです。オモシロい構造、位置にあるな。





上から見下ろしてみる。婦人服売り場のすぐ上にあるのが異質なロケーションである。


やはり飛騨高山を謳ってるのか。私は飛騨高山ラーメンを全く知らないのです。



青砥駅直結のこの店、ディスプレイを見たらラーメン&炒飯はなく、炊き込みご飯、そして甘いもの系、あんみつ、ぜんざい、団子、パフェ・・・。
ラーメンに甘い系?
今まで私にヒットしない訳だ。だがここまで来てしまったし。ネタ的にどうだろうか。


改めてディスプレイに見入った。これは私の路線だろうか。合うものがあるかなと。
かなり迷ったんですよ。飛騨高山ラーメンって知らないし、正真正銘本物の飛騨高山ラーメンなのだろうかと疑った。フェイクじゃないかと。しかも甘いものがズラリ。
ラーメンに団子?
ラーメンにぜんざい?
ラーメンにパフェ?
気持ち悪くなりそうだ。
アルコール類が肩身狭そうにしているじゃないか。
じーっと立って迷ってた。これが横浜ジョインナスとかの地下飲食店街だったら、店のディスプレイをじーっと見てる私に店の者が客引きよろしく寄ってきて声がけしてくるものだが、しばらくそのまま放置された。店内もガラ空きのようです。
餃子と小さいご飯の「高山祭り」にするかと意を決して入ったら、すぐ真正面に男性店員(雇われ店長か?)が突っ立っているじゃないか。私がじーっと立っていたのを把握していた立ち位置だった。入ろうかどうしようか迷っている私を見ていたようである。
ひと声あればすぐさま迷いを断ち切ったものを。端っからやる気、商売っ気が感じられない店です。
「いらっしゃいませ。お煙草はお吸いになられますか?」
吸わないと言ったら右手の細長いフロア席を示された。駅地下の細長い構造が功を奏して完全分煙化されていた。

空いてるから4人テーブル席にひとりで陣取ってもよかったのだが、店のいちばん奥にある三角コーナーのスペースにある2人席テーブルに。
私の右手の窓辺にさるぼぼがいた。

メニューはこんな感じ。甘系は表紙しか撮ってません。見てるただけで気持ち悪くなってくるから。





失敗だったかな~と思ったり。
ラーメンと甘系、どっちに比重を置いてるんだろう。
先客で隣にいる2人の老夫婦の気になる会話が耳に入る。店の中が静か過ぎるので否応なしに耳に入らざるを得ない。うるさいよりはいいけどさ。
「少ないね」
「セットより多くね?」
「アタシはこれぐらいでいいけどね」
ははぁん。
こういう店のセットものによくありがちで(というか、それが至極当然)レギュラーサイズより若干ボリュームを小さくしてコストダウンしてるんだなとすぐわかったよ。
若干の悪意を抱いてしばし待ってたら店のオバちゃんが歩いてきて、私の左手にある4人テーブル席の椅子を静かに除け始めた。
私の背後に事務室があって、私が背後にフンゾり返ってると事務室の扉が開け難くて中に入れないのです。
私は振り向きながら「ああ、入れないのか」と言って椅子を前に引いた。
「あ、大丈夫ですよ」
オバちゃんは事務室の扉を開けて中に籠った。
出てくる時も思いっきり扉を開けたら私の椅子にぶつかるので、私は反対側に移った。

オバちゃんは事務室の中で何かゴソゴソしていたが、出てくる時、まだ私が先ほどの扉にぶつかる席にいるだろうと気を遣ってか、中からそーっと様子を窺うように出てきました。それがオカしくて。
「出てきて大丈夫だよ」
おそるおそる出てきたオバちゃんの目には、反対側の席に移動されたんですねと書いてあった。



ええっと、やはり小さいですね。器の大きさからして違うもの。
鶏ベースですね。やさしいけどオイリーでした。東京ラーメンの薄口に見えるけど塩分がやや強いタイプか。醬油のような塩のような。。。



麺は細くてやや縮れていて、表面がアブラで滑るタイプ。
スープは熱く、油も多く浮いていて冷めにくいです。
ワカメでなくて青物の茎が浮いてたのは好評価。
メンマとチャーシューと海苔は仕方なく載せてある感じでイマイチだった。



餃子はもうちょっと焦げ目をつけるくらいに焼けばパリッとするのに。小さいながらも具はしっかり入ってました。


食べてたら靴音がするんです。
コツッ、コツッ、コツッ、
でも店内は誰歩いていない。誰かが外を歩いている音だった。店とフロアの壁が一部空いていて、さっき私が駅から伝ってきた通路を歩く女性の靴音が店内まで響くのです。それだけ静かだが活気がなさ過ぎの店なのです。BGMも流れていなかった。勢い商売っ気というものが欠けているんだな。

さっき下から見上げた時は不思議な空間の上にあるな~と思ったが、店内に入ればビル2階にあるただの飲食店です。
駅ガード下の建物の中だから、雨でもに出なくていいし、濡れないから便利だとは思うが、ラーメンよりも店外の廊下と階段が吹き抜けている構造が面白いなという印象の方が強かった。
飛騨に一度だけ行ったことがある。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-11-05
飛騨路という宿に泊まった。いい宿だったがそこへ行くまでが遠かった。
山間の地で、そこだけ他の世界から遮断された独特な空気の村だったよ。
飛騨高山で本場の飛騨高山ラーメンは食べていない。
この日食べたラーメンで「俺は飛騨高山ラーメンを食べたことあるんだぜ」とは言い難いかもしれない。
経営会社はとんかつで有名な和幸だそうです。
ウイキから。青砥は太平記に登場する青砥藤綱が由来で、町名は江戸時代の川運の港を意味する「戸」からきた青戸であると。
駅スパで検索しても青戸駅は表示されない。青砥駅です。
青砥駅は高架上にあり、高架下はユアエルムというショッピングゾーンになっている。
エルムは7つのゾーンに分かれている。駅高架下だから長い構造になっている。ナンバー6ゾーンの文教堂書店に立ち寄ってから駅に戻ろうと踵を返したら、ナンバー5ゾーンに婦人服売り場があって、その上が吹き抜けになっていた。
そこから見上げたら2階のテナント窓に、飛騨高山の人形のさるぼぼ(赤い体に赤い丸顔、赤い手足に黒い頭巾と黒い腹掛け)が万歳ポーズをしていた。

そこへは階段を上がる。
陸橋のようになっている。

渡っていいのかな。従業員専用のキャットウオークでもないらしいが。
ここですぐ様上に上がらず駅からセオリー通りに歩いてみた。一旦駅に戻り、駅改札を出て左手にエルムの入口があり、チェーンのトンカツ屋、寿司屋、旅行代理店の奥、その先のどん詰まりにあって、さっきの陸橋が右から繋がっていたのです。オモシロい構造、位置にあるな。





上から見下ろしてみる。婦人服売り場のすぐ上にあるのが異質なロケーションである。


やはり飛騨高山を謳ってるのか。私は飛騨高山ラーメンを全く知らないのです。



青砥駅直結のこの店、ディスプレイを見たらラーメン&炒飯はなく、炊き込みご飯、そして甘いもの系、あんみつ、ぜんざい、団子、パフェ・・・。
ラーメンに甘い系?
今まで私にヒットしない訳だ。だがここまで来てしまったし。ネタ的にどうだろうか。


改めてディスプレイに見入った。これは私の路線だろうか。合うものがあるかなと。
かなり迷ったんですよ。飛騨高山ラーメンって知らないし、正真正銘本物の飛騨高山ラーメンなのだろうかと疑った。フェイクじゃないかと。しかも甘いものがズラリ。
ラーメンに団子?
ラーメンにぜんざい?
ラーメンにパフェ?
気持ち悪くなりそうだ。
アルコール類が肩身狭そうにしているじゃないか。
じーっと立って迷ってた。これが横浜ジョインナスとかの地下飲食店街だったら、店のディスプレイをじーっと見てる私に店の者が客引きよろしく寄ってきて声がけしてくるものだが、しばらくそのまま放置された。店内もガラ空きのようです。
餃子と小さいご飯の「高山祭り」にするかと意を決して入ったら、すぐ真正面に男性店員(雇われ店長か?)が突っ立っているじゃないか。私がじーっと立っていたのを把握していた立ち位置だった。入ろうかどうしようか迷っている私を見ていたようである。
ひと声あればすぐさま迷いを断ち切ったものを。端っからやる気、商売っ気が感じられない店です。
「いらっしゃいませ。お煙草はお吸いになられますか?」
吸わないと言ったら右手の細長いフロア席を示された。駅地下の細長い構造が功を奏して完全分煙化されていた。

空いてるから4人テーブル席にひとりで陣取ってもよかったのだが、店のいちばん奥にある三角コーナーのスペースにある2人席テーブルに。
私の右手の窓辺にさるぼぼがいた。

メニューはこんな感じ。甘系は表紙しか撮ってません。見てるただけで気持ち悪くなってくるから。





失敗だったかな~と思ったり。
ラーメンと甘系、どっちに比重を置いてるんだろう。
先客で隣にいる2人の老夫婦の気になる会話が耳に入る。店の中が静か過ぎるので否応なしに耳に入らざるを得ない。うるさいよりはいいけどさ。
「少ないね」
「セットより多くね?」
「アタシはこれぐらいでいいけどね」
ははぁん。
こういう店のセットものによくありがちで(というか、それが至極当然)レギュラーサイズより若干ボリュームを小さくしてコストダウンしてるんだなとすぐわかったよ。
若干の悪意を抱いてしばし待ってたら店のオバちゃんが歩いてきて、私の左手にある4人テーブル席の椅子を静かに除け始めた。
私の背後に事務室があって、私が背後にフンゾり返ってると事務室の扉が開け難くて中に入れないのです。
私は振り向きながら「ああ、入れないのか」と言って椅子を前に引いた。
「あ、大丈夫ですよ」
オバちゃんは事務室の扉を開けて中に籠った。
出てくる時も思いっきり扉を開けたら私の椅子にぶつかるので、私は反対側に移った。

オバちゃんは事務室の中で何かゴソゴソしていたが、出てくる時、まだ私が先ほどの扉にぶつかる席にいるだろうと気を遣ってか、中からそーっと様子を窺うように出てきました。それがオカしくて。
「出てきて大丈夫だよ」
おそるおそる出てきたオバちゃんの目には、反対側の席に移動されたんですねと書いてあった。



ええっと、やはり小さいですね。器の大きさからして違うもの。
鶏ベースですね。やさしいけどオイリーでした。東京ラーメンの薄口に見えるけど塩分がやや強いタイプか。醬油のような塩のような。。。



麺は細くてやや縮れていて、表面がアブラで滑るタイプ。
スープは熱く、油も多く浮いていて冷めにくいです。
ワカメでなくて青物の茎が浮いてたのは好評価。
メンマとチャーシューと海苔は仕方なく載せてある感じでイマイチだった。



餃子はもうちょっと焦げ目をつけるくらいに焼けばパリッとするのに。小さいながらも具はしっかり入ってました。


食べてたら靴音がするんです。
コツッ、コツッ、コツッ、
でも店内は誰歩いていない。誰かが外を歩いている音だった。店とフロアの壁が一部空いていて、さっき私が駅から伝ってきた通路を歩く女性の靴音が店内まで響くのです。それだけ静かだが活気がなさ過ぎの店なのです。BGMも流れていなかった。勢い商売っ気というものが欠けているんだな。

さっき下から見上げた時は不思議な空間の上にあるな~と思ったが、店内に入ればビル2階にあるただの飲食店です。
駅ガード下の建物の中だから、雨でもに出なくていいし、濡れないから便利だとは思うが、ラーメンよりも店外の廊下と階段が吹き抜けている構造が面白いなという印象の方が強かった。
飛騨に一度だけ行ったことがある。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-11-05
飛騨路という宿に泊まった。いい宿だったがそこへ行くまでが遠かった。
山間の地で、そこだけ他の世界から遮断された独特な空気の村だったよ。
飛騨高山で本場の飛騨高山ラーメンは食べていない。
この日食べたラーメンで「俺は飛騨高山ラーメンを食べたことあるんだぜ」とは言い難いかもしれない。
経営会社はとんかつで有名な和幸だそうです。
2018-04-14 15:22
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根津の浜之家 [ラーメン]

根津と千駄木のちょうど中間、根津神社に入る坂下の交差点にある。
ラーメン専門店に見えない外装。
黒字に白いフォント。武田菱のようなマーク。
小さい赤提灯が無けりゃ気に留めなかった。
だが屋号に「家」が付くと身構えます。もう家系は卒業したから。
でも字体を崩した家系フォントじゃない。丁寧な明朝フォント。
何系なんだろう?


あまり期待しないで入ったら、店全体の空間が大きいのにカウンターのみの13席しかない余裕を持った店だった。黄色い洒落た椅子が並んでいた。席と席の間も余裕がある。カウンターの幅も広い。
厨房も広く、正面に茹で場やスープの鍋が見えるが、そこに立つ若いのが席から遠くに見える。席から見えない右の奥にも火器があるようで、後でそこで若いのが私の半炒飯を炒めていた。

上を見上げたところ。

『当店のラーメンは新潟県燕三条発祥の
「煮干し出汁背脂醬油ラーメン」
背脂の量は通常の量以外に中油、大油と御希望が御在いましたら申し付け下さい。』
背脂??アブラチャッチャ系かぁ。こりゃチョイスを誤ったかなぁ。


広い厨房に若いのとオバちゃん2人で営っていた。2人の年齢差は母子ほどあると見た。もしかしたらホントに母子かも知れない。
先客に出すラーメンのオペレーションを見てたら、若いのは手早くしっかり大手を振って湯切りした麺を器に移した後で背脂をかけていた。
それだけなら提供が早い筈だが、移し替えたその場でトッピングしないで茹でた場所(向こうの壁際)から茹であがった器を私のいるカウンターこっち側にわざわざ持って来るんですよ。私の位置からは見えないがこちら側に具が並んでいるらしい。それも丼をひとつひとつこっちへ持って来るんです。なまじっか厨房が広いせいか茹で場と具を移す場の距離があるんです。
こっちへ持って来て具を載せるオバちゃんのオペレーションが遅いのだ。考え考え確認しながらトッピングするのでひとつひとうの手際が遅いの。
私の位置から丼は見えないけど、オバちゃんの腕の動作を見てると、載せた具を左右に移し換えたりしてるから間違えたりしたんだろうな。
見かねたか若いのがチェックしに来るんですよ。トッピングが間違ってないかどうかを。若いのはこっちに聞こえない小声で訂正してたモン。客席の番号も確認してたし。オバちゃんに任せられないらしいな。
まぁ客の前で叱ったり怒鳴りつけたりしないのはいいことだけどね。だが若いのがオバちゃんのチェックをする為に若いのは奥の厨房に行けないのだ。そのせいで半炒飯がやや遅れた。




私の中華そば、背脂無しです。ヨカッタ。
スープが美味しい。想像通りの味。スープは小岩の鼈、内幸町の舎鈴に似ている。







だけどトッピングに時間がかかるということは麺がヤワくなるということだよ。予想通り麺がヤワい。茹であがって丼に移してからのトッピング操作が長いからだよね。
そんなにゴテゴテと沢山の種類の具がある訳じゃないですよ。チャーシュー2つ、ナルト、モヤシと細ネギ、メンマ、海苔、これだけです。
麺がヤワ過ぎだよ。若いのは気合入れて麺の湯切りしてたがそれが台無しです。


オバちゃんのノロさのせいで遅れて出された炒飯が美味しいです。しっとり炒飯で中まで熱々。
麺を食べ終えてから喰いにかかったのだが最後まで熱々。熱が封じ込まれていた。
とかく添え物、やっつけ、炒め置き、取り敢えず出せばいい低いレベルの半炒飯が多いがこの店はパーフェクトです。


若い者とオバちゃんは母子だろうか。
13席にしてはメニューも少なくないしトッピングも幾つかあるようだが、肝心なお好みは背脂の量だけなんです。背脂の調整は若いのが担当するのでオバちゃんは具を乗せて出すだけなんだけどね。
ハッキリ言わせていただくと「オバちゃん、アナタはこの店のオペレーションに向いてないですよ」ですね。なまじっか広いので下げて洗い物するだけでも動線が長居せいもありますがね。

燕三条系か。背脂は量が選べるようなので、もし再訪があれば「背脂少な目」でいくだろう。私の隣の客はしっかり背脂にまみれたラーメンをいってたが、浮いた脂で真っ白でしたよ。
新潟駅まで乗ることはあっても、ひとつ手前の燕三条駅に下りることはまずないだろうな。
2018-04-13 08:31
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無敵家もどき(閉店) [ラーメン]
既に更新を停止している船山史家Ⅰにも毎月ランキングレポートが届くのですが。
2月のランキング3位にこの記事が表示されたのです。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-07-10-5
フェイク?の無敵家です。本家(池袋)ではなく新宿三丁目にある。私が行く某行政の近くなのです。飲食店の許認可申請も私と同じ窓口の筈。

豚骨の上をいく豚コクと銘打って1時間待ちがザラ、比較的空いているのは夕方16時~というブクロ(池袋)にある本家「無敵家」の当時のHPに、この店の事情と思われる注意書きが表示されていたが現在は外されていた。
過去記事の頃はこうあったのです。
「麺創房無敵家は当店の登録商標で現在は池袋店1店舗のみでございます。
新宿に同名の店がございますが現在は無関係です。
以前は暖簾分け店でしたが味や接客等において違いがありすぎる為に除名致しました。」
私はドロドロに濃い豚骨を避ける傾向になってきたのでブクロの本家には行ってません。これからも行かないと思うが。除名、波紋か。穏やかではないな。ブクロの「無敵屋」と同じ味ではないようですが、問題は別にあったのでしょう。
ここ数年は場末感満載な滅亡寸前の昭和街角中華「スズキ」にハマって足が遠のいたのもあるが。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-06-20
過去Blogで3位に上がった記念?で7年振りに訪問した。


7年前のチャイニーズ女性のスタッフがいるじゃないか。
お若いな~。容貌衰えずあの頃と変わっていない。さすがに私を覚えてはいなかった。見えない厨房から洩れ聞こえる店主の声も同じようだ。
だけど11:40でこのガラ空きは何なんだ。
スタッフの友達っぽいのが水だけ飲んでスマホいじってたし。
あまりやる気の感じられない店だな。

どの麺も大盛り無料ですが、以前のように「オオモリ?フツウ?」とは聞かれなかったな。
鍋に書いてあるこれを見て思った。学生の多い町田と違ってここ新宿で大盛り無料ということは、普通サイズだとボリュームが少ないということではないか。
かといって大盛りにする気は無く、サイドで卵かけご飯をイッてしまったのです。単に食べたかっただけ。

先に小ご飯と小さい小さい小さい玉子が供された。
で、これを自分で割るのはいいけど。玉子の殻をどーすりゃいいんだと思った瞬間に安いボックスティッシュがコトンと置かれたのです。

割って殻をティッシュに移し換えたとこ。さすがに殻はすぐ下げられましたね。
「アタラシイティッシュオツカイクダサイ」と言われた。手を拭いてくださいということらしい。



玉子かけご飯はヌクいので、これ以上冷めてもタイシテ味は変わるまいとそこに置いておき、すぐさま供されたラーメンのルックスを見たら。。。


ショボいなぁ。前からこんなだったかなぁ。
小さめチャーシュー2枚。青菜が1枚ベロ~ンと載っている。ワカメでなく青菜なのは好評価しますが。



如何せんスープが少ない。だからショボく見える。
呟きⅠの頃に比べりゃ歳月が経って私もウルサくなっている。今回の味、印象、感想はまず、
「もしかして既製品スープ??」
というものであった。あごだし風味とびうお(飛魚)とあるが。そういう香は薄い。美味しとはいえないです。しかもヌルいし。
中太麺は断面が四角いのでエッジが効いて美味しいですが。


食べてるうちにふと思ったのですが。な~んだか昔の生ラーメンを自分で茹でた味に似ている。
だから懐かしい!!
そういう問題ではないか。
提供は早いです。早いだけにアヤしいよね。スープで疑ってしまうと目や他の具までアヤしく思えてキタよ、この店はトッピングが9種類と多くメニューの麺類も多いのでそこも逆にアヤしい。厨房も全く見えないしね。
私の後に来た男性がこの店のイチオシたる「豪快麺」を食べておった。それはお店の9種類あるトッピングのチャーシュー、味付け玉子、キャベもやし、しらがねぎ、ちんげん菜、手作りメンマ、揚げニンニク、岩のり、焼きのり、それらを全部載せで1000円なんです。トッピングはどれも100円なので全部載せたら900円だし、そんだけ載せたら丼からハミ出すだろうに。


この近辺はラーメン屋が少ないから頑張れば繁盛するだろう。でも数年前の頃と店主(顔を見たことないけど)女性スタッフが変わらず勤務しているのは何かいいところがあるんだろうか。
2月のランキング3位にこの記事が表示されたのです。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-07-10-5
フェイク?の無敵家です。本家(池袋)ではなく新宿三丁目にある。私が行く某行政の近くなのです。飲食店の許認可申請も私と同じ窓口の筈。

豚骨の上をいく豚コクと銘打って1時間待ちがザラ、比較的空いているのは夕方16時~というブクロ(池袋)にある本家「無敵家」の当時のHPに、この店の事情と思われる注意書きが表示されていたが現在は外されていた。
過去記事の頃はこうあったのです。
「麺創房無敵家は当店の登録商標で現在は池袋店1店舗のみでございます。
新宿に同名の店がございますが現在は無関係です。
以前は暖簾分け店でしたが味や接客等において違いがありすぎる為に除名致しました。」
私はドロドロに濃い豚骨を避ける傾向になってきたのでブクロの本家には行ってません。これからも行かないと思うが。除名、波紋か。穏やかではないな。ブクロの「無敵屋」と同じ味ではないようですが、問題は別にあったのでしょう。
ここ数年は場末感満載な滅亡寸前の昭和街角中華「スズキ」にハマって足が遠のいたのもあるが。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-06-20
過去Blogで3位に上がった記念?で7年振りに訪問した。


7年前のチャイニーズ女性のスタッフがいるじゃないか。
お若いな~。容貌衰えずあの頃と変わっていない。さすがに私を覚えてはいなかった。見えない厨房から洩れ聞こえる店主の声も同じようだ。
だけど11:40でこのガラ空きは何なんだ。
スタッフの友達っぽいのが水だけ飲んでスマホいじってたし。
あまりやる気の感じられない店だな。

どの麺も大盛り無料ですが、以前のように「オオモリ?フツウ?」とは聞かれなかったな。
鍋に書いてあるこれを見て思った。学生の多い町田と違ってここ新宿で大盛り無料ということは、普通サイズだとボリュームが少ないということではないか。
かといって大盛りにする気は無く、サイドで卵かけご飯をイッてしまったのです。単に食べたかっただけ。

先に小ご飯と小さい小さい小さい玉子が供された。
で、これを自分で割るのはいいけど。玉子の殻をどーすりゃいいんだと思った瞬間に安いボックスティッシュがコトンと置かれたのです。

割って殻をティッシュに移し換えたとこ。さすがに殻はすぐ下げられましたね。
「アタラシイティッシュオツカイクダサイ」と言われた。手を拭いてくださいということらしい。



玉子かけご飯はヌクいので、これ以上冷めてもタイシテ味は変わるまいとそこに置いておき、すぐさま供されたラーメンのルックスを見たら。。。


ショボいなぁ。前からこんなだったかなぁ。
小さめチャーシュー2枚。青菜が1枚ベロ~ンと載っている。ワカメでなく青菜なのは好評価しますが。



如何せんスープが少ない。だからショボく見える。
呟きⅠの頃に比べりゃ歳月が経って私もウルサくなっている。今回の味、印象、感想はまず、
「もしかして既製品スープ??」
というものであった。あごだし風味とびうお(飛魚)とあるが。そういう香は薄い。美味しとはいえないです。しかもヌルいし。
中太麺は断面が四角いのでエッジが効いて美味しいですが。


食べてるうちにふと思ったのですが。な~んだか昔の生ラーメンを自分で茹でた味に似ている。
だから懐かしい!!
そういう問題ではないか。
提供は早いです。早いだけにアヤしいよね。スープで疑ってしまうと目や他の具までアヤしく思えてキタよ、この店はトッピングが9種類と多くメニューの麺類も多いのでそこも逆にアヤしい。厨房も全く見えないしね。
私の後に来た男性がこの店のイチオシたる「豪快麺」を食べておった。それはお店の9種類あるトッピングのチャーシュー、味付け玉子、キャベもやし、しらがねぎ、ちんげん菜、手作りメンマ、揚げニンニク、岩のり、焼きのり、それらを全部載せで1000円なんです。トッピングはどれも100円なので全部載せたら900円だし、そんだけ載せたら丼からハミ出すだろうに。


この近辺はラーメン屋が少ないから頑張れば繁盛するだろう。でも数年前の頃と店主(顔を見たことないけど)女性スタッフが変わらず勤務しているのは何かいいところがあるんだろうか。
2018-04-12 09:18
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ピリカ [ラーメン&人間ドラマ]

京成青砥駅から歩いて葛飾区の某行政へ出向いて、1時間に3本か4本のバスで千代田線亀有駅に来たところ。
千代田線と常磐線のガード下にある赤い看板、店の名前を見て「!!!」固まった。
過去の忌まわしい記憶が蘇ったのです。

看板には大きな文字で「らーめん 餃子 つけ麺」と描いてあり、その横に小さい文字で「ピリカ」と書いてある。これが店名です。
ピリカとは美しい、きれい、良い、立派、豊か、縁起のいいキレイなのもを表すアイヌ語です。その意味をここではなくこれから述べる別のピリカで知った。
漢字では「美利河」と書きます。「知床旅情」2番の歌詞に、
旅の情か酔う程にさまよい
浜に出てみれば月は照る波の上
君を今宵こそ抱きしめんと
岩陰によればピリカが笑う
アイヌ語でググってみれば出て来ますよ。
私は「あ、あの店の系列か」と感慨深く思い出すものがある。
ピリカを頻繁に利用していた時期があったのです。


厨房を囲むカウンター席と背後にテーブル席。40名以上入れそうなキャパだった。
飾り気が全くない店内だが
こういう店はラーメンよりは定食か逸品料理の方が美味しいケースが多い。
高級なものはないが、一般大衆の求めるメジャーどころはひと通り揃っているようだ。
あ、もやしラーメンがある。でも今回は久々に来たのでオーソドックスにいこう。

私が前に利用していたピリカはここじゃないです。今から10年前かそれ以上前、自分はここ亀有の近くに通っていたことがあるのです。
そこにも駅前にピリカがあった。駅前どころかガード下で改札を出てすぐ、20歩も歩かず雨に濡れないで済む店だった。今でもあるのかと思い出した。
ピリカを利用していた時期はハッキリ言って唾棄すべき、消去してしまいたいメモリーなのですよ。


駅からやや遠かったその職場は今は閉鎖されたが、本社総務勤務だった私は都落ちするかのようにトバされたのです。今も私の前にいるソリの合わないオンナが私の直属の部下で、今は大分マシになったというか許せる部分もあるが(というか15年も在職してれば)当時は「今以上~♪そ~れ以上~♪」生意気でイヤなオンナだったね。
私をトバした当時の私の上司は、今思えば恩讐と愛憎の入り混じった人だった。出会って数年間は私を「俺の右腕だ」とまで言ってくれるほどに2人の関係は良好だったのですが、後年ピリカで食べてた頃は人格が変わったのか悪魔の一面がムキ出しになった。もしかしてこの上司は私を潰しにかかってるのかということが再三あって、それに気付いた私へのアタリがキツくなった。
当時、一緒にいた私の同僚もその上司には私よりももっともっと酷くヤラれていた。
よく2人でピリカに来たものです。その同僚とは年賀状の遣り取りしかないが同僚が言ったので今でも覚えているのが、
「ピリカもそうですが、ラーメン屋で飲む日本酒って翌朝必ず残りますね」
そりゃ単に飲み過ぎではないかと思うのだが。「安酒だからね。何飲まされてるかわかんないしね」っていい加減に応えたことがある。
あの小さい小瓶にホントにその銘柄酒が入ってるのかい?って疑うべきだと気付いたのがピリカ。
その同僚から「ピリカのもやしラーメンは餡で絡めてますかねぇ?」って聞かれたことがある。
私は神奈川在住だから餡でからめたサンマーメンのイメージがあるので、ピリカではもやしラーメンをよく食べていたものです。
「絡めてますよ餡で。もやしとニラかな」と答えた。
でも同僚は東京都民なのでサンマーメンを知らない。
「そうですか~。絡めてるんだ~。自分は絡めないのが好きなんですが~」
「ピリカは餡で絡めないでくれって言ったらやってくれそうですけどね」
だけど同僚は気が小さいので、店側にそういう交渉ができる人じゃなかった。
その同僚と、問題の上司、他、取り巻き何人かで夜にピリカで食事したことがある。悪魔の一面を見る前の頃です。夜のピリカは殆ど居酒屋状態で、ビール、サワー類がガンガン出ていたね。
半炒飯というものを始めて食べたのもピリカだった。半分だけに塩加減が難しいのか、味はその時々によってバラつきがあった。
ピリカで私の隣に座った堅気じゃない風の若い者が、店のおっさんに怒鳴った光景に出くわしたことがある。
「こっちに来て注文取れよぉ~」
店のおっさんは中華鍋を振るっていて手を休めず首だけ廻して注文を受けようとしたのだ。それきり大人しくなったけどなるほどそういう仕草で着火するお客さんもいるんだなって思った。
その頃のピリカさんの系列、赤い看板が、ここ亀有で10何年ぶりに私の前に現れたので入ってみたのです。過去が過去でもそろそろいいんじゃない?って。
その時のピリカです。跡地か?まさか閉めちゃったんじゃないだろうな。


先に炒飯がきた。あ、キャベツの千切りも添えてある。






醤油スープにやや縮れた麺。昔の生麺タイプか。東京ラーメンですねこれ。
ノリ、メンマ、ネギ、ウレシイことにワカメではなく青物。






もしかして自家製味噌スープかな。タマネギと味噌をミキサーにかけていたんですよ。

私にとっての忌まわしいピリカでランチを食べてた時代は半年続いた。上司は私らに対してキツく当たるようになり、試すような問いかけが脅すような言い回しが続いた。
ジャン妻と2人で富士宮市の浅間神社に行ってお祓いまでしましたよ。願い事は「今置かれている自分の状況を変えたい」というもの。
私らの他に何人かいたのだが「裁判に勝ちたい」とか。生臭い願事ばかりだったのを覚えている。
果たしてその御利益はあったか?
上司は千代田線沿線の喫茶店で私にこう言ったんです。
「こんな会社辞めちゃえ。後は俺に任せろ」
部下に言う言葉かよ!!
これで吹っ切れた。この人に付いていくまいと人間不信になって会社を去ろうとしたのですが、運命の悪戯か社内で政変があったのです。上司の行動を前から疑っていたその頃の社長が己が信頼する部下を送り込み上司の行動を逐一報告させた。その中に社長を欺いていた見過ごせない内容があったのです。
社長は上司を呼びつけて会議室で怒鳴り合いになり、その職位から解任した。1ヶ月後、上司は自ら辞表を出して去った。
浅間神社の御利益があったのかも。
そして私を苦しめた現場も閉鎖されて今はない。ピリカも忘れました。私は本社に戻され、一緒だった同僚は去った上司の後任の座に就いた。今はいないけど。
あの忌まわしい時代(といっても半年程度だが)の傷はとっくに癒えています。もう思い出さなくなったが、時折あの上司はどうしてるかなと思い出すことがある。
だが今現在の私を顧みると、その頃の上司のいい部分もコピーしたつもりだが、悪い部分も発しているな~と自分で気付くことが少なくないのだ。自分の口から出た台詞が「あ、あの当時、彼が言ってたことだ」って。イントネーションもそう。
ジャン妻もその頃は私に影響を与えた上司と同年代のこれまたクセのある別の鬼上司に厳しく叩かれ教え込まれていた。今現在ジャン妻の口から出る言葉やもの言いも往時の上司とやや似てたりする時がある。やはり良かれ悪しかれ影響を受けている。
ソリの合わないオンナが部下の女性に、
「昔は凄い上司が2人か3人、もっといたかな?いたのよ。ですよね〇〇さん?(私のこと)」
オンナは私に同意を求めているのだが、その後、オンナの口から出た台詞は私を傷つけた。
「あの頃は〇〇さん(私のこと)がマトモに見えたもの」
どういう意味だ。今はヒドいってか。
それともあの頃いたモンスター上司に比べたらマトモって意味かよ。
二重に侮辱しやがって。

鬼上司は今いたら〇〇ハラの典型だが、そういう世相がまだ無かった頃のハナシである。
ピリカはピリカラ(辛)な想い出?いや、ピリ辛どころじゃない。激辛か激苦(ニガ)ですね。店のせいじゃないですよ。長く勤めてれば誰でもそういう時期ってあるんじゃないかな。
2018-04-11 08:36
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唄会 [人間ドラマ]
私は社内の飲み会は極力参加しない人です。(自慢にもならんけどね。)
出張先でひとり飲みしたり、ジャン妻の帰宅が遅い締めの時期はひとりで先に済ませたり、ジャン妻と帰途に2人で飲んで食べたりが殆どです。
理由は会社のどの部署でも飲み会の店、プラン、料理が低レベルだからですよ。
他の連中と店や料理の価値観、レベルが合わないのです。口が驕ってるとはいえ何で低いレベルに合わせなきゃならないんだって。
その態度がヒンシュクをかったのがこの記事。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-09-30-2
この記事、歓迎会のお誘いを「ノミホは勘弁してくれ」「店と料理のランクを上げろよ」「ノミホなんてのは店の言いなりでどんな安酒飲まされてるかわからんじゃないか」「昨今若い連中の飲み方が騒がしいのはノミホが原因だ。安い酒飲んで酔っ払っえりゃいいってか」好き勝手な持論をダラダラと入力して関係者全員に返信したので陰で大ヒンシュクをかった。返信相手には一般社員だけでなく私の上司、上役、社内取締役も含まれていたからね。自分以外の連中はレベル低いとバッサリ全否定したようなものである。
ある中堅女性社員がジャン妻に「旦那さんのあれはないですよぉ」とクレームを入れてきたのでジャン妻から猛省を促された。反省するフリだけしましたがね。持論は捨てないよ。今の時代、会費がひとり3000円か5000円で、上のひとたちで誰か1万円出すような人がいなくなって来たのはノミホのせいだよ。一般社員と取締役が同じ会費ってどうなのよ。私が若手の頃そんな上司はいなかったな。
50人入る新入社員の歓迎会も断った。多少は丁寧な文体で「欠席します。ここまで若手と年齢差がきたら私なんか浮きますから」とやって全員に返信してやったよ。
で、この過去記事、ジャン妻の部署に中途で採用されたKという無口で大人しい男性の歓迎会だった。Kは頑張って今も在職しているが、このKの履歴書の右側に「趣味、カラオケ」とあった。
履歴書にそんなことを書くか。誘ってくださいと言っているようなものだ。よほど好きなんだな。
Kは無口なヤツでバカっ話も殆どしないし、あまり誘いの水を向けてもノッて来ない。私の前ではいっつも緊張してガチガチ。
それに下戸です。ビールジョッキ1杯飲めないんじゃないかな。
恐妻家でもある。誘っても「カレールゥを買って来いと指示があったので今日は早く帰ります」とかね。
「Kは恐妻家なのか?」
「らしいわね。退社時間に奥さんからメールが来るみたい」
「Kの奥さんは女王様かよ」
おまえはグンマーおやじかと言いたい。私が愛読している群馬のBloggerですがコメント欄が無いのが残念。
だがKは飲み会と酒が苦手でも歌いにはマメに行くヤツだったのである。ひとりでも歌いに行くのがわかった。
「ひとりで歌いに行くんだってさ」(ジャン妻)
「ひとりカラオケだと?」
ストレスがたまるとBOXへひとりでお籠りするらしいのだ。本人いわく自主トレだそうです。いるんですね~そういう人って。完全にその人だけの空間、世界だから単にストレス発散でしかないが。
でもまぁ歌ったり笑ったりってのはいいことだがね。
私はひとりでBOXに入ったことはないです。だってBOXって他の客、ギャラリーがいないじゃないですか。自分の歌を聴いててくれる人がいないとツマんないし、自分も他の客のを聴きたい人なのです。共演者やオーディエンスがいた方がいい。今は1軒だけ地元のカラオケPubにボトルが入っています。
そしたらジャン妻上司さんがKと他、若手2人を誘って「唄会」というのを企画したのです。それが何故か私の耳に入り、図々しくも私は「参加したい」珍しく自分から手を挙げたのだよ。
だがジャン妻上司は最初は難色を示したらしい。後で聞いた話では、
「〇〇さん(私のこと)が来ると、ウチの若手が緊張するんじゃないかなぁ」
そういう懸念をしてたそうです。私は飲んでる席で若手を叱り飛ばしたりなんかしたことないが、本社内ではかなりの気分屋で、荒れて暴言吐くことが時々あるので。
そしたらジャン妻上司は新手を思いついた。
「〇〇さん(ジャン妻)も呼べばいいんだ」というもの。何故かというと私への抑えが効くからです。
「イヤですよ」(ジャン妻)
「まぁそう言わず」
「アタシは歌わないですよ。聴いてるだけ」
「2人でそういう店に行ったっことぐらいあるでしょ」
「ありますけど。アタシは歌わないです。」
歌いもしないのにジャン妻まで強引に連れて来られたのである。私の目付としてです。

1軒目で軽く腹に収めて2軒めで歌うというプラン。
その1軒目が立ち飲みだったのですが、これがサイテー。出されるものがコンビニ鍋だったんですよ。流行りの乾きものや缶詰BARとかじゃないですよ。
こういうものを出す店ってどうなの?

私の隣にKが立っていた。殆ど下戸なのでつまらなそうに立ち喰いしている。
喋らない野郎だが、店に流れるGMに合わせて口が動いてる。口パクか。
あ、足で微かにリズムを取っている。
ああそうなのか。早く2軒めに流れて唄いたいのね。
「もうウズウズしてきたのか」
「ア、ハイ・・・」
いつまで経ってもKは私への緊張感が抜けない野郎だな。
「もうちょっと待っとれ。これ喰ったら行くからな」
「ア、ハイ・・・」
私もこのチープでしょっぱい店を早く出たかったのね。ジャン妻上司へ声かけたの。
「部長、彼(K)早く次行きたいみたいですよ」
周囲も「Kさんもう歌いたくてガマンできなくなってきたのでは?」と囃し立てたが、実は自分たちだって早く次行って歌いたいんだよね。
じゃぁそろそろ行こうかということで2軒めのMusicPubへ流れた。マスターひとりで営っていたカウンターだけの細い店で、カウンターの上にはやたらとバルタン星人のフィギアが並んでいた。







Kは1軒めでダンマリだったのがマイクを持つと豹変した。Kだけでなく他の若手2人も。歌いまくりである。
私は店に入る前に若手から「どういうのを唄うんですか?」と聞かれたので「聞かせる唄だよ」と応えたら若手が黙っちゃったのね。若い連中は好きなの歌えばいいさ。だけど若手の歌うイマドキの歌ってのはこっちがトシをとったせいか、オリジナルが誰でどういうジャンルなのかわからないですね。
ハイトーンボイスを出すのはいいが、金切り声をあげてるようなものだ。溜めが無いんですよ。

この写真でアングルが変わりました。席が移ったのです。
20時過ぎに他のお客の一団がドドドッと入って来られたのでズレたのです。通常は席を置いてないL字型の端っこに補助席を置いて全員入れたの。
その一団が入って来られた時私は一曲歌ってたのだが、歌詞をALL暗記していた持ち歌だったのでマイクを片手に持って歌いながら席を立ち、空いた片手で補助席を用意して並べ、マイクを通して歌の合間にMCよろしく「はぁいいらっしゃい、奥詰めて、夜はこれから。どうぞどうぞ~」って導き入れた。歓迎ムードを表しながら歌ってたらカウンター内側に入ってしまい、カウンター席にゾロゾロ座りかけた客と向かい合って熱唱するショウタイムになった。マスターと並んで。
気分よかったね~。私はBOXよりこういう店の方がいい。オーディエンスがいてフィードバックがないとテンション上がらないのですよ。



これで燃え尽きたので後は若手に譲った。そして2回め。2回めはBOXだったのです。
BOXは新曲が早く歌えるし、若者から年配層、主婦、幅広い世代で利用できるわけで必ずしも飲酒は伴わない。
こっちは夜なので行く前に小1時間ほど腹ごしらえ。
「またあの銀紙鍋の店ですか?」と釘を刺したら前回よりは幾分マトモな店だった。
チープなものばかりオーダーしたね。カマンベールチーズフライ、ハムカツ、焼きそば、おでん、チーズオムレツ。



歌いに行く前にいい店でいいものを食べてもしょーがないのだが。
どうせ皆歌いたくてソワソワしてるんだから最初っから歌う店に行けばいいじゃねぇかと思わないでもない。BOXは味と質さえ気にしなければ軽食ぐらいはあるからね。
「ラーメンでいいじゃねぇかよなぁ」
「それじゃぁイベントにならないですよ」



この時もKは私の隣でソワソワしていた。
「ちょっと待ってろって」
「ハイ」
「小1時間ぐらい辛抱できんのか」
早く歌いたいKだが、私らは焼きそばを食べてビールをガンガン飲んでるわけですよ。何の銘柄かわからないが熱燗も飲んだ。
「そろそろ我慢の限界か?」
「・・・」(頷く)
「こないだ最初の店のBGMで、鼻歌歌ってリズムまでとってたからな~」
「Kさん喉がウズウズしてますね」(別の若手)
「そのうち手先が震えてくるぞ」(ジャン妻上司)
「3日間マイクを握らないと鼻血が出るってか」(私)
禁断症状が出たのである。アル中ならぬ歌いたい中毒。


何だよこの衣装レンタルは?
『大人気!コスチューム貸し出し中
定番衣装からアニメ衣装まで!レディース&メンズ
各種サイズございます!』

「何をじーっと見てるんだ?」
「〇〇さん(ジャン妻のこと)着ないんですか?」
「アイツのトシを考えろ。彼女に着せたらいい。」
後でジャン妻は「アタシが着るわけないだろ」と若手に言い放ってたね。
Kが立って歌っているところ。座って歌うより声が伸びるらしい。
さっきまで大人しかったのが水を得た魚ならぬマイクを得た歌い人になった。

だがBOXは店じゃないから、あまり上手とはいえない歌い方になった。
プロはアマより声域が広いし、アマより高い。声が出ないのでAOR系のファルセットボイスだけで通すのは如何なものかと。それとRock系はスクリーム(デスボイス)、シャウト、そこまでCOPYしてたら聞いてる側は苦痛だよ。
若い連中はそういうのを気にしない。どんな歌い方にもTRYできる。ハイトーンというより金切り声の絶叫調になってやがる。他の客はいないし防音性が高いからいいけどさ。
BOXは店じゃないので、そういうのを気にせず好きに思い切った歌い方ができる。練習や試験的に歌うことができる。それが昂じて騒げる狭い空間、密室になったりする。大音響で歌う個室だから防音制も高い。だから恥も外聞のなくヘンな歌を平気でONしたりする。
息が詰まる。閉所だから。店の方がいいな。

音楽評論家じゃないですけど私。若手の選曲の中には「お前これが他の客もいる店だったら歌えるかぁ?」と眉をひそめるのも幾つかあった。自分を棚に上げて言うと「お前が歌う歌じゃねぇだろ」って。
その歌のオリジナル歌手に似せなくてもいいのだよ。自分の声でアレンジすればいいの。
どうせ誰も聞いちゃいないし。
私はマイトーンですよ。滑り出しはロウボイス。ポイントポイントでややハイトーン程度。自分の声質、音域でチョイスするのがいいの。
やはりスナックやPUBの方がいい。そこそこ高いけど。やはり他の客の歌も聞きたいのです。内輪だけでなく他の人の歌も聞かないと上手にならないと思いますよ。

今日の記事は何だか書くのが難しかった。
歌う記事ってのは、食べたり飲んだり見たりする報告よりも、表現、比喩、語り、伝え方がトテモ難しい。
勘定は2回とも1軒めは私が全額、2軒めはジャン妻上司が全額支払いました。割り勘なんてトンでもない。上の者が払うんです。若手らもいずれ後輩が入ってきたら彼らの分を支払えばいいのだ。
出張先でひとり飲みしたり、ジャン妻の帰宅が遅い締めの時期はひとりで先に済ませたり、ジャン妻と帰途に2人で飲んで食べたりが殆どです。
理由は会社のどの部署でも飲み会の店、プラン、料理が低レベルだからですよ。
他の連中と店や料理の価値観、レベルが合わないのです。口が驕ってるとはいえ何で低いレベルに合わせなきゃならないんだって。
その態度がヒンシュクをかったのがこの記事。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-09-30-2
この記事、歓迎会のお誘いを「ノミホは勘弁してくれ」「店と料理のランクを上げろよ」「ノミホなんてのは店の言いなりでどんな安酒飲まされてるかわからんじゃないか」「昨今若い連中の飲み方が騒がしいのはノミホが原因だ。安い酒飲んで酔っ払っえりゃいいってか」好き勝手な持論をダラダラと入力して関係者全員に返信したので陰で大ヒンシュクをかった。返信相手には一般社員だけでなく私の上司、上役、社内取締役も含まれていたからね。自分以外の連中はレベル低いとバッサリ全否定したようなものである。
ある中堅女性社員がジャン妻に「旦那さんのあれはないですよぉ」とクレームを入れてきたのでジャン妻から猛省を促された。反省するフリだけしましたがね。持論は捨てないよ。今の時代、会費がひとり3000円か5000円で、上のひとたちで誰か1万円出すような人がいなくなって来たのはノミホのせいだよ。一般社員と取締役が同じ会費ってどうなのよ。私が若手の頃そんな上司はいなかったな。
50人入る新入社員の歓迎会も断った。多少は丁寧な文体で「欠席します。ここまで若手と年齢差がきたら私なんか浮きますから」とやって全員に返信してやったよ。
で、この過去記事、ジャン妻の部署に中途で採用されたKという無口で大人しい男性の歓迎会だった。Kは頑張って今も在職しているが、このKの履歴書の右側に「趣味、カラオケ」とあった。
履歴書にそんなことを書くか。誘ってくださいと言っているようなものだ。よほど好きなんだな。
Kは無口なヤツでバカっ話も殆どしないし、あまり誘いの水を向けてもノッて来ない。私の前ではいっつも緊張してガチガチ。
それに下戸です。ビールジョッキ1杯飲めないんじゃないかな。
恐妻家でもある。誘っても「カレールゥを買って来いと指示があったので今日は早く帰ります」とかね。
「Kは恐妻家なのか?」
「らしいわね。退社時間に奥さんからメールが来るみたい」
「Kの奥さんは女王様かよ」
おまえはグンマーおやじかと言いたい。私が愛読している群馬のBloggerですがコメント欄が無いのが残念。
だがKは飲み会と酒が苦手でも歌いにはマメに行くヤツだったのである。ひとりでも歌いに行くのがわかった。
「ひとりで歌いに行くんだってさ」(ジャン妻)
「ひとりカラオケだと?」
ストレスがたまるとBOXへひとりでお籠りするらしいのだ。本人いわく自主トレだそうです。いるんですね~そういう人って。完全にその人だけの空間、世界だから単にストレス発散でしかないが。
でもまぁ歌ったり笑ったりってのはいいことだがね。
私はひとりでBOXに入ったことはないです。だってBOXって他の客、ギャラリーがいないじゃないですか。自分の歌を聴いててくれる人がいないとツマんないし、自分も他の客のを聴きたい人なのです。共演者やオーディエンスがいた方がいい。今は1軒だけ地元のカラオケPubにボトルが入っています。
そしたらジャン妻上司さんがKと他、若手2人を誘って「唄会」というのを企画したのです。それが何故か私の耳に入り、図々しくも私は「参加したい」珍しく自分から手を挙げたのだよ。
だがジャン妻上司は最初は難色を示したらしい。後で聞いた話では、
「〇〇さん(私のこと)が来ると、ウチの若手が緊張するんじゃないかなぁ」
そういう懸念をしてたそうです。私は飲んでる席で若手を叱り飛ばしたりなんかしたことないが、本社内ではかなりの気分屋で、荒れて暴言吐くことが時々あるので。
そしたらジャン妻上司は新手を思いついた。
「〇〇さん(ジャン妻)も呼べばいいんだ」というもの。何故かというと私への抑えが効くからです。
「イヤですよ」(ジャン妻)
「まぁそう言わず」
「アタシは歌わないですよ。聴いてるだけ」
「2人でそういう店に行ったっことぐらいあるでしょ」
「ありますけど。アタシは歌わないです。」
歌いもしないのにジャン妻まで強引に連れて来られたのである。私の目付としてです。

1軒目で軽く腹に収めて2軒めで歌うというプラン。
その1軒目が立ち飲みだったのですが、これがサイテー。出されるものがコンビニ鍋だったんですよ。流行りの乾きものや缶詰BARとかじゃないですよ。
こういうものを出す店ってどうなの?

私の隣にKが立っていた。殆ど下戸なのでつまらなそうに立ち喰いしている。
喋らない野郎だが、店に流れるGMに合わせて口が動いてる。口パクか。
あ、足で微かにリズムを取っている。
ああそうなのか。早く2軒めに流れて唄いたいのね。
「もうウズウズしてきたのか」
「ア、ハイ・・・」
いつまで経ってもKは私への緊張感が抜けない野郎だな。
「もうちょっと待っとれ。これ喰ったら行くからな」
「ア、ハイ・・・」
私もこのチープでしょっぱい店を早く出たかったのね。ジャン妻上司へ声かけたの。
「部長、彼(K)早く次行きたいみたいですよ」
周囲も「Kさんもう歌いたくてガマンできなくなってきたのでは?」と囃し立てたが、実は自分たちだって早く次行って歌いたいんだよね。
じゃぁそろそろ行こうかということで2軒めのMusicPubへ流れた。マスターひとりで営っていたカウンターだけの細い店で、カウンターの上にはやたらとバルタン星人のフィギアが並んでいた。







Kは1軒めでダンマリだったのがマイクを持つと豹変した。Kだけでなく他の若手2人も。歌いまくりである。
私は店に入る前に若手から「どういうのを唄うんですか?」と聞かれたので「聞かせる唄だよ」と応えたら若手が黙っちゃったのね。若い連中は好きなの歌えばいいさ。だけど若手の歌うイマドキの歌ってのはこっちがトシをとったせいか、オリジナルが誰でどういうジャンルなのかわからないですね。
ハイトーンボイスを出すのはいいが、金切り声をあげてるようなものだ。溜めが無いんですよ。

この写真でアングルが変わりました。席が移ったのです。
20時過ぎに他のお客の一団がドドドッと入って来られたのでズレたのです。通常は席を置いてないL字型の端っこに補助席を置いて全員入れたの。
その一団が入って来られた時私は一曲歌ってたのだが、歌詞をALL暗記していた持ち歌だったのでマイクを片手に持って歌いながら席を立ち、空いた片手で補助席を用意して並べ、マイクを通して歌の合間にMCよろしく「はぁいいらっしゃい、奥詰めて、夜はこれから。どうぞどうぞ~」って導き入れた。歓迎ムードを表しながら歌ってたらカウンター内側に入ってしまい、カウンター席にゾロゾロ座りかけた客と向かい合って熱唱するショウタイムになった。マスターと並んで。
気分よかったね~。私はBOXよりこういう店の方がいい。オーディエンスがいてフィードバックがないとテンション上がらないのですよ。



これで燃え尽きたので後は若手に譲った。そして2回め。2回めはBOXだったのです。
BOXは新曲が早く歌えるし、若者から年配層、主婦、幅広い世代で利用できるわけで必ずしも飲酒は伴わない。
こっちは夜なので行く前に小1時間ほど腹ごしらえ。
「またあの銀紙鍋の店ですか?」と釘を刺したら前回よりは幾分マトモな店だった。
チープなものばかりオーダーしたね。カマンベールチーズフライ、ハムカツ、焼きそば、おでん、チーズオムレツ。



歌いに行く前にいい店でいいものを食べてもしょーがないのだが。
どうせ皆歌いたくてソワソワしてるんだから最初っから歌う店に行けばいいじゃねぇかと思わないでもない。BOXは味と質さえ気にしなければ軽食ぐらいはあるからね。
「ラーメンでいいじゃねぇかよなぁ」
「それじゃぁイベントにならないですよ」



この時もKは私の隣でソワソワしていた。
「ちょっと待ってろって」
「ハイ」
「小1時間ぐらい辛抱できんのか」
早く歌いたいKだが、私らは焼きそばを食べてビールをガンガン飲んでるわけですよ。何の銘柄かわからないが熱燗も飲んだ。
「そろそろ我慢の限界か?」
「・・・」(頷く)
「こないだ最初の店のBGMで、鼻歌歌ってリズムまでとってたからな~」
「Kさん喉がウズウズしてますね」(別の若手)
「そのうち手先が震えてくるぞ」(ジャン妻上司)
「3日間マイクを握らないと鼻血が出るってか」(私)
禁断症状が出たのである。アル中ならぬ歌いたい中毒。


何だよこの衣装レンタルは?
『大人気!コスチューム貸し出し中
定番衣装からアニメ衣装まで!レディース&メンズ
各種サイズございます!』

「何をじーっと見てるんだ?」
「〇〇さん(ジャン妻のこと)着ないんですか?」
「アイツのトシを考えろ。彼女に着せたらいい。」
後でジャン妻は「アタシが着るわけないだろ」と若手に言い放ってたね。
Kが立って歌っているところ。座って歌うより声が伸びるらしい。
さっきまで大人しかったのが水を得た魚ならぬマイクを得た歌い人になった。

だがBOXは店じゃないから、あまり上手とはいえない歌い方になった。
プロはアマより声域が広いし、アマより高い。声が出ないのでAOR系のファルセットボイスだけで通すのは如何なものかと。それとRock系はスクリーム(デスボイス)、シャウト、そこまでCOPYしてたら聞いてる側は苦痛だよ。
若い連中はそういうのを気にしない。どんな歌い方にもTRYできる。ハイトーンというより金切り声の絶叫調になってやがる。他の客はいないし防音性が高いからいいけどさ。
BOXは店じゃないので、そういうのを気にせず好きに思い切った歌い方ができる。練習や試験的に歌うことができる。それが昂じて騒げる狭い空間、密室になったりする。大音響で歌う個室だから防音制も高い。だから恥も外聞のなくヘンな歌を平気でONしたりする。
息が詰まる。閉所だから。店の方がいいな。

音楽評論家じゃないですけど私。若手の選曲の中には「お前これが他の客もいる店だったら歌えるかぁ?」と眉をひそめるのも幾つかあった。自分を棚に上げて言うと「お前が歌う歌じゃねぇだろ」って。
その歌のオリジナル歌手に似せなくてもいいのだよ。自分の声でアレンジすればいいの。
どうせ誰も聞いちゃいないし。
私はマイトーンですよ。滑り出しはロウボイス。ポイントポイントでややハイトーン程度。自分の声質、音域でチョイスするのがいいの。
やはりスナックやPUBの方がいい。そこそこ高いけど。やはり他の客の歌も聞きたいのです。内輪だけでなく他の人の歌も聞かないと上手にならないと思いますよ。

今日の記事は何だか書くのが難しかった。
歌う記事ってのは、食べたり飲んだり見たりする報告よりも、表現、比喩、語り、伝え方がトテモ難しい。
勘定は2回とも1軒めは私が全額、2軒めはジャン妻上司が全額支払いました。割り勘なんてトンでもない。上の者が払うんです。若手らもいずれ後輩が入ってきたら彼らの分を支払えばいいのだ。
2018-04-10 07:18
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日本人は外国人に親切なのか? [人間ドラマ]


東京都23区役所の中で最も高いのが文京区シビックセンター。
高さ142m、地下4階地上28階、よくこんなバカ高い箱物を建てたものだ。日本人は高層建築物を建てたがる人種なのだろうか。見上げてると首が痛くなる。上で勤務する職員ほど早く出勤しないとエレベーターを上がるだけで遅刻しそうだ。
地価が高いし限られた面積で建築するとなると上へ伸ばすしかなかったんだろうね。
先日タクシーの運ちゃんが、
「この辺りは高層ビルやマンションがどんどん建っちゃってるんです。あ、あそこにも建つんだ」
「オリンピックに向けて開発ラッシュなんだろうね。マンションが建ってもそこに居住するかどうかわからないし。投資か、民泊とか」
「何でも五輪ありきです。民泊はよくないですよ。外国人が泊まると騒いだりするから」
「だけど文京区役所は23区でいちばん高いから、建設許可が出やすいんじゃないの?」
車内でそんな会話をしたものですよ。

この文京区シビックセンターで助かるのは高速シースルーエレベーターが低層、高層合わせて10基も稼働していること。横浜市戸塚区役所みたいにチンタラ遅かったり、同じく横浜市旭区役所や静岡県清水区にある合同庁舎のように「節電の為」で稼動停止しているケチ役所ではない。

公用で文京区役所本庁舎の8階によく出向くのですが。
そこで働く職員たちも気分ちがいいだろうな。上から下界を見下ろしてるんだから。支配者になったかのような気分に違いない。(冗談だよ。)
「文京区の職員さん冷たいです」(草の者1号)
そうか?私は2人顔見知りがいるがそんなことないぞ。この日も昼休みなのに対応してくれたし。
この日は群馬八幡へ7周年記念セールに行く日だったのですが、その前に文京区~さいたま市~前橋市~業務Upしてから群馬八幡に駆け込み、その日のうちに無理なく日帰りする行程を逆算して本社を飛び出した。
文京区役所シビックの最寄駅は後楽園駅(メトロ丸の内線、南北線)、春日駅(都営三田線、大江戸線)が交差していて紛らわしいが、シビック方面の出口が表示されているのでまず迷わない。
文京区シビックの地下2階に着いたのが12時半だった。23区は川崎市のどっかと違って12時~13時も交代要員が対応してくれるので急がなくてもいいのだが。
行ったら地下2階区民広場で某ミュージックカレッジ専門学校のフルートアンサンブルが開催されていた。文京アカデミーが主催するシビックコンサートの日だった。

私はこう見えても音楽には造詣がある方だと思っているが、木管楽器の中でフルートといえば、名前を忘れてしまったクラシック音楽(メヌエット?)、レイニーウッドの鈴木明男さんやCKBのジャッカル(またはスター)中西圭一さんがSaxと持ち変えてPLAYしていたのを知っている程度。
メンバーは6人いた。高音域のピッコロ(フルート持ち変え)から管がU字に曲げられたフルートまであった。
(コンサートという性格上、敢えて隠しは入れておりません。)

職員さんに聞いた。
「あの右端の曲がったフルートは何?」
「低音域のフルートでございます。後で楽器の説明もございますので」
「いやいやそんなにゆっくりもしていられないのだが・・・」
後で調べたら、管の曲がったのはバス・フルートだった。
せっかくだから1曲だけ聞いた。ここで聴かないですぐ上に上がればこの後に起こる椿事は無かったと思う。
フルートの調べというのは、私みたいな者のささくれ立った気持ちを幾分和らげてくれるもの。
プログラムを全部聴いてたら時間が過ぎちゃうので目的地への低層エレベーターに乗ったら、後から2人の男性外国人が乗り込んできたのです。
ひとりは私より背の低い年長者で、服装とか見た感じは教職か牧師さんのようだった。
もうひとりの男性は背が高く、デカくてゴツい。年長者の外人との関係は父子か師弟と見た。2人とも米国人じゃなかったですよ。米国人にありがちなヤンキーっぽい騒々しさがない。静かで落ち着いている。ヨーロッパ系か北欧系らしい。
その年長者が私に問いかけてきたのである。
「キョウイクイインカイハナンカイデスカ?」
キョウイクイインカイ?
「教育委員会?」
「ソウデス。ドコデスカ?ナンカイデスカ?」
受付で聞きゃいいのに。場所を知らないで乗り込んでくるなよ。私はエレベーター内に掲示してある各階案内を見た。
教育委員会が無いのである。見当たらない。
じーっと見入ったが見つからない。首をかしげた。既にエレベーターは上昇しているのだが、私は自分が下りる階も忘れて階層にある各部署を1階1階チェックし始めた。下から上へなぞったんです。次に上から下へなぞるように。
「ここに無いですよ」
「ナイ?」
外人めから「そんな筈はない」という目をされたよ。
ここでめんどくさくなって「I dont know」って言ってもよかったんだけどね。首を傾げるだけで無いのが伝わったようだが。ここで諦めていいものだろうか。
私は海外に一度も行ったことがないので後で調べたら「I dont know」だと「知らねぇよ」のようにぶっきら棒に伝わるのですか?「I m not sure」の方が穏やかだというが。
まぁそんなことはいい。年長者は「キョウイクイインカイ、コレデス」と言いながら名刺を差し出した。
その名刺には確かに文京区教育委員会とあり、所在地・番地は明示されているが、電話番号が表示されていないのだ。公職の窓口の方は名刺をあまり渡したがらないというが、名刺に電話番号が表示されていても直通電話でなく代表電話であるケースが多い。でもその代表電話すら明記してないのである。
そんな問答をしている間にエレベーターは私の行き先に着いたがそこで私は下りなかった。見落としてないか階層を再度チェックし続けたのです。
エレベーターは更に上に上がり、そこで人を乗せてまた降下し始めた。私は目的地に行けないじゃないかよ。
「やはり無いですな」
「ナイ?」
そんな私を疑うような目で見るなよ。無いものは無いんだ。
しょーがねぇなぁ。私はi-Phoneで名刺に記された番地を検索した。そしたらここシビックセンターが表示されたのである。
「場所は確かにここだが・・・」
「アリマセンカ?ソンナワケナイデショ」
この外人め。また上目使いに私を疑うような視線を向けてきた。私も眉間が険しくなった。知らないのか?と挑まれたような気がしたのである。
それにこの外国人、知らないとはいえ私の公用をジャマしているのに気付いていないようだな。自分たちの都合しか考えてないだろ。または「日本人は外国人に親切」「道に迷ったら聞けば親切に教えてくれる」そういう人種と決めてかかり、他に人もいるのにあろうことか私なんかで実践しようとしているのかと多少の悪意を持って考えてしまった。

エレベーターは1階に着いてそこで人を乗せてまた上昇し始めた。1階で下りた人はずーっと問答をしている私と外国人2人、計3人を怪訝そうに見ながら下りていったね。次に1階で乗って来た人は「こいつら下りないのか?」と思っただろう。
年長者の外国人は「モットモコレ(名刺のこと)、2015ネンノコロダカラ・・・」
私を疑うような眼差しで見たくせにやや諦めがちになった。受付の総合案内で聞けばいいと思った時にはエレベーターは再度上昇している。下りる人も乗ってきた人も私とその外人2人との問答を不思議そうに見ている。私はこの外国人の同行者じゃないぞ。
もうひとりいる付き添いの外国人男性はデカい人で、さすがに自分たちの問いかけが私を目的地へ向かうのを足止めしているのに気付いたらしい。見かねたのか私を気遣うように「イッタンオリテ、アラタメテ・・・」と年長者に言ってから私に向きなおり「オイソギデショウカラ」とは言ってくれたのだが、それまでめんどくさかった私は意地になった。ここで引き下がれないと思った。何らかの結論を引き出さないと気持ちが悪い。
キョウイクイインカイとやらはホントにここなのか。シビックセンターの何処かにあるのか。何とか委員会とかは本庁舎でなく別の場所にある分庁舎にあるケースもあるからね。
再度エレベーターが下降した時に閃いた。今私らが乗っているエレベーターは下層専用なので13階までしかない。併設されている26階までの高層エレベーターの14階から上の何処かにキョウイクイインカイはあるのではないか。



私は連れの男性に13階を指し、その上をなぞって「ここから上にあるんじゃないか?」
連れの男性も目を見開いた。
意図が伝わって1階に着いたので、私は2人の外人を押し出すように連れ出し、低層エレベーターの隣に併設されて稼動しているブルーで表示された高層エレベーターの各階表示に案内した。

まださきほどのフルートリサイタルがピーヒョロピーヒョロ続いている。それまで外国人に対して「俺を試してやがる」のささくれ立ったメンタルはフルートの調べを聞いた途端に消失したのは音響効果というものだろうか。
キョウイクイインカイを探した。
それは20階にあった。
「これだよ」




それを指し示して高層用のエレベーターを指して、
「ブルーのエレベーターで20階」
「Oh!!」
外人2人は目を見開いた。喜色を浮かべて頷き握手して別れた。デカい掌だった。
上がって、下がって、また上がって、そこで閃いてまた下がって、下りて案内して、送りさして、ようやく私は自分の目的地へ向かったのです。
公用を終えて1階に下りてさぁ次へ行こうとしたら、エレベーター前に外国人2人がいたぞ。


まだウロウロしているのか。まさか20階に行ったらそこじゃなかったってことはないだろうな。
歩み寄った私は、
「キョウイクイインカイ見つかった?」
「Oh!!ミツカリマシタ」
「次は何処へ行くのさ?」
「チカイッカイデス」
「ああ、それなら大丈夫だね」
メトロで移動するのだろ。手を挙げて別れた。わかんなきゃ階段かエスカレーターで下りりゃいいさ。

https://syukatsulabo.jp/article/2979から転載。
「日本人は親切であるイメージがありますが、それは「助けてくれ」と頼まれた時の対応が優しいからです。
日本人は外国人と違って困っている人を自ら手を差し伸べて助けることは少ないです。
しかし、助けを頼まれたら、親切に対応してくれます。
しかもその親切度は自ら積極的に手を差し伸べる人よりも高いです。」
そうなのか?
この記事は私自身を自画自賛してるんじゃないですよ。ヒネクレ者の私は彼らに親切にしたつもりなんかない。結果そうなっただけ。正直言うと最初は「こっちのジャマをしやがって」の気持ちの方が強かった。年長者の外国人が私に向けた疑うような視線もムカついたしね。途中で放りだしたくなくなったのと、自分を棚に上げて「親切だと言われる日本人」・・・そのメンツにこだわったのもある。国際親善なんてトンでもないですよ。
でもエレベーターの中で「わからん。他で聞いてよ」と諦めたら後で後悔しただろうね。
気持ちを幾分和らげたのはフルートアンサンブル効果かも知れない。
ネタにしてやろって。それがホンネです。
2018-04-09 07:51
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21:30&19:30 [居酒屋]





時刻は22時を廻ろうとしていた。
21時半に到着した私はジャン妻を待っている。後からジャン妻が合流することになった。私が「後から来たら?出る時にメールしなよ」と呼んだの。
だが、彼女は誰かに捕まったのせいで社を退勤するのが遅れ、到着時間が読めなかった。
店のおねいさんには、「彼女(ジャン妻)、22時過ぎに来るけど大丈夫かな」と断りを入れてある。
「大丈夫ですよ」と請負ってくれた。そこは信用していますが。
「戸塚駅経由で行くから・・・」(ジャン妻)
え??
「横浜から京急で来ればいいものを」
「横浜から京急特快の混雑が嫌いなのよ」
僅か10分がガマンできないのか。特快でなくてもエアポート急行でも各停でも京急の方が早いのに。



だが来ても、カウンター席が空きそうで空かない状態で席がないのだ。
席が空いてなかったらタイヘンだ。「それなら帰るワ。わざわざ来させておいて何よ」プイと踵を返すに決まっている。そのあとは気まずい空気が流れるだろう。そうなったら私も会計して出るしかない。
いっそ来る前に、「今日は空きそうにない」と連絡するか。
会計済ませて今のうちにこの店を立ち去るか。
決断するタイミングが難しい。
店のねーさんは私の杞憂を察してか、「大丈夫ですよ。もうカウンターのお客さんおにぎりが出てるし。何とかなりますから」
そこは信頼するしかないが。



なかなか空かない。気を揉む私は落ち着かないことこのうえない。
この店でこんなに落ち着かないのは初めてである。
いっそ壁際の2人テーブル席にするか?と思ったが、カウンターが空いてないので、後から来られたご新規様1名と、左暖簾から店のねーさん目当てに移動してきた若いので埋まってしまった。
席が空かない。
落ち着かないので料理のオーダーを止めたまま、群馬泉の熱燗だけ口に含んでいる。
席が空かない旨を連絡して、テイクアウトを幾つか持ち帰ろうかとも考えた。

三崎の塩辛をいただいたが。
同じような写真を撮っていますね。置き方がズレただけ。


それだけ落ち着かないのです。店のせいじゃない。確保できるかどうかわからないのに「来なさいよ」と呼んだ私の責任です。
22時になった。バイト君たちもひとり、またひとり、上がっていく。
私もそろそろ決断しなきゃならない。
これはもう会計するしかないな。出て改めて駅近くのいったんもんめで飲み直すか。
だがそこで奇跡が起こった。22時過ぎてマスターの真ん前のにいたペア客が帰られ、2席空いたのです。
「今のうちに移られます?」
「そうする」
「その方がいいと思います」
それまで座っていた入口側のカウンター席からマスターの真ん前へ移動したら、
「今ブルーライン乗ったから」
「遅ぇな」
「回送が来て10分以上ロスしたんだよ」
「大丈夫。席を確保したから」
安堵したものである。
「上大岡に着いた」(ジャン妻メール)
「今、着いたそうです。
ニッコリ笑ったマスターはジャン妻の席に箸置きを置いてくれた。もう安心だ。そのタイミングでホタルイカとチーズの燻製をお願いした。



遅れて来たジャン妻は、レバ、ギンナン、ウヅラ、トマト、矢継ぎ早にオーダーして中生ビールをグビリ。でももう22時を廻っているので軽くほどほどにしているのがわかった。




三崎の塩辛で喉が乾いていた私も小生をグビリ。喉が乾いていたのはジャン妻を待つ間、席が空くかどうかの気疲れだったのかも。
そして今日に起こった事件の報告TALKが速射砲のように始まったが、私はそれまでの気疲れもあってあまりいい相槌、アドバイスTALKができなかった。
盃が2つになった。

ジャン妻はそれまでの私の杞憂を知らない。
話したとしてもこう言われるだけさ。
「そういうのはアナタとこの店のこれまでの信頼関係で何とかするものでしょ。何とかできるでしょ。何とかしなさい」


「カバン買い換えた?」(マスター)
マスターは革製品に詳しい。でもよく見てる、よく気付くよね。
「何処で買ったの?」
「通販です」
「家にいたら宅急便が届いて、何を買ったのかと見たらカバンだったんです。私はカバン買うなんて聞いてない」
マスターとジャン妻のカバン談義はサッパリわからない。




結論、この店で2人待ち合わせは難しい。
ジャン妻は合流するまでの私の杞憂を知らない。知らないまま次へ。3月最終週の平日19:30の忘備録(備忘録?)前回は店で待ち合わせにソワソワ落ち着かなかったので駅で待ち合わせた。
ジャン妻は京急の横浜~上大岡間の混雑がやはりダメで、JR戸塚から市営地下鉄に乗り換えて上大岡入りするという迂遠さ。
「JR戸塚駅から市営地下鉄で上大岡来るのって遠くない」
「いや、私はその方が気楽です。10分くらい余計にかかるけど、横浜駅のあの人混みがイヤ」
「それでよく会社勤めしてるよな」
「横浜駅の京急のホームって、人が固まって規則性が無いのよ」





鉄分補給にレバ。貧血気味のジャン妻は、ときどき処方されたこんな薬を服用しているので心配。

舌を噛みそうなこの薬・・・
「血だから赤いのかな?」(ジャン)
「・・・」

珍しくシシトウ。
「アタるから1個食べてごらん」(ジャン妻)
「・・・」
今度は私が押し黙った。私はシシトウの辛いのによくアタるんです。
何でシシトウというか。シシトウガラシ(獅子唐辛子)だからですよね。この程度の一般常識を私は近年まで知らなかった。

久々のナメロウは2匹分です。メニューには載ってなかった。少ない中で2匹もタタいて貰って悪いね。


ジャン妻はレバとナメロウを食べれば満足して他はどうでもいいみたいだね。ギンナンとか。
肉より野菜気分の私もはネギ(イカダ)、ジャガバターマシをオーダー。





次に旬のタケノコ。普段、大衆中華の八宝菜系やメンマぐらいしか食べてないのでいただいた。

群馬の社員に家が農家が数人います。現場の休憩室にタケノコが数本積まれてあって、持ち込んだ女性社員が、「ウチの山で採れたんです」
ウチの山って言う辺りが凄いよね。
「〇〇さん(私のこと)も1本どうですか?」
勧められたが、都内を経由して家に戻るまでにアクが出るし、アクの強いジャン妻がアク抜きなんかできるわけない。(アクがアクを抜いたってか。)辞退しました。
コリコリして甘く、美味しい。
どこのタケノコだろう。マスターが三浦半島のどっかから引っこ抜いてきたのかな。



あ、そうそう。ジャン妻の伊東甲子太郎部署への移籍が公式に発表されている。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2018-03-17-2で述べたひとりあたり3000円のランチ会(福利厚生費)が開催され、本社の女性7人が集ったランチ会の席上、ジャン妻の口から、
「この席で何ですが。〇月から伊東さんの部署に行くことになりまして・・・」
あまり反応は無かったという。既に知らされていたか。
「目の上のたんこぶがいなくなるからホッとしたんじゃない?」
このひとり3000円の福利厚生費、私は北鎌倉で切りたくもない領収書を切ったのだが危うく無銭飲食になるところだった。
今日、昼前に外出しようと本社を出たら、例のソリの合わないオンナから呼び止められたんですよ。
「〇〇さん(私のこと)3000円使いました?」
「使ったけど」
既に経理に精算廻してるし。
「あ、だったらいいです。もし使ってなかったら今日の女史ランチ会にカンパして貰おうかな~と思って。使っちゃったんならいいです」と一歩的に言い切り踵を返してしまったのである。
私はムッとした。使っちゃたんならいいですだと?使っちゃいけねぇのかよ。
この話をしたらジャン妻は笑いだした。
「あのバカめ。廊下まで追いかけてきて言うか」
「彼女らしいわね(笑)」
「もう次回からもカンパしてやんねぇ」

「あの三角形は何?」
「あれは・・・ボンボチ・・・ボンジリだったかな・・・」
鶏の尻尾の周りの肉ですよ。ボンボチ、ボンジリ、サンカク、テース、ゴンボ、どれも焼き鳥屋の俗称です。

「よく動かす部位なので、脂がのっているけどコリコリしています」
「美味しい」
「そうスか。よかったっス」
ところが私はこれあまり好きじゃないのだ。食感が嫌いなの。口の中でコリコリ感と脂が喧嘩してるんです。

菜の花のお浸し。マヨネーズは追加トッピングです。大きい声でマヨネーズお願いしまぁすなんて言うなよ。バターマシといい俺は子供かっつーの。






「この店、ラストオーダー何時なの?」
「さぁな。23時じゃないのか」
実は私もよく知らないのだ。
2018-04-08 13:24
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エイヒレとサメタレ [居酒屋]
この店で3月末にいただいたランチです。豚ロースの味噌漬焼き。
味噌を塗して焦げないように焼くからには時間がかかるだろうなと思いきや、3分たらずで提供されたのが不思議ですが。




店主は日本プロレスの練習生(ボディビル)を得て国際プロレスのリングアナも努めた異色の経歴の持ち主。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-11-18
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-11-19
この店は道路側に2席だけカウンターともいえない小さい席がある。
私らは入店前、外から見て空いてるとそこにします。

この店にはカウンター席がない。テーブル席だけ。中央にテーブルカウンター席がある。
よく言えば賑やか。逆に言うとウルサい客が多い。ネクタイ緩めて快気炎ではなく、ピシッと決めているミドル級の客が多くて声が大きいのだ。
日本酒が中心で最近流行りのイロのついたアルコールドリンクは皆無です。だから客層が限られてくる。ハッキリ書いてないが「日本酒飲まない客は無理ですよ」と謳ってるようなもの。
その代わりウルさいの。だが今日は静かだった。
「こんなに静かな日もあるんだ」
「昨日もそうでした。今日もこの状態だとどうなることやら」(女将さん)
背後のテーブルカウンター席に誰もいないのである。いつもの喧噪は何処へ行ったんだ?
こんなに静かなのははオカシイ。この店じゃないっ!!


おとおしは鶏の唐揚げの南蛮漬かな。





ジャン妻は私が外で注文しないものをオーダーしやがった。
オーダー取りに来た女将さんに「冷奴・・・」
何でそんなツマんない肴を。豆腐なんか家でも出るじゃないか。
だがこの店の豆腐は美味しいのだよ。

ネットリした甘い豆腐は、
「お塩でもどうぞ」
豆腐に塩です。塩豆腐は会津若松の籠太にありますが。この店もなかなか美味しい。豆腐は醬油の概念を取り払った。


大根サラダ。
石垣のように大根が積み上げてあるのです。石垣というか、レールの枕木だね。


揚げだし盛り合わせ。豆腐、茄子、餅、揚げだし3種。
こないだ噂の東京マガジンやってTRYで揚げ出し豆腐を見た。ジャン妻も真剣に見ていたが、
「いいよ家ではやんなくて」
「・・・」
「外で(ここで)食べた方が美味しいからさ」
「!!!」


玉子焼き。しょっぱい味と甘い味の2種があるそうです。


いつか甘い玉子焼きも食べてみたいですね。

炙り盛り合わせ。エイヒレ、干し明太子、うるめ(イワシ)
何のエイだろう?アカエイ?

「マンタだったりして」
「・・・」

ウルトラQに登場する宇宙エイボスタングか?


「アナタ、エイヒレ好きだよね。何処で食べたの?」
「伊勢よ」
ジャン妻は伊勢市出身なのです。
「子供の頃はサメを食べたね」
「ええっ!!!」

「まさかホオジロザメを喰ってたとか」
「サメのタレよ」
どうもよくわからない。
「サメのタレとはなんだ?サメのヒレではなく?」
「エイヒレはエイでしょ?サメのタレっていうのよ。魚屋で売ってた。何でサメのタレっていうのかは知らないけどね」
「それを肴に子供の頃から酒を」
「まさか。でも関西では普通だよ」
「そっか。アナタは関西人だもんね」
「うん。関西、中部だから」
調べてみた。
http://www.samenotare.jp/samenotare/index.html
「ホントだ。食べたい!!」
「え?食べたことなかったっけ?そういえばこっちには無いんだなぁって。〇子(ジャン妹)に言って取り寄せようか」
「是非是非。食べてみたい。私ハマリそうです」
「え?そうなの・・・。エイヒレってペラペラじゃない。サメタレは肉厚なんだよ。」
「そういうのは見たことないな~。エイヒレやスルメって今までよう喰わんから」
「今まで好きだって言わなかったよね」
さすがにこの店でマヨネーズ大盛りはできないが、
「サメのタレにマヨネーズは普通だから」


ジャン妻はたまに伊勢に帰省すると、大抵は赤福を買って来るが、私は赤福なんて興味ない。
「サメを買ってきてよ。おかげ横丁に売ってるって」
「スーパーで売ってるよ。おかげ横丁なんて高いし。そこで買うなんてバカバカしい」
(バカバカしい?)
「そっか、だからサメみたいに獰猛になったんだ」
「!!!」

サメはすぐには食べられそうにない。
銀タラの味噌漬焼き。

もう春になってるけど。なの花の辛子和え。




「高崎の食いものや亮さんでサメのフライってあったよな。覚えてる?
「そんなんあったっけ?」
「モウカザメ(ネズミザメ)」
アンモニア臭が無いサメだって。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-02-19
おそらくサメをフライで喰ったのは社内では私だけだろう。
次は是非サメのタレを。
味噌を塗して焦げないように焼くからには時間がかかるだろうなと思いきや、3分たらずで提供されたのが不思議ですが。




店主は日本プロレスの練習生(ボディビル)を得て国際プロレスのリングアナも努めた異色の経歴の持ち主。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-11-18
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-11-19
この店は道路側に2席だけカウンターともいえない小さい席がある。
私らは入店前、外から見て空いてるとそこにします。

この店にはカウンター席がない。テーブル席だけ。中央にテーブルカウンター席がある。
よく言えば賑やか。逆に言うとウルサい客が多い。ネクタイ緩めて快気炎ではなく、ピシッと決めているミドル級の客が多くて声が大きいのだ。
日本酒が中心で最近流行りのイロのついたアルコールドリンクは皆無です。だから客層が限られてくる。ハッキリ書いてないが「日本酒飲まない客は無理ですよ」と謳ってるようなもの。
その代わりウルさいの。だが今日は静かだった。
「こんなに静かな日もあるんだ」
「昨日もそうでした。今日もこの状態だとどうなることやら」(女将さん)
背後のテーブルカウンター席に誰もいないのである。いつもの喧噪は何処へ行ったんだ?
こんなに静かなのははオカシイ。この店じゃないっ!!


おとおしは鶏の唐揚げの南蛮漬かな。





ジャン妻は私が外で注文しないものをオーダーしやがった。
オーダー取りに来た女将さんに「冷奴・・・」
何でそんなツマんない肴を。豆腐なんか家でも出るじゃないか。
だがこの店の豆腐は美味しいのだよ。

ネットリした甘い豆腐は、
「お塩でもどうぞ」
豆腐に塩です。塩豆腐は会津若松の籠太にありますが。この店もなかなか美味しい。豆腐は醬油の概念を取り払った。


大根サラダ。
石垣のように大根が積み上げてあるのです。石垣というか、レールの枕木だね。


揚げだし盛り合わせ。豆腐、茄子、餅、揚げだし3種。
こないだ噂の東京マガジンやってTRYで揚げ出し豆腐を見た。ジャン妻も真剣に見ていたが、
「いいよ家ではやんなくて」
「・・・」
「外で(ここで)食べた方が美味しいからさ」
「!!!」


玉子焼き。しょっぱい味と甘い味の2種があるそうです。


いつか甘い玉子焼きも食べてみたいですね。

炙り盛り合わせ。エイヒレ、干し明太子、うるめ(イワシ)
何のエイだろう?アカエイ?

「マンタだったりして」
「・・・」

ウルトラQに登場する宇宙エイボスタングか?


「アナタ、エイヒレ好きだよね。何処で食べたの?」
「伊勢よ」
ジャン妻は伊勢市出身なのです。
「子供の頃はサメを食べたね」
「ええっ!!!」

「まさかホオジロザメを喰ってたとか」
「サメのタレよ」
どうもよくわからない。
「サメのタレとはなんだ?サメのヒレではなく?」
「エイヒレはエイでしょ?サメのタレっていうのよ。魚屋で売ってた。何でサメのタレっていうのかは知らないけどね」
「それを肴に子供の頃から酒を」
「まさか。でも関西では普通だよ」
「そっか。アナタは関西人だもんね」
「うん。関西、中部だから」
調べてみた。
http://www.samenotare.jp/samenotare/index.html
「ホントだ。食べたい!!」
「え?食べたことなかったっけ?そういえばこっちには無いんだなぁって。〇子(ジャン妹)に言って取り寄せようか」
「是非是非。食べてみたい。私ハマリそうです」
「え?そうなの・・・。エイヒレってペラペラじゃない。サメタレは肉厚なんだよ。」
「そういうのは見たことないな~。エイヒレやスルメって今までよう喰わんから」
「今まで好きだって言わなかったよね」
さすがにこの店でマヨネーズ大盛りはできないが、
「サメのタレにマヨネーズは普通だから」


ジャン妻はたまに伊勢に帰省すると、大抵は赤福を買って来るが、私は赤福なんて興味ない。
「サメを買ってきてよ。おかげ横丁に売ってるって」
「スーパーで売ってるよ。おかげ横丁なんて高いし。そこで買うなんてバカバカしい」
(バカバカしい?)
「そっか、だからサメみたいに獰猛になったんだ」
「!!!」

サメはすぐには食べられそうにない。
銀タラの味噌漬焼き。

もう春になってるけど。なの花の辛子和え。




「高崎の食いものや亮さんでサメのフライってあったよな。覚えてる?
「そんなんあったっけ?」
「モウカザメ(ネズミザメ)」
アンモニア臭が無いサメだって。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-02-19
おそらくサメをフライで喰ったのは社内では私だけだろう。
次は是非サメのタレを。
2018-04-07 17:18
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スパムの押し寿司 [居酒屋]



寿司を滅多に食べない私に出されたこれは、何のお寿司でしょうか。

スパムの押し寿司です。軽く炙ってあります。

若が黙って出してくれたの。
「メニューに押し寿司って書いてあったわよ」(ジャン妻)
その日にあるものは店の奥の壁上に書かれているのですが、この店でもだいたい同じものばかりたべてるし、カウンター上の大皿に目がいっちゃうので、メニューにあるのに気がつかなかった。
私の為に突然思いついたのかも。
「これで念願叶った」
「???」
「あの店(昨日の記事、スパムステーキ)のランチで、スパムステーキランチは無いのか?と聞いたら、それは夜にどうぞと素っ気無く却下されたからな~」
「???」
「一度、スパムでご飯食べてみたかったのだよ」
「・・・」
「家でも出ないし。買ってくれないし」
これ以上言うと「塩分が」が始まるこらシラケることを言われる。でも押し寿司の酢飯とはいえ、スパムでご飯を食べることができた。






これは普通に焼いたスパム。マヨネーズ付き。
よく掲載する港区のスパムステーキに比べるとやわらかい。あっち(港区)は焼くのではなく素揚げしてるから焦げ目もなくしっかりした食感なのだが。


「この店は揚げ物は無いな」
「無いよね」
「場所がないのか。カウンターのすぐ前で調理しているからか」
唐揚げもフライも天ぷらも見たことない。炭火で焼くか、傷めるか、大皿から移して温め直すだけです。
「刺身ってあったっけ?」
「あるよ。盛り合わせあるよ」
「見たことない」
この店で2人で刺身盛りしてもな~。
「大皿を温め直すだけにしっては高くないか?」
「そりゃ仕込みちゃんとしてるからよ」





私のスパム大願成就と同じく、ジャン妻も自分の立場で同じようなものにありついている。
「やっと麻婆豆腐が食べれた~」(ジャン妻)
私がジャン妻の好物である麻婆豆腐や茄子を食べないからジャン妻もなかなか口にする機会が無いらしい。家でも出ないし。ランチでそういう店に行けばいいのにさ。
「そういえば彼(メール誤爆事件)にまだ麻婆豆腐を御馳走して貰ってないわね」
「もう1年経ったのか」
「1年前のあの事件の時もこの店だったし」

大皿のロールキャベツは皿に移されグチャグチャに潰されて出された。ロールキャベツに見えないぞ。






大皿の向こうに大きい鍋が見えるぞ。
身を乗りだして見たら、カレーかシチューのようだ。
「あれは何なの?」
「あ、目ざといですね。カレーです」
牛タンカレーだった。



「こんな美味しいものを何故隠すかコラ。この席にいなかったら気付かなかった」
ただ、この日の昼、静岡の紀尾井さんで私はビーフカレーを食べているのだが。

復帰したマスターがサッと炙ったヤリイカ、アンコールして2皿、2人で4本いただいた。
ヤリイカはマスターが声かけて勧めてくれたのだが、マスター療養の間、私らは若とTALKが成立するようになっているので、マスターにしてみりゃ自分の客を若いのに取られたような気持なのかな。

ダメ押しに注文したポテサラ。ポテサラも昼に紀尾井で添えられたので食べているのだが。


あ、姿が見えないと思ったら、しゃがんで賄喰ってやがるな。

マスターは22時にお帰りになった。
ゆ~っくりゆ~っくり歩いてましたね。杖ついて。
煙草も止めたみたいだ。


締めの味噌汁。
「ネギを残すなよ」
「・・・」

「ええっと・・・」
小さい紙に書いてあった数字は9000円だった。
「ダメだよこれじゃ」
「え?」
「両指を立てなきゃ」
「1万円切ったから両指たてられないんス」
そりゃそうだ。何でだ?勘定間違っとりゃせんか?
「あ、サーロインを入れなかったからだ」
「それと、お酒、焼酎だったじゃないスか。」
「ああそうか。黒牛(海南)も三千盛(多治見)も飲まなかったからな」
何だか物足りない。この店との信頼関係は両の指で示された金額でないとな。
2018-04-06 08:02
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ドコモショップの夜 [居酒屋]



20:50に駆け込んだ無国籍。
生ビールとおとおしを持ってきた坊主アタマのマスターは、私の最初のオーダーを「いつものスパムステーキィ~」と絶叫調で厨房コンビへ廻した。
「いつもの?」
「ハイいつもの(笑)」





カウンター席からスパムステーキの調理オペレーションを見たら、焼くのではくて素揚げしていた。揚げ油の鍋にポンポン放り込んでいた。
いつも焼きめはついてないしキレイだし、どうやってるのかと思ってたのですよ。




生ビールで喉の渇きを癒し、大好物のスパムステーキを腹中に収めて心持ち落ち着いた頃合いで、ジャン妻が私に呆れたような視線を向けてきた。
「ったく堪え性の無い人だねぇ」
「・・・」
「前からそうだった?」
「・・・」
「トシのせいかな?」
「だって2時間半だぜ」
「それくらい普通よ。アタシたちは予約して行ったからすぐ対応してくれたし、アタシたちが出た後もまだ残って待ってる人いたじゃない」
「よう辛抱強く待ってるよな。さっきまでの俺の貴重な2時間半を返せ」
「アナタの機種変でしょう!!」
「それよりもいつの間に俺の名義でクレジットカードを??」
「!!!」
何の会話か?
このスパム店の近くにdocomoショップがあります。自分のi-Phone5を10に替えることになり18:30予約で行った。待たさずすぐ対応してくれたのですが、諸手続きプラン説明に時間がかかったのです。
まず女性職員の聞き取りから始まり、プランを設定し、回線工事をススメられ、それらを持って男性職員にシフトされたのですが、そこからまた長々した説明を聞かされてうんざり。
docomo担当者とジャン妻が専門用語で何を話しているのか私は全く理解できなかった。説明聞いても片方の耳からもう片方の耳に抜けている。
BGMも眠くなるオルゴール調の曲ばかり。
「喉乾いた」
お茶1杯でないからね。自販機も給茶機も無かった。
「お腹空いた。早くスパム行きたい」
「(白い目)先に行ってれば?」
退屈なのでカウンターに肩肘立てて頬杖付いたり突っ伏したり。うとうとしたり。
「何で俺が来なきゃならないんだ」
「本人確認が必要なのっ」
docomo担当者とジャン妻の専門的な会話が続いている。門外漢の私は無視されてる。私がしたことといえば人相悪い自分の写真が載った免許証を提示したのと、5回ほど自分の名前をサインしただけである。
「またサインするのかよ」
「すみませんお願いします」
「さっきしたじゃんかよ」
「いいから黙ってサインしなさいっ」
「ここと、ここにもお願いします」
「家内の代筆じゃだめなのか」
「!!!」
いつ終わるのか先が見えないのはツラい。ホントに終わるのかこれ?いつ解放されるんだろう?
「もう機種変しなくていいよ」
「何を言ってるの。これまでのソフトバンクは高いんだからね」

私は普段こういうところに来ない人間なのです。最後にこういうショップに行ったのは平成24年、高崎環状線のうかい亭一花近くにあるAuショップ高崎中央店に行ったのが最後だった。あそこは空いていたね。
嫌々そこにいた私の意識が覚醒されたのが支払の場面で、
「ご契約名義はご主人様で?」
「いや、私の名義でお願いします」(ジャン妻)
「お支払いは現金で?カードで?」
「主人のカードで」
名義はジャン妻で支払が何で私なのか。カードだと?私はこのトシまでクレジットカードを持ってない人間なのだが。
ジャン妻は財布の中から私が初めて見るクレジットカードを取り出した。それまで眠かった私は初めて口を挟んだ。
「そりゃ何のカードだ?」
「アナタ名義のよ」
「いつのまに?」
「???」
「そのカード初めて見たぞ」
「前からあるわよ」
こっちの私的な会話をどこ吹く風で入力していたdocomo担当者が入力を終えて「カードをお返しいたします」と返してきたところを私は手を伸ばしてひったくろうとした。
「ダメっ」
「それは俺んだ」
「家のよ。家計の」
「いつ作った!!聞いてない!!」
docomoのカウンターで軽い諍いになった。
「あとはお家で・・・」(docomo職員)
諍いの続きは家でしろってか。これで終わりかと思いきや、他、ジャン妻、ジャン母の家族割引プラン、JAYCOMから光ケーブルに切り替える工事手続きを含めて18:30~21:00近くまで拘束されたのです。特に回線変更の工事予約手続きが時間がかかった。私らの前でdocomo担当者がNTT工事担当者に交渉電話をかけていたが相手が使えないヤツだったらしく、docomo担当者は途中で席を外し別室に籠ったまま戻ってこない。
既にショップ入口は「本日の営業は終了致しました」状態になり、ロールカーテンが下げられ、不要な電飾看板はOffされていった。
閉店作業をしていたフロアレディに「彼は何処へ行ったんだ?」
「奥でNTTと工事日程の空きを詰めております。もうしばらくしたら戻ります」
おそらく私らに聞かせたくない荒いTALKでNTTに詰め寄ったに違いない。私はこの日までNTTdocomoとNTTは同会社だと思ってたフシがあるのに自分で気付いた。
まぁdocomo担当者は頑張って交渉してくれたんだろうね。15分くらいしたら戻ってきた。
そこから先は工事担当者とジャン妻との直接電話になる。それも長かった。
いつまでかかるんだ~!!
と叫びたくなる衝動を抑えに抑え、ようやく確定して21時前に解放された。
店内にはまだ客が数人残っていた。終わるまで退勤できないんだろうね。朝から通しのシフトではなく遅番だとは思うが。
私らにJAYCOMから光ケーブルに切り替える工事手続きをススメてくれた最初の女性職員は19時半にはあがってましたね。時間外勤務につき合わされたようなものだ。いや?逆か?Ddocomo職員が私らの相手をする為に時間外勤務している訳か。
後半はダレで「早く終わろうよ~」モード全開になってしまった私は外に出てもゲンナリ。


自分は水餃子とかワンタンとか食べない人なのですが、この店は昆布とカツオの和風ダシで出される。和風ダシと餃子が意外と合うのです。





この店では焼酎なのですが「焼きいも黒瀬」という芋焼酎。
私は芋焼酎は苦手ですがこれはイモ臭くない。焼き芋だからだと思う。
薩摩芋を焼き上げて二次原料として使用しているという。生まれは薩州の阿久根というところ。
鹿児島酒造の阿久根工場で造られる。アルコール度数25度。
原料の薩摩芋を焼くか蒸すかの違いです。私は酒造工程にも疎いのですが、一次工程の麹造りで米麹と酵母を使うのは同じで、出来上がった酒母に二次原料として焼いた薩摩芋を粉砕して仕込むのだそうです。蒸した薩摩芋ではなくて均等に焼き上げるんだと。焦げないように。
大量に生産する場合、蒸すより焼く方が難しいらしい。




牛メンチカツ、オリジナルソースはブラックチョコレートの味がしたな。



お腹と喉が落ち着いた頃合いだがあまり時間がない。ラストオーダーに近くなってきたのか、厨房で洗い物が始まったぞ。


エイヒレの炙りです。私がこういうのをオーダーするのも珍しい。
「エイヒレ、マヨネーズ大盛りでお願いします」(マスター)

「いい担当者だったね」
それは否定しないけどね。
「話が長ぇ。俺ぁゲンナリした。いつまでかかるんだコイツって思った」
「アナタの機種変でしょ。アタシがいなかったらどうするの?」
「買わないさ」
「・・・」
「もうああいうところに二度と行きたくないね」
「新しい機種の設定も自分でやったら?」
「連絡先とかi-Tuneの選曲とかはどうやって移行するんだ?」
docomoショップではそういう作業をしないで新機種をポンと渡されただけ。それもやるとなったら2時間半が更に増ええ3時間かかったに違いない。
そういえばジャン妻は担当者に「それは自分でできます」と言ってたな。
「アタシがやるわよ。i-Tuneで同機できるから」
その作業分を奢れと言わんばかりである。
そんなわけでi-Phone10になりました。
2018-04-05 07:45
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シゾーカでいちばん美味いカレーの予感 [グルメ]
暖かい日は地方へ公用しに行きたくなる。
3月某日11時過ぎ、藤枝市の行政へ向かっているところ。

駅から片道800mを歩いた。
「タクシー使いなさい」(ジャン妻)
あれば利用するのだが、いつもの北口ロータリーにタクシーが停まってなかったので。
天気もいいし。歩いてしまった。
手続きを手早く済ませて帰りも歩いた。
この写真の倉庫は前に載せたなぁ。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-02-10

あまり人が歩いていない商店街。
11時半か。お腹空いたなぁ。

天丼とうな重か。気が乗らないな。

私は滅多に寿司を食べない人なのだよ。


なんだなんだこの行列は?
あ、あの店か・・・。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-11-01
「調味料をお使いください」のあの店か。こんなに並ぶほどの店かな。
提供する己の味に拘る頑固路線とは真逆の店です。
藤枝駅前喫茶のランチボードは陽に焼けていた。
入ったことはないが、渋川駅前の純喫茶ルナのイメージを勝手に想い描いています。

ニューフェイス、インドかネパール路線のカレー屋さん。

営ってるのか営ってないのかわからない豚骨ラーメン屋さん。
スープが白いので、博多風でしょうか。

駅南口にも下りてみたのですが、あまりソソる店は無かった。
コメダ珈琲に流されそうになったのだが。ここで気持ちに負けてその辺に流れて後悔するよりはという気になったのです。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-02-09
コメダを思いとどまったのは脳裡にあの店が閃いたから。
わずか3両編成の東海道線で静岡へ。

そこからタクって。。。



晴天下の廃屋居酒屋です。
隠れ酒場とはいえ草木に隠れ過ぎの感がある。夜は中から灯が光るから暗い緑の葉も照らされて「この店、入って大丈夫かな?」と不安を駆り立てられるぐらいの趣はあるが、昼にこうして見ると雑木林か粗大ゴミ収集場のようである。


店入り口に無造作に置かれた粗大ゴミを除けようとしたら、左肩が木の枝にひっかかったからね。
「あれぇ?どうされましたぁ?」

「今日はおひとりで?」
見りゃわかるでしょ。
「仕事ですよ。日帰り出張」
出張ともいえなくなってきた。もう静岡と群馬は出張扱いにならなくなっています。
廃屋酒場には意外にも(失礼)客がいた。
カウンターに先客2人、小上がりに4人、若い女性客もいたのに驚いた。お仲間とご一緒でよかった。ひとりではまず入って来ないですよねと言いたくなる。

ズルズルすする音や、スプーンが皿に接触する音がする。
「昼はラーメン屋かカレー屋になります。あ、炒飯もできます」
ってことは、外に出てる赤いメニューボードは全く意味がないのかな。


「まずは日本酒でも?」
「ノンノンノン、仕事中ですよ。
「ワタクシも仕事中ですが飲んでますよ」
それはそういうことができる仕事場だからでしょう。私はこれから清水区、富士市を廻らなくてはならないんだからね。人とも会うし。
「冷たい烏龍茶にお酒でも混ぜて」
冗談でもウンと頷いたらホントに酒を混入させかねないので固辞しました。私は法事と会津に向かう電車の中以外では昼酒をしない人なのです。
厨房に謎のアシシト女性がいた。夜のお客さんがこの酒場の人手不足と余りの荒廃に呆れて気が付いたらカウンターの向こう側に入ってしまった感がある。
この店、昼は夜より店内が薄暗いですね。
TVが新しくなっていたぞ。やっと買い換えたらしい。

店内が薄暗いのであまり鮮明に撮れていませんが。




紀尾井さんこのラーメン、麺も具も大盛りにしたでしょ。スープが少なく見えるモン。写真なんか撮ってたらみるみる伸びてくる。



デカいチャーシュー、安く仕入れたであろう大量のモヤシがドッサリ。

アジタマも美味~。




コクが満載のビーフカレーは夜にルゥだけいただいたことがあるが。ライスと併せるとお腹にズシッとくるヘビー級のカレーである。




「最近はくるま止めて電車なんですよ。くるまだと帰りの神奈川県内で渋滞するから」
「あ、くるまでないということは、お飲みになりたいという気持ちとお見受けしました。そろそろお酒でも」
「ノンノンノン。これから人にも会うんだから」
「少しぐらい飲んでもマウススプレーすれば」
「ニオいは胃の腑から出るんですよ」
「じゃぁブレスレットすれば大丈夫ですよ、あ、ブレスケアだ」

店主がカウンターで昼下がりのひとり酒を飲んでいるところ。
「奥さまは伊東甲子太郎のところへ行かれるんですよね?」
そうなのです。この店で修業するのは先送りになった。それは何年後になるのか。その頃この店があるかどうかはわからない。ホントの廃屋になってるかもしれないし。

だが紀尾井さんは市の中心部に打って出ることになった。
一昨日の記事のコメントから。
『外部環境の変化に対応すべく、昼のラーメン営業を中止しました。4月9日より静岡市中心部で「ビーフカレー&煮込みハンバーグ」のお店をランチタイム限定で出店する事になりました!(間借りなのですが)。
市内一美味しいカレー屋さん!を目指して頑張っております。 』
これまでのマニアックな客層が激減、客数も倍増するのではないだろうか。
八千代バス停で静岡駅行のバスを待っているところ。

この後、清水駅から清水区役所へ往復歩いて、

静岡駅から富士駅まで乗車したら、興津辺りで寝てしまい、目覚めたのが富士川駅。由比と蒲原辺りの記憶がない。危うく乗り過ごすとこだった。
そして富士駅から富士総合庁舎までも往復歩いたんですよ。今日の富士市はパルプ工場特有のニオいが凄かったね。

富士市の西に陽が沈もうとしている。

紀尾井さんで少しでも飲んだらその場でOUT、退場、午後半休ですよ。紀尾井さん、私が昼に飲まない意志が強い人間なのがわかったんじゃないかな。
3月某日11時過ぎ、藤枝市の行政へ向かっているところ。

駅から片道800mを歩いた。
「タクシー使いなさい」(ジャン妻)
あれば利用するのだが、いつもの北口ロータリーにタクシーが停まってなかったので。
天気もいいし。歩いてしまった。
手続きを手早く済ませて帰りも歩いた。
この写真の倉庫は前に載せたなぁ。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-02-10

あまり人が歩いていない商店街。
11時半か。お腹空いたなぁ。

天丼とうな重か。気が乗らないな。

私は滅多に寿司を食べない人なのだよ。


なんだなんだこの行列は?
あ、あの店か・・・。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-11-01
「調味料をお使いください」のあの店か。こんなに並ぶほどの店かな。
提供する己の味に拘る頑固路線とは真逆の店です。
藤枝駅前喫茶のランチボードは陽に焼けていた。
入ったことはないが、渋川駅前の純喫茶ルナのイメージを勝手に想い描いています。

ニューフェイス、インドかネパール路線のカレー屋さん。

営ってるのか営ってないのかわからない豚骨ラーメン屋さん。
スープが白いので、博多風でしょうか。

駅南口にも下りてみたのですが、あまりソソる店は無かった。
コメダ珈琲に流されそうになったのだが。ここで気持ちに負けてその辺に流れて後悔するよりはという気になったのです。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-02-09
コメダを思いとどまったのは脳裡にあの店が閃いたから。
わずか3両編成の東海道線で静岡へ。

そこからタクって。。。



晴天下の廃屋居酒屋です。
隠れ酒場とはいえ草木に隠れ過ぎの感がある。夜は中から灯が光るから暗い緑の葉も照らされて「この店、入って大丈夫かな?」と不安を駆り立てられるぐらいの趣はあるが、昼にこうして見ると雑木林か粗大ゴミ収集場のようである。


店入り口に無造作に置かれた粗大ゴミを除けようとしたら、左肩が木の枝にひっかかったからね。
「あれぇ?どうされましたぁ?」

「今日はおひとりで?」
見りゃわかるでしょ。
「仕事ですよ。日帰り出張」
出張ともいえなくなってきた。もう静岡と群馬は出張扱いにならなくなっています。
廃屋酒場には意外にも(失礼)客がいた。
カウンターに先客2人、小上がりに4人、若い女性客もいたのに驚いた。お仲間とご一緒でよかった。ひとりではまず入って来ないですよねと言いたくなる。

ズルズルすする音や、スプーンが皿に接触する音がする。
「昼はラーメン屋かカレー屋になります。あ、炒飯もできます」
ってことは、外に出てる赤いメニューボードは全く意味がないのかな。


「まずは日本酒でも?」
「ノンノンノン、仕事中ですよ。
「ワタクシも仕事中ですが飲んでますよ」
それはそういうことができる仕事場だからでしょう。私はこれから清水区、富士市を廻らなくてはならないんだからね。人とも会うし。
「冷たい烏龍茶にお酒でも混ぜて」
冗談でもウンと頷いたらホントに酒を混入させかねないので固辞しました。私は法事と会津に向かう電車の中以外では昼酒をしない人なのです。
厨房に謎のアシシト女性がいた。夜のお客さんがこの酒場の人手不足と余りの荒廃に呆れて気が付いたらカウンターの向こう側に入ってしまった感がある。
この店、昼は夜より店内が薄暗いですね。
TVが新しくなっていたぞ。やっと買い換えたらしい。

店内が薄暗いのであまり鮮明に撮れていませんが。




紀尾井さんこのラーメン、麺も具も大盛りにしたでしょ。スープが少なく見えるモン。写真なんか撮ってたらみるみる伸びてくる。



デカいチャーシュー、安く仕入れたであろう大量のモヤシがドッサリ。

アジタマも美味~。




コクが満載のビーフカレーは夜にルゥだけいただいたことがあるが。ライスと併せるとお腹にズシッとくるヘビー級のカレーである。




「最近はくるま止めて電車なんですよ。くるまだと帰りの神奈川県内で渋滞するから」
「あ、くるまでないということは、お飲みになりたいという気持ちとお見受けしました。そろそろお酒でも」
「ノンノンノン。これから人にも会うんだから」
「少しぐらい飲んでもマウススプレーすれば」
「ニオいは胃の腑から出るんですよ」
「じゃぁブレスレットすれば大丈夫ですよ、あ、ブレスケアだ」

店主がカウンターで昼下がりのひとり酒を飲んでいるところ。
「奥さまは伊東甲子太郎のところへ行かれるんですよね?」
そうなのです。この店で修業するのは先送りになった。それは何年後になるのか。その頃この店があるかどうかはわからない。ホントの廃屋になってるかもしれないし。

だが紀尾井さんは市の中心部に打って出ることになった。
一昨日の記事のコメントから。
『外部環境の変化に対応すべく、昼のラーメン営業を中止しました。4月9日より静岡市中心部で「ビーフカレー&煮込みハンバーグ」のお店をランチタイム限定で出店する事になりました!(間借りなのですが)。
市内一美味しいカレー屋さん!を目指して頑張っております。 』
これまでのマニアックな客層が激減、客数も倍増するのではないだろうか。
八千代バス停で静岡駅行のバスを待っているところ。

この後、清水駅から清水区役所へ往復歩いて、

静岡駅から富士駅まで乗車したら、興津辺りで寝てしまい、目覚めたのが富士川駅。由比と蒲原辺りの記憶がない。危うく乗り過ごすとこだった。
そして富士駅から富士総合庁舎までも往復歩いたんですよ。今日の富士市はパルプ工場特有のニオいが凄かったね。

富士市の西に陽が沈もうとしている。

紀尾井さんで少しでも飲んだらその場でOUT、退場、午後半休ですよ。紀尾井さん、私が昼に飲まない意志が強い人間なのがわかったんじゃないかな。
2018-04-04 11:19
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シゾーカチーズタッカルビ [居酒屋&人間ドラマ]
静岡の現場と社員に関わるようになって2年半が過ぎ昨年末頃に、
「年明けに新年会やるんですけどよかったら来ます?」
と言って来たのは昨日も登場した静岡エリアでもっとも口数が多い女性A子。
「いいんですか私なんかが参加して?」
「ぜんぜんOKですよん」(B子)
何で私なんかに声がかかったのだろう?
お財布かな?って思ったりした。
「じゃぁ行くけど。普段ひとり飲みばかりしているので最近の宴会に慣れてないから、酔っ払って悪口撒き散らしたりしないか心配・・・」
私はガラにもなく遠慮しながら言った。
「大丈夫ですよっ。来てください。楽しみですねっ」(B子)
そうまで言ってくれるようになったか。
では参加します。だが参加OKの返事をした後で、開催する店を検索したらイヤ~な予感がした。昨年秋にOPENしたばかりで日が浅く、Jalanの評価が低過ぎなのである。
Jalanや食べログの評価ってアテにできない部分もあるが、それでもある一定の参考にはなる。
その店はこうあった。
コスパ悪しリピなし☆1
もう行かない☆1
2度目はない☆1×2
お店は綺麗だけど・・・☆2
サイテーだなこれ。こんなんばっか。
評価低過ぎ。大丈夫かこの店。
何で連中はこの店を選んだのだろうか。でもせっかく呼んでくれたのでその店をコキおろすとシラけるから私はおくびにも出さなかった。
何がウリなのか聞いたらチーズ何とかがウリの店らしい。チーズだと?チーズフォンデユだろうか?またまた苦い記憶を呼び起こした。昨年12月に呼ばれた都内の現場の忘年会の店がチーズフォンデュを謳っていてのだが、行ったら料理内容と接客接遇が最悪だったのを思い出した。
昨年12月の店のHPから。



結果はこれ。イメージと差があり過ぎである。

何処がチーズフォンデュなのか。これ単なる鍋で、隣と私の前と2種類出たんですよ。鍋が2種あるのに取り分ける箸もスープをすくうお玉もなかったの。初めて接する連中と直箸でやれってか。
店は狭く、店のコンセプトから外れた料理はマズく、店員の応対も鈍く、ドリンクオーダーが滞り、それでいて座は乱れ、1年生女性社員が同期の若手男性の膝上に乗っかったり、皆のいる前でエリア長に異動を直訴嘆願したりと目を覆い耳を塞ぎたくなる光景が展開された。狭い上がり座敷だったのも良くなかった。駅前チェーン居酒屋の宴会、若者向けでチーズをメインに謳う店、チェーン店は私に合わないと改めて思った。
参加しなきゃよかった。提供する側も参加した連中もレベルが低過ぎた。こんなんUpできるかと思ったのでお蔵入りしました。
そして今回のお店のHPから。





キレイに撮れてますね。新しい店だからかね。でも新しい店ってのはスタッフの未熟さ、料理の稚拙さ、安定感の無さ、いいところは少ない。駅チカの店は人が多いし、何もしなくてもお客が来るから店のキャパ(対処できるスタッフ数と熟練度)を過ぎるとアタフタして接客接遇がおざなりになるものなのだ。
この話が都内だったらお断りしていた。でも静岡だし。最初に関わったのが2015年の6月からだから2年半、ようやくそういうお誘いをいただくようになったので無下にはできない。
「だったら文句言わないことよ」(ジャン妻)
「フツーの居酒屋にすればいいのにさ」
くるま通勤ばかりなので連中は居酒屋オンチなんだと思った。
「味に不満だったらその足で紀尾井でも行けばいいじゃない?」
それは紀尾井さんにも失礼だし、呼んでくれた皆にも失礼というもの。
「でも紀尾井さんは二次会で行く店じゃないしね」
どんなにマズい店でも、出された中から何とか食べられるものだけを食べて、結局お腹一杯になっちゃうものである。
そしてその日がやってきた。
「泊まるの?」
「いや泊まらない。日帰りする」
静岡までの路線を検索したら、意外と静岡駅に停車する新幹線の本数が少ない。上州JCTの高崎より遥かに少ない。
ジャン妻から「新横浜から乗りなさいよ」と言われたが、私は前へ進む為に一旦後ろに戻るルートを好まない。新幹線に乗り換えるなら小田原がいい。
「ヘンな人だねぇ」(ジャン妻)
小田原で新幹線に乗り換えると早く着いてしまうようで、開催時間から逆算すると東海道線がちょうどいい。なので行きは東海道線の普通電車で静岡方面へのんびり向かったのです。
東海道線普通電車はひと駅ひと駅律儀に停車していく。ロングシートの座席にのんびり座っていたのだが、国府津駅で後から来る快速熱海行に乗り換えようとして焦った。連絡橋を渡って1番線に移らなきゃならないのだ。
私は後方の13号車にいたのでホームに下りてダッシュ!!
6号車付近にある連絡橋階段をダダダッと駆け上がり、1番線に飛び降りて快速に飛び込んだ。
駆けこんでゼェゼェ言いながら思った。せめて国府津の手前で以下のようなアナウンスをすべきだよ。
「この電車は2番線に到着します。後から来ます快速は国府津駅で乗り換えますと橋を渡って1番線に到着しますので、小田原方面から熱海まで向かうお客様は次の平塚駅でお降りになってそのままお待ちください」
高崎線でも籠原駅止まりに乗って後から来る高崎行に乗り換える場合「ひとつ手前の熊谷駅で下りてそのままお待ち下さい」ってアナウンスが必ず流れるからね。不親切だな~。
そこから先、熱海で浜松行に乗り換えた。何と3両編成しかないのだ。

編成少ないから混んでる。熱海~三島、沼津は観光客で混むんだな。外人さんもいるし。
東洋経済オンラインに「旅人はできれば避けたい?残念な列車10選」というのがあったので転載しますが、それに静岡付近の東海道本線が含まれていた。それもローカル電車扱いである。
「首都圏から東海道本線で熱海に到着すると、それまでのグリーン車付き長編成の列車と比べるとあまりにも短い編成の電車にこれが同名の東海道本線だろうかと驚く。
乗客が激減することはなく、季節や曜日、時間帯によっては席にありつけないこともある。
編成は3両から6両まで幅があるが、3両編成のときが閑散時とは限らない。ほとんどの車両がロングシートであり、満員になると車窓などまったく見えないので単なる移動で終わってしまう。
トイレのない編成もあり、長距離移動には向かない。」とコキおろしてあった。
確かにALLロングシートだった。WCは先頭車両にあったようだが。
でも私はロングシートが嫌いではない。首都圏で慣れたのもあるが、1人で4人席BOXシートに座るのがどうも嫌いなのです。4人席BOXシートで知らない人と向き合って膝がくっつくのがな~んかイヤなのと、私以外の3人客がお喋りの婆さんたちだったら耳を覆いたくなるね。
「BOXシートで缶ビールを飲むのはいいがロングシートで飲むとアル中の感を呈する」と仰ったのは故・宮脇俊三さんだが、確かにロングシートに座って風景が見えないと旅情は感じない。長い乗車時間でさすがに退屈になり私はi-Phoneにイヤホンを差し込んで音楽聴いてた。

混んでた車内は三島、沼津でドドドッと下車して一気に空いた。途中で2両増結したのもあってそこから先の車内は閑散としていた。
原駅だったか田子の浦駅だったか、私を誘ってくれたB子が乗ってきた。B子は私がいる座席から離れた扉から乗車したのだが、私に気付いてニコニコしながらトコトコ近づいてきた。
「横浜から各駅で来たんですか?」
見ての通りだよ。
「静岡に停車する新幹線の本数が意外と少なくて。まだ高崎の方が多いな」
「今日奥さんは?」
「家にいますよ」
「出る時何か言われなかったですか?」
「多少イヤミのひとつふたつ言っとったな。でも昨年言ったの。アナタは経理、私は立場上現場と関わりがあるんだから滅多にないにせよ、今回みたいなお誘いには極力行くからって。もう残り何年もないしね」
「いつもアタシたちの為に動いてくれてるから・・・」
それは私の仕事だから動いているだけなのだよ。
それからしばらくB子から、最近起きた事を愚痴混じりに聞かされるハメになった。河東(って今でも呼ぶんですか?)に住んでるB子は今日の午前中は遠州牧之原方面にある某現場勤務だったという。そこを上がって一旦家に帰ったものの、すぐ家を出てこの電車に乗り込んで来たと。移動がタイヘンだったとか。
「それって遠くない?」
「遠いですよっ。高速で片道1時間かかるんだから」
「運転気を付けてな。でも何でそうなったのさ?」
「〇子さんの欠員のせいですよっ」
「〇子が?」
〇子とは草の者7号のことなのだが。欠員?
極端に言えば三島か沼津に住むB子は遠州まで行って、また家に戻って、静岡市内に向かうというヘンな往復運動をさせられたとプンプン。
「〇子(草の者7号)が方が牧之原に近いじゃないか」
「そうなんですけどっ・・・」
「まてよ?じゃぁ河東の現場は、アナタが牧之原に行ったが為に1欠で営ったのか?」
「そうです。A子さんプンプンです」
やはり草7号は地元で評判がイマイチよくない。だがまてよ?7号は確か今日・・・自分んは思い当たるフシがあるのだがこの時は黙っていた。
「そのまんま静岡市内で遊んでりゃよかったのに」
「だってくるまだモン。飲めないじゃないですか。(家に)置いて来たんです」
「ああ、そういうことか」
しばらくしてから「あ、A子さんも乗ったそうです」
「この電車にか?」
「前の方の車両じゃないかな~。〇〇さん(私のこと)と一緒にいるって伝えますね」
B子はスマホをなぞってなからLINEかな。
「増結した車両にいるんだね。改札で会えるだろ」
静岡に向かう残りの駅の途中からC子他、今宵の参加者が続々乗って来たのがわかった。本数が少ないから同じ電車になるわけである。
「何で乗ってきたのがわかるわけ?」
「みんなLINEですよ」
「LINEか・・・」
「〇〇さん(私のこと)はLINEやらないんですか?」
「やらない。ライン打ちができないんで。メールだけ」
私はLINE否定派でしてね。公のメッセージの媒体としては如何なものなのかと思うところがあって。
「静岡駅改札で待ってますって」
「まてよ。今までアナタからあらかた聞いた話を今度は留守してたA子さん側からまた同じように聞かされるのかな?」
B子を遠州牧之原方面に持ってかれたが為に、残ったA子はC子ともうひとりの1欠で廻した。遠くに行かされたB子もタイヘンだが、留守してたA子はA子で憤懣がたまっているだろうと。
「聞いてあげてくださいねっ」
「言いたい気持ちはわからんでもないが」
同じ内容を別バージョンで聞かなきゃならないのか。
静岡駅に着いて改札を出る前に駅のWCに行った。何とアサガオが3つしかないので行列している。ホントに政令指定都市の駅かよここは。
それと車内でB子とも話したのだが私は横浜から来ている。延々乗り継いできた路線は同じ東海道線でもJR東日本とJR東海と2社跨いでいるので改札はSuicaで出れない。
別にウケを狙った訳ではないが、試しにSuicaをタッチしたら・・・
ピンポォン!!
やっぱりダメだった。
「何やってるんですかっ。さっき電車の中でSuicaで出れないって話したばかりなのに」(B子)
「いや、もしかして出れるかな~と思って」
実は知っててわざとやったんです。遠藤憲一さんじゃないが強面だけどヒョウキンで可愛いオジさんを演じただけ。
改札出た辺りに5人いた。静岡で最もかしましいキャラのA子が、
「お店の場所わかります?」
何故私に聞く?
私は県外の人だよ。地元の君らが私に聞くかっていうか道筋を調べてないんかい。
どうせそうだろうと思って私は事前に調べてある。
「私買いものに来ても帰る時の出口がわからなくなる人なんで」
「女性は殆どが方向オンチだからな」とでも言おうものならA子は眦吊り上げて怒りだしそうである。「地下道を通って呉服町の方へ行けば。地下道の先端を地上に出ればいい」
A子と並んで歩きながら、
「知ってるんですかこの辺り?」
「いつだったかこの辺りで飲んだことが」
まさか宮ヶ崎町にある廃屋酒場の名前を出すわけにいかないしさ。聞かれたら紺屋町の「多可能」を言おうと身構えたりもした。
「ひとりでですか?」
A子は質問が多い。
「ひとりに決まってんじゃん。他に誰と行くんだ?こっちに来て最初の頃にね」
連中には言ってないが、静岡市の廃屋酒場「紀尾井」古典酒場「多可能」「鹿島屋」廃業したBH、この界隈は幾つか知ってるので。地元でない私が先導して歩いている。

ここか。店は新しいが安普請な造りだったな。旧い空きテナントを改装しただけだな。
大丈夫だろうか。思いっきり不安が湧きあがってきた。
合計12人。当然ノミホである。
「〇〇さん、ひとり500円プラスするとドリンクがプレミアムコースになるんですけどどうします?」(A子)
ノーマルコースとプレミアムコースの違いがよくわからないまま「プレミアムにしようぜ」
金額多い方がドリンクの種類が多いだろうと思っただけである。Upした分は私が支払えばいいだけのこと。
「俺はノミホが嫌いだ。あれが酒場のレベルと飲む人間のマナーを落としている」という持論は言わないでおいて取り敢えずパンカ~イ。



まずは野菜スティックをチーズドレッシングにつけて食べる。
カルパッチョ。紀尾井の方が断然美味しいけど。
で、メインの平たい鍋が来た。

テレビで紹介されてたこともあるらしいが。
「これは何だ?」
若手の一人が「チーズタッカルビですねこれ」
「チーズタッ・・・何だって?」
舌が回らなかった。
「チーズカルビ?」
「タッカルビです」
中央に鶏肉と野菜炒め?その周りには、チーズ、黄色いのは玉子、何故かコーンと青物、そしてマッスルームとガーリックスライスのアヒージョが囲んでいる。
こんな皿、家ではまず無理だな。洗い難そうだ。でも店のHPと同じ写真だった。
初めて喰ったが肉野菜炒めのチョイ辛めかな。豚肉ではない。鶏肉です。でも鶏肉だけに中まで火が通ってるかどうか皆アヤしんで、誰も先に箸をつけようとしないのだ。
女王様のA子は若手に調理させてじーっと見ている。誰かが箸つけるのを待っているのです。誰かが先に箸をつけなきゃ焦げちゃうじゃないかこれ。仕方がないから私が先につけましたよ。
おっ、悪くないね。
味付けはコチュジャンだと思う。そんなに激辛くないし。
この店の〇〇ログ見たらタッカルビの評価も悪かったが、初めてTRYした私は〇〇ログで言うほど悪くなかったと思う。というか他でこういうのを知らないのだ。ブームなんですかこれ?家でキムチにスライスハムととろけるチーズを載せてオーブンで温めたりするがあれと同じような、ちょっと違うかな。どれもバカ美味はなかったがヒドくはなかったよ。
チーズタッカルビは韓国料理だそうですね。
タッってのは韓国語で鶏のことで、カルビや焼肉じゃなくて鶏のアバラ骨の周りに付いた肉だそうな。
料理としては鶏肉と野菜を鉄板で辛く炒めただけで、それにチーズと、玉子、アブラと刺激が欲しければアヒージョのアブラとガーリックリップを混ぜる。締めのご飯もそう。
ただ、何でコーンがあるのか意味不明だった。

世話焼きのB子は甲斐甲斐しく混ぜ混ぜオペレーションしている。A子は後輩たちに料理させて自分は出来上がるのを待っている。
「家でもそうやって料理するんだ?」
「しないですよっ」(B子)
鍋は私の真ん前にあるのです。私がやった方がいいのだが。
「自分がやろうか」
「いいですよ。自分がやります」
「俺が電子レンジ使えないから?」
「え?相変わらず使ってないんですか?そうじゃなくって、〇〇さん(私のこと)のようにエラい人にそんなことさせるわけにいかないじゃないですか」
「別にエラかないが」
「そんなことないですっ。あ、そうそう。エライ人って言えば、前の歓送迎会の時は本社のKさんとEさんが来たんですよ」
「KとEが?」
2人とも取締役です。Kはジャン妻に誤爆メールした男性ですよ。そのネタも出たけど割愛します。
「KとEを呼んだんだ?」
そしたらA子が目を剥いた。
「呼んでませんよっ!!呼んでもいないのに勝手に来たんだからっ!!」
「勝手に来たぁ?勝手に来れるものなのか。呼ばないのに何で来たのさ?誰かが開催するって情報流したんじゃないの?」
「社内接待交際費を申請したからですよ」
ああそれか。社では年に2回、ひとり3000円の福利厚生費が出るのです。私は北鎌倉の和食家で3000円の領収書を切ったはいいが金を支払うのを忘れて駅から戻ったあの3000円ですよ。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2018-03-17-2
「Kさん取締役だからそれに承認印を押す立場じゃないですか。そしたら自分らも参加するって言ってEさんと2人で来たんですよ」(A子)
「承認印押しといて自分も参加するってか」
ここでちょっと思ったのは、私は今日は自費で来ています。KとEは役員クラスなので移動費は会社経費で来たんじゃないかということ。だとしたらズッコしいヤツらだ。
「盛り下がっただろうな」
「アタシたちと席は離れてたんです。若い子たちの席にいたから」
それが気に入らないのかな。
「解散してから『ご挨拶が遅れました』ってアタシとB子さんに無理矢理握手してきたんですけど、あれってセクハラじゃね?」(A子)
「笑、それは彼なりに気を遣ったんだと思うよ」
私は内心と裏腹にそう擁護したが、そこで思ったのは、私より若い取締役のKとEが現場の飲み会に押し掛け参加して、ここに今いる連中からは「呼んでもいないのに勝手に来た」と言われてやがる。ここが重要。KやEより年長者の私は今いる連中から「よかったら来ませんか?」とお誘いを受けて来ているのです。「楽しみですね~」とも。
勝った!!
と思っていいよね。勝ち負けでなくとも、報われたと思って私は内心でニンマリした。ヘンな自信・過信が付きそうである。
勝者の余裕の反面、KとEを少しだけ気の毒に思った。
カセットコンロの残量が少なくなり火が消えかけたところでC子(2年前に私が面接した子)がメニューでパタパタ扇いでやがる。
「何をやってんだ?」
「火が消えそうで」
「炭火じゃないんだからそんなんしたって火が点くかよ」
「あ、そうですね。(恥)」
C子は恥ずかしそうに顔を赤らめた。店のスタッフ呼んでコンロを換えて貰った。普通の鍋と違って火加減が難しい鍋でもある。仕切ってあるすき焼き鍋といっていい。
「今日B子さん牧之原まで行かされたんですよ。〇〇さん(草の者7号)のせいで」(A子)
あ、始まったなさっきのネタが。
「さっき電車ん中でB子からあらかた聞いたよ」
「B子さん持ってかれてこっちタイヘンだったんですから」
やはりそういう展開になったか。この場に草の者7号は呼ばれていないので「いないから言っちゃいますけど」のように飛び交う7号の評判が悪い。さっきの電車内での話題が蒸し返された。B子が7号の代理で遠州牧之原方面に遠方勤務するハメになったのは、この日東京本社で7号他、10人いる草の者たちの正規部署での会議招集がかかったからある。
でもその会議は夕方から夜にかけて開催される。7号が遠州で午前勤務を終えてから上京しても充分間に合うのに、自分が楽をしようとして穴を開けたというのだから困ったもんだ。
「単なるシフト調整かな」
「かも知れないけど。事前に用意しなきゃならない資料があるとか言ってましたけどっ」(B子)
7号はズルいというのである。現場をUpしてからでも東京に行けるだろって。
「ウチには来ないのに。FAXやメールで指示命令ばかりでさ」(A子)
でもその指示FAXや指示メールは私が関与しているものじゃないぞ。
皆プンプンだった。困ったものである。
草たちって皆そうなのだろうか。私の知らないところで。
新入社員が大挙採用される4月を待たずして、温暖な静岡エリアに1名、20代後半の男性が異動、転勤配属されるのだが、ひとりの女性がキッと私にカオを向け、
「その男性、どんな方ですか?」
目がマジである。結婚願望が強い女性なのを知っている。
「一度だけ会ったよ。真面目でいい男だったよ」
そしたら目をキラキラさせているので私は慌てた。
「私が言う真面目でいいオトコってのは(自分の胸に手を当て)本社の者が現場の社員として見た観点でさ、服装とか言葉遣いとか挨拶とかそういう視点でだよっ」
そこで座は爆笑に包まれたが、私は「アナタの好みでなくても私のせいにしないでくださいね」そこまで言ってもハラスメントにならないのはその女性が結婚願望が強いのを皆知っているかららしい。

締めのご飯が出され、今度は私もやった。ご飯を混ぜ混ぜ・・・。
「あ、エライ人にそんなことさせて」
「エライ?私は偉かないさ。エラっそうにしているだけだよ」



だが何で最後のタイミングでフライドポテト山盛りが出るのか。何か暴力的だな。
最初に出すの忘れたんじゃないか。

「今日の店、何かで調べたの?」
「お昼休みに休憩室のTVで観たんです」
それだけかい。でもまぁかなり楽しかったのですよ。連中とヘンなイロがついてない関係なので新鮮だったし、過去のどんな飲み会よりも楽しかったのが正直なところ。
静岡の連中は東京本社と距離感があって社内情報が少なく、本社から受ける「情」が薄いんだろうね。私はそれに上手く乗っかったといっていい。東京本社の連中の中では、群馬もそうだが静岡の現場にも最もカオを出している方だし。
群馬と違って最初の頃の静岡出張は孤独だったが。
今はそんなことはない。2年半かかった。
「これに懲りずにまた来てください」(A子)
懲りちゃいないよ。来てよかった。呼んでくれてありがと。
別れ際に「来月いつ来ますか?笑」(A子)
さすがに帰りは在来線ではなく新幹線で帰りましたよ。


静岡の連中は私にとってアブない場所に点在している。
船山温泉に行く途中、富士川SAのETC出口のすぐ先にひとり。
これまた船山温泉に行く途中、芝川町というところに実家がある子がいる。
A子は船山温泉の車止めでバンパーを破壊した時に駆け込んだディーラーの隣町にいる。
C子は山本勘助の生誕地(訪問済み)近くだし。
B子は晴信、義元、氏康、3者が会談した善徳寺から1km圏内じゃないか。
駿河湾を望む蒲原城(訪城済み)近くの海沿いにもひとりいる。
静岡市葵区にもひとりいる。まさか紀尾井を知っちゃいないだろうな。
「アナタを包囲網だね」(ジャン妻)
アブネーッ!!
「年明けに新年会やるんですけどよかったら来ます?」
と言って来たのは昨日も登場した静岡エリアでもっとも口数が多い女性A子。
「いいんですか私なんかが参加して?」
「ぜんぜんOKですよん」(B子)
何で私なんかに声がかかったのだろう?
お財布かな?って思ったりした。
「じゃぁ行くけど。普段ひとり飲みばかりしているので最近の宴会に慣れてないから、酔っ払って悪口撒き散らしたりしないか心配・・・」
私はガラにもなく遠慮しながら言った。
「大丈夫ですよっ。来てください。楽しみですねっ」(B子)
そうまで言ってくれるようになったか。
では参加します。だが参加OKの返事をした後で、開催する店を検索したらイヤ~な予感がした。昨年秋にOPENしたばかりで日が浅く、Jalanの評価が低過ぎなのである。
Jalanや食べログの評価ってアテにできない部分もあるが、それでもある一定の参考にはなる。
その店はこうあった。
コスパ悪しリピなし☆1
もう行かない☆1
2度目はない☆1×2
お店は綺麗だけど・・・☆2
サイテーだなこれ。こんなんばっか。
評価低過ぎ。大丈夫かこの店。
何で連中はこの店を選んだのだろうか。でもせっかく呼んでくれたのでその店をコキおろすとシラけるから私はおくびにも出さなかった。
何がウリなのか聞いたらチーズ何とかがウリの店らしい。チーズだと?チーズフォンデユだろうか?またまた苦い記憶を呼び起こした。昨年12月に呼ばれた都内の現場の忘年会の店がチーズフォンデュを謳っていてのだが、行ったら料理内容と接客接遇が最悪だったのを思い出した。
昨年12月の店のHPから。



結果はこれ。イメージと差があり過ぎである。

何処がチーズフォンデュなのか。これ単なる鍋で、隣と私の前と2種類出たんですよ。鍋が2種あるのに取り分ける箸もスープをすくうお玉もなかったの。初めて接する連中と直箸でやれってか。
店は狭く、店のコンセプトから外れた料理はマズく、店員の応対も鈍く、ドリンクオーダーが滞り、それでいて座は乱れ、1年生女性社員が同期の若手男性の膝上に乗っかったり、皆のいる前でエリア長に異動を直訴嘆願したりと目を覆い耳を塞ぎたくなる光景が展開された。狭い上がり座敷だったのも良くなかった。駅前チェーン居酒屋の宴会、若者向けでチーズをメインに謳う店、チェーン店は私に合わないと改めて思った。
参加しなきゃよかった。提供する側も参加した連中もレベルが低過ぎた。こんなんUpできるかと思ったのでお蔵入りしました。
そして今回のお店のHPから。





キレイに撮れてますね。新しい店だからかね。でも新しい店ってのはスタッフの未熟さ、料理の稚拙さ、安定感の無さ、いいところは少ない。駅チカの店は人が多いし、何もしなくてもお客が来るから店のキャパ(対処できるスタッフ数と熟練度)を過ぎるとアタフタして接客接遇がおざなりになるものなのだ。
この話が都内だったらお断りしていた。でも静岡だし。最初に関わったのが2015年の6月からだから2年半、ようやくそういうお誘いをいただくようになったので無下にはできない。
「だったら文句言わないことよ」(ジャン妻)
「フツーの居酒屋にすればいいのにさ」
くるま通勤ばかりなので連中は居酒屋オンチなんだと思った。
「味に不満だったらその足で紀尾井でも行けばいいじゃない?」
それは紀尾井さんにも失礼だし、呼んでくれた皆にも失礼というもの。
「でも紀尾井さんは二次会で行く店じゃないしね」
どんなにマズい店でも、出された中から何とか食べられるものだけを食べて、結局お腹一杯になっちゃうものである。
そしてその日がやってきた。
「泊まるの?」
「いや泊まらない。日帰りする」
静岡までの路線を検索したら、意外と静岡駅に停車する新幹線の本数が少ない。上州JCTの高崎より遥かに少ない。
ジャン妻から「新横浜から乗りなさいよ」と言われたが、私は前へ進む為に一旦後ろに戻るルートを好まない。新幹線に乗り換えるなら小田原がいい。
「ヘンな人だねぇ」(ジャン妻)
小田原で新幹線に乗り換えると早く着いてしまうようで、開催時間から逆算すると東海道線がちょうどいい。なので行きは東海道線の普通電車で静岡方面へのんびり向かったのです。
東海道線普通電車はひと駅ひと駅律儀に停車していく。ロングシートの座席にのんびり座っていたのだが、国府津駅で後から来る快速熱海行に乗り換えようとして焦った。連絡橋を渡って1番線に移らなきゃならないのだ。
私は後方の13号車にいたのでホームに下りてダッシュ!!
6号車付近にある連絡橋階段をダダダッと駆け上がり、1番線に飛び降りて快速に飛び込んだ。
駆けこんでゼェゼェ言いながら思った。せめて国府津の手前で以下のようなアナウンスをすべきだよ。
「この電車は2番線に到着します。後から来ます快速は国府津駅で乗り換えますと橋を渡って1番線に到着しますので、小田原方面から熱海まで向かうお客様は次の平塚駅でお降りになってそのままお待ちください」
高崎線でも籠原駅止まりに乗って後から来る高崎行に乗り換える場合「ひとつ手前の熊谷駅で下りてそのままお待ち下さい」ってアナウンスが必ず流れるからね。不親切だな~。
そこから先、熱海で浜松行に乗り換えた。何と3両編成しかないのだ。

編成少ないから混んでる。熱海~三島、沼津は観光客で混むんだな。外人さんもいるし。
東洋経済オンラインに「旅人はできれば避けたい?残念な列車10選」というのがあったので転載しますが、それに静岡付近の東海道本線が含まれていた。それもローカル電車扱いである。
「首都圏から東海道本線で熱海に到着すると、それまでのグリーン車付き長編成の列車と比べるとあまりにも短い編成の電車にこれが同名の東海道本線だろうかと驚く。
乗客が激減することはなく、季節や曜日、時間帯によっては席にありつけないこともある。
編成は3両から6両まで幅があるが、3両編成のときが閑散時とは限らない。ほとんどの車両がロングシートであり、満員になると車窓などまったく見えないので単なる移動で終わってしまう。
トイレのない編成もあり、長距離移動には向かない。」とコキおろしてあった。
確かにALLロングシートだった。WCは先頭車両にあったようだが。
でも私はロングシートが嫌いではない。首都圏で慣れたのもあるが、1人で4人席BOXシートに座るのがどうも嫌いなのです。4人席BOXシートで知らない人と向き合って膝がくっつくのがな~んかイヤなのと、私以外の3人客がお喋りの婆さんたちだったら耳を覆いたくなるね。
「BOXシートで缶ビールを飲むのはいいがロングシートで飲むとアル中の感を呈する」と仰ったのは故・宮脇俊三さんだが、確かにロングシートに座って風景が見えないと旅情は感じない。長い乗車時間でさすがに退屈になり私はi-Phoneにイヤホンを差し込んで音楽聴いてた。

混んでた車内は三島、沼津でドドドッと下車して一気に空いた。途中で2両増結したのもあってそこから先の車内は閑散としていた。
原駅だったか田子の浦駅だったか、私を誘ってくれたB子が乗ってきた。B子は私がいる座席から離れた扉から乗車したのだが、私に気付いてニコニコしながらトコトコ近づいてきた。
「横浜から各駅で来たんですか?」
見ての通りだよ。
「静岡に停車する新幹線の本数が意外と少なくて。まだ高崎の方が多いな」
「今日奥さんは?」
「家にいますよ」
「出る時何か言われなかったですか?」
「多少イヤミのひとつふたつ言っとったな。でも昨年言ったの。アナタは経理、私は立場上現場と関わりがあるんだから滅多にないにせよ、今回みたいなお誘いには極力行くからって。もう残り何年もないしね」
「いつもアタシたちの為に動いてくれてるから・・・」
それは私の仕事だから動いているだけなのだよ。
それからしばらくB子から、最近起きた事を愚痴混じりに聞かされるハメになった。河東(って今でも呼ぶんですか?)に住んでるB子は今日の午前中は遠州牧之原方面にある某現場勤務だったという。そこを上がって一旦家に帰ったものの、すぐ家を出てこの電車に乗り込んで来たと。移動がタイヘンだったとか。
「それって遠くない?」
「遠いですよっ。高速で片道1時間かかるんだから」
「運転気を付けてな。でも何でそうなったのさ?」
「〇子さんの欠員のせいですよっ」
「〇子が?」
〇子とは草の者7号のことなのだが。欠員?
極端に言えば三島か沼津に住むB子は遠州まで行って、また家に戻って、静岡市内に向かうというヘンな往復運動をさせられたとプンプン。
「〇子(草の者7号)が方が牧之原に近いじゃないか」
「そうなんですけどっ・・・」
「まてよ?じゃぁ河東の現場は、アナタが牧之原に行ったが為に1欠で営ったのか?」
「そうです。A子さんプンプンです」
やはり草7号は地元で評判がイマイチよくない。だがまてよ?7号は確か今日・・・自分んは思い当たるフシがあるのだがこの時は黙っていた。
「そのまんま静岡市内で遊んでりゃよかったのに」
「だってくるまだモン。飲めないじゃないですか。(家に)置いて来たんです」
「ああ、そういうことか」
しばらくしてから「あ、A子さんも乗ったそうです」
「この電車にか?」
「前の方の車両じゃないかな~。〇〇さん(私のこと)と一緒にいるって伝えますね」
B子はスマホをなぞってなからLINEかな。
「増結した車両にいるんだね。改札で会えるだろ」
静岡に向かう残りの駅の途中からC子他、今宵の参加者が続々乗って来たのがわかった。本数が少ないから同じ電車になるわけである。
「何で乗ってきたのがわかるわけ?」
「みんなLINEですよ」
「LINEか・・・」
「〇〇さん(私のこと)はLINEやらないんですか?」
「やらない。ライン打ちができないんで。メールだけ」
私はLINE否定派でしてね。公のメッセージの媒体としては如何なものなのかと思うところがあって。
「静岡駅改札で待ってますって」
「まてよ。今までアナタからあらかた聞いた話を今度は留守してたA子さん側からまた同じように聞かされるのかな?」
B子を遠州牧之原方面に持ってかれたが為に、残ったA子はC子ともうひとりの1欠で廻した。遠くに行かされたB子もタイヘンだが、留守してたA子はA子で憤懣がたまっているだろうと。
「聞いてあげてくださいねっ」
「言いたい気持ちはわからんでもないが」
同じ内容を別バージョンで聞かなきゃならないのか。
静岡駅に着いて改札を出る前に駅のWCに行った。何とアサガオが3つしかないので行列している。ホントに政令指定都市の駅かよここは。
それと車内でB子とも話したのだが私は横浜から来ている。延々乗り継いできた路線は同じ東海道線でもJR東日本とJR東海と2社跨いでいるので改札はSuicaで出れない。
別にウケを狙った訳ではないが、試しにSuicaをタッチしたら・・・
ピンポォン!!
やっぱりダメだった。
「何やってるんですかっ。さっき電車の中でSuicaで出れないって話したばかりなのに」(B子)
「いや、もしかして出れるかな~と思って」
実は知っててわざとやったんです。遠藤憲一さんじゃないが強面だけどヒョウキンで可愛いオジさんを演じただけ。
改札出た辺りに5人いた。静岡で最もかしましいキャラのA子が、
「お店の場所わかります?」
何故私に聞く?
私は県外の人だよ。地元の君らが私に聞くかっていうか道筋を調べてないんかい。
どうせそうだろうと思って私は事前に調べてある。
「私買いものに来ても帰る時の出口がわからなくなる人なんで」
「女性は殆どが方向オンチだからな」とでも言おうものならA子は眦吊り上げて怒りだしそうである。「地下道を通って呉服町の方へ行けば。地下道の先端を地上に出ればいい」
A子と並んで歩きながら、
「知ってるんですかこの辺り?」
「いつだったかこの辺りで飲んだことが」
まさか宮ヶ崎町にある廃屋酒場の名前を出すわけにいかないしさ。聞かれたら紺屋町の「多可能」を言おうと身構えたりもした。
「ひとりでですか?」
A子は質問が多い。
「ひとりに決まってんじゃん。他に誰と行くんだ?こっちに来て最初の頃にね」
連中には言ってないが、静岡市の廃屋酒場「紀尾井」古典酒場「多可能」「鹿島屋」廃業したBH、この界隈は幾つか知ってるので。地元でない私が先導して歩いている。

ここか。店は新しいが安普請な造りだったな。旧い空きテナントを改装しただけだな。
大丈夫だろうか。思いっきり不安が湧きあがってきた。
合計12人。当然ノミホである。
「〇〇さん、ひとり500円プラスするとドリンクがプレミアムコースになるんですけどどうします?」(A子)
ノーマルコースとプレミアムコースの違いがよくわからないまま「プレミアムにしようぜ」
金額多い方がドリンクの種類が多いだろうと思っただけである。Upした分は私が支払えばいいだけのこと。
「俺はノミホが嫌いだ。あれが酒場のレベルと飲む人間のマナーを落としている」という持論は言わないでおいて取り敢えずパンカ~イ。



まずは野菜スティックをチーズドレッシングにつけて食べる。
カルパッチョ。紀尾井の方が断然美味しいけど。
で、メインの平たい鍋が来た。

テレビで紹介されてたこともあるらしいが。
「これは何だ?」
若手の一人が「チーズタッカルビですねこれ」
「チーズタッ・・・何だって?」
舌が回らなかった。
「チーズカルビ?」
「タッカルビです」
中央に鶏肉と野菜炒め?その周りには、チーズ、黄色いのは玉子、何故かコーンと青物、そしてマッスルームとガーリックスライスのアヒージョが囲んでいる。
こんな皿、家ではまず無理だな。洗い難そうだ。でも店のHPと同じ写真だった。
初めて喰ったが肉野菜炒めのチョイ辛めかな。豚肉ではない。鶏肉です。でも鶏肉だけに中まで火が通ってるかどうか皆アヤしんで、誰も先に箸をつけようとしないのだ。
女王様のA子は若手に調理させてじーっと見ている。誰かが箸つけるのを待っているのです。誰かが先に箸をつけなきゃ焦げちゃうじゃないかこれ。仕方がないから私が先につけましたよ。
おっ、悪くないね。
味付けはコチュジャンだと思う。そんなに激辛くないし。
この店の〇〇ログ見たらタッカルビの評価も悪かったが、初めてTRYした私は〇〇ログで言うほど悪くなかったと思う。というか他でこういうのを知らないのだ。ブームなんですかこれ?家でキムチにスライスハムととろけるチーズを載せてオーブンで温めたりするがあれと同じような、ちょっと違うかな。どれもバカ美味はなかったがヒドくはなかったよ。
チーズタッカルビは韓国料理だそうですね。
タッってのは韓国語で鶏のことで、カルビや焼肉じゃなくて鶏のアバラ骨の周りに付いた肉だそうな。
料理としては鶏肉と野菜を鉄板で辛く炒めただけで、それにチーズと、玉子、アブラと刺激が欲しければアヒージョのアブラとガーリックリップを混ぜる。締めのご飯もそう。
ただ、何でコーンがあるのか意味不明だった。

世話焼きのB子は甲斐甲斐しく混ぜ混ぜオペレーションしている。A子は後輩たちに料理させて自分は出来上がるのを待っている。
「家でもそうやって料理するんだ?」
「しないですよっ」(B子)
鍋は私の真ん前にあるのです。私がやった方がいいのだが。
「自分がやろうか」
「いいですよ。自分がやります」
「俺が電子レンジ使えないから?」
「え?相変わらず使ってないんですか?そうじゃなくって、〇〇さん(私のこと)のようにエラい人にそんなことさせるわけにいかないじゃないですか」
「別にエラかないが」
「そんなことないですっ。あ、そうそう。エライ人って言えば、前の歓送迎会の時は本社のKさんとEさんが来たんですよ」
「KとEが?」
2人とも取締役です。Kはジャン妻に誤爆メールした男性ですよ。そのネタも出たけど割愛します。
「KとEを呼んだんだ?」
そしたらA子が目を剥いた。
「呼んでませんよっ!!呼んでもいないのに勝手に来たんだからっ!!」
「勝手に来たぁ?勝手に来れるものなのか。呼ばないのに何で来たのさ?誰かが開催するって情報流したんじゃないの?」
「社内接待交際費を申請したからですよ」
ああそれか。社では年に2回、ひとり3000円の福利厚生費が出るのです。私は北鎌倉の和食家で3000円の領収書を切ったはいいが金を支払うのを忘れて駅から戻ったあの3000円ですよ。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2018-03-17-2
「Kさん取締役だからそれに承認印を押す立場じゃないですか。そしたら自分らも参加するって言ってEさんと2人で来たんですよ」(A子)
「承認印押しといて自分も参加するってか」
ここでちょっと思ったのは、私は今日は自費で来ています。KとEは役員クラスなので移動費は会社経費で来たんじゃないかということ。だとしたらズッコしいヤツらだ。
「盛り下がっただろうな」
「アタシたちと席は離れてたんです。若い子たちの席にいたから」
それが気に入らないのかな。
「解散してから『ご挨拶が遅れました』ってアタシとB子さんに無理矢理握手してきたんですけど、あれってセクハラじゃね?」(A子)
「笑、それは彼なりに気を遣ったんだと思うよ」
私は内心と裏腹にそう擁護したが、そこで思ったのは、私より若い取締役のKとEが現場の飲み会に押し掛け参加して、ここに今いる連中からは「呼んでもいないのに勝手に来た」と言われてやがる。ここが重要。KやEより年長者の私は今いる連中から「よかったら来ませんか?」とお誘いを受けて来ているのです。「楽しみですね~」とも。
勝った!!
と思っていいよね。勝ち負けでなくとも、報われたと思って私は内心でニンマリした。ヘンな自信・過信が付きそうである。
勝者の余裕の反面、KとEを少しだけ気の毒に思った。
カセットコンロの残量が少なくなり火が消えかけたところでC子(2年前に私が面接した子)がメニューでパタパタ扇いでやがる。
「何をやってんだ?」
「火が消えそうで」
「炭火じゃないんだからそんなんしたって火が点くかよ」
「あ、そうですね。(恥)」
C子は恥ずかしそうに顔を赤らめた。店のスタッフ呼んでコンロを換えて貰った。普通の鍋と違って火加減が難しい鍋でもある。仕切ってあるすき焼き鍋といっていい。
「今日B子さん牧之原まで行かされたんですよ。〇〇さん(草の者7号)のせいで」(A子)
あ、始まったなさっきのネタが。
「さっき電車ん中でB子からあらかた聞いたよ」
「B子さん持ってかれてこっちタイヘンだったんですから」
やはりそういう展開になったか。この場に草の者7号は呼ばれていないので「いないから言っちゃいますけど」のように飛び交う7号の評判が悪い。さっきの電車内での話題が蒸し返された。B子が7号の代理で遠州牧之原方面に遠方勤務するハメになったのは、この日東京本社で7号他、10人いる草の者たちの正規部署での会議招集がかかったからある。
でもその会議は夕方から夜にかけて開催される。7号が遠州で午前勤務を終えてから上京しても充分間に合うのに、自分が楽をしようとして穴を開けたというのだから困ったもんだ。
「単なるシフト調整かな」
「かも知れないけど。事前に用意しなきゃならない資料があるとか言ってましたけどっ」(B子)
7号はズルいというのである。現場をUpしてからでも東京に行けるだろって。
「ウチには来ないのに。FAXやメールで指示命令ばかりでさ」(A子)
でもその指示FAXや指示メールは私が関与しているものじゃないぞ。
皆プンプンだった。困ったものである。
草たちって皆そうなのだろうか。私の知らないところで。
新入社員が大挙採用される4月を待たずして、温暖な静岡エリアに1名、20代後半の男性が異動、転勤配属されるのだが、ひとりの女性がキッと私にカオを向け、
「その男性、どんな方ですか?」
目がマジである。結婚願望が強い女性なのを知っている。
「一度だけ会ったよ。真面目でいい男だったよ」
そしたら目をキラキラさせているので私は慌てた。
「私が言う真面目でいいオトコってのは(自分の胸に手を当て)本社の者が現場の社員として見た観点でさ、服装とか言葉遣いとか挨拶とかそういう視点でだよっ」
そこで座は爆笑に包まれたが、私は「アナタの好みでなくても私のせいにしないでくださいね」そこまで言ってもハラスメントにならないのはその女性が結婚願望が強いのを皆知っているかららしい。

締めのご飯が出され、今度は私もやった。ご飯を混ぜ混ぜ・・・。
「あ、エライ人にそんなことさせて」
「エライ?私は偉かないさ。エラっそうにしているだけだよ」



だが何で最後のタイミングでフライドポテト山盛りが出るのか。何か暴力的だな。
最初に出すの忘れたんじゃないか。

「今日の店、何かで調べたの?」
「お昼休みに休憩室のTVで観たんです」
それだけかい。でもまぁかなり楽しかったのですよ。連中とヘンなイロがついてない関係なので新鮮だったし、過去のどんな飲み会よりも楽しかったのが正直なところ。
静岡の連中は東京本社と距離感があって社内情報が少なく、本社から受ける「情」が薄いんだろうね。私はそれに上手く乗っかったといっていい。東京本社の連中の中では、群馬もそうだが静岡の現場にも最もカオを出している方だし。
群馬と違って最初の頃の静岡出張は孤独だったが。
今はそんなことはない。2年半かかった。
「これに懲りずにまた来てください」(A子)
懲りちゃいないよ。来てよかった。呼んでくれてありがと。
別れ際に「来月いつ来ますか?笑」(A子)
さすがに帰りは在来線ではなく新幹線で帰りましたよ。


静岡の連中は私にとってアブない場所に点在している。
船山温泉に行く途中、富士川SAのETC出口のすぐ先にひとり。
これまた船山温泉に行く途中、芝川町というところに実家がある子がいる。
A子は船山温泉の車止めでバンパーを破壊した時に駆け込んだディーラーの隣町にいる。
C子は山本勘助の生誕地(訪問済み)近くだし。
B子は晴信、義元、氏康、3者が会談した善徳寺から1km圏内じゃないか。
駿河湾を望む蒲原城(訪城済み)近くの海沿いにもひとりいる。
静岡市葵区にもひとりいる。まさか紀尾井を知っちゃいないだろうな。
「アナタを包囲網だね」(ジャン妻)
アブネーッ!!
2018-04-03 06:38
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シゾーカで懇意にしている現場 [人間ドラマ]
グンマーからシゾーカに飛びます。
私の出張先は主に群馬と静岡です。(稀に新潟)行く理由は現地のマネージメントなので、行ったら行ったで様々な人間ドラマがあります。
群馬のネタが多いですが、静岡も月に1回は行っています。静岡に関与するようになったのは2015年からですが、3年を経過してさすがに地理感覚も覚え、現地の人間キャラにも大分慣れて来ました。
新東名の駿河湾沼津SAから。

静岡県は東京から行くと意外と遠い。静岡に停車する新幹線の本数も少ない。ホントに政令都市か。高崎より少ないね。
東西に長く広い県なうえにウチの現場は静岡市内から外れており、今日のネタの舞台である静岡県の東から西は遠州・浜松方面まで点在しているので県内での移動もタイヘンです。
ウチの社、さすがに伊豆に支店は無いです。
私は会社に「伊豆に出店するのは止めてくださいね。伊豆ってイメージはよくても遠いし渋滞するし。管理するのタイヘンですよ」と言ったことがある。
静岡エリアへくるまで行くには東名や新東名を走ります。だけどくるまの場合、往路は快適だけど、夕方に静岡を出ると帰路に神奈川に入ってから必ず渋滞する。
下手したら大井松田か秦野辺りから、厚木を経て横浜町田まで断続的に渋滞する。疲れるので最近はくるまは止めて電車で行くようになった。

昨年の中ごろから静岡のとある現場の社員たちが何でか知らんが私になびいてきた。
懐いてきたというか、なびいてきたんです。
その現場は河東にある。河東(カトウ)って今でもそう呼ぶんですか?今は呼ばない?まぁ富士市、沼津市、三島市辺りと思ってください。
そこには仮称でA子、B子、C子、3人女性がいて、リーダー格の女性をA子としておきます。A子の上長に男性がいていい人なのですが、女性3人に押されてるといっていい。
A子は私とひとまわり下かな。行って用事が済んでそこを出る際に必ずといっていいくらいに、
「今度いつ来ます?」
「来月は来れますか?」
行くのが決まると今度は「何時頃に来ますか?」
そう言われると、行かなきゃいけないのかな?と思った。どうも嫌われてはいないらしいなとも気づいた。だったら対応しようじゃないかって気になるものです。
そこには2015年に初めて顔を出したのですが、そこに関わる発端は現在もいるスタッフC子の新規雇用面接だった。
行ったら行ったで矢継ぎ早に質問攻めに遭うのです。「聞いていいですか?」から始まり、社の方針やら今後の展望やら、大きい質問から細かい枝葉の質問とかも。
「来月ウチに東京から応援に入る某社員ってどんな人ですか?」
「今度昇格した誰々ってどんな人ですか?」
「今年は静岡勤務希望の新卒っていますか?」
「こういう問い合わせは誰にすればいいですか?」
「私たちのことを本社の誰が評価してるんですか?」
他細々した内容が多い。私が知らなかったり答えられない内容もありますが、聞いてきた質問を逃げちゃダメなんです。その場で即座に回答するように努めた。
私が間違ったことを言って会社の決定事項と受け取られてもマズいので、回答する際には「あくまで自分の私見だよ」
質問が相談にUpすると「後で正式に連絡が来るかも知れないが、今はこうしたらいい」のように、言葉や言い方を選びながら極力その場で応えるようにした。そうするとA子、B子、C子他、相手の目のイロが変わるのです。自分らの質問や疑問に応えてくれるのウレシイみたいだ。
既に登場してましたね。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-08-14
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-09-05-1
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-11-03-3
これらは昨年の夏の記事で、その頃から休憩時間に一緒に昼ごはん食べながらQ&AのTALKを重ねてきたのです。
その代わり静岡のランチグルメネタが減ってしまったのですが。


これは道の駅で富士宮焼きそばが出店してたので、ソース味、塩味、2種類購入して持ち込んだのです。右がソース味で、左が塩味。
過去記事の如く電子レンジでの温め方がイマイチわからないので温めてもらいました。「電子レンジまだ使えないんですか?」を言われたような。
「焼きそば2つ多くないですか?」(A子)
「多いけど。前に富士宮でソースと塩のハーフ&ハーフを食べたことがあるけど。ハーフだと何だか中途半端で物足りなかったんだよな」
他の連中はお手製の弁当だったり。くるまで5分のとこにあるコンビニ弁当だったり。
「2つで多くないですか?」と言ったA子は「焼きそばは富士宮焼きそばに限る」と主張して譲らない。家でも作るそうである。
「〇〇さん富士宮焼きそばお好きですか?」
実は私あまり好きじゃないのね。麺は固くてゴムみたいだし、肉かと思えば油カスだし、削り節が多過ぎるし。食べてる周囲に粉が飛び散るし。
普通の屋台のソース焼きそばの方が好きなんだけど。できれば群馬の居酒屋のように具無し焼きそばがいいな。
だが東京から静岡に出張して来てそこの食文化を「嫌い」とか言っちゃぁ仲間に溶け込めないですよ。
「焼きそばなら何でも好きだよ。居酒屋でもあれば食べるし」
「居酒屋に焼きそばってあるんですか?」(A子)
「あったりなかったり。魚中心の居酒屋にはないよ」
「ひとりで飲みに行くんですよね?」(B子)
「そうだけど。何で知ってるんだ?」
「いつもひとりで泊まられてるから。藤枝でしょ?」
「どういう店で飲まれるんですか?」(A子かB子)
「暖簾がかかっている店」
それは都内の店のこと。焼津の「どんた久」や静岡市の廃屋酒場「紀尾井」とか具体的には言ってません。そこは内緒、秘密にしています。


質問の多いオンナA子があるとき私に言うには、
「この会社って転勤あるんですか?」(A子)
あるに決まっているじゃない。でもそうは言わないで平成24年の自分の群馬経験を話せばいいだけですから。
「転勤?ありますよ。自分1年群馬に転勤してたし」
すると「そうなんですか?」「何で転勤させられたんですか?」とくるんです。そう聞かれたからには多少はイロをつけて「上に逆らったからですよ。ペナルティでね」とは言ったね。これは半分ホントで半分ウソなのです。ペナルティを受けたのは群馬に行くもっと前です。
「何でそういうこと聞くの?転勤したいの?」
そう突っ込むとそこの上長が慌てふためくのですが。
「いえいえいえいえアタシは無理ですよっ。あるのかな~って聞いただけです」(A子B子)
「転勤ってのは会社都合による転勤と、女性社員が嫁いで旦那さんの都合で転勤する自己都合とあるんだけど。旦那さんの転勤先にうちの支店があればいいんだけどね」
「無かったら?」
「自己都合で退職になるだろうね」
次に聞かれたのが、
「降格ってあるんですか?」(A子)
何故そういうキワドいことを聞くかな。
「あるよ。私が実際そうだったし」
私は前述のように数年前に上に逆らって1階級落ちてるんです。A子はさすがに聞いちゃいけないことを聞いちゃったかな~というカオになっていた。
そしたら次に、
「昇格ってどうすればいいのですか?」(A子、B子)
昇格したいのではなく、社員等級をUpして収入を上げたいらしい。
「それにはプロフェショナルコースとマネージメントコースとあって・・・」と説明しなきゃならない。そんなの知らねぇよって言ったらダメです。
こうして受けていると質問の中には「え?そんなことも知らないの?」と驚くけど簡単な内容も多いたのだ。要は静岡の連中は会社や本社から発信する情報に疎く、情報や指示命令の裏が取れてないのがわかった。自分たちだけで判断した認識が正しいのか間違いがあるのかわからないらしい。会社のいろんなネタに飢えてるんですな。私はそこへつけいった。
昨年ぐらいからなびいて来たそこの連中が、いつだったか私が行く時に、
「何時頃来ます?」
いつもそう聞かれるんです。
「午後診の前だね。13時過ぎには入れるかな」
「だったらお弁当がありますよ」(A子かB子)
「弁当?」
メーカー主催の勉強会で取り寄せたが1個多く頼んじゃったらしい。「もったいないから食べてください」
私は地元のどっかのグルメ探訪をしたかったのだが、せっかくの好意を無にするのも何だし。弁当を廃棄するのもったいないし。
「いいんですか私なんかがいただいて。私がいただくことで誰かの分が減ったりしない?」
遠慮しかけたが結局ご相伴にあずかった。連中とテーブル席を囲んでランチ会になった。それがこの写真。

ところがですね。
こういう仕出し弁当って時間が経つと大抵美味しくないんですよ。冷めちゃってるからね。
まず肉がカタイな。パサパサしてる。冷えてるからか。
ふと皆の顔表情を見たらあまり美味しそうに食べてないのがわかった。
いろいろ詰めてあったが、ハッキリ言ってどのおかずを食べても殆ど美味しくなかったのよこの時は。
おかずの名前を連ねたお品書きもついて来たのですが。

しいたけのギリシャ風って何さ?何がギリシャ風なんだろう?
牛タンハンバーグ?牛タンなんか冷えたら固いだけですよ。
こんにゃくと白インゲン豆のブイヨン煮?
エビ入りポテトサラダ?五目焼きそばに入っている小さいシバエビが1尾でしたよ。
マスの竹炭パン粉揚げは単に真っ黒なだけ。
桜海老の出汁巻はまぁかろうじてエビの香がしたけど。
「どうですか?」(A子)
「う~ん・・・」
ここで「美味しいね~」とでもウソ言うと信頼無くすなと思ったのでハッキリ言いました。
「いただきもの、お裾分けでこういうこと言っちゃ悪いが、イマイチだなぁこれ」
そしたら男性の上長を除く三者女性が一斉に、
「ですよね!!」「ですよね!!」「ですよね!!」
我が意を得たりというか。不味いとまで言わなかったが、お惣菜のひとつひとつをどうこうあげつらい始めた。イマイチと最初に言い切った私自身が「これって温かければそれ也に美味しいのかな~」とフォローするハメになった。
「そうかもしれないですけど。何かひとつひとつがヘンですよね」(A子)
「店のその日のおススメを無理して詰め合わせ過ぎじゃないか。違う味どうしがくっついちゃってるし」
「このしいたけのどこがギリシャ風なんですかね」(C子)
「ギリシャに行ったってワカランだろうな」
3人の中でいちばんおとなしいC子までがそう言うようになった。でも味の違うもの同士が隣同士になって喧嘩になっちゃってるんです。
「どっから取り寄せたのさ?」
聞いたらこの仕出し弁当は静岡市の駿河区馬渕の「Cest La Vie」(セ・ラ・ヴィ、紀尾井さんご存じですか?)から取り寄せたものだという。場所を見たら静岡駅から海側で紀尾井さんと反対側だった。

「静岡市からここまで取り寄せたの?」
指定したのはメーカーの営業さんだそうだが。
「距離があり過ぎだよ」
「確かに遠いです。後でメーカーさんに感想を言わなきゃいけないんで。美味しくないって言っときますね」(A子)
「言ってもいいけど」
「東京から来た人がイマイチだって言ってたって」(B子)
「それって私のこと?私がマズイって言ったってことに?」
「お願いします。本社のエライさんが来てイマイチだったって言っときます」(C子)
「エライさんて私のことか?別にエラくない。エラそうにしてるだけ」
このランチ会で食べた後でまたまたいろいろ質問攻めになるわけでさ。
その後、もう1回仕出し弁当を取り寄せてまた誘われたのです。「またよかったら食べませんか?」と言われた。
前回のがあったので有難迷惑に思ったのですが、あまり期待しないでお昼に立ち寄ったら。。。


これはまぁ悪くは無かった。静岡市葵区馬場町にある「ローストビーフの店Don幸庵」から取り寄せたんだと。
この店は紀尾井さんご存じではないですか?宮ヶ崎商店街の近く浅間通りですよねこれ。


この日も質問責めに遭った。この日は困ってしまう内容だった。都内の某現場とモメたというか、カチンと来たんだって。
「何あの言い方は?ってなったんですよ」(A子)
「相手は何処さ?」
「相手はですねぇ」
聞いて驚いた。私が懇意にしているというか、このBlogにも登場した山女Uというクサレ縁女性だったのです。
「Uとモメたぁ?」
「Uさんていうんですか。あっちのミスなのに『そっちで修正すればいいじゃないですか』って一方的に言われたんですよ」(A子)
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-10-02
Uの現場から商品を移動したら、出した側の伝票個数と受けた側の実際の個数が違ってたんだって。それを「そっちで修正しといてください」なんだけど、その言い方がキツかったと。
「U(山女)がそんな言い方したの?」
「そうですよ。まぁその後でUさんのとこの若い店長さんで名前なんだっけかな?そうそう、Dさんだ。Dさんが『こちらのミスでした申し訳ございませんでした』って丁寧に言って来ましたけどっ」
その丁寧に言ってきたDという女性も登場しています。
「Uは現在〇休中だよ」
「そうなんですか。Dさんの方が声が若っぽかったから、あれ?なんでかな?って思ったんですよ」(B子)
「Dは最初はUの職制上の部下だったが、Uが〇休に入るのでDに権限を委譲したんだよね。ああそう、参ったな・・・」
「何がですか?」
「私はUとは10数年の仲で結構親しい方なのよ。何かあると君らじゃないけど必ず私んとこに苦情が・・・」
「苦情?アタシたちも?」(A子、B子)
「あ、いやいやいやいや訂正(慌てたけど実際言ってる内容は苦情じゃねぇか)Uは〇休に入ったからいまは出社してない。その後を引き継いだのがDで、私はDの披露宴にも呼ばれてるんだよね」
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-05-07-2
「そうだったんですか。Dさんトテモ丁寧なあいさつ文でしたよ。お若い方なんですよね」
「長になったとはいえ、まだ自分は若輩だと意識して低姿勢なんじゃないかな」
「でも何で〇〇さん(私のこと)が披露宴に呼ばれたんですか?誰と出席したんですか?」とまぁ質問の連射なのです。
ここで過去記事のDの披露宴に何故私なんかが呼ばれたかを説明したが今回は割愛させてください。新人時代のDと私が組んだことがあるのです。
問題はですね。私が過去から因縁のある山女Uと披露宴に呼んでくれたDと、信頼関係ができかけてきたこの静岡の現場がモメたのが困るのですよ。山女U、Dとそこにはもうひとり草の者8号までいるので、都内の私のシンパ3人が静岡で今一緒に弁当食べてるここの連中とモメちゃった。「もうあそことは関わり持ちたくない」とまで言い切られたからね。
ここは私がアタマ下げるしかないな。
「内容はわかった。ボタンの掛け違いかも知れないが。すまなかった。このとおり・・・」
アタマ下げましたよ。
連中はちょっと慌てた。
「あ、〇〇さんが謝ることはないですどうのこうの・・・」とは言ってたがね。
「UもDも私と関係長い連中だからさ。私から注意しようか?」
「いえいえいえいえそれには及びません」
また別の日。
この日に持参した昼食はどっかの施設の子たちが出店で販売していたこれだった。

「あ、富士宮焼きそばじゃない~」(A子)
「これはどっかの施設の子が出店出してたんだよ」
「そういうのありますよね」
「一生懸命声をからして売ってたからさ」
で、皆でモグモグ食べたこの日に交わした会話は今でも覚えています。静岡エリアを担当する事務リーダー、草の者7号への不満だった。
7号は現場に指導する側なのだが、どうも現場と相性が悪いのか、特にこの連中と合わないらしい。
私は草たちの正規の上司ではない。ある特定業務を委託していますがそこで指示するだけです。期日までにやってくれればいいので草たちの人物どうこうはあまり関係ないのである。
「また何があったのさ?」
昨年、静岡の各現場は社内監査であれこれ引っ掛かったのだが。その際7号が各現場を指導した時、
「〇〇さん(草7号)の言い方って上から目線で、これはできてますか?合ってますか?だけなんですよ」(A子)
「何がどうすれば正しいのか、これって合ってるのか間違ってるのかアタシたちはわからないんです。具体的な説明がないまま、こうすれば合ってる、このやり方は違ってるって。それだけじゃわかんない~」(B子)
わからない也にそこは考えて欲しいんだけどな。
もうここから先は誰が何を言ったかめんどくさいのでAもBもCもDも省略します。
「彼女って主任ですよね?」
「主任ってアタシたちより給料いいですよね?」
やっかみかこれ?
聞かれたことにはいちいち応えますが、待遇給与面の話題になると私は「勘弁して欲しい」と思う。私のことも「アイツはいい給料貰ってるんだから」とでも言っちゃいないだろな。
「会社が選んで抜擢したんだから多少は給与上乗せしたろうけど」と答えましたけどね。
7号は遠州の人間なのでここ河東まで遠い。
「こっちには滅多に来ません」
「これは間違い。これは合ってるも業務メールかFAXでしたよ」
こっち(東)の現場に来ようとしないクセに電話やメールでその言い方はなんなんだというのです。
こっちには来ないクセに・・・これが明日Upするネタでまた導火線に火を付けてしまうことになるのですが。
7号は身体が弱く、勤務実績を見てると頻繁に休む時がある。それを言って弁護しても「アタシたちだって身体が丈夫ってわけじゃないです」と言われた。
私は自分が懇意にしているこの河東の連中と、陰の配下である草の者7号が合わないのが気になっていた。
静岡県は東西に広いから気質の違いかと。それもあるがホントの理由がわかった。もう書いちゃいますが、静岡の現場はもと別会社で、数年前に前オーナー社長が私らの社に売却したのです。
前オーナー社長は超ワンマン。言うことは上位下達で絶対服従。各現場に来ると直立不動で最敬礼とまでは言わないが社員はピリピリしとったそうです。
7号は前オーナー時代にその社長の口利きで入ったという。お気に入り。社長が運転するくるまの助手席に乗っていたとか社長のカバンを持っていたとか。まぁ秘書のように振る舞っていたらしいんだな。本人はそのつもりはないのかも知れないが周りから見たらチヤホヤされてたように見えたという。だから「前社長にヒイキされていた」「上の者に媚びる」そういう視線で見られている。草7号本人は全くその気はないのにそれに尾ひれが付いて、他の社員より心持ち給与が高いらしいとか、明細を見たわけでもないのにそういう風に見られているんだと。
だが、7号の正規の上司に聞いた話で、
「確かに彼女(7号)は前社長に気に入られてました。当時は前社長の言うことは絶対で彼女も言われたとおりに動くしかなかったのです。でももう前社長もいないし会社も変わったので、彼女も昔のイメージで見ないで欲しいとこぼしていましたよ」
だが一旦そういう目で見られるとイメージを払拭するのってタイヘンなのだ。
実はその前社長、ウチの本社フロアの別部署にいます。
もう権限無いし、大勢に呑みこまれてポツンと座ってる。
私も一昨年、静岡の難件に手を焼いて相談したことがあるが腰が低かったですね。昔ワンマンだった片鱗はもうない。丸くなっていました。
ジャン妻が伊東甲子太郎の部署に行くと、そのもと社長さんとも接点ができるらしい。
静岡の連中とは1年住んだ群馬のように短期間でドーンと関係が急上昇したのではなく時間がかかった。
群馬ほどホットラインにはなっていませんが、静岡の社員と2年3年時間かけて関係を構築できたのは、草7号ともうひとり問題児がいて、その2名への前の社長のエコヒイキのせいで他社員の不満が今でも燻っていてそれが仲介媒体になったのです。要は自分の部下(陰だが)7号を踏み台にして関係を築いたようなところがある。
「それは違うんじゃないかなぁ」
ジャン妻はそう言ってくれるが。
7号は他の草たちのような可愛気が薄いし、やはり私から見ても「コイツ楽しようとしてるな」というのが見えるんだな。静岡は東西に広く長いから移動がタイヘンなのかも知れないが、それを「遠い」という理由で端っから動こうとしないところがある。明日Upするネタでもそう。
そうなると私の出番が増える。現場にしてみりゃ7号は地元の人なのに動こうとしないから「東京から〇〇さん(私のこと)がわざわざ来てくれてる」となるじゃないですか。「遠いのにすみません」が「次はいついつ来れますか?」の歓迎モードになり、そう言われると私も気分いいし、私もズルいところがあるのでそうやって自ら動いてたら自分のポイントが上がっちゃったんですよ。7号の怠慢とまで言わないがそれに便乗して関係を築いたようなものだ。
次にこれ。義理チョコ。
これは今年のものですが昨年も貰った。「今度いつ頃来ますか?」「2月のいついつかな」って会話した後で行ったら用意してあったの。

本社でソリの合わないオンナ他からバレンタイン義理チョコを配ってても「いらねぇ」「俺がそんな甘いモン喰うかよ。何年一緒に会社にいるんだ」と突っ返すのですが、ここでは素直に受け取った。
この時も言われたのが「いつもウチらの為に動いて下さってるから」
いやいや、私は自分の仕事で動いてるだけですよ。そう言ってる背景にはやはり動きの悪い草7号への不満があるんだな。7号がもうちょっと稼動力があれば私なんかが頻繁に来る必要もないのだ。
でもこのBlogは7号のBlogじゃない。私のBlogです。いつまで経ってもUpできないままお蔵入りするのはイヤだし、私は動くことで関係を築けたからこうしてUpしてるわけ。
上司はあまりいい顔をしない。「それって〇〇さん(私の事)自ら行かなきゃならないんですか?〇〇(草7号)に任せられないんですか?」って今でも言われてますがね。
次のこれは義理チョコではないが。1月年始に行ったらススメられたの。「食べてみてください」って。抹茶チョコです。

これはよ~く見ると表示されている数字が低い(パッケージ表示が薄い)ランクは甘さが勝り、数字が多くなってパッケージ表示が濃いほど味が緑茶並にシブくなるのです。
A子からからかい半分に濃いのを渡され口に入れたら超ド級のシブさで、
「なんだこれはぁ」
「ダメですか?やはりダメですか?」(嬉々とするA子)
「このシブさはチョコとは言えないんじゃないのか」
「甘いのお好きじゃなさそうだし」
甘さを抑えたブラックチョコレートとも違う。単にシブいだけなのです。このチョコの残骸がこないだまで休憩室に放りだしてありましたね。このチョコ、おそらくゴキブリも避けて通るんじゃないか。7段階に分けて甘さと渋さが逆転するこのチョコは好きな人は堪らなく好きになるらしいが、甘いものが苦手な私でもダメだったな。
その静岡の飲み会に呼ばれたんですよ。
「新年会やります。よかったら来ませんか?」
A、B、Cたちからご近所付き合いのように軽いノリで言われた。静岡は東西に広いので全員招集は無理だったようだが、この3人以外に8人ほど集合かけたんだって。
当然宴会コース料理ですが、これまで食べたことない料理に初トライした。

これはいったい何だ?
(続く。。。)
私の出張先は主に群馬と静岡です。(稀に新潟)行く理由は現地のマネージメントなので、行ったら行ったで様々な人間ドラマがあります。
群馬のネタが多いですが、静岡も月に1回は行っています。静岡に関与するようになったのは2015年からですが、3年を経過してさすがに地理感覚も覚え、現地の人間キャラにも大分慣れて来ました。
新東名の駿河湾沼津SAから。

静岡県は東京から行くと意外と遠い。静岡に停車する新幹線の本数も少ない。ホントに政令都市か。高崎より少ないね。
東西に長く広い県なうえにウチの現場は静岡市内から外れており、今日のネタの舞台である静岡県の東から西は遠州・浜松方面まで点在しているので県内での移動もタイヘンです。
ウチの社、さすがに伊豆に支店は無いです。
私は会社に「伊豆に出店するのは止めてくださいね。伊豆ってイメージはよくても遠いし渋滞するし。管理するのタイヘンですよ」と言ったことがある。
静岡エリアへくるまで行くには東名や新東名を走ります。だけどくるまの場合、往路は快適だけど、夕方に静岡を出ると帰路に神奈川に入ってから必ず渋滞する。
下手したら大井松田か秦野辺りから、厚木を経て横浜町田まで断続的に渋滞する。疲れるので最近はくるまは止めて電車で行くようになった。

昨年の中ごろから静岡のとある現場の社員たちが何でか知らんが私になびいてきた。
懐いてきたというか、なびいてきたんです。
その現場は河東にある。河東(カトウ)って今でもそう呼ぶんですか?今は呼ばない?まぁ富士市、沼津市、三島市辺りと思ってください。
そこには仮称でA子、B子、C子、3人女性がいて、リーダー格の女性をA子としておきます。A子の上長に男性がいていい人なのですが、女性3人に押されてるといっていい。
A子は私とひとまわり下かな。行って用事が済んでそこを出る際に必ずといっていいくらいに、
「今度いつ来ます?」
「来月は来れますか?」
行くのが決まると今度は「何時頃に来ますか?」
そう言われると、行かなきゃいけないのかな?と思った。どうも嫌われてはいないらしいなとも気づいた。だったら対応しようじゃないかって気になるものです。
そこには2015年に初めて顔を出したのですが、そこに関わる発端は現在もいるスタッフC子の新規雇用面接だった。
行ったら行ったで矢継ぎ早に質問攻めに遭うのです。「聞いていいですか?」から始まり、社の方針やら今後の展望やら、大きい質問から細かい枝葉の質問とかも。
「来月ウチに東京から応援に入る某社員ってどんな人ですか?」
「今度昇格した誰々ってどんな人ですか?」
「今年は静岡勤務希望の新卒っていますか?」
「こういう問い合わせは誰にすればいいですか?」
「私たちのことを本社の誰が評価してるんですか?」
他細々した内容が多い。私が知らなかったり答えられない内容もありますが、聞いてきた質問を逃げちゃダメなんです。その場で即座に回答するように努めた。
私が間違ったことを言って会社の決定事項と受け取られてもマズいので、回答する際には「あくまで自分の私見だよ」
質問が相談にUpすると「後で正式に連絡が来るかも知れないが、今はこうしたらいい」のように、言葉や言い方を選びながら極力その場で応えるようにした。そうするとA子、B子、C子他、相手の目のイロが変わるのです。自分らの質問や疑問に応えてくれるのウレシイみたいだ。
既に登場してましたね。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-08-14
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-09-05-1
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-11-03-3
これらは昨年の夏の記事で、その頃から休憩時間に一緒に昼ごはん食べながらQ&AのTALKを重ねてきたのです。
その代わり静岡のランチグルメネタが減ってしまったのですが。


これは道の駅で富士宮焼きそばが出店してたので、ソース味、塩味、2種類購入して持ち込んだのです。右がソース味で、左が塩味。
過去記事の如く電子レンジでの温め方がイマイチわからないので温めてもらいました。「電子レンジまだ使えないんですか?」を言われたような。
「焼きそば2つ多くないですか?」(A子)
「多いけど。前に富士宮でソースと塩のハーフ&ハーフを食べたことがあるけど。ハーフだと何だか中途半端で物足りなかったんだよな」
他の連中はお手製の弁当だったり。くるまで5分のとこにあるコンビニ弁当だったり。
「2つで多くないですか?」と言ったA子は「焼きそばは富士宮焼きそばに限る」と主張して譲らない。家でも作るそうである。
「〇〇さん富士宮焼きそばお好きですか?」
実は私あまり好きじゃないのね。麺は固くてゴムみたいだし、肉かと思えば油カスだし、削り節が多過ぎるし。食べてる周囲に粉が飛び散るし。
普通の屋台のソース焼きそばの方が好きなんだけど。できれば群馬の居酒屋のように具無し焼きそばがいいな。
だが東京から静岡に出張して来てそこの食文化を「嫌い」とか言っちゃぁ仲間に溶け込めないですよ。
「焼きそばなら何でも好きだよ。居酒屋でもあれば食べるし」
「居酒屋に焼きそばってあるんですか?」(A子)
「あったりなかったり。魚中心の居酒屋にはないよ」
「ひとりで飲みに行くんですよね?」(B子)
「そうだけど。何で知ってるんだ?」
「いつもひとりで泊まられてるから。藤枝でしょ?」
「どういう店で飲まれるんですか?」(A子かB子)
「暖簾がかかっている店」
それは都内の店のこと。焼津の「どんた久」や静岡市の廃屋酒場「紀尾井」とか具体的には言ってません。そこは内緒、秘密にしています。


質問の多いオンナA子があるとき私に言うには、
「この会社って転勤あるんですか?」(A子)
あるに決まっているじゃない。でもそうは言わないで平成24年の自分の群馬経験を話せばいいだけですから。
「転勤?ありますよ。自分1年群馬に転勤してたし」
すると「そうなんですか?」「何で転勤させられたんですか?」とくるんです。そう聞かれたからには多少はイロをつけて「上に逆らったからですよ。ペナルティでね」とは言ったね。これは半分ホントで半分ウソなのです。ペナルティを受けたのは群馬に行くもっと前です。
「何でそういうこと聞くの?転勤したいの?」
そう突っ込むとそこの上長が慌てふためくのですが。
「いえいえいえいえアタシは無理ですよっ。あるのかな~って聞いただけです」(A子B子)
「転勤ってのは会社都合による転勤と、女性社員が嫁いで旦那さんの都合で転勤する自己都合とあるんだけど。旦那さんの転勤先にうちの支店があればいいんだけどね」
「無かったら?」
「自己都合で退職になるだろうね」
次に聞かれたのが、
「降格ってあるんですか?」(A子)
何故そういうキワドいことを聞くかな。
「あるよ。私が実際そうだったし」
私は前述のように数年前に上に逆らって1階級落ちてるんです。A子はさすがに聞いちゃいけないことを聞いちゃったかな~というカオになっていた。
そしたら次に、
「昇格ってどうすればいいのですか?」(A子、B子)
昇格したいのではなく、社員等級をUpして収入を上げたいらしい。
「それにはプロフェショナルコースとマネージメントコースとあって・・・」と説明しなきゃならない。そんなの知らねぇよって言ったらダメです。
こうして受けていると質問の中には「え?そんなことも知らないの?」と驚くけど簡単な内容も多いたのだ。要は静岡の連中は会社や本社から発信する情報に疎く、情報や指示命令の裏が取れてないのがわかった。自分たちだけで判断した認識が正しいのか間違いがあるのかわからないらしい。会社のいろんなネタに飢えてるんですな。私はそこへつけいった。
昨年ぐらいからなびいて来たそこの連中が、いつだったか私が行く時に、
「何時頃来ます?」
いつもそう聞かれるんです。
「午後診の前だね。13時過ぎには入れるかな」
「だったらお弁当がありますよ」(A子かB子)
「弁当?」
メーカー主催の勉強会で取り寄せたが1個多く頼んじゃったらしい。「もったいないから食べてください」
私は地元のどっかのグルメ探訪をしたかったのだが、せっかくの好意を無にするのも何だし。弁当を廃棄するのもったいないし。
「いいんですか私なんかがいただいて。私がいただくことで誰かの分が減ったりしない?」
遠慮しかけたが結局ご相伴にあずかった。連中とテーブル席を囲んでランチ会になった。それがこの写真。

ところがですね。
こういう仕出し弁当って時間が経つと大抵美味しくないんですよ。冷めちゃってるからね。
まず肉がカタイな。パサパサしてる。冷えてるからか。
ふと皆の顔表情を見たらあまり美味しそうに食べてないのがわかった。
いろいろ詰めてあったが、ハッキリ言ってどのおかずを食べても殆ど美味しくなかったのよこの時は。
おかずの名前を連ねたお品書きもついて来たのですが。

しいたけのギリシャ風って何さ?何がギリシャ風なんだろう?
牛タンハンバーグ?牛タンなんか冷えたら固いだけですよ。
こんにゃくと白インゲン豆のブイヨン煮?
エビ入りポテトサラダ?五目焼きそばに入っている小さいシバエビが1尾でしたよ。
マスの竹炭パン粉揚げは単に真っ黒なだけ。
桜海老の出汁巻はまぁかろうじてエビの香がしたけど。
「どうですか?」(A子)
「う~ん・・・」
ここで「美味しいね~」とでもウソ言うと信頼無くすなと思ったのでハッキリ言いました。
「いただきもの、お裾分けでこういうこと言っちゃ悪いが、イマイチだなぁこれ」
そしたら男性の上長を除く三者女性が一斉に、
「ですよね!!」「ですよね!!」「ですよね!!」
我が意を得たりというか。不味いとまで言わなかったが、お惣菜のひとつひとつをどうこうあげつらい始めた。イマイチと最初に言い切った私自身が「これって温かければそれ也に美味しいのかな~」とフォローするハメになった。
「そうかもしれないですけど。何かひとつひとつがヘンですよね」(A子)
「店のその日のおススメを無理して詰め合わせ過ぎじゃないか。違う味どうしがくっついちゃってるし」
「このしいたけのどこがギリシャ風なんですかね」(C子)
「ギリシャに行ったってワカランだろうな」
3人の中でいちばんおとなしいC子までがそう言うようになった。でも味の違うもの同士が隣同士になって喧嘩になっちゃってるんです。
「どっから取り寄せたのさ?」
聞いたらこの仕出し弁当は静岡市の駿河区馬渕の「Cest La Vie」(セ・ラ・ヴィ、紀尾井さんご存じですか?)から取り寄せたものだという。場所を見たら静岡駅から海側で紀尾井さんと反対側だった。

「静岡市からここまで取り寄せたの?」
指定したのはメーカーの営業さんだそうだが。
「距離があり過ぎだよ」
「確かに遠いです。後でメーカーさんに感想を言わなきゃいけないんで。美味しくないって言っときますね」(A子)
「言ってもいいけど」
「東京から来た人がイマイチだって言ってたって」(B子)
「それって私のこと?私がマズイって言ったってことに?」
「お願いします。本社のエライさんが来てイマイチだったって言っときます」(C子)
「エライさんて私のことか?別にエラくない。エラそうにしてるだけ」
このランチ会で食べた後でまたまたいろいろ質問攻めになるわけでさ。
その後、もう1回仕出し弁当を取り寄せてまた誘われたのです。「またよかったら食べませんか?」と言われた。
前回のがあったので有難迷惑に思ったのですが、あまり期待しないでお昼に立ち寄ったら。。。


これはまぁ悪くは無かった。静岡市葵区馬場町にある「ローストビーフの店Don幸庵」から取り寄せたんだと。
この店は紀尾井さんご存じではないですか?宮ヶ崎商店街の近く浅間通りですよねこれ。


この日も質問責めに遭った。この日は困ってしまう内容だった。都内の某現場とモメたというか、カチンと来たんだって。
「何あの言い方は?ってなったんですよ」(A子)
「相手は何処さ?」
「相手はですねぇ」
聞いて驚いた。私が懇意にしているというか、このBlogにも登場した山女Uというクサレ縁女性だったのです。
「Uとモメたぁ?」
「Uさんていうんですか。あっちのミスなのに『そっちで修正すればいいじゃないですか』って一方的に言われたんですよ」(A子)
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-10-02
Uの現場から商品を移動したら、出した側の伝票個数と受けた側の実際の個数が違ってたんだって。それを「そっちで修正しといてください」なんだけど、その言い方がキツかったと。
「U(山女)がそんな言い方したの?」
「そうですよ。まぁその後でUさんのとこの若い店長さんで名前なんだっけかな?そうそう、Dさんだ。Dさんが『こちらのミスでした申し訳ございませんでした』って丁寧に言って来ましたけどっ」
その丁寧に言ってきたDという女性も登場しています。
「Uは現在〇休中だよ」
「そうなんですか。Dさんの方が声が若っぽかったから、あれ?なんでかな?って思ったんですよ」(B子)
「Dは最初はUの職制上の部下だったが、Uが〇休に入るのでDに権限を委譲したんだよね。ああそう、参ったな・・・」
「何がですか?」
「私はUとは10数年の仲で結構親しい方なのよ。何かあると君らじゃないけど必ず私んとこに苦情が・・・」
「苦情?アタシたちも?」(A子、B子)
「あ、いやいやいやいや訂正(慌てたけど実際言ってる内容は苦情じゃねぇか)Uは〇休に入ったからいまは出社してない。その後を引き継いだのがDで、私はDの披露宴にも呼ばれてるんだよね」
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-05-07-2
「そうだったんですか。Dさんトテモ丁寧なあいさつ文でしたよ。お若い方なんですよね」
「長になったとはいえ、まだ自分は若輩だと意識して低姿勢なんじゃないかな」
「でも何で〇〇さん(私のこと)が披露宴に呼ばれたんですか?誰と出席したんですか?」とまぁ質問の連射なのです。
ここで過去記事のDの披露宴に何故私なんかが呼ばれたかを説明したが今回は割愛させてください。新人時代のDと私が組んだことがあるのです。
問題はですね。私が過去から因縁のある山女Uと披露宴に呼んでくれたDと、信頼関係ができかけてきたこの静岡の現場がモメたのが困るのですよ。山女U、Dとそこにはもうひとり草の者8号までいるので、都内の私のシンパ3人が静岡で今一緒に弁当食べてるここの連中とモメちゃった。「もうあそことは関わり持ちたくない」とまで言い切られたからね。
ここは私がアタマ下げるしかないな。
「内容はわかった。ボタンの掛け違いかも知れないが。すまなかった。このとおり・・・」
アタマ下げましたよ。
連中はちょっと慌てた。
「あ、〇〇さんが謝ることはないですどうのこうの・・・」とは言ってたがね。
「UもDも私と関係長い連中だからさ。私から注意しようか?」
「いえいえいえいえそれには及びません」
また別の日。
この日に持参した昼食はどっかの施設の子たちが出店で販売していたこれだった。

「あ、富士宮焼きそばじゃない~」(A子)
「これはどっかの施設の子が出店出してたんだよ」
「そういうのありますよね」
「一生懸命声をからして売ってたからさ」
で、皆でモグモグ食べたこの日に交わした会話は今でも覚えています。静岡エリアを担当する事務リーダー、草の者7号への不満だった。
7号は現場に指導する側なのだが、どうも現場と相性が悪いのか、特にこの連中と合わないらしい。
私は草たちの正規の上司ではない。ある特定業務を委託していますがそこで指示するだけです。期日までにやってくれればいいので草たちの人物どうこうはあまり関係ないのである。
「また何があったのさ?」
昨年、静岡の各現場は社内監査であれこれ引っ掛かったのだが。その際7号が各現場を指導した時、
「〇〇さん(草7号)の言い方って上から目線で、これはできてますか?合ってますか?だけなんですよ」(A子)
「何がどうすれば正しいのか、これって合ってるのか間違ってるのかアタシたちはわからないんです。具体的な説明がないまま、こうすれば合ってる、このやり方は違ってるって。それだけじゃわかんない~」(B子)
わからない也にそこは考えて欲しいんだけどな。
もうここから先は誰が何を言ったかめんどくさいのでAもBもCもDも省略します。
「彼女って主任ですよね?」
「主任ってアタシたちより給料いいですよね?」
やっかみかこれ?
聞かれたことにはいちいち応えますが、待遇給与面の話題になると私は「勘弁して欲しい」と思う。私のことも「アイツはいい給料貰ってるんだから」とでも言っちゃいないだろな。
「会社が選んで抜擢したんだから多少は給与上乗せしたろうけど」と答えましたけどね。
7号は遠州の人間なのでここ河東まで遠い。
「こっちには滅多に来ません」
「これは間違い。これは合ってるも業務メールかFAXでしたよ」
こっち(東)の現場に来ようとしないクセに電話やメールでその言い方はなんなんだというのです。
こっちには来ないクセに・・・これが明日Upするネタでまた導火線に火を付けてしまうことになるのですが。
7号は身体が弱く、勤務実績を見てると頻繁に休む時がある。それを言って弁護しても「アタシたちだって身体が丈夫ってわけじゃないです」と言われた。
私は自分が懇意にしているこの河東の連中と、陰の配下である草の者7号が合わないのが気になっていた。
静岡県は東西に広いから気質の違いかと。それもあるがホントの理由がわかった。もう書いちゃいますが、静岡の現場はもと別会社で、数年前に前オーナー社長が私らの社に売却したのです。
前オーナー社長は超ワンマン。言うことは上位下達で絶対服従。各現場に来ると直立不動で最敬礼とまでは言わないが社員はピリピリしとったそうです。
7号は前オーナー時代にその社長の口利きで入ったという。お気に入り。社長が運転するくるまの助手席に乗っていたとか社長のカバンを持っていたとか。まぁ秘書のように振る舞っていたらしいんだな。本人はそのつもりはないのかも知れないが周りから見たらチヤホヤされてたように見えたという。だから「前社長にヒイキされていた」「上の者に媚びる」そういう視線で見られている。草7号本人は全くその気はないのにそれに尾ひれが付いて、他の社員より心持ち給与が高いらしいとか、明細を見たわけでもないのにそういう風に見られているんだと。
だが、7号の正規の上司に聞いた話で、
「確かに彼女(7号)は前社長に気に入られてました。当時は前社長の言うことは絶対で彼女も言われたとおりに動くしかなかったのです。でももう前社長もいないし会社も変わったので、彼女も昔のイメージで見ないで欲しいとこぼしていましたよ」
だが一旦そういう目で見られるとイメージを払拭するのってタイヘンなのだ。
実はその前社長、ウチの本社フロアの別部署にいます。
もう権限無いし、大勢に呑みこまれてポツンと座ってる。
私も一昨年、静岡の難件に手を焼いて相談したことがあるが腰が低かったですね。昔ワンマンだった片鱗はもうない。丸くなっていました。
ジャン妻が伊東甲子太郎の部署に行くと、そのもと社長さんとも接点ができるらしい。
静岡の連中とは1年住んだ群馬のように短期間でドーンと関係が急上昇したのではなく時間がかかった。
群馬ほどホットラインにはなっていませんが、静岡の社員と2年3年時間かけて関係を構築できたのは、草7号ともうひとり問題児がいて、その2名への前の社長のエコヒイキのせいで他社員の不満が今でも燻っていてそれが仲介媒体になったのです。要は自分の部下(陰だが)7号を踏み台にして関係を築いたようなところがある。
「それは違うんじゃないかなぁ」
ジャン妻はそう言ってくれるが。
7号は他の草たちのような可愛気が薄いし、やはり私から見ても「コイツ楽しようとしてるな」というのが見えるんだな。静岡は東西に広く長いから移動がタイヘンなのかも知れないが、それを「遠い」という理由で端っから動こうとしないところがある。明日Upするネタでもそう。
そうなると私の出番が増える。現場にしてみりゃ7号は地元の人なのに動こうとしないから「東京から〇〇さん(私のこと)がわざわざ来てくれてる」となるじゃないですか。「遠いのにすみません」が「次はいついつ来れますか?」の歓迎モードになり、そう言われると私も気分いいし、私もズルいところがあるのでそうやって自ら動いてたら自分のポイントが上がっちゃったんですよ。7号の怠慢とまで言わないがそれに便乗して関係を築いたようなものだ。
次にこれ。義理チョコ。
これは今年のものですが昨年も貰った。「今度いつ頃来ますか?」「2月のいついつかな」って会話した後で行ったら用意してあったの。

本社でソリの合わないオンナ他からバレンタイン義理チョコを配ってても「いらねぇ」「俺がそんな甘いモン喰うかよ。何年一緒に会社にいるんだ」と突っ返すのですが、ここでは素直に受け取った。
この時も言われたのが「いつもウチらの為に動いて下さってるから」
いやいや、私は自分の仕事で動いてるだけですよ。そう言ってる背景にはやはり動きの悪い草7号への不満があるんだな。7号がもうちょっと稼動力があれば私なんかが頻繁に来る必要もないのだ。
でもこのBlogは7号のBlogじゃない。私のBlogです。いつまで経ってもUpできないままお蔵入りするのはイヤだし、私は動くことで関係を築けたからこうしてUpしてるわけ。
上司はあまりいい顔をしない。「それって〇〇さん(私の事)自ら行かなきゃならないんですか?〇〇(草7号)に任せられないんですか?」って今でも言われてますがね。
次のこれは義理チョコではないが。1月年始に行ったらススメられたの。「食べてみてください」って。抹茶チョコです。

これはよ~く見ると表示されている数字が低い(パッケージ表示が薄い)ランクは甘さが勝り、数字が多くなってパッケージ表示が濃いほど味が緑茶並にシブくなるのです。
A子からからかい半分に濃いのを渡され口に入れたら超ド級のシブさで、
「なんだこれはぁ」
「ダメですか?やはりダメですか?」(嬉々とするA子)
「このシブさはチョコとは言えないんじゃないのか」
「甘いのお好きじゃなさそうだし」
甘さを抑えたブラックチョコレートとも違う。単にシブいだけなのです。このチョコの残骸がこないだまで休憩室に放りだしてありましたね。このチョコ、おそらくゴキブリも避けて通るんじゃないか。7段階に分けて甘さと渋さが逆転するこのチョコは好きな人は堪らなく好きになるらしいが、甘いものが苦手な私でもダメだったな。
その静岡の飲み会に呼ばれたんですよ。
「新年会やります。よかったら来ませんか?」
A、B、Cたちからご近所付き合いのように軽いノリで言われた。静岡は東西に広いので全員招集は無理だったようだが、この3人以外に8人ほど集合かけたんだって。
当然宴会コース料理ですが、これまで食べたことない料理に初トライした。

これはいったい何だ?
(続く。。。)
2018-04-02 06:08
コメント(4)
115系、両毛線、荷物室、新駅、きそば [鉄路と風景]

昭和カラーのこの車両が引退カウントダウン。
今年2018年3月末でJR東日本管内を走るこの電車は定期運行を終了した。
私がこの世に生を受けた昭和38年(1963年)にデビューしたので感慨無量です。
緑色とオレンジ、湘南カラーの色合いは、ミカンをイメージしていると聞き及ぶ。
首都圏から消えて久しく見なかったのですが、平成24年に群馬に転勤してきて再会、現役で走っていたが、ドア開閉が手動だったのに驚いたものです。
でも老朽化している。私も車両故障に立ち会ったことがある。渋川から高崎まで戻って安中に向かう途中、新前橋で乗り換えさせられ、高崎駅で安中へ折り返すところをまた降車させられた。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-08-29
この記事を読んだジャン妻は「ホントにこういう横柄な口を効いたの?」と私に詰め寄ったがホントにそうです。
定期運行終了でも、イベントで走らせることはあるのかな。地方私鉄の譲渡するとか。
先日前橋に行ったら車両基地に留置されていましたね。

9:37の両毛線に乗車したところ。
これで小山まで行くのです。小山着は11:23だったかな。
検索したら「上り新幹線で大宮まで戻って東北新幹線に乗り換えなさい」が表示されたが、私は、戻ってまた進んで、がイヤなのです。
お金の問題じゃないです。戻るのがイヤなの。
東海道新幹線でもそう。静岡出生の際に新横浜で戻って乗り換えるのがイヤで、いつも進行方向である小田原で乗り換えるのです。
ジャン妻は「そういうのは時間の無駄」と言う。でもイヤなものはイヤ。
だから大宮まで戻らないで両毛線で直行したのだがこれがまた時間のかかる路線で、いつまで経っても小山駅に着かないんだよね。車中ヒマでヒマで。

荷物室があった。
私は見るの3回めだが、割と頻繁に稼働しているのだろうか。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-06-20
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-08-07-2
何を運んでいるのか。新聞その他だと聞き及ぶ。
駅毎に職員が乗り込んでくる。ボタン押してドア開けて、自分とこの駅のずた袋を取り出して、閉じるボタンを押してからホームに下りていた。
職員は100%マスク着用でしたね。群馬だから花粉が凄いんだろう。私は「花粉症は現代人が罹るもので、私のような原始人は罹らない」と豪語して憚らないが、平成25年の初春に甘楽郡の国峰城に登って花粉症に罹った。
でも帰京して翌シーズンは平気だった。治ったらしい。
「花粉症って治るものなんですか?」(群馬の女性社員)
「東京で治ったって・・・(絶句)・・・悪い空気の方が合うんですか?」
どういう意味だ。
その子はいっつもマスクしている。私に言わせりゃマスク着用したまま上役の私と会話するのは非礼と思うのだよ。外しなさいって。
















荷物室の写真を静岡の現場に送信したら、船山温泉に向かう途中の芝川に実家がある社員いわく身延線にも荷物室が設けられたのを見たことがあるそうです。
このどれも同じような連続写真の途中でオカシなことに気付いた。
i-Phoneのシャッタースピードが遅くなり、連写ができなくなったのである。このせいで次の新駅を取り損なった。
いったんOffして再度Onしてみたりしたのだがもとに戻らない。
この現象は夜まで続いた。原因がわかったのは翌々日の朝。何のことはない。写真サイズをデカくしてしまったのである。連写の途中で触れてしまったらしい。
このオカシな現象をジャン妻に話したら「買い換えなさい10に」
現在はi-Phone10になっています。
ヒマな車中でまた妙なことに気付いた。
いつまで経っても小山駅に着かないので腰が痛くなり、立ちあがって伸ばしながら路線MAPを見てたら、

あしかがフラワーパーク駅?
新しい駅ができたんだ。でも足利駅で見たら次の駅表示は富田駅となっていたぞ。開業前らしい。
途中、建設中の駅を見ました。1面1線のホームだった。これは建設中のフラワーパーク駅を過ぎたところ。

あしかがフラワーパークという公園へのアクセス目的らしい。
栃木-毎日新聞サイトから。
「JR両毛線の新駅設置費用について同市が7割、JR東日本が3割の負担割合とする基本協定を結んだ。JR東日本が負担するのは、総事業費15億円のうち、駅舎建設費、JR東日本のICカード「Suica」による改札システムの改修費で、足利市側の負担は建設費5億3900万円、システム改修費2億1000万円、駅前広場整備費4億円と見込んでいる。・・・」
7割方市の負担といっていい。
僅か1面1線の駅なのに随分とお金がかかるのですね。この駅が出来るまでは富田駅から徒歩13分だそうですよ。


フラワーパーク、花には興味ないが、来園者数で採算が取れればいいね。
両毛線の新駅設置は平11年(1999年)の前橋大島駅以来だそうです。
今日開業です。誰か行く人います?
2時間グダグダしてようやく小山駅に着いたところ。
言っちゃ悪いが両毛線の乗車マナーはよくないね。混雑していないとはいえ1人で2人席を占拠するのはザラです。荷物を持って3人席を占拠しているバカもいたからね。


小山駅に着いたらようやく空腹を覚え、食欲が湧いてきた。実は前夜の深酒で遅く起床してアタマと胃が重いので、ルートインの朝食バイキは止めといたのです。
なので、宇都宮線下りホームにあるスタンド駅そば「きそば」へ直行!!





冬風を遮るものがない。椅子もない。天ぷらはヤワいし(一部カリッとしていたが、焦げの香りすらした)お蕎麦はやや伸び気味。おつゆは熱々とはいえない。ネギはやや多い。だがこれらが合わさることでムラがあるにせよ捨てがたい逸品に化ける不思議な駅そば。これぞ昭和の立ち食い蕎麦である。
食べてるうちにグチャグチャになりますが。
替玉もイキました。




日本そば屋で替玉のある店って他にあるか?それも駅スタンドで。
あ、ねぎだくなんてのがある。これも入れればよかった。

JR東日本殿、この店を潰してNREにしたら怒るよ。

小山駅から行政へ往復した地元タクシーは昼なのに何故かライトが点いていた。
「点いてるけどいいの?」
「あ、いいんです。会社の指示で。何でかわかりませんけど」
「ふぅ~ん」
しばし走ってたら、ナビが喋りだした。
「ソロソロニジカンニナリマス。キュウケイサレタライカガデショウカ」
「何か喋ってるけど」
「2時間毎に鳴るんですよ」
「でもナビが休憩ススメても会社は休みなさいなんて言わんでしょ」
「笑」
「最近のナビだと高速入って、速度に注意してください、って話し出すタイプがありますよ」
「へぇ。そんなん言うんですか」
「ナビうるさいって・・・」
「笑」
支払って領収書貰ってタクシーを下りながら、
「じゃぁ休憩してください」
「そうしますワ・・・笑」
引き返すタクシーのランプは回送になっていた。
2018-04-01 06:53
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