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着弾土塁! [隠れ郷土史]

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「浜町の蓮上院ていうお寺」
「れん、じょう、いん、さんですか」
タクシーの運ちゃんはナビを突っついてる。
「七枚橋の先ですかなぁ」
私は余所者ですよ。七枚だか八枚だかわからん。
まだナビを突っついている。
「ああ、新玉小学校の裏ですね」
新玉小学校?それだ。
「その裏でいいです」
そこも戦時中に空襲があって死者が出たんだ。私が今から見に行くものは、その煽りを喰らって一部が吹っ飛んだ形状になっているのです。
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寺までは殆どワンメーターでした。640円、1000円札1枚と40円渡した。
「すみませんねぇ、この辺りはお寺さんが多いもんで」
とか何とか言ってましたね。こちらこそワンメーターですみません。歩ける距離だったし。帰りは歩いたし。
モダンな本堂ですな。
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後ろでUターンするタクシーが境内の砂利を踏む音がした。その音を聞きながらお参りするフリだけした。お参りに来たわけではない。法事とかの打ち合わせでもないよ。私が探しているものはこの本堂の裏にある筈だが。
境内の一画に、ご住職の母屋らしき家が。
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母屋の後ろに草を刈って緑色の土手が見える。おそらくあれだろう。
寺の境内とはいえ民家の敷地内ともいえる。アヤしまれないように歩み寄った。
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立入禁止の表示がある。これがないと土塁上に登る輩がいるからだろう。
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この土塁、途中が窪んでいるように見えるが。どこの土塁でも頂部が平たくなくて、このようにウネったカタチをしているのは後世の壊変や自然の崩れだったりする。
だが、この蓮上院裏の窪んだ土塁は理由、いわれがあるのです。おそらく向こう側から見たら、その形状や、窪んだ辺りの理由が記されてある筈だ。
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ここから先へ踏みだすわけにはいかないので、いったん本堂前に戻って、本堂左脇の墓地の間を分け入って、フェンス越しに見てみる。
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土塁6墓地を廻って塀越しに2.jpg
土塁7墓地を廻って塀越しに3.jpg
土塁8墓地を廻って塀越しに4.jpg
手が届きそうだが、遠望するだけでガマンする。少しUpしてみる。
土塁9墓地を廻って塀越しに5ズーム1.jpg
土塁10墓地を廻って塀越しに6ズーム2.jpg
土塁11墓地を廻って塀越しに7ズーム3.jpg
やはり向こう側、住宅側に廻らなきゃいかんな。並んで立っている住宅の前には公道がある筈だから。
本堂に一礼して参道を戻り、
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大通りに出て左へ、途中、角を曲がって真っすぐきたところ。
ぐるっと歩いてその先は色町だったらしい.jpg
この住宅地の先に1軒のスナックがあった。こんな閑静な住宅地にスナック?と訝く思って後で調べたら、この先はかつて抹香町といって、小田原城下に4か所あった色町の跡だという。
遊郭ではなく私娼窟だったエリアで、高崎の柳川町のようなものか。(遊郭は公的なもので公娼、私娼は非公式なものです。表向きは料理屋の酌婦とかの扱い。)
関東大震災後の大正14年(1925年)、小田原警察が城下のハズレにあるゴミ捨て場だったこの辺りに移転させたという。一画に纏めた方が取り締まりやすいからです。
戦後には赤線になり、1958年に売春防止法が施行されることで赤線の時代は終わる。現在、抹香町という名前は無いが、この先へ踏み込むと、まだ面影が残ってるらしい。
でも今日はそれがテーマではないです。左折するとその先に町内会のゴミ出し場があって、そこからさっき寺の境内から見た土塁が伸びている。
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土塁22土塁の端は町内ゴミ出し場.jpg
土塁23伸びている.jpg
小田原城は二の丸総堀、三の丸総堀、総構え堀、三重に囲われた構造となっていた。今私がいる場所は総構えの堀のひとつで、これらが小田原城下町全体を取り囲んでいた。屋敷や寺もろとも囲んでいたのである。
私が歩いている下は水堀で、住宅を建てる為に暗渠にしたようである。
この土塁は、先ほど入った連上院という寺の裏にあるので連上院土塁と呼ばれ、新玉小学校に隣接している。
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解説板その1、天正18年(1590年)太閤秀吉の小田原攻めの際に築かれ、対陣したのは徳川家康だと。
だが、この土塁が残された見どころはこの先にあります。
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土塁の中央部に、何かで抉れたようなデカイ窪みが!
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太平洋戦争の終わりの頃、小田原空襲時で投下された爆弾が着弾、土塁が吹っ飛んだ跡!
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小田原空襲は太平洋戦争末期、昭和20年(1945年)7月17日、8月3日、5日、7日、13日、15日、7回に渡って城下町は空襲に見舞われた。
この土塁が爆弾で吹っ飛んだのは5回めの13日、当時は小田原市新玉国民学校といった現在の新玉小学校・・・(・・・運ちゃんが新玉小学校かなぁと自信なさげに口に出した学校・・・)・・・が爆撃を受けて校舎が倒壊し、教職員1人、用務員2人計3人が犠牲になった。そのとき小学校に隣接するこの土塁にも着弾したというもの。
米軍が攻撃目標としたのは、当時は軍需工場だった湯浅蓄電池製造小田原工場(現在の株式会社ジーエス・ユアサ・コーポレーション)、富士写真フィルム小田原工場らしいがその煽りを喰ったわけである。
学校に爆弾を落とす意味なんかないだろうに。余った爆弾を行きがけの駄賃とばかりに落としてったのではないか。
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土塁に沿って先まで歩いてみる。
右には家々が連なっている。いずれも新しい家だが、1軒だけ遊郭か料理屋時代の名残を留める家もあった。(撮ってません。)
土塁は新玉小学校の敷地にぶつかるところで終わっていた。
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では大通りに戻ろう。戻る途中で、さきほどのえぐれた場所をフェンス下のブロックに登ってフェンス越しに撮ってみた。
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土塁がカットされた先端部は石で補強されており、そこからも民家が連なっている。お婆さんがいたが、声はかけず、私に視線を向けることもなかった。
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最後のこれは蓮上院のすぐ隣に接する善照寺の墓地の奥に墓石が撤去された一画があって、そこから腕を伸ばして撮ったもの。
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あの土塁は小田原城攻城戦で小田原城下民を護ったかもしれないが、太平洋戦争末期の本土空襲時には住民を護れなかったのか。弓矢や銃の時代ではないし、敵弾は空から降ってきたのだからね。
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帰りは小田原駅まで歩いた。通りはシャッター商店街、裏の飲食店街は大手チェーン店ばかり。昼は悲惨な結果になったのですが。
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日帰り上州 すみれ炒飯 [普通に日記]

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東京駅、新幹線ホームに人はまばらです。コロナ禍で越境を控える傾向にあるところへ、震源地が福島県沖の地震のせいで東北新幹線は東京~那須塩原間の臨時ダイヤになり、本数が減っていた。
幸い上越新幹線は通常ダイヤだった。朝7:24発に乗って故郷、群馬へ。自由席車両もガラ空き。
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車内で開いた弁当がこれ。私にしては珍しく崎陽軒シウマイ弁当にしなかったのだ。売ってましたけどね。それを手にとったら温かかったから、朝の出来立てだろうけど、他のにした。
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結果、イマイチ失敗でした。
飯が冷たいのは仕方がないが、牛バラ肉は冷えて脂が固まり、エビフライは痩せっぽち、コロッケも何だこりゃってなもんです。皮肉の如く入っていたシウマイは皮が固い。肉団子だけ美味しかったという体たらく。
発車前に開封して食べ始め、上野駅に着くまでに平らげてしまった。
8:22、高崎駅に滑り込んだ。今日はそんなに寒くない。
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ただいまぐんまちゃん、でも今日は日帰りなんだ。午後には都内に戻らなくちゃならないのだよ。
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1月は故郷(群馬)に還れなかった。
コロナ禍で高崎の夜は壊滅状態らしい。片づけで高崎の旧部屋に戻った入ったショウ旦那(旅人の惑星)や、現地の店のレポを見る限りね。
群馬八幡の託児居酒屋も(日)(月)連休になってるし。
19時ラストオーダー20時閉店ならまだいい方で、Y知事がバラ撒いた給付金を申請してか、全く営業してない店舗も多いようだ。

(あまり政治の話はしたくないが、Y知事は1都4県知事の後追いにしか見えない。県民に協力を呼び掛けて給付金をバラ撒いてるだけ。
K知事は根性論、体育論、精神論、M知事は何歳になっても夕日の浜辺を涙して走ってるようなことしか言わないし、O知事がイチバンまともに見えるよ。)

1月後半、弊社現地支店の6年度営業許認可更新の連絡がきた。①申請、②立入検査、③6年めの変更事項等あって、不要不急ではなく急ぎの案件なので出向かなくてはならなくなったが、①の書類作成は現地の草の者15号にやらせた。
草15号は草たちのなかでいちばん若くて「あの子で大丈夫か」と危ぶまれたり「あの娘の指示、指導を受けなきゃならないのですか」という若干の抵抗感情もあるが、私の委託業務内容はそんな店舗感情は全く関係無いので、私から指示してやらせた。
次の②立入検査で、市から「いついつこの日の午前中に行きます」という一方的な連絡が来たのである。市はそういう意地悪?なことをするようになった。
午前中ということは朝9時に来る可能性もあるわけですよ。2名か3名で来るって。手強そうだ。
「しゃぁない。他にも出すものがあるから私も行くワ」
「来ていただけますか」
15号は喜んだが、
「市から午前中に来ますと言われた時、週明け月曜午前中は混みますと抵抗しなかったのか」
「しませんでした・・・」
オシが弱いなぁ。やっぱ若いな。ベテランの草1号、3号、5号、8号、新参だが14号18号はそれくらい言えるぞ。
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朝9時に高崎市内か。キツいな。
「前泊しないの?」(ジャン妻)
「前泊しても、店が営ってないんじゃなぁ」
5時半起床で朝8時半前に高崎に早入りしたんですよ。
市の職員さんは9時半に来ました。早いな。私は支店長を含めて有資格者4名に「立ち合い時には支店長はそっちに取られるから、実質3人で廻すしかないぞ」と言い含めたのですが、それほど混まなかったのは幸いだった。だが支店長がややおっちょこちょいなのと、私の指示を甘く見たたらしく、それさえやっとけばもっと短く済んだのに怠ったせいで、私がフォローするハメに。

1時間弱で全ての検査が終了して更新OKになったので、私はその場で職員さんに別の届を出したら、収受印の印鑑を持ってきてないから預かりますと言われた。
「これから次へ廻るので、12時前か、13時過ぎに窓口にお出でいただければお渡しします」と言われた。また一方的に日時を指定されたのです。仕方がないのでその場で預けて、しばらく支店で時間を潰して(そこの支店にはロクなお菓子がなかった)1時間に1本しかない群馬バスに乗って市中心部に引き返し、本町1丁目で下りて、雨の中を役所まで歩いた。

無事に受理された。さぁ慌ただしく帰京しなくては。
その前に絶メシ食堂の一翼を担うすみれ食堂、12時半前、
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先客2名、オムライスを喰っていた。オムライスなんてメニューに無いのがあったんだ。
例によってTVにはくだらないワイドショーが流れている。見ても面白くない。ワイドショーネタになるのはそのネタ当人の責任ではあるが、司会者やコメンテーターが同じ方向を向いてあーだこーだ、皆で非難しているようにしか見えない。付和雷同、迎合しているとしか思えない。取り上げられている側に下手に立って何か言ったら自身が火だるまになりかねないからだろう。
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チャーハンがキタ、今日の昼はこれだけです。朝の新幹線で弁当食ったからね。
味は可もなく不可も無くですが。
「今、スープ持ってきますね」(ママ)
普段はラーメン&チャーハンが多いので、チャーハンだけの単独スープとはどんなものか。
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何だか不気味なスープだな。灰汁かこれ?
すすってみたら醤油味ベースのラーメンスープともいえず、味噌汁のようでもあり、ヘン!
あ、でも悪くない。見た目は美しくないが、アクってコクを出すものだって、アクをとっておいて後で垂らすと旨味が出ますと書いてあったのはどっかの相撲部屋、ソップ炊きちゃんこ鍋だった。
そしたらママが小皿に肉を持ってきた。
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「何ですこれは?」
「すみませんお肉入れ忘れちゃって。これ、混ぜて食べてください」
「えっ(笑)」
この茹でた豚肉を今からチャーハンに載せるのか。混ぜるのか。意味あんのかなぁ。
別に忘れたままでもよかったんだけど。
「それ、絶対にネタになるでしょ」(夜、この写真を見たジャン妻)
閃いた。この豚肉、スープに入れてやれって。
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ご馳走さまでした。ママはすみれさんではありません。絶メシによると身内にも親戚にもすみれと名の付く女性はいないそうです。
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このアーケードの奥にある梅ふくさんが気になる。時短で閉めてるか、早い時間から開けてるか。
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佐藤さんも時短営業で予約客しか受け付けてないって。「ご予約お待ちしております」とは書いてあったがね。
その隣、前にCoCo壱さんだった空きテナントに、新進気鋭の麺屋が入っていた。
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七さんは休業中か。(土)(日)だけ早い時間から19時までだった。あのマスターは何も考えてなさそうだしな。
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ASLIさんも堂々休業中ですな。
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本町1丁目で下車しなければ、椿町に行ってうさこのCafe、椿食堂も見てみたかったのだが。

この記事をUpする前日26日、群馬県Y知事は伊勢崎市、大泉町の飲食店への時短要請を解除すると決めた。既に高崎、前橋、桐生、太田、館林、みどり、邑楽の7市町でも先行して解除済みです。昨年末から続けられてきた9市町の時短要請はこれですべて解除されることになった。

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かつてモツ屋だった居酒屋が宇都宮餃子の店になってたぞ。私は平成24年、この店でイヤイヤ上司の接待に付き合わされ、どっかの会社員が急性アル中になり、消防士の救急隊が来たのに出くわしたことがある。
https://funayama-shika.blog.ss-blog.jp/2012-12-12

高崎の街に下りて2番めに行った居酒屋は火事で焼けてしまったが、その跡地に新鋭の中華居酒屋ができていた。
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朝鮮飯店はいつも唯我独尊、我が道を行くって感じだね。客入ってたし。焼肉屋さんって今の時勢のような逆境に強いらしいですね。何故かな。
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またくるね。ぐんまちゃんだるまちゃん。
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帰京します。鏑川を渡る上信電鉄鉄橋を撮った後、寝落ちした。5:30起床で東京駅7:24だもの。眠いさ。
上野駅で目覚めたら首が痛かった。
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帰社して、上長のディクソンに
「朝7:24の新幹線、勤務開始時間7:30でもいい?」
「移動時間は勤務時間にならないんですよ~」
そうですか。ワカリマシタ。ディクソンは杓子定規で融通の利かない人なのです。早置きして直行して損した気分だ。
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味菜里の天井 [ラーメン]

ゴツッ!
鈍い音がした。
脳天から鼻、アゴまで突き抜けた。
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天井が低いんですよ。私の席だけ。
席指定でも追いやられたんじゃないです。この席を選んだのは私なんだけど。そこだけ低いのだ。上は階段か中2階か踊場なのかも。
交差点を横断して坂を上る飲食店街-1.jpg
ここは文京区役所シビックタワーの向いです。春日通が中央大学に向かう緩い坂に面してる都営後楽園アオアートの1階に数軒の飲食店が連なっています。
目立つのがこれ。
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こういう看板、店構えは、日本人ではなく大陸か半島か島から来た人が営っている中華料理店ですかね。別に日本で働いて頑張っている外国人さんに偏見はないですので。
博多ラーメンはあまり好きじゃないのだ。昨日の記事で一風堂に行ってますが、あれは急いでただけです。時節柄、例の話題もあったので取り上げただけでして。
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ラム豚骨で有名な店です。
「ラムって豚なのか?」
「羊よ。何言ってんの」(ジャン妻)
わざと言ったんですよ。羊ですね。羊と豚を併せたんだと思う。
チャーシューもラム肉なのかな。
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坂を上ってもうここから先はないなと振り返ってみた。どっかこの辺で決めないといけないな。
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振り向くとシビックタワー、首が凝るぐらい見上げると高い建物、文京区内の支店で急な欠員補充が出たので急いで届を出したとこなんだけど。
誰が休んだんだ?
その店の責任者だったのだ。女性です。一部を除いて本社の男性管理者の誰もがその女性をチヤホヤ持ち上げるので、少々図に乗っている感のある某マダムです。
一部を除いて?一部とは私ですよ。私はその女性は嫌いじゃないけど、過去に不快なことを4回そのマダムから言われたの。
その4回でいちばんイヤだったのは、
「〇〇さん(私のこと)は会社経費で地方も含めてあっちこっち行けていいですよね。ポイントたまるでしょ」(マダム)
支店で言われたの。他数人いるスタッフの前で言われたのよ。
「私はカード持ってないから貯まらないですよ」
そう言いましたが私は心中穏やかじゃなかった。私が会社経費でポイントを着服?してるように言われた気がした。
「何それ!ちゃんと言い返した?」(ジャン妻)
ジャン妻も烈火の如く怒りました。言い返したったって「カード持ってない。現金払いだよ」だけでその場を収めましたが、そのネタをソリ合わないオンナに話したら、
「いいじゃないですかそれくらい」
そう言われて、私はマダムよりソリにアタマに来たものです。言わなきゃよかったよ。
でもそのマダムは社内で一翼を担う人でもあり、外部への広告塔になっている人なので(だからチヤホヤ持ち上げる輩がいるのかな。)会社側の人間でもある私は本人の前では当たり障りない態度をとっています。他の3回もたいしたことじゃないので。それ以上の実害もないし。
そのマダム、2018年にイヤイヤ参加した支店の忘年会で私の隣だったことがある。私が彼女を指名したんじゃないですよ。マダムの隣しか空いてなかったからです。どうも女性に不人気らしいのだ。
拙Blogでは女王蜂というHNで登場しています。
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2017-08-15

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さてどうするか。仕方がない。坂を下って赤い看板、黄色いフォントの店の前でじーっとメニューボードを見た。
ラーメンに緑の葉っぱがたくさん載っている。
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この葉っぱはまさかパクチーじゃねぇだろうな。意を決して入りました。若いお婆さんが出てきた。
「いらっしゃいまぁせ」
やはり向こうの人だ。
黙って隣を指したから面食らった。この店、広いフロアを2つの部屋に分けてあったのです。私が案内されたのは右隣の大部屋です。入って振り返るとこんな感じです。
店内5ガラス窓で仕切られてる1.jpg
店内6ガラス窓で仕切られてる2.jpg
上大岡の串焼き屋みたいに入口が2か所あるわけじゃないけど、同じだけど別の店に入った気分ですね。内装は喫茶店みたいだ。
どうしてこんな間取りにしたのか。時勢柄、私は奥に追いやられたか。菌でも持ってそうな輩に見えたのかな。
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お茶を汲みにいったん戻ったお婆さんの隙にフロアを見直したら、団体さんの席の配置だね。今はこういうご時勢だから利用する優先度が低いのだろう。
で、奥の席に着いたら、自分のアタマが天井にぶつかったんです。
ゴツッ!
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メニューはこんな感じ、
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壁際にある箸は木とステンレスと2種類、韓国料理屋さんか焼肉屋さんみたいだなと思ってテーブルを見たら、ステンレスで四角く囲ってある。この蓋を開けたら焼肉コンロかバーナーでも現れるのだろうか。
だから部屋を分けてるのかもしれない。煙が出る部屋と出ない部屋に。
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あれ?先にチャーハンがキタぞ。
スープもついてきた。
「ざぁさいだいじょうぶ?」
「???」
ああ、搾菜(ザーサイ)ね。
「さぁびすでもってくるからね」
「それはどーもです」
マスクしてるし、よく聞き取れなかったのです。
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スープと搾菜が美味しい。
スープは塩味、溶き卵、少しだけ胡麻油、搾菜は甘味も。
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チャーハンは山に亀裂が走った豪快なルックスですが、全体的にまとまりが悪いです。だからクラックだらけなんですよ。
味薄です。チャーハンというより釜で炊いた混ぜご飯のようだったな。あまりゴテゴテと細かい具が入ってるのもジャマっ気だが、これは具が少な過ぎかな。
細切れチャーシューの辺りしかそれっぽい味がしないのだ。搾菜と塩味のスープをおかずにして代わる代わる食べてちょうどいい塩梅です。
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ラーメンも不思議な感じ、味でした。これも薄味です。醤油味のスープに水菜の微塵切りが異物のように浮いていうます。きざんだ長ネギも。
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他の具は大量のメンマ、チャーシュー1枚、麺は細くて黄色くて少し縮れた中華麺、木の箸にして正解かも。ステンレスの箸だとツルツル滑って食べ難いだろうな。
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この薄いスープの後で最初に出された塩スープを飲んだら今度が味が濃く感じた。それだけメインが薄味だってことですよ。
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もうひとりお客さんが来ていいトシした爺さん、肉野菜炒めに普通ライスだけど多くない?健啖に平らげておったよ。
広い店内、コロナの時勢下でお客が少ない、何だか寂しくもある。
でもゆったりしました。お腹一杯になりました。
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ゴツッ!
またやってしまった。会計しようと立ち上がったらアタマをぶつけたのだ。
2階立ての車両でもよくやるんですよ。もうすぐ完全に引退する新幹線MAXたにがわ、東海道線のグリーン車とかの2階でもね。
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さぁ某マダム、女王蜂の支店にカオを出さないといけないのだ。行ったら女王蜂はいなかった。急に休んだのは彼女だったのである。
留守を守る他のスタッフはいつもより明るくて活き活きしてる。ニコニコしてる。
女王蜂でも女王蟻でも女王が不在だとその巣は衰退するのだが、目の前では明るく盛り上がっていたものだよ。
2番手の若手女性がニコニコしながら私んとこに寄ってきたので書類の控を渡した。その若手はマダム女王蜂の下で修行を積んだ我慢強い子で、この春でまる3年になる。牛乳瓶の底みたいなメガネをかけている。
「何年になるん?」
「??」
「ここで何年になる?3年か?」
「ハイっ、3年になります」
「そうか・・・よう3年辛抱したな。エライぞ」
「ハイっ、ウルウルウル」
牛乳瓶メガネの奥で目が潤んでいた。「アタシなんかにも気にかけてくれる本社の人がいるんだ」の表情だった。
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やっこ [ラーメン]

本厚木駅に減速して滑り込む小田急線車窓から、例の蔦に絡まった旧い店が見えます。
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でも今日行く店はこの店でなない。こないだ相楽さんで食べてから水引にある厚木合同庁舎へトボトボ歩いている過程で見つけた店。
私が長年カオを出している合同庁舎へ至る道の裏、厚木市役所と公証役場の間にあった。
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これも旧い店ですが相楽さんのように蔦は絡まっていない。色あせて破れているテントにはラーメンショップとありますが、ロードサイドによくあるあの系列とは違うようだ。
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暖簾は赤くて目新しい。赤い暖簾に白いフォント、
店の名前は「やっこ」。。。??
メニューに冷奴、豆腐でもあるのかと思ったが、なかった。
ラーメン、塩ラーメン、ねぎラーメン、味噌ラーメン、特製ラーメン(辛口)、チャーシュゥメン、ねぎ味噌ラーメン、ねぎ味噌チャーシュウメン、この店の名物でもあるカレーライス、ライス、餃子、ビール中、各種大盛り、バター、メニューはかなり絞ってあって、餃子を除けば殆どスタンドメニューといっていい。
だけどいまどきラーメン450円っていう価格は凄いですね。駅そばでおまけのように出しているラーメンじゃないだろうな。
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やっこねぇ?私が知るやっこは奴、イヤな言い方すると奴婢、中間の奴だったら参勤交代の時に雇われる半纏を着たあれかな。
遊女や芸者を〇〇奴というが。この界隈が花街だったという話はあるのだろうかと思って調べたら、本厚木界隈にはかつて花街があったらしいです。相模川を渡り船で渡した頃の大山参りの盛況に伴って町が形成された。渡船を上って宿場に入るとそこには茶屋、今でいう料亭が並んでいたという。
蔦が絡んだ相楽さんを見つけた日、私は中央通りを相模大橋手前までトボトボ歩いています。そのときに総合福祉センター交差点を渡っていますが、あの辺りから北、寿町までの一帯にかつてあったそうです。
この店の「やっこ」どういう店名の由来なのか。やっこという名前からして花柳街に関係あるのかなと思ったりしたが、厚木の花柳街は先に述べた中央通りから北の相模川近くにあったので、ここまでだとかなり広範囲になるので違う気がする。高崎柳川町の記事で述べましたが、花柳街は取り締まる為になるべく一画に纏めるものなのです。このやっこはその界隈から離れているんですよ。
その跡地、どうなってるか見に行ってもいいけど。さて、この店、営業開始時間がわからないところがあって、
こういう店は11:30開店と相場が決まっているのだが。この日、11時に前を通ったら開いてたので、すかさず飛び込んでしまった。
ラーメンと並んでチャーハンはないけど、この店はラーメンとカレーがウリです。それだけだからオペレーションが楽と言ったら失礼だが、お婆ちゃんがひとりで営っていましたよ。
お婆ちゃんったって腰が曲がって杖ついたヨボヨボのお婆ちゃんじゃないですよ。かくしゃくとしていて、それ以上に元気のいいお婆ちゃんで。
「いらっしゃぁい、寒いのに外でタイヘンだねぇ」
胸にグッと来たよ。この界隈は日陰だし、丹沢おろしが吹いて寒いんだ。
「ラーメン、カレーライス」
「麺の固さは?固め?普通?」
「では固めでお願いします」
「カレー、半分ありますよ」
「いや、普通サイズでお願いします」
何故かこちらは「お願いします」口調になってしまった。お婆ちゃんから発する凛としたものがあったのです。
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広くはないです。殆どカウンターだけの店内で、背後にテーブル席が1卓だけあった。
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冷水器はセルフで、何とウーロン茶が出てくるのです。
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背後の頭上にTVがあった。何の番組かわからないが音だけ聞こえる。このTVは置いてある場所からして客が見るTVではなく、厨房のお婆ちゃんしか見えないと思う。
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マンガも少しある。この程度の冊数ならなくてもいいかもね。
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頭上にメニューがある。かなり絞ってあります。炒めるとかそういうのは無いみたいだ。それだけラーメン、カレーに自信があるのだろうか。
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固めんなのですぐにできあがった。いいルックスですね。
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おおっ!これは美味しいですね!
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固めの麺がナイアガラ状態です。
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青物、小松菜かな。テラテラ光ってます。水で戻したフニャフニャワカメなんかでお茶を濁すことなく、しっかりした青物ですよ。
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メンマ、まぁこれは普通ですけど。
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チャーシュー、箸で摘まめましたが、下ろしてスープに浸したらホロホロに崩れました。このクラスの値段でこんなに柔らかいチャーシューが出てくるとは驚愕ものです。
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スープには刻みネギがたくさん。
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素晴らしい!この値段で相当頑張っていますよ。
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お婆ちゃんがご飯をよそっているところ。
「福神漬、食べれます?」
「ハイ、もちろん」
出されたカレーがこれ。
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白いご飯がカレー専門店によくあるように形作ってあって、白いご飯の麓からお皿の端に至るまで、カレールゥが溶岩のようにお皿の全面を埋め尽くしていた。
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具はタマネギ、ニンジン、ジャガイモ、豚肉、
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トテモ美味しいカレーライスですね。どっかのカレーチェーンのようにビシャビシャじゃないです。粘度も強いです。味も薄くない。しっかりした家庭の味です。駅スタンドのようにしょっぱくもない。
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ルゥが足りなくなることもない、むしろ多いくらいだ。
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福神漬けがこんなに大量に。いいんですか?
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これで450円とは驚きの価格である。
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ペロッと完食.jpg
ご馳走さまでした。外観に似合わず侮れない店をまた見つけたよ。
「ラーメン450円、カレー450円、合計900円になりますっ」
私は1000円札1枚渡した。
「ハイッ、100円のお釣りになりますっ。ありがとうございましたっ。寒いなかお疲れですね」
いやぁ美味しかったぁ。この店。あの蔦の絡んだ相楽さん同様に全く知らなかった。この店の反対側にあるメインのバス通りはこれまで数えきれないくらいに通っていたのに。これまでの数年間を返してくれって誰かに対して思ったよ。
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塩ラーメンが気になるけど再訪がまだないのです。
明日、もう1譚ラーメン記事をUpしますが、明日の記事は人間ドラマというか、私のブツクサを吐き出す記事に沿える挿入写真でしかない。
今、何故か私はラーメンを食べたい気が湧かないのです。最後に食べたのは2月4日、それ以降は食べてません。
別に具合が悪いとかそういうのではないですよ。ただ何となく。
どうも華や、相楽、そしてこの店やっこ、で燃え尽きちゃった症候群ぽいんだよね。
「そういうときは無理して食べないの」(ジャン妻)
「・・・」
「ちゃんとした定食を食べなさい」
「・・・」
ただ、ラーメンを避けるとランチの選択肢の枠がかなり狭まるんだよねぇ。
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相楽 [ラーメン]

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昨日に続いて。蔦が絡まったこの店は、相模川橋梁を渡って、本厚木駅に減速して滑り込む小田急線から丸見えだった。
小田急線は高架なのですが、車窓から見た店とその一画は、そこだけ駐輪場と併せて荒廃した空き地にポツンと取り残された廃物件にしか見えなかった。乗客の目に留まっても、まさかこの店で出すラーメンが美味しいなんて知らないだろう。
隣接する駐輪場はこの春には閉鎖される。店の今後も気になるところではある。
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11時ジャスト、引き戸がボロくて重たい。引き戸のレールに丹沢から下りる西風で吹き付けられた砂が絡んでないか。ギギギッと引き戸が外れそうな鈍い音がした。
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私が一番乗りと思いきや、バスロータリー側のカウンター席に神奈川中央交通バス運ちゃんが2人いた。発車前に先に腹ごしらえを済ませるのだろう。バス運ちゃんのご用達の店でもあるようです。
バスロータリーを回転しながら走るバスは意外に運転が乱暴で、こちらが横断歩道で躊躇すると、強引に回転して走ろうとするから要注意だよ。
私もロータリー側のカウンター席にした。釣り漫画や料理漫画がたくさん並んでいた。店ん中に漫画を置くと客が長っ尻になりますよ。
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椅子が高いです。ビアノの前に置く椅子の高いやつみたいだ。短い足がブランブランして床に届かない。
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メニュー載せます。
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壁にこんな新作?があった。あまり美味しそうに見えないな。
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いつものオバちゃんにオーダー入れる際に、メニュー見ないで「カレーセットこってり」と言いました。
テレビにはこの時間帯お決まりのワイドショー番組、この時は自公の議員さんがイタ飯から銀座のクラブを梯子、議員宿舎に戻ったのが11時というあれでした。あの後、何人か夜出歩いたのがバレて離党していますね。バンキシャが張ってるんでしょう。
N大臣氏は昨日23日、飲食店営業時間短縮の「命令」も視野に対応を検討すると表明されたが、命令に切り替えてもまたそんなのがスッパ抜かれたら・・・。
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何をするでもなく待ってたら妙に寒いのに気がついた。前の窓が半開きに開いていた。換気の為とはいえ寒い。ガタガタ震えがきた。丹沢から吹く西風が強いのだ。
寒くて薄暗い店内である。外は晴れ渡っているというのに。
西から射し込む陽射しが眩しい。
目を逸らしたら、風格ある柱時計が。
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昭和、平成、令和の現在まで時を刻みながら、店内の常連客を見てきた古時計、その動きが止まる日もそう遠くない気がする。
先客の運ちゃん2人は会話で間が持つからいいけど、ひとり待つ私は退屈と寒さにたまりかねて漫画を手にとってしまった。高校時代に見たマンガがあった。
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原作・雁屋哲、作画、池上遼一、彼らの出世作である「男組」も見たけど、男大空は男組より明るく軽いタッチになっている。
主人公は祭俵太、鬼堂凱、
七人委員会の登場シーンを捲ってみたところ。
海主莫郎、幾代、姫川幽児、天谷金也、 角剣十一、 蜂取宗助、木勢川忠、
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懐かしいけどそこだけ見て戻した。
隣の神奈川中央交通の運ちゃんたちにラーメン&チャーハン、ラーメン&玉子丼が来たのを見て気づいたことが。
この店のセットはお盆、トレイで提供されるのですよ。フロアの動線が長いので、ママが1回でひとり分のセットを厨房から運ぶ為のお盆載せらしい。
私がいるカウンターは壁から手前までが短いのだ。出窓みたいだ。前に置いてある調味料と箸箱がその幅を更に短くしてる。隣の運ちゃんのセットのお盆トレイの大きさを見るに、この幅だとはみ出すと見た。
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すぐ置けるように左にずらしました。これなら手前にはみ出さずに収まるだろう。
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ここまで準備万端しておきながら、空いた窓から風が入ってくるのに気をとられてママが運んできたのに気が付かず。
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昨日記事と同じです。前回同様に美味しいです。背脂が浮いて甘味がする。
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しかしデカいレンゲだな。丼と比べてみると丼の直径を超えてるぞ。
レンゲはデカいうえに丸みを帯びて膨らんでいる。丼は浅くスープも少ないので、すくう度にレンゲの丸い部分が丼の底をこすってカンカン音が響くのだ。広い店内、高い天井に反響した。
それはもうこれ以上スープを飲むなということかな。
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カレーはタマネギがベースの甘口、レトルトではないような気がした。
ラーメンのレンゲはデカイけど、カレーのスプーンは小匙なんですよ。
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食べ終わり、お盆を右にずらし、調味料と箸箱をもとに戻します。立ち上がり高椅子から床に下りて自分でも何でかわからないが、空いた丼と皿が載ったお盆、トレイをレジにいるママのとこまで持ってって手渡ししました。
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店を振り替える。春までは営るだろう。その先はわからない。
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11時35分だった。水引にある合同庁舎に12時までに行かないと。裏の路地を西に向かって歩いてる途中で気になる店を見つけた。
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ラーメンが450円?
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相楽 [ラーメン]

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1月の紀行記です。厚木合同庁舎を10:50分頃に出たが、今日は11:00にOPENするこの店の気分じゃなかった。
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行けばいつものようにオバちゃんたちの漫才が見れるだろうけど(味は二の次?)あまり笑いたくない気分だった。本社で自分だけ抗原検査を受けさせられたお陰でね。曇り空なのもあってやや気分が塞いでいます。
脳裏に浮かんだのは、厚木バスロータリーに面した蔦に絡まれた旧い店、隣接する駐輪場の掲示だと、今年の春には店も危ういのではないか。
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だがここから歩くと遠い。本厚木駅から東まで歩かなくてはならない。
初回訪問時は陽気が暖かだったが今日は曇り空で寒い。風もやや強いし。
閃いた!庁舎前バス停があったな。途中まで渋滞しがちだけど本数は多い。そのバスは本厚木駅前からひとつ先のバスセンターが終点なので、あの蔦が絡んだ店に最も近い。
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折よく本厚木駅方面へのバスがやってきたので後部扉から飛び乗った。バスの行先表示は厚木バスセンター、殆どの乗客が小田急本厚木駅前で下りるし、私もバス利用の際はそこで下りてますが、今日はひとつ先の終点、厚木バスセンターまで。
それまで満員だったバス車内は私と老夫婦2人だけになった。
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バスセンターを左折すると、右手に蔦の絡んだ廃屋のような店が見える。
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ご覧のように駐輪場と接しています。背後上空の曇り空とボロい外観がマッチして余計に重々しく寒々しく見えます。
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電光看板が点いてない。電気が無駄でもこれさえ点いていればまだ入りやすいのに。でも自販機には営業中の札が出ていた。
引き戸は重たく多少の力が要ります。引き戸のレールや溝や滑車に油なんか長年さしてないだろう。力任せに引いたら外れそうな引き戸だ。
「いらぁっしゃぁい」
奥行があるので、厨房から大きい声が返ってきた。ズイズイ歩いて前と同じように奥にあるカウンターなのか半テーブルなのか、備品置き場なのかわからない3人席に座った。
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クリアケースに入ったメニューが気持ち曲がっている。こないだの私みたいに誰か力づくで引き剥がしたがちゃんともとに戻さなかったのだろう。
「今日はこれね」
半親子丼のセット、蕎麦屋じゃあるまいし、ラーメンに親子丼ってのは珍しい組み合わせだ。
「ラーメンのスープは何にしましょ?」
「少しこってり」
「こってり」
「うん」
おそらく背脂がチャッチャと振ってあるんだと思う。少しと言ったが通じなかった。マスクしてっからだ。
「それと餃子3個」
別に1個80円の餃子は注文が3個からとなっているのです。
「ニンニクあり?無し?」
「アリ」
にしちゃったんですよ。私は職掌の中に人と会うのも含まれてるので昼に餃子は避けているのですが、このご時勢でマスクしてるからいいかなって。
「お時間は?」
「大丈夫」
おそらく焼き時間を考慮して聞いてくれたんだと思うけど、私を隣接るす神奈中バスの運転手とでも思ったのかな。
厨房から餃子を焼く鉄板をゴリゴリ擦る音が聞こえた。火が入ったに違いない。
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慣れてきたのでメニューを細かく見てみます。
今日のオーダーは左ですが、カレーライス(小)セット、おそらくこのカレーはパッケージのレトルトだなと勘繰ってみる。もし次回があればこれにします。
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チャーハンと半ラーメン?前回、チャーハンとラーメンを食べてるし、ハーフのラーメンってのはレギュラーサイズのラーメンに比べて味気ないものです。
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半チャーハンセット、これも前回のチャーハンとラーメン1010円に含まれますね。次に餃子定食5ヶ、この餃子5ヶですかね。6ヶが羽根でくっついてるように見えるが。
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餃子セット、餃子とチャーハン、いずれも大4ヶとなってますが、写真には5ヶ写ってますけど?
で、この餃子は定食のように羽根つきになっていません。
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いなり寿司セット、ラーメンといなり寿司が2個だって。
同じようにおにぎりセット、ラーメンとお握り2個、これらのいなり寿司やお握りはどっか別から仕入れたのか、まさか手作りかな。
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セットメニューの裏を見たら一部が黒く塗りつぶされてる。何が表示されてたんだろう。
右のお好み酒肴で、野菜炒めらしきものが斜め黒く消してあった。豚生姜焼があるけど定食にはなってない。この店は炒めもの系の定食類はない。さっきの餃子&ご飯も定食ではなくセットの位置づけになっている。
だけどこのメニュー、下地がくすんだオレンジ、黒いフォントで書かれているセンスの悪さ。見難いですよね。ただでさえ店内が暗いのにメニューを見て目を離すと店内が余計に暗く感じる。
メニューを戻した。
厨房から玉子を溶く音が聞こえる。
女将さんがご飯を碗によそっている。
こちはメニューを見飽きたので、これから持ち帰る書類をチェックする。この席はカウンターでもありテーブル席のようでもあるので作業しやすい。

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それにも飽いた頃、女将さんが持ってきた。
「餃子もう少々お待ちください」
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ああ、美味しいね。
こないだのあっさりも昔風で美味かったけど、こってりは甘味がありますね。
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美味しいです。店の外観や内観で侮ってましたがレベル高いです。
ヤバイぞ。レンゲが止まらなくなりうそうだ。
このレンゲ、デカくて重たいいのですよ。長さが丼の端から端まであるからね。スープをすくう度にカッチャコンカッチャコン小さくない音がフロアに響くのだ。もう少し軽い小さいレンゲでいいかもね。
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親子丼は蕎麦屋ほどではないですな。鶏胸肉と玉子を除けたら殆どは白いご飯で、薄っすらと気持ちだけ汁が染みてるけど底の方まで届いてなかった。
なか卯の親子丼の方が遥かに美味しいよツユダクで。
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だけど餃子は羽根付きではないか!
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「こんなボロい店で餃子が羽根付きなんだよ」
「羽根つき餃子なんてのは、片栗粉か小麦粉で薄っすらと貼れば家でもできるわよ。店で出すようにキレイにはできないけど」(ジャン妻)
餃子は具がギッシリ、シャキシャキした食感は少なくない量のニンニクだな。まぁ3個だからいいか。
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お客さんは私の滞在時間は3人だけだった。これから混むのかな。
会計時に聞いてみたのだ。
「隣の駐輪場、なくなっちゃったらこの店どーなるの?」
「ああ、でも駅の南の方にありますよ」
私は店のフロアを指した。そうじゃないっつの。
「いや、このお店よ」
「さぁ、それはわかんないですねぇ」
ガードが固いな。なるようにしかならないわよってことか。
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ご馳走様でした。イヤらしい興味心が湧きあがった。バスロータリーの上にある厚木サンパークに上がって、そこからこのボロい店を見下ろしてやろう。
上がったらネコがいた。
「ねことじいちゃん」に出て来るベーコンみたいなネコだった。
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ひとりの老紳士が話しかけてきて、
「このネコは8歳で、子猫の頃、皆で獣医に持ってって手術したの」
「8歳というと、人間だと何歳くらいなんですかね」
「50歳から60歳くらいじゃないかなぁ」
私と同年代かも知れない。
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逃げてっちゃった。
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上から店を見下ろしたところ。なるほど入口側から見ても横から見ても、駐輪場側の店背後から見ても、こうやって斜め上から見下ろしても何処もボロい、失礼、旧いのがわかった。
だがこのボロい、失礼、旧い店が侮らないラーメンを提供するのである。
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向こうの高架を小田急ロマンスカーがいく。
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確かにこれだけあるともったいないスペースだなと。再開発も止むを得ない感がある。開発されなければただの広大なスプロール地区でしかない。
店のママはガードが固かったが、あのボロ店はもうすぐ閉鎖される駐輪場と一緒の運命だろうな。
私は過去20年に渡って本厚木駅から庁舎まで歩いていた。往路でバスに乗ったことはない。バスの路線経路とこのバスセンターの存在を知らなかったからである。
帰路は稀にバスが来れば飛び乗って、バスセンターのひとつ手前で実質は終点の本厚木駅前で下りるパターンを繰り返していたのだ。1回でも乗り過ごしてバスセンターまで来ればこの店にもっと早く出会えたのに。
だがもう遅いかな。残された時間は少ないようだ。
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医大通り [ラーメン]

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今日は黄色い表紙のぴあMOOK、地元が誇る愛しの味、絶品!と謳っている「横浜の町中華」に載ってた店です。
昭和29年(1954年)創業、場所は横浜市南区、最寄り駅は市営地下鉄の阪東橋駅4番出口です。
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私は4番出口と反対側の1B出口から地上に上がって交差点をすぐ左折して南区行政に歩いていた。いつも角っこにあるファミレス、COCOSのハンバーグステーキを「美味そうだな」と眺め歩いていた。この界隈では飲食したことないです。ぴあMOOKを見るまで知りませんでした。見たら、何だ、私の公用先の南区行政窓口から近いじゃないか。
私は行政前の浦舟町交差点から市営地下鉄坂東橋駅までの直線往復移動か、伊勢佐木長者町駅へ向かう途中の南区警察近くにある朝7時から営ってる「一番食堂」を利用、そのままJR関内駅まで歩いて歩測数を増やすというバカな行動ばかりしてたので、医大通りという一通の路地に面してるこの名店?訪れないまま今日まできてしまった。
ぴあMOOKで知り、脳裏にINPUTしておいたのですが、今年になって平日の11:30頃、やっと訪れるチャンス到来です。
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医大通りに黄色い看板と赤い暖簾が映えます。赤い暖簾に弱いのです私。
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医大とは横浜市立大学附属市民総合医療センターのことですが、病院に直結はしていません。大通りを渡ってこちらに来るのですが、医大、病院からの流れを意識しているのか11時から通し営業なんです。中休みが無いの。
店の扉を開けるとピンポンが鳴って、お客さんが入って来たのに気づいた元気印のおねぇさんが、
「ハァイ、今、うかがいに行きまぁす」
これはいい店だとみた。手を消毒して黙って待ってればいいのです。店内には10人弱の先客さんたちがいて、私は店奥の円卓4人席まで歩いた。円卓だけど時勢柄、透明のアクリル板で仕切られていた。
私の背後にはそこだけ出っ張った店の壁があって、そこにもたれて斜めにだらしなく座った。
背後から厨房の忙しい気配が聞こえた。後で見たら厨房には店主ひとりで調理していたのだ。
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店内を見たら、7席の円卓、4席の円卓、4人テーブル席が3つ、2人テーブル席が1つ、厨房側の壁際にカウンター席が3つだった。
円卓といっても左右にゆとりがあるわけではなく、7席と4席全て埋まったらかなりキツキツである。各テーブル間も広くない。円卓=中華料理店ではなく、町の食堂といった趣きであります。
広い店じゃないのでテーブル席だと相席必至ですが、どのテーブルにも時勢柄、透明のアクリル板が仕切られていた。
透明アクリル板を挟んで私の前には目力の強い男性が料理待ちしている。そういう目力ならこっちも負けないので(張り合ったわけではないよ)一瞬だけ目が合ったが向こうが先に逸らした。初めての店はこういう緊張感が味わえます。それが心地よかったりする。
イヤホンで何かを聴いてる。チャーメン(野菜炒めような塩味の焼きそば)を摘まみながら昼からサワーか何とか杯を飲んでる。後から「おつまみ出し忘れてたゴメンね」とメンマが出されたから常連さんだな。
箸がアクリル板の向こうにあるので後で「失礼」と言ってから箸をこっちに取った。
次にゲンバーマンが3人入ってきた。N経済再生担当大臣は「昼間もランチは皆と食べてもリスクが低いというわけではありませんので、昼間もできる限り不要不急の外出自粛をお願いしたい」「勤務に来ることで同僚と食べたり久しぶりに会う友達と食べる。これが一番リスクが高い」そこだけ切り取ったら正論かもしれないが、ゲンバーマン3人のような業種の労働者が聞いたら、サイゼリヤの社長みたいに「ふざけんな」というだろうよ。
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メニューを見て、初訪問の店はいつもの組み合わせに決定。
オーダー取りにきた。
「Aセット」
「ハァイ、Aセット都合2つぅ」
厨房から男性の声で「先に五目チャーハンな」が聞こえたが、この都合2つが功を奏して、ウエイト中の他のお客さんの待機オーダーをジャンプして、すぐさま提供されたのがこれ。
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写真がイマイチですが、非の打ちどころのない美味しさです。足りない具はないし余計なものもないし。
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スープが美味しい。熱々です。軽くてコクもある薄醤油味、全部飲み干しそうになった。やわい麺が合います。
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こんなにメンマがあるのもウレシイ。
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半チャーハンは普通に一人前に近い量です。これ意外にも(失礼)上品な味だと思います。美味しいです。
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炒め方が絶妙でしっとり&パラパラ、両方味わえる。味付けも塩気もいいです。
でも麺だけだとボリューム少なめなので、何かとセットにした方がいいです。
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南区役所の担当官は今日まで2年ほどずーっと同じ方(女性)で、窓口での私との関係や会話も良好ですが、店を出てこの後行ったら、
あれ?髪をバサッと短くカットして、手から指輪が消えてたのです。
何かあったのかな。
「それ、絶対一身上で何かあったんですよ」
「やっぱりそうかな。サバサバして表情が明るかったけど」
私に言ってきたのは、本社内でも各支店でも煙たがられてる毅といううるさ型の取締役で私とは20年来の僚友ですが、その毅が南区内の新規案件を手掛けた際、その担当官と調整し合って私に引き継いだのです。
毅はこの店にも来たことあるって。
「何でも美味しいですよ。量が多いけど」
と言っていたのだ。
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他のお客さんの年齢層は高めです。私が出た時、入れ替わりにヤング夫婦が入ってったが、一瞬動きが止まったのは混んでたのと、おねぇさんから的確な誘導をされるのを待ってたんだと思う。おねぇさんの接客は忙しい中にも気遣いの対応です。次々入ってくるお客さんを効率よく空席にスマートに誘導していた。
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会計時、厨房を見たら、おとーさんひとりで調理していた。
ひとりであれだけのメニューを手掛けて出せるのか。それも通し営業で。
外に出て改めて見るとこの店は新しい建物です。昭和29年の建物じゃない。この辺り一帯の再整備でセットバックしたんじゃなかろか。だから狭いのかも。
でも住居と一体になってるようなので、テナント料とかは発生しないと思う。あとは後継者次第ですな。
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かさや 肉あんかけ [ラーメン]

米国でバイデン新政権が誕生した日です。妙典止まりの東西線「この電車は車庫に入ります。ご乗車にはなれません」しつこいアナウンスが流れている。前を歩いている男性が私と同じ車両にいた方で、終点に気づかず寝てたのを私が車掌に目配せして起こされた人。
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11時前、まだ時間が早いので草の者1号や、1号が明日出向く行政の窓口に電話したりして時間潰し。それは前例のないイレギュラーな届出なので、1号が明日の窓口で戸惑わないようにしたのです。
これまで私が作成、草たちが届け出だけだったのを上長たちのOKを得て「草たちにも書類作成からやらせる」を始めているのは後進の育成です。いつ私が引退してもいいようにね。
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業務電話を終えた頃、11時を過ぎたので歩きだします。かさやさんに行く日は晴れの日が多い。細い路地の先に赤いテントが見えて来た。
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一抹の不安が胸をよぎった。行ってみたら「当分の間、テイクアウトのみの対応となります」なんて張り紙が貼ってないだろうな。
かさやさん、岸根公園の華やさん、東新宿の大和飯店さん(正しくが太和飯店)どれも遠いし駅から歩くので、わざわざ行ってみたら臨時休業だったなんてことになったらこっちの心身ダメージが大きいからね。その反面、私はズルイので、もしかさやさんが閉まってたら、この辺りだと他に何があるかな、と保険をかけるようなこともしてます。
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でも大丈夫だった。営っていた。保険をかけた自分を恥じながら、開いた扉の下から覗いたら、若と目が合った、
親指と人差し指で丸を作った。営ってますかい?って。
「大丈夫ですよ~」
今は感染者数が減少傾向にあるが(鈍化しているけど)この日は爆発傾向だった東京都から来てますからね。気にするだろうと思って会社で無理やり受けさせられたアイチェックの画像を見せたよ。
「検査したんですか?」
「やりたくなかったんだけど。移動が広範囲でリスク高いから無理やり受けさせられたの。PCR検査じゃないけどね」
奥のテーブルに置いてある消毒液で手を拭いた。
若が全開だった扉を5部開きに戻した。寒いからね。
テレビをオンした。国会中継が映し出された。
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座ったらテーブル脇にも消毒ポンプがあった。
テーブルサイドに飛沫防止のマニュファクチャーな仕切り版が設置してある。これがサイドにあるせいで料理は横から置けないので、前からか上からテーブルに置く所作になる。
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今日は肉あんかけラーメンと決めてあります。肉そばのあんかけ系でしょうな。
メニュー載せます。
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テレビから自民党の知らない議員さんが、総理に質問を読み上げてる声が聞こえる。総理がそれに応えてる。答弁の内容毎に「何々についてご質問がございました」が繰り返される。
「事前にこういう質問をします」と通達している訳で、質問する側も応える総理も分厚い原稿を読み上げているようにしか感じられない。同じ自民党内だからね。
くだらないワイドショーなんかより全然いいけど、棒読みの朗読内容がどうも具体性に欠けていた。そして今、ようやく医療従事者優先でワクチン接種が始まっている。闘いは守りから攻めに転じた。
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キタキタ、
広東麺と同じかな。それの肉が多いバージョンだが、野菜類も多く、白菜、玉ねぎ、ニンジン、キクラゲ、スナップエンドウ、タケノコ、ヤングコーン、肉、それらが薄めのあんで炒めてある。
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箸で寄せてみる。かき寄せて肉の量をチェックしたりしてみる。
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まずは白菜から。箸でリフトアップしてみる。
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白菜その他の野菜、アンにまみれてる。
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金物レンゲですくったりする。濃いめのスープは醤油ラーメンがベース、最初は熱々でしたが、気温が低いので後半はほどよいぬるさになった。
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引きずり出した黄色い麺も美味しい。あんかけは熱々でのびやすいから、気持ち固めだったのかも。
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黄色い麺を高々と釣り上げます。
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後半戦、まだ肉が残っています。これをご飯のおかずにする。
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何気にザーサイとキンピラが美味しかったりする。半ライスも気持ち多めです。
肉そばには白米が合う。岸根公園の華やさんで肉そばに小チャーハンをつけたら肉そばの濃厚な味、大量の肉にチャーハンが負けてしまったからね。
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馳走様でした。ヨロヨロ立ち上がってお会計、
「今日はこれから都内ですか?」(若)
「そう、コロナだらけの都内に戻りますよ」
都内のかかりつけ女医に行かなきゃならないのだ。定時薬を処方して貰うのと、コロナに罹った場合どうするかを聞かなきゃ。
私の身近なところにもコロナ陽性者が出たのだ。東京神奈川があれだけ増えてるんだからいつかはと思ってたけど。
このブログに登場するしたキャラクターも2人ほど罹患しました。いずれも復職しています。
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ヨロヨロと路地に出たら、ご主人が路地に出てきた。
「どうも」
「お世話になります」
一礼して立ち去りました。
帰社したらどいつもこいつもテレワークだらけで、事務所内はまるで休日出勤みたいな風景だったね。取締役クラスが殆どいないので、支店の承認ができなくと、女性課長がイラついていた。支店から文句を追われるのはその課長だからである。
私は本社にいるがバカらしくなった。下手にいたら鳴った外線にも出なきゃならなくなる。かかりつけ医者に行く名目に、と不急の届出を無理くり入れ込んで外出、そのまま直帰した。
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コロナ禍の一風堂 [ラーメン]

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品川駅、博多一風堂です。横浜市は港北区内の支店から新横浜駅まで出て、東海道新幹線でひと駅、速さを重視したのです。
こういうのを「時間を金で買う」というのですかね。そして昼を考えるのがめんどくさくなって、つい品川駅ナカで済ませてしまった。
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券売機慣れました。松屋さんに比べたらシンプルで簡単です。黒い丼の東京豚骨野菜をON!いきなりズカズカ入らないで入り口で立ちどまり、おねぇさんが気づいてくれるのを待ちます。
「お好きなお席へどうぞぉ」
キンキンと甲高い声を上げる元気印のおねぇさんだった。いちばん奥の席にした。厨房からの動線がいちばん短い席です。
券を置いて「やわらかめ」←小さい声で言う。
「やわらかめですね」
悪かったなやわらかめで!他の客は固め固めばかりでしたよ。固めでないと漢にあらずってな感があるな。固いと粉っぽいからイヤなんですよ。
券を渡して消毒がまだなのに気づいて入口に戻って掌にブシュッ、スリスリした。
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コの字カウンター席、隣同士にアクリル板の仕切りが設けられています。
頑丈な仕切り板で肘でどついても動きません。
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早いですね。もうおねぇさんが持ってきた。
細麺だしエキナカだしお客さんの回転は速い方です。替え玉があるのでそこだけ時間がかかる。
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箸は袋入りの割り箸で、これもコロナ感染症対策を重視。だけど相変わらず短い箸にデカいレンゲ、下の方が細くなっている丼、いろいろとアンバランスなのです。
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キャベツの芯もあったけどちゃんと火が通ってました。外側の青い葉も混じってましたね。
モヤシ、ニンジン、ニラ、クタクタのホウレンソウ、このクラスにしては野菜が多い方です。
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その辺にあるもやし中心の茹で野菜をバサッと載せるだけの麺よりぜんぜんいいです。
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デカいレンゲで野菜をすくったらスープを飲み過ぎてしまうが、細かく切った青菜を残すわけにはいかないよ。
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後半、麺が東京豚骨スープに塗れて黄色くなっている。気持ち太くなったような。
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カン高い声のおねぇさんが頑張っている。
「麺入ります」「麺出まぁす」「替え玉入りまぁす」元気のいいことで。だがその元気印や笑顔に不安が隠されているかもしれない。
このBlogであまり政治の話はしなくないのですが。Yahooニュースサイトで見たんだけど、他誌でも取り上げられていまそたね。神奈川県の何処かの一風堂さんで働いていたバイト男性の休業手当云々のネタ。
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そのバイトさんは、7年前から夜を中心に週4日~5日勤務して、コロナ禍までは月に20万円弱の収入を得ていたそうですが、店がコロナ禍の時短営業要請で閉店時間をそれまで午後10時だったのを午後8時に短縮した。既に国家で罰則規定も盛り込まれたから何処もそうなっただろう。
既にシフトが組まれていた分についてはシフト削減分の休業手当を払われるのですが、シフトが未定だったそれ以降については、会社側が休業手当を支払う義務はないと主張しているというあれです。

男性の気持ちはわからなくもないが。これってどうなんでしょうね。正社員クラスの責任は負わない代わりに、現場が要求するシフト時間で働くということは、働きたい時間だけ働く、働いた分だけ賃金を得る、そういう契約に同意してアルバイト勤務してたのではないのかな。
アルバイトってそういうものでしょう。正社員並みに責任が無いとまでは言わないけど、正社員より自由なのがアルバイトですから。正社員と同様の勤務ワークや責任を負わされてる派遣や契約社員が雇止めになってるのとは違うのではないかな。

以上は一応は会社側の管理者であるジャンの私見です。では以下はジャン個人としての私見、

厚生労働相大臣も1月12日の記者会見で、飲食業などでは大企業の助成率も最大10割まで引き上げたことや「大企業も非正規の方々を含めて、しっかりと休業手当を出して頂ける制度に見直しているから「雇用を守って」と呼びかけてはいるのです。一風堂さんも「ウチはバイトで成り立っている」日頃そこまで言っているのならそうやって言うだけではなく、週4日~5日も勤務させといて正社員に登用しなかったのかね。(そういう話があっても固辞したのだろうか。)
日本全体がそういう体質なんでしょう。だいたい東京オリ・パラで前会長のM氏の女性軽視発言を巡って、大会を支えるボランティアの辞退が相次いでいることについてJ党の2F幹事長は「どうしても辞めたいというのであれば、新たなボランティアを募集するということにならざるを得ない」
Σ(゚д゚lll)
「落ち着いて静かになったら考えも変わるだろう」とも仰ってたな。「特別に深い意味はない」とかね。
まぁ開催ありきなんでしょうけど、政治家さんがこれだから、企業も「今は休んでもらって構わない。辞めるなら仕方がない。コロナが落ち着いたらまた採用すればいい」ってなりますよ。

会社都合による休業なら、平均賃金の6割支給することが労働基準法76条、休業補償で定められていますが、国の、行政の要請依頼を受けての営業時間短縮が、会社都合にあたるかどうか。そして2月5日、厚生労働省はこれまで中小企業の働き手だけに絞ってきた休業支援金の対象を、大企業の非正規雇用の働き手にも広げると正式に発表しています。ただし、1月8日以降の休業分が対象で、2月後半から申請受け付け開始です。
でも「非正規の方々」にアルバイトが含まれているのかどうかも曖昧で、派遣とか契約社員に限定され、アルバイト、パートまで含まれてないのではないかなぁ。
正社員並みに働いても立場が弱いのがバイトなのです。
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ご馳走様でした。手軽に手早く済ませられるけどこんがり焼けたチビ餃子や、温泉玉子かけご飯が無いのがちと不満ではある。東海道新幹線を含めた品川駅構内という性格上、発着時間が重要なので、サイドメニューまで取り上げて通勤客の脚を引っ張りたくないのだろう。
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ウチの会社ではアルバイトという呼び方はしなくなりました。パート従業員はいますが、もう何年も新規のパート従業員募集はしていません。例外は他社から吸収合併された支店で、そこにもともといるパート勤務者や、60歳定年を超えて正社員からパート社員に雇用転換した人とかです。
私もいずれそうなるのかな。
パートから正社員への登用も稀にあります。本人との話し合いによります。実は私もそうで、平成7年か8年に入社しているのですが、最初の2~3年は時給でした。今思えば正社員になってよかったです。
数少ないパート従業員の雇用期間更新時期が迫っていて、4月1日で切り替わります。帰社したらそれを担当するソリの合わないオンナが、その辺の打ち合わせをあろうことか自席でディクソン(上長)と声高に喋ってやがる。今年は対象者が誰々ですとかね。そういうネタは部屋を変えて話しなさいって。
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大番軒 [ラーメン]

JR東十条駅南口改札を出て左に坂を下ったら、
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何だいこの行列は?
スラーッと一列縦隊に渋滞してるぞ。
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20人はいましたね。この行列のせいで肩幅がある私は、坂を上って来る人を避けるのに肩が触れ合うかどうかギリギリでしたよ。
行列の正体は、草月という和菓子屋さんの行列だった。黒松という銘菓、ドラ焼きを買い求める人たちらしい。
並んでる状態で、インカムした女性スタッフがメモ書きみたいなのを手に取ってたから外でオーダー取ってるんですかね。それでいて店内も人数制限があるとはいえ盛況でした。
私は和菓子洋菓子とも甘い菓子は食べないひとなので、この銘菓の価値はさっぱりワカランです。これだめ並ぶほどだから好きな人には美味しいんだろうね。私は和菓子は塩味の煎餅しか食べません。
そのまま坂を下って、ヘンな交差点をJAYWALKして、
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北区の行政です。来る回数は2月に1回程度です。コロナ禍の職員体制等で所長さんがTVに、NHKに出てましたね。
私の担当官は男女合わせて4名いて対応はその時々によって違うのですが、主に男性の方が出てくる。北区は草の者1号が担当しているのですが「男性が冷たい感じですよね」と言っていた
確かに以前はやや固かったのですが、この日、
「TV観ましたよ」
「え?」
「所長さんがあの壁をバックにして(入ってすぐの壁面を指して)写ってたのを見ました」
「ああ、NHKとか。今日も取材あるんですよ」
「まぁタイヘンですよね」
大分、アタリがやわらかくなってきた。私も末端とはいえ医療業界の人間なので、相見互いというところでしょうか。
この日は1月7日ですが、階下に降りたら敷地内に停めた黒いバンからTVカメラを持った男女が下りてきたのです。その日、ニュースウオッチナインを見たら、北区の所長さんが出てた。
北区を出て、見たらこちらにも行列が。
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麺処ほん田、という麺屋に行列ができてました。
さっきの和菓子屋さんもそうだが、コロナ禍とこの寒さでよう並ぶな。私はこの寒空の下、並ぼうとは思わないので踵を返しました。
そこで閃いたことが。
東十条駅へ戻る坂を上って、廃止、閉鎖された運転区を見下ろすと、黄色いテントのくたびれきった町中華があるんだった。
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そこへ行った。11:30ギリ前くらいに。
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まだ暖簾は出ていない。電飾看板の裸電球も点いていない。
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しかし旧い店ですね。後で写真出ますがディスプレイの中のサンプルなんか、廃墟に転がってたのを拾い集めたみたいでしたよ。
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じーっと立って待ってたら掃除していたお婆さんが私を見たので、空くのを待ってるのと伝わるように店を指した。
「今日は寒いからねぇ」
そのお婆さん、お隣の相撲料理郁の女将さんだった。ご主人がもと力士なんだと思う。コロナ感染拡大で開催が危ぶまれている初場所はもうすぐだった。
11:30過ぎたのに店が開かない。私はこういう時間にうるさい人なので「どうしようかなぁ。店もボロいし他に行くかなぁ」と思った。
そしたら店の中から店主らしき男性が誰かに指図する声が聞こえた。後で思えば、それは店主が奥様に指図したのか、ブツクサ文句を言ったのだとわかる。
店内から声がすれどもなかなか開かないぞ。こっちも意地になってじーっと待ってたら、自転車で乗り付けた男性が1人、別のもうひとりが私の背後に並んだ。2人とも「まだ営ってないのか」ってカオに書いてあったよ。
この状態で、背ろに人がいるんです。
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さっき和菓子屋さん、麺処さんで、北区民さんは並ぶのが苦痛でない辛抱強い住民なのかなと思ったが、いちばん先頭にいる私はもう引けなくなった。余所者の私だが北区の寒空に辛抱強さを試されてる感がしてヘンに意地になったというか、立ち去らずじーっと待ったんですよ。
ようやく店の引き戸が中から開いて、奥様らしき女性が出てきた。ご高齢ですね。
暖簾を掲げて、端っこの片方を上にひっかけて、もう片方も引っかけた。
そしたら背後から圧を感じた。開いたんだから店に入らないのかという「氣」だった。自転車で来た2人のうちどちらかに違いない。
だが私はすぐには入らなかった。奥様から凛とした気迫、ルール、掟のようなものを感じたのです。「アタシが入っていいって言うまでダメよ」の氣ですよ。「まだやることがあるのよ」とも受け取れた。
やっぱりそうだった。目の前に立っている看板のコードを引いて、コンセントに差し込んだ。1回で上手く差し込めず、何回かやり直してたね。
そしたら電気が点いた。そこでようやく奥様から「いらっしゃいませどうぞ」という声が出たものだよ。
11:40前でしたね。
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「いぃらっしゃ・・・」
語尾が聞こえないよ。これまた高齢の店主が目を険しくして迎えてくれた。
消毒スプレーを手に噴きつけてカウンターいちばん奥へ。
私の次に入ってきた客は「食べたらすぐ出るからこっちでいい?」と言って2人テーブル席に移った。食べたらすぐ出る、こういう風に言うってことは、客の回転は早そうです。
カウンターは血の色のような赤、卓上の調味料も旧いけど汚れていません。
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メニューは・・・
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メモ書きかよ!
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私と、私の背後にいた自転車2名の調理が始まったが、外で待たせた割には出来上がるのは早かった。だが、ちょっと首を傾げることが。
厨房の壁に丼が3つ並んでいた。右からタンメン、真ん中がこの店のネーミングでもあり、店のウリらしい大番麺、左が私のラーメンです。開店前から外に並んでた3人ですよ。
奥様が3つの麺を茹で、お湯切りをして丼に移しましたと。
そしたら店主のブツブツが始まった。
「こっちおおもりだから・・・(よく聞き取れない)・・・さきにこっちをどうこう云々ったんだからったくもう・・・」
何を言ってるのか全部はわからないのだが、店主がブツブツ呟いてるのは介添えしている奥様に向けてのブツブツで、自分の思い通りに奥様が動いてくれないとご不満らしい。
後で〇〇ログ見たら、この店主のブツブツはこの店の名物らしいのだ。奥様にブツクサ言ってる店主は、ここから見えないけど実は2つの中華鍋を駆使していて、タンメンと大番麺の具を同時に炒めてた。そして奥様が担当する麺が茹であがったて麺を3つの丼に入れたら、右のタンメンに具を載せ、真ん中の大番麺に具を載せ、ここまでほぼ同時進行でしたね。そして私のラーメンを先に出そうとする奥様に、こっち(タンメンと大番麺)を早く出すように目で合図したものですよ。
ということは、残された私のラーメンはメンマ、チャーシュー、ワカメを載せるだけなのに、具のある炒め麺たちが先に出たもんだから、私の至極単純なラーメンは最後に出されたのでヤワい麺になっちゃったんだよね。
先に具が簡単なこっちのラーメンを出せばいいのにと思ったが、店主にとっては「俺が炒めた具が優先なんだぞ」ってことです。それを載せないと店主が次の調理に取り掛かれないからです。
次の調理とは私のチャーハンなんだけど。要はせっかちなんだね。
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オールドでクラシックなラーメンです。胡椒がやや効いていて、昭和の頃に初めて市場に出された生麺、スープに酷似している。今の若者には向かないだろう。
そういえばお客さんは年配者ばかりだ。若い子なんていない。若い子はさっき並んでた麺処他、カジュアルな店か今風の専門店に行くんだろうな。
麺はヤワいですが、昭和の頃は麺の固さとかスープの濃さ薄さとか、脂の多い少ないとかっていう世界じゃなかったよな。懐かしくもあるが、令和になって平成の彼方にあった昭和は去って久しい。でもこの店は時間が、時計が止まってるのかも?
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細長いお皿で供されたチャーハン、パラパラだけど、ひと粒ひと粒はしっとりしてる妙なコーティングチャーハンだった。
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玉子、ネギ、細かいチャーシュー、カマボコ、昭和史を生き抜いた味、薄味です。いい味だと思います。ラーメンほど塩気が無いです。
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そんなこんなで食べてるウチにパラパラとお客が入ってきて、ついにカウンターが埋まりました。そしてオーダーが次々と入ったらまた店主が奥様に何かしらブツブツ、ブツクサ、文句を言ってる。
「だからこれこれこうこうこっちさきにやればいいのにどうこうあーだらこーだら」
何を言ってるのかわからない。奥様は口ごたえしたりしない。スルーしてるのか、黙って従っています。
では奥様は大人しく一歩引いた方なのかというと実はぜんぜんそうではなく、さっきの入店時のオーラもそうだが、お客に対しては凛とした振る舞いです。
この店はおひとり様はカウンター席と決まってるようで、カウンター席が埋まった後に来られた客は奥の座敷に案内されたが、それはあくまでカウンター席が空くまでの暫定的な席なのです。
カウンターが満席で、所在無げなお客に、
「こっちでいいの?」
「取り合えず空くまでここで待ってて」
奥は待合よ、カウンター席が空くまで待ってなさいってなもんです。
私の左隣にシルバーな髪がフッサフサの男性が座った。
私をチラリ見て「ラーメン」「ハンチャーハン」と言われた。私のオーダーをセットと思ったらしいんだな。
「ハンチャーハンはないです」
「ないの?」
「やってませんのでっ」
「じゃぁラーメン」
「だけでよろしゅうございますかっ」
「ウン」
ピシャリッてなもんです。
その後、奥様は厨房に戻って麺茹でにかかったがラーメンだから店主の出番はない。奥様だけで完結できる。奥様は手持ち無沙汰な店主に向かって、
「あれ、あとで聞いとくから」
「うん」
静かに頷く店主です。奥様の気概を目の当たりにして少しブツブツを控えたかな。
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さて、喰い終えたので会計せんと立ち上がって、カウンター上に丼、皿、コップを置いて、千円札1枚置いたら、背後から「ご馳走さまでした」の声がした。
壁際で大番麺を喰ってた客だった。さっき私の背後に並んでた人。
奥様が「ごじゅうえんおかえしですっ」
その50円の釣り銭を背後の客の釣り銭と勘違いした私は、アタマを下げてカバンを先に取ろうとした。わかりますよね。背後の客に譲ったの。
そしたら奥様が、
「おきゃくさんっ」
「あ、俺かよ?」
「ハイ、きゅうひゃくごじゅうえんですっ、ごじゅうえんのおかえしですっ(少し間が開いて)ありがとうございましたっ」
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店を出てディスプレイを見た。
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ボロボロのディスプレイですね。色は剥げかかって埃だらけです。ちっとも美味しそうに見えない。これを見て、この店で何かを食べたいと思うかねぇ。知ってる人、常連さんしか来ないんじゃないかな。
でも勘違いされてハンチャーハンって言った方は初めて来た感じだったしなぁ。
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店の名前でもある大番麺が3つほど出てたが、私はこれを名前かたしてリンクしている街角中華さんが好まれる「バンメン」かと思ったがさにあらず。豆腐入りで見ためは麻婆豆腐麺みたいだった。
それを食べてた男性が出てきて、自分の自転車に乗る前に、首筋の後ろをハンカチで拭いてたから辛い系かもしれないです。
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今から池袋に出て練馬区へ向かうのだ。坂を上って東十条駅を過ぎて、そのまま十条駅まで歩いた。田端まで戻って山手線に乗る、私は三角形の辺に沿って戻るように進むのが嫌いなのです。
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熊猫さんと飲んだ田やさんだ。
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14時から20時までか。そりゃ時間をズラすよね。飲食店だって生きてかなきゃならないし。
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十条駅です。この駅のホームは端と端が踏切に挟まれていて、それが為にいつも混雑している埼京線の車両数を増やせないのです。南部線もそう。
私が歩いてきた十条中央商店街と十条銀座を結ぶ踏切を渡らずに左へ。
線路に沿って歩いたら、そこに「流」という煮干そばの店があって、そこにも客待ちが5人か6人並んでいた。この寒空によう並ぶワ。
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たつみに求人貼り紙が [グルメ]

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大泉学園駅ロータリーから黄色いテントの町中華、たつみを見下ろしたら店からオバちゃんが出てきて、前の店のおっちゃんに深々と新年度の挨拶?をしてた。私も令和3年初訪問です。
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店前に下りて、店周辺に再開発の波が近付いてないか、何も変わってないのを確認した。大泉学園駅は1日当たりの乗降客数が8万人規模と乗降客数の多い駅です。荻窪や吉祥寺、和光や成増方面を南北に結ぶバスの中継地でもある。
お決まりの市街地再開発事業は、再開発されたゆめりあビルやリズモ大泉学園の整備等で平成27年3月には一応の工事が完了している。お次はいよいよお隣の石神井公園駅との高架による踏切改変と複々線工事だろうか。まだ用地確保はされてないようだが。
でも南口のたつみがある一画は、まだ旧態依然とした路地のままなので安心した。
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おや?貼り紙が貼ってあるぞ。
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求人か。出前要員募集中とな。高校生可、原付き免許証が条件、
誰か辞めたのかな。
この店はおとーさん&おそらく息子さん2人(勝手に兄弟と決めつけているだけで確認したわけではありませんが)とオバサン(身内か、姉か妹かわからん)の4名体制が長く続いている。
度重なる消費税率アップにも「ウチは1度も値上げしてないヨー」とオバちゃんが鼻の穴を膨らまして豪語する辺りは身内経営だからである。それが第三者を雇い入れるとなると。
疑うようで悪いですが、今の高校生が責任持って出前とかできる人ってそうそういるのかなぁ。いや、探せばできる子もいるだろうけど、出前って責任が伴うよ。事故らない、道を間違えない、道に迷わない、時間内に配達して会計、空いた器を引き上げる、ピザや寿司と違って汁物もあるからね。
私が応募してみようかと冗談で思ったりした。出前じゃないけど新聞配達の経験があります。日曜の朝刊でした。大きい声では言えないしジャン母も知らないんだけどもう40年近く前だからいいか。高校卒業してから普通自動車免許証を取るまでは無免でした。あの頃、高校生のバイクを警官が捕まえてたけど、YAMAHAメイトやカブは捕まらなかったんだよ。新聞を配って学費を稼ぐ真面目な若者と誤解されてたのかもしれない。
YAMAHAメイトは50ccだけどギアチェンジがあったのを覚えてるけど、私はバイクに乗ったのはその時代のバイトだけです。
新聞配達もそうだが、出前って教えるのが大変だよ。この店の兄弟たちは人に教えたことないんじゃないかな。ずーっと変わらぬ身内だからねぇ。
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入ったらやはりひとりいないのだ。4人いるべきなのに3人しかいない。出前担当してた兄弟のひとり、兄か弟か知らないけどいない。おとーさん、兄弟ひとり、オバサンの3人だった。
後で聞いてやろと思った。すぐこういう事にクチバシを突っ込むのは私の悪いクセだが「誰か辞めちゃったの?」聞かずにはいられないよ。
開店早々に入ったら既に先客さんがいた。若い男性で炒飯の盛りをレンゲで崩しながら美味しそうに食べてた。横の他人が食べてる炒飯に気持ちグラッときたが初志貫徹、玉子と長ネギの炒め、私がこの店で最初に食べて店にハマったメニューです。
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う~ん、だけどしょっぱいな、
玉子の甘味が塩気、醤油っ気に負けてるな。これを調理したのはおとーさんだが、味加減間違えてない?
豚汁は兄弟さん、2人同時にオペレーションしたから同時に出されたけど、これで出前が入ったら息子さんは出動するわけでさ。やはりもうひとりいないと厳しいな。
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「七味唐辛子使うでしょ」
オバサンが置いてくれた唐辛子パウダー、私はそういうのあまり使わないんだけど、せっかくだから少しだけ振りかけたつもりがドサッとかかってしまい、喉に引っ掛かってむせそうになった。下手に咳もできないご時勢なのに。
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お客が途切れた。おとーさんはしゃがみこんで欠伸したり首をぐるぐる回したりしてる。前にホントにそこで眠っちゃったのを見たことがある。厨房の方が暖かいのかも。
私の懸念は杞憂に終わった。いつの間にかもうひとりの兄弟が来てたのです。ああよかった。辞めたんじゃなかったんだね。
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ではあの求人貼り紙は何だ?
ここからは推測、近々おとーさんは引退、いずれは兄弟2人で厨房に入るんだな。そしてバイト君を出前に行かせると。
おとーさんはもういいご年齢だし、息子さん兄弟がいなけりゃ絶メシ店の如く、とっくに店を畳んでもおかしくないからね。
プゥ~ンと酸味の強い香りが。若者がオーダーしたスーラータンメンだった。
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おとーさんも元気なうちに引退したいのかもしれない。年末年始の家族会議でそういう話が出たのだろう。
私がおとーさんが引退したのを見届けるのが先か、その前に私が現役を引いてこの店に来れなくなるか。コロナ禍の今年に人員体制の変革が起きそうである。
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いわみや [ラーメン]

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JR保土ヶ谷駅東口の線路と国道に挟まれた狭いスペースの商店街、コロナ禍のせいか片側だけシャッター商店街の様相を呈しています。
11時半前、飲食店が暖簾を出して、準備中の札を営業中に替える頃合いである。
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商店街アーケードを過ぎたところ。鉛色の空、雨になるのか?傘持ってないんだけど。
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その先、国道と永田、井土ヶ谷方面へ向かう環状線が分かれて曲がる辺りにあるこの店が最後の飲食店です。この先にはないです。
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このテントの店ではなくその隣です。
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いわみや、前に一度来たことがある。昨年の非常事態宣言が解除された頃だった。
ひとりできた女性客が感極まったのか、
「美味しぃ~~っ」
「もう1ヶ月以上、外食してないんですよぉ、久しぶりの外食でラーメン」
「家にずっといると自分で作るものや味に飽きちゃって」
ウルウルしてマスク外して、家庭にいなきゃならない愚痴を延々喋り始めたんだった。店ん中で泣きだすんじゃないかと。ひとりTALKはいつ果てるともなく続き、
「家にいるとテレワークの夫や子供が・・・」
気持ちはわかるけど、店内では会話を控えなさいよって。会話を遮るように「ごっそさん!」支払って逃げるように店を出たものです。
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2020-06-30
あれから第2波を得て年末年始の第3波が広がっている時勢での再訪です。
過去記事でくまねこさんからいただいたコメント、
「メニューにあったカレー丼、カレーライスとどう違うのでしょう。器だけ?それともカレーラーメン用の、だしの入ったカレー?」
それも気になりますが、私は塩ラーメンが脳裏にあるのでそれにカレーをプラスしようと思って。
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ところが11時半になっても店が開かないのだ。店内に灯りは点いてるけど準備中の札が下がったままです。
ひとりの男性が店をチラ見して「まだ営ってないのか」と訝しげであったよ。後から入ってきたけどね。
店内にいた店主と目が合ったので、両腕でバッテン(まだダメかい?)を形づくったら「大丈夫ですよ~」とのこと。
だったら暖簾を出して営業中の札に替えなさいよとわざと顔に出したら、
「準備が遅れちゃって」
ああそう。ひとり営業だからタイヘンだろうけどそりゃ言い訳にしか聞こえないよ。まだ冷水ボトルもセットされてなかったからね。
食券ではなく口答でオーダー入れます。塩ラーメンと半カレー丼セットをオーダーしました。そしたらさきほど店前で訝し気に立ち去った男性が入ってきた。男性は麻婆丼をオーダー。
メニュー載せます。店主のワンオペにしてはメニュー数や種類が多いね。
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夜は居酒屋らしいな。ドリンクも少なくないし。昼より夜の飲み屋バージョンの方が儲かるのかもしれないな。
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目の前で店主のワンオペが始まってます。塩ラーメンは前回の醤油ラーメン同様に無難なオペレーションみたいだが、ではカレー丼はどうかな。
パックのカレー既製品を茹でるだけだろと思ったら、店主はたまねぎと豚肉を炒め始めたぞ。
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丁寧に炒めてる。半カレーなのに。作りおきでもいいのに。何種類かの調味料を入れて、エスビーのカレーパウダーをひと匙出して2回に分けていれてたね。
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どちらか先か、別々に供されると思いきや、2つ同時に出されました。
出す前に店主は何かを摘まんでラーメンにふりかけるように投入してた。もしかしたらガーリックチップではないか?
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ガーリックチップかな。揚げタマネギチップかな。
どっちだろ。う~ん、大丈夫かなぁ、
ままよとばかりに食べ始める、
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チップの食感が気になるが、スープ、メンマ、チャーシュー、どれも美味しいです。
前回も書いたようにチップと魚粉が不純物、異物感のようで若干気になるが、それを差し引いても美味しいです。レンゲが止まらなくなりそう。
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水菜はまぁあってもなくてもいいかな。歯茎にチクチク当たるし、スープが冷めやすいし。
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塩ラーメンを済ませてからカレー丼に移ります。
目の前で炒めて出されたカレー、このカレーは三ノ輪の長寿庵の味に似てると思った。タマネギがベースだからね。
ラーメンとカレー、別々に食べましたが、並行して同時に食べてもジャマし合わない味だと思います。
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スプーンが小匙なんですよ。丼が小さいからなんだろうけどこの小さい匙は食べにくいな。小さいからルゥや豚肉やタマネギが滑って落ちちゃうんだ。
うっかり跳ねてシャツに付着しないよう気を使った。
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「美味しいですな」
お世辞じゃないよ。ホントにそう思ったから言ったんだよ。
「あ、ありがとうございますっ」(店主)
泣くなよ。泣いてないって。泣いてもいいけど。でもちゃんと11時半に開けましょうね。メニューには11時ってなってるし。
保土ヶ谷駅から距離あるしここまで歩いてきて定刻過ぎても開いてなかったらダメージ大きいからね。
駅まで歩いた。マスクの中がカレーくさいな。やっぱりガーリック臭も混じってるような。
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かれんこ [ラーメン]

埋蔵金が出た今井の城山を下りて、さぁ昼にしようとその辺りを物色したらその辺りの数少ない飲食店はコロナのせいで壊滅状態であったよ。
城址の向かいにある蕎麦屋、増田屋さんが休業、今井の丘方面の住宅地にある和食屋さん、寿司屋さんも休業、こりゃダメだと諦めかけて、保土ヶ谷駅方面へ戻ろうと金剛寺バス停のひとつ先、今井橋バス停まで歩いたら、1軒の古びた中華屋を発見した。
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出っ張った軒に張ってある黄色と白の覆いには「チャイニーズレストレン花蓮街」とあって、カレンコとフリガナが振ってあった。
カレンコ?意味不明です。
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薄いペラペラな暖簾は北風に煽られちぎれて飛んでいきそうである。
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大丈夫かこの店?
だが他に選択肢がないし、バスの本数も多くなさそうなので、地域に根付いている店だろうと思って扉を開けた。
店内は意外に広くて、4人テーブル席が6卓、小上がり席が4人テーブルが3卓、4×6プラス4×3=合計36席というキャパだった。
カウンター席が無いので奥のテーブル席に座った。入口からそのテーブル席までの長い動線を歩いてる過程で店内を見まわしたら、こりゃやっちゃったかなぁ感が湧きあがってきた。
でも幸い?先客さんがひとりいた。
店内1-1.jpg
店内、内装はキレイとは言い難い。
壁紙は端が剥がれかかってる。
床もちょっとなぁ。
全体的にボロいですよこの店。各テーブルには灰皿が置いてある。調味料の器やトレイもキレイではない。
テーブル上.jpg
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テーブルに置いてあったメニューに定食系が全く無いのです。麺と料理とチャーハンと丼だけ。
一品料理の殆どは900円前後と高額です。これにライス200円を付けると1000円超えます。
セットメニューはあります。半チャーハンが麺類、半ワンタンが餃子などと組み合わせできますが「半チャーハンはプラス350で麺類につけられます!!」麺類によっては1000円超過しますね。
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外見や内装に似合わずかなり強気だな。
他に店の選択肢が無いからか。後からポツポツと客が入ってきて私以外は全てゲンバーマンばかり。2人連れ、3人組、2人組、私以外は全員作業着です。
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私は厨房に接する最奥のテーブル席にいます。入口側の壁にTVがあって、この時間だから例によってくだらないワイドショーが流れている。別にTVが見たいわけではないし、私が座った椅子の背後をオバちゃんが水汲みに通るだろうと思って、
「そっち、反対側(TVが見えない側)に移ろうか?」
「いえ、大丈夫ですよ」
あ、消毒がまだだった。今井の城山で竹につかまったりしたので手の埃が気になる。洗おう。消毒液が店入口に置いてなかったので探したら、左壁にマンガ本が並んでる柱のそばに小さい小さい流しがあった。そこまで歩いてったら、ハンドソープと消毒ポンプが流しより高い本棚の位置にあった。
こんな高い場所にハンドソープと消毒液が.jpg
この高さでポンプを押したらどうなるか。私の胸元めがけてソープが飛んできたよ。「ゲッ!」って声に出たもの。先客さんに聞こえたに決まっている。
苦笑しながら手を洗って、席に戻りながら気づいたのは、厨房側の壁にもメニューがあった。
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座りなおして思わず出た言葉が、
「フゥ~、疲れた」
「あら、お疲れですか?」
「まだ午前中なのに」
「笑」
疲れたのは仕事疲れではなく今井城山を散策した歩き疲れからだけど。
座りなおして目を凝らすと、私の席から遠い左壁には特選メニューが。
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慣れてきたので改めて見直したら、テーブルの上にあるメニュー以外にもいろいろあるのです。TVがある右側の座卓の壁にも特選料理が1枚1枚貼ってあった。
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店は旧いが料理の種類はかなりの数があるらしい。それらが思いつきのように後から追加したようにバラバラに貼ってあった。菜譜のように1冊にまとまってないだけです。
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場所は遠いし公用圏外だし、たまたま城山散策で見つけた店だし、今後はそう簡単に来れないだろうと思って一品多くオーダーした肉野菜炒め、先客さんのオーダーを追い抜いて先にキタぞ。
豚肉、キャベツ、青菜、タマネギ、もやし、ニンジン、ニラ、そして、
ニンニクの芽!
ニンニクか。おろしじゃないけど大丈夫かなぁ。
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ボリューム大です。この後でセットのラーメンと小チャーハンも来るんだぞ。
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底の方には適量なタレが水たまりならぬタレ溜まりを成している。肉野菜炒めはこうでなくてはいけない。いい味、タレです。
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どっかのチェーンみたいにデカいキャベツの芯なんかひときれも無かった。細かい仕事してますねぇ。
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イヤらしい観察をしてしまった。後から入店された別のお客さんに、ボードにあった本日の定食プラス小ワンタンのナンバーC、肉野菜炒め定食を見たら、私の肉野菜炒めより気持ちひとまわり小さかったんですよ。やっぱり単品はサイズ大きいんだな。
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次に半チャーハンが来てラーメンはその後、最後に持ってきた。先客さんも私と同じラーメン&半チャーハンのセットだったのでそれも同時に出されたけど、私の肉野菜炒めが先に出たのはもしかして
お湯が沸いてなかったってことない?
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見ためは汚らしく見えますが。味はいいです。美味しいと思います。ベースは鶏ガラ出汁で、魚介出汁も加味されていた。プラス、背脂がプカプカ浮きまくっています。
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滅多にこういうのを食べないですが美味しいですね。
細いストレート麺もコシがしっかりしている。
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バラチャーシューがデカい。デカいチャーシューに背脂がプツプツと付着しています。
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メンマは普通かな。
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味付け玉子にも背脂がプツプツと付着しています。。
食べてる最中も汚らしく見えるスープですけどね。美味しいよ。あっさりでもないです。しょっぱくは無いけど濃いんだな。食べてるうちに魚介の粉と背脂が唇の周りに残ってちょっと異物感があります。
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青菜も少しだけある。水で戻したフニャフニャワカメなんかよりいいです。
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半チャーハンは茶碗?スープの碗?で出された。レンゲが刺さってますが、箸でかっこんでもいいかも。
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普通に薄味ですね。肉野菜と背脂魚介の後で食べたからそう感じたのかもしれないが。具は玉子、青ネギ、チャーシュー、カマボコ、
もしチャーハンだけオーダーしたら、ついてくるであろうスープもあの魚介背脂なのかな。
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店内4客はゲンバーマンばかり-1.jpg
店5-1.jpg
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ご馳走様でした。キレイではないけどそれに目を瞑れば、外見で判断してはいけない侮れない店をまた見つけたということですが、如何せん店内が旧すぎて町中華屋の風情でもないです。店内を改装してキレイにして、写真入りのメニューにしたら映えると思うが、改装なんかしたらただでさえ高い料理の単価が更に跳ね上がるから、店内の清潔感は無いにせよ、常連さんに取っては、旧いけれども味のある店、そういう路線でいくのでしょう。
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バスを待ってる間が寒い。さほど待たずに保土ヶ谷駅へのバスが来たところ。
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「ニラかと思ったら茎でさ。インゲンでもなくて。ニオイ嗅いだらニンニクの芽だった」
「大丈夫?おろしも芽も一緒よ」(ジャン妻)
大丈夫でした。
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地元の城山 [隠れ郷土史]

上長のディクソンから、
「〇〇さん(私のこと)は休める時は有休取ってください」
と言われたのが1月の第1週、唐突に言われて言ってるところの真意を図りかねたのだが、要は在宅勤務が基本できない私に対して、新規感染者数が増大している都内に「来る日をなるべく減らしていいですよ」というヘンな慮り(オモンバカリ)だった。
減らしていいったって有休ですがね。でもお言葉に甘えて。天気のいい日に1日休むことにしたのだよ。
「アタシはその日在宅よ」(ジャン妻)
家にいるからってアタシに構わないでねってか。
「昼ぐらいは作ってあげるけど」
固辞した。そっちは在宅勤務なんだから有休の私に気兼ねしなくていいよと。
「いいよでかけるから」
「何処へ?」
またヘンな場所じゃないでしょうねぇと目が疑っている。私の散策カテゴリには廃墟とか廃道とか、危険な場所はないよ。地元の小さい砦跡を見に行くのさ。地元といっても隣の区です。
「山城?」
「寺・・・」
嘘ではない。その寺の境内には城主のお墓と解説板があって、寺の近くの裏山が砦跡、そこには城山稲荷さんが祀ってあるという。
標高90m弱、難なく登れそうだがお稲荷さんへの参道が荒れてるらしいのだ。夏場は草ぼうぼうとか。
「遠いの?」
「横浜市内だよっ。東戸塚からタクシー、保土ヶ谷からバスかな」

東戸塚駅ロータリーからタクシーに乗ったよ。
タクシー運ちゃんには「今井の金剛寺」と言ったら通じた。歩けない距離でもなかったが。横浜新道に沿って側道をひた走った感がある。
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「お寺の中に入りますか?」と言われて「いや、入らなくていいよ」と固辞したが、どうも運ちゃんは私を住職かそっち方面の関係者と間違えたフシがあるな。
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寺の境内に入って本堂に一礼してから山門脇を見ると、解説板とこの辺りの地系図が描かれていた。
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この地形図に描かれてある本丸と二の丸は、これから登る城山稲荷の出丸より高所になっていたようだ。
後で行ってみたら、その辺り一帯は今井の丘公園、もしくは住宅になっていた。
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この解説本文、ジャン自室にある貴重な書籍の著者、西ヶ谷恭弘先生の筆そのままです。今井の城山はどのサイトを見てもだいたい同じですが、マニアの中での有名なポイントが幾つかあって、

①城主は今井四郎兼平?
本当かなぁ。木曽義仲の忠臣だが、頼朝と争った義仲の一党がまさか鎌倉に遠くないこの辺りにいたとは信じ難い。
(義経で古本新乃輔さんが演じたこの人。)
今井.jpg

②、お稲荷様の境内に、昭和57年頃の横浜市長さんが書いた碑があること。
こんな(と言ったら失礼だが)ローカルで史跡指定もされてるのかアヤしい放ったらかしの砦跡を現役の市長さんが着眼して碑まで建立するとは珍しい。

③、稲荷の背後に堀が残っているが、後世の壊変の如くで甚だアヤしいという。マニアのサイトの殆どが後世の壊変であろうと疑っているのです。

④、昭和30年10月、城山稲荷付近から埋蔵金が掘り出されたこと。
この④記述は書籍やお寺の境内の解説にもあった。大きいカメに100貫、重さは400kg、江戸期の銭は無く、宗銭、元銭、明銭、後北条氏の通貨だった永楽銭などの古銭がギッシリ入っていたと。
そういう場合、所有者は誰になるのかな。
現在の貨幣に変えられるものなのかな。

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では登城口は何処か。訪城した後で営ってたら入ろうと目星をつけた蕎麦屋さん(コロナ禍で休業中だった。)の前に3本の木の柱があって、
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これがかつて、城山稲荷と城跡を表す字が描かれていたらしいのだ。今は消え失せ、単に古い木の柱と化している。
登城口2これが標柱だったらしい-1.jpg

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左は未舗装の駐車場、右は民家で、塀に沿って歩くと荒れ放題の参道に入ります。冬場の時期でこれだから夏場は草ぼうぼう、蜘蛛の巣だらけでヤブ蚊ブンブンに違いない。
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カットした丸木で土崩れを抑えてある階段が現れます。段差は格段バラバラで幅も狭く、踏み付けるのに多少の注意を要する。
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そんなに急でもないし距離も無いけど。夏場だったら汗だくになるところだ。今日は晴れてるけど寒いのが幸い。
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登ったらそこは平場になっていて、お稲荷様と碑があった。これが出丸らしい。
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城域はこの稲荷さんから北西に伸びて、馬の背中みたいに長いらしい。伸びるにつれて高所になり、さっき述べた今井の丘公園や新興住宅地に繋がるのです。上に行くほと何もないけど、ここより高い領域になる。
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旧いけど立派な城跡碑です。それももと横浜市長さんが建立したもの。
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荒れてる稲荷さんに一礼して裏に踏み込んでみる。竹だらけである。
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城山稲荷の背後2.jpg
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その先に何やら窪みが。。。
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あ、これか、マニアで有名なアヤしい堀です。
この堀が鎌倉時代から今日までずーっと残ってるとは考え難いですな。東側に土建屋さんか?資材置き場への侵入を阻止するバリケードみたいな板があってそこで終わっている。
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これ以外に遺構(この堀すらもアヤしいが、)は無いので、いろいろ撮ってみた。
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堀底に下りてみた。東にある土建屋さんへ続く作業道のように見えるな。
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向こう側、北側にあがってみた。緩い自然地形のまま地勢が高くなっていくがどこも竹藪だらけ。日本の自然ってのは何でこんなに竹が多いのだろうか。
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竹藪を抜けたらその先は住宅が密集していた。そのままいったら家人が竹藪の中から現れた私を見て驚くだろう。お稲荷様へ戻りましょう。
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お稲荷様へ戻る途中、こんな塚を見つけた。
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はて?この土饅頭は何だろう。
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戻って唯一の遺構らしい堀を見下ろす。
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いったん下りて稲荷様へ戻って、
城山稲荷6戻ってきたところ.jpg
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一礼してさっきの階段を降りなきゃ還れない。登るより降りる方がアブなそうだ。
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これだけです。城山から降りたら、さっき上がってきた狭い参道に近所の人がいて、草刈りなんぞをしていた。
目が合ったので、私は城山稲荷を指した。
「登られたんだ。お疲れさまです」
「お金が出たんですか?」
「そう。たくさん出た。今でもお寺に保管してあります」
「そうですか・・・」
「この辺りは池だったんだよね」
池?
今は湿地帯の面影は無かったが、この後、寺に戻って寺の塀にそった獣道を歩いてみたら、とある民家の庭と敷地内に荒れた池があって、如何にもジメジメした湿地になっていた。湧き水が溜まっているとみた。
砦があった頃は、近くを流れる今井川の水を引き入れて攻め難くしていたのだろう。
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解説板には「室町時代初期の城であり、南北300m、東西200mの規模があり、現在でもその跡をよく残す」のようにありましたが、
跡はよく残してません!
そんなに巨城なのかという疑問も。古銭がたくさん入ったカメが出土したのでプチ有名な砦跡。。。
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さて昼時だ。
城跡向かいのお蕎麦屋さんはコロナ禍で休業中、他も営ってる店は無さそうだ。
保土ヶ谷駅方面ひとつ先のバス停まで歩いたら。。。
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大丈夫かこの店?
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いきなり脱ぐなよ [ラーメン&人間ドラマ]

合間に挿入する人間ドラマが無ければボツ、お蔵入りになってた記事ですが。
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黄色いテントに餃子のいわれか書いてある。
「清の太祖は、若い時分のある大みそかに凶悪な怪物を退治して村の厄を取り除いたのだそうです。
その折り村人はたいそう喜び、その肉を刻み、小麦粉の皮に包み、食べたのだそうで、これが餃子の元祖ということです。」
太祖とは中国、朝鮮半島などの東南アジア(漢字を用いる圏内)の皇帝が亡くなった後に廟に載せる為の廟号で、後年の諡号と似ていますが、王朝の創設者は「太祖」または「高祖」だそうです。日本では廟号が使用されることはなかった。
ここでいう漢の太祖とは前漢の劉邦のことだそうです。
餃子がそんな禍々しい伝説だったとは知らなんだ。怪物の肉なんぞを喰らって村人に祟りはなかったのかな。
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それが記載された黄色いテントは小田急線千歳船橋駅の高架脇の交差点、ガードレールのない歩道に面した一画、これがモノノフさんが仰ってた大阪王将か。
入口が狭く、テイクアウト用の窓口があってそっちがメインに見える。
こんなメニューボードがデカデカと掲示してある。
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餃子30人前7223円なんて凄いのがあった。
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11時に開いている店で他に選択肢が無いので全く期待しないで入ったら、店員さんは皆お若くて、店内のBGMがやかましい。学園祭の屋台みたいな騒々しい雰囲気だった。こりゃシマッタやっちゃったなぁ感がある。
ホールの美人な女子店員さんはそつなく愛想なく最低限の接客TALKで応対が硬い。大阪的な愛想が皆無です。
「カウンターかお好きなテーブル席へどうぞ~」
何処の席でもいいってことか。奥の2人テーブル席にした。
店内2壁メニュー写真.jpg
店内1広い-1.jpg
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広い店内、夜は居酒屋に化けると見た。
厨房に若い男性2人、フロアに若い女性2人、この年齢層の構成だと私みたいな老人がリストラされてこの店に再就職が敵ってもアウェイ状態になるだろうな。
メニューはタッチパネルだった。iPadみたいなやつ、タブレットが置いてあった。
それを手に取ることなく口頭で「王将セット」と伝えたらおねぇさんが厨房に向かって「何番テーブルさん、王将セットオンしていいですかぁ」
大声で伺いを立てていた。
「王将セット何番です」
厨房から声が返ってきて、おねぇさんは私の代わりに王将セットのメニューナンバーを選択してオンして私に「確認のうえ、〇〇ボタンをお押し願います」
〇〇ボタンとは、確定、送信、決定、のようなボタン名だったよ。メニュー操作は店のおねぇさんで、客である私に確認させたうえで決定、送信された。
めんどいな。オーダーはiPad、タブレット使用だが、これはいちいちメニューブックを見て、その番号を打ち込むだけのシロモノしい。
iPad、タブレットを導入した意味がない気もするが何だか介助を受けた気分だ。最近の若い客は即座に対応できるだろうが、今後の私は危ういかも。タッチパネル券売機の店から脚が遠退きつつあるからね。
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メニュー載せます。
種類多いです。似たようなチェーン、餃子の王将を遥かに凌駕します。
これだけのメニューを厨房にいる若いアンちゃんがオペできるとは驚嘆ものだ。
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やかましいBGMを聴かされながら卓上を見たら箸が無いのだ。箸箱は何処だ?赤いテーブルの引き出しを開けたら箸箱、お絞り、爪楊枝が現れた。
丸い穴が二つ開いているが、これはビールのコップを置くところらしい。
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チャーハンが先にきた。乾いた感じだ。ひび割れてる。
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餃子がきた。よい焼き加減に見えます。
だが中身はいただけなかった。湿った粉の塊を噛んでる感じだった。餃子の王将の方が格段に美味しいです。
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中華そば、ぬるいです。ちっとも湯気が出ない。業務用スープ、もやし、チャーシュー、いずれもローレベル、黄色い麺だけが私の好みだった。
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ここへ来るまで、私はとある支店にいたのですが、そこにいた草の者1号は機嫌が悪かった。
1号はこないだの記事の関連で私が振った業務を4件抱えています。先日の記事、東池袋四丁目の業務はその4つのうちの前半2件、それはクリアしたが、まだ後半2件残っている。その残り2件のうち1件が今日完結する日なのですが、今回は私は同行せず単独で行かせました。
前の1号なら「ええっ、アタシひとりで行くんですぁ」ブゥブゥ言いそうだが前回ので自信をつけたのか「行ってきますひとりで大丈夫です」でしたね。かなり窓口に対してお願い口調ではあるが押しの交渉をしたようです。
私は支店の奥にある畳4畳ぐらいしかない狭い控室でマスクして1号の戻りを待ってたら、予め約束した時刻に1号はバッグを2つ持って現れて、
「このカバン、そこにかけといてもらえますか?」
私はややムッとした。
俺は使用人かよ。仮にも上役だぞ。
そして1号はいきなり上着とセーターを脱いでユニフォームに着替えだした。セーターの下にはブラウス着てますが、いきなり私の前で抵抗なく脱ぐなっつーの。少しは警戒、意識しろよって。
普段はユニフォームに隠れて見えない両胸の膨らみが。。。

1号にこちらが用事を切りだそうとすると、
「ちょっと待って下さい」
制止された。私はまた憮然とした。
「もうひとつのバッグの中から勝手に書類出して構いません」
女性カバンを漁れってか。私への報告をカットして、カバンの中にある書類を勝手に見ろってか。脱いだりカバンの中から出して構わないだの私を何だと思ってるっ。
「控がありますからこの表紙だけ差し替えて下さい。あ、混んできた。待って貰っていいですか?」
台詞だけだと普通に話してる感じだが何かギスギスしてやがる。後でわかったのだが今日は通常業務とは別の作業があって、それを監督する取締役ナンバー5(昨年夏にナンバー2から席次が下がった)が来てないせいで作業工程の指示命令が遅れて混乱していたからだった。ナンバー5が 来ないせいで人員が1欠になっていたのだ。
この王将ランチの後、私は帰社して現場の混乱の様子を取締役ナンバー4に伝えたら、
「あれ?〇〇さん(ナンバー5)いなかったですか?」
ナンバー5のボードの行き先には、確かに草1号がいた現場が明記してあったが。
「彼いなかったですよ。私はO美(草1号)と11時までいましたが姿は見てません」
「おかしいな」
私は告げ口したようなものだがそれで終わりでした。誰もナンバー5を探そうとも確認しようともしない。事無かれなんですよ皆。
ナンバー5が来なかったせいで私が1号から当たられたのに心外な気分です。
加えて今食べてるものの味気無さ。失敗しました。
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喰ったものよりやかましいBGMが印象に残った。若年層が叫ぶように唄う青春ロック、ハードビート、アイドルメタルみたいなのでした。スローテンポ無し。
他に客がひとりいましたが耳にイヤホンあてて食事してたよ。耳にイヤホンあてて何かを聞きながら食べられるものだろうか。味に集中しなくていいってことだね。
ご馳走さまでした。クオリティはイマイチでしたが、テイクアウト客が多かった。
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この日のは夕方に再度、草の者1号と会ったのですがその時は機嫌がよかった。午前中はいなかったナンバー5も来てましたがスマホいじってましたね。
そヤツを無視、黙殺して1号に
「午前中、機嫌が悪かったようだが、今は大丈夫か?」
「えっ」
意に介してないな。私はダメ押しした。
「私にバッグの中を勝手に漁れってか。バッグに入ってるそっちの私物が無くなったら私が疑われるだろーが」
「あ、あ、いや、アタシのバッグにはそういう大事なの入ってません」
「入ってるか入ってないかなんてワカラン。余人が見たら〇〇さん(私のこと)が女性社員のバッグを漁ってるって誤解されら。」
「あ、す、すみません」
「いきなり脱ぎだすし」
「えっ?」
「私を何だと思ってるっ。少しは警戒しろよ」
「あ、あ、いや、それはもう全然、信頼関係じゃないですかぁ」[わーい(嬉しい顔)]
「俺は安全パイかっ」
(ー”ー;)
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サン浜名 [ラーメン]

私の周囲は誰もサクラトラムと呼ばない都電荒川線、東池袋四丁目停留所はメトロ有楽町線の東池袋駅と地上、地下で連絡しています。
今、影の部下、草の者1号O美が荒川線に乗って大塚、王子駅方面へ去ったのを見届けたところです。草1号は私が地下に下りて視界から消えるまでずーっと手を振ってました。カワイイやつだ。
なのに私は再び地上に出ました。草1号を振り切っといてこの辺りで昼を喰おうとしています。自分でも何てヤツだと思います。
草1号を誘ってもよかったのだがちと早過ぎる。1号は普段は支店勤務なので、11時なんて早い時間からランチタイムに入ったことなんてない筈です。
「ダイエット中です」とも言ってたな。細身なので今以上~♪これ以上~♪どこをダイエットするんだって思った。
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高架下1東池袋四丁目1.jpg
首都高ガード下を歩いて戻ります。途中振り返って右手、草の者16号とお茶したことがあるCafeも素通りです。
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このCafeでお茶したC子、草16号は、大先輩の1号にこんなラインを送信した。
「今〇〇さん(私のこと)と引継ぎデート中でぇす」
草1号からのレスは「あっそ、よかったね」これだけだったそうだが、今しがた1号と別れる前、私は1号に余計なことを言ってしまった。
「このCafe、C子(16号)とお茶したことある」
「ああ、前に彼女がライン送ってきたあれかぁ」
1号は覚えていた。
「この店だったんですか。いいなぁCafe、彼女(16号)可愛いし彼女に相応しいですよ。アタシとK子さん(草の者5号、喧嘩早くて男勝り)なんかの路線じゃぁCafeなんて無理ですね」
そこで5号を引き合いに出すか。私は1号とは12年の付き合いだが、一緒に飲食した記憶がないのだ。嗜好がわかんないから同席しない方がいいかもしれない。
さて、1号を撒いて、行ってみたかった気になっていた店がこの高架下にあるのです。
この店です。
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上の高速高架から圧迫感がある店ですが、2階立てで不思議な造りになっている。店の名前が1階2階と共通ですが、実は1階と2階は別の店なんですよ。
同じ店名で1階が「うなぎ和食」2階が「喫茶中華」となっています。見上げると確かに喫茶店のソファーが窓辺に見えます。
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同じ店舗名だが、店の入り口が1階と2階で別なので別々の営業許認可を得ている筈です。管理者あるいは申請者が別ということです。おそらく許可を出した窓口は先ほど私と1号が出向いたところと一緒ですね。
外壁にメニューが素っ気なく張り出されていた。店内に入ればメニュー種類がたくさんあるのがわかりましたが、これを見ると中華と洋食のコラボのようですね。
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2階へ昇る階段です。ギシッ、ギシッ、ギシッ、と年季の入った音がします。上州は渋川駅前にある純喫茶ルナのようです。
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階段の上には喫茶店風の扉があった。換気の為か扉は開いていた。一見客を拒むかのような入りづらさが醸し出されているが、上がってきちゃったし。店内に一歩踏み込むには多少の勇気が要るかな。
「いらっしゃいませぇ。検温お願いしまぁす」
いきなり投げるように言ってきたのは今より若い頃は細身で美人だったのが、客慣れしてやや貫禄がついた感じの女性だった。一見客の私を値踏みするような視線を感じた。
「35.5度だって」
「手の消毒お願いしまぁす」
素っ気無く言われた。シュッシュッとい拭いた。
「端のカウンター席どうぞぉ」
何だか機嫌が悪そうだなと思った。この時はね。
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店内の雰囲気ですが、カウンターは喫茶店風で棚に並ぶボトルキープはスナックか。路上から見上げた窓際のボックス席は喫茶店風のソファーテーブルのようです。右手に書棚があって漫画がたくさん並んでいる。
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マスクした細身のマスターが前にいます。
手前に麺を茹でる大鍋があります。その脇にガスコンロが2台並んでいて、左のコンロにデカい中華鍋を置いてご飯をたくさんよそってチャーハンの下炒めを始めた。あらかじめ炒めて置いて仕上げにもういちど炒めるあれです。渋谷の兆楽なんかと同じやり方です。この後、右にあるもう1台のガスコンロにも火が入ります。
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TVではこの時間帯だとお決まりのワイドショーです。内容によっては見たくもない内容だったり、コメンテーターがうるさくて耳を覆いたくなるくだらないワイドショーですが、流れていたのは都内の試験会場でマスクで鼻を覆っていなかった49歳男性に、試験監督が再三に渡って着用を求めたのに応じず、退席、失格、WCの個室に立てこもって逮捕、のニュースが流れていた。
マスクで鼻と口を覆うことは政府としての啓発であり、試験監督の指示に従わなかったのが不正行為に当たると。それについての是非をここで言うつもりはないが、店の女性が言うには、
「もう、可愛そうだよぅ、他の受験生の子ぉ」
「怖くって試験どころじゃなかったと思うよぉ」
確かにそうだな。目の前で悶着が、トラブルを見せられた訳だからね。人生経験踏んで揉め事を積み重ねて海千山千な大人じゃないんだからね。
容疑者への憤りだけでなく受験生のメンタルを思いやっている。最初はツンツンしてたが根はいい人かも知れない。いや、いい人そうです。というのは久々に来た常連さんに、
「もうお久しぶりじゃないですかぁ。ぜんぜんおカオを見せられないからぁ。今だって2階から手を振らなかったら来て来てくれなかったんじゃないですかぁ」
「じゃぁいつものでいい?」(マスター)
「ウン、中華丼」
この差はなんじゃい。後から後からこの店を知る客が上がってくる。
「マスター、タンメンに半チャーハン」
「マスター、焼肉ぅ」
「マスター、ハンバーグぅ」
焼肉?ハンバーグ?
何屋なんだこの店は?
前にいるマスターはそれまでチャーハンを炒めてた左のコンロで豚薄切りロース肉を焼いて、右にもあったガスコンロに火を入れてフライパンにハンバーグを入れてフタをした。ダブルのオペレーション、プラス、手前の大鍋でラーメンを茹でるというトリプルオペです。
ハンバーグは結構大きかった。焼肉とも冷凍ではなく手づくりだった。
店内3.jpg店内4-1.jpg
喫茶店なのかスナックなのか、中華屋なのか洋食屋なのか居酒屋なのかわからない店であります。店内の雰囲気も高架下の暗さや旧さもあいまってかなり濃いですね。女性は常連さんや顔なじみには愛想がいいので、一見の私は完全にアウエイ状態でしたよ。
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オーダー聴き、運び、お会計、キャベツの千切りとトマトを皿に載せるのは女性の担当です。その状態で、お皿をマスターの前に置くのも女性が担当します。
マスターは調理をするだけです。手早い。連携もいい。種類多いオーダーが滞ることなくスムーズに出ていく。マスターはその場から移動していません。
食べてる私の前に次のお客のお皿、焼肉とハンバーグが載るお皿がキャベツ千切りとトマトが載った状態でスタンバイされたんですよ。
半炒飯のお皿や、ラーメンの丼も。
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私の手の届く場所です。これは気を遣ったな。私は会社で無理やりさせられた抗原検査で多分この日も陰性だと思いますが、食べてムセないように細心の注意を払ったよ。
焼肉とハンバーグが美味そうだったのだ。焼肉のタレは濃そうだし、バーグにも焼いた後の肉汁と濃いタレをジュワーッとかけてたし。
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「あれ?ご注文、何でしたっけ?(笑)」
「メニューの最初にあった、ラーメンと」
「ああ、半チャーハンでしたね。(笑)」
女性は満面の笑みであった。この女性はツンデレかい?草1号と一緒だ。
ソーシャルディスタンスを取って1000円札1枚渡して、釣り銭受けとって、お互い一礼して店を出ました。
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階段を下りる辺りも渋川のルナに似ている。燕の巣は無かった。
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アヤしく客を選びそうな雰囲気も感じたが、最後の方はそう思わなくなった。毎日のように通ってる客もいるようだし。ただし喫煙可のようです。喫茶店だからね。でも時節柄、換気の為に窓が思いっきり開いてて寒いくらいだった。厨房の換気も強力で全く煙くなかった。
さて、再訪はあるかなぁ。草1号次第ですな。彼女が「無理です行けません」ってなったらまた私の出番だが、1号は「アタシは〇〇さん(私のこと)の依頼をできません無理ですって言ったことはありません!」って言い張るからなぁ。
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草を育てる [人間ドラマ]

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処理済~歩いて来る長身のもと4号.jpg処理済~草5号1.jpg今は引いた6号.jpg

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草の者17号-1.jpg草の者18号-1.jpg唯一の男性19号-1.jpg
草を育てるか。。。

大事な申請書類を最終チェックしている草の者1号です。
昨日の続きですが、不慣れな業務を頑張ってくれてます。
今日が提出する日です。
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行く日の前日の電話、
「じゃぁ行く日の待ち合わせ場所は池袋駅でいいですかね」(草1号)
「窓口が池袋駅から徒歩だったのが、東池袋に移転したからな」
池袋駅は大きいから待ち合わせ難いんだよな。私ひとりだったら迷わないが待ち合わせるとなると、ひとつ駅をズラすことにしました。JR大塚駅の高架下にある荒川線停車場にしました。
「そうだ。当日、申請手数料持ってきてね」
「申請手数料?お金かかるんですか?」
「かかるよ」
「幾らですかね」
「安くはないな。都道府県によって違うし。HP見てごらん?」
1号が検索して出た金額は?
「ええっ!」
また絶叫調になった。よくはしたないくらいに大声をあげるのです。前に直属の上司だったZ女史いわく「彼女は兄がいるからあんなんじゃないかしら」なんてことを言ってたな。
で、幾らだったのさ?
「さ、さ、さんまんよんせんひゃくえん!」
「100円っていう端数は何だろな。それと〇〇の更新が12000円だから、両方合わせて5万円あれば・・・」
「そ、そんなお金持ってませんよぅ。」
言うと思ったよ。
「切り詰めて生活してるんだからぁ」
「何をアタフタしとるか。誰もそっち(草1号個人)の財布から出せなんて言ってないだろ。その支店の経費から出金処理しなさい」
今は昔みたいにレジから金を出して出金処理するのではなく、別途経費の財布、手提げ金庫みたいなのがあるのですよ。
「ああ、そうか。そうすればいいんだ。じゃぁお釣りないようにピッタシの金額の方がいいですよね」
「まぁできればね。相手は商店じゃないからね」
事前の経費出金を支店長に交渉させました。「申請するから承認してね」って。

そして当日、大塚駅の高架下、荒川線の停車場で待ち合わせて連れ立っておでかけしました。自分で言うのも何だが父親と娘みたいでしたね。婚期を過ぎつつあるか、嫁に行って出戻ってきた娘ということにしておこう。
ところが草1号は東京都民なのに荒川線に乗車したのが初めてだったのだ。東池袋四丁目まで一緒に来てそこから徒歩5分にある豊島区の行政へ同行するのですが、荒川線は乗客が車内の降車ボタンを押すのを知らなかったのです。
チンチン!!
「次は東池袋四丁目」
アナウンスが流れたのですが、1号は動きが無いので私がピンポン押しました。
「えっ?下りるのにピンポン押すんですか?」
「路線バスと一緒だよ」
「押さなきゃスルーされるんですか?」
「下りる方いませんか?ぐらいは言うかもな」
この世間知らずの質問が他の乗客に丸聞こえですよ。ここへ来るまでは「会話は慎みましょうね」って自分から言ってたのに、その車内ピンポンのQ&Aの部分だけ声高になった。どうもこの子は自分がこれまで未経験な事象や知らない世界に直面すると「ええっ」とか「げぇっ」とか叫び口調になるんだな。
東池袋四丁目停車場で下りた。そこから先へは私は普段、裏路地を歩いて向かうのですが、草1号に道を覚えさせる為に四角く曲がってわかりやすい道を選んだ。
「ああそうか。〇〇さん(私のこと)はいつも外に出てるから、こうやって電車に乗るのも慣れてるんですね」
「まぁね」
「地下鉄も得意ですか?」
「一度でも乗車すればね。でもまぁ出口がわからなかったり、間違えて地上に出たりってことはあるよ」
「〇〇さん(私のこと)と一緒でなかったらたどり着けませんでした」
私を今だけ仮の父親だと思っての甘えだろうか。この子が私の娘だったらなと思わないでもないがね。
で、歩きながら考えたのだが、この後は草1号は北区、王子方面へ向かうという。ということは今乗って来た荒川線で大塚方面へ戻り、そのまま乗ってれば王子駅前に着くわけだ。
東池袋四丁目停留所は今私らが下りた早稲田方面の停車場と、草1号が戻る大塚、王子方面の停車場は対面式になっていない。首都高5号池袋線が頭上を塞いで太陽の光を遮っている大きい通り、都道435号線を挟んで停車場が離れているのですよ。
それを教えなきゃいかんな。
また「ええっ!」って叫ぶだろうな。
それとも下にホームがあるメトロ有楽町線に乗せるか。
いや、それだと池袋駅でこの子は迷ってパニクるな。この子ったってもう四十路ちょいですけどね。細いし色白だし若く見えるけどね。
考え考えしてたら、草1号の質問で我に返った。
「本社は皆さんテレワークなんですか?」

何を唐突に言うか。
「私以外は」
「あ、そうですよね。すみません」
本社は在宅勤務ができていいですよねぇ、支店は在宅勤務なんてできませんからね、毎日普通に出てきてますから、そう言いたいのであろ。
でも私に言うなよ。私は基本は在宅勤務なんてできない職掌なんだから。だからこないだ抗原検査受けさせられたんだし。
それとね。支店の皆さんは毎日毎日現場でタイヘンだろうけど、支店の皆さんは本社に来て総務やら給与やら、経理なんかやれったってできないじゃないか。在宅勤務ができるできないだけで支店と本社を線引きしない方がいいんだよ。
とはいうものの、そう言いたい気持ちはわからないでもないがね。
「そういえば最近、会ってないけど、〇〇さん(ジャン妻)はテレワークなんですか?」
「そう。彼女は在宅でもできる業務だからね。でも言ってたよ。在宅勤務って家でずーっとPCに向かってなきゃならないから結構キツいって。出社すれば誰かしらいるから気が紛れるし世間話なんかもできるし。家だとそういうのが一切ないからそればっかりやってなきゃならない。捗るけど結構疲れるらしいんだな」
「お昼は家ですよね」
「そうそう、だってさ・・・」

・・・の先、私が言いたかったことは、

冷蔵庫の中の野菜は減るし。
キャベツや白菜はどんどん小さくなってくし。
長ネギは短くなってくし。
米も減るし。
いったい私に知らないところで昼に何を喰ってんだか。
トイレットペーパーも減るし。
帰りに「買ってきて」と言われるし。

・・・やっぱ言うの止めた。

「だけどウチの会社の場合、テレワークと在宅勤務は違うんだってさ」
「どう違うんですか?」
「在宅はあくまで自分の家から出ない。テレワークはホテルの一室とか、Cafeとか、空港のラウンジとか、そういう場所も含まれるんだって。でもウチの会社は自分の家しか認めないんだってよ」
「ふぅ~ん。じゃぁ本社の方が家から近い店舗で業務するのは?」
「それはリモートワークって言うんだってよ」
「ふぅ~ん」
何でもかんでもカタカナや英語で命名するんだね今の世の中は。

「そういえば、抗原検査キット、家に着いたの?」
「着きましたよ」
やったかどうかと検査結果は聞かなかったが。この時点ではやってないみたいだった。
「あんなのイヤですよぅ。あ、でも、〇〇さん(私のこと)やったんですよね」
「やりたくないけどやらされたの。〇〇(ソリ合わないの本名)が余計なことを言いやがったからさ」
「外出が多いから受けさせられたのですか?」
「そう。今だってこうして外出してるし」
「アタシだって会社やエリア長の指示であっちこっちラウンド行かされてるのに、会社の命令で抗原検査受けなきゃならないのって何だかイヤです。アタシなんかよりもいろんな支店に応援に入ってる人って結構いますよ。でもその人たちは抗原検査を受けろって言われてないんですよね」
「欠員補充で入るスタッフ?」
「そうです。会社がそういう使い方、廻し方をしてるのに。」
「検査を受けさせたら受けさせたで『応援行けっていうから行ってるのにぃ』ってなるかもな」
「そうですよ」
「フム」

しばし間を置いて、
「〇〇子の件、聞いてるよな」
「聞いてます」
私らの身近なところから陽性反応者が出たのです。

「〇〇子は復職したが、〇〇子みたいに俺らの知ってる人がコロナに罹患したりしてすぐ身近なとこまで迫ってきてる。いつ誰がなってもおかしくない。だから受けた方がいいとは思うけどね」
「・・・」
「自分の為ではなく、周囲に感染させない為」
「・・・」
「自分を安心させる為でもあるし」
「わかりました」

「こないだ今回の手数料の総額5万円弱で驚いてたけど、今住んでる家賃って幾らなのさ?」
「恥ずかしくって言えないです。何でですか?」
「こないだ恵美さん(草8号)から聞いたんだが。主任手当ってたったの1万円なんだって?」
「そうですよぅ」
「もうちょい出てるのかと。それぐらいじゃぁちょっとした贅沢もできないだろうしな」
「できないですよ贅沢なんて。毎日切り詰めて生活してるんですから」
膨れっ面になった。
でもすぐニコッと笑って、
「少ないって思ってくれます?笑」
「多くはないな。いや、少ない少ない。そんなはした手当で私の業務まで請け負ってるんだから割に合わないと思ってるんじゃないかって」
「そんなことないですっ」
「・・・」
「それは気にしないでくださいっ」

後日、1号は私に言いました。「○○さんの為にやってるんですっ。そこはわかってくださいっ」

「今住んでるところって家賃の相場が安いんです」
「ああ、そう」
「〇〇さん(今度はまた私のこと)は都内だったら何処に住みたいですか?」
「う~ん、都内ねぇ。考えたことないなぁ。強いて言えば23区外かなぁ。立川とか」
「た、たちかわ!」
「群馬に住みたいね」
「えぇ、群馬ですかぁ、また戻りたいんですかぁ」

なんてバカっ話をしてたら行政に着いたぞ。
「ここですか?前と場所が違います。移転したんですか?」
「そう。前はフクロウのいる公園の近くだった。だから待ち合わせ場所を池袋から大塚にしたんだよ」
移転前は池袋(いけふくろう)私は公園にあるフクロウの像のことを言ったのだが、
「あの辺りにそんなのがいるんですか?」
(@@;)??
移転した行政の建物脇に赤十字のシンボルを描いたテントが並んでいた。屋根だけで中は見えないが。
「あのテントは何ですかね?あの中でPCR検査を?」
「いや、そういう案内は聞いてないな」
入口で掌を消毒して2階へ上がった。キレイな建物である。
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申請書を出した。私はそこにいる3人の担当官と顔見知りだが、今回は台詞を全部草1号に言わせた。私は口を挟まなかった。
いったん預かりになって、「内容を確認しますのでお待ちください」と言われた。
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それから何だか時間がかかった。
30分くらい待たされましたね。寝そうになったら隣にいる草1号との会話で、
「この場所へいつ頃移転したんですかね。初めて来ました」
「さぁいつだったかなぁ。前に担当した〇〇君(寿退職した草の者7号)から『移転しました、池袋駅から歩くと結構遠いです』って聞いたんだ」
「そっか、〇〇さん(7号)の担当だったんだ」
「その後いっとき、C子(仮名、草16号)が引き継いだが、今はそっち(草1号を見て)にお鉢が廻ってきたという」
草1号は軽くため息をついた。
「どうした?」
「あの」
「??」
「主任はC子さんみたいな若い子の方がいいと思いません?」
「若い子ぉ?」
「アタシみたいなのじゃ」
「いやいや、君だって若いじゃないか」
「無理して言わなくていいです」
「充分若いって」
1号は自分の年齢と比べて言っている。私が言った若いという意味は女性としてじゃないんだ。主任イコール熟練者なんだけど、中堅社員どころとしては誰もが皆、若いんだよ。
「群馬の子とか」
「ああ、あの子か」
群馬は過去に登場した笑ふ女、聖なる酔っ払いオンナ、ヤンママ、M子、S子、私と旧知の連中が皆、主任を辞退したもんだから、草たちではいちばん若い20代半ば過ぎの子が抜擢されて主任、草になっている。
だけど主任イコール草たちは、各支店を廻って指導、補正する立場でもある。あまり若い子だと年配者が「あんな小娘に指導、訂正させられるのか」という反駁心が芽生えるんだと。自分は主任を受けなかったクセによく言うよな。
「若い子か。でも各支店を指導するんだから、ある程度の貫目は必要かもな」
「カンメって?」
「う~ん(上手く説明できなかった。貫禄や年季ってことか。)若い若くないってのはあまり関係ないんじゃないかな。アナタも含めて主任たちは選ばれた人なんだから。後から主任になった子は君やK子(草の者5号)君のことを、『皆さん凄い人ばかりで』って言ってるのを聞いたことあるよ」
「・・・」
「今はそう言ってる子だって、いつかはそう言われるようになるんだからさ」
私は内心では、お前は草の者筆頭だろしっかりせんかいって焦れてたんですけどね。
待ち時間が長いのでいろいろ話したんですよ。マスクして静かに会話してます。横並びです。

「いつもこれくらい待ちます?」
「いや、今日は長いな」
何か不備でもあったかと草1号は心配そうである。
担当官が出てきた。
「マニュアルを見てるな」
「・・・」
「上の人に伺いを立ててる」
「・・・」
「あ、付箋を貼ってるな。付箋を貼ってるってことは、その頁に何か不備か疑問な箇所があって、訂正しなきゃならんかもな」
「大丈夫ですかね」
「小さいのを1枚か2枚ペタッと貼っただけのようだから、たいした訂正ではなさそうだ」
またしばらくしてから、
「あ、ホチキスで止めてる」
「???」
「ってことはもうすぐ終わりだ。OKなんだよ」
「見ててそんなこともわかるのですか?」
「わかるよ。相手の動き方とか、見ためでキャリアがどれくらいとか、デスクの位置なんかでもそう。こっちとの慣れ具合いとかでもね。横浜市のどっかの窓口の女性なんか昨年最後にお会いした時、それまで長かった髪をバッサリ切っちゃって指輪が無かったんだよ。それでいて明るい感じになったから、あ、こりゃ何かあったんだなって。」
「そ、そ、そんなことまで見てるんですかっ?」
「苦笑、声が大きいよ」
「ハッ」

そしたら呼ばれた。受付窓口に戻った。
「これで受理いたします。では立入検査の日取りですが、管理者さんと直接電話で決めてよろしいですか?」
「あ、あの、手数料は?」(草1号)
「あ、そうでしたね。では〇〇更新と、〇〇の新規取得と2件合わせまして・・・領収書は2件、一緒でよろしいでしょうか?」
「それでいいですか?」
私に聞く1号、私は頷いた。それでいいって。精算時に2件の内訳を書けばいい。
申請は無事に通りました。
「ヤッター、一発で通りましたねぇ、キャハッ」
来るまではオドオド、ビクビク、緊張しまくりだったのがヒャッハー状態である。今までも緊張が嘘のようだった。
「これからは?」
「北区へ行きます。どうやって行ったら楽ですかね」
「さっきの東池袋四丁目から大塚方面へ戻ったら、王子駅に出るからそこで乗り換えて東十条まで行けばいい」
そこへ戻る過程で、首都高の高架下、とあるCafeがあった。
高架下3.jpg
「このCafeで、さっき話したC子(仮名、草16号)とお茶飲んだことがある」
「???」
今行ってきた行政担当の前任者だった草16号はお喋りな子で、移動中の電車内でまぁよく喋る子だった。今のご時勢で電車内は、「マスク着用」、「換気の為に窓開け」、「会話は控えめに」、なのに控えめじゃなかった。
だからこのCafeでお茶したんじゃなかったかな。話でもあるのかと思って。
「あの時、C子からラインいかなかった?」
「C子さんから、今、〇〇さん(私のこと)と一緒にお茶してますってきたことがあります。それがこの店かぁ。いいですねCafeでお茶なんて。C子さん若いし可愛いし。アタシやK子さん(草の者5号、男勝り)の路線じゃぁトテモCafeなんて似合わないし」
「何故そこでK子が出てくるんだ」
カフェ店内.jpg
「それってアナタと一緒にお茶したかったんじゃないの?ランチは?」(後で言うジャン妻)
「ランチにはまだ早かった。11時になってなかった」

「さて、荒川線で王子方面へ向かうにはね。さっき下りたあの停留所じゃないよ」
「???」
高架下2東池袋四丁目2.jpg
「こっちだよ」
「ええっ!何でこんなに離れてるんですか?」
高架下1東池袋四丁目1.jpg
さっきも述べましたが、東池袋四丁目停留所は相対式ホームだが対面になっていません。4車線の都道435号線を挟んで、早稲田方面ホームと三ノ輪橋方面ホームが20mほど離れて設置されているのです。
電車の駅と違って上りホームと下りホームが構内で行き来できないのだ。
東池袋四丁目マップ.jpg
「何でこんなに離れてるんだろう」
「何でだろうね。対面で造るスペースが確保できなかったんじゃないかな」
「殆ど別の駅じゃないですか」
草1号は都道を挟んで離れた2つのホームを見てポカ~ンとしている。
「教えられなかったら私、さっきのホームで乗っちゃってました」
「そしたら早稲田に行っちゃうよ。そうだ、世田谷線で上町駅ってあるだろ」
「???」
草1号は世田谷区も担当している。世田谷区の最寄駅は世田谷線の松陰神社前だが上町はその2つ手前にある駅。草1号は確か小田急線か京王線の沿線のどっかに住んでるのでその辺りの大手私鉄の乗り換えパターンは理解しているが、上町駅も三軒茶屋方面と小田急線豪徳寺駅と連絡する山下駅方面のホームが踏切を挟んで斜め向かいに設置されている。
「上町も離れてるよね」
「下りたことはないですけど。あの駅はこんなに離れてないですよ」
今いるのは片側2車線、計4車線の距離だからね。
こういうのを社会見学というのだろうね。勉強になったでしょう。

「〇〇さん(私のこと)はこれから?」
「私は川口市とさいたま新都心に行くのだ。だから下にある東池袋駅で有楽町線だね」
「えっ、下に地下鉄の駅があるんですか?」
そういうのも社会見学だよ。今いる停留場の真下にあるのだが、都電では乗換駅として案内されているのに、メトロ構内では路面電車の名残の荒川線よりこっちが格上とでも思っているのか、正式な乗換アナウンスはされていない。案内表示だけです。
「有楽町線で池袋まで一緒に行くか?私は池袋で埼京線、君は山手線、田端で京浜東北に乗り換えれば」
私は1号に同行を促すように言ってますが、実は個人的には今いるこの界隈で行ってみたい店があるんだよなという目論見もあるのです。そうするには可哀そうだけど1号をここで撒かなきゃならないのか。
「いや、誘ってくださって悪いんですけど、さっき来た電車(荒川線)で行きます」
「そうか」
「下りる時ボタン押せばいいんですよね」
「そう。王子駅前なら誰かしら下りるけどな」
東池袋駅に下りる.jpg
メトロ有楽町線に下りる東池袋駅に下りるところ。
この写真の見えない向こう側には今別れた草1号がいる。
階段を下りながら見たら、1号は直立しながら私の姿が階段下に消えるまで右手を高く上げて手を振っていた。さらの木のMさんのように。

私はこの日、午前中半日一緒にいた草1号との短いデートが印象に残り、心に刻まれ、その日の18時過ぎに「お疲れ様よくできましたね」の労い文と併せて、「私も残り何年いるかわからないが、今日半日の厚情、厚誼は忘れないでしょう」と送信したら、1号の返信は、
「漢字が難しくて読めません。会社携帯の充電機を店に忘れてしまいました。電池なくなりそうなので今日は失礼します」
(―“―;)
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草を育てる [人間ドラマ]

処理済~黒い1号.jpg処理済~休憩中の2号.jpg処理済~神経質な3号.jpg

処理済~歩いて来る長身のもと4号.jpg処理済~草5号1.jpg今は引いた6号.jpg

処理済~寿退社した7号.jpg処理済~2号と8号.jpg処理済~計測中の9号.jpg

処理済~寿退社した10号.jpg処理済~草11号と15号.jpg処理済~12号が写っている.jpg

処理済~13号.jpg処理済~草11号と15号.jpg処理済~草16号2.jpg

草の者17号-1.jpg草の者18号-1.jpg唯一の男性19号-1.jpg
草を育てるか。。。

私の正規ではない部下、草の者たちに変化が起きています。
草たちは発足時8人だった。現在は19号まで増殖していますが、7号と10号は途中で寿退社、6号と11号は家庭事情で退任(在職はしています)、4号は本社中枢に抜擢されたので、現在は14人が現役です。

2016年の晩秋、当時、全支店を束ねる責任者だった伊東甲子太郎、この方は現在、ジャン妻がいる会社取締役ですが、伊東が弊社を去る際、私に草たちを使えるよう権限をくれたのです。
「これから支店や社員の数が増えるので〇〇さん(私のこと)ひとりでは無理です。主任たちを使ってください」
そういう置き土産をしてくれた。この件では伊東に感謝しています。
それ以来、会社や支店の営業に絶対に必要な根幹である許認可や申請事項を私が元締めして、草たちに託し、草たちが走る、そういう関係になっています。
草たちは正規の組織図では店舗統括部に所属しています。会社内での正式な職位は主任です。主任は役職ではあるが、管理職ではなく、業務の熟練者ですね。数多い支店を幾つものエリアに分けて、そのエリア毎に事務員たちに上に据え置かれた職位です。
部の下にはエリア別に各支店を束ねるエリア長が14人いて、主任である草たちはエリア長の部下なのです。組織上では私と直接のラインでは繋がっていません。
組織上は部署が違うので、当初は私からの業務委託だったが、近年は草たちの正規のボスが、私の名前と業務内容を公に出すようになり、会議上でも取り上げられて議事録に載ったので、もう影や陰の部下でなくなってきたといっていい。

草に限らず誰でもそうなのですが、彼女らが入社した時も最初は支店に応募、採用された。例えば今回の主人公たる草1号は、12年前に私が面接、採用したのですが、その時は今は閉店した都内某所の店舗でした。そこの営業スタッフ、事務員だった。
支店の1日の業務は、営業開始時間から終了時間までだから、開店業務から閉店業務までが毎日続きます。
そして月末の締め業務を翌月の第5営業日までにやります。締め作業の集計結果を東京本社へ送信、郵送します。
半期毎に棚卸、決算業務の基礎テータを集計して、本社へ送信、郵送します。前月の締めには保険請求業務が含まれます。
これらが日々、毎月繰り返されます。よく飽きずに毎日毎日同じようなことばっかりやってるなって思う。

草たちはどんぐりの背比べの中から「この子はできそうだ」「アタマひとつ抜きんでていそうだ」誰かが白羽の矢を立て、選ばれて抜擢されるのだが、それまでは毎日毎日、雨が降ろうと雪が降ろうと槍が降ろうと同じ作業ばかりなので、イレギュラーな業務や他の業務をしたことがないといっていい。
だが主任、草に抜擢されると、店舗業務の他に本社業務の一翼を担うことになるので、それまでやってなかった業務が託され時がある。
わからなければ「わかりません」「やったことありません」で終わるのではなく、インターネット上で検索して調べるとか、結果を出すことが要求されます。
なので、最低限、PCやWindowsに通じている筈です。

私が彼女たちを「草の者」と呼ぶようになった2016年の晩秋から今日まで4年以上経過したのですが、これまでは「各支店の営業認可、有資格者が従事する届事項」他、申請書を私が作成して草たちが出しに行く、そういうパターンが続いていたのですが、私もそうそう何年も社籍にいるわけではないので、後進の育成を兼ねて草たちに「申請書を作成させる」、ステップに入った。
それを私が点検、捺印する、風に、流れを変えようとしています。

ところが。。。

一部の草を除いて、この書類作成にアレルギーを起こす輩がいましてね。
今までにやったことのない業務、作業にビビる、腰が引けるんですよ。
「そんなのやったことない」ってね。
今までやらせなかっただけだよ。
誰だって最初はやったことないんだけどね。

そして今回、草の者1号(O美、仮名)のエリアでの話です。
これまで彼女が手掛けたことのない重要な案件が4件発生して、最初の1件と2件の期日が1月31日、3件と4件期日が2月15日までだった。これらの案件はこれまでは私が作成して草1号が「届ける」だけの委託業務だったのだが、上のOKを取ったうえで4件とも書類作成からやらせることにした。
草1号は仰天した。
「ア、アタシが作るんですか」
「そう。上のOKは取ったから。いい機会だからやってごらん」
「やったことないです」
「だろうな。今までやらせてなかったから。教えるよ。そんなに難しくはない。めんどいけど」
「えぇ~っ」
他の草たちの前では先輩ツラして姐さんぶってるクセに半泣きみたいなカオになった。やれやれ、お前さんは草筆頭だろ。12年前に私が面接、採用した子飼いじゃないか。
「私だってそうそういつまでもいるわけじゃないんだからさ」
「えぇ~」
えぇ~の多いオンナだな。

だが、草1号は発奮する。そうさせる言い方がある。簡単です。
「できなきゃ自分がやるけど」
これだけ言えばいい。そしたら一瞬だけ間があって、
「やりますっ。やるから教えてくださいっ」
私はほくそ笑んだ。そういう子なんです。この子は慣れて来るとブイブイ言わせるところがあって、かつての上司だったZ女史や、当時の上長の男性がタジタジになるほど舌鋒鋭く突っ込むところがある。
気が強い子です。私に従順なのは、私が彼女を面接採用したのもあるが。
「単に私を好きなだけらしいぞ。」
(ヘンな意味ではない。)
「まぁ、そうなんでしょうね。それもあるけど、アナタ(私のこと)から振られた業務を「できない」って烙印押されたくないのよ。他の草たちに廻されたくないっていうプライドもあるんじゃないかな」(ジャン妻)

ではまず、申請書を都のHPからダウンロードさせるとこから始まった。電話の向こうにいる草1号をPC画面の前に座らせて、
「東京都のHPを開いてごらん、検索キーワードは・・・」
HPを開かせた。キーワードを打たせた。
「開いた?」
「開きました」
「申請書をダウンロードする場所があるでしょ」
「あるけど、WordとPdfとあります」
いきなり来た質問がこれですからね。
「WordはPCから打ち込める。Pdfは印刷して手書き。どっちがいい?」
「どっちがいいですかね?」
いやいや、作成するのは今回はそっちだよ。
「Wordにします。表紙だけでいいですか?」
「HPにはその他、添付書類ってあるだろ。それも全て必要だから」
「あります。それも必要ですか。あ、必要なんですよね」
表紙だけ作成すればいいってもんじゃないよ。添付書類こそめんどいものなのだ。
「全部印刷して、せめて表紙ぐらい練習のつもりで書いてごらん」
「急ぎですか?」
「まだ時間はあるが、それの期日はいつになってる?」
「1月末日です」
「カレンダー見てごらん。1月31日は日曜日だから、29日の金曜日まで、と、言いたいところだが、その申請書類が受理されたとして、立入検査があるから1月半ばには出した方がいいな」
「立入検査って何ですか?」
「行政の担当官が支店にチェックしに、見に来るわけよ」
「ええっ。それも私が立ち会うんですか」
「いや、それは現地の管理者が立ち会えばいい」
ホッ、安堵のため息が聞こえた。
だが、まだ続きがあって、
「疎明書ってありますけどなんですか?あれ?診断書のことですかね?」
「ああ、それか。それも要るんだ」
「誰の診断書ですかね?」
「いや、今回は診断書でなくて疎明書でいい。役員の疎明書だからこっちで用意するワ」
役員の疎明書とは、法人の業務を行う役員(取締役)が診断書に代えて疎明する際に提出するもので、「私〇〇は、精神機能の障害や、麻薬、大麻、阿片、覚醒剤の中毒者でないことを疎明します」という文書なのです。
この書類は、1都4県では役員自身が疎明するのですが、栃木県茨城県新潟県は法人の代表者が、「下記の者は精神機能の障害や、麻薬、大麻、阿片、覚醒剤の中毒者ではないことを疎明します」なんですよね。群馬県はどうだったかな。
ウチには総務、経理、財務の取締役を除いて必要なのが5人いるので、各人に一筆書いて貰うことになる。

(これが麻薬及び向精神薬取締法になると疎明書ではダメで医師の診断書になります。1通3300円程度が相場かな。それが5人いて、全支店だと結構な金額になりますよ。)
「組織図が必要ってありますけど」
「それは本社にあるよ。今言った疎明書が必要な役員が、本当に組織に名前が連なってるかを証明するんだよ」
「次に、会社履歴事項全部証明書って何ですか?」
「法務局で貰う会社の登記簿謄本みたいなヤツ」
「ほうむきょく?」
「それも本社にあるから」
疎明書が必要な役員がちゃんと会社に登記されてるかを見せるのです。
疎明書、組織図、履歴事項全部証明書(発行後3か月有効)はこっちで揃えるものだけど、1号は大事なものを見落としています。
店舗の図面です。
「図面って何処にあるんですか?」

田辺調剤薬局様のをお借りしました-1.jpg

本社のキャビネットで図面のありそうな場所を探したのだが、今回、草1号が担当する支店の図面が見つからなかった。今はいない別の者が6年前の初回申請時に添付して出した筈なのだが、それごと無くなっていたのである。
「毅さんが持ってるかな」
「毅さんって、あの・・・」
うるさ型の取締役です。毅は新店開発と工事や設備担当なので、全支店の図面を管理しています。私は支店の更新担当なので図面を含めて毅と書類内容が被るのでよく連携するのです。
私とは20年の盟友だが、毅は本社の管理者だけでなく、エリア長や草1号他、草たちからも畏怖されています。
「毅さんに聞いてみたら?」
「えぇ~っ」
「知らない仲じゃあるまい」
「そりゃ知ってますけど緊張しますよぉ~、あ、〇〇さん(私のこと)が緊張しないってんじゃないですよ」
私にはちっとも緊張してないだろうが。毅は工事や設備の担当で、彼のキャビをゴソゴソ探してたらその支店の建築図面だけ出てきた。
だが建築図面は、建物のフロア毎の躯体と各部屋の仕切り、寸法だけで、現状のレイアウトは記載されていない。各部屋は真っ白、空き部屋になっている。現状で納入されてる棚、台、機器、保管庫、PC類、プリンター等をそれに書き込まなくてはならない。
現地視察して寸法測って書き込むだけなのだが、この子(1号)はそういうのできるだろうか。

年が明けてからすぐ電話があって、
「いついつ支店に行くので、その前に本社に寄ります。見ていただけますか」
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2021-01-11
この過去記事でUpしましたが、私は西新宿くぼやんでランチして、急いで本社に戻ったが、1号は予定時刻より30分遅れてやってきた。

その草1号を久々に見たら髪が伸びていた。前は短髪で、蜘蛛の巣を散らすオンナ、みたいに男子っぽかったのですが。
こんな美人だったか?
目鼻立ちもクッキリしているし、もしかして外国人の血が混じっているってことない?
そんなん今まで意識しなかったが。

うんざり-1.jpg
このボカしまくった写真は小会議室で書類をチェックしながら打ち合わせ中で、前に草の者1号がいてうんざりしたカオをしている。すぐに感情が表に出るのでわかりやすい子だ。
前に申請書の下書きが散らばっているわけですよ。
さて、1号が頑張って書いてもってきた表紙はだいたいOKだった。別に悩むほど難しくないです。こっちは疎明書、組織図、履歴事項全部証明書を渡した。
問題は図面である。
「これしかなかった。建築図面だからこれに現状のレイアウトを書き込まなくちゃならんな」
「アタシが書くんですか?」
「・・・」
私は敢えて無言で、おまえさんがやらなきゃ私がやるけど、と圧をかけた。
しばしの間があってから「やりますけど。どうやって」
「現地に行く?」
「この後行きます」
「じゃぁそこにあるものを全部測って記入するんだよ」
「あるものって、什器とか棚とかですよね。それを測るんですか?」
「メジャーで測るの。」
ピタゴラスイッチでいうところの巻き尺のジャックだよ。
だいたい、医療什器の棚の長さや、商品を陳列する棚の長さは尺が基本になっていて3尺=90cmです。1尺=30cmっていう棚は無いが、3尺90cmか、2尺60cm、長いので4尺1.2mが基本になっている。

「なるほど。それをどうやって記入するんですか?」
どうやってだと?
図面には支店の各部屋の寸法がmmで表示されている。ある部屋の室内の幅が5mで、その寸法に定規を当てたら10cmだった。ではその部屋に入れる90cmの棚板は何cmで図面に書き込めばいいか。
「わかりません」
「じゃぁmmでもいい」
1mは1000mmだから部屋の奥行5mは5000mm、
定規で測ったら10cmは100mm、
入れる棚90cmは900mm、
定規で測ったら何mmで書けばいいか。
「5000mmが定規100mmだから、900mmの棚は定規だと何mm?」
100/5000×900=18mm
「そうやって比例計算するんだよ」
「えぇ~、それを全部、そうやって測ってくるんですか」
そんなのやったことないよぅ、って駄々をこねるから、やったことないからこれからやるんだよって。
「ひとつでも縮尺決まったら、後はだいた同じさ。それっぽく書けばいいよ」
「それってなるべく狂いなく書かなきゃならないんですよね。ああもう、何で図面ってmmで書いてあるんだろう。mじゃだめなんですか?」
「建築図面なんだから部材に狂いがあってはいけないからmmなんだよ。自分でmに換算すればいいじゃないか」
「換算?」
「mmをmに直すんなら、1000で割ればいいだけのことだろ。まぁいい。あきらかにオカしい形で書かなければ通るよ」
「棚と什器をそれっぽく四角で書けばいいんですよね」
「それでいい」
またウンザリしたカオになった。
げんなり-1.jpg

だがまだ難問があって。
今回申請する内容は、取り扱うもの、商品を保管する場所と、そのスペースを数字で書き込まなくてはならないのです。
「保管場所を決めて、そこに矢印を引っ張って、スペースがどれくらいかを・・・」
「ちょ、ちょ、ちょ」
「ちょ、がどーした?」
「ちょ、ちょっと待ってください。」

(この「ちょ、ちょ、」は草1号が動揺した時の口癖らしい。在宅勤務してた昨日も電話で業務質問したら「ちょ、ちょ、ちょっと待ってもらえますか。いったん電話切ります」ブチッ、だったからね。)

「保管する場所は矢印でここって書けますけど、スペースって何ですか?」
「棚だったら面積」
「ええっ!」
「棚だったらおそらく3尺90cm、幅は20cmくらいだから、90cm×20cm=1800㎠、これを㎡に換算すると0.18㎡かな」

「!・・・!・・・!・・・!」

草1号は目を見開いた。
私は畳みかけるように、
「今のは棚の場合ね。保管場所が鍵のついた引き出しだったらそれの容積だよ。(会議室に置いてあるキャビの引き出しを開けて)こういう引き出しの幅、奥行、高さを測って㎥で出すんだよ」
「・・・」
「平方メートルと立方メートルで・・・」・・・私は平米数と立米数で話してるのですが、途中で私は言葉を切った。草1号が着いてこれてないのがわかったからである。
「もしかして、そういうのって苦手なの?」
「アタシ、算数が苦手なんです」
算数が苦手ったって。ちょっと呆れた。小学生の義務教育のレベルなんだけど。長年やってないと忘れるんだろうか。
だが草1号は必死について来ようとはするのです。自分ができないことで他の号数に廻されるのがイヤなのです。
「ちょっと待ってください。ええっと、ええっと、と、と、と、取り合えず、現場を見に行って、測ってみます」
「そうしてくれ。まずはそれからだね」
でも「と、と、と、取り合えず」がクチに出るってことは、全部を理解しないてないってことですよ。
根を上げたかな。その辺も、上限も見極めなきゃな。

支店の申請には必ず図面が関わってくるので、寸法測って面積を計算、図面寸法から比例計算して記入するのって絶対に必要なんだ。支店の中には平行四辺形だったり、台形だったり、船山温泉の池に面した和室みたいに出っ張った半円とかもあるのだよ。
この面積や容積計算に関しては他の草の者たち何人か聞いたのだが「面積計算できるか?」「mmで面積計算して㎡に換算できるか」こんな質問すること自体が失礼なんだが、殆どの子はできないというか、遥か昔に忘れていた。
2号、3号、もと6号はダメだった。
東京都某所の支店で2号に「WCの面積を測ってくれ。内径だぞ内径」
2号は内径の意味がわからず「部屋の壁の内側で測るんだよ」
何でこんなことを訊いたかというと、車椅子の方がWCに入れるかを調べたの。できないっていうから私自らメジャー持って測りに行ったんですよ。
「算数が苦手で」(3号)
古参社員の草の中である部分は1号より手早く優秀な3号ですらこの体たらく。
「中学のドリルもってこないとできません」(もと6号)
「PCで検索すればできるかもです」(もと11号)

では子供がいる草の者はどうだろう。子供に算数教えることってあるだろと思って、面積・容積計算、比例計算、単位換算ができるかどうか、草3人に聞いてみた。
「もう何年もやってないから今すぐにはできないですね」(もと4号)
「う~ん、そういうのって、PCで検索すれば、計算式が出てきますかね」(もと11号)

面積計算、容積計算、単位換算、比例計算と案分、これらができない云々をうるさ型の取締役である毅に話したら呆れながらも、
「多分、皆、そうでしょうね。いつだったかS美(草9号)に、〇〇店の面積を内径で測って計算させたら、寸法はまぁだいたい合ってたんですが・・・」
下写真は毅がいうところのさる支店の内径を測っている草9号、9号は毅からの直命で計測に出向いたのですが、私に「やり方を教えてください」って泣きついてきたときのもので、私は出向いて草9号が測るメジャーの先っぽを押さえてあげたりしたのよ。
処理済~計測中の9号.jpg
「何でこんなめんどくさいことやらなきゃいけないのだろ」(草9号)
「その台詞、毅に言えるか?」
「そんなっ、怖くて言えるわけないじゃないですかぁ」
私は怖くないらしいね。結局この時は「各部屋の面積がデタラメで、結局計算しなおしになりました」って毅が言ってたな。毅は技術面で腕がたつのと指示要求がかなり厳しい人なので、対応できない草たちが私に泣きついて私が裏から面倒を見る、そういうことが時々あるのです。今回も1号に「毅さんに図面どこにあるか聞いてみたら?」と振っただけで1号が「えぇ~っ、緊張しますよぉ~」ビビってるじゃないですか。
「アナタだって毅さんと20年来の僚友なのに、毅さんを悪役にして自分はいいとこどりしてるよね」(ジャン妻)
「別にいいとこどりするつもりでやってんじゃない。結果そうなるだけだよ。で、どうも草たちはそういうのができないらしい」
「・・・」
「草たちの上司(女性課長)も、無理ですよ、皆、文系だもん、って言ってた」
「それは違うと思うけど」
「文系の前に、小学生の義務教育のレベルだと思うのだが」
「まぁね」
「要は店舗勤務が長過ぎて、同じ仕事しかしてきてないからだろうな」
「それはあるね。」
支店勤務時代の1号2-1.jpg
「で、誰もできないの?」
「できるのが2人だけいた」
14号と16号です。ナンバリングでは後輩とはいえ、この2名は前職が大手同業社で、同様の業務に携わっていたフシがある。
「できますよ私。案分すればいいんですよね」(14号)
案分、まさにその通りです。
「アタシ前職でやってました。そういう本社業務がイヤで転職したのもあるんですけど、結局この会社でも主任受けちゃったし。(笑)」(16号)
後から就任した草たちの方が優秀なのか。基礎ができてるということか。
「やったことないよぅ」みたいに自信なさげに言うのは、子飼いの、いや、プロパーというべきか、1号のようにウチの会社で純粋培養されて長年いた草に多いのです。

「指示するだけだったら14号の方が遥かに楽だよ」
「ああ、他社から来て仕事ができるっていう方たちね。でもアナタはO美さん(1号)がかわいいんでしょ」
「そりゃ10何年前に自分が面接、採用したんだしさ。業務を振らなきゃ振らないでムクれるし。やりたくなさそうだな、なんて言おうものなら、アタシは〇〇さん(私のこと)からの依頼をやりたくありませんなんて言ったこと一度もないですっってムキになるしさ」
「アナタに、できない人って烙印を押されたくないんでしょう。教えなきゃ」

年明け、1号から連絡がきて、
「できました。スキャンしてPdfにして送るから見てください。ちゃんと定規使って書きましたっ」
得意満面である。何を鼻息荒く言いよるか。「フリーハンドで書くなよ」って言ったが、定規使って書く方が簡単なんだぞ。
鼻息荒いだけに図面もそれなりに書けてはいた。各棚、台、機器類、冷所、〇〇保管庫、〇指導&第〇類の保管場所、それらが平面図に四角いカタチで書かれていた。初めて手掛けたにしてはポイントを押さえてあり、多少の修正は必要だが、これなら出せるかな程度はクリアしていた。
「で、あの、新しい保管場所なんですけど、鍵の付いてる引き出しのいちばん下の引き出しにするそうです。それはどうやって書けばいいですか?」
何を言ってるのかというと、2次元の平面図に3次元の位置(上中下)をどうやって書けばいいかというんだな。
正面から見た立体図をマンガみたいに書けばいいのだが、この子にこれ以上無理難題の基礎を要求してもかわいそうなので、
「保管する場所に矢印を引っ張って『保管庫、下段』って書けばいいよ」
表紙1.jpg
これで表紙に会社の印鑑を捺印できるかと思ったら、下の方に担当者と連絡先を書く欄があるのですが、そこが私の名前と私の会社携帯番号が記載されてるじゃないか。
「ダメだよこれ」
「えっ」
「今回は君の名前と連絡先を書かなきゃ」
「アタシの名前ですか?」
「・・・」
「〇〇さん(私のこと)じゃなくて?」
「これまでは私が作成したのを君らが持ってったから、書類の作成者、責任者という意味では私の名前で当然だが、今回のこの申請書を作成したのは君だろ。君の名前と会社携帯にしなさい。」
主任は各自、業務携帯とサーフェスが支給されるのです。
「わ、わかりました。。。」
「何か不備があったら、作成者に連絡がいくよ」
「えぇ~っ。何かオカシかったら、何処から連絡が来るんですか?」
「この申請書を出しに行く窓口はどこだい?豊島区だろ」
「えぇ~、わかりました。」
不承不承頷いた感がある。
相手側にアポをとって、持参、出向く日がやってきた。
コロナ禍の窓口-1.jpg
コメント(6) 

抗原検査 [日常の情景]

アイチェック.jpg
私の影の部下である草の者1号O美、もう12年にわたる社内付き合いになります。草の者筆頭といっていい。
「〇〇さん(私のこと)も抗原検査するんですか?」(草1号)
「もう検査したよ。」
「えっ、検査したんですか?」
「PCR検査じゃないよ。本社で私だけ検査させられたの」
「ああ、いずれ私たちにも送られてくるっていうあれですね。本社で検査するの〇〇さんだけなんですか?
「今のとこはな」
「それは何か嫌ぁな感じですねぇ」
「そうだよ。ひとり余計なことを言うヤツがいてさ」
「私達(草たち、主任たち)だって自宅に送られてくるってだけで気分が悪いですよ」
「自宅に?」
「そうですよぉ。症状出てないのに検査しなきゃいけないのは嫌ですよぉ。PCR検査じゃないとはいえ陰性なら安心材料になるけど、陽性出たらって考えたら軽い気持ちでは出来ないですよぉ」

ですよぉ、よぉ、が多いのです1号は。
でもそうなんだ。連中は自宅に郵送されるんだ。
そういえばウチの上長(ジャン家ではディクソンと呼んでいます)はそんなことを言ってたな。「自宅に送ります」って。私は言われてその場でやったんですよ。
「で、結果はどうだったんですか?」
それを先に聞くだろうがよ。
「陽性だったら今ここにいないよ」
「あ、そうですね。陰性だったんですね。ヨカッタ」[わーい(嬉しい顔)]

今頃は草たちの自宅に検査キット(I-Check)が郵送されてるだろう。
検査結果は私にはフィードバックされない。もし誰か陽性反応が出たら、その者に書類を発送する時点でCメールで確認すればいい。
さて、検査をした当日のこと。私はキレています。
本社で私だけアイチェックを受けさせられたのはですね。
毎週月曜にウチの部署のMTG(ミーティング)があって、各部員の1週間のスケジュールを確認しあうのですが。
私は各支店長、エリア長、主任(草の者)たちと連絡し合えば自分だけで完結する職掌なので、部署の連中とは業務が被らないのです。MTGに参加する意味ないのだ。
自分の予定を言ったら後は聴いてるだけです。聞いてないかもな。ソリ合わないやドン子、W美、他、もう1名のスケジュールなんか興味ないし聞いてて退屈でしょうがない。早く自席に戻って業務するか外に出たいんだよっていつも思ってる。ウチの女性陣はすぐ話が脱線するし。
森喜朗氏が言うところの「女性がいると・・・」ではないですよ。
小池都知事が「ひとによるんじゃないでしょうか」なんですよ。各論が長いんだよな。

で、その席上、ウチの上長(ディクソン)がMTG終了前にこう言ったんです。
「今後、移動が多いなど、リスクの高い社員は検査する方向です」

ああ、やはりそうなるのね。私は内心で「嫌だなぁ」と思って知らん顔してたら、私の前にいた天敵、ソリ合わないオンナがクチを挟んできた。

「〇〇さんは?受けた方がいいですよね」

私のことですよ。
ソリは私の顔を見もしないで、ディクソンにカオを向けてそう言い放ったんです。
余計なことを言うんじゃねぇこのバカって思った。ソリみたいな100%内勤社員が外勤の多い私を警戒するのは勝手だが、ヤツの口から半強制的に言われる筋合いはない。私だけ線引きされた気がした。
皆の前で、私を抗原所持容疑者みたいに晒しやがったのでマジ、ムカついた。
MTG終了してすぐ私は会議室を出た。上長(ディクソン)とソリ、DON子、W美は担当者レベルの細かい打ち合わせで会議室に残ってたが、先に事務所に戻った私はあろうことかソリの椅子を・・・

・・・キレちゃったんですよ・・・

・・・ガシャンと音が響いた。何か罵ったと思う。経理の連中が全員、私を見てすぐ視線を逸らしたのが視界に入った。
MTG
MTGにいた若手の男性が、
「まぁまぁ〇〇さん(私のこと)彼女は彼女也に〇〇さんのことを心配してるんですよ」
何故そう言えるんだ?そんなことじゃないよ。
「アイツは私を見ないでディクソンの方を向いて言ったんだぜ。検査をうながすようにさ。ホントに私を心配してるんだったら私の顔を見て『受けた方がいいですよ』って言えよ。それならまだ情が感じられるがね」
アイツは〇〇警察か。同調圧力、相互警戒、同じフロアにいる社員を分断するか線引きしたんだ。「従わずは悪」みたいな日本人の嫌な面を痛烈に感じた。
ウチのディクソンも「移動が多いとか、リスクの高い社員は検査する方向です」こんなコメントを、移動が無いソリ他の連中の前で言うからいけない。私に単独で「受けてください」命令するだけでいいんだ。皆の前で言うなよって。
わーったよ、やってやるよ。
アタマに来たのでMTG終わって出てきたディクソンに、
「やります。ください」
そう言って手を出したらこれを渡された。
アイ1こんなものを渡された.jpg
15000円くらいするのですかこれ?
数に限りがあったらしいが、ああいう言い方されたのもあってすぐにくれましたよ。
アイ2パッケージ開封.jpg
小会議室に籠った。デスクでやったら外野がうるさいからね。
どの袋も手で開封できず、ハサミを使った。
開封したら、こんなのが出てきた。
入ってたもの1.jpg
トリセツには概略こう記載されていた。
アイ3トリセツ1.jpg
アイ4トリセツ2.jpg
「キットが全て揃っているか確認する。」
全部揃ってます。「開封後は1時間以内に使用してください」とあったね。こういう時に限ってウチのBOSSは「何をやってるんですかぁ?」「ちょっといいですかぁ」って空気を読めない声をかける時がある。BOSSに限らず誰か声かけしてきても撥ねつけるよ。

「検体採取用の保存液のフタを開けておく。中の液をこぼさないよう注意する。」
検便検査のあれの細いヤツみたいですね。

「袋から検体採取用スワブを取り出し、軽く回転させながら唾液をスワブにしみこませるよう、舌の裏を10~15秒程度拭う。」
スワブなんて初めて知った。舌の裏がこそばゆかった。舌の上じゃいけないのかね。

「保存液にスワブの先端を浸した後、くびれ部分を前後に曲げて折り、液の中に沈める。」
検便検査のあれをイメージすればいい。検便と違うのはスワブ、棒を突っ込んだら折って沈めるんです。そしてフタをします。
アイ6唾液を入れたとこ.jpg
「しっかりとフタをして数回振り、スワブと保存液を馴染ませ、1分待つ。」
説明するまでもないけど。1分経ったかどうかはカウントしました。

「スポイトで4~5滴ほど吸い取り、検査キットのS窓に滴下する。スポイトの真ん中あたりませ吸い上げる。」
スポイトなんて使ったのウン10年振りかなぁ。
「Sの窓へ4滴~5滴入れる。スポイトに液が残っていたら保存液に戻す。」
ポタポタ垂らしました。勢いよく潰すとブチュッと出ますからね。

「全体が徐々に染まったのち、約15分でラインがはっきり確認できます。」
アイ7染まっていく1.jpgアイ8染まっていく2.jpg
だんだんと下から淡いピンク色に染まっていく。
やや緊張するひとときですが、私は陽性だったら自宅かホテルか、拙Blogの更新はどうしようかと。業務よりそっちの方を考えてたよ。
アイ9染まっていく2.jpgアイ10陰性です1.jpg
そして写真の通りです。5分で結果が出ました。
アイ11陰性です2.jpg
この後、スマホはPCで社員ナンバーでアカウントを取ってパスワードを設定、必要事項を入力して写真を添付することで登録するんです。こっちの方がめんどかった。
結果を取り込む1-1.jpg

結果はソリ、DON子、W美、他に見せました。
DON子は私のシンパなので、後で「アイツ(ソリ)に言われる筋あいは無ぇよ」って言ったら「そうですねオホホホホホ(笑)」だってさ。
他、本社にいる連中に、この陰性結果を「どうだ」と意気揚々と見せびらかしてたら、
「陰性でも今だけですよ。明日以降は」
「自分でマジックで書いたんじゃ」
バカ言ってんじゃないよって。
「これ(I-Check)って、ロシアンルーレットみたいに20人に1人の確率(5%)で陽性が出るらしいですよ」
アタマっから冷や水をブッかけられた。

この日は弁当でした。これです。
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この弁当を検査した小会議室で喰おうとしたら、この日は平日初日で12時~予約がビッシリ。コロナ禍でライン会議が増えたからです。部屋が足りないのだ。
席で喰いたくなかったので、カウンターと流しがあるリラックスルームで立ち食いですよ。席には前にはソリ合わないオンナがいるからね。カオ見たくなかったの。
「今日はお弁当ですか」
「珍しいですね」
「何処のお弁当ですか」
「幕の内ですか。いいもの食べてますね」
価値観が合わない質問を投げつけてくるに決まっている。
で、その日の午後から週中日まで外出してたのですが、行った先々の支店でもこの結果を見せびらかしました。プラス、ソリの悪口を言ってます。いや、悪口じゃないな。事実だよ。「アイツは俺のカオを見ないで言った。アイツにいわれる筋合いはない」って。
更にそれにプラスして他から言われたコメント、
「今日は陰性でも今だけですよ」
「自分でマジックで書いたんじゃ」
「ロシアンルーレットみたいに20人に1人の確率(5%)で陽性が出るらしいよ」
それらも全部ブチまけています。そう言ってきた連中は内勤だからか、検査を要求されてませんから。だから言えるんだよ。

Z女史がいる支店で見せたら、
「あらよかったじゃない」(女史)
「今だけね。取り合えずね」
「そうやって見せてるの?」
「行った先々でね。いつかも群馬でEに・・・(・・・群馬から自己都合で1年だけ都内転勤、Z女史の下で勤務したお喋りオバさん・・・)・・・『〇〇さん(私のこと)は移動が多いからに来ないでよ』って言われたからな。これで安心して飲みに・・・」←これは冗談だよ。女史をからかっただけだよ。
「ちょっとっ!陰性だったからって飲みに行っちゃダメよっ!」
「・・・」
「お家にいるのっ!ステイホームっ!」
Z女史-1.jpg

https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2019-09-29
の冒頭に登場した女性支店長は、
「あれ?陰性じゃん」
「陽性だったらこうやってここに来ないよ」
「陽性だったらよかったのに」
私は見せといてややムッとした。
「何でさ?」
「だって陰性ってことはこれから罹るんだよ」
(@@;)

他、地元の去る支店では、
「いつだったか前に『お店に来ないでください』って言ったから、私たちに見せにきたんですか?」
そういうことがあったんですよ。電話で済むじゃないですか来なくていいですってね。そう言ったのを覚えてたみたいだね。
「そうだよ。だから見せに来たんだ」
でも、この免罪符も1週間か2週間だろうな。
「検査したらしたで散々言いやがってさ」
「そりゃぁ見せびらかすからですよぉ。あ、ホントだ。陰性でよかったですねぇ」
そう言ったのは気の弱い男性エリア長です。そういうアナタもいずれ受けさせられるんだよ。自宅に届くのっ。

冒頭、草の者1号との会話に戻ります。
1号は検査したくないらしい。「自分の為だけでなく、周りにいる人の為でもあるんだよ」と諭しましたよ。ソリには依然としてまだムカついてますが、陰性だった気持ちの余裕は出てきた。
「検査の結果は5分で出るんですか。」
「トリセツには15分って書いてあったが、そんなにかからなかったな」
「でも陰性でよかったですね。心置きなく仕事ができます。」
心置きなく仕事ができるってか。この子も仕事人間になってしまったか。私が面接採用して12年、女性として幸福になって欲しいなと思った時期もあったが、もうそれも薄れた。だって本人にその気がないんだから。
「エリア長や主任たちには各人家に届くんだってな」
「らしいですね」
主任イコール草の者です。14人いる草たち全員の自宅に届くんだって。でも皆、ちゃんとやるんだろうか。家族の前で?
「でも陰性でもいろいろ言われるんでしょうね。自分たちは会社の業務でラウンドしてるのに・・・でも店に来ないでくださいって言われたんですか?」
「前にね。昨年の緊急事態宣言の時にね」
「それは冗談でも傷つきますねぇ」
冗談で言われたんじゃないんだよ。マジで言われたんだからさ。
アイチェック.jpg
で、この結果ですが、こないだ私のかかりつけ女医にも見せました。クリニックは前に登場しています。
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2020-07-16
この記事で、2人いる受付嬢のうち、ひとりの感じがよくないと小耳に挟んだ私が、もうひとりの先輩受付嬢に「感じがよくないてってさ」そう吹き込み、後で女医から私にゴメンナサイの電話が入った。でもウチの部署の女性陣から「ひどい」「かわいそう」「感じ悪いって傷つけた」クレーマー呼ばわりされたあのクリニックです。
確かゲーリーさんから「黙れ偽善者めって感じですよね」ってコメントいただいて、私とジャン妻は拍手喝采大笑いしたものですよ。
クリニックとその後の関係は良好ですよ。くだんのその受付嬢ともね。前よりは応対がやわらかくなったし。
でも女医さんは、昨年ジャン妻が軽く発熱してそれが治癒してから定時薬を貰いに来た際は腰が引けてたんだよね。
「どう最近?」(女医)
「こないだ発熱しました」(ジャン妻)
それを聞いた途端に「えっ!そうなの!」そう言いながら椅子ごと後ろに下がったんだって。背後の壁にドン衝きしたっていうからさ。
「引いちゃったのよ」
「椅子ごと後ろに引いたぁ?腰が引けてたのか医者のクセに」
その時は及び腰だったのです。

私は抗原検査結果を対応の感じが幾分よくなった受付嬢たちに自慢げに見せびらかして「自分で線を書き込んだんじゃないよ」ってウケを狙った後で、診察室で女医さんに見せたの。
「へぇ」
女医は普段から細い目を更に細めた。
「やったんだ」
「私自身はやりたくなかったんですけどね。移動が広範囲だから受けさせられたんです」
さすがにこの女医さんの前で「ソリ合わないオンナが横から余計なクチバシ突っ込んだんで」という内輪モメのネタは言わなかったけどね。
「でも今はこれだけど」
「そうよ。これがずーっと陰性っていう保証なんかないんだから」
未来永劫免罪符になるわけがない。
「それでですね、もし、私ら(ジャン&ジャン妻)がそうなったら、こちらにご相談してよろしいのですか?」
「いいわよ。ウチにまず電話ちょーだい。ウチでもPCR検査やってるから」
おおっ、ジャン妻が言ってた「腰が引けてた」じゃないジャン。やる気満々だとみた。商売根性その気になったようだね。
女医が言うには検査パターンは2つあって、
「①お身内か身近にいる人で陽性反応が出てその人と濃厚接触者が疑われた場合と、そういうのが無くて、②単に体調が悪い場合と、どちらかでもPCR検査するから。でも、そのどちらかによっては金額が異なるのよ。保険が効く効かないってのがあって」
迂闊にも①と②、どちらが保険が効く効かないを聞き忘れてしまった。
このクリニックは先に述べたように、ジャン妻もお世話になっているので、
「ウチらはどちらかが疑い持った時点で、2人とも待機になるので。電話します」
「そうしてちょーだい」
ってことは、私とジャン妻、どちらかが定期的に検査してればいいのかな?
「相談受ける、電話して、頼もし気にそう言ってくれたよ。」
「前は腰が引けてたのに」(ジャン妻)
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さて、本文中に登場した草の者1号、この子は12年前に私が面接、採用した子で、現在は14人いる草の者たちの筆頭といっていい。私の中ではね。
だが、筆頭だからといってもそれはあくまで私の中での話であって、14人いる中で優秀度がTOPランクかというと内容によっては疑わしいうというか、まだまだ、まだまだなところがある。
12月から1月後半にかけて、その草1号のランクを上げるべく、私は彼女と一緒に業務行動をしたのです。今まで以上に直に密に(ヘンな意味じゃない)接する時間が増えたのだ。
それは「草を育てる」というミッションです。。。(続く)
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在宅できない理由(外食の理由) [日常の情景]

区役所.jpg
「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び案z年生の確保等に関する法律施行規則」という法令があって、これの第一章、第一条には厚生労働省で定められた書類が掲げられています。

管理者の週当たり勤務時間数、〇〇師名簿の登録番号、及び、登録年月日を記載した書類、
管理者以外に実務に従事する〇〇師の週当たり勤務時間数、〇〇師名簿の登録番号、及び、登録年月日を記載した書類

これを所轄の保健所に変更事項が発生した日から30日以内に行政に届け出て受理してもらわなくてはならないのだ。これが私の主たる業務です。

届け出事項21.jpg

個人の一店舗だったら、入職、退職、まず1回ずつで済むが、ウチは支店の数が120近くあって、従業員総数1000人のうち600人が有資格者なのです。だから、①入退職、②異動、③昇格、④降格、⑤他店への応援勤務、⑥産休育休病気等による休職、⑦復職、⑧入籍(その逆もあり)による名変、⑨管理者の住変、これらが頻繁に発生するのだ。
特に⑤が多い。毎月最低でもこれだけで20件から30件が発生します。でもこれは従業員にとっては悪いことではないのです。病気等で急に休むのが可能だということです。他店からの応援体制というか、そういう文化が根付いているから。
私がタイヘンなだけですよ。その度、30日以内に届書を作成して出さなきゃならないからです。

書類の表紙は全国ほぼ共通ですが、付録というか、付随する書式(名簿等、業務体制等)は内容は同じでも書式は都道府県別で、都内でも23区によって違うところもある。
だいたい①②③④⑤⑥⑦⑧⑨は、ひと月に少なくて40件、平均50件、新卒が入社してからの5月6月は1.5倍に増えて75件から80件はありますね。

問題なのは、この届出、郵送が不可なのです。
何故かというと、医療系や飲食店関係者なら即座に納得して下さるでしょうけど、有資格者であることを証明する免許証原本を持参するのです。

原本を提示するのです。
コピーではNGなのです。

ということは、社員から個人の資格関する大事なものを預からなくてはならないじゃないですか。
それがこれです。筒に入ってたり、B4サイズのクリアファイルに入ってたり、
資格証明の筒21.jpg
これらは個人が勤勉して国試に合格して得た資格だし、それを証明するもの(B4サイズの賞状みたいなヤツ)も個人の所有物ではありますが、それを会社として預からなくてはならないのです。
私は「ウチの会社で勤務して禄を得てるんだから、半分は会社のものだよ」強く言い切っています。
そこまで言い切って預かる以上、普通に責任感があって信頼性のある人間でないと務まりません。かくいう私が正にそうなのですよ。(誰も言ってくれないから自分で言う。)
この数年で社員や支店が増えたので件数が増大しました。3年半前に増大するのを見込んだ伊東甲子太郎が、部署は違えども私に、
「届け出るのに主任たちを使ってください」
になったのです。それが現在14人いる草の者たちなのです。

その各人の大事なものである資格証明をいっとき預かって行政へ届け出た際に、相手からこう言われます。
「では今度入られた誰々先生の免許証原本をご提示ください」
相手から見れば、代理人である私は会社の代表者にも見えるのです。その時はね。そこで私が原本を提示して、本人に返却します。会社によっては一括管理で全社員のを預かるところもあるらしいが、私は取締役クラスとエリア長以外は返却しています。
この旧態依然とした「儀式」の為に、私は在宅勤務ができないのです。出向かなくてはいけないのだ。

(令和3年2月8日時点で、横浜市中区、南区、東京都町田市、八王子市は原本提示不要で、会社の責任者がいついつ原本と照合確認済み、を明記すればコピーで可です。)

「書類を作成するのは家でできないのですか?」
しょっちゅう在宅勤務しているソリ合わないオンナにそう言われて、私はムッとした。いつもいつも知らねぇクセに余計な口を出すんじゃねぇよ。
でも家ではできないんですよ。添付する付録には届け出の該当者の住所を記載しなくてはならない。住民票までは添付しませんが、そういう個人情報を記載する欄があるのだ。
各都道府県市町村によっては、事業所で勤務する管理者、管理者以外、全員の住所を記載する一覧の書式の場合もあります。私はそれを記入、入力、印刷するのですが、ウチの部署では、
「住所は個人情報だから、各人が在宅勤務でExcelでもPdfでも持ち出してはいけない」
なのですよ。これも在宅勤務できない理由のひとつでもあります。
私は昨年度の緊急事態宣言発令時にそのフォルダをジップファイルにしてパスワードを設定して持ち帰ろうとしたが、結局、前述の資格証明預かり、提示と、次に述べる理由で結局は断念しました。。

まだ在宅勤務ができない理由があります。いや、あったというべきか。まだ早いかな。いずれ改善される、無くなる方向のようですが。

押印ですよ。

表紙1.jpg
この写真は、前述の届け出の表紙です。右下と右上にうっすらと朱印があります。これがその押印で、代表取締役イール各事業所の開設者、右下は代表印で、右上は捨印なのです。(捨印とはその用紙1枚に有効な訂正印のこと。)
この印は本社金庫内にあって、押印申請をしたうえで押されるのですが、この印鑑は持ち出せない。なので押す為だけに出社しなくてはならないのだ。

河野大臣が頑張ってるので、この押印は無くなりつつある。いや、訂正「押印がなくても受け付けます」の方向には進んでいます。
ただ、代表者変更とか、新規出店の最初の申請には今後も押印は必要らしい。
それと冒頭の法令とは別に健康保険法に関する都道府県に出す保険の届出、これも現時点(令和3年2月8日辞典)では適用外のようです。

在宅できない理由がまだあります。

手数料です。

ウチの会社、新規出店はうるさ型で20年来の僚友の毅という取締役の職掌なのですが、彼が新規出店を成功させて店舗統括部に引き継いで日々運営します。
各支店は6年毎に更新が必要で、更新手続きは私の役目になっています。更新には手数料がかかるのですよ。
下の写真はその6年毎の更新手数料と、3年毎の麻薬小売業継続手数料に関する振り込み用紙と領収書の一例です。
手数料が絡むもの.jpg
手数料は窓口で支払うしかないじゃないですか。これも私が出歩かなくてはならない理由でもあります。
「更新手数料は会社のカードじゃダメなんですか?」
またソリ合わないオンナが言わずもがなことを言ってやがる。てめぇは黙ってろって。現金払いなんだよ。
「銀行振り込みではダメなんですか?」
「所内の窓口で支払うんだよ」
役所内に証書を購入する窓口があるところもあります。あまり遅い時間に行くと嫌がられますね。銀行の出先機関や外の金融機関で支払う場合は15時までです。

でもやはり、外に出なくては完遂しない最大のネックは、先に述べた資格の原本提示なのですよ。
預かる日に社員か持参し忘れて「コピーじゃダメなんですか?」と生意気に口ごたえするヤツが稀にいますが、
「ダメだよ」
「何でですかね?」
「スピード違反で警察に捕まって運転免許証提示を求められたら、コピーじゃダメなんですか?って言えるか?」
「・・・」
そうやって黙らせます。でも、社員から大事な資格証明を預かって、行政に届け出してから社員に返却する、これを繰り返していくとおのずと私と社員の間に信頼関係が築けます。だから私のカオを知らない資格所有者の社員なんてまずいないですね。
社員にはそうやって強く言えますが、派遣さんは他社なので、派遣会社の営業さんを通して依頼していました。他社なので結構気を遣いましたよ。
今は派遣ゼロになりましたが。

そんなこんなでウチの上長(ディクソンといいます)も私の職掌については諦めていて、
「〇〇さん(私のこと)は出勤は仕方がないですね」

だから今日まで、本社社員で私だけ在宅勤務をしないで今日まで来てしまったのです。
そうやってあっちこっちに出歩いて、そういう儀式を繰り返している過程で、昼になったらどうするか。
外食しかないです。サッと食べて出ます。
弁当?そりゃ無理ってもんです。だってカバンの中が随時、こんな状態ですから。
6人分の資格証.jpg
これ、全部社員の資格証明の入った筒です。弁当なんか入らないです。何かこぼれて社員の資格証明を汚したり棄損したりしたら。(冷汗)
行政は17時閉庁だから、私はそれまでに何件廻れるかが勝負なのです。昼休憩は1時間としても、私は食事済んだらすぐ移動します。最後に1時間まともに昼休憩したのは平成25年の5月だったかな。最後の店舗勤務日以来、もう何年も1時間休憩してないです。(ただ、電車で移動中に仮眠することはできます。)
移動手段は電車、バス、稀にタクシー、レンタカーだったらどっかに停車して、車内で弁当食えるかもしれないが道路は渋滞するので、私はくるまで動くのは渋滞がない群馬だけです。

だからサッと食べてサッと出れる町中華が多過ぎるくらいに多いのです。和食なんてのは食べるのに時間がかかるし、かといって毎日毎日スタンドそばやファーストフードというわけにはいかない。
昼に和食のミニ懐石とか、洋食のミニコースなんて食べてないよ。金額もそうだが長くそこにいられない職掌だからですよ。(食後のデザートも嫌いだし。)

ジャン妻が私の身体を心配して、弁当を持たせようとしたこともあったのですが。汁がこぼれたりして書類や資格証明を汚したりしたら信用が失墜するしな。
「夏場は持ち歩いているウチに傷むよ」
「何処か途中で食べられないの?」
「何処で喰うのさ?」
腹が減ったそろそろ弁当にしようと思った時点で、私は何処にいるかわからないのだ。
駅ホームのベンチで食べろって?(写真は新横浜駅)
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公園のベンチで?芝生の上で?(写真は岸根公園、華やさんの最寄り)
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この日は天気がいいけど風強かった。冬は寒いよ。夏は暑いし。
雨降ったらどうすんのさ。
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行政の待合で喰えってか?(写真は文京区役所)
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地域の会館内で?(写真は厚木合同庁舎別館、食堂脇)
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何処も長時間滞在や飲食は禁止ですよ。ましてやこの時勢でさ。
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大病院の待合で?まさかね。(写真は〇〇医大病院)
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他、寺や神社の境内で弁当を喰えってか。そんな罰当たりな。(写真は藤枝の岩城神社、砦の跡地でもあります。)
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河川の堤防とか?(写真は相模川の堤防です。小田急線が走ってる。)
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やっぱりヤダよ外で弁当食うなんて。遊んでる子供が私を指差して、あのオジちゃんは何でベンチでひとりお弁当食べてるの?お仕事してないの?とか言われたくない。
私は中井貴一さんがうるさく喋ってるNHKのサラメシなんかでよく出て来るあれ、都内の公園とかで天気のいい日に開放的な野外ランチ、ああいうのもイヤなのだ。BBQもビヤガーデンも嫌いだしね。
「その時間だけ帰社するのもバカらしい」
「支店の休憩室は?」
「そりゃ言えば貸してくれるだろうけど」
でも強面な本社管理職の私が「昼を喰うから部屋を貸してくれないか」なんてやったら、そこにいる従業員が私の傍らで昼を食べ難いし、貴重な1時間を休んだ気にならないだろう。ウチの各支店の休憩室は小さくて狭いとこばかりで、奥まったところに設けられてると換気も悪いし、ウチは圧倒的に女性が多いのでそこで密になるわけにはいかない。
実は昨日さる支店で午後13時過ぎに「ちょっと休ませてくれ」って控室の隅を借りたらそこにいた子が私に「タイヘンですね」「お疲れですね」「本社はどうですか」私にいろいろ話しかけてくるので、気を遣わせて悪かったと思う気持ちと、貴重な休憩時間をジャマしたようでこっちも居心地が悪かったのね。
これが群馬や静岡の支店だと全く気を遣わないです。地方は土地が安いので各支店は1戸建ての独立した箱ものばかりで、おのずと休憩室も広くとってあるわけ。あとはそこに私に慣れてる、懐いている社員がいればいいんですけどね。

何故に船山温泉が出てくるか。
出立前の船山館.jpg
船山温泉でチェックアウトして、T館長に見送られながら言われたのが、
「夜、居酒屋に飲みに行ったり、頻繁に昼にラーメン食べに行ったりしちゃダメですよっ」
(@@;)
船山橋を渡って、身延街道を走るくるまの中で、
「彼は何でそれを知ってるんだ?」
「そりゃ館長もこのBlog見てるからよ。あんなに毎日のように外食して大丈夫なのかと心配してくれてたんじゃないの」(ジャン妻)
「彼は地元南部町で外食なんかしないだろうがよ。するほど飲食店ないしさ」
失礼、南部町にも飲食店はあります。
「外食する必要ないジャン。自分とこの素材の方が美味しいんだから」
だが館長がそう言うってことは、このBlogを見て下さる方の中にはそういう見方をする人もいるということ。外食しない人は外食する人に対して違和感を持つし、酒を飲まない人は酒を飲む人に抱くのもそう。私だって煙草を吸わない人だしパチンコや公益ギャンブルをしない人でもある。自分がしないことをする人に対して懸念感を持つわけですよ。
だからこういう言い訳みたいな記事を書いてるのですがね。
私はゲンバーマンではないが、外で作業してる人は巷にたくさんいます。そういう職種の人たちがN大臣が言うところの「昼間も外出自粛をお願いしたい。昼に皆とご飯を食べていいということではない。家庭での食事をぜひお願いしたい」を聞いてどう思ったか。どっかの外食チェーン店の社長さんじゃないが「ふざけるな」ですよ。大臣たちは国会で寝てても給料もらえますが、外で働いている人はそうはいかないんだ。外仕事で外食自粛なんてそれは無理!っていう人はたくさんいるんだからね。
私は誰かと連れ立って行くなんてしません。感染対策が最低減施された飲食店にひとりで入って、提供されるまではマスクして、出されたらでサッと食って、サササッと出て次へ向かう、なのです。そりゃどうせ喰うならBlogネタになるものをチョイスしますけどね。
気になる店2.jpg
実はこれを書いてる今日、8:30か9:00から初の在宅業務に入ります。上から言われてたのです。「私しかできない」んじゃなくて、後任者の為にマニュアルを作成して業務の属人化を無くすんだって。
でも「他にできる人がいない」という理由でいつもいつも私や毅(うるさ型の取締役)に振っておいて属人化を無くすもないもんだけどな。
私が昨日、ボードに「在宅」と書いてやったらフロアが少しどよめきました。BOSSなんか「在宅で何をされるのですかぁ?」
在宅勤務できない人、在宅勤務しない人と決めつけられてたのですよ。ソリ合わないオンナは昨日在宅勤務だったので会ってませんが、今日出社してボードを見たら私の欄に「在宅」と書いてあるのを見て絶対にこう言いますよ。
「〇〇さん(私のこと)在宅なんですか?あの人在宅で何やるんですか?」
「って絶対に言うよなアイツ」
「そ、そんなこと言わない、と、思いますよ・・・」(DON子)
さて、もうすぐ勤務に入ります。問題は今日の昼メシだな。
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1曲5000円のバラード [Music]

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同じCDが2枚並んでいます。
浜田麻里さんの2016年にリリースされた「Mission」です。名曲Orionが収録されているあれ。
何で2枚並んでいるかというと。

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昨年の非常事態宣言中に自室でおこもりしていて、Work上でのプライオリティーチェック、業務ラウンドのコース切り、草の者たちの割り振り、経費精算、Workに飽いたらBlog記事起案、写真整理等、ずーっとPCに向かってた日がありました。
それらPC作業に飽いたので、YouTubeでお気に入りの音楽、Liveバージョンを検索してたら、浜田麻里さんのステージ画像がヒットした。
Obsidianという歌だった。
https://www.youtube.com/watch?v=qYeTzPAuaSA

聴いて唸った。こりゃ曲、詩、アレンジともいいなと。
自室で流したら、
「いい曲ねぇ」(ジャン妻)
ジャン妻はアップテンポよりもミドル、あるいはスロー、ハードな楽曲よりもソフトで静かめのを好むところがある。
「麻里さんのはキンキンして」
ハードな路線はどれも同じ楽曲に聴こえるらしい。

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だけど、おぶしでぃあん?
そんな曲は知らんぞ。
麻里さんの曲名は横文字で難解なのでObsidianがどのアルバムに収録されているのか検索したら、2016年にリリースされた「Mission」だというじゃないか。Orionが収録されているあれだった。

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私はCD棚から「Mission」引をっ張り出した。おぶしでぃあんは未収録だったのです。ムキになって更に検索したら「Mission」の初回特典盤が2枚組で、それのDisk2にあった。初回限定販売のボーナストラックだったのである。
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オブシディアン1.jpg
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まぁたこういう商法を。麻里さんまで。
ボーナストラック、略してボートラは売り上げを伸ばす商業戦略ですな。メインのアルバム構成に含まれない追加の曲ですよ。
突然、閃いて書き下ろした曲とか。
昔のレコードの復刻版に当時の未発表曲をプラスしたりとか。CDはレコードより収録曲増が可能だからね。
既に出ているオリジナル曲のアレンジを変えたリミックス、違うバージョン、ライブやアコースティックバージョンとかね。
歌詞を英語にするとかも。
LIVEバージョンとかも。
要は販促(販売促進)手法ですよ。ボーナス・トラックを追加して、初回限定盤の最初の売り上げを押し上げる効果があるんだな。
矢沢永吉さんの著書でキャロル時代のレコード会社のことを「さも未発表曲が収録されてるように見せかけてジャケットを変え曲順を並べ替えただけでファンを騙してきた」これでいう未収録曲がホントに収録されていたらボーナストラックなのだから、決して騙し商法ではないです。私は1曲でも多く収録されてる方が全然いいと思います。
今はそういう昔の悪質な商法をやったらファンはすぐ見抜くし、レビューに載るからね。
ボートラって、別Diskだと購入したらたいしたことないのもあったね。
具体的に誰かは言わないけど、インディーズや自主レーベルだとメインのアルバムがたいしたことないのにそれを更に上塗りしたような浅いサウンド、アレンジ不足、リスナーが「こんなんで価格が上がるのなら入れない方がいいのでは?」そんなおまけのDiskが稀にあるのだ。
初回リリース版は今回のボーナストラックもそうだが、見もしないLiveDVD、ブルーレイ、イメージ画像なんかもあったりする。そうなると単独のCDだけの商品より高くなる。リスナーの中には敬遠する人だっているだろう。でも私は貧乏性なので、未収録曲、ボートラがあるとついそっちに目が向いてしまうのです。
Obsidianは見落としたんですよ。チェックが甘かった。

麻里さん1-1.jpg

さて、いい曲なのでそれだけの為に同じCDを購入しようとジャン妻に探して貰った。私はクレジットカードもってないので通販ができないからである。
Amazonで検索してもらった。
「ったくよく調べなさいよ」
「気がつかなかったんだ」
「中古しかないわよ」
「いいよそれで」
初回販売が2016年なら、もうホヤホヤの商品は無いだろう。
「アナタ中古でもいいの?」
「別に構わない。どうせiTunesに入れちゃうんだから。」
ところが金額がですね。高い!
「5000円だって!」
「それでいい」
「たった1曲の為に?」
「るさい」
「あ、うるさいって言ったわね」
ゴチャゴチャ言いよるから軽い諍いになりかけたよ。
Disk1は既にあるので、Disk2、ボーナストラックだけの為に支払った金額ですよ。1曲5000円です。また言いだした。
「買うの止めたら?」
「いいんだ」
「高い買い物ね」
「名曲だからそうは思わん」
負け惜しみです。私もこりゃ失敗したなと思ってるよ。思わなきゃバカだよな。

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ヒットしたはいいが。
「早く決済して買い物カゴに入れろよ」
「ちょっと待ってよ。在庫がないのよ」
「えっ?」
「在庫が無いので探してるみたい。1週間くらいかかるって」
「在庫が無いってか?どういうことだ?」
私は画面を見てないのでわからないびだが、Amazonか楽天で商品はヒットしたんだけど、どっかの業者に在庫が無いか探させた。で、何処かにありそうなんだけど、探して配送するのに少し時間をくださいみたいなメッセージが出たんだと。
そして数日したら、Amazonに登録しているGメールアドレスに「見つかりました。配送は何日になります」だったそうである。

中古なんですよ.jpg
で、届きました。中古です。だから冒頭の写真で同じCDが2枚並んでいるわけですよ。
並べてみるとさすがに私も「馬鹿馬鹿しい。1回で済むところを余計な買い物を」と多少は穏やかではない気分がしたよ。同じCDを2枚購入したんだからね。
今はiTunesにおとしたので、この子たちはCD棚で埃を被っています。歌は出勤時や、ドライヴ時にプレイリストに入れたのを聴いてますが。そこらの短時間での買い物なんかでもエンジンかけて車庫から出して、走行いちばんに流れるようになっている。
「またこの曲・・・」
「・・・」
「例の曲だよね。1曲の為に5000円はたいたあれ」
「そうだよ。1曲5000円だもの。
もとを取り戻さんとばかりに聴いています。

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だけど何故、この曲がボーナストラックなのか。メインのDisk1に収録されなかったのか。
アルバムMissionは、プログレッシヴメタルによくある難解な変拍子の「Sparks」シンフォニックメタル調の「Dystopia」のように、高度な演奏力が要る曲が収録されていて全体的にハードなのですが、エンディングにスローでソフトな名曲「Orion」で締めるので、同路線の「Obsidian」を入れると2曲同士がリスナーへの効果、余韻を弱くするというか、薄れてしまうからだと思うな。

麻里さん5-1-2.jpg

麻里さんのObsidianは、飼ってたネコが他界した歌、曲だと前述のYouTubedeコメントにあった。
Obsidianは黒曜石のことだった。おそらく黒猫だろう。

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Obsidian、Orion、もう1曲、Wish、いずれも命を歌った曲、3曲のうちどれか1曲は毎日聴いています。

Obsidian

https://www.youtube.com/watch?v=qYeTzPAuaSA

オブシディアン3歌詞.jpg

麻里さん7-1-1.jpg

Orion

https://www.youtube.com/watch?v=Hcikd9xzNqM

オリオン歌詞.jpg

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Wish

https://www.youtube.com/watch?v=y6jzsMeToY4

Wish歌詞-1 (2).jpg

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大将キムチ海苔巻き [ラーメン]

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ジャンのソウルフードラーメンである本牧の「大将」昨年後半から12まで半年間分を纏めておきます。
最初は昨年10月、蕎麦宿へ向かう日の朝に立ち寄ったもの。
くるまで首都高から東北道へ抜けるので、本牧ランプから首都高に上がる前に寄ります。私は日常でも中区や磯子区の公用途中で大将に立ち寄りできるが、ジャン妻はこういう時でないとこれないから、蕎麦宿へくるまで行く際は大将立ち寄りが恒例になっている。
おっ、求人募集の貼り紙があるぞ。
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「応募しようかな」
「何言ってるの?」
定年なさそうだし。コキ使われそうだけど。
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いつもの定食1.jpg
いつもの定食です。写ってないけど右にジャン妻がいます。私は超かた、ジャン妻はかた麺で。ともに海苔マシです。別皿でクキワカメとキムチも。
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TRYしてみたいことがあるのだ。マシにした海苔をご飯に移して手に取って、キムチを載せて巻いてみた。
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ラーメンに海苔とキムチは要らないって言う人もいます。海苔はフニャフニャ、ベチャベチャになる。だいたいそこらの中華屋で出される海苔はたいした海苔じゃないからね。
キムチは当然辛いから、舌先で味わうスープの味覚が損なわれかねないが、大将のキムチはそんなに辛くないのと、途中で味変して劇的に化けるので味が2種類味わえる。辛いのが苦手な私でも大丈夫なのです。
このキムチを海苔で巻いたものは都内にある最近行けてない店、スパムステーキの店にあるメニュー、巻いて食べる「韓国海苔とキムチ」からヒントを得ました。
店では何もつけないで巻くのでキムチと海苔の味だけですが、大将ではいったんラーメンの上に海苔が載ってるのを移してキムチを巻くので、少しばかりラーメンスープが付着しています。ライトで甘しょっぱいスープの味が僅かに混ざって美味しい。ご飯に合います。
だけどそんなことをしてたら超かたとはいえ麺が伸びてしまうのに気づいた。ひと巻き、ふた巻きして食べるだけで止めた。
でも大将を知って30年、初めてやってみたこの食べ方にハマり、ひとりで来た時もキムチを別皿にして再TRYしたのです。
大将11.jpg
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珍しくテーブル席2卓上の調味料たち.jpg
この日はテーブル席で。左の廊下側の席では老夫婦がラーメン食べてた。いい光景だ。トシをとってもああでありたいものだ。
厨房11-1.jpg老夫婦がラーメン食べてた-1.jpg
テーブル席でこれから磯子区に出す書類をバサバサと広げて、日付入れたり最終チェックしたりしてたのだが、超かた麺なのでさして時間立たずに供された。広げた書類をカバンに仕舞い戻した。
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ワカメと青物から摘まんでみる。この青物は細かいし茹でてあるので、左のインプラントと奥歯の間に挟まったりするので、後で歯磨きが欠かせないです。
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キムチ14海苔に載せる.jpg
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そして前回と同じように海苔キムチ巻きを手でやってみたのですが。手で巻くと手先が汚れるんですな。スープが左手先に付着してベタベタするのが気持ち悪いな。
では箸でやってみたが、箸だとなかなかうまくいかないのだ。箸先で抑えられないというか。
スープに浸して食べたら確かに美味しいのだが、手先がブキなのでどうも上手くいかない。乾いた海苔が少しでもスープに触れたらとそこだけペニャッとなるからね。
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めんどくなって海苔の上に移してみた。
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難しいな。混ぜちゃえばいいじゃないかと思うでしょ。でもそれだと別皿にした意味がない。大将のラーメンスープとキムチを混ぜた赤いスープは味変になるので、最初から混ぜてしまいたくないのです。
そんなこんなでグズグズしてたらまた麺が伸びてしまった。超かたなので多少伸びたぐらいがちょうどいいのですが。
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ラ18麺.jpg
そしてさる土曜日、ジャン妻が「食べにいきたい」と言うので、午前中にくるまできた。
大将の来客用駐車場は横浜マリンハイツ1号館の裏手にあります。大将はマリンハウス2号館です。殆どのお客は短時間の路駐です。近隣の山手警察署に出す短時間路駐免除のお願い署名を募ってたことがありましたね。
マリンハイツ1号館の駐車場に停めようとくるまを廻したら人が群がっていて、火災報知器のサイレンがうるさく鳴っていた。
何だ何だ?人が大勢?-1.jpg
あの群衆をかき分けないと大将の駐車場に停められないな。
「路駐するか」
「いやぁ、ちゃんと停めといた方が」(ジャン妻)
「火事か?」
「訓練じゃない?」
ゆっくり徐行して、バックで切り返して停めた。
停めたところ.jpg
防災避難訓練だった。
群衆を避けて店まで歩いたら意外と遠かったぞ。
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店に入ってカウンターの上に、駐車場の位置が置いてあった。
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あれ?これは私等が止めた場所と違う。コンテナヤードに面してないし樹木に接してない。この写真だとマリンハイツの奥、産業道路側じゃないかこれ?
私がバックで入れた駐車スペースには確かに3台分「大将」って赤く表示されてたが。
もしかして俺らは従業員の駐車場に停めたのだろうか。まぁいい。空いてたんだし。そんなに長居するわけじゃない。
「この航空写真はどうやって撮ったんだ?」
「さぁ」
「大将の誰かがドローンでも飛ばしたのかな」
「・・・」
グーグルマップかもしれない。そういう発想ができるスタッフが大将にいるのだろうかね。
ウチと同じタイマー1.jpgウチと同じタイマー2.jpg
目の前の冷凍庫にタイマーが見える。滅多に出ない餃子、私も1回しか食べたことないが、それを焼く時間をカウントするのです。
「あのタイマー、ウチの台所にあるのと同じだワ」
珍しいことだ。ジャン妻がそういう些細な事で親近感を抱くなんて。
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おやっさんを久々に見た。痩せたし枯れたし腰や背中もやや曲がってきてるが、まだまだお元気です。やはり大将には定年はないんだな。
今いる若いスタッフも海の向こうから来た若者で、ときおり外国語で会話してる。人出が足りないのだろう。
混む時間帯だけ出てくるパートのオバちゃんたちも出勤してきた。
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キューちゃんを取るジャン妻.jpg
短い腕を伸ばしてキューちゃんを取ろうとするジャン妻。
「好きだね」
「好きなのよキューちゃんが。要る?」
「いや、いい」
私はテーブルやカウンター上に置いてある「ご自由にどうぞ」の類には手を出さない主義なのだ。
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ラ22ワカメ投入.jpg
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この日は手先や箸先で海苔&キムチを摘まむのではなく、ラーメンの上に載っている海苔マシにキムチを直接載せてみた。
そしたらキムチの重みで海苔が沈み、ややベチャッとした食感になってしまった。
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なかなかどうも難しいな。海苔のパリパリを維持して、スープをちょこっとだけ浸してキムチは決してスープに落とさない(スープの色と味が変わってしまうから)そうやって食べるにはどうすればいいのかな。
ご飯の上に移してしまった。すると今度はご飯にスープが染みてしまうのです。
この日も疑問符がついたまま食べ終えた。
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駐車場に戻ったらまだ防災訓練をやってやがる。
そういえば同じ時期にウチの地元町内会自治会の防災訓練の案内が来たけど出ませんでした。年末の灯の用心夜回りも声がかかったのですが「自分は行動範囲が広範囲に渡るので辞退します」と返信して参加しなかった。自治会の役員たちは高齢者ばかりなので持病のある方もいるだろうし、私が参加することで万が一ってこともあるからね。
なぁんてのは表向き胸を張って言える不参加理由を挙げただけで、本当の気持ちは寒いしめんどくさいです。だいたい火の用心なんて時代遅れだと私は思っているかれね。
辞退するいい理由ができたというものだが、火の用心同日、連中が私の家の前にやってきて何やら私語しながらそこで「火の用心」カンカンを打ち鳴らしてた。すぐに他へ行けばいいものを「ここは〇〇さん(私のこと)の家だな」とか喋ってたに違いない。私は家の外に出てかなかったが、サッサと他所へ行きなさいって。
昨年は防災訓練以外でも行事関係は全て中止でした。そんなイベントがなくても日常には不自由しないですよ。私はそういうイベントをやりたいが為の自治会から、今はやや気持ちが離れています。
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さて、昨年最後にひとりで来た日、この日は横浜市内南部で勤務するウチの女性社員が30歳後半でようやく入籍できたので、その女性社員の資格名義変更手続きの延長でやってきました。私は個人情報に関するそんなことも業務しなくてはならないのです。それも含めて私の業務内容と、何故昼に外食ばかりなのかを近日中にUpします。
今回の大将、キムチ海苔巻きで閃いたことがある。海苔も別皿にしたのです。
券売機で購入した券を渡す際に、
「マシにした海苔は別皿にしてくれ。キムチ皿の上に載せてくれ」
「???」
「キムチを巻いて食べるんだ」
「!」
若いのは最初は何でかわかんなかったみたいだね。
ラーメンの上に載せた海苔で巻いて食べるとベチャベチャになって巻き難い食べ難いなんてのは、やってみた側でないとわからないからね。
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上手くいきました。これなら手先でもOKですね。手がスープで汚れないし、箸先で滑ることもないし、スープがキムチで赤く染まることもない。
キムチでスープを血のように?赤く染めるのは最後の最後です。
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美味しい美味しい。これはご飯のおかずですね。ご飯何杯でもいけそうです。朝食に向いてますな。
超固の麺がスープを吸って膨らんで伸びてくるのはまぁ仕方がない。
でも大将に来る客は100%ラーメンを食べにくるのであって、こんなキムチ海苔巻きを食べに来る客なんていないし見たことないです。主客転倒でサイドが主役になってしまった半年間だった。
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昨日でお開きにした華やさんも含めて、一連の町中華&ラーメン、シリーズが続きましたが「船山史家の呟き」ではこの本牧大将がUpされるとそれらシリーズがひと段落する締めと位置づけています。
まだ昨年12月と今年1月のランチネタのストックがたくさん残っているのですが、それは先送りします。
読者の方から「ジャン、船山は、毎日外で昼を喰っているが大丈夫なのか?」そういう声が聞こえてきそうですな。
何で自分はランチを含めて外を出歩いているのか。それは私が抱える自分ではどうしようも変えようもない業務のせいなのですが。。。
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華や 味噌 [ラーメン]

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誰でも仕事というものは、どんな形であれいつかは終わりを迎える。あるいはひと段落して一旦そこから離れる日が来る。
華やさん沿線と、圏内の公用がひと段落しようとしています。私の出番は終わり、影の部下、草の者3号が引き継いだ。
岸根公園駅で途中下車することもなくなる。まだまだ未食のメニューがあるが、人間の胃袋はひとりにひとつ、昼は1日に1回しかない。一応は最後?となったこの日、苦手な辛い系、麻婆系や四川、何処でも食べたことない天津は除外して、未だ食べてないメニューからプライオリティを重視して消去法で残ったもの、チョイスしたものは味噌ラーメンです。
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だが町中華の味噌ラーメンは満足度に届かないリスクが伴う。
まず、業務用の味噌であること。
具は大量のもやし、僅かばかりのキャベツ、申し訳程度のニラ、刺身のツマのような細っこいニンジンが混じってる程度とか。
チャーシューは絶対に無い。肉類はあってもせいぜいミンチ肉です。
知り得て半年足らず、私は華やさんへの訪問は初心者なので、回数は少なく滞在時間も短いが、これまで他のお客さんが味噌ラーメンをオーダーしたのに出くわしたことがない。では華やさんの味噌ラーメンとはどのようなものなのか。
最初に食べたシンプルな醤油ラーメンが単に味噌スープになっただけのオーソドックスなものだったりして。
いや、そんなことはない。必ず何か他にない店独自の特徴を打ち出してくるに違いない。

でもねぇ。11時OPENを目指して歩いて行ったらまたしても。。。
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暖簾が出てない。
昨日の記事では暖簾が出てるのに「準備中」を「営業中」にひっくり返すのを忘れたようだが。今日は定刻に開いてないのだ。
私は店の前から少し離れたところで、引き継いだ草3号に業務電話をして時間を潰してから10分後に戻った。
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「いぃらっしゃぁい」
ママがマスクした。
「ええっと。」
私は立ち上がったままでメニューを指した。厨房奥にいる店主の視線を感じた。開店までバタバタしてようやく開けたところへ客1号が私みたいな者が現れたから?
「味噌ラーメン、小チャーハン」
「はぁい、味噌ラーメンと小チャーハンでぇす」
誠に失礼ながら私はママの表情をある可愛らしい動物に例えています。その動物は昼中は眠たそうな表情をしている動物です。
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(昨日書き忘れましたが、華やさんで時々カチ合うタクシー運ちゃんがいます。初めて来た日から数えて都合4回ほどお見かけしてますが、不思議だったのはいつも「ごちそうさん」と言って金を払わないで出ていかれるのですよ。ツケで食べてるのか、月締め一括会社請求か、あらかじめ現金を多く店に渡しているのかと邪推、勘繰ったら、オーダー入れた時点で先払いしたのを目撃しました。失礼しました。)

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後から工務店風のオッさんがひとりで来てラーメン&小チャーハン、ガタイのいい若者が、肉野菜炒定食ご飯大盛り、単品で麻婆丼、よう食べられるな。ご飯大盛りを目撃。凄い量でしたね。この店の普通ご飯は大きめの茶碗で擦り切り1杯分ですが2杯分近くあった。
その工務店風のオッさんの小チャーハンと私のが同時にきた。
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「小チャーハンお待たせいたしましたぁ」、眠そうなママの声を聞いたらこっちまで瞼が重たくなってくるが心地よかったりもする。
可愛らしい小チャーハンだがサイズ的には小さくないです。
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小チャーハンにはすぐに箸をつけずにメインの味噌ラーメンを待った。今日は豪快な炒め音はそんなに聞こえなかったから、油の量が少なめか、スープで煮ながら炒めるあのやり方かもしれない。
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供された味噌ラーメンはというと。
味噌スープの中心部に野菜の浮島が!
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さすがは華やさん、今日もいい意味で期待を裏切られました。さっきも言ったけどチェーン店にありがちな、原価の安い大量のもやしだけ、とか、もやしと僅かかりのキャベツの芯でお茶を濁すなんてことはなかった。
キャベツではなく白菜、横切りにした白菜がメインで、もやし、ニンジン、ニラ、タマネギ、豚肉でした。
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湯気がモワァ、これは熱々だな。私はこの店で3回ほど上顎を軽く火傷しています。その火傷すら満足するもので後味心地よいくらいだが。
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湯気を鼻息で吹き飛ばす、頂部に厚めの豚肉が鎮座しています。
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キレイなスープですね。濁っていません。業務用の缶から練りだした味噌でだろうけど。和風、味噌汁の味噌までいかないが、くどさ、エグさが感じられない。味が濃過ぎたら、塩気が強過ぎたら、その場合の保険であるバターなんか要りません。
そういえばこの店、バター、コーン、ワカメ、メンマ、海苔といったトッピングというものが無いね。デフォで自信があるのだろう。

箸で、ワシッと野菜を摘まむ、その壱、
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箸で、ワシッと野菜を摘まむ、その弐
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その参です。おや?モヤシ、ニラ、タマネギに混じって、タケノコも入っていますね。
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タケノコ細切りです。青物はニラが中心ですが、小松菜の茎も入っていた。
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今回も野菜が主役です。麺は何処にあるのやら?
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切り方は細いがそれらが集まって箸先が重たいのでちょっと小休止、60肩の右肩、肘が疲れてきた。野菜野菜中心の中華味噌スープ、味噌汁のデカいヤツの感がある。
このツヤツヤしたニラが美しい。輝いています。
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中盤戦、中央に集めた残りの肉野菜たち。まだ麺が出てこないのです。業を煮やした私は次の2枚写真で麺を引きずり出します。
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黄色い太麺がようやく姿を現しました。こないだのチャーメンのあれです。他の麺類の細麺は味噌には合わないですよ。
野菜の迫力に負けて、あ、麺があったんだ、ってなもんです。
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またまた湯気がモワァ、
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湯気を鼻息で吹き飛ばします。
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三度めの湯気がモワァ、鼻息でフンっと吹き飛ばします。おっと、またしてもタケノコが出てきた。細切りではなく薄切りです。
好きだねタケノコが。店主の嗜好かな。
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レンゲで肉の残りをすくいます。後半になってもまだ肉が残ってるのです。
野菜優先で食べてたら肉を食べるのが最後の方になるのですが、豚肉がこんなにある味噌ラーメンは珍しい気がする。味噌ラーメンにデフォでチャーシューはまず載ってないし、それはチャーシューの塩気と味噌がカチ合うからだが、肉はあってもミンチ肉の店が多いです。それも申し訳程度の少しの量で。この店は違う!
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味噌ラーメンをあらかた食べて燃え尽きたところへ、口直しに小チャーハンを。後で食べる辺りデザートみたいな位置づけになってしまった。
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立上がってティッシュで口の周囲を拭いてマスクをして、「ごっそさん」、ママにお金を支払って、すぐには立ち去り難かった。コートを丸めて、床に置いたカバンを持ち上げ、店主とママの鷹揚で無駄な威勢の全くない、「ありがとうございましたぁ」を聞いて出ました。
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私の中での小さい旅が終わった。旅の途中にあった名店、華やさんは、最寄駅は岸根公園駅だが近くはないし、人が大勢いる市の中心部から離れた街道沿いにあった。SNS等が普及されない時代なら、名店でありながら知る人ぞ知る店のままだった筈だ。
そこへ来るまで、それだけの為だが小旅行でもあったのです。旅は距離ではなく、日常からの脱却であると言ったのは故・宮脇俊三氏だが、都会の中のローカル線の趣があった。
そこで出されたものは料理名は他所と共通でも、何処かしら必ず他と一線を画するスタイルだった。何かが違っていた。この店ならではの豪快さ、丁寧さ、力強い味、ボリューム、全てが私にビンゴ、ドストライクだったのです。
横浜市営地下鉄ブルーラインの横浜から北、あざみ野までの圏内での公用は終わった。
一抹の寂寥感と虚脱感が残ったまま、遅い足取りで岸根公園駅まで歩いた。
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華や 12品目焼きそば [グルメ]

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華やBlogの様相を呈していますが、訳あってもうすぐひと段落します。
冬場れ、快晴、雲ひとつない、空気が乾いているので今日の華やさんではたくさんあるであろう野菜と油分を摂取しようと決めています。
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ところが。。。
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なんだ?準備中?
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11時過ぎてるぞ。赤暖簾は出てるのに。
営業時間に入ったが、ひっくり返すのを忘れてるのか?
カブに野菜箱が積んだままになっている。
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こないだ行った保土ヶ谷の店もそうだったが、個人店は開始時間を遵守しない店が時折あるよね。駅ビルやデパートの集合テナントなんかだと、営業開始時間になっても店が開かないなんてのはまずないけど。
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そしたらくるまが1台バックで停めて中から男女が下りてこられた。マスクしてる私は運転席から下りた男性と目が合って、「準備中か?オカシイね?」のように目だけで訴えたつもりだが、その方は意に介さず2人して先に入っていかれた。
私は取り残された。外に。
先に入っていった彼らは壁際のテーブル席に座ったようだ。冷水コップを持っていくママの細い足が見えたということは、入っていいんだな。彼らと少し間が空いて私も続いた。
「いぃらぁっしゃぁい」
いつも眠たそうなママの声である。
私は、「準備中になってますよ」とは言わなかった。先客の彼らが言ったんじゃないかと思ったから。
「ええっと、五目あんかけ焼きそば・・・」
「固いのとやわらかいのと・・・」
「やわらかいの」
相変わらず眠たそうだな。こっちまで眠くなりそうだ。だが、店主がいないのである。だから準備中だったのかな。前にもこんなことがあったし。
ふと気づいたら、プルルルルッ、プルルルルッ、プルルルルッ、内線電話の呼び出しCALL音が小さく鳴っている。
ははぁん、2階にいる店主にママが、「お客さん来たわよ」、CALLしてるに違いない。いつまでも鳴ってるかのCALL音が止んだと思ったら、2階で何やら踏み付ける音がして、ドスドスドスッと地響きを建てて長身の店主が下りてきたよ。
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透明アクリル板を支える足場が三角形の木でできたものに変わっていた。軽く触って押してみたが、強く押さない限り板だけ外れて倒れることは無さそうだ。誰かお客さんが肘か手首で押して倒したのかもしれないね。
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メニュー他、掲示物は金物の洗濯挟みで止めてあった。
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次に入ってきたお客さんが。
「準備中になってるよ」
「あ、今、なおします」(ママ)
もう11時半前だぜ。ホントに忘れてたらしいな。
「何だって?」(店主)
「準備中になってるって」(ママ)
店主だって店に下りて来るのが遅れたから、舌打ちしたりママに亭主関白ぶって「暖簾出したら営業中にしとけよ」そう強く言えないしね。
でもママはすぐに外に出ていかず、準備中の看板を直しに行ったのは大分経ってから。11:30頃じゃなかたかな。のんびりしたものです。
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先に入られた男女2人にラーメン、小チャーハン、ワンタンメンが出た後、何やらもの凄い揚げ油の音がした。この店はメニューに揚げ物がないから、野菜類を油通しする音だろうか。
そして炒める音が長くかかった。また大量に野菜を炒めてるに違いない。
「五目やきそばお待たせいたしましたぁ」(ママ)
「お待たせいたしましたぁ」(店主)
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ウオッ、何て豪快な。野菜を重視するこの店で出されるものや炒めもの系は、これまで何回か度肝を抜かれたが、今回も驚愕した。具が山盛り過ぎて麺が見えないじゃないか。「山」ほどではないが「丘」になっている。
手前です。カマボコ、青菜(青梗菜?小松菜?)、タマネギ、タケノコ、白菜、ニンジン、豚肉、
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真ん中です。白菜、ニンジン、青菜、タケノコ、椎茸、海老、キクラゲ、
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向こう側です。椎茸、白菜、海老2尾、タマネギ、キクラゲ、後でわかったが、白菜だけでなく実はキャベツも含まれていたのだ。
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左サイドです。重複しますが、白菜、ニンジン、海老、キクラゲ、青菜、豚肉、テラテラして判別し難いけどキャベツもあるのかな。
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右サイドです。重複しますが、タケノコ、白菜、タマネギ、青菜、豚肉、この豚肉にも後で驚かされるんだけど。
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たくさんの具で蓋をされています。どこからも麺が見えない。今日は小チャーハンを追加しなくてよかったって思った。焼きそばがド迫力過ぎて、小チャーハンを追加しても竜頭蛇尾に過ぎないだろう。
今日はジャン妻が出勤日で、18時から都内某所で待ち合わせて外食することになっているのだ。それまでには消化しきれるだろうか・・・
ではまず苦手な椎茸から、デカい椎茸が1/2にカットされている。
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黄色い白菜、芯の部分、
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タケノコ、贅沢な具ともいえる、
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カマボコが混じってるのは彩を添える為かな。
腰が曲がって腕が細くなった枯れた店主が営む町中華だと、厨房のそこらに置いてあるカニカマ、冷えたゆで卵、チャーシュー、メンマ、そしてカマボコなんかを適当に、「載せればいいだろ」、的なあんかけでない五目焼きそばに出くわして失敗したことが数回あるので、町中華で出されるカマボコにはあまりいい印象がないのだが、私の固定概念を打ち消すかのように温かいカマボコだった。
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青物は青梗菜か小松菜か。メニュー裏には店で使っている「新鮮野菜!華や!主力野菜の栄養と効果!」が載っていて、それには14種類の野菜についての効能効果が描かれているのだ。青梗菜でなければ小松菜だと思う。
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スライスしたニンジンがテラテラ光っている。薄暗い蛍光灯の下でこれだけ光っている。
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豚肉はバラ肉か細切れ肉か。脂身少ないチャーシューの切れ端か。いい肉ですよ。
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海鮮系は海老です。アサリやイカなんて要りませんけど海老は欲しいよね。そういえばメニューに海老そばなんてのがあったね。
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あったあった。五目あんかけ系には必須のうづら卵、箸で摘まみ難いけど。
摘まんで撮って、戻したらコロコロ転がって危うく皿からリングアウトしそうになった。
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そうだ、これは焼きそばだったんだ、八宝菜じゃないんだ。だけどこれだけ具があると麺は脇役ですね。
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キクラゲ、あって当然ともいえるが、これだけの具に黒いのが少しでもあるとアクセントになります。
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タマネギが出てきた。よくこれだけの種類の野菜を忘れずに目分量で投入できるものだ。
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白菜の葉っぱ、外側の青い部分が出てきた。白菜は結球している野菜、外側から使っていくと最終的には芯の部分しか残らないから、外側、芯の部分、漫勉なく使っているようだ。
ところが葉野菜の主役は白菜だけではなかったのです。この後で出てきます。
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続いて白菜のデカい芯が再度登場、
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チャーシュー、さきほども出てきましたがちょっと待てよ。この写真、左脇に別の豚肉がカオを出してますね。ということはですよ。
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左にカオを出してた豚バラ肉か細切れ肉を引っ張り出してみた。その豚肉とチャーシューが別なのですよ。豚肉が2種類あったのです。地味に地道に贅沢です。
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そして気が付かなかったのですが、埋もれてたキャベツが登場、
この店、主役の葉野菜を白菜とキャベツ、どちらか1種類で済むところを2種類、それもそれぞれが芯の部分と葉の部分とあり、脇役の野菜類も種類が豊富、豚肉もチャーシューと2種類、どちらかでお茶を濁さない丁寧な仕事っぷりが凄いです。
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五目あんかけ焼きそばだから最低、五品目はあるべきだが、それの倍以上の具がありました。12品目か13品目はあった。八宝菜以上です。
力強い味なので、いつもは物足りない塩気のワカメスープが薄味で正解です。

この日、私から見えないフロア側のカウンター席で、さきほど入られた「看板が準備中になってるよ」のお客さんとこでカチャンと軽い金属音がした。例の透明アクリル板が外れて倒れたらしい。武士の情けじゃないけど私は敢えて見ないようにしたが、さすがにママが眠たそうな目をフクロウのようにカッと見開いて、「大丈夫ですか?」スッとんでった。その動きの俊敏なこと。のんびりしてるように見えて意外と瞬発力があるのかもしれない。
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ご馳走様でした。ド迫力で五目以上ある焼きそばでしたが、あれだけ具があると固焼きの方が合うかもしれない。
でも意外にズシッと来なかったんですよ。いい油を使っているのと、スープ系の五目うまにそば(広東麺)じゃないから、スープで腹が余計に膨らまなかったからです。胃もたれナシ。
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すっかりハマった華やさんですが。
しばし、しばしの間だと思いますが、華や離れの時が近づいてきているのです。
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華や ヘルシー [船山温泉]

まだ暗い未明、4時半に目覚めた。
腹の虫がグーッと鳴った。腹が減って目覚めたのか。
やっぱり昨夜の晩飯が足りなかったんだよ。コロナ太りを気にしてるジャン妻は「これだけあれば充分なボリュームでしょ」自分の意見を押し付けるように言ってたが、私にしてみりゃとんでもない。ビーフストロガノフにサラダ、トースト1枚だけだったんですよ。
足りなくて風呂に入ってるジャン妻に隠れてピーナッツ揚げを摘まんだりしたんだから。
(これがバレて。ピーナッツ揚げは没収されました。)
2度寝しないで起きて、部屋のエアコンを買い換えたので、温かい環境でブログ記事の下書きやら写真整理やらしてたらますます腹が減ってきた。
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今日は本社には行かないで空腹のまま鶴見区、神奈川区と廻った。いったん横浜駅に戻る途中で空腹で気持ち悪くなった。
岸根公園の華やさんまで持ちそうにないので、立ち食いか何かで適当に済まそうかと思ったぐらいだよ。
でもそういうことをすると食べた後で後悔するので止めた。我慢するのが辛かったな。
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雨上がり、あ、もうタクシーが停車している。
もう1台、2名様も続こうとしている。
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タクシーの運ちゃんも次の2名様も前に見たことがあるな。運ちゃんはラーメン&小炒飯、2名様はラーメン?小炒飯、ワンタンメン、炒飯、ニラレバ単品、持ち帰り餃子2皿、入り口側の狭い四角いテーブルの上にそんなに載るのかね。
でも店を開けてすぐの時間帯で3000円の売上はデカいし、今日の幸先が良いじゃないですか。
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今日は早あがりして夕方5時に上大岡に行くので昼は軽くすることにした。これまでのどれよりも軽いメニューに。でも割高なものです。
「小炒飯と野菜スープ」
ママは滅多に出ないだろう組み合わせに、
「それでいいの?足りるの?1000円近くするわよ」
そう思ったに違いない。いつもの眠たそうな目がそう言ってた。
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野菜スープ?今宵の上大岡は栄養バランス無視で好きなものしか食べないから今、昼のうちに1日に必要な量の野菜を摂取しておくのです。
メニューには野菜スープ、ワカメスープの2種しかない。五目スープ、肉スープ、玉子スープ、そういう類がないのです。
何故かな?
あってもいい気がするが。
おそらくはタンメンや五目そばと同系の塩スープでだうと、食べる前から予想できるというものですが。
定食や焼きそばについてくる小茶碗のワカメスープは薄味でしてね。味的にちょっと物足りなくもある。あれをベースに野菜スープにしたら更に薄味になるだろうな。
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小炒飯は先客の運ちゃんのセットと同時にきた。野菜スープは少し間が空いた。
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おそらくタンメンの麺無し、肉無しがこれですね。
白菜だけでなくキャベツも泳いでいます。他にはタマネギ、長ネギ、もやし、ニンジン、ニラ、椎茸、キクラゲ、タケノコ、青菜はチンゲン菜かな。
青菜から摘まんでみよう。行きなり口にいれたら上顎を火傷するから慎重に。
青菜とキャベツ、青菜は青梗菜か?
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スライスしたニンジンとキャベツ、
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白菜と青菜、チンゲン菜
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長ネギ、ネギがもっと欲しいな。煮込まないネギが大好きなので。
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キャベツ、湯気がモワァ、
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湯気を吹き飛ばす、
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キレイなスープですな。油や焦げの汚れが全くない。端っから胡椒もかかってない。それが大事。
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レンゲですくってみる。湯気がモワァ、
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湯気を吹き飛ばす、
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箸でガバッと摘まんでみると、麺がないのは寂しくもあるな。
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スープの具、野菜が無くなったようだが、丼の底を浚渫船のようにレンゲでさらって具が残ってないか確認する。
最後まで熱々でした。野菜のしゃぶしゃぶみたいでしたね。大盛りにしたら野菜マシになるのだろうか。
では小炒飯に取りかかりましょう。合間にスープをすすりながら。
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ご馳走様でした。本日の野菜摂取が完了、軽かったので夕方に腹の虫が鳴りまくったけど。
タンメンと五目そば、おそらく野菜スープと同じような路線だと思うから、それらはパスして次回は何にしましょうかね。
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後続客が続々と入ってくるぞ。店を出たら青いコンパクトカーがバックで入ってきのです。
切り返して停車、オジさんが運転席から下りようとしてドアを開けたら、店のカブマークが描かれた板にギリギリの位置だったよ。
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その次に、ハザードランプ点滅してる別のコンパクトカーが横断歩道前の中央部に停車していたのです。やっぱり華やさんの客で、そのくるまはアタマっから駐車場に突っ込んだ。
これで都合8人の客が入店、時刻はまだ11時半だから、今日の昼の売上ノルマはクリアできそうですな。
夜は知らないが、華やさんの料理はボリュームがデカいので、チョイ飲みには向いてないかもしれない。逸品でガッツリ、そして力強い味が多いですが、今日の野菜スープは幾分大人しくてヘルシーだった。
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華や 肉野菜炒め焼きそば? [グルメ]

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華やさんレポ続けます。今日の業務は訪問件数は少ないのですが、午前中は横浜市内で2か所、この後は都内に飛んで影の部下、草の者1号を教育がてら打ち合わせをして、夕方にはまた横浜市内に戻らなくてはならない変則ルートを組んでいます。でも地元で終わるので早く上がれます。
その過程で、横浜駅から市営地下鉄ブルーラインあざみ野駅に向かう途中、岸根公園駅で途中下車、華やさんにテクテクと歩いてきました。
両耳に突っ込んだイヤホンから流れるBGMは浜田麻里さんの「Steps In The Sand」~「Crecendo」曲が終わった頃に店に到着、11:15分、いちばん客だった。
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小柄なママがマスク着用した。一瞬だけ素顔が見えた。美人だな。
長身の店主がヌオッと立ち上がった。この店、小さいながらも天井が高いのは店主が高身長だからじゃないかな。
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店内にちょっとした異変が生じていたので当惑した私は立ったままでメニューを覗きながら、
「ええっと、これこれ、この塩焼きそば、ちゃ?ちゃーめんっていうの?」
「ハイ、ちゃーめんでぇす」
ちゃーめん、炒麺、焼きそばとは似て非なるものかもしれないな。
私は何を当惑したかというと、店内が再度の非常事態宣言のせいか、そこらじゅうが透明アクリルの仕切り板だらけになっていたのです。
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カウンター、テーブル席、全てに仕切り板が置かれている。
今の時勢だとアクリル仕切り板なんか珍しくないですけどね。L字型のカウンター席は隣を遮断、壁際の小さいテーブル席も対面を遮断しています。
入り口側の小さくて四角いテーブルは、テーブルのカタチ、四角形を三角形にカットするように置かれていた。かなり無理していますな。あの席に座る気はないが、あれだとラーメン&小チャーハンも置けるかどうか。
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私がいるカウンター席にある仕切り板はメニューと卓上の調味料を分断しています。調味料のものによっては仕切り板を退けないと取れないのだ。
ところがこの仕切り板、あまりしっかりしてない。肘が触れたらパタンと倒れちゃって、板を支える部分が外れてしまったのです。フンと鼻息を吹き付けただけでも外れて倒れそうですよ。もとに戻しましたが軽いしあまり安定していません。これは肩幅が広い私は注意を要するな。
仕切り板が外れてる.jpg仕切り板を直したとこ.jpg
冷水ボトルを汲みに立ち上がった際に向こう側カウンター席を見たのですが、そこの仕切り板を肘でドついたらパタン、パタン、パタン、将棋倒しに倒れそうです。ピタゴラスイッチの幾何学装置みたいだったね。
まぁ仕方がないですね今のご時勢ではね。広くない店内だし。
後からお客さんが1人、また1人きて、この仕切り版に多少は困惑してたな。
「ここ、いい?」
「どうぞ~」
空いてる席に座るしかないのだが、肩幅が広い方だったので仕切り板に挟まれて肩身狭そうだった。おひとり様か2人様専門店にチェンジした感があるね。それでもいいでしょう。N大臣も仰ってたけど、今は昼も会食自粛なんだからそれならいっそのこと仕切っちゃえってね。おひとり様でどうぞって私は願ったりかなったりだけど。コロナが終息するまでは。
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本来の営業時間.jpg
ジャーッ、ジャッ、ジャッ、ジャッ、いつもながら炒める音が凄いです。厨房は見えないけどボリューム大の焼きそばなのが想像されます。
店主は高身長でリーチが長いし掌も大きいのだろう。握力も強そうだし。だからそこらの店よりも多い量で出すことができるのだろうな。
炒める時間も長いです。熱気で店内が徐々に温まり、ガラス窓が曇った。
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こ、これかっ!
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山、マウンテンになっているじゃないですか。
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いつぞやの肉野菜、ピリ辛、玉子炒めが小山のようだったから、おそらく焼きそばもそういうスタイルだろうなと想像してたらホントにその通りだった。
焼きそば山の麓、裾の辺りです。
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焼きそば山頂です。山の頂にはニラとタケノコが載っている。
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ドローンを飛ばすように真上から見たとこ。
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焼きそばに見えないですね。焼きそばの麺もあるんだけど、肉野菜炒めと焼きそばを合体させたような、麺と具の比率が五分五分になっている感がある。
キャベツ、モヤシ、ニラ、タマネギ、ニンジン、タケノコ、キクラゲ、豚肉、これだけ野菜があると、野菜だけ先に食べて麺だけ残す、食べ方は無理だなとばかりに箸を突っ込んで麺を引きずりだしたら、
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お、重たいっ!
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ヘビー級の焼きそばです。左右両肩とも50肩を越して60肩にキテいる私には重たい。ズシッときます。ソース焼きそばのような細麺ではなく、コシが強い太麺の四角いヤツですね。
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少しずつ食べてちょっと小休止します。マジで肩に鈍痛が走ったのです。
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いかん、このままだと私はこのヘビィ級の焼きそばに敗北しそうだ。気をトシ直して箸先でリフトアップしてみる。重たい。
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最初に見た時はそんなにたいしたボリュームじゃないなと思ったのですがさにあらず、ボリューム大なんですよ。例によって野菜が多いのだ。
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60肩なのに無理して引き上げたところ。
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後半戦です。まだこんなに具が残っています。焼きそばを食べているのか肉野菜炒めを食べているのかわからなくなってきた。
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味的には確かに塩でしたが、色合から見ても塩だけって感じがしなかったな。力強い塩焼きそばのインパクトが大き過ぎてワカメスープがことさらに薄く感じた。お茶のように飲み干してしまいました。
コシのある麺だったな。どういう麺なんだろ。顎のいい運動になりましたよ。
この店のメニューに屋台風のソース焼きそばが無いのは(裏であるかもしれないが)店のポリシーが野菜重視だからだと思う。ソース焼きそばにこれだけの野菜の種類と量は要らないからね。
「アイヨ~、ごっそさぁん」
私も慣れてきたので、物言いがややぞんざいになってきたかな。
「毎度どうも~」
店主に初めて言われた。「毎度」って。
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店を出たら作業トラックが停まっていた。このトラックの客は2人、デカい男性ゲンバーマン、小さいテーブル席にキツそうに座っておったよ。テーブルの防御板が小さく見えたもの。
コロナ禍の時勢で3人4人で来店するのはおススメできませんが、外工事のゲンバーマンは、親方、ナンバー2、若いの、3人4人で外作業するわけですよ。そういう人はテレワークなんて絶対にできないのだから。
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岸根公園駅に戻って、あざみ野経由で都内へ。そこにいた草の者1号が私に言ってくれた言葉に感激したものです。
会社員してて初めて言われたその台詞は。。。
今はやめとこう。舞い上がってるから。落ち着くまで。
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華や 最強の肉そば [ラーメン]

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町中華のメニューにあったりなかったりするのが定食類だと生姜焼、麺類だと肉そばだと思います。
肉そば、発祥は大陸なのでしょうか。それともナポリタンのように日本で考案されたか、何か偶然の産物なのでしょうか。
肉そばは、サンマーメン、もやしそば、広東麺、五目旨煮そば、といったカテゴリに含まれるのか、別なのか。
同じ肉類でもチャーシューメンとは違うが、その名のとおり肉が入ってれば肉そばなんだろうけど。肉が入った日本蕎麦もある。
肉は普通は豚肉だよね。
食べる前から疑問符点きまくりです。かくいう私は肉そばってあまり食べたことないんです。メニューにあっても食べたことないし食指が湧かないのだ。私がよく行く店では置いてない店が多いのです。
そんな私がタイトルに大仰ぶって最強と銘したのは、華やさんで食べた肉そばが、全体のボリューム、肉の質と量(枚数)野菜とや麺とのバランス、炒めたソースと具がスープに溶け込んで、自分の好きな味だったからです。
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昨年、去り際に、
「年明けはいつから?」
「ええっと、5日からだっけ?」(旦那に確認するママ)
もしかしたらUpした順番を間違えたかもしれません。昨日の記事サンマで「年明けはいつ?」と聞いたつもりでしたが、写真の日付を見るとその前回、店が混んでた時のネギラーメンがサンマの後、令和2年ラストだったかもしれないのです。
年明けて1月5日、11時過ぎに引き戸を開けたら先客ゼロ、私が令和3年最初の客の筈です。
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「肉そば・・・小チャーハン・・・」
「ハイ、肉そば、しょうちゃぁはぁん」
相変わらず眠たそうなお声です。正月ボケかもしれないね。
店主にしてみれば年明け早々いきなりヘビィなオーダーが入ったと思ったかもしれない。せめて正月明け初回はセットもの、ラーメン&小チャーハン、あるいは肉野菜炒め定食にしてくれよって。
今年最初の中華鍋に火が入った。
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心地よい炒め音がする。
肉そば、予想できないけど、肉と野菜が大量に載ってるんだろうな。麺は脇役だな今回は。
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時間がかかるだろうと思ってカバンから書類を出して、これから港北区に出す書類チェックをしてたら没頭してしまい、気がついたら「肉そばお待たせしましたぁ」小柄なママが肉そばが載ったトレイを持って、眠そうなカオして私の左に立っていた。
「あ、すみません」と言って私はバサバサ広げてた書類をしまった。
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オイスターソース(おそらく)で炒められた大量の肉野菜が熱々の餡で絡めてある。
野菜もトテモ多い。肉そばなのに。キャベツ、白菜の主役系ダブル葉野菜、タマネギ、青菜は小松菜か、スライスしたニンジン、シイタケ、モヤシ、タケノコ、キクラゲ、
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野菜を箸で摘まみます。この時点では主役は野菜かと思わせますが。
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次に肉と野菜を摘まんだところ。肉はこの程度の量かなと思いましたが。
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熱々の肉野菜、肉そばなのか野菜そばなのかわからなくなってくる。どちらが主役?どっちもか?
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今回は具が主役で麺は脇役だが、熱々の具で封じられる為か、敢えていつもより固麺だった。
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レンゲですくってみます。アンの粘度も強めで、口の中に放り込むまでそのまま。ボチャッと丼に落ちたりしません。
スープを飲むのではなく、スープを切って具を運ぶ感じです。
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白菜&キャベツ、普通のその辺の店だとキャベツと白菜どちらかですが、両方入っています。芯の部分も葉っぱも。
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野菜が主役と思わせておいて、中盤から後半になって、実は数多い肉がカオを出してくる。
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白菜の芯を摘まんでますが、画面中央から左へ、スライスしたニンジンとこれから出番を待つ肉が待機中です。
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ニンジンを集めてみたら、まだ湯気がモワァと立ち上った。
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湯気を鼻息で吹き飛ばしたところ。他所の店じゃぁ彩を添える程度にしか入ってないスライスしたニンジンがこんなにたくさんあった。
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終盤です。レンゲで肉野菜の残をすくったところ。まだ熱々です。
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そして小チャーハンが来ましたが、肉そばの丼を見てください。まだ肉がたくさん残っています。後から後から出て、浮かんできたんですよ。野菜が主役と思わせておいて後から出てきた。残る肉が小チャーハンのおかずになった。
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肉&野菜のボリュームに驚きました。味も濃いめで、小チャーハンより小ライス、白米が合いますね。
そのせいで、後から出された小チャーハンは脇役というかデザートになってしまった感がある。
でもやっぱり熟練マスターの炒めたチャーハンは違うね。前日4日に王将でベタベタの酷いチャーハンを食べて失敗したので、ゲンを取り戻しました。
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次のお客さんは肉丼だったので、おそらく私がオーダーした肉そばの具、肉野菜がご飯の上に載ってるんだろうと予想したが全くその通りだった。
大きめの中華丼にライスがドンと敷いてあり、その上に私の肉そばそのままの具がベチャッと載っていた。時間差があったけど殆ど同時にオーダー入ったら、私の肉そば、次の肉丼、同時に出たかもしれないね。
目撃できたので、肉丼は食べなくてもいいかなって。
(私は中華丼もそうだが、ご飯の上に中華の具が載った丼はあまり食べない。ご飯と別がいいの。)
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華やさんの肉そば、元祖でも亜流でもオリジナルでもリミックスでも、他所からのパクリでもいいが、私の中では肉そばのオリジナルになった。他の店では肉そば食べないと思う。初めて食べた気がするので大事にしたいし、他所で食べても私的にガッカリするだけだと思うのだ。初めて聴いたバージョンが自分のオリジナルになるのと同じです。
「美味しい」というありきたりの感想を超越して、私のこれまで食べてきた中での異文化だった。
(妙典かさやさんの肉あんかけそば、これはTRYしましたが。)
他、肉そばのサイトを見たのですが。
https://www.ramentabete.com/entry/2018/01/28/185219
見ただけですが、華やさんに敵わないと思う。私は自分の為だけにそう思います。
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華や サンマ [ラーメン]

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華やさんへの訪問が続いています。引き戸を開けたらママがひとり寂しそうにポツンと所在無げに厨房に立っていた。
「いらぁっしゃい」
何だか元気が無いぞ。夫婦喧嘩でもしたか。まさか今まで泣いてたんじゃないだろうな。(冗談です。勝手な妄想です。)
二重瞼が重たそうだ。眠いのかもしれない。マスクしてるから鼻から上しか伺えないけど美人なんじゃないかな。ウチのムードメーカー、DON子に似て・・・

・・・ないな。DON子なんかと比べちゃ失礼だ。(どっちが?)

気怠そうに冷水コップを持ってきた。
「ええっと、サンマ、」
「サンマーメンですね」
「あ、そう、それと小チャ」
「小チャーハンですね」
サンマ、小チャ、省略形で言ったら確認の意味で訂正入れて受けてくれたはいいが。背の高い店主がいない。ママは店主を呼ぶでもない。
上でゴソゴソ音がする。ママはジャーにご飯を移し、私の小チャーハンの量だけご飯をよそってスタンバイした。サンマの麺も取り出した。
しばらくしたらドスッドスッと音がして背の高い店主が現れた。あ、もうお客さん来てたのか?という表情は曇ったアクリル板で仕切られてるから伺えない。
調理が始まった。いつものジャーッという油の音がした。
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置いてあったこの日の新聞です。新聞なんて手に取るの久しぶりです。
「小学校35人学級に 来年度から」
「35人学級 コロナで一気」
2面にも「教育界悲願 密回避 後押し」
35人、数少ない方が目端が行き届いていい。私が平成24年に赴任した群馬の会社は従業員数50人だったが、私が滞在中はケアが行き届いて誰も辞めなかったからね。
辞めさせなかったのもある。「辞めるなら東京本社と合併してからにしてくれ。その方が目立たないから」そう公言したら、当時の最高責任者だった伊東甲子太郎に「その言い方はちょっと」窘めらたのを覚えている。
まぁそれはいい。1面に戻って、
「東京 感染最多822人 医療警戒レベルは逼迫」
800人超えた。1000人に到達するのもすぐだろうな。
(実はこの記事も昨年のもので、年明けに感染者数が爆発したのは周知のとおりです。あまり政治的な話はしたくないのですが、12月に臨時国会を召集して年末年始に備えればよかったのにさ。)
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ラミネートメニューの裏に店で使っている主力野菜の一覧があって、栄養と効能効果、どの料理に使われているかが解説されていた。
新聞にロクな記事が無いので新聞をマガジンラックに戻し野菜解説に見入ってしまった。華やさんで使われてる主力野菜はキャベツ、白菜、ニラ、ニンニク、長ネギ、もやし、小松菜、チンゲン菜、茄子、ピーマン、ニンジン、生姜、タマネギ、タケノコとかです。キクラゲは書いて無かったけど使われています。
このクラスの店ではずいぶんと野菜種類が多いですね。拘りもあるみたいだ。
ニンニクはNGで茄子はあまり食べないけど、他の12種類の野菜は好きなものばかり。私は肉ばっかり喰らってるように見られがちだが野菜もちゃんと摂ってますよ。パクチー、ゴーヤ、カボチャ煮、酢の物、甘いもの、そういうのが嫌いなだけです。
炒め物には種類多く、量も多く野菜がふんだんに入ってるのが華やさんです。野菜炒めと謳っていても、中身はキャベツとモヤシ、ちょこっとニラだけなんて安上がりな野菜炒めとは比較にならないくらいに多いです。
おそらくサンマも野菜が多いに違いない。
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お客が入ってきた。ひとり、またひとり、またひとり。
「広東麺ってなかったっけ?」
「ありますよ。この五目あんかけ麺がそうです」
眠そうだったママもようやく目が覚めたようですな。次のお客は私に続いてサンマーメンだった。小ライスも。
その次のお客は肉野菜炒め定食、私も含めて野菜だらけのメニューオーダーが続いて、私が店を出る前、2人連れのゲンバ―マンが入ってこられた。
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サンマには白菜、モヤシ、タマネギ、ニンジン、タケノコ、青菜、キクラゲ、豚肉、熱々のアン、黄色い麺、スープ、完璧です。感動すら覚えます。
熱々で湯気が凄いのでアイフォンが曇ったか、写真がボケボケですが。
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麺よりもスープよりも野菜類の方が多いね。
後半になってスープの底を浚渫船のように浚ったらまだこんなデカい青菜が出てきた。
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野菜を屑ひとつでも残しちゃ悪い気がして、残った野菜をすくうレンゲの動きが止まない。
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チャーハン、ピラフみたい。薄味です。
パラパラ系のつぶつぶがしっかり固まったようなもの。
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この日は昨年12月第3週の平日で、会計して釣り銭受け取ったタイミングで、
「年内いつまで?年始は?」
ママに聞いたら、
「ええっと、年内は30日の午前中まで、だっけ?」
店主に確認してた。背の高い店主を愛おしそうに見上げた。夫婦喧嘩じゃなかった。ヨカッタ。
「30日の昼までです。年始は・・・」
5日からだって。私は4日が業務スタートなので5日に無理して港北区の公用を入れ込み速攻で来ましたよ。そこで出されたのは何処の町中華よりも最強の。。。
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