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デスク配置の意味 [居酒屋]

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料理は一切できないママの達筆手書き黒板メニューの店、様子がオカシイ、
臨時休業か?
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何かあったのかな。心配した。
いつも売上にガツガツしてるこの店にしては臨時休業なんて珍しい。
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そして緊急事態宣言措置が3月21日で解除されて、
「今日は入れるかな~?」(ジャン妻)
いつもだったら「大丈夫?ならすぐ行くワ」または「混んでるんだ!いいわねぇ盛況で、じゃぁまた!」で終わるところを何か確認の問答をしている。
「うん、うん、ああそう、でもカウンターなら大丈夫でしょ」
「何だって?まさか断りやがったんじゃねぇだろうな」
「少しうるさいかもしれないって」
「混んでるのか」
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「時間を書き換えなさいよ」(ジャン妻)
19時ラストオーダー20時閉店が1時間後ろ倒しになり、20時ラストオーダー21時閉店になった。たった1時間程度だがこの1時間が大きい。バカにならないという。
利用する側も19時でお開きになるより、せめてもう1時間って思う気持ちはわかる。1時間でも伸ばした方が需要が増えるというもの。
コロナは夜行性なのか?夜に活発化するなんてのは聞いたことないな。あはり時短より人数制限が効果大だと思うのですが。
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解除を待ちわびたのか店内はなるほど混んでいた。カウンター席は空いていたがテーブル席は、4人、4人、4人、大人数の宴会ではないけど、この時期だから異動の食事会らしい。
うるさい客、大きい声を出す客はいなかったのが幸いだ。
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おとおしは自家製の鶏ハムだって。ときどきこういう実験的なフードを出されるのですよ。
悪くないけど上に載ってる酢味噌みたいなのは要らないなぁ。
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生ハムが載ったイブリガッコ入りのポテサラ、
伊豆諸島最南端にある孀婦岩(ソウフイワ)みたいだ。
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カニ真薯のレンコン挟み揚げ、味と食感は予想通りだが、黒板メニューにはちゃんと真薯って漢字で表記してあるところが凄い。ママ料理できなくてよかったね。こういう手書き文字の才能があるんだからさ。
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さて、居酒屋はその日にあったことをブツクサ吐き出す場でもあります。
同じフロアにあるジャン妻がいる別会社は、4月1日の大異動に向けて席替えがある。
ジャン妻を引き抜いた伊東甲子太郎が別会社を起ち上げてそこの代表に就任したので後任がやってくる。それに伴って部署の席替えがあるんだと。
「却下されたのよ」
「何をさ」
「席の配置希望よ。袖机の上にディスプレイもう1台置きたいから端っこがいいって言ったのに。それはダメって上から却下されたの」
どういうことかというと、現在ジャン妻はこんな配置になっている。真ん中にいる。
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左にいる濱田という女性か、斜め前にいるI女史の席がいいって言ったんだって。理由は隣に袖机程度の大きさの作業スペースがあるからである。
ジャン妻は2台のPCを駆使して作業している。本体も画面も2台ある。本体をデスク下に2台置けないのと、作業効率を良くしたいと言って端の席がいいと願い出た。端席の隣の空きスペースにディスプレイと本体を置きたいと。
だが、会社は縦の世界であり、年功序列や等級を重んじる。デスク配置もそうです。ジャン妻を左の末席に配置するのはまかりならぬと上からアッサリ却下されたと。
私は最初、ジャン妻が右の某氏の席を希望したと勘違いした。何て不遜なヤツだと思ったの。会社の序列を何だと思ってるって。そしたら逆で、後輩の下座の席を希望したというのである。
「そりゃそうだよ」
「何でよ」
「会社ってのはそういうものさ」
そしたらジャン妻は目を引ん剥いた。
「アナタってそういう人なの?」
「そういう人?」
「よく噛みつくクセに」
「最近はそんなことないぞ」
「権威主義なのね」
「権威主義だと?そっちは会社人としての常識が無いね」
「!!!」
私に言われたくなかったらしい。
「デスク配置ってのはそういうもんだよ」
「アタシは作業効率を重視したいのよ」
「よくそんなんで会社人今までやってきたなぁ」
「!!!」
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和牛と平茸のタリアータ、ジャン妻が「肉が食べたい」と仰せなのでオーダーしたが、1280円というこの値段だと、肉の部位はモモ肉だろと思ったらその通りだった。固いとは言わないが、噛み応えがあるのです。
コロナ前、1680円を食べたことが数回あるが、それには及ばない。やはり牛肉は高い方がやわらかくて美味しいんだな。
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ジャン妻の憤懣は続いているが、彼女にとって意外だったのか、私が同意しないのがオモシロクないらしい。
私は机と椅子は座る者の地位、肩書を現すと思っている旧い人間でもあります。
それは現職ではなく前職で培われたといっていい。袖机の無い平社員が昇格すると袖机が貰えて、その上に行くと今度は袖机も規格に組み込まれた1枚板の立派なデスクになって、机上には国会議員のようなネーミングプレートが置かれるのである。内線電話もその人にひとつ設けられる。前職はそういう固い世界だった。
ジャン妻が左端にズレると、後輩格の濱田とI女史のラインがズレて斜めっちゃうじゃないですか。彼女らも気にするわけですよ。私はそういうのも理解できます。要はジャン妻のワガママなのだ。
それでいて私はフリーアドレスには賛成です。自分の定まったデスクなんか要らない。そこのPCにサーバへのアクセス権限があればどこでも作業できるからね。
私の職掌は印刷物が多いけど、それらは会社内共通のキャビにしまってあるからね。
じゃぁ私の机の中には何が入ってるかというと、ハッキリ言ってゴミばっかりなのです。ゴミというと語弊があるが、整理していなくて捨ててもいい書類の残骸、群馬の地図、解熱剤、マスク在庫、熱さまシート、香水、使いもしない文房具とか。
文房具もあまり要らないんだよね。今は書かないですから。入力して印刷するだけです。河野大臣が頑張ったお陰で捺印も基本は要らなくなったし。
メモ程度に使う水性ボールペンが0.5mm、0.7mm、それが数本ぐらいはあるけど量的には筆箱レベルです。他、ホチキス、クリップ、ダブルクリップ、二重線で訂正する際の短い定規、電卓ぐらいでいいんだ。
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「だいたい席の配置に物言いをつけるなんて信じられない。そういう人だったのか。「俺の席なんか、20年近くアイツの前だぜ」
ジャン妻はイヤ~なカオをした。
私は群馬に飛ばされる前は本社と店舗を兼務していたが、そういう時代でも本社にはデスクがあった。ずーっと不変の固定位置で、ソリ合わないオンナの前だったのである。ずっとずっとずっと!それでいて合わないんだからどうしようもないよな。昨日もカチンときたし。
ソリ合わないの前でも業務的に不自由したことはないです。オンナどもの私語がうるさいが、公的に外出できるから、その場にいない方が多いからね。
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締めは照り焼きチキンのマヨピザ、締めにするつもりはなかったのだが、何せ大きくて。ハーフサイズにすればよかった。生地も自家製です。
焼くのに時間がかかるから宣言下の時短営業中はメニューから外れてた。1年ぶり?です。
「マヨ足りる?足りなかったら言ってね」(ママ)
照り焼きチキンマヨという性格上、甘い味付けのピザだった。この私が初めてタバスコなんぞをかけたからね。
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「ったくアタマの旧い会社なんだから」
「席なんてのは会社が決めることで、与えられた席で仕事するしかないんだ。それを物言い付けるなんて不遜だ」
「・・・」
「そんな物言いして上司を困らせるんじゃないよ」
明日1日は私んとこもちょっとした異動、配置換えはある。私は異動願を出したら、明日1日には間に合わなかった。それはジャン妻とは別の意味で「旧い会社体質だなぁ」と呆れていますけど。
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もう時短解除(というか、1時間延長)なのに、19時過ぎであがりました。ピザで腹いっぱいになっちゃたからね。
あ、あれを聞かなきゃ。
「こないだ、臨時休業したけど何で?」
「ああ、あれはね、ちょっと休まなくちゃならなくなって」(ママ)
何かあったな。お身内か親族に不幸でもあったのだろうか。スタッフが罹患したのかと思ったろしたが、そこそこ混んでたので安心した。
新規感染者数は気になるけど、解除したからには、この状況で生きて行くことを考えなければ。
マスクを正しく付けて、感染対策を各自で行って経済を廻す方向に舵を切らないと。コロナでも普通の暮らしが出きるようにしなければ。
少しずつではあるけど徐々にワクチンも行き渡るだろうから、それまでの時間稼ぎはまだまだ続くというわけだ。
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17:30-19 そして。。。 [居酒屋]

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馴染んだスタッフがいなくなった。
いつの間にかひとり、3月に3人、計4人である。
4人が4人とも私の好み、嗜好を熟知してくれてたのに。
群馬泉熱燗、錫のチロリ、ジャガバターベッタベタ、お浸しはマヨ付、煮込みは赤唐辛子抜き、ぜぇんぶまた教え込まなくてはならない。これ一連のこのシリーズでずーっとボヤいてますが、ホントガックリきてます。特に熱燗です。いまどきの子は熱燗なんて知らないからね。
サイドメニューも少なくなっただろうな。誰が板場に立つんだろう。
「ジュニアじゃないの?」(ジャン妻)
いや、ジュニアは板場に入るわけにいかない。マスターの隣で串焼きのサブに廻らないと。電話も受けなくてはならないだろうし。
「今日は串もの中心にしましょう」(ジャン妻)
イヤでもそうならざるを得ないよ。サイドメニューはスカスカなんじゃないか。
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やっぱりそうだった。サイドは予想通り白い隙間の方が多い。
それでいて混んでる。4人去って残ったジュニアを心配してきたのだろうか。4人が去った後の風景を見て寂寥感を抱いた。同じ店だが別の店のようでもある。
サイドメニューが激減したので串もの、焼き物のオーダーが矢継ぎ早に入っていた。
店内のオーダーとは別にテイクアウトもある。電話もひっきりなしに架かってくる。電話に出るのはジュニア、今いる子には任せられない。初めて見る子が多い。コロナ禍でバイトを減らしてたので若いバイト嬢を見るのは久しぶりだが、如何せんまだぎこちなく動きが遅いのは否めない。
「せめて電話番は置いた方がいいよね」(ジャン妻)
右暖簾、左暖簾、離れ、店の予約、テイクアウト、全体を見渡せる人の育成が急務である。
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「ジャガバター2本」
「2本ともバターベタベタですか?」(ジュニア)
「アタシはベタベタじゃなくていいです」
「じゃぁ旦那さん(私のこと)も」
「私はベタベタじゃなきゃヤダ」
バターベタベタとそうでないのとの差がわかりますか?
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チーズを串に刺して焼いたもの。焼き加減が難しいそうです。
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少ない中からサイドに拘る私、アジの開きなんぞを。
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アタマ、中骨、尻尾、皮、全部なくなった。ネコが見たら恨むだろう。
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来られたお客さんの何人か何組かはお断りしてましたね。この日はまだ解除前で19時でオーダーストップだから無理に入れないようにしているのかも。前は混んだら4号店に廻してたが、今は休業中なのでそれはできないし。
電話に出たり、洗い場に立ったり、在庫搬送(離れの冷蔵庫から持ってくる)したり、足りなくなって串打ちしたり、離れに案内したり、
ジュニアが席を外したのでマスターひとりになったり。
ついにはマスター自ら串打ちをする始末。
「あ、マスターが串打ちしてる」
「久々に(笑)20年振りにやりました。(笑)」
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「これ何番さんにお願いしますっ」(マスター)
それまで私語してた新しいバイトの子がビクンと反応した。いい傾向だ。バイトとはいえ働いてペイを得るとはどういうことなのか身体で覚えなきゃ。
他に知ってるスタッフがいないので、群馬泉熱燗も焼きサブで忙しいジュニアに頼むしかない。前は御猪口を口に持てく仕草や二本の指(Vサイン)を立てるだけで熱燗2合が通じたんだがなぁ。
離れから戻ってきたジュニアが熱燗の浸けかたを教えてる。毎年この時期の教育風景である。バイト嬢は熱燗なんて初めてじゃないかな。
数年前のこの時期、バイト嬢が「熱燗って何ですか?」って。それがこっちまで聞こえたことがある。
面倒な客で悪いね。そう考えるとボトルキープしてマイペースで飲んでる客の方が店にとっては楽なのかな。ボトルキープ客も大事だけど、私みたいにその度熱燗なんてのをオーダーする客は店にとって儲かる客なんだぜ。
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うづら、3本、2本はジャン妻、残る1本は私、互い違いに置かれたのはマスターが1本焼き忘れたのです。うづらはそんなに時間がかからないので速攻で追加、
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シシトウ、ホタテ、滅多に食べない皮なんぞも。シシトウはよく辛いのに当たる確率が高い私です。
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締めの煮込み、ヤマになるギリだった。白いご飯にぶっかけて食べた。
で、ラストオーダー19時になり、
「来週、解除されたら何時まで営るの?」
「できるところまでは営ります」(マスター)
マスターは力強く言い切った。そうなった状態も確認しに来なきゃな。
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「サイドが減った・・・」
「でもこの店を知った最初の頃は少なかったんじゃないの?」
そうだったと思う。いつの頃か板場に板前さんが入って、魚や刺身類が充実して、その板さんが辞めたらいっときサイドが減って、また盛り返して。
今、また、原点に戻ったということか。
「マスターとジュニアがいれば大丈夫よ」
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小売りや飲食業界は、入職、教える、退職、また採用する、教える、覚えた途端に去られる、それの繰り返しで廻していく。
マスターとジュニアはそれに耐えなくてはならない。哀しんでるヒマなどないのだ。
裏の離れから戻ったジュニアがマスターの肩にそっと手を触れた。「戻りましたよ」「あと自分がやりますよ」「少し一服したら?」のように。それが印象に残った。
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17:30-19 実際の数は? [居酒屋]

上大岡駅の市営地下鉄改札でジャン妻と待ち合わせ、現れたのでいつもの連続写真、私にズンズン迫ってくるようなド迫力の連続写真を撮ろうと待ち構えてたら、
駅の柱に隠れやがった。
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カオを出してるとこ。かくれんぼじゃないぞ。
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私のカメラアングルから逃れようと脱兎の如く走り去ろうとしているところ、
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ったく何をやってんだか。第三者から見たらヘンに思われるだろうが。
「いつもいつも何撮ってんのっ」
「撮影に協力しろよ。いつもの登場シーン、ダダン!ダダン!ダダン!ダン!を撮りたかったのに」
「何でアタシの登場がターミネーターの音楽なのよっ」

店近くのバス停、狭い1通、よくバス路線が認可されたものだ。狭くて通れないじゃないか。
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例年春先になると、何人かスタッフが卒業するのを見送ってきたが、今日で板場にいるRさん、席の差配&焼き方サブのUさん最後の日です。
辞める理由はわからない。
だが、彼ら2人だけではなかったのです。どうも最近手書きサイドメニューが少なくて隙間があるのが気になってたのもあって。
「そういえば最近Tさん(板長)見ないね」(ジャン妻)
「今頃、のんびりしてるんじゃないですかね?」(Rさん)
「もしかして辞めたの?」
「ハイ、辞めましたよ」
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絶句したよ。
知らなかった。
私等にナメロウ、他、様々なサイド料理を考案して出してくれたのに。
この店でサイドメニューにハマったのは彼のお陰なのに。
「そっか・・・辞めてたんだ」
「あれ?知らなかったですか?」
「知らなんだ」
コロナ禍で前ほど来る回数が減ったからなぁ。
「水くさいわねぇ」(ジャン妻)
魚の目利きもできるし、いつかは自分の店をって言ってたけどね。
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メインの串は、レバ、鶏ネギ、ジャガバタ、うづら、、サイドでカンパチ、ホタルイカ串、シラスヤッコ、南蛮漬、エイヒレなどをいただいて、ビールから群馬泉の燗に移行して、
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「愛情込めて燗浸けました」(童顔のD君)
「愛情が足りないぞ」
D君がヘヘヘと笑いながら引っ込んだ後で、
「実はDも辞めるんです」(Rさん)
「えっ!」
今日付では3人だが。都合4人も。
「ムムム」
私は唸った。ジャン妻も絶句した。
何ということだ。今後はどうなる?馴染のメンバー4人がいなくなるってか。コロナ禍のせいだろうか。
そういう辞め方があるのかぁぁぁぁって叫びたくなった。私の会社でそんな辞め方したら大騒動である。
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この隙間の向こう側、テーブル席が見えますが。そこに3人か4人若い女性客がいて、ひとりがこっちを振り向いて私と目が合いニッコリ微笑んで会釈された。
前にこの店でバイトしてた子だった。会う度に髪の色が違ってたな。
そしたら板場にヌッとカオを出した女性がいて、私等を見て「アラ?」
前に席や予約を差配していたKさんだった。4号店に異動してそこでお辞めになった。
Rさん、Uさん、D君、彼らの最終勤務日に過去に辞めたスタッフがテーブル席に集合するってことは、閉めた後、送別会になるのかな。
だがその一方で、
「何だかジュニア、寂しそうだね」
私もそう見えた。そう見えてしまうものなのだ。
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会計して出たら、UさんRさんが見送りに出てきた。ジャン妻がD君に「ちょっと来なさいっ!」外へ連れ出す始末、
「聞いてないわよっ」、
辞める理由とか次に何するのかは聞けなかったし聞いてもしょうがない。いい連中だったが辞めるのは仕方がない。誰でもいつかは辞めるし、誰も辞めない会社なんてないんだから。
最後、握手、肩を叩く、ハグ、次でも頑張って、大人の対応して別れた。
店の写真がボケてしまった。
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こういう業界は離職率が高いというが。やれやれ、また新しいスタッフに教え込まなくちゃならないのかと、いつものグチりたくなってきた。
群馬泉熱燗、錫のチロリ、ジャガバターベタベタ、お浸しはマヨ付、煮込みは赤唐辛子無し、厚揚げはネギ控えめ、教え込んだのにイチからやり直しだ。毎年そうだったが、4人ってのは過去になかった。
「ショックだぜ、4人とはなぁ」
「でもあの店は、ジュニアとマスターがいれば何とかなると思うけど。」
私はカウンターのこっち側のいち客でしかないが、ジュニアは私以上に見送る回数を積み重ねてる筈だ。
でも辛くても彼はこの店を守るしかないのだ。
「心配だわ。近いウチにまた来ましょう」
「いつにする?」
「明日とか」
「明日は定休日だって」
「じゃぁ木曜日辺り」
大久保橋の辺りで電話したんですよ。つい今しがた別れたD君が出て、平日予約を入れた。ちょっと驚いてた。
でも、サイドメニューはスカスカ、少なくなってるだろうな。
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17:30-19 何人卒業? [居酒屋]

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朝の8:30に朝礼の為だけに東京本社に出勤して、10:30には外出、ランチは西新宿ロメスパ「くぼやん」で軽く済ませてから上州前橋に向かって日帰りしてきました。
そして17:30、いつもの上大岡、緊急事態宣言が延長になり19時ラスト、20時閉店が続いています。(3月21日解除前です。)
宣言が明けても前に戻さず、段階を踏んで少しずつ伸ばしていくのではないだろうか。(そうなりつつあるね。)
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今日はジャン妻が美容院で予約は夜18時~だから「先に済ませていいわよ。たまにはひとりで楽しんできたいでしょ」好意なのかイヤミなのかどっちともとれる言い方をされた。
だが、テイクアウトは買って帰らなきゃならないだろうな。
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テイクアウトのボードも外されていた。手が回らないのかもしれない。コロナ禍で集客が減ってスタッフも減っているから。
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店内、空いていた。奥の板場前の席に案内された。板場はTさんが休みでRさんが包丁握っている?とこのときは思ったのだが。
RさんとUさんは次週がラストで、この店を卒業、去ることが決まっている。
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鶏ネギとジャガバターを入れて、私の嗜好、視線はサイドオーダーに釘付けである。串モノとサイド、主客転倒です。
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最初に出された新玉葱の醤油漬、しょっぱさとタマネギの甘味、辛味が口中で混在して、気が付いたら辛いのが勝って生ビールをグビグビッと飲み干しているという・・・
タマネギってビールに合うんですね。
いやいや、それは辛い醤油タレに浸けたからでしょって。
血液サラサラになるかなぁ。
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生のタマネギってのは結構ピリッと来るね。刺激が強い。
後でジャン妻に言われた。後で出てきますがテイクアウトしたんですよこれを。
「生のタマネギ食べたの?大丈夫?」
何かヤバいことでも?
「ニンニクと一緒よ」
そうかなぁ。お腹壊すって?平気でしたよ。調べたら犬やネコに生のタマネギたべさせちゃいけないんだって?私は犬ネコかっつーの。
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ホタルイカ串、ホタテのナメロウ、サイドが続いて串ものは脇役になってしまった。
「魚類がお好きですね」
「う~ん、店によるかな。海産物が主体の店に行くとそこでは肉ばっかり食べてるかも」
私が言いたいのは、メインの串ものがしっかりしてるからサイドに目が注がれるってこと。メインがおざなりだったらサイドも期待できないよ。
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ホタテのナメロウじゃないけど伊豆高原八幡野「さらの木」で、ホタテを細かくしたタタキにタルタルソースが載ってたのを出されたことがある。いつもはサーモンなのに。すぐMさんに「サーモンに戻してよ」って言いましたよ。「今回は敢えて変えてみました」なんて言ってたけどな。
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ホタルイカ串、2本めです。
「次はヌタにします?」
「いやぁ酢味噌が苦手で」
別に酢味噌が苦手なのではなく、酢が苦手なのですが。
「串に刺すのめんどくない?」
ちゃんと目は取ってあります。
「牡蠣が時期的に終わったのですが、やっと値が下がったので」
ひと箱うん千円単位だという。
「じゃぁホタルイカのナメロウいってみますか」
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ホタルイカのナメロウです。いい食感、味ですね。
何匹のホタルイカを食べたんだろ。15匹くらい?
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「こないだもTさんが休みで、貴殿が作った出汁巻玉子と里芋煮っころがしを誉めたじゃない。その時、これでTさんいつ辞めても安心だなって言ったの覚えてる?」
「覚えていますよ~」
「そしたらまさか言った貴殿(Rさん)が辞めるのが決まってたなんて。あんなこと言わなきゃよかったよ」
言ったら、口に出したら現実になったのである。言霊(コトダマ)ともいえる。
「2人抜けるのは痛いな。後任は決まったの?」
「募集はしてないです。コロナ禍の今募集してもねぇ。2号店から人を廻します」
誰が来るにしてもまたこっちの嗜好を新人に教えなきゃならないのか。ジャガバターベッタベタ、お浸しはマヨ付、錫チロリで群馬泉の熱燗、やれやれ。
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締めに金華サバ、サラメシ(中井貴一さんのTALKがちとうるさいね。)で、被災した金華サバ缶詰工場の奇跡を見たな。
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最後の1杯をグビリ、
この店に来る30分前、京急沿線の支店に寄ったら、そこの支店長が私に耳打ち、
「N子さんが来てますよ。今、控室で面談中です」
「N子が?」
ソリが合わないオンナですよ
「アイツ何しに来たんだ?」
「ウチの定年予定者の面談と、他所でメンタルで病んで、ウチへ異動して復職した子のフォロー面談です」
私は知らん顔して立ち去ろうとしたらソリに見つかってしまい「どうされたんですか?」から始まって控室に引っ張り込まれ、その病んで復職した子を交えて談笑するハメになってしまった。
復職したその子が言うには、
「休職する前、〇〇さん(私のこと)から心配のお電話を頂いて」
その時はその子に用があって電話したんじゃないんだがね。今まで面談していたソリは、面談相手の子が休職直前に私が心配して電話をしたのを知って微笑んだ。私とソリ、2人してその子の復職を祝って激励した。珍しく共同戦線を張ったのである。
ソリと帰る方向が同じなのだが私はソリを撒いた。ひと足先に支店を出た。一緒に出たら流れでこの店にソリを連れて?まさかこの店のカウンターで2人並んで?
私はヤキが廻ったかな。そんな情景を想像するなんて。
すぐに我に返ったけど。

メニュー写真をジャン妻に送ったら、里芋の煮っころがし、新玉葱の醤油漬をテイクアウトで買って来いと仰せで。
「買って来いなんて言ってないわよっ」
そして家で二次会になってしまった。飲み過ぎた。
里芋煮っころがしとタマネギがテイクアウトで、他、シャケ、玉子焼き、何故かベーコン、おまけに納豆は家のおかずです。
「このタマネギ、店でも食べたの?ニンニクと一緒よ」
翌朝何ともなかったですよ。
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次はジャン妻と2人でUさんRさんの最終勤務日を押さえてあるのですが。
お店での会話で「UさんRさん2人抜けるのは痛いな。後任は決まったの?」って言いましたが、実は辞めるのは2人じゃなかったのです。板長だったTさんは既に辞めていたのだ。
となると計3人じゃないですか。ところが実際は。。。(続く)
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17:30-19 また卒業の時期が。。。 [居酒屋]

コロナ禍で、接待や社内イベントで利用する法人需要の宴会は一旦滅んだといっていいのではないか?
収束しても需要は減るだろう。いや、減って欲しいくらいだ。
でも酒食はそういう業務の延長やつきあい酒だけじゃない。そういうのが主体の都心部繁華街の店は苦しいが、人が密集し難い住宅街に隣接したエリアでは、親しい友人や家族との食事は戻り始めている。密を避けるという意識が働き、大勢ではなく親しい人たちと、身近な場所での外食にチェンジしていく。
この店もそう。何とか営っている。
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17時半に待ち合わせたが例によって「少し遅れます。先に飲っててください」と言われた。テレワークになって、ますます時間にルーズになった感があるな。
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テイクアウトメニューが広がったな。ここでメニューをじーっと見て立ち止まってしまうと、歩道が無いので背後を歩いてきた誰かの歩行を遮ってしまうのだが。
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親子丼、焼き鳥丼に加えて出汁巻き玉子なんてのもある。
出汁巻き玉子は何年か前に正月の限定メニューで出たことがあるが、レギュラーメニューにあっていいとずっと思ってた。

最初は壁側の2人テーブル席、カウンター席が空いたらお引越しすることになっています。その辺りは差配師のU太さんがコントロールしてくれることになっているのだが、
今後は・・・(後の前振りです)
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カウンター席から見た光景1枚だけ。いずれも常連さんのようだが、写ってないけど私の右にいるお父さんが娘さんを連れて来られ、中学受験に合格しましたと嬉しそうです。
えっ?ってことは、今は卒業前の小学校6年生だから、今からこういう店でいいネタの味を覚えてしまうとは将来が末恐ろしいというものだ。
娘さんは上機嫌のお父さんの酔った姿を外で初めて見たのかも。
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「箸と醤油は?」
「あ、上にあります」
「???」
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板場にT氏がいないので、今日の刺身は種類が少ないな。マグロブツ、鶏ネギ、ジャン妻が来ないウチに、「ジャガバターベッタベタで頼むワ」
「ワカリマシタ。伝票から名前だけ消しときます」
「その他料理にしといてくれ」
ジャン妻が来たら絶対に出汁巻き玉子をオーダーするだろうから、先にオーダー入れて置いた。
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テーブル席7.jpg
出汁巻き1.jpg
出汁巻き2.jpg
板場のT氏がシフト休なので、R氏が丁寧に焼き上げた出汁巻き玉子がキタところでカウンター2席が空いたので、お引越し、
カウンター席真ん前、カッコいいマスターの勇姿!
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ジャン妻が来た。気持ち席を右に寄せた。右隣のお父さんに、
「失礼します、娘さん合格おめでとうございます」と言いました。別に聞き耳たてたわけじゃないのですが、聞こえてしまったので。
「家で仕事すると疲れる」(ジャン妻)
ずっとそればっかりやってなくてはならないからだという。片道1時間20分の通勤時間が省略されたのも大きいけど、その分、寝てるわけじゃないし。

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レバ2.jpg
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うづら2.jpg
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レバ、うづら、と続いて、シラスヤッコをR氏が持ってきた時、
「玉子焼き美味かった。これでT氏(今日は休み)がいついなくなっても大丈夫だね」
「いやぁ」
ヘンに持ち上げられたR氏はアタマを掻いたが、実は・・・(これも後の前振りです)

私は群馬泉、熱燗、ジャン妻は「喉が渇いたの」と言って何と!サワーだか酎ハイを飲みだした。
「そういうのは若い子が飲む・・・」
ギロッ!
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追加サイドが続きます。牡蠣串、里芋煮は出汁が絶品で白髪ネギも合う。ジャン妻がいなければ半ライスにぶっかけたいくらいだ。
里芋2.jpg
牡蠣2.jpg牡蠣3.jpg
さて、ここで締めようと思ったのだが。
ジャン妻はサワーなんぞを飲んだ後で私の群馬泉熱燗にも手を伸ばし始めたのだが飲み足りないらしく、「熱燗もう2合うちょうだい」、(@@;)
〆て2合×3本=5合飲むハメになった。それはいいんだけど、となると肴が足りない。エリンギがヤマになったので、ジャン妻は椎茸なんぞを。
シイタケ1.jpg
私は牛サガリがヤマになったので、う~ん、どうしようかな、炙りエイヒレでもオーダーしようかと思ったら、ジャン妻が左隣のお客に、U太氏がメニューにないものを囁いているのをキャッチ!
しめ鯖だって。それに便乗した。ほとんどナマですねこれ。
しめ鯖1.jpg
しめ鯖2.jpg
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マスターの勇姿その2!
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「お客様お帰りです」と言ったU太氏が外まで見送ってくれたが、板場のR氏も出てきて、2人で言うには、
「○○さん(私等のこと)、実は・・・」
「ええっ!」
2人してこの春、店を去ることになったという。
ああ、そうか、そういう時期か、今まで2月3月、何人もスタッフの卒業を見送ったことか。さっきR氏に出汁巻きを誉めて、「これでいつT氏(今日は休、板場のリーダー)が辞めても大丈夫だね」なんて言ってしまったが、実はそう言われた馬氏が先に辞めるのが決まってたという。言わなきゃよかった。こういうのを現実に引き寄せる言霊(コトダマ)というのだろうか。
何するのだろう。次の職は決まってるのだろうか。コロナ禍で今転職なんてそんな無理しない方がいいと言ったのですが。
最終出勤日も聞いた。
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「2人抜けるとなるとキツいな」
「募集してますって言ってたね」
募集して入ってもすぐに戦力にはなるまい。4号店を休業してるからそこからこっちに引き抜くのかもしれないが、こっちの席の好みや酒の嗜好やら、おススメを理解してくれてたのに。
ジャガバターベッタベタ、お浸しマヨネーズちょこっと追加とか、半ライスに煮込み残り汁をぶっかけるとか、こっちの嗜好も把握してくれてたのに。痛いなぁ。
最終出勤日も予約した。
だが、2人だけではなかったのである。(続く)
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18-19 [居酒屋]

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非常事態宣言下です。東京本社は在宅勤務が広まって締め日以外の出勤者はマバラで少ない。
週始めの月曜はまぁまぁ人がいるが、火曜水曜木曜と曜日が経つにつれ、出てる人数が少なくなっていく。
金曜はかつての休日出勤日みたいだからね。
今日はジャン妻は出勤日、私は新たに公用圏に加わった都内〇〇〇区の窓口で直帰して待ち合わせ、
「席2人空いてる?」(ジャン妻)
「ご用意できますわよ」(ママ)
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いつも早い時間からいるスーパー常連さん(店側は先生と呼んでいる)がいて、メニューボードを見ながらママとオーダーの打ち合わせ?
「これは昨日食べたね。これもその前に食べたな」、
毎日お見えになってる方なので、新しいオーダーメニューが無くなったらしい。凄いね毎日来るなんて。
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常連-1.jpg
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文句たれぞう.jpgおとおしは蕪の煮物、美味しいけど生ビールに合わないなぁ。
これは日本酒じゃないか?いつもの文句タレぞう(ピタゴラスイッチのキャラクター)を言いたくなってくるよ。
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ブリの刺身ですが、黒板ボードにはカンパチってなてるぞ。
「すみません、カンパチじゃなくてブリになります」
あ、そうなの。ブリでもいいよ。「だったらメニュー書き換えなさい」とは言わなかったけど。「カンパチがヤマになりました」とでも言おうものなら「こんな早い時間にヤマになるかよ」って言うけどね。
「あ、ブリ、美味しい」
「ウン、悪くない」
数年前、金沢で氷見港からあがった凄まじいくらいに脂がのったブリ刺をバカバカ食ってから、こっちで出されるブリ刺に食指がわかなくなってきた。それって贅沢でもあり不幸でもあるな。、
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コロ1.jpg
新キャベツと桜エビのポテトコロッケ、何が主役なのかわからない揚げ物だな。
桜エビの香もそんなにしないし。主役はジャガイモですな。
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メジマグロのしびれ漬けって何だ?
「食べるとビリビリビリって感電するの?」
「そうよ、んなわけないでしょっ」(ママ)
エイやウナギやナマズじゃあるまいし、放電するメジマグロなんてあるものか。山椒を振ってあった。感電はしないけどピリッとは来ますね。これは日本酒にも焼酎にも合うでしょう。
で、今日の日本酒ですが、会津若松の宮泉が出された。
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家でも飲んでたけどね。湯野上温泉駅踏切脇にあるW酒店が勧めてくれたので。宮泉酒蔵の場所は鶴ヶ城北出丸に通じる大通りに面している。西郷頼母邸近く。戊辰の激戦地です。
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ニラ入りう巻き玉子焼のたらこあんかけ、ニラ、う巻き=ウナギ、玉子焼き、タラコ、あんかけ?まぁゴチャゴチャと素材がコラボしてるな。「細かい仕事をしてます」と誇示してるような。
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たまご3.jpg
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さて、居酒屋はその日あったことをブツブツ吐き出す場でもあります。
「今日は評価面談があったんだよ」
「今日?事前に言われてたの?」
「いや、今日が面談日なんて事前告知は無かった」
私は店舗外出が多いし、ソリ合わない他の課員は在宅勤務を設定しているので出勤日がバラバラだし。
帰社したら若手男性が、
「上長(ディクソン)が急に評価面談するって言いだして。今、DON子さんの番で次が自分なんですけど、先に面談されます?」
そんなん聞いてねぇぞ。
私抜きで面談が進行してるんならそれでいいよ、「呼ばれたら行く」とふて腐りかけたが、あ、そうだ、外出前に上長のディクソンに「外出するけど午後戻ってきます」とは言ったんだった。
「今決まっている順番通りでいいよ」
「じゃぁ自分から〇〇さん(私のこと)帰社してますって言いますね」

「ディクソンに呼ばれてさ。あれ?今日、面談日でしたっけ?と釘刺してやったら、いや、今日の午前中に決めました。珍しく全員いるんでとか言ってたな。」
「で、評価ランクは?」
「・・・だよ」
「ああそう。よかったね」
面談はすぐに終わった。ディクソンは私の職掌の重要性や必要性をわかってないから話自体は手短に済んだのである。
評価結果は納得するものだったが、話をしていて思った。私はディクソンから指示されて手掛けているものはひとつしかない。それはいつか将来、自分が会社を去った後に残すマニュアル作成ですが、日々の外勤内容は依頼されてない。それの依頼もとは、この組織図で言うところの店舗運営部門なのです。
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(TOPにあるBOSS以外の取締役7人は各セクションの取締役兼部長職です。私は副部長なのですよ。これでも!)
私は総務にいますが、席があるだけで総務的な業務は全くやってませんから。店舗運営部に所属する各支店の営業許認可他、たぁくさんある申請関連で外出しているのだ。
群馬に転勤する前の私は店舗運営部だったんですよね。帰還したら何故か総務に廻されて、総務に籍を置いて支店関連の業務を請け負っているのです。
面談を受けてちょっと疑問が湧いた。
「人の評価を決めるのは(仕事の)依頼者だけだ。」
そう言ったのはこの人だが。
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そういう意味では、上長であるディクソンは私の評価者としては不適なんじゃないかなぁ。
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いや、彼の私への評価が低いとか不当だとは思わないよ。でも彼は私の業務を知らないし知ろうとしないのです。それは会社が私に全部任せっきりにしているのと、私自身も業務に不履行が無いからだが、業務を依頼しない人間に評価ができるだろうか?
初めて上長ディクソンに評価されたくないなって思ったのです。
私の評価は各支店に、草の者たちを含む店舗社員にして欲しいな。
(これって自分に自信があるから言えることだが、他の上役たちは絶対にOKしないだろう。時期尚早と却下するだけ。ウチの会社は親会社も関連会社も含めて権威主義なのです。何処もそうかもしれないが。)
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豚角煮と根菜のトマト煮、締めにピリ辛チョリソーと九条ネギのチャーハンに目がいったが、今日は末広町の緑色のテント、味の三恵でチャーハンを食べたんだった。
角煮とレンコン、里芋、ジャガイモは入ってたかな。私は葉野菜は食べるが根菜は滅多に食べない。「土の上の野菜と土の中にある野菜、両方食べなさい」と言った親方は何処の部屋だったかな。
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トマト煮だから、珍しく白ワインなんぞを。
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だけどこのグラスはいただけないな。
話をブツクサに戻します。
「何で私は群馬から戻ったら、前にいた店舗運営部じゃなくて総務に廻されたのかな」
「それは・・・」(ジャン妻)
・・・理由があるのです。その頃にいた気の弱い上役が、私の人相風体や物言いは新規案件、特にM&Aに不向きと判断したのです。M&Aは最初は他社だからね。これについては別途述べます。
それ以来10年、ずーっと支店に携わりながら籍(席)だけ総務なのだ。
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「もう残り何年もないんだから」(ジャン妻)
「・・・」
「異動願い出したら?」
「異動願い?」
「アタシはもうディクソンの下にいるアナタを見るのイヤ。店舗運営部に異動願出して、店舗運営部で終わりましょう。」
「そうか。そうするかな」
だけど私は移動願なんて出したことない。書式も知らない。どうやって表明するんだろう。
異動願を受ける立場でもない。見たことない。
「異動願出したけどその後どうなってるか知りませんか?」
「異動願い出したけど、かないそうにないから辞めます」
そういう不満を聞いたことはあるけどね。でも異動が叶った者もいる。U妃(もと草の者4号)とかもそう。どうやって、どういう力が動いて異動が叶ったのだろうか。
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「アナタが異動したら毅さん喜ぶんじゃない?」
「毅が?」
私の20年来の僚友で一匹狼の毅は、仕事をする相手ができる人、できない人、それで仕分けるので微妙な位置にいる。組織図では店舗運営部に名前があったり、新規出店を手掛けるのでお隣の開発部に名前があったりする。煙たがられてるので取締役の中では浮いていて、他の取締役連中と必要最低限しか関わろうとしない。
「彼が手掛けてる新規案件だって関われるでしょう。毅さんもアナタと同じく、店舗運営部がちっともやろうとしないって言ってたじゃない。その心配もなくなるわけだし」(ジャン妻)
19時、店頭の明かりが消えた。ママはサッサと片付けに取り掛かった。この店、宣言解除されて今週行きましたが、ラストオーダーも閉店時間も1時間後ろ倒しになっていましたね。「1時間は大きい」って言ってた。
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「もう残り何年もないんだから」
「わかった、叶うかどうかワカランが、異動願出してみるワ」
「これからが好きにしましょう」
「そっかぁ。好きにしていいのかぁ」
私は愁眉を開いた。
「今よりもっともっと言いたい放題、やりたい放題していいわけだな」
「そういうんじゃないわよっ!」
私の心中に久々に火が灯った。
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面会お断り! [病院が絡むネタ]

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今のご時勢、どこの病院でもそうなのかな?
ジャン母が入院している病院は一切の面会がダメなんですよ。
面会制限のお知らせがあって、
現在、新型コロナウィルス感染が全国で拡大傾向にあり、新型コロナウィルス感染症等の感染症から患者さんを守るため、令和2年2月29日(土)より、ご面会は、原則お断りいたします。
以下の場合は、別途ご対応いたします。
入院時、医師による説明などの呼び出し、手術、退院時等は、ご家族様おひとりのみ付き添いできます。
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入院時にこれを見落としまして。
コロナ禍で面会はできない方針を貫いていると。身の周りの荷物は極力少なくして差し入れ預けるのです。完全看護で私等は何もすることがない。何もできないのです。お任せですから楽っちゃぁ楽ですが。
この向こうにジャン母がいるのですが。会えない。
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ジャン母はメール等でいろいろ要求だけしてくる。ヘアブラシが要るだの、シャンプー、リンス、ヘアオイルが要るだの、ラジオを持ってきてだの。親戚の重鎮に電話しといてだの。
「隣から家族と子供の声が聞こえたけど会えないの?」
「接見できないって固く言われた」
ジャン母の聞き違いだろうか。かなりガードの固い病院なのだ。何処もそうなのかな。
手術日、会社を休んで病院の1階入り口、外来とは別の受付で「1名様しか上に上がれません」と言われた。事前に聞いてねぇよって。
守衛さんみたいな人がナースセンターに電話して、
「第〇病棟に入院されてる〇〇様が2名でお見えになっています。後からもうひとり来られるそうですが」
そんなに強力に拒まれたわけではないが、3名なんてトンデモないって感じだった。
それでも私とジャン妻は病棟のナースステーションに上がって、寒そうな半袖ユニフォームを着たナースから、立ち合いの人数制限その他について説明を受けた。
麻酔医の説明は2人で聞いてくださいと。術中の待機はご主人(私のことだが私は主人ではない!長男だぞ!)ひとりだけ、もうひとりは下の待合フロアでお待ちいただくという。
では後から来るジャン弟は?
駐車場のくるまの中で?
それじゃぁ意味ないジャンか。門前払いじゃないけど私がジャン弟に電話して、ひとりしか立ち会えない旨を話して仕事に戻って貰った。
「弟は返しました・・・」
さすがに申し訳なさそうなカオをしとったな。
「・・・ウチくらい強力にガードしてる病院って無いと思うのですが。病院内はコロナがいないという大前提でやっておりますので」
別病棟にコロナ待機の患者はいるらしいが、治療としては受け入れていないようだ。
待合に誰もいないのです。
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麻酔医からの説明をジャン妻と2人で聞いた。麻酔医が立ち会う手術は、私自身も歯科医でインプラント手術の際に経験してるが、麻酔、手術、眠ってる間に終わる。「絶対に大丈夫です」という。
「どれくらい時間かかりますか?」(ジャン妻)
都合2時間で終わりますと。麻酔後も痛み止めが残ってるので眠ってるかもしれない。同意書みたいなのにサラサラッとサインした。
待合から見た風景です。
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すぐ手術開始時刻になった。ジャン母がベッドに寝た状態で手術室に運ばれていく。
こっちにカオを向けた。手を握って欲しかったようだがそれは看護士がトンデモナイと言わんばかりに制止した。
上階の手術室に向かうエレベーターに消えたら、ジャン妻は「くるまの中にいる」
私は残った。
病棟待合で2時間待った。待つだけで何するでもないのでボケッとしていたら、業務携帯に着信が4件あって、それにいちいち対応して処理した。架けて来た相手は、新潟県某市の職員、草の者5号の直属上司、東京都庁内の福祉保健局、若手エリア長、こっちから架けたのは草の者2号、5号、女性社員2名(マリカ、ユウコ、仮名です。源氏名ではないよ。)などなど。
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電話が落ち着いたので、会津ネタのこの本の続きを読んだ。こないだの蕎麦宿の帰り、会津鉄道~磐越西線車内で読みふけったが、磐梯熱海駅でポイント故障で運転見合わせになったら読むの止めちゃったのでその続きを。
会津を手中に収めた伊達政宗が小田原参陣で秀吉に謁見、許されるところで終わる。
読み終えたら、政宗の首がつながったら「手術が終わりました」と呼ばれた。
主治医の説明を受けた。
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ジャン妻はくるまの中でノートPCを打ちながら仕事していて、飽きたら眠ってしまったそうです。
病院敷地内を出た。
「よかったね成功して」
「・・・」
「何?機嫌悪いの?心配事でも?」
「いや」
「気になるじゃないっ。言いなさいっ」
「昼はどうする?」
ズルッ!
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外観だけ見ると老舗の蕎麦屋、名店のような佇まい、雰囲気ですが全然そんなことないです。
船山史家Ⅰの頃はよく行ってたのですが。間を置いてある日行ったら味が変わったので行かなくなった。上品な味だったのが、濃くて甘しょっぱい下品な味になったんですよ。
店内1-1.jpg
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メニュー載せます。
何だか真っ白で余白だらけ。
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他に模造紙に書いて貼ってあったメニューには、唐揚げセット、期間限定生アジフライセット、桜エビかき揚げセットとか。
「カツ丼セットにする」(ジャン妻)
意外とジャン妻はセットものが好きでしてね。そば、麺だけだと満足しないのです。
各テーブル席は対面同士を透明アクリル板で仕切ってあったが、私の背後のテーブル席の3名様、ゲンバーマンがマスク外して仕事の打ち合わせをまぁ声高に。
相手の対面には飛沫しなくても、背後の私にトンで来るってことない?
背後を気にしないようにして前を向くと、アクリル板の向こうにジャン妻がいます。
アクリル板向こうのジャン妻-1.jpg
セット1カツ丼1そば1.jpg
セット3カツ丼2.jpg
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カツ丼セットが到着、早すぎです。立ち食いスタンドのそば屋さん並みに早いってことは、カツは揚げ置きと相場が決まっている。まあいいよ揚げ置きでも。揚げたてのカツ丼で上顎を火傷したことがあるからね。
そばはぶっかけです。テキトー感アリアリですが、意外にコシがあったのと、やや甘味のある汁が美味しかった。
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セット6カツ丼4.jpg
セット7カツ丼5.jpg
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味噌汁.jpgしょぼっ.jpg
「ご飯の量が減ったな。」
「肉が固いね。」
「じゃぁ玉子丼にすればよかったかな」
「いやぁ、あの濃さはちょっと。でも蕎麦は美味しいね。今度から蕎麦だけにしようかな。」
でもその今度がいつになるかはわからないな。
「で、何をブスッとしてるのよ」
「実はな・・・」
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主治医から説明を受けて、病院のナースステーションにいったん戻ったんですよ。
「あら?お話はお済みですか?」
「済みました」
「娘さんは先にお帰りに?」
娘って誰だ?もしかして最初だけここに上がってきて2人で麻酔医の説明に同席したジャン妻のことを言ってるのか?
「あれは娘ではないです。私の嫁ですっ」
「あ・・・」
「もう引き上げていいのですかね?」
「ハイ・・・」
その会話を話したらジャン妻は勝ち誇ったように哄笑した。
「アーハハハハハ(笑)」
私より数か月年上のクセに。
「アタシ、アナタの娘なの?」
「ウレシそうだな」
私は何だかオモシロくない気分だ。
ジャン母はリハビリ病棟に移ってリハビル中です。昨日リモート面会した後で「歩いて帰れるように頑張る」って。「アタリマエだ」と言いかけたが止めた。
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王家菜館 [グルメ]

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ジャン母が入院しまして。身の回りのものをいろいろ持って届けにきたとこ。
だけどコロナ禍で面会できないのだ。ナースステーションでストップ。事務長さんと、ナースのリーダーさんと今後の方針について面談、
看護師さんが言うには、
「ウチ(当病院)はガードが固い方でして。ウチくらい固いとこってないと思いますね」

「アナタ、ああいう看護師さん好きでしょ」
ヘンな意味ではない。ウチも末端とはいえ医療系だから、ウチにもあんな子がいたなと。いたら面接、採用しているだろうなって感じの子です。会社としてアリかなって思っただけだよ。
身の回りのことから全て病院任せなのでこっちは何もすることがないんだよな。スマホにアプリを落としてリモート面会するのも事前予約性だって。
TV電話機能を導入するか。前に「TV電話やらないの?カオを見ながら電話したいのよ」と言われたけど「カオ見ながら電話するのなんてヤダ」って突っぱねちゃったんだよね。
こうも言ったな。「電話なんてのはお互いカオが見えないからいいんだ」
相手のカオはまだしも、こっちのカオなんて相手に露出したら、口だけ出任せ言ってペロッと舌出してりゃいいってのができなくなるからな。
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見舞い(・・・してないけど、会ってないけど・・・)の帰途、地元のスーパーへ買い出しに行った。毎週日曜日にジャン母を連れて買い出ししてるのです。そういう条件でジャン母からくるまを取り上げたんだから。
レジにSさんというユーモラスな動きをする人がいて、見てるとオモシロいのだ。ガラモン?ダンカン?のような動きをするのです。この日もいたな。
そのスーパー前にある前から気になっている中華料理店でランチ、
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店内1ジャン妻1-1.jpg
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間口は狭いけど奥行がある鰻の寝床のような店だった。カウンター7席、テーブル4席×4卓、2階で宴会もできるみたいだ。
メニュー載せます。ランチメニューです。
こういう店はデカくて種類が多いグランドメニュー、表紙に「菜譜」と描かれた貫禄あるメニューが何処かにある筈だが見当たらなかった。
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私はナンバー1、ホイコーロ定食ランチ、
ジャン妻はナンバー2、ニラレバ炒め定食、
番号でオーダーします。「1番と2番」、「アイ、イチバントニバンネ」、
ラーメン&半チャーハンだと思ったでしょ。
今、私はラーメンに嗜好や食指が湧かないのだ。最後に食べたのは2月の第1週で、岸根公園から徒歩7分の名店「華や」さんと本厚木駅からこれまた徒歩7分の名店「やっこ」それ以降は食べてないのでです。
ホントだよ。ホントだってば。
でも1回でも食べたらそっち路線にリバウンドで戻りそうだ。ここへ来る前に「このまま上を走って、本牧の大将まで行くか?」ってプランも車中で出たのだが、ジャン妻は13:30から社内WEB会議なので、それまでに自室のPC前に戻らなきゃならないので止めた。
「こういう店では麺類よりも、逸品料理の定食の方がいいんだ」
「???」
「ラーメンとかは店独自のクセがあって、日本人の町中華と一線を画すからね」
「ふぅん」
中華系で外食慣れしていないジャン妻は意味不明らしい。
この店、店主ひとりで営っていた。向こうの人だね。
後でジャン妻は、「あの広さじゃ店主ひとりじゃ厳しいんじゃない?」と言っていたが、こういう店の料理人は手早く調理するものなので、料理はすぐに出てきた。
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湯気がモワァ、
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湯気を吹き飛ばす!
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ニラレバでもレバニラでもいいけど、私は自分の意思でオーダーして食べたことないです。食品衛生法でレバ刺の提供が禁止されるまでは、いろんな各方面でレバ刺食べてましたから。今でも焼き過ぎたレバ焼きはイマイチ好きじゃない。
このレバ、揚げて炒めてますね。柔らかだった。ジャーッという揚げ油の音がしたからね。
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レバニラをおかずに丼飯を喰らうジャン妻である。
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「アナタ杏仁豆腐食べるの?」
あまり食べない人です。でも付いてきちゃうんだよね。
「ミカンがあるからさ」
仕方がなく食べたって感じです。

あまり愛想の無い店主にお会計して、外に出て気づいた。
ナンバー3、木須肉定食?
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「シマッタ、これがあったのか」
「これ何?ああ、キクラゲ炒めね」
豚肉とキクラゲの玉子炒め、入り口側に座った女性客が食べてたな。
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買い物して帰ったら、ジャン母から、
「ヘアブラシを持ってきて」
ヘアブラシ?そんなん不要不急のものじゃないか。
次に群馬八幡の託児居酒屋から、
「今日はカワハギ、マコガレイ、ブリカブト焼き、アン肝、玉姫牡蠣、おススメです。お待ちしています。」
まぁた空気が読めないんだからもう。何でまたこのタイミングで来るかな。でも先方にこっちの事情なんか見えないからね。「母親が入院でそれどころじゃない」とも言ってません。
そして実家の冷蔵庫内にある食材、肉と魚はジャン弟に、野菜類はウチらに、略奪するかのように山分けした。
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日高屋のおススメ! [グルメ]

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駅前熱烈中華日高屋関内北口店にいます。神奈川県の窓口に提出した後です。今日は退勤後に都内でジャン妻と待ち合わせて、ママの手書きの黒板メニューの店で1時間ほど滞在するので昼は早く済ませたいのだ。
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では何で日高屋かって?
まぁ手軽だし、何も考えなくていいし、この日は夜優先で昼はどうでもよかったからなのです。
でも私は日高屋さんでは生姜焼、肉野菜炒ぐらいしか食べません。時々食べたくなるのです。他、サイドの3個唐揚げ、竹輪磯部揚げ、キムチとかを追加することがありますけど。日高屋のあんかけ系は大失敗だったからね。
こないだ竹輪磯辺揚げを日高屋で食べたって群馬八幡の居酒屋で暴露してやったよ。「何ですって!」って反応が返ってきたからね。ザマミロ、
今いる場所は関内北口店です。昨年秋から年明け2月第1週までは関内から地下に潜って、横浜市営地下鉄ブルーラインで横浜市北部の某支店を担当していた。途中、岸根公園で途中下車して、あの郊外の名店、華やさんに通っていたのですが。
それが終わって久しい。
華やさんの記事はhttps://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2021-02-06で終了しています。いつか戻る日が来ると思いますが、今は主たる公用圏内から外れて草の者3号(成宮、仮名)に引き継いだ。
3号はそこにシフトで殆ど毎日入っている。

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窓際のカウンター席にいます。左右は透明のアクリル板で仕切られている。
陽射しが眩しいのでロールカーテンが下りていた。直射日光を遮蔽しているが、上に冷水ボトルを置いたら中の氷が溶けてしまわないか。
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オーダー取りに来たのは大陸か半島から来た人だった。若干だけど応対がカタイです。厨房のアンちゃんは日本人で元気印だった。
生姜焼き定食と、餃子3個をオーダー、写真メニューとそんなに違わないからね。
私のひとつ席空けて右隣の婆さん客が、
「五目あんかけラーメン」
「かしこまりました。五目あんかけラーメンですね」
私は「それ止めた方がいいぞ!」って言いかけたよ。言わなかったけど。何しろ日高屋でもれんげ食堂でも、餃子の王将でもあんかけ系はことごとく外したからね。写真と違うし。違い過ぎるし。
次にひとつ空けて左隣の女性客が、
「五目あんかけラーメン」
「かしこまりました。五目あんかけラーメンですね。(厨房に向かって)五目あんかけ都合2つでぇす」
また私は「それは止めとけって!」って言いたくなったよ。でも出てますねあんかけ系が。寒いからだろうか。離れたテーブル席からチゲ味噌ラーメンのオーダーも入っていた。
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メニュー載せます。
バクダン炒めはどっかで食べたけど辛くないですこの私でも。サイドのキムチの方が辛い。
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もうこれはゴメンだよ。
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これもオーダー飛んでましたがね。どうせ写真と違うんだろうと疑ってみる。辛いの苦手です。
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生姜焼がキタキタ、別途3個餃子も。
日高屋の生姜焼は見た感じその辺にありそうな肉の焼き方ですが、生姜の香は全くしない。焼肉ダレに漬け込んだ豚肉の焼肉定食ですな。嫌いでなければ何処でも同じ味、素材なので、最もハズレが無いメニューといっていいです。
チェーン中華ファミレスの中ではレンゲ食堂や餃子の満州より美味しいと思うぞ。ましてや昨日Upしたドライヴインの生姜焼なんかよりはずっとずっと美味しいと思うな。
珍しくホメてます私。そりゃ華やさんのロース生姜焼のように、その場で生姜をスリスリ擦ってタレに馴染ませる作りたてホヤホヤのタレじゃないけど。
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付け合わせは工場でカットされたキャベツ千切り、水みたいな粘度のマヨネーズ塗れのマカロニサラダ、小さく切られまくってて動物のエサみたいになったザーサイ、最初のひとくちだけ美味しいラーメンスープ、そしてこの私でも半分以上残すタップリマヨネーズです。
タレの味は濃い。途中でスープを口に入れたらタレに負けて薄く感じた。
スープ.jpgザーサイの切れ端たち.jpg
生姜焼7キャベを摘まむ.jpg
生姜焼8マカロニを摘まむ.jpg
家でもジャン妻が豚バラ肉で生姜焼を作るようになったけど、彼女は醤油を使わない。麺つゆなんです。甘いんだよな。大衆食堂や街中華を知らないからだと思う。
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タレにマヨが混じって味変になります。キャベツもタレマヨやマカロニが加わることで味が昇華します。皿の上に載ってる各々はどれと組み合わせてもいい。
食べやすくて、何となく手作り感がある生姜焼き、レンゲ食堂で嗅いだヘンな臭みもない。まぁ、その、日高屋なんだけど、日高屋っぽくないから美味しいのかも。
餃子は王将に負けるけど、それでも数年前よりはマシになった。3個で119円だからね。
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餃子2.jpg
ご馳走様でした。この後、東京本社に帰社しなくてはならないのだがちょっとユーウツでもある。「他にできる人がいないので」の東京バージョンが控えているのだ。
そういう理由で私に振るの止めてくれないかな。言い方を変えろよ!
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と、ここまで記事作って保存して、後日、五反田店で食べた肉野菜炒めの写真を追加しておく。「他にできる人がいないので」の東京バージョンがスタートしているのです。
肉が多かった。野菜はキャベツの芯ともやしが主役で、何故か白菜がちょこっとだけ入っていた。間違って入ったんじゃないかな。他、わずばかりの彩を添えるニンジン、ニラ、
キャベツが油まみれでコーティングされていて、鼻の下、唇の周囲、アゴまで油まみれになる始末だが、それでも私の中では日高屋で美味しいナンバー2といっていい。(他にないからね。)
塩胡椒ではなくてタレです。肉野菜炒めはタレであるべきです。
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肉野菜3.jpg
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大きくないけどキャベツの芯!
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わずかばかりの彩野菜!
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デカいキャベツの芯!
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肉が多い方だと思います!
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ザァ.jpg
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他、今日の脇役たち、スープは化学調味料の香が凄かったね。
ザーサイはショボかったな。まぁこんなもんか。
マヨネーズまみれで箸先がツルツル滑るマカロニサラダは生姜焼きにはデフォで添えられているので単品でオーダーしたらイマイチだった。割高だし。そのまま食べるのではなく、肉野菜炒めのタレにまみれて食べるのがいいですな。
ご馳走様でした!
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にんにく生姜焼 [グルメ]

どうも最近、イマイチ何だかなぁの記事が続いていますが。
拙Blogは飲食店の提灯記事じゃないし、店の紹介でもない。私の日常なので、その時思ったこと感じたことを率直に書くしかない。美味しい美味しくないなんてのは、その時の私の気分かもしれないけどね。
今日もイマイチな内容です。日曜日、朝8時に起きた。
4時半に起きていつもはそのまま起きちゃうのだが、この日朝は寝直すこともできた。
カーテンの隙間から陽がさしている。雨は上がったようだ。
ジャン妻の瞼も開いた。眠りから目覚めた肉食巨大爬虫類の瞳のようだ。ランランとしてる。
「で、結局今日は浅間大社行かないの?」
浅間大社か・・・。ジャン母が入院(整形外科病棟)したのと、もう3月なのにきちんと初詣をしてないので、快癒祈願を兼ねて出掛けようかという話を昨夜したのですよ。
「行くか」
「よしっ、行きましょう」
跳ね起きたジャン妻の振動で部屋が揺れた。

「何処で食べるの?」
私は家で食べてから出るつもりだったが、ジャン妻は朝飯作る気はサラサラないらしい。
「鮎沢?」
「鮎沢、山小屋か」
東名高速下り、足柄サービスエリアのひとつ手前のPAです。駐車場がだだっ広いけど売店がショボイので観光バスは入らない。トラックやトレーラー、大型車の御用達でいつも空いてます。団体観光客は見たことないですね。
だけど山小屋はメニュー種類が少ないし偏ってるんだよな。上りの富士見の方がメニュー数多いのだが。
「他でもいいけど」
鮎沢のひとつ手前の中井パーキングが混んでたので、結局馴れた鮎沢パーキングに滑り込み、山小屋食堂にきてしまった。
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ラーメンは避けたい。最後に食べたのは2月6日だった。
蕎麦類も他とあまり変わらないし。
カレーはしょっぱかったんだよな。
豚汁かモツ煮にするかな。生卵や納豆つけて。
そしたらジャン妻がとんでもないものをチョイスした。
「ニンニク生姜焼き!
マジかよ。ニンニク?
「あっ、それに唐揚げ付きのよくばり定食がある」
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いつになく肉食なのだ。朝、肉食爬虫類の瞳の如くだったのは夢で焼肉でも喰らってたのだろう。
だが、ニンニク生姜焼き?
それって生姜焼きなの?ニンニク焼きなの?
ニンニクは入ってなくていいのに。ニンニク入ってたら生姜焼きじゃないジャン。スタミナ焼きの部類か。
でも私もそれにしちゃったんですよ。豚汁付きだし。
券売機をONするとオーダーが厨房に伝わるので、券を持ったまま席で待ちます。
食堂はこんな感じでした。透明アクリル板で仕切られまくってる。殆どALLカウンター席だけといっていい。
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トラッカーご用達なので、このようなおひとり様の配置になっているのです。団体客、観光客はひとつ先の足柄SAに向かいますからね。
テーブル席には車椅子優先なので、私らはカウンターのコーナーの席で待ちます。
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番号すぐ呼ばれた。
「ご飯お代わりできますが、豚汁のお代わりはできませんので味噌汁になります」(オバちゃん)
「ご飯少なくして下さい」(ジャン妻)
今思えば私はご飯をお替りしないで、ジャン妻が少なくしない1人前のご飯、ちょこっとだけお裾分けすればボリューム的にちょうどよかったのだがね。コロナ禍のせいで身内といえどもそういうシェアするのを躊躇ったのです。
2人分のトレイを席に持ち帰ったら、凄いガーリック臭がそこら中に漂った。周囲に迷惑かけなかったかな。
私はトレイの上の料理、惣菜を見て絶句した。炒めた豚肉の上にガーリックチップが載っていたのです。でもタレに混ざってるんじゃなかったのは幸いだ。除けることができるから。
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だけど美しくない肉の焼き加減、炒め加減ですね。見た感じバサバサの豚肉です。肉厚だがこの焼きは冷凍しといたヤツを焼き直したんじゃないかな。肉の表面が粗くなってるから。
仕方がない。まずはガーリックチップを避ける作業から始める。
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胃壁を保護するべく千切りキャベツからいただく。切りが粗いです。
しまった、マヨネーズをつけるのを忘れた。今から提供口辺りにあるマヨネーズを取りに行くのもめんどいのでそのままワシャワシャといただいた。何だか水切りが甘いぞ。
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肉をリフトアップ、この焼き表面はやっぱり冷凍じゃないかな。
だがもとはいい肉らしく、臭みはないし、噛み締めたら少し旨味が出ていた。
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キャベツの甘い水切りで濡れた唐揚げですが、豚肉と合わせてご飯がすすみ足りなくなり、お替りしてしまったのだ。
「3分の2くらいお願いします」
こんなめんどい要求に対応できるわけない。目分量で適当です。3分の2にしたつもりが、これって1杯分あるだろ。左が1杯め、右が2杯めです。
ご飯1多い1.jpgご飯2多い2これで3分の2.jpg
豚汁、味噌wp変えたかな。前よりコクがなくなったような。
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おしんこはこれっぽっちです。こんなんじゃぁ出さない方がいいかもね。冷奴はこれも例によって水切りが甘いのだ。いつものことですけどね。ホント地元の豆腐屋が廃業してからマトモな豆腐食べてませんよ。豆腐って生ものだから、店に行ってもコロナ禍のせいで客が減り、営業時間が短縮したせいで「仕入れてません」っていう店があるからね。
この冷奴を豚汁に入れて失敗したことがある。冷めてしまったのだ。アタリマエだけどね。
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ジャン妻がガーリックチップもろともガツガツ食らっているところ。
飯を喰らうジャン妻1-1.jpg飯を喰らうジャン妻2-1.jpg
ごちそうさまでした。食べ過ぎたかも。返却口に出したらオバちゃんが、
「ありがとうございましたぁ、運転気を付けて行ってらっしゃぁい」
クオリティ低くてイマイチだったが、オバちゃんの声に救われた。
ジャン妻が山小屋から出てきたところにカメラを構えたらこの後脱兎の如くは知って逃げだした。
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御殿場から第2東名にあがり、新富士宮で下りて浅間大社へ。ジャン母の快癒祈願、財布の中の小銭を全て投げ込んだ。
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お参りしてとっとと帰宅した。その後もずーっと胃の腑からガーリック、生姜焼の残留物感が消えず、夜7時になってもなかなか腹が減らなかったな。
夜、ジャン妻が言うには、
「冷蔵庫にランプ肉があるから生姜焼にでもする?」
ラップされたランプ肉が残っていたので夜も生姜焼になった。ウチは夜はご飯無しです。ニク肉しい1日だった。
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イオン紅虎 [グルメ]

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埼玉県南部と称する行政の近くにイオンモールがあってそこでランチしているところ。
コロナ禍の前は通路の丸椅子に空席待ちが並んでたが、今は誰もいない。閑散としている。
店入口の丸椅子にお婆さんが座ってたので、店内への案内待ちかと思って背後に立ったら、
「アタシ店ん中に入らないわよ。テイクアウトを待ってるだけ」
ああそうですか、ではお先しますよと。店入口に立って案内を乞おうとしたら、女性スタッフがひとりのお客さんのお会計中で、ひとり客に領収書を切っておった。
「1名様、少々お待ちくださぁい」
その声は私に言ったのと、厨房にいるであろう別スタッフに声を飛ばした感がある。「アタシ今、お会計中で手が離せないので、誰か来てあげてぇ」という叫びである。
厨房から別の女性スタッフが現れて私をテーブル席に座らせた。
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こういうとこの麺類は大抵ハズレなので、青椒肉絲ランチにした。
メニュー載せます。たくさんあってどれもいい値段してます。写真で見る限りはどれも美味しそうですが。
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イオンか。。。
最近行けてないが、群馬の子たち、社員たちを思い出した。
平成26年頃、群馬某所の支店でのこと。そこは群馬エリアで最大のお喋りオンナであるEが支店長で、その旗下に3名の若手女性社員がいた。酔っ払いオンナ、S子、AYAの3人、3人とも過去に登場していますが。
若い子ったって今はもう3名とも30歳を過ぎているし、S子は2児の母、AYAも嫁いで姓が変わっています。私が群馬に赴任した平成24年は皆、20代の小娘だったのに。
お喋りオンナEが、その当時は若かった3人に、
「みんなぁ、今度の日祭日は何処か行くのぉ?」
返ってきた声は、
「イオォン」
「イオォン」
「満喫ぅ~」
「イオォン」はイオンモール高崎で「満喫」はどっかの漫画喫茶だって。
Eはあきれ果てたように、
「アンタたちねぇ。いい若いモンがどっかイオンとか満喫なんて。どっか遠くへ行きなさいよ」
またEが要らぬ差し出口をしてからに。若い子3人は表には出さないが「またEさんのお節介が始まった」「うるさい」と思ったに決まってる。
私は郊外の量販店が嫌いなので、Eに、
「イオンって何?」
迂闊にも知らなかったのである。
今度はEは私に呆れた。
「イオン知らないの?そこに行くと1日時間潰せるのよ」
ハァ?そうなのか。
でもそれって説明になってないよね。イオン=複合商業施設の説明はなかった。っていうか、そういうとこでしか娯楽がないんかい群馬は?って思ったよ。
後でイオン高崎のHPで各フロアガイドを見たが行きたいとは思わなかったね。その後、公用圏に渋川市が加わってから高崎~渋川を止せばいいのに群馬バスで往復したことが数回あって、バス車内からイオン高崎を目撃した。これかと思った。そこへ行く為だけのバス停もありましたね。
休日に家族でくるまで出かけたら、そこで全て用事が済むという。その代わりに駅前の商店街は寂れていくという。私なんかがいる場所じゃないです。フロアをひとり闊歩するだけで居心地がよくなかったな。
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私が今、イオンにいるのは、このイオン敷地に道路を挟んで私の公用窓口、埼玉県南部〇〇所があって、蕨駅からイオン行のバスが出てるからです。1時間に4本、15分間隔で。
https://funayama-shika-2.blog.ss-blog.jp/2014-09-01-1
https://funayama-shika-2.blog.ss-blog.jp/2014-05-17
イオンは2014年に2回Upしたことがあります。イオン内にある「越後秘蔵麺無尽蔵」とバス道路の向いに雑巾を干したようなくたびれた暖簾が出てる「天道」という店、2店ともまだ営ってましたね。でも天道はどもかく、前者は今回の紅虎同様、あまりやる気、集客する気が感じられなかった。コロナ禍で集客イコール人出を警戒してるのかもしれないが、コロナ禍の中でのWelcome態勢や気構えが全く無かった。警戒疲れかもしれない。
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それは料理にも表れた。見てギョッとした。食べてみて、ああヤッパリって思った。
オイスターソースがかかってないのです。
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青椒肉絲のレシピを幾つか見たらオイスターソースが大さじ2杯はレシピしてある。この青椒肉絲モドキはそれが無い。塩胡椒と大量の油だけです。灯りが油に反射してテラテラ光ってる。
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そりゃ肉とピーマンの細切炒めだからモノ自体は間違いじゃないけど、中華料理店の味じゃないですね。口の中や唇の周囲や、鼻の下まで油まみれになった。
オイスターソースを使わない青椒肉絲は醤油を使うそうだがそれも感じられないな。
このクラスなら私でも作れますよ。油と炒めて塩胡椒で味付けするだけなんだから。
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ご飯もイマイチですな。ダマだし。スープはぬるくて味薄いし。
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ゴボウの漬物みたいなのがイチバン美味しかったという。
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止せばよかったのに、追加の半チャーハン、
速攻で出されたところを見ると造り置きですね。冷めきってるし。カタチが丁寧過ぎら。塩気も全然ないです。たった今厨房で炒めたって感じじゃない。
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この店、〇〇ログの評価も低いレビューが多かった。私は全面的に〇〇ログを信用する人ではないですが、ある程度の参考にはします。
2.8 1.5 2.7 1.0 2.5 2.0 2.3・・・
中には3、0台や、4.0、それに近い数値もあったけど。
5段階評価でこれほど低い点数が多いチェーン店も珍しいだろう。
王将、れんげ食堂、日高屋といった駅前中華とも違う内容で、同路線ではあのバーミヤンが挙げられます。でもバーミヤンは価格が安いから相応だが、今日の店はメニュー種類が多いのに内容と価格が合ってないんだな。
ハッキリ言って努力不足です。お客を舐めてるといっていい。イオンという集客に困らないデカい箱の中にあるチェーン店で何もしなくても集客チャンスがあるから余計にそう思う。
個人の店はもっともっと努力してますよね。
でもここからほど近い埼玉県南部行政にまた4月に来なくてはならないのだ。それも2回に分けて。またこのイオン敷地内にあるバス停を利用することになる。その時にお腹が空いてたら。。。??
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ご飯お替りロボ [グルメ]

道路の向こう側、左にやよい軒、右にはゆで太郎が見えます。今日は30分早上がりしてジャン妻と17:30過ぎに待ち合わせなので、昼は手早く済ませようと。
でも手っ取り早い麺類の気分じゃなくて、野菜を含めて定食を食べたい気分だった。
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道路を渡って左のやよい軒は数年振りです。10年前に焦げ焦げの和風ハンバーグが出てきて「どういう焼き方をしてんだ。こういう失敗作は賄で処理しろよ」と怒ったのも今となっては昔のことで、その後、この界隈の客層、客筋に従業員が合わせるかのように親切で丁寧、和む接客光景を数回目撃してすっかり見直したものです。客層はお年寄りが多いのです。
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期間限定メニューのボードが。
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寒風吹きすさんでいるがもうすぐすき焼き膳、冬場の熱々鍋御膳メニューが終了になるようで、春のメニューへの繋ぎのメニューだろうか。これにしよっと。
タッチパネルメニューの最初の画面に表示されていたデカい写真を発券ボタンと見間違えてしまった。そのデカい写真を一生懸命押しても反応しないので、よ~く見たら発見ボタンは写真の下にあった。
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各テーブルは透明アクリル板でガードされている。店の元気印オバちゃんの声を受けながら、カウンター奥の席に陣取った。
券を渡した。
「白米でございますね。牛チゲ御膳、ご飯お替りお願いしまぁす」
???
最後のお願いしまぁすは何だ?
店内1.jpg店内2-1.jpg
そういえば気になることがある。コロナ感染拡大非常事態宣言の最中、ご飯(白米)お替りはどうなっているのだろうか。
やよい軒さんは前に試験的にご飯お替りを有料化した。お替りしないお客が不公平だという訳わかんない理由で。案の定、お替り派から反駁を買って客離れしたせいかすぐ元に戻ったが、その間にメニューの内容が変わった感がある。ハンバーグについてたタルタルソース付きのエビフライが無くなり、バーガーチェーンやファミレス(やよい軒もファミレスだが)で出される細っこいフライドポテトに変わった。付け合わせのナポリタン風のスパもソースが削がれて味が薄く冷えて固まり、えらく下落したものだなぁと。
フライドポテトでご飯は食べられないよ。タルタルソース付のエビフライが無くなったことで、私はやよい軒から足が遠退いたのです。
昨年、本厚木店で久々に利用したら、ご飯お替りはスタッフが新しい茶碗でよそって持ってきてくれるスタイルに変わっていた。「お替りご飯はスタッフにお気軽にお声がけ下さい。新しいお茶碗で、ご提供いたします」になったのである。
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2020-04-12
ところがこのスタイルは、コロナ禍の客数減によるスタッフの削減で、フロアからスタッフへ声をかけるのが面倒という負の側面を生み出す。「すみませぇんご飯お替りお願ぁい」席から絶叫するのも恥ずかしいし、それがめんどくてまた足が遠退いたのだ。
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「ご飯お替りはあちらにございます」
「前と同じ場所?」
「さようでございます」
私は前のように、ジャーから自分でよそうスタイルに戻したのかなと思った。
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牛バラ肉、脂身の少ない薄切り肉、いいと思います。前に高崎店でカルビ焼肉定食なんぞを喰ったら固くてスジだらけで顎が疲れて閉口したものだ。上州で不味い肉を出すような店は長続きしない。案の定クローズして今はデンタルクリニックになっている。
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野菜はキャベツが主体で、例によって芯が4個もあったがいずれも火がちゃんと通っていました。他、タマネギ、ニンジン、ニラといった野菜たち。
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チゲスープ、豆腐なんぞを久々に食べたよ。地元の豆腐屋が廃業してからマトモな豆腐を食べてないもの。この冬、我が家の鍋から豆腐が消えたからね。
チゲスープ、喉にひっついて少しムセた。このご時勢でそういう喉にひっかかったから出る咳でも憚られる空気だから、勢いよくすすらず慎重に口に運んだ。豆腐の他の具は、キムチっぽい白菜、豚バラ肉、このセットメニューは牛肉と豚肉、白菜とキャベツ、2種ずつ味わえるというわけです。
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さて、ご飯半分程度お替りするかなと、お替り場へ歩いてったら、ジャーが無いのである。
戻って厨房にいたオバちゃんに、
「ご飯のお替りジャーがないけど」
後で思えばオバちゃん、この客は知らないのねと思っただろう。
「こちらにございますよ」
一緒に来てくれた。この店がお年寄りに優しいスタイルを踏襲しているのを改めて感じた。私もそっちの域に足を踏み出しているから。
「これでございます」と指示された位置には、何だか給茶機のようなマシンがデンと鎮座している。
「これ?」
「さようでございます。お茶碗をそこに置いてみてきださい。ご飯の量はどれくらいになさいますか?」
「半分でいいや」
「半分でよろしゅうございますか。では100gのボタンを」
押したら、ご飯がドバドバドバッと落ちてきたのである。
「えっ!何これ!」
「すごいでしょう?」
オバちゃんはドヤ顔になった。
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ごはんおかわりロボというそうです。給茶機みたいに注ぎ口にご飯茶碗を置いて、ボタンでご飯の量を選択すると自動でご飯が落下するのです。量は一口(50g)小盛(100g)並盛(150g)中盛(200g)の4つで、大盛りは無いです。
コロナ感染拡大でセルフサービスでのご飯のおかわりを中止、店のスタッフにその都度注文するスタイルに変更したが、やはり私が言ったように、客からおかわりを気軽に頼みにくいという意見が出たんだと。
だがこれも賛否両論で「声かけなくていいから楽でいい」という肯定的な意見と「ご飯は釜からよそいたい」「こんなんじゃぁ食欲がわかない」といった否定的な意見も出ているという。
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私の感想ですが、おもしれぇと思ったのは見たその時、一瞬だけです。すぐに負の意見、感覚が湧きあがってきた。こうしてみると確かにご飯なのだが、あのボトボト落ちてきた動きは何ともいえない妙なものを想像、思い描いてしまったのだ。それが何かは書かないけど。
やっぱりあの機械でお替りした2杯めより、最初にオバちゃんが厨房でよそって持ってきてくれた初回のご飯の方が気持ち美味しいような気が。
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切れて落ちる蕎麦 [グルメ]

とある平日、有休取って小田原へ着弾土塁を見に行った日の昼、駅前のロータリー地下街に入った。
売店が多くて飲食店は少なかった。この看板に誘われて入ったのです。
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メイン通りの真ん中に置いてあった。無理して客を呼び込んでるかのように感じた。
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そこでこんなセットをオーダーしたのです。
蕎麦は伸びてしまうので、先に蕎麦を食べきってからミニカツ丼に移行しようと箸で蕎麦をリフトアップしたら、
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途端にズルッと落っこったんです。下の部分が切れて落下したのよ。
何が起こったんだ?
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私の食べ方が下手なのか?というかまだ食べてもいないのですが、食べようとした所作の勢いが強過ぎたのかな。
ではゆっくりやってみましょう。箸を突っ込んで、ゆ~っくり持ち上げてみる、
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最初のこの段階で既に何本は切れて落ちるのです。ズルッと滑った感じだ。
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ゆっくり上げていくとまたズルッと落ちていく。全部じゃないけど途中で脱落者がたくさん出るというか。本来は長い筈のそばが、持ち上げる度に器に落ちて短くなっていくのです。
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最後までついてきた蕎麦(私の口の中に入った蕎麦)はこれだけなのです。
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キレて短くなっても蕎麦は蕎麦ですが。でもオカシイくないかこの蕎麦?箸で摘まんで持ち上げただけで、自らの重さでブチブチ切れるってか。細い蕎麦なのに。
茹で過ぎたのだろうか。確かに時間がかかったのですよ。券売機で購入した食券には11:47となっていて、それを厨房の提供場からスキンヘッドのオジさん(3人いて、いずれもスキンヘッドだった。)に渡して待つこと15分、12:02に提供されたのだ。スタンドにしては遅いよね。太い蕎麦じゃないし、細い蕎麦でそんなに時間がかかるものなのかな。
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遮蔽物が無くてここまでOPENなのもあまりないと思うが。他にお客さんいないからイベントスペースから丸見えです。
店から外に出てもいいらしい。「お蕎麦はイベントスペースでもお召し上がりいただけます。ただし、アルコール類は不可、店舗内でご飲食ください」とあった。
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基本的にセルフサービスです。この厨房の中は殆ど見えないのですが、隙間からチラッと見たら、蕎麦はビニールに入ったパッケージ品でしたね。スキンヘッドのオジさんが手で掴んでた感じだと弾力が無くて固かったようなので、おそらく冷凍だと思うが。
冷凍の細蕎麦、だからブツブツ切れるのだろうか。

仕方がない。食べ進めましょう。汁は美味しかったのです。濃くて熱々、海苔や柚子の香もした。いいスープだと思った。だが熱々なのが更にブツ切れる効果になったのかも知れない。
仕方がない。諦めて、手早く食べて、ミニカツ丼に移行しようと、一気に持ち上げて手早く食べようと勢いよく高々と上に上げたら、ズルズルッ、ボトボトッ、ボチャッ、切れて落ちる蕎麦の方が多かった。
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そして時間が経つにつれ、どんどん伸びてくるわけでさ。仕方がないので最後の方は碗に直接口をつけてズズズッと汁ごとすすりましたよ。蕎麦雑炊みたいでしたね。
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こんな酷い蕎麦を食べたのは初めてですな。私が日頃あまり良く言わないJRのNRE系の立ち食いそばの方が全然マシです。あっちの蕎麦は美味くもないけど、少なくとも箸で持ち上げたら半分近くが切れて落っこちるってことはないからね。
もう呆れると同時にもう笑っちゃってさ。
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で、ミニカツ丼に移行したら碗が軽いのと、この手のタイプの碗は摩擦係数が少ないので手先で持っても滑るのです。冬場のせいか指先が乾燥しているのもあって、危うく滑ってひっくり返しそうになった。
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カツ丼も何だか変というかバランスの悪いカツ丼だった。ハンマーか肉タタキで叩き潰したようなカツで、1枚1枚の肉が離れ難かったけど衣は剥がれやすかったという。
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衣だけ見たら揚げ過ぎですね。冷凍肉だったから余計に時間をかけたのだろうね。ふっくらしてないです。
それでいてカツはやや冷めてたが、飯は熱々でところどころが白い塊でダマになっていた。汁が浸みてない。
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食べてるウチに何だかわかんなくなった。犬の混ぜご飯か。
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食べてる間の挿話を。後から来た女性客が提供するカウンター越しに、店のオッさんに聞いたのは、
「この店、手を消毒するのないの?」
確かになかったね。私は他で手洗いを済ませていますが。
受け渡し場からカオを出したオジさんスタッフは、その女性がマスクしてるから聞き取れなかったらしい。
「番号でお呼びしますからお席でお待ちください」
いやいや、聞いてるのはそうではないよ。
「手を消毒するあれよ」
女性は両の掌を擦り合わせた。
「そっちを曲がったとこにあります」
私も目を廻したら、カウンター上に置いてあったのはキレイキレイハンドソープだった。間違いじゃないかもしれないが、それだけプシュッとやって手に擦りこむものじゃない。
流しは下にあって、カウンター板がジャマして洗い難そうだった。
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何だか高い蕎麦ですね。これらもブチブチ切れるのだろうか。
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いやいや、久々に何だかなぁのランチでしたよ。でも〇〇ログ見たらこの店の評価は低くないのね。3.0以上そこそこの評価でしたよ。ますますわかんなくなった。たまたま下手な調理人にあたったってことかな。
セット金額1080円は、ネタを提供してくれた、ネタを買った代金だと思っています。
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くぼやん [グルメ&人間ドラマ]

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西新宿です。本社を脱出しました。
ウルサかったし、本社にいたくなかったのです。部署の連中に対して「コイツら考えが浅いな、一緒にいたくないな」って思ったので。
もちろん公用を抱えての脱出ですよ。
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今日はソリ合わない、DON子、W美、別部署の女性課長、お喋りオンナが全員ガン首を揃えて出社していた。
前日はDON子だけで、他は在宅勤務だから静かだったのに。仕事が捗ったのに。
昨日、私はDON子に、
「今日は静かでいいなぁ」
「そうですか」
「アイツ(ソリ合わない)は明日は来るのか?」
「来ますよ」
「来なくていいのに。来たうるせぇからな」
ところが、ソリ合わないのペチャクチャ相手はDON子や他の誰かなんですよ。DON子に「お前もうるさい。一緒になって喋ってんじゃない」と暗に言ったに等しいのだが。
在宅勤務明けってどうしてこうもうるさいのかね。久々(でもないけど)に同僚と会って邂逅を喜び合うのはいいが、話が昂じて長話になってる。何処の会社もこうなんだろうか。
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11時だったので、ジョナサンの地下1階へ下りようとしたら、
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この店は知らないな。くぼやんの近くでなければ選んだかもしれないけどな。
くぼやんの斜め前にある中華屋のランチメニューが。
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若干の迷いが生じたがやっぱり大好きなくぼやんにしよう。飲食店街入口の扉を開けると、体温計測センサーがあります。センサーにカオを、額を近づけます。こないだU紀(もと草の者4号)が「鏡に自分のカオを写すと、アレ?アタシってこんなカオだったっけって思う時がありますよ」なんて言ってた。私はそれを聞いて「そりゃトシのせいだろ」と言いたくなったけど、なるほどセンサーに写った自分のカオを見て絶句しそうになったよ。老いたなって。
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そしたらセンサーが
「タイオンハセイジョウデス」
すぐに離れればよかったのですが、体温何度だ?と覗き込んだらエラーになり、
「モウイチドハカリナオシテクダサイ」
うるせぇな今測ったよと睨みつけたら、
「モウイチドハカリナオシテクダサイ」
「モウイチドハカリナオシテクダサイ」
繰り返すんですよ。機械のクセに生意気だ。
くぼやんに入ろうとしたら、まだ「モウイチド」しつこく繰り返されましたね。どこもかしこも飲食店は扉を開けているので「タイオンヲハカラナイシンニュウシャアリ」のように聞こえ渡ったですよ。
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「いらっしゃい、あぁ、どうもぉ」
店主の野太いけどおおらかなお声が返ってきた。
券売機で醤油をONした。
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待ってる間、この後で出しに行く更新手続きの書類をチェックしてます。
西新宿にある某タワー11階へ、都内某所のウチの支店の営業更新を出さなきゃなのです。
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今日は醤油です。焦がし醤油だろうか。濃い味で、ご飯が欲しくなる味です。いつもはシメジ無しなのですが、今日はそれを言い忘れた。別に嫌いじゃないし。
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粉チーズは半分だけにしました。でも塩と違って醤油は粉チーズ要らないかも。粉チーズ無しでも充分味が濃厚な味なので、更に塩分が強くなるんだね。
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なかなか美味しいですな。和風のスパです。醤油味の焼きそば、上海麺みたいだね。

「〇〇さん(私のこと)、群馬のY子さん、第2子が生まれたんですって」(ソリ合わないオンナ)
「Y子が?」
Y子は群馬最凶お喋りママ社員、Eの下で働いていたが、昨年のいつだったか2度めの産休に入った。
「家を買ったんだか建てたそうですよ」
「あのクラスでも家が建てられるんだよ」
Y子は過去に呟きⅡで登場しています。ちょっとオバカさんなところがある。
https://funayama-shika-2.blog.ss-blog.jp/2014-04-10
この記事で私はY子に入籍したお祝い金を渡しています。
「アイツは『これってワイロですね』って言いやがったんだよ」
笑いが起こった。そこで止めとけばよかったのだが。
「何で俺がお前にワイロ送んなきゃならないんだ。ワイロなんて贈収賄用語を軽々に口走るんじゃないって怒鳴ったんだった」
「もう、何で怒鳴るんですかぁ」(ソリ)
あ、やはり、そうきたか。
「優しく言えばいいじゃないですか」
強くキツめに言っちゃいけないんかい?ウチの上長、ディクソンまで口を挟んできて、
「それ、今だったらアンガーですね。あ、でも、昔の話ですよね。」
どいつもこいつも上っ面しか見ないんだよ。私がY子を叱った意味を理解しようとしない。
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出る前、DON子に、
「話の前後を無視して、怒った、怒鳴った、そこだけ切り取られて一人歩きしてもな。私はY子が外で恥をかかないように強く叱っただけなんだがな」
「あ、ハイ、私もそうなんだろうなと。私はわかってるから大丈夫ですよ」(DON子)

「ふぅ~ん、DON子さんは、アナタにおもねろうと計算してない?」(ジャン妻)
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私が向かう都の行政です。タワーの11階。担当官は女性2人で、もう顔なじみですが、慣れ親しんだのはいいが前に待合で待ってたら落ちてしまって。
寝ちゃったんですよ。「〇〇会社さん、お疲れのところすみません。お伺いしたいことが。」
起こされました。
そういうのを言ったら、さっきの連中は、
「もう、恥ずかしいですね」
しか言わないだろうな。慣れ親しんだ行政で寝ちゃぁいけないのかよって、言われてもいないのに不機嫌、不愉快なシミュレーションをして余計に気分が悪くなった。

今月に入ってもう1回行ったので追加でUpしておこう。塩味です。
私はこれがイチバン好きですね。
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この日は何かあったかな。あ、そうそう、上長ディクソンの評価面談があったんだ。昨年10月~今年3月までの実績評価面談です。
私の評価ランクは「まぁこんなものかな」と納得できるものだったが、ちょっと考えたことがある。
ディクソンに評価されたくないなぁって。
別にディクソンの私への評価が低いとか不当だとかじゃないですが、私の職掌はディクソンから業務を依頼、指示されてないのです。私の業務は120ある支店に直結するので、私の査定はディクソンではなく、各支店の連中に査定して欲しいなって思ったの。
でも弊社は部下が上司の査定をする制度ではないし、そういう画期的な制度を導入するには程遠い。私は自信があるけどね。
で、船山史家の呟きタイトルコメントにあるように動こうと思っています。
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ココでパスタ? [グルメ]

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愛知県発祥のビシャビシャなカレールゥのチェーン、ルゥどころかあれはスープだろって。それのパスタバージョンのこの店は東京唯一のあんかけスパ専門店でもあるという。
あんかけ?
あまり食指が湧かない。ただでさえチェーン中華のあんかけ系で「写真はイメージです」の嘘っぱち写真と現物との差異に愕然としてきたからね。
だがナポリタンなら別だ。写真と現物の差はそんなにないだろう。
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店は昨年秋に載せた鯛出汁、貝出汁、ラーメンの店の前にある。その過程でまだ存続してたんたのを知った。
平成23年(2011年)にUpしたことがあります。東日本大震災があった年の6月でした。
https://funayama-shika.blog.ss-blog.jp/2011-06-26
この頃は記事も写真も小さかったですね。カレースパやナポリをオーダーしています。カレースパにしたのは母体がCoCo壱だから試してみたのです。
あの頃のパスタ、スパゲティはナポリとミートしか知らなかったのだ。タラコや明太子は家食のスパでしか食ったことないし。
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しぶとく頑張ってるこの店を利用しなくなったのは、私の異動や事業所の移転等もあったのですが、この店に最後に行った時、小僧みたいな男性店員の態度が悪くてね。
愛想や笑顔無し、無気力、機械的でもなく単に無愛想、会計時に私は1000円札を1枚渡してますが、そヤツ、片手で渡そうとした釣り銭を床に落としやがったんですよ。腕を私の手まで伸ばさなかったのです。
こっちもムッとして、じーっと相手の目を見て、落ちたつり銭どうすんだオラってなもんです。
無言で拾って、ほんの気持ちだけアタマを下げて、私に片手で渡しました。アタマを下げたというよりも、アゴを引いたとしか見えなかったね。
もういい来ないってなって、2年後に群馬に飛ばされたのですが。
まだ営ってたんだ。10年振りくらいに入ってみたのだよ。10年前の小僧はいませんでした。明るく元気印のおねぇさんと、明るく話す厨房のおニイさんで廻していた。
両サイドはアクリルで防御されています。儲かっただろうねアクリル業界は。
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店内5アクリル2-1.jpg店内3マンガ?.jpg
メニュー載せます。いきなりこれかい。
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中華風のあんかけ?五目やきそばじゃあるまいしさ。余り奇を衒わない方がいいのではないか。メニュー写真と現物の違いを検証する気も失せています。
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いろいろありますが、この店の主流であるミラカンってのが未だによくわからないのだ。
トッピングによっては野菜も少なくないです。トッピングがあるからやはりCoCo壱商法ですかね。トッピングで儲けて追加金額がバカ高くなっていくあれですよ。あれも踏襲しているという。
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ナポリがキタキタ。デフォルトMサイズですが少なく見えるでしょう。ところが案に相違して、食べ始めると意外にボリュームあるのです。
タバスコや粉チーズはテーブルに置いてなくて店員さんにお願いすると持ってきてれます。お願いしないと持ってきてくれないけど、これは感染症対策だろうか。
「粉チーズくださいよ」
「あ、ハイ」
チューブ式でした。感染症対策なのか単に忘れてたのかわかりませんが。ドバドバとかけます。
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ナポリはナポリでしかないので可もなく不可もなしです。多少のクセがあってもナポリがマズかったらそのスパ屋は退場した方がいいよね。
ナポリは追加トピも必要ないし、CoCo壱商法のなかではCPがいい方かもしれないです。
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悪くはないですが、美味しくもありますが、残念ながらソーセージはあまりよく焼かれていませんな。ナマではないけどソーセージが反ってないでしょう。ピーンと伸びたままです。もう少しこんがりと火を通した方が香が出るのではないか。
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お客さんは男性ばかりでしたな。会社員、ゲンバーマンたち。皆さんサイズがデカいです。私はデフォで充分お腹いっぱいになった。(Mサイズ、)
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もう1譚、お蔵入りしかけてたカレーソース、
「ソーセージベーコンのカレーソース」
「ソーセージベーコンのスパイシーソースでございますね」
「いやいや、カレーソース」
「あ、失礼しました。カレーソース」
マスクしてるとどうしてもモゴモゴして聞こえ難いのだろうか。提供されたのがこれで、完全にCoCo壱カレーのパスタバージョン。
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パスタを持った手前部分をカレールゥの粘度の低いスープが覆っている。これは下手すると白ワイシャツに付着するな。
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麺が若干油っぽいです。油で炒めたので少し照りがある。ツルツル滑りそうなのでリフトアップしてお皿に落下したら大惨事になるは必定だ。
「前掛けは何処にある?」と口にでかけたが、すぐ前に首から下げる使い捨て紙エプロン(ナプキン?)を発見した。
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両肩(今は左肩)が痛いので、肘から腕を太い首の後ろに持ってって、結ぶのがめんどかった。
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やっぱりソーセージにそんなには火が通っていませんな。
タマネギ、何だか辛くて。これも中途半端な炒め具合でナマより辛かった。カレーより辛かった。
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ズルズルすすっていただきます。紙エプロンは必須です。喰い終えて見たら、カレーがポツポツと付着していたし。
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ご馳走様でした。
あのカレーソースにロースカツをトッピングしてもカツカレーと呼ぶのだろうか。
やっぱりパスタは西新宿のあの店の方がいいな。(明日Up予定)
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大事な会食(宣言前のもの) [グルメ&人間ドラマ]

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接待向きの店で、私とジャン妻、客人の3人で会食したお話を2挿話Upします。2回とも同じ店です。私等の中では上ランクの店で、かしこまった座敷ではないですが、居酒屋以上割烹未満、割烹、料理屋ですね。
前に客人がいるから料理写真は適当ですがよろしくです。
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最初の客人は経理畑の男性で奈良沢さんという人(仮名)で、ジャン妻が伊東甲子太郎の会社に引き抜かれた後、そこのポジションに座った人、細身のイケメンでクール、女性社員の人気が高いけど硬派でチャラチャラしてない。在職中は主流体制におもねったりしなかったですね。
そういう人だから、とあることで私と意気投合したのですが。
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前に奈良沢氏がいます。腹にたまる料理よりも珍味系がお好きな方でした。
刺身はお好きなようだが、ホヤの何とか、エイヒレ、イカとかタコとかの吸盤系がお好みでしたな。
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氏は過去に2回登場しています。最初の盃を交わしたのがこの店で、
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2019-11-24
問題は登場2回め、氏が故郷に還って一族が経営する会社の経理に就き、経営に携わることになったのがこの記事で、
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2020-08-17
重複と繰り返しになりますが掻い摘んで述べます。氏は昨年最初の非常事態宣言が出される前に辞意を表明済みで、6月に入ってから朝礼でもその旨が発表されて本人の挨拶もあった。
だが、コロナ感染拡大で故郷に帰れなくなってしまった。氏には小さい子供が2人いるし、何せご実家の県は感染者数が極少で、東京神奈川の感染者数と比べて桁違いに少ない。
ご実家からも「今は戻って来ない方がいい」となって、退職が延期になったのです。
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この延期の件、私は氏の上司(ジャン妻の前の上司さんでもある)から小会議室に呼ばれ、前渡しておいた送別会の協賛金を返却されながら聞いた。
「コロナ奇禍で送別会どころじゃないし、退職が延期になったからいったんお返しします」
「辞めるの止めちゃえばいいのに」
「私もそう言ったんですけどねぇ」
「いつまで延期されるので?」
「状況によるけど、来年3月くらいかな」
来年の3月、イコール、今年の3月です。緊急事態宣言が2週間延期になりましたよね。
「3月に終息してますかね」
「う~ん」
上司さんは何か困ったような表情になった。上司さんはウチの上長であるディクソンに、氏がコロナの影響で帰れなくなったので退職延期を申し出たのです。そしたら四角四面杓子定規のディクソンがこう言ったと。

「今回だけです。」
「3月はこういうことは止めてください」

「って言われたんですよ」
「そりゃ冷てぇな」
上司さんは氏の為に「申し訳ありません」とアタマを下げたそうだが、本心では腸が煮えくり返ったそうである。後日この件を聞いて怒ったジャン妻がその上司さん(ジャン妻のもと上司さんでもある)に詰め寄った。
「アタマに来なかったの?」
「そりゃボクだってアタマに来たよそりゃ」
でもそこは役員、取締役同士だからな。大人の対応をしたってことでしょう。
確かに一旦、退職届を出した以上は撤回はできないし、退職する以上は相応の覚悟がいるわけでさ。でもコロナ禍という自然災害に近い風潮で設計が狂わされたんだからね。そこは慮ってくれてもいいのに。
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その裏話は氏に話してません。言わずもがなことを言ってもね。
「辞めるの止めちゃいなよ」とは言いましたがね。
「いやいや、そういうわけには。3月は決定です」
そう言いながら珍味系を美味そうに摘まんでおったな。
「嫁と子供置いて最初はひとりで行くかもです」
そこまでの覚悟で。っていうか、前述のディクソンの冷たいひとことを知ってるってことないか?それで意地でも3月には去りますってか。
その一件があるので私等もあまり強くは言えなかったんだよね。
ただ、地域性の話の中で、
「あっちはタイヘンですよ。アタシのオヤジなんか」(ジャン妻)
実は奈良沢氏とジャン妻は同郷同県なのです。近畿地方です。昨年の秋、ジャン妻実父は大手術で入院、後妻さんは認知症で施設に入ってますが、ジャン妻も私も1都3県の人間だし、現地では「名古屋を経由して来県すべからず」の状態で全く見舞いにすら行けていません。
海外でもないのに行ったら2週間足止めされるか、身内でも下手に接見するとリハビリ入院している病院や、入居している施設から出されてしまうという。
「新規感染者数がひとり2人増えても大騒ぎですよ」
「でしょうね。こっちとは違うし。でも、もう戻るっきゃないので」
クールに返されてニヤッと笑ったよ。翻意させることはできなかった。この日が送別会になったのである。
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「もしかして上司さんが、ディクソンが言った冷たいひとことを彼に伝えたってことない?」
「さぁ、それはないんじゃないかなぁ」(ジャン妻)
だが、氏の頑な態度を見ると、小耳に入ったんじゃないかと思うのだ。
氏は先日、最終出勤日を迎え退職されました。もちろんこんな時勢だから送別会は無し。
「今日で最後なので、贈答品のカンパお願いできますか?」(上司さん)
「いいですよ」
「千円でいいです」
「せ、せんえん!」
ってわけにはいかないよ。ひと桁多く出してます私。プライドもあるからね。他の取締役連中はそんなに出さないだろうしカオを潰してやろうと思ったの。
「いや、そ、そんなには」
「じゃぁ〇〇(ジャン妻)の分と併せて」
「あ、それなら」
「N子の分はどうします?」
N子、ソリ合わないオンナです。この日在宅だったんですよ。
「あ、N子さんのは頂いています」
「なんだ。N子の分を立て替えて、利息トイチで請求してやろうと思ったのに」
「クシシシ(笑)」
なんてバカな会話をしてたんですけどね。
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同じ店で2回め、別の方と。今度は女性です。〇乃さん(仮名)
O乃さんはジャン妻が私に「同席して欲しいの」と熱心にススメるので席を同じゅうした。コロナ禍の非常事態宣言解除中の合間を縫って3回ほど会食しましたね。
この日は3回めで、それまでの1回め2回めは何事もなくというか、当たり障りない会話に終始したので取り上げませんでしたが、今日3回めの会食時は昼にちょっとした事件があったのです。
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乾杯していつも秀逸なおとおしを摘まんで、おとおしのレベルを超えている味に感嘆され、次に出てきた刺身盛り、牛筋味噌煮込、牡蠣、出汁巻き玉子に「美味しい美味しい」と喜んで下さった。
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ビールから日本酒に移行して「今回お見えになったお仕事は?」と話を振ったら、
おそらくそういう風に振れば、今日の昼間の1件が吐き出されるだろうなと踏んだのですが。

「もうっ、あの、毅さんって方、なんなんですか!」

ああ、やっぱりね。
今日の午後、私は珍しく自席にいたら、私の背後の部署で〇乃さんのお声が聞こえたの。「・・・よろしくお願いします」って。
・・・は何だかわかんないけど業務依頼に関する内容だった。誰に話しかけてるのかなって振り向いたら、私と20年来の僚友である毅が、ブ、ブ、ブ、ブゼン、超の字が付く憮然としたカオをして、〇乃さんに向かって何事がボソッ、ボソッ、ボソッ、と答えていた。

「あ、そう」
「聞いてない」
「知らないです。何ですかそれ?」

後で毅に、
「あの人(〇乃さん)がどうかした?」
「何ですかあのオンナは。こっちはあの人を知らないのにいきなり来て一方的に『お願いします』って言われて。そんなん知らねぇよって。誰アンタは?ってなもんですよ」
あちゃぁ~、
そうなったか。毅がイチバン嫌うパターンだ。事前に話がいってなかったのか。
私と毅が立ち話をしてるのを、〇乃さんを毅に紹介した別の取締役さんが心配そうに見ていた。

「毅さんと名刺交換とかは?」
「なかったんですよ。最初は〇〇さん(心配そうに見ていた取締役、店舗統括責任者)に相談したら、そいうことなら毅さんが適任ですねって言われただけで。間には入って貰ったんですが」(〇乃さん)
ああ、名刺交換はしなかったのね。それなら毅にしては藪から棒で、突如言われてムッとしたわけか。

「彼はねぇ。私らとも付き合い長いんですが。まぁ上にも下にも同輩にも畏怖されてまして」
「周囲に対して忖度しなさ過ぎなんですよ」(ジャン妻)
忖度、あまりいい言葉じゃないし軽々に使うべきじゃないが、そうなんですよ。毅は唯我独尊じゃないけど自分でやっちゃう、できちゃう人なのです。器用なので、支店の什器、PC関連、通信、電話回線、ガスはないけど電気配線、内装壁紙、床、看板デザイン、何でも自分でチョイチョイって施行しちゃうので腕が立つのです。そんなんだから図面を見るのにも長けてるし。毅を通さないで施工すると大抵モメますね。
だけど自分で何でもできちゃう人って周囲を気にしないというかね。嫌われても気にしないのです。ある意味で凄いヤツです。
ただ、人に関わらない。人事には全く関わりません。
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だけど困ったな。今後ジャン妻とチームを組む〇乃さんに対して毅がああいう態度じゃぁね。
でもジャン妻も〇乃さんも上の会社なので、私が仲裁に入る内容じゃないのだ。
「後で毅さんに、先ほどは失礼しました。今後どうとかこうとか。その際にはよろしくお願いしますって。毅さんをToで、〇〇さん(店舗統括責任者にはCCで送信しましたけど)
「返信は?」
「来てません今んところ」
(後日、返信あったそうですが。)
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私と毅は業務で被るし、共同戦線を張ることが多々あるので、彼の幾つかエピソードを紹介してあげた。
今年になってからある取締役が「毅さん多忙だから自分が仕切りますよ」と受けたはいいが、やり方が雑過ぎて毅の意向に沿う内容じゃなかったので全部毅がやり直したそうです。「余計なことすんな」ってなったんです。他の取締役はBOSSを除いて毅に必要最低限以上に関わろうとしてません。ウチの上長であるディクソンもこないだ私に「取締役同士が情報共有されてないというか。通じてないんですよね」ってボヤいてたもの。
草の者たちも一部を除いて毅には緊張してます。支店の連中なんかビクビクもので、毅が某支店に行くというので、私が毅に、
「行ったら誰々が私宛てに持ってる大事な書類があるので、預かってきてくれませんか?」
「いいですよ」
支店には、
「毅さんが向かってるから彼に渡してくれ」
ところがその大事な書類の当人である誰々がいなくて店がパニくったと。恐慌状態になったそうである。私が預かる大事な書類が見つからないというのではなく、毅さんが見えられるまでに書類を見つけないとタイヘン(汗汗)怒らせる、なのです。
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「そ、そうなんですね。そんな難しい方なんですね」
「難しいなんてもんじゃないです。ただ、ハード面で困った時にはいちばん詳しいのでそういう時だけ頼られるんですよ。さっきの話は彼(毅)しかできない内容だと思うので、〇〇部長を通した方がいいですね」
直にアプローチしない方がいいってことです。
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その女性、また4月以降に来ます。4回めの会食は何処にするかな。宣言解除されてるだろうし。
最後にちょっとからかってやった。
「彼(毅)もこの店に来たことありますよ」
「!!!」
「〇乃さんが座ってた席だったかな」
「よくご一緒されるんですか?」
「まぁもう20年になりますからね。一席設けましょうか、笑」
「・・・」

毅とジャン妻と3人で会食したのが以下の写真です。前に毅がいます。写真だけ載せておきます。
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20年来の私と飲む時は機嫌がいいヤツなんですけどねぇ。
いずれも昨年の宣言解除時期のものです。もうすぐ解除されるみたいですね。
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18-19 [居酒屋]

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時折吹き付ける雨風が強かった夜、ジャン妻と向かったのはいつものスパムステーキの店で、
「電話しないと。でも雨風が強いから電話し難いなぁ」
「電話しなくても大丈夫じゃない。こんな天気の日に、あ、でも、電話すればスパムいれといてくれるか」
電話してから私は小走りに歩いた。
「そんな急がなくても店は逃げないわよ」
「18時に入って1時間しかないんだぞ」
「そんな1分か2分」
「1分でも惜しいんだ」
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雨風から逃げるように店内に駆け込んだらガラガラで客が誰もいないのだ。私等が来なかったら、店閉めて帰ってもいいんじゃないか。高崎の居酒屋だったら絶対に早じまいするだろうね。寒々しくなった。
さぁ60分1本勝負だぞ。
おとおし、細いメンマを辛く和えたもの、
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いつものスパムを焼く小気味よい音が聞こえてます。
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今日もマヨネーズ多めです。
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珍しく刺身を。カンパチと大好きな肉厚モンゴウイカ(コウイカ)、
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カンパチが何故か美味しい。ワサビが足りないくらいの脂のノリ、その勢いでモンゴウイカにカンパチと同じ量のワサビを付けたらすっげぇ辛かった。
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カキフライ、これもマヨ多めです。何気に美味しいカキフライ、こんな上手にカリッと揚げるんだから、フライ盛り合わせとかトンカツとかも導入しましょうよ。
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「カボチャガーリック!」
「えぇ、またかよ」
煮て揚げたのか、揚げて煮たのか、おそらく前者かな。確かに美味しいんですよ。明日の朝が要注意だけど。
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酒は焼き芋焼酎、黒瀬、前回入れたばかりなので殆ど1本残っている。
「今夜空けちゃってください」(マスター)
そりゃ無理ですワ。だから今日は勘定安かった。

宣言が2週間延長された頃の光景です。以下、政府が示したガイドラインで(カッコ)内は私の心の叫びです。
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外出は空いた時間と場所を選んで。(出社してるんだよ。誰に言ってんだ。)
卒業旅行や謝恩会、歓送迎会は避けて。(ないってそんなの。)
花見は宴会無し。(もともと酒を飲みながらの花見は嫌いだよ。)
仕事は組織トップが主導してリモートワークで。(そんなん経営者や部署長を指して言えって。)

会食は混雑していない店を選択する。(今日の店は空いてるよ。)
会話の時はマスク着用する。(う~ん、前にいるのはジャン妻だからな。でもマスターが料理持ってきた時はマスクしたよ。)
可能なら同居家族以外はいつも近くにいる4人まで。人数が増えるほどリスクが高まるから。(俺らは一緒の家庭、一緒の会社だって。)
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店内で席の距離は1m~2mを目安に。(今日なんかソーシャル何メートルだよ。)
会話の声が大きくならないようBGM音量を最小限にする。(BGMはジャズだった。ボーカルが無い方がいいと思う。でもいつも静かに会話してるつもりだがね。)
店内は二酸化炭素濃度を測りながら換気 分科会の提言では1000ppmを超えたら換気をしたり、部屋の人数を調整したりするように。(それは店側の対策だが、そこまで客はいないね。ガラ空きだし。)
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〆はエイヒレ、前回同様にこのエイヒレがラストオーダー、すぐ19時になる頃合いで、厨房の料理人さん2名はもう退勤の準備してる。私服に着替えちゃった。
結局後から誰も来なかった。マスターは「昨日はお客さんひと組、その前はふた組、その前はゼロでした」なんて言ってたな。
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さて、政府は21日期限の1都3県への緊急事態宣言について、解除の方向で検討を始めたそうですね。今週18日にも対策本部が開かれるとか。
やはり東京五輪、パラリンへの聖火リレー開始に合わせたのでしょうか。
あくまで個人的な意見ですが、宣言が解除されても飲食店はコロナ禍の前のような状態に戻して欲しくないなぁ。お花見、歓送迎会、花火大会、納涼祭、そして忘年会、新年会といった宴会客主体には。
料理でもスタッフの接客度でも癒しの空間でも料理でも、その店にしかないもの「ウチの店にはこれがある!」の店で個人客主体、いいとこ4名まで。自分にとって、それらを満たして納得できる店、短時間で利用、滞在しようと思っています。
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17:30-19 [居酒屋&人間ドラマ]

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ママの黒板手書きメニューの店に着いた時刻は17:40、今日私は朝は8:30にOPENする支店に寄ってからドサ廻り業務に入ったので、その分を差し引いて定刻より30分早くあがってやった。
ジャン妻も後からこの店にやってくる。ママは私ひとりで来たと思ったらしく、
「奥様は在宅?」、
「いや、こっちに向かってる」
「お家からわざわざ?」
「彼女は今日は出勤日なんだよ」、
私ひとりだと思ってたのが2人になって客が1人増えたわけで、売上が倍になったとばかりに喜々としてやがる。
「お見えになるまでお待ちになりますよね?」
「いや、待たない」
「えっ、もうビール飲まれます?」
「飲む。遅れるヤツが悪い」
「まぁっ!ご新規1名様ナマいっちょういただきましたっ。(少しトーンを落として)お・ひ・さ・し・ぶ・り・ねっ」
「久しぶりぃ?」
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おとおしは揚げ豆腐に何故かトロロが載ってる、というより、トロロがチーズみたいにヘバりついていやがった。
揚げ豆腐か・・・。地元の豆腐屋が廃業してから美味しい豆腐を食べてないなぁ。
1杯めの生を飲み干す辺りでジャン妻がキタ。
「カウンター何番さんお待ち合わせのお客様でぇす」
言外に「お客さんがもう1人増えたぁ」喜びにあふれています。
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チョリソーとゆで卵のポテサラ、
チョリソー?辛くなかったぞ。この店のポテサラはマッシュポテト状態なのにいつも同じドレッシングをドバドバぶっかけるので、チョリソーだろうとゆで卵だろうといぶりがっこだろうと何でも同じ味なんですよね。
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サバマヨチーズの栃尾揚げ、これは予想通りの味、和風ピザですな。
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次がマグロと自家製ふき味噌のナメロウ、これ絶品でした。
前に焼津でカツオのナメロウを喰ったころがあるが、あんなにヘビィじゃなく、マグロにしてはライトなナメロウだった。
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でも何でフキ味噌なのかワカラン。吹き味噌じゃなくて普通の信州味噌で充分じゃないか。
「これはお酒だね」(ジャン妻)
いただいたお酒は、ママが選んだハートラベル型、
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「アタシの気持ちよ」(ママ)
背筋がゾッとした。鳥肌たちそう。こういうのを接客TALKというのだろう。
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合鴨ローストザク切り新玉葱のサラダ、合鴨ローストが肉厚です。その辺のチェーン居酒屋で客をバカにしたかのように出される冷えて薄っぺらな合鴨とは雲泥の差です。
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ホタルイカとそら豆のおつまみ揚げ、ホタルイカはちゃんと目を取ってあります。
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「いったん本社に来たの?」
「帰社したけど、ムカついたのでまた出たんだ」
「何に?」
「ソリのヤツが・・・」
今日は午後にいったん帰社したのだが、帰社したら私の席の前にいるソリ合わないオンナが電話している。
今日出社していたのは上長のディクソン、ソリ合わないの2人だけで、DON子とW実は在宅、杉村(仮名)という男性は出張で出社していない。
ソリの電話の相手は子分のDON子で「今度はいつ在宅する?」の打ち合わせ電話らしかった。誰かひとりは出社してないといけないので。
聞き捨てならないのは、ソリはDON子にこう言ったんです。
「今日、杉村が終日いないのよ-」
杉村がいないのは私が杉村に地方のある支店の更新申請書類を持たせたからです。杉村はその方面に実家があるのもあって「どうせなら実家に帰ってご両親のカオでも見てきたら?」って言った。
ソリは杉村がいないのがオモシロくないらしい。
「杉村が終日いないから。〇〇へ出張だって。そう、そうなのよ。だからさぁアタシがずーっといなきゃならないんだよね」
ホラ、案の定そう来たよ。
昨日、杉村に書類を渡した時、
「明日、君が終日不在なのを〇〇(ソリの本名)は知ってるのかな?」
「知ってます」
「そうか。ならいいが」
「何でですか?」
「アイツに事前に言っておかないと絶対あのオンナは『今日は杉村は何でいないんですか?何処に行ったんですか?それって杉村が行かなきゃいけないんですか?』とか何とか余計なクチバシを突っ込んで来るからな」
「いやぁ、大丈夫じゃないですか。上長(ディクソン)も承認したんだし」
「ならいいが」
そういう遣り取りがあって送り出したんですよ。そしたら案の定ソリは、杉浦が終日不在のネタを在宅勤務中のDON子にこぼしてるんです。「いないせいで私が終日いなきゃならない」って。その分を翌週に在宅で取り戻すような口調でしたね。出て損したみたいにね。

「何それ?アナタの予想通りだったってわけ?」
「そうだよ」
「杉村はアナタの依頼で行ったんでしょう。それ言った?」
「言ったさ」
ソリが電話を終えたら私は言いましたよ。
「杉村の出張は私が依頼したんだよ」
文句でもあんのかと、含めるように言った。
「あ、いえ、大丈夫です。」
フンッ、普段からそうやって、その場にいないヤツのことをおもしろからぬネタにして吹聴しまくってるんだろっ。
「アタシも杉村に言ったんですよ。どうせなら実家に帰ったら?って。そしたら夜、東京に用事があるから実家に帰らず帰京するって言ってましたね。親不孝なんだから」

「それ、ハナシを逸らしてるね」(ジャン妻)

週明けに杉村から出張先で、私が託した申請が上手くいった旨、報告を受けた。私は告げ口してやったよ。「ソリはこういうこと言ってたが、俺からピシャッと言っといたから」って。
DON子にも「こないだソリが電話してたろ。杉村が終日いないからどうこうって。杉村は俺が委託した業務で出張してるんだよ何か文句でもあんのかって、そっちとは何の会話だったんだ?」
「ああ、あれはですね。杉村さんがいたら、〇〇さん(ソリ)は午後に有休取ろうと思ってたんですって」
(―“―;)
やはりそうだったか。
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途中でまたメニューがこれ見よがしに置かれた。もっと料理をオーダーしてくれってか。わかりましたよ。では締めに納豆高菜チャーハン、
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納豆高菜チャーハン、納豆が頂部に鎮座しています。
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マゼマゼしてるところ。
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パラパラ系のいいチャーハンですが、何処に高菜があるのかな。高菜の味がしなかった。前にいただいた納豆キムチチャーハンの方が。
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どうも今日はチョリソーとゆで卵のポテサラはチョリソーだけど辛くないし、納豆高菜チャーハンの納豆はまだしも高菜のアクセントが皆無、何だか創作料理の芯がズレてる気がしたな。長いネーミングにするのも如何なものか。あまり意味ないものを混ぜない方がシンプルでいいと思うよ。
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19時キッカリに上がった。路地を曲がる前に振り返たら、ママは私等を送り出してからすかさず電気を消して片付けに入っていた。
こんなに早く上がって何するんだろう。19時以降アルコールは提供できないから、何処かへ飲みに行くとも思えない。あ、そうか、ママと店主(亭主でもある)は殆ど下戸だったんだ。では帰宅して家食かな。
でもママは自分でも言ってたが料理は全くできないそうだ。食パンをトースターで焼いてバターを塗るぐらいしかできない。(それって料理とも言えんが。)早々と帰って店主(旦那さんでもある)に今度は家食を作らせるのだろうか?
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17:40-19 [居酒屋]

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今日はジャン妻、出勤日です。当番制だそうです。1月も2月も月内に4回、多くて5回しか出勤してなかったですね。
ではせっかく都内に出てきたのだから軽く時間短く様子見がてら、コロナ禍の前によく行ってた店に行こうということになりまして。
でもそういう時に限ってジャン妻は指定時間に遅れるのです。私は時間にうるさいので、ジャン妻の遅れても平気な体質は理解に苦しむ。定刻になってから電源をOFFにするのはいいけど、そこから手帳に日誌をつけだしたり、WCに行ったり、挨拶しなくてもいい上役に挨拶するのです。
今日もそう。少し出るのが遅れるって。こっちは時間調整して17時に江東区でUpしてるのに、早く上がった意味がないじゃないか。
「先に飲ってるよ」
「ハイ」
17時40分、先に入ってる旨をジャン妻にラインした。
正確に言うとラインではなくメッセージです。私はLINEはしません。
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こんなのを始めたんだ。
「主菜は夜メニューより焼き魚、地鶏焼なと、お選びいただいた品でお食事をお楽しみください」
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おかずや焼き魚ですか。こないだ銀鱈の味噌漬焼が無かったジャンか。
他の焼き魚だと、サケのハラス焼、サバ、またはサンマの味醂干、イワシぬか浸焼なんてのがグランドメニューにあったな。それならご飯のおかずになるかな。
串に刺した地鶏の塩焼き、ネギマ、つくねはご飯のおかずじゃない気がするな。
昼に出しているタレカツなんかいいんじゃないかな。
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換気の為に開けっ放しの店入口に立ったらママと目が合ったのでVサインを形作った。「2人」の意味です。
いつものカウンター2席が空いていた。
「奥様お待ちします?」
「待ってらんないよ。後から来るから先に飲ってます。ナマ!」
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おとおしは白身魚を揚げて、何番漬みたいにしたヤツ、酸っぱくなくて美味しいので後でお替りしようとしたのだが。
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待ってる間、ひとりで飲みます。かんずり入りポテサラ、また何だかいつも以上に辛いな。そして玉子焼きがきて、時間がかかる銀鱈味噌焼をオーダーしました。
玉子焼きを持ってきた男性スタッフに、
「ひとりで飲むのもいいなぁ」
「笑」
唇に手を当てて「シーッ、内緒だよ」
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20分も遅れてジャン妻がキタ、
「遅いっ!」
それには応えず、
「あ、玉子焼き、これは甘い方?」
「いや、アナタの好きなしょっぱいの」
店では塩味と呼んでいます。乾杯しなおし、
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「銀鱈です。今日は身が厚いですね。ブリブリしています」(女性スタッフ)
ブリブリ?ホントだ。身が厚いね。
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「今日はそこそこお客さんいるね」
こっちのフロアに私ら2人、テーブル席に2人、2人、私等の背後に男女3人です。だけど喧騒は全くない。密や大声を避ける意識が働いているのだろう。
でもあまり時間がないので、ママが「今日はチャンスだわ、売り上げ取り戻さなきゃ」とばかりに料理の説明を端的に紹介し、オーダーを取りまくっている。
品よく静かにオーダーとってますね。背後のお客から少しだけ矯正が聞こえた。
「こんな美味しい料理、久しぶりぃ~」
「ありがとうございます。美味しいですよ」
コロナ前だったら営業TALKの常套文句が、ホント感謝しているように聞こえる。
久しぶりだよね。自粛疲れ、飽きが来てるのだろう。都内の新規感染者数は下げ止まりになってるからね。
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マスターはプロレス談義2.jpgマスターはママに促されてマスクを-1.jpg
遅れてきたマスターが、とある常連さんのテーブル席でのプロレス談義が止まらない。(マスターは力道山道場の門下生、プロレスではなくボディビル、Gスピリッツに詳しい。)マスターを見るママの目が「ちょっと、オーダー入らないじゃない」と言ってるよ。
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つくね、コロコロ、いつもより黄金色に焼けているな。
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揚げ出汁盛り合わせ、豆腐、餅、シシトウ、シシトウは辛いのによくアタルので、ふたつともジャン妻にあげた。
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鶴齢純米酒をグビリと飲むジャン妻、
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19時ラストオーダー、私は最初に出されたおとおし、揚げた魚を南蛮漬けにしたのをアンコールしたかったのだがジャン妻に制止された。なので追加無し、締め無し、締めによく食べるちりめんじゃこ御飯もアオサ入り味噌汁も新潟そばも無しです。
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サッと会計して出ます。滞在時間、だいたい1時間20分ぐらいか。これがコロナ禍の夜外食、悪くない気がする。コロナ禍のせいでよかったことなんて殆どないけど、総論でコロナ勘弁だが、各論というか枝葉の部分でコロナのせいでいい方向に改善されたのは何か?
よく聞くのが、飲み会がなくなったこと。
それは酒を飲まない人が言ってるのかもしれないけど、私も大人数の飲み会、会社の催し物としての宴会が無くなったのはよかったと思うようになった。仕事の延長と銘打って、義理で参加してたようなものだからね。
コロナが終息しても、1時間ちょいでサッと帰ろう。今のところはそう思います。
コロナ禍によって接待や社内イベントで利用する法人需要の宴会は滅んだ。収束してもその需要は減るだろう。いや、減って欲しいくらいだ。親しい人と数人で会食するぐらいでいい。
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あれから10年と1日 [想い出]

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総武横須賀線快速のG車内です。
私以外に客はいなかった。アテンダントの女性も来なかった。
あの日から10年経ったその時間帯、私は馬喰町から総武快速線に乗車してG車内にいたのです。
新車の香がした。G車内で黙祷した。
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陽が西に沈もうとしている頃、最寄駅近くの松屋さんです。
10年前のあの夜、この松屋さんでテイクアウトを購入してジャン実家で食べたんだ。
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メインの道路を挟んで松屋さん、反対側にでにファミレス「でにーず」があります。でにーずはもう何年も行ってないが、10年前あの日、でにーずは完全に停電で真っ暗だった。おそらく冷凍庫の中の食材は廃棄になったと思う。
以下5枚は10年前の写真です。
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灯りが点いていた松屋さんは帰宅難民でいっぱいだったのです。

ジャン母が心配だったのでジャン実家へ行った。そこも停電で真っ暗だったが、ジャン実家の隣の町内会は電気が点いていた。
「お隣は点いているのよねぇ」(ジャン母)
「そのうち点くんじゃないの?」
ジャン母は一人で蝋燭に灯を点けてじ~っとしていた。蝋燭はジャン父(故人)の仏壇に置いてあったもので、普段は灯を点けたりしない。
その晩は泊まることにした。
「ご飯は冷えたのがあるけど」(ジャン母)
ジャーに電気が入らないから冷や飯になっている。冷や飯があってもおかずがないし、灯が点かないから調理できない。
なのでこの松屋さんにやって来た。
店内は超満員で従業員さんがてんてこ舞いだった。ここまで歩いて来た帰宅難民たちが、休息がてら今宵の糧を得ようと集まっていたのである。そこしか開いてないからね。
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松屋大混雑.jpg
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あの頃の松屋さんは現在のようにタッチパネルの券売機じゃなかった。口頭注文だった。
スタッフの女性が言うには、
「お弁当の容器が無くなっちゃったんですぅ」
「じゃぁ牛皿は?」
「それは大丈夫です」
「2つ」
「ハイ、牛皿弁当二ちょう!」
すぐに提供された。
厨房では4人のスタッフが大忙しであった。
当時は今ほど多彩なメニュー種類もなく、プレミアム牛皿なんてのもなくて、普通の牛皿でしたよ。まだ吉野家さんの後塵を拝していたんじゃないかな。
「お待ちどおさまでした。牛皿弁当二ちょう、500円になります」
「ありがと。タイヘンだが・・・」
・・・の先は言えなかった。私が何を言っても、言わずとも彼ら彼女らはわかっている。日本人のまだまだ捨てたものじゃないいいところを最大限に発揮したに違いない。疲れた通勤難民と近隣の活力の場になっただろう。

だけど、無事に帰れたのだろうか。

テイクアウトの牛皿です。ジャン父(故人)の仏壇から蝋燭を借りてジャン母と夕餉、牛皿の他は漬物程度です。
今も営っている松屋さんの牛肉、この日に初めて食べたんじゃなかったかな。
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松屋さんの牛肉を一口喰ったジャン母はこう言ったものです。
「しょっぱいわね」
「・・・」
「いつもこういうの食べてるの?」

21時にいきなり電気が点いた。東電さんはこの後でいろいろ大変なことになるが、現場は早期復旧に頑張ったに違いない。
そしてTVを点けたら、震源地の陸奥の惨状が映し出された。戦慄した。
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現在のあの松屋さんです。空いてる。
あの頃と違ってタッチパネルの券売機がウザったかったな。テイクアウトでプレミアム牛皿大盛り、お新香2つだけ買うのに何だか時間がかかったよ。わかり難いね。
「テイクアウト」
「ハイ、1番の番号札でお待ちください」

会計しながら、
「10年前の今日の夜、ここでテイクアウトを買ったんだよ」
「!!!」
「容器が無くなっちゃってさ。家から持ってきたんだったかな」
「そうでしたか」
これは私の記憶違いで、実際は無くなったのは牛丼の容器で、牛皿の容器はあったのである。
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テイカウト4白菜浸2.jpg
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出勤当番日だったジャン妻は、やや遅く帰宅した。
置いてあるテイクアウトを見てすぐに理解した。
「あ、あの日のを買ってきたのね」
皿に移すの?そのまま食べようよあの夜のように。
「アタシは店のパックで出すのはイヤ」
寿司でも何でも、お皿に移して出すのが彼女のルールなのです。牛皿はレンジでチンした。
皿に移す1.jpg
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「そんなにしょっぱくないじゃん」
「しょっぱいわねぇ、いつもこんなしょっぱいの食べてるのかって言われたんだよな」
ジャン妻は白菜漬を別に買ってきたので、それと松屋さんのを味比べ、塩気を比べてみようと要求したら、
「塩分濃いからこれ以上はダメっ」

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10年前のあの日、ジャン妻は本社(移転前)に1人で泊まった。
近隣で出前を取ったって。その出前を取った店も再開発でビルそのものがなくなっている。耐震基準が厳しくなったからである。そこたじゅう建て替わってましたね。
ジャン妻とは翌日の午後に家で再会できたが、落ち着いたら家で泣きだした。
「次にああいうのがあったら歩いてでも帰って一緒にいる」
今でもそう言っています。
こっちは震源地から遠かったからね。主要交通機関が止まったから帰宅難民になったわけで。
でも電車内で見た広告スローガンには「帰宅困難者対策、むやみに移動を開始しない、あなたの身を守る為に」が基本だという。私はラッキーなことに大倉山でタクシーをフン捕まえることができたが、歩いて帰れたかどうかはわからない。
次にああいうことがあったらって?
無いことを願うよ。
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さらは生活圏内 [さらの木]

さらの木、わずか2室の1室、やまもも、ミニこたつに太い脚を突っ込んでジャン妻が仕事してる。
キーを入力するカタカタ音が鳴っている。
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ウエルカムスイーツは食べ終わってます。今日はチョコレートケーキのショートカットだった。
ドライヴの御守で、Blog公認キャラでもあるプチ公(25年前、横浜の相鉄ジョイナスで購入した時はキーホルダーで、商品名がプチペンギンだった。)はムッとしている。ウエルカムスイーツを持ってきたMさんが「プチちゃんコロナ大丈夫?消毒してる?」とからかいながらアタマを人差し指でムギューッと押したからである。
「子供扱いしやがって。だからあの女将は嫌いなんだ」
「またそんな心にもないこと言って」(ジャン妻)
「ムッ」
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私は湯に入って上がっています。上がったらジャン妻はまだカタカタパチパチ打ってる。ったくもう、さらの木に来て仕事すんなよって。
「いつまでやってる。早く湯に入んなよ」
「これ月曜が期限なのよ」(ジャン妻)
テレワークは期限遵守、結果が出ないと「家で何やってたんだ」とでも言われるのだろうか。
私は湯上りで寝転がっている。そのまま寝落ちした。
起きたらまだ仕事している。宿で仕事すると捗るのかな。
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会社は在宅勤務を推奨しているが、テレワークという言い方はしていない。テレワークとは、自宅以外のところ、例えばホテルの一室とかCafeとかも含まれるので、そういう場所での勤務は機密保持上ダメだとか何とか言ってたな。自宅の一室しか認めないということらしい。
でもさらは在宅勤務に向いているな。その昔著名作家は旅館の一室に長く滞在して原稿を書いてたそうだが、それに通じるものがある。静かだし。私もこの部屋でBlogの原稿を打ったことはあるけど、仕事したことはない。個人情報に関与しているからである。
後でMさん(さらのオーナーシェフ)に聞いたら、別の場所で会社勤務しているご主人が在宅勤務で宿内に滞在してるらしい。今日は平日金曜なのにチラッとお姿を見かけたし、〇〇ナンバーのくるまが敷地内に停まってたし、階下で話し声や、細身のMさんとは思えないドスドスした足音が響いてた。
陽気がいい日はウッドデッキにPC置いて、森を見ながらサラサラ仕事したら仕事が捗るだろう。もう都内に戻りたくなくなるんじゃないのかな。
ただ、いつもはいない宿六(失礼)がずーっと同じ屋根の下にいるもんだから、Mさんはイライラ・・・いや、止めとこう。Mさんに聞いたら「聞いてくださいよ!」とばかりに吐き出されてもどういう対応をしていいのやらである。
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時間を巻き戻して、
宿にチェックインするところ。ジャン妻の後ろ姿、
左手に持ってるのがPCが入った業務カバン、
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まだ3時なのに陽は西に傾いている。
冬場、草木の葉は落ちて枝だけになり、見通しがいい。いつもの草ぼうぼうの雑木林じゃなくなってる。
「今日は暖かいですね」(Mさん)
そうかなぁ。私は寒いがなぁ。
私は今日の日和をさらっと言う会話が苦手で。
いい天気?
いい日和?
暖かい?寒い?
そういう当たり障りのない会話が苦手なのです。
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ダイニングテーブルは椅子が向い合せに戻っていた。庭を向いてない。
「前みたいに横並びでもいいよ」と言ったんですがね。どうも前の横並び配置は政府がすすめたGoToの条件らしいね。申請するのに感染防止対策の一環で写真を添付したらしいな。
そしてずーっと部屋内にいるわけですよ。私らのように伊豆高原のアヤし気な文化施設に興味のない人間は部屋でお籠りするのに向いてるかも。基本データを打つだけならプリンターとかSCANとか周辺機器も不要だし。
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「終わった。あとは月曜・・・」
ジャン妻がノートPCを閉じようとしているところ。この後、パタンと閉じて、ズオッと立ち上がり、ベランダにある湯に飛び込んだ。海獣が岩場から海に飛び込むような音がした。
あとは月曜と言ってたが、明日土曜も日曜も何か作業しとったな。
15時にINして、寝落ちして、その間、ジャン妻は業務して、湯に入って、寝て、時間の経つのが早く感じた。
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陽は西に沈んだ。宿は薄暮に覆われようとしている。階下から慌ただしい音がする。
給油ならぬ給湯が止まった。止まる寸前、ガクンと音が響くのです。レバーが閉まって水圧が止まる音だと思う。
階下に下ります。もう1室のお客様は既にスタンバイされてた。軽く一礼してこっち側の席に。
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これ見よがしにテーブルに置いてあったドリンクメニューの扉には、
「ダイニングの御利用時間は18:00~20:00です。
デザートはお部屋でも召し上がれます」
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長っ尻のお客さんがいるのか。食後の談話もいいけど、20:00をオーバーするのはちょっとな。
私は朝でも夜でも食事を終えてから、ジャン妻とMさんのアラシックスな長話を聞いてると早く部屋に還りたくなってくるけどね。
ではサッサと済ませて早く部屋に還りましょう。
「アルコール類のラストオーダーは19:00までだったりしてな」
「まさか。それはないよ」
なんて聞こえるように放言してたらMさんが来て、
「ええっと、最初はおビールで?」
おビール?
「うん、ハートランド」(ジャン妻)
「おふたつ?」
「いや、1本」
Mさんは内心で「2本じゃないのね。1本売上が減ったワ」算盤を弾いたに違いない。後で私だけ生ビールでも飲もうか。
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刺身5.jpg刺身6これがいちばん高い白身.jpg
4種盛り刺身の説明は無かった。見りゃだいたいわかる。今日はマグロが無くて、カンパチかヒラマサ、タイ、アジ(こんなん見りゃわかる。)裏にヒラメ2枚だったかな。
裏にある2枚の刺身はその日仕入れたなかでいちばん高い刺身で、もし手前にマグロがあったら今は前に出てる4枚の鯛が後ろに廻って枚数減って2枚、隠れるように添えらえる。
ところがジャン妻が、前に出てる4枚刺身を2枚ずつ分けた後で、裏にある高い刺身を2枚、箸で摘まみやがったんですよ。
「ちょと待てコラッ」
「???」
「裏のその白身は1枚ずつだよ」
「えっ?4枚じゃなかった?」
「2牧、前から言ってるジャン。そっちにある2枚は白身の高いネタだからいつも2枚しか無いって。それは2枚ずつじゃなくて1枚ずつだよ。戻しなさい」
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そしてこの宿をSNS上で世に知らしめた素晴らしい前菜の数々が登場!
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「必ず出さないと次から来ないよ」と半ば脅したような?大好物のサーモンタタキ、タルタルソース、
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左、パブリカ、赤ピーマン、白い大根に挟まれた牡蠣、右、スライスした赤カブに、スナップエンドウが何かのグリーンソースを添えて乗っかってます。
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キュウリ、なの花、プチトマ、何だかわかんないけど白い野菜の何かを載せた冷製パスタ、タレは冷やし中華?
「この冷やし中華美味しい」
「冷やし中華じゃぁ、ないですぅっ」
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また赤ピーマン、パブリカ、オニオン、茄子、ピンク色の何かは「カリフラワーかチコリじゃないの?」(ジャン妻)
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中央部に載ってた熱川ポーク、サラダ菜、カリフラワー、紫色の何だろ、セリみたいなの。熱川ポークは4枚あって「いいんだよね残り2枚アタシがいただいて」
分け前を確認するジャン妻。
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大皿を下げて次の料理が早くも待機中なので、白い取り皿にお引越し、
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この薄汚れた紙袋の中にも美味しい料理が入っています。女性の胸元を開くようにイヤらしくビリビリと破いてみたら、現れたのはカマスとエノキ、シメジ、ニンジンのバター蒸し焼き、
美味しいですが、カマスはちょこっとしかないので記憶に残らないな。
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そしてサザエのつぼ焼きならぬ、オーブン焼き?
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サザエの身より肝が大好きなジャン妻は、店でも宿でも出す側が、時期によっては客が中毒するのを懸念して身は出しても肝を出さないと哀しそうなカオになる。キモは私の分もあげました。身を少しいただきました。
肝を箸先で摘まもうとするジャン妻、
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肝が箸先からピョッと外れて皿の縁に転がった。逃がすものかとジャン妻、
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箸先で摘まみ上げて「もう逃がさないわよ」とご満悦のジャン妻、そしてパクッ、小魚を吸い込むオコゼのようだ。
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和の肴が、どっかの部屋の床下を引っ剥がして磨いたタイルの上に載って登場、このタイミングでこの宿で唯一の日本酒、正雪の冷やに移行します。
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「明日葉、蓮根、サーモンの天ぷら、サンマ寿司、菜の花の茶碗蒸し、キンピラ・・・」
「明日葉!」
声が大きくなってしまった。話のコシを折ってしまってごめんなさい。明日葉!いつか天ぷらで食べてみたいと思ってたのだが、ウチの近所、地元の野菜コーナーには売ってないのだ。
備前中納言宇喜多秀家公が配流された八丈島で毎日食べてた(食べざるを得なかった?)おかげで秀家公は長命だった。今日葉を摘んでも明日には芽が出る、そう呼ばれるほど生命力旺盛な青物、私は明日葉が八丈島でしか採れないと思ってたので、
「まさか島で採ってきたの?」
「違います。伊豆半島はその辺にあちこち生えてるんで採ってきたんです」
「いちど食べてみたかったのだ!」
歓喜して食べたが、アッサリすぐ無くなった。クセなかったですよ。
「そりゃアナタは、春菊とか、苦い系の青い葉っぱは抵抗ないからね」(ジャン妻)
「ゴーヤは嫌いだぞ」
「・・・」
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明日葉は八丈島他の東京都の離島で採れるってことは、江戸野菜でもあり、東京野菜でもあるのかな。
必ず言われるのが「味に独特のクセがある為、天ぷらやバター炒め、おひたし、マヨネーズ和え等、多少クセを抑える調理法がとられています。」
天ぷら。。。
バター炒め。。。
マヨネーズ和え。。。
私向きの野菜、青菜だ。どっか地元に売ってないかなぁ。今回は聞き忘れたが、次回、Mさんに聞いてみよう。
「何処で引っこ抜いてきたの?」ではなく「伊豆高原のどっかで売ってない?」って。
明日葉を摘まんで名残惜しそうにいただく。
帰ったらゲーリー氏に聞かなきゃ。「葛西の〇んやには明日葉の天ぷらは常時あるのですか?」この記事をUpする前日、メトロ東西線で東陽町まで行ったのだが葛西まで足を伸ばせばよかった。
明日葉だけじゃない、蓮根、サーモンの天ぷら、
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いつ水揚げされたかわからないけどサンマ寿司、
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今の時期ならではの菜の花の茶碗蒸し、ジャンは菜の花好きで、家でも上大岡の串焼き屋でも食べます。シンプルに和え物でマヨ付き、パスタとかも。
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キンピラ、ピリ辛、Mさんはキンピラにもうるさく、こういった旅館業を営むうえで舌が肥えてしまったのか、他所で出されるお惣菜、特にキンピラなんかだと「何だこのキンピラは?」って思う時があるそうです。悲しいけどそれも仕方がないですよね。自分で作った方が美味しいのだから。
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さぁ肉料理に移行します。2品いきます。今日は1枚フライパンで出されたハンバーグ、じゃないな、牛肉の赤ワイン煮にしておこう。
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付け合わせはニンジン、菜の花(たぶん、ブロッコリーかな?)エリンギ、ジャガイモなんぞを出さないのが、さら流というか。
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まだ肉が続きます。和牛ステーキ、たぶん伊豆牛だと思う。そういうことにしておきます。
これはもういつも出される安定の味、肉質といっていい。最初の頃はジャン妻がレア、私はウエルダンだったのだが、今はレアがいい。素材の良さに料理の腕がプラスされ、私自身の嗜好を変えた逸品といっていいが。
(この宿とは関係ないですが、同時期に高崎の酒悦七さんで出される和牛タタキ、和牛焼、あれと併せて感化されたのも大きいのです。)

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添えものは青いキャベツ、蕪、ブロッコリー、蕪よりポテトがいいなぁ。
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キャベツ、春ものだからやや固くて青々している。リクルート不動産キャラのスーモみたいだ。
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スーモを摘まみ上げます。
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ステーキを摘まみ上げます。
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食材の種類が多いですね。肉類が3種、魚介類が10種(後でイカの塩辛も出ます)、野菜はカウントしただけで25種、どうやって仕入れるんだろう。Mさんの細腕じゃぁ1回では無理じゃないかなぁ。
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肉がキタ途端にネコが現れたぞ。
ジャン妻が「お肉ちょーだい」とばかりに寄ってきたネコをガラス越しに撫で撫でしてるところ。
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だけどネコなんてのは餌をくれる人間にしか懐かないぞ。このオンナはエサをくれないなとわかったらすぐにどっかへ消え失せやがった。獣(ケダモノ)め。
ご馳走様でした。今回も美味でしたが、いつも言うようにビジュアル的にも味的にもこれ以上誉めようがないのだ。
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マスク3-1.jpgドス1.jpg
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サッサと部屋に戻ります。ドスッ、ドスッ、ドスッ、
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そして二次会、プチ公はまたMさんを警戒している。これらを持ってきたMさんにまた何か言われてた。「小さいからと言って小バカにするんじゃねぇ」と鼻息が荒い。
おにぎり、キンピラ、塩辛、デザート類、私のデザートは塩辛、寝酒に正雪2合、
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二次会5.jpg二次会6.jpg
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寒いので庭に出ての夜景写真は無し。風邪なんかひいたら面倒だからね今の時勢は。
コロナ禍でイルミネーションも抑え気味のようですな。
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外の冷気が入ってくるので、引き戸は閉めました。酒を飲んでるので首筋に湯をぶかっけてから入った。
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確かジャン妻が先に寝たと思う。そして朝、4:00に目が覚めてしまった。WC行って水飲んで、寝なおそうとしたのですが、寝落ちたしたと思ったら、5:00に階下の目覚まし時計の音、音といっても微かな音ですが、再度目覚めてしまったよ。
Mさんは5:00起きのようだな。2018年の記事でインタビューした時に(さらの履歴書、他)「5:00に起きてパンを焼きます」とか言ってたし。
私は失礼ながら、それを知るくまで、2018年頃まではパンは既製品だと思っていたんだよね。
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サラダ、昨夜出なかった野菜はレタスとクレソン?
今日は盛りがいつもより少ない感がする。
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マヨネーズが欲しいな!
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ジュースの量も少なくないか?
朝6-1ジュースが少なくね?.jpg朝6-2バターとジャム.jpg
クラムチャウダー、アサリともうひとつ、デカい二枚貝が入っていた。まさかホンビノス貝じゃないよね。
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ワンプレートに盛られたメインのお惣菜たち、自家製ベーコン、御殿場ソーセージ、ホウレンソウとシメジのバターソテー、ポテトサラダ、でないと私がブーブー言うリゾットは欠かせない。
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プレート左、
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プレート右、
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キッシュは少し温かかった。洋風居酒屋なんかだとキッシュは作り置きで冷めて出されるからな。
キッシュとトルティージャはどう違うんだろう。
ポテサラ、こんなちょこっとじゃなくってもっと欲しいな。
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ホウレンソウとシメジのバターソテー、さらにしては珍しく普通の家でも手軽にできそうなもの。
これで使われた野菜の種類、数は28種、30種に迫る。
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御殿場ソーセージが相変わらず美味しい。ジャン家のシャウエッセンなんかナマに近いからな。ソーセージは少し焦げ目がつくくらいのグリルでなきゃ。
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キッシュの断面、いろいろ具が混ざっているぞ。
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口中に御殿場ソーセージとベーコン、リゾットの脂ッ気、塩気が残った状態が幸せなのだが。残酷なことに口直しのデザート、フルーツが運ばれてくるわけで。
いつもは苦手な果物があるとジャン妻にあげちゃうんだけど。
「珍しいわね。キウイ食べてるジャン」(ジャン妻)
「あ、いや、考え事をしていたから」
あまり抵抗なく気が付いたら自然に食べてしまったのだ。何を考えてたかというと週明けからの仕事のことですよ。さらってジャン家からそんなに遠くないので、宿に直行直帰の私らはすぐ現実に、俗世に還れるのです。ON、OFFがあまりないのです。
ジャン妻は昨日の午後、さらの部屋で在宅ワーク(在宿?)してたし。私も会社携帯に着信や業務メール転送とかもあって、完全にOFFにならない。断ち切れないのです。さらの朝食で最後にコーヒーや果物が出たら、10時チェックアウトまでそんなに時間がないのですぐ現実モードに戻ってしまうのです。
宿を出て真っすぐ帰らずに何処か見て廻ることもしないので。
家から遠くないのもあるけど、だからさらは生活圏内なのです。
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厨房にご主人がいる気配がする。あっ、デカい男性が玄関の受付から居室に入ってった。背が高いな。むくつけきおのこといった感がある。
「ずーっとこの宿で在宅勤務してるの?」
「そうなんですよ。聞いてください」
話を振ったら出るワ出るワ、こりゃ殆ど書けないネタだな。かい摘まんでいい部分だけ拾い上げると、Mさんはご主人が在宅勤務(在宅というか、宿宅勤務?)になったことで、ご主人が仕事してるのを初めて目の当たりにしたそうである。「あ、仕事してる」って。
もちろん「ウチの旦那ちゃんと仕事してるんだ」見直した部分もあるだろうけど。
ウチらはジャン妻が上に引き抜かれたとはいえずーっと同じ会社だし、今でも同じフロアにいるし。
WEB会議とかもあるから狭い宿の中で仕事されると多少はうるさいんだろうね。でもWEB会議する際、背後は何か別の壁紙でも設定してるのだろうか。でないと宿とその周辺の風景が配信されてしまうからね。
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「そろそろ出立か?早く帰ろうぜ」
ムクリと起き上がったプチ公、

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先にデカいバッグと、ジャン妻のノートパソコンが入った重たいカバンをくるまに積んで戻ったら、まだ長話をしているアラシックス、
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「旦那さんを大事にね」(ジャン妻)
それに対してMさんが何て口ごたえしたかは敢えて書かずにおく。
それと最後に、この宿を紹介してくれたあの人が、病気に打ち勝てるように。
現代の医療を信じてください。
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いつもの。。。ではない! [会津]

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私等を駅まで乗せてきてくれた若のくるまが去っていくところ。今日も満室だろうから、戻ったら各部屋の掃除でしょう。
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ジャン妻が囲炉裏端に座っています。売店で購入したホットコーヒーを持って。
私は世の中にコーヒーが無くても生きていけますが、ジャン妻は食後に熱いコーヒーが無いと生きていけない人らしいです。
この囲炉裏の煙はちょっとな。湯野上温泉駅の駅舎は風情がありますが、屋根が萱なので、虫除けの為もあって囲炉裏に火が入っています。当然、煙が籠って煙いのだ。
「煙くないの?」
「特には」
私は煙いぞ。マスクにも煙が付着するだろうに。私は衣服に、頭皮にカオに、煙のニオイが付くのがイヤなのです。子供の頃はそんなことなかったんだけどなぁ。庭の焚火なんか大好きだったのに。
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私等が待ってるのは、湯野上温泉10:09発-会津若松10:49着、会津鉄道快速リレー101号、会津若松行です。駅発10:00だから、チェックイン時間が多少前倒しになります。
湯野上温泉駅の駅業務は下郷町観光公社に委託していて、駅長なのか助役なのか3人の女性で廻しています。
http://www.aizu-concierge.com/spot/370/
そののひとり、EIKOさんの後ろ姿。
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EIKOさんは私らが初めて蕎麦宿に泊まった頃からずーっといる方で、知的な美人さん。いつまでもお若くトシを取らない。家にいるよりこの駅舎にいる日々や時間の方が長いんじゃないかなぁ。
既に会津田島方面の単行が到着、行き違いの為に待避しています。
後になって、この田島方面へ乗車して東武特急リバティ(途中駅で特急なのに各駅利用の客と混在するヘンな特急)にすれば早く帰還できたのかもしれないのだが。

EIKOさんが線路を渡って、若松方面のホームにやってきた。
「また何かトラブル?」
このブシツケな言いグサにイヤなカオせずに応えてくれましたよ。作日の車両故障を引きずってる私は「また?」って言いましたからね。
伝えに来てくれたのは、
「若松方面7分遅れますって」
田舎ですから。5分や7分や10分程度の遅れなんか運行トラブルでも何でもないみたいだが。
7分の遅れでも、会津若松駅で私等が乗る磐越西線は会津若松11:08発-郡山12:12着のJR磐越西線快速郡山行だから、10:49着が7分遅れで10:56着だとしても11:08に余裕で間に合うからいいやと。
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7分が10分遅れて、単行の快速リレー号がやってきた。単行1両で。
「ホームの何処に停車するのかしら」(ジャン妻)
構内踏切を渡って改札に向かう距離を短くする為に、駅寄りに停車する筈だよ。
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テーブルが設置されてたので広げてみた。駅売店で購入したコーヒーを置いてみる。
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リレー号は停車駅が少ないので快走しています。
芦ノ牧温泉駅を過ぎて門田辺り、私は本を読んでます。読書なんて久々ですよ。ここ1年くらい小説なんて読んでません。
内容は会津の蘆名氏が奥羽の梟雄、伊達政宗の侵攻を受け、磐梯山麓の擦上原で大敗するまでの蘆名家中の短編集ですが、伊達氏の侵攻を許す前、蘆名氏が黒川(現在の会津若松)に居城を移す前にいた巨塞が、凍った車窓の向こうにある黒い影です。向羽黒山城といいます。
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私等も向羽黒山城登ったことありますが、あまり印象に残ってない。何だか大き過ぎて大味で、各郭の遺構起伏がイマイチわかり難かった。夏場だったので草ぼうぼう、公園化されていた。

11時前に会津若松駅に着いて、いったん駅改札外に出て、東京までのJR乗車券と、郡山から東京までの自由特急券を購入、1番線に停車している磐越西郡山行快速に乗車、定刻11:08に発車した。
磐梯山は雪に煙って見えない。窓はこんな感じです。
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電車は途中から遅れだした。磐越西線は単線なので、ポイントのある駅や信号場で待避して前方から来る電車と行き違い交換をするのですが、磐梯町駅、猪苗代駅他、途中の行き違い信号場でいちいち止まらなくてはならない。若松方面へ向かう下り電車を私等が乗車している郡山方面へ向かう側が待って、やり過ごしてから動き出すのです。
発車時刻の遅れが塵も積もれば山になっていく。相手側(若松方面)の電車が来ないと発車できない。
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そして磐梯熱海駅、磐梯熱海温泉の最寄駅ですがここで止まった。駅構内に進入するまでと、駅ホームに接してから2回、延々1時間。
「駅構内のポイント故障で運転を見合わせます」というのである。ポイント故障だと列車交換ができない。雪国の単線はこういうのに弱いのだ。
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この写真は11:58、隣BOX席の母娘さんを撮ったんじゃない。窓の向こう側には会津若松方面の列車が走り去ろうとしているのです。ここからが長かったのだよ。
「現代も駅構内のポイント故障で運転を見合わせております。運転再開までお待ちください。お客様にはご迷惑をおかけしております」
ご迷惑をおかけしております?
まるで他人事のような涼し気なアナウンスが延々と繰り返し流れる。何か状況が変わり次第お伝えしますでもない。単線のポイント故障だから変わり様がないのかもしれないが。

駅構内を2人の若手作業員が歩いていた。駅長室を出たり入ったりしている。磐梯熱海駅は郡山駅の管轄なので、駅長室にいる年配の職員さんは郡山駅から派遣されてるのだと思う。彼らは駅舎から出たり入ったり、ホームの先へ行ったと思ったらまた戻って来たりを繰り返している。あ、手にホウキを持っている。公園や寺や神社の境内で落ち葉を掃くあれだ。もしかしてポイント故障とは、分岐器のポイント、リード、クロッシングといった「稼働する軌道部分」が雪で埋もれただけなのではないか。
こっちは素人だから「サッサと掃くか、スコップで雪を掘り出して来なさいよ」と言いたくなる。こっちが代わってあげたいくらいの気持ちになった。
そのうち駅構内でもアナウンスが流れだした。
「会津若松方面へお越しのお客様にご案内いたします。磐越西線は現在、磐梯熱海駅構内でのポイント故障で運転を見合わせております。運転再開の目途がたっておりません。お客様には大変ご迷惑をおかけ・・・」
女性の声だった。一定の間隔を空けて繰り返し流れた。
磐梯熱海温泉も昔の栄華は無く閑散としているのか、駅の外から来る客も少ないようだ。駅の1日辺りの乗降客はおそらく100人もいないだろう。

そのうちWCを利用する客が車内を歩き出した。30分以上停まってりゃそうなる。ジャン妻も行って戻ってきた。2両編成なので、WCが設置されてる車両は前の車両だけです。
この写真が12:45、先頭車両のWCを使って前面展望を見たら、ポイントも信号機も作業員も見えないのだ。
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やれやれ、座席に戻った。4人ボックス席は殆どの客が2人で占拠して隣席に荷物を置いて空けようとしない。「ひとりでもお客様が座れますように」のアナウンスもない。
後から乗ってきた郡山方面へ向かう乗客も無理に座ろうとしない。
さっきの蘆名氏の書籍に飽いたので、アイフォンで磐梯熱海温泉のいろいろを検索して読みふけった。同じ熱海でも由来は鎌倉武士で伊豆方面の御家人、伊東氏だという。
昭和の頃、死亡者も出た火災があったことや、全盛期にはダンサーによる金粉ショーなんてのもあったんだって。
そのうちそれにも飽いた。蕎麦宿にもう1泊すりゃよかったなって思った。
また駅ホームをホウキを持ったJR職員さんが行ったり来たりしている。何をどうやっているんだろう。

「現在も磐梯熱海駅構内でのポイント故障により、運転を見合わせております。運転再開までお待ちください」が繰り返し流れている。
内容が変わったのは「除雪作業に向かっております」だったかな。やはり降雪によるトラブルなんだなと。ポイントの切り替え稼働する部分が雪に埋もれたか凍結したか。でもそんなん水かお湯でもぶっかけて溶かせばいいだろって思いましたね。

反対側の窓を見たら晴れてはいるけど風で雪が舞っている。
でもさっきから駅構内をウロウロしている職員さん(ホウキを持ってた人)の肩や背中には雪が積もっていないからサラサラした雪のようだ。
駅舎に引っ込んじゃった。あ、また出てきた。また引っ込んだ。何をされているのか。
まてよ?「除雪作業に向かっております」だと?
もしかして。。。

「除雪作業に入っております」が流れたので作業の目途がついたらしいが、そこからも長く感じられた。雪や氷を退けたら今度は電気系統が故障ってことはないだろうな。悪いことは重なるっていうからね。
ようやく「除雪作業が完了しました。運転再開までしばらくお待ちください」が流れた。
ところがですね。
「安子ヶ島駅に停車中の会津若松行電車の到着を待って運転再開致します」
オイオイ、こっち優先にしろよって思った。快速だぞこっちはって上から目線で思ってしまったわけではない。安子ヶ島駅は相対式ホームの2面2線なのです。猪苗代湖畔駅のように片側しかないホーム1面1線ではない。行き違いが可能な駅なのですよ。
こっちに向かってる電車は郡山を出て、郡山富田(新駅)、喜久田、そして安子ヶ島、少ない4駅の距離だから待ち時間は少なかったってことない?こっちは会津若松からここ磐梯熱海まで、快速とはいえもっと多い数の駅、長い距離を経てきたんだからさ。
動き出す前、駅構内の会津若松方面へのアナウンスも「お隣の安子ヶ島駅を発車しております。2番線でお待ちください」に変わった。
ようやくやってきた若松方面の電車が車窓に写っています。13:04です。
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磐梯熱海駅を出るところ。ようやく動き出しました。
淡々と流れる車内アナウンスである。「このままの遅れで行きますと、終点郡山到着は・・・」
末尾は聞こえなかった。窓から瞬間的に見えたのは、線路脇に立っていたヘルメットに作業着のJR職員2人いて、JR東北のくるまが停まっていた。
ああ、そういうことか。やはり磐梯熱海駅は郡山駅の管轄で「除雪作業に向かっております」は、熱海駅にいた作業員がポイントに向かっているのではなく、郡山機関区か何処かの作業要員が2名、こちらに向かっていたのだと思う。その手配や指令も含めて時間がかかったということだろう。
磐梯熱海を出たのが13:05で郡山到着は13:20だった。12:12に着く予定が1時間10分遅れで、狙っていた郡山12:30発-東京13:48着のJR新幹線やまびこ138号、東京駅行に間に合わず。
それは仕方がないが、私等はその次に乗れた筈の郡山13:36発-東京15:16着のJR新幹線なすの276号にも乗り損ねたのですよ。
乗れなかった要因①、駅そばを食べてしまった。
腹が減ったんだ。ジャン妻も同意したので、新幹線改札内にあるこのスタンドに。
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ジャン妻が駅そばを喰らうのは珍しい。
「何にする?」
「コロッケそば」
コロッケそばですか。佐奈田堂氏が好物のあれか。汁に浸したら溶け出してグチャグチャになったりゃせんかい。
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私はたぬきそば、あぁ~やっぱり、丸い業務用のたまっころか。天かすじゃないんだ。
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こっちにすればよかったかなぁ。
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黒々とした蕎麦がイマイチだったな。グニャングニャンだったし。かき上げにしても同じようなものか。
ジャン妻がコロッケそばを喰らっているところ。ズルズルすする音がこっちまで聞こえてきた。
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蕎麦喰うジャン妻3.jpg蕎麦喰い終えたジャン妻1-1.jpg
蕎麦喰い終えたジャン妻2-1.jpg
ジャン妻がコロッケそばを食べ終えて、私に向き直って「撮るなっ」と吠えたのが13:32だったかな。13:36発のなすの276号にギリちょうど間に合う頃合いだが。
乗れなかった要因②、ホームを間違えたのだ。
東京方面13番線に駆けあがったら、そこになすのがいなかったのだ。
「11番線じゃない?」
「あっち(11番線)かっ」
向こう側の11番線ホームに東京方面に向かうなすのが停車していた。
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なすの号東京行だけは上りホーム13番線ではなく、通常は下りホームの11番線なのです。なすの乗客たちは私等を見て「アイツら間違えてやんの」とわかったに違いない。
13番線にはこんな案内プレートがあったし。
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「あきらめよう」
「次にしましょう」
ヘタに駆け下りて、転んで怪我したらバカらしいからね。
後で見て気づいたのが、階段下、さっきのスタンドのフロアにあったこれ。
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(―“―;)
ワナワナワナ。。。

まだ30分ある。ダメ押しにさっきのスタンドで稲荷を喰ってしまった。
「スープおつけします?」
「お願いします」
どんなスープかと思ったら。
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ダメ押し1.jpg
やっとキタ.jpg
郡山14:05発-東京15:24着、新幹線やまびこ56号で帰還した。
お疲れでした。冬場、降雪時の東北新幹線~磐越西線ルートは考えなきゃいかんな。
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いつもの朝餉 [蕎麦宿]

まだ暗い未明、部屋に外からアヤしい灯りが照らしたんですよ。
黄色い灯りが室内を一瞬だけ照らして、また暗くなって。
裏で軌道上の除雪でもやっとるんかと。
だが灯りは駐車場側から射しているぞ。
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除雪車だった!
宿前の公道を行ったり来たりして、雪をショベルでかきながら直線往復運動をしていた。夜が明ける前に済ませるのだろう。
ご苦労様ですタイヘンですねと言いたいところだが、このせいで起きてしまったよ。しばらくしたら始発の音も聞こえたし。
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雪が止まぬ朝、外でコンプレッサー音がする。見たら大旦那が駐車場の雪かきをしていた。
未明の大型除雪車は公道だけで個人の敷地内には入って来れないからね。
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朝湯は首から下は熱くて、首から上は冷えています。内湯で首から上がガタガタ震えてるんだから、私には雪見の露天なんて無理!
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朝湯して恵明庵の窓から見た大旦那は、何だか童心に立ち返ったように楽しそうに除雪してた。
この宿には母屋にくるまが2台、それは大旦那と引退した大女将のくるまで、他に兄弟のくるまもあるから計4台か。そして今稼働している除雪機が1台、燃料費もかかるから結構な経費だと思うぞ。
雪のガッタンゴー、雪に音が吸収され、速度を上げても静かな走行音である。
ロクに乗客が乗ってない。大丈夫か会津鉄道?
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8時前になると廊下が慌ただしくなる。蕎麦兄弟の足音が聞こえる。
ドアを開けたら廊下に朝餉がスタンバイ中だった。
温泉玉子、なの花のお浸し、漬物、納豆、ラッキョウ、ご飯茶碗、お茶椀、お茶のキュウス、醤油、自家製のタレがワゴンに載っている。
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ジャン妻も朝湯から上がってきた。
「何を覗いてるの?」
「もうワゴンが来てる。先に中に入れといてやろうか」
「それは止めなさい」
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腹の虫が鳴っている。テーブル席で待機してたら、
「失礼しまぁす」
長男さんの声がして、朝餉がスタンバイされた。
「電車動いてますね」
「始発は動いてたな」
架線が無いディーゼルだから厳密には電車ではないけど。もうすぐ8時の列車が通る頃合いだ。
「何だかよく止まるんですよ最近。崖が崩れたとか。昨日は車両故障だって」
よく止まる最近?
崖が崩れたのは2019年11月27日の朝5時50分頃、会津田島発会津若松行の2両編成が、塔のへつり-湯野上温泉のカーブ付近で線路上にあった障害物に乗り上げて先頭車両が脱線した。先頭車両といってもたった2両編成だけど。
進行方向右側の法面が崩れ、先頭車両前方の右側にぶつかった跡が見つかったけど、脱線した2両編成は早朝の始発列車で、カーブを抜けた先で斜面が崩落して土砂が線路内まで流れ込んでいたけど辺り真っ暗、運転士さんはカーブを曲がった後に土砂崩れが見えたが土砂の目視発見が遅れた可能性アリ。
その後、12月24日午後7時10分、今度は東武日光発会津若松行のたった1両の単行が、会津線弥五島駅-塔のへつり駅間で線路上の何かに乗り上げ脱線している。
塔のへつり駅に差し掛かる数百メートル手前のカーブ付近だったそうな。障害物に乗り上げたようだが、前回のような土砂崩れの明確な痕跡はなかったという。
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いずれも1年半前の事故だが。会津鉄道は2020年4月25日から6月26日まで、新型コロナウイルス感染症の拡大防止にともないかなりの本数を計画運休している。長男さんが言ってるのはそのことじゃないかな。
そりゃ地元の人で運転できればいいけど、1時間に1本程度だから動いてないと目立つのかもしれない。ただでさえ本数少ないから、これ以上どうやって間引くんだ。客が離れるよ。
10時の列車に乗るので、送迎をお願いしました。その送迎時、ちょっとした椿事が起きるのですが。
朝餉が並んだとこ。一汁何品目?
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いつも書きますが、言いますが、最初に難作業があります。小さい納豆のタレとカラシを太い指先でカットして納豆にかけるのがかなり難易度が高い作業でして。ブチュッと狙い通りに上手くいったタメシがないのだ。今回も上手くいかなかった。
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朝餉16.jpg朝餉17.jpg
味噌汁には白菜がこんなに入っていた。打ち豆も入っていた。打ち豆ってのは、秋に採れた青畑豆を乾燥させて、軽く水で戻して潰した豆です。雪国、山国の会津の貴重な蛋白源だが、何で潰すのかワカラン。
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焼き魚はいつもの鱒で当然ながら皮も食べたよ。家では皮は食べさせてくれないからさ。ジャン妻に「皮くれ」って言ったらくれなかった。
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煮物は2種類出されたが、この魚の断面は何て魚だろう。鯉にしては細いし。何かの川魚かな。臭みは全くないけど、柚子が添えられている。
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朝餉をガツガツとかっこむジャン妻であります。
「この宿の朝ごはんがいちばん美味しい」
「・・・」
「あるべきものがあるし。素朴だし」
「じゃぁ家でも出してくれよ」
「・・・」
脇役でもあるラッキョ、明太子、漬物、梅干、残さずいただいた。玉子粥にしてご飯もひと粒残さずに平らげました。
「アナタここではデザート食べるのね」
「食べやすいからね」
「さらのMさんに言ってやろ」
「・・・」
ご馳走様でした。20分も経たずに平らげました。一気出しって早いね。
私は肩が痛くて左腕が伸びないので、申し訳ないけど、本当に申し訳ないけど、ジャン妻にお片付けをお願いした。
立上がって空いた皿、器をワゴンに載せているところ。
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よっこらしょと立ち上がり、
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ゴロゴロ、転がしているところ。
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この後、鬼の形相で戻ってきた。その権幕にアイフォンが気迫負けしてしまい、戻ってきた写真は全てボケで使い物にならなかった。
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雪は降り続いています。
この宿に雪に埋もれてながら長く滞在してみたい気がする。家感覚で。あるいは蟄居閉門するようにおこもりして暮らしてみたいものだ。
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9時40分頃、お金支払って次回を押さえてさぁ若の運転で駅まで送って貰ったのですが、美加登屋さんの前の坂から、清水屋旅館脇を上がって国道に出る坂でスタック!
通りがかりの地元の人3人でHELP、私も下りて押し上げました。
そしてこの後、往路を戻るルートを選択、会津若松から磐越西線で郡山まで向かったのですが。。。
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いつもの夕餉 [蕎麦宿]

温泉Bloggerとむこさんが仰ってたこと。(引用で恐縮ですが。)
>期待せずに泊まるマンネリ旅館ほど居心地が良い場所はない。
>気分が高揚しなければそれだけ心も緊張しない。自宅で寛ぐような気安さで滞在することができる。
>寛ぎとは、行っても行かなくても良い場所に、行っても行かなくても変わらない心の状態で過ごすこと。
その通りだと思います。まさにそれを体感しています。
宿へ行くワクワク感なんか全然ないですから。前は「もうちょっと近かったらねぇ」という気もありましたが、もう生活の一部です。
毎度毎度殆ど変化が無い夕餉の料理もそうです。
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憮然としたカオのジャン妻です。「夕餉は未だかしら」と待っているだけです。
もうすぐ若か長男さんが夕餉をセッティングしに来る頃合いだ。夕餉を知らせるアナウンスはない。宿入りした際に「食事は18時頃」そう言われるだけで。
だから18時前には湯から上がって待機してるわけです。
18時前、廊下からドスドスと聞こえる足音が夕餉を知らせる合図です。大旦那の脚音は木造の宿を揺るがすかのような地響きだったが、近年は細身の兄弟2人の足音で幾分軽やかになった気がする。
「ハイ、失礼しまぁす。夕食の準備をさせていただきまぁす」
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夕餉の第一弾が並んだとこ。
小鉢4品、青物、あさつき、大根甘酢漬、蕎麦にとろろがかかったもの、中央に会津坂下(おそらく)の馬刺(赤身)右に蕎麦豆腐、食前酒はヨーグルト風の酒、
あさつきは大好きです。家では蕎麦汁とマヨネーズ和えにします。
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馬刺、手前には醤油とゴマ油プラス会津の岩塩、海の無い会津は山塩ですかね。会津藩公に献上したあれでしょうか。
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「今日の赤身は上品でいいわねぇ。」(ジャン妻)
薄い赤身です。ナマ肉です。凍ってないよ。
「アナタにはあげないわよ」(ジャン妻)
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蕎麦実のお粥、これを小さい碗でなく味噌汁1杯分の碗で食べてみたいものだな。
ほぐし身の鮭が載ってます。贅沢にもウニが載ってたことが過去にあった。でも一度切りで出なくなった。原価が高いからだろう。
稲作に適さなかった南会津の高冷地ではこういうのが食べられていたのかもしれない。今はご馳走ですが。
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蕎麦実といえば。
「昔あったね。蕎麦実の酢の物。旦那さんが砂糖入れ忘れて」(ジャン妻)
廊下をドスドス歩いてきた大旦那が、
「すみません、砂糖を入れ忘れました」
思いっ切り酸っぱかったのである。酢の物というか、お酢だけだったんだから。それきり出なくなった。
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蕎麦サラダ、蕎麦実粥と併せて出なかったことがない定番中の定番です。20何年食べてますが、近年はオプションが付随してまして。
「ああっ!」(ジャン妻)
素っ頓狂な声を上げるなよ。
「何それ?」
「マヨネーズです」
見りゃわかんだろ。小皿で付随してます。
「宿帳にマヨって書いてあるんで」(若)
「いつから?」
「お前さんが胃の調子が悪くなったあの晩からだよっ」
顧客台帳に書いてあるのかな。客の嗜好を。
「こっちによこしなさい」
「ヤダ、宿側の、若の気持ちなんだから」
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「全部入れたわねっ」
「でもこれ、カロリー少なめのマヨだぞ」
キューピーの赤いキャップじゃないかもしれない。
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まぜまぜしてみる。マヨまみれの和え蕎麦みたいになった。邪道中の邪道です。乾麺じゃないからね。手打ちだから。
マヨまみれの蕎麦をリフトアップしてみる。
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こういう食べ方をするからとむこさんや上大岡で「ジャンさんは立派なマヨラーです」と言われる。
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蕎麦サラダにはナマビールが合うのです。
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無念の形相のイワナ、このイワナは何処から仕入れているか。私の記憶に間違いなければ養鱒公園ではないかな。更科庵時代に連泊したら翌日の昼、宿入り口に箱が置いてあってパッケージに養鱒公園と表記してあったような。
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腸に味噌も詰まっています。私はアタマから尻尾までガブッとイケるが、ジャン妻は皿の上に置いた状態で箸先で突いてホジホジしている。みっともない喰い方であるアタマ、骨、皮、尻尾が残ったじゃないか。
「それくれ」
「ダメっ」
アタマ、骨、皮、尻尾といった残り物ですら私にくれないのである。何も魚の身をよこせと言ってるんじゃないのに。
ジャン妻がネコを飼ったら、そのネコは最低限のエサしか与えられず、ずーっと痩せたままだろう。
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揚げ蕎麦、公式には巣ごもりという揚げ蕎麦で、今よりもっと蕎麦が丸く大き目に揚げてあったのですが、それが進化して海苔で巻かれるようになった。
他、海老、カボチャ、レンコン、里芋を潰して蕎麦の実を塗したもの(これは昔からの定番)、
海老です。反り返っている。
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カボチャ、煮たカボチャは甘くてベチャベチャして嫌いですが、焼いたり揚げたりしたカボチャは好きです。フリッターみたいだな。
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レンコン、海苔を塗した磯辺揚げ風です。この揚げ蕎麦と別に、レンコンの穴に蕎麦子を突っ込んで揚げたバージョンがあったが、最近見ないな。
蕎麦がきの揚げ物、蕎麦実コロッケ、そういう試験作のようなものよりも、やっぱり初期の頃からずーっとあるこの揚げ蕎麦がいいですね。
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海苔で巻いた揚げ蕎麦です。都内で蕎麦もウリにしているチェーン居酒屋〇〇堂さんの料理に揚げ蕎麦があります。今は丸まった揚げ蕎麦らしいが前は針金か竹ひごのような1本スティックだった。
あんなのを「これが揚げ蕎麦だぞ」と得意げに見せびらかしながら食べてた頃もあったな。
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蕎麦稲荷、何でいつもイチゴがついてくるのかワカラン、合間に燗酒で国権を都合4本入れてます。こらプチ公、子供は酒なんか飲むんじゃないっ。
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若が締めの盛り蕎麦を持ってきた。
裏の踏切が鳴った。ガッタンゴーが運行再開したようだ。
「電車走ってますね」(ジャン妻)
「???」
プチ公が生意気に突っ込んだ。「ディーゼルカーだから電車じゃねぇよ」
「お黙りっ」
「午後、静かだからHP見たら、車両故障で運転見合わせだっていうから」
「え?そうなんですか?」
この辺りは会津人の寡黙さなのか。宿泊客にそういう気の効いたアナウンスがないのがこの宿でもあります。「花火が上がります」「夜半に裏で工事車両が走行します」「鉄橋の保全工事で音がします」そういう告知はされたことがない。
明日のチェックアウトすぐの10時の列車が見合わせだったら若が会津田島まで送ってくれることになった。結果、その心配はなくなったのだが。
「もし明日、動いてなかったら、もう1泊しなきゃならんな」
「!!!」
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すぐ二次会に入っています。前菜で出された大根の甘酢漬をポリポリつまみながら。
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雪は降り続いていた。雪に音が吸収されて、裏手の踏切の警報音や走行する音も小さくなった。
バタッと寝てしまったのだが。。。
未明に部屋が外からの明かりに照らされたのです。。。
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いつもの宿 [蕎麦宿]

東京駅から郡山経由で会津若松方面へ向かう。地元のJR最寄り駅改札に私とジャン妻が別々にSUICA定期で入って、東京駅で東北新幹線の乗車券&特急券を購入するとなると、東京駅までの乗車券を精算しなきゃならないから券売機にSUICAを挿入しなくちゃならない。
その上で座席指定券を購入すると席が別々になる。隣り合わせにできない。
この辺りを駅係員に聞いたら「席をお選びする時に、お2人で同じ車両と隣同士の席を押していただければ」と言われた。
わかります?それぞれが別々の券売機に向かって「そっちは何号車の何番の窓際?こっちは同じ車両の同じ番号の通路側・・・」確認しあって購入するというめんどい技を駆使しなくてはならないという。
めんどいので係員のいる窓口に並んだ。空いてたからいいけどさ。
愛想の無い男性係員に「ここまでの乗車券をご提示ください」と言われて、SUICA定期を出すわけ。そのうえで、東北新幹線の乗車券&特急券を購入、乗車券は会津若松まで。
車内ガラ空きです。自由席車両でもよかったくらいだ。
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電車内での弁当はこれに決まっています。おまけに東京駅で購入した唐揚げミニ、ポテサラ、昼用に購入した三元豚のカツサンド、エビスビールにワンカップ1本、
大宮駅辺りで平らげてしまった。
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車窓から沿線風景を見て社会勉強中のプチ公(くるまの御守、この子を搭載してから無事故)今日はくるまじゃないから家に置いて行こうとしたら「連れてけ!」とついてきた。
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郡山駅で乗り換えた磐越西線車中、前にいるジャン妻が「撮るな」と私を睨んでるところ。
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磐越西線のだらしのないこと。「昨日の大雪と風で・・・」喜多方から先が運転見合わせ、只見線も会津坂下から先が運転見合わせ「代行輸送はいたしません!」言い訳と開き直ったような車内アナウンスが繰り返し流れていた。
磐梯熱海、猪苗代、もうひと駅かふた駅で、郡山方面の行き違い電車の遅れで、20分かそこら遅れて会津若松駅に到着した。
いったん改札から出て、湯野上温泉までの乗車券を購入、
やってきた会津鉄道のリレー号は単行だった。途中停車駅は、七日町、西若松、芦ノ牧温泉、
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これが高いのだ.jpg
若松駅停車中に食べた昼用のミニカツサンド、これが高くてさ。このサイズで680円でした。
「そんなにするのっ?」(ジャン妻)
私はあまり値段についてうるさく言わない方ですが、こんなに高いサンドを他で知らない。東京駅価格だろうか。会計間違えたかと思ったモン。
会津鉄道リレー号は早い。単行だけに車体が軽いのか、立ち上がりだけディーゼル音がジンゴロリ~ンと遅く鈍いが、軌道上に積もった雪を踏み潰しながら途中駅通過しながら快走した。
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湯野上温泉駅です。20何年いるメガネの女性助役さんはもうこの駅舎内に住んでるようなもので、いつ見てもお若い。トシを取らない。
茅葺の風情ある駅舎ですが、私は駅舎内で炊いている囲炉裏の煙が嫌いで。服にニオイが付くのがイヤなのだ。サッサと出ました。
踏切脇のW酒店で正月前とこないだ購入した酒のツケを支払います。
宿でも家でもこの酒店から購入したのを飲んでるのです。
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ここから延々と歩きます。コンビニ側に除雪車が雪の土手をかき上げたガードレールみたいなのが続いて、それに沿って歩道があります。その分だけ車道が狭くなっている感がする。
靴はスノトレです。
脚が重たい。ズボッ、ズボッと音がする。
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宿の母屋で、蕎麦宿の主人がバンの雪かきをしているところ。
「こんにちはぁ」(ジャン妻)
「あ、歩いてきたの?迎えに行こうと思って雪を退けてたんだけど」←大旦那、もちろん会津弁丸出しです。
「今日は鬼怒川からじゃなくて、新幹線で来たんですよ」
「W酒店でツケを払ってきたんで」
大旦那と会って会話したのは結局これだけ。翌朝、駐車場の雪かきをしてたのを見た。
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宿の全景です。曲がり家になっています。
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帳場で若(次男)が迎えてくれた。長男さんは蕎麦を打っていた。
宿はもう次世代になっている。いっとき継承が危ぶまれたが、戻ってきた兄弟に任せて大旦那と女将さんは悠々自適だろうか。
コロナ禍になる前、宿に戻ってきて正解だったと思います。
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宿のいちばん奥、床暖房の恵明庵、階下は蒲生氏郷記念館を意識してか、洋風の造りになっています。
階段、やや急です。ベタンベタン、ギシギシ、音がする。
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2階の寝室、もう畳に布団を敷いて寝るのがキツくなってきたので、数年前にそれまでお世話になった隣の更科庵から乗り換えました。他の部屋も更科庵以外はベッドが導入された。
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外の荒涼とした雪景色、又見山連峰です。左手の小野岳は雪に煙って見えなかった。
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気になることが。
裏の踏切が鳴らないのだ。
会津鉄道が走っていないのでは?
16:08会津若松行、17:09同じく会津若松行、15:38会津田島方面行が走ってなかった気がする。
検索してみたら車両故障で運休だって。
明日、大丈夫か?
心配してたら17:05会津田島行がキタ。
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雪で快走するガッタンゴー、もうちょっとゆっくり走ってくれないかな。
民宿ひらのやと、源泉ポンプのある辺りの鉄橋の枕木が取り換えられてから走行スピードが速くなった。
部屋付、恵明の湯、宿内唯一の檜風呂、木の造りと床暖房と、恵明庵は他の部屋より高く修繕費がかかっている部屋で、他部屋よりは基本料金が高いのです。
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寒いなさすがに。湯に浸かっている首から下と、首から上の温度差が大きい。
宿は100%天然ですが、本当の野趣溢れる自然の温泉は屋根なんかないから寒風風雪に晒しながら熱々の湯に浸かるものなのかね。そういうのは苦手だ。私は温泉フリークでもなんでもないのだが。
今日も満室、満車になる。チェックインすぐは陽射しが出ていたのですが、
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湯野上の天候が変わりやすい、もう曇ってきた。そして夜半には雪になります。
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宿直行、INしたら宿人以外は誰とも会わない宿なのです。
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17-18:30 [居酒屋]

17時の上大岡、左暖簾に一部ビニールシートが掛かっていました。左暖簾はテーブル席オンリーで、外で手の消毒をさせるようです。
右暖簾の消毒液は店内にあった。シューツと吹きかけて掌をスリスリ、
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テイクアウトメニュー、1000円とはいいお値段ですな。
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暖簾に半分隠れてた現在の営業形態貼り紙です。時短営業でスタート時間を早めている。(4時半→3時)
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前週の日曜日、様子伺いがてら店に電話したらジュニアが出た。
「今、店はどんな状況よ?」
「今は3時から開けて7時ラストオーダーで8時閉店ですね」
3時から開けて客が来るのかな。買い物帰りの主婦がテイクアウトを買ってくのかな。駅前商店街からかなり離れているからこの店を知ってないと来ないだろうな。
「じゃぁいついつの何曜日に5時からひとり」
「おひとりですか?」
この、おひとりですか?が、奥さまは来ないのですか?のように聞こえた。悪いね俺ひとりで。ジャン妻から「たまにはひとりで行ってきたら?」と言われたのだよ。
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例の陰性抗原検査結果を見せびらかしてながらカウンターいちばん奥の席に座った。板長のTさんに刺身は何がおすすめか聞いたら、大間のマグロ(赤身)と北海道のつぶ貝、ブリは新潟県佐渡、鯛は3号店(金沢文庫)のマスターが釣ってきたんだと。スタッフに釣り人がいると店は助かるらしいよ。漁船チャーターとエサ代、道具代くらいは経費で出るんじゃない?
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さっきまで活きてたつぶ貝はサザエのような苦味はなく、ほんのりと甘味が。
さすがに肝はサッと湯通ししたようです。
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板場のTさんと給付金一律支給、いつまで時短要請、延期の可能性などを話ながらいただく。
サイドメニューが多いのは「いろいろ仕入れて業者も助けないと。厳しいのは飲食店だけじゃないですから」なんだって。酒、氷、おしぼりとかの業者も厳しいそうです。
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金華サバ、皮も骨もしっかり食べた。家では皮なんて食べさせてくれないからね。すぐにベリベリって皮を剥かれてしまうから。
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自家製わさび漬けの板わさ、酒粕が多めです。水っぽい既製品ではなく歯応えがあって、辛くなかったりところどころが辛かったり、手作り感がアリアリとしていた。マスターがどっからかワサビの茎や根を持ちこんで「これで美味いわさび漬け作ってくれる?」と課題を与えられたそうである。
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見てるとポテサラと間違えそうだね。今日はポテサラはないな。あればテイクアウトしようかと思ってたら、ジャン妻からテイクアウトの指令がきた。ひとりで夕食を食べないで待ってるから何か買ってきてよという。
メニューをラインしたら、
「砂ずりネギポン酢がいい」
そんな汁物はこぼれるから無理だよと返信したら、牛丼屋の味噌汁持ち帰り容器を出してくれた。
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アコウダイの粕漬け焼き、半身を更に半分にして残りは持ち帰りました。さすがに中骨は噛み砕けなかった。
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他、レバー2本、鳥ネギ2本、キャベツの酢漬けも。帰りの電車の中で酸っぱい匂いが蔓延したよ。
(→¥←)
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普段はいないけど何処かで見た若者がいた。
「彼は4号店の店長さん?」
「そうです。あっちは2階なんで開けても来ないだろうと。閉めてこっちに呼んで時間早く開けて、定休日を無しにしました」
この時は4号店は休業していました。4号店の階下にある2号店と金沢文庫の3号店、本店近くのスタンド5号店は時短で営業しています。
存続する為に時間を前倒し、隙間を埋めながら営業、テイクアウトも全店でやっています。
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店内にグループ客はいない。高齢者もいない。カウンターは貸しきりになった。
「前みたいに戻らないですかね」
店側はそれが本音ですよね。私はひとり飲みが好きだからこういう雰囲気でも歓迎だが、店にしてみりゃたまらないよな。飲まない人には関係ないだろうけどね。
酒を飲まない人は居酒屋をどうこう言いたくなるし、タバコ吸わない人は喫煙者を白い目で見る、パチンコやらない人はやる人を口撃したよね。自分がやらないことをやってると自分也の正義感に触れるんだろう。私だってノミホで酔っぱらって騒げりゃいいっていう集団は勘弁して欲しいと思う。でも本来、楽しみ方は自由な筈だが、コロナ禍がそれを許さなくなった。変えてしまった。私等も変われるなら変わった方がいいのだろう。
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「奥さまは在宅ですか?」
「そう」
「そういうの憧れますねぇ」
「いやいや、板前さんだからそれは無理でしょ。でも在宅だとずーっと画面に向かって作業しちゃうから逆にキツいみたいだよ」
会社にくれば誰かと喋るとか、いっときでも気分転換ができるからね。
「帰ると家の冷蔵庫の在庫が減ってるのよ。野菜が減る、キャベツや白菜の外側がなくなる、どんどん小さくなっていく、ネギが短くなる、米が減ってくんだよ」
「昼にサッポロいちばん塩ラーメンに茹でた野菜を載せてるんだと。『アナタは外に出てるんだから帰りに買ってきてよ』とかね。カップラーメンでも食ってりゃいいんだって言ったら怒られた」
「他にも、パン買ってきてよとか、玉子が無くなったとか。俺の口には入ってないのに。」
いろいろ喋ってしまった。
「WCペーパーの減りが早いんだよな。」
「それはアナタでしょうっ。カラカラカラカラ音がするし」(ジャン妻)

「家では何飲まれてるんですか」
「同じですよ。ビールで始まって次に日本酒か焼酎。でも家飲みは太るんですよ。ラストオーダーないし、終電も気にしないでいいし、ビール、日本酒か焼酎の後に洋画でも観始めて洋酒に移行したら、ダラダラダラダラ際限なく飲んでられるからね」
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締めに鯛の出汁で取った塩味の白髪ネギスープ。さっき述べたけど3号店の人見知りマスターが釣った鯛です。素晴らしい出汁です。
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「次回は奥様と」
「うん、そうするわ」
それを後で話したらジャン妻も「そうね。行きましょうか」
テイクアウトで飲みなおして深酒になり、次の日の朝、少しアタマが痛かった。
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17:30-19 [居酒屋]

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出金しなきゃ仕事にならない私ですが。
初めて在宅勤務をしました。2日間だけ。
何を在宅勤務したかというと、①今、私がやっている業務を後進に引き継ぐ為のマニュアル作成、②今月の全店シフトを見ながら必要不可欠な申請をする為のコース切り、③今期末の人事評価シート、
③は半期の自己実績と自己評価を入れるのです。それにはコメントや備考欄があって、
「本社が相変わらず私語が多い。誰も注意しないのか。上場企業として恥ずかしい限り」
そう記入して上長のディクソンに配信してやったよ。
在宅勤務は事務所にいるのと違ってそれ也に捗った。出社して周囲のうるさい私語でカリカリしなくて済むからね。
「家でやると捗るけど疲れるものよ」(ジャン妻)
そうかもしれない。8:00からスタートしてひたすらPCに向かって打ちまくった1日だった。そして今年初の大船です。2月です。1月は来れなかった。店に電話した。
「今、店はどうなってます?」
「4時半から開けて、7時ラストオーダーで、8時閉店です」
「何処も一緒だな。じゃぁ5時半くらいに2名」
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行ったら外にランチボードが置いてあって、鳥のひつまぶし?鰻の代わりに鶏肉で代用したか。焼き鳥が余ってるのかな。在庫処分かもしれない。他、オムカレー、ブリカマ定食、チキン南蛮か。もしランチのライミングが合えばチキン南蛮タルタルソース大盛りだな。
今日はジャン妻は出勤日でしたが、都合があって早く上がったので大船駅で待ち合わせ。
カウンターにアクリル板が。
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「ランチ始めたんだ。何時から?」
「11時半くらいからですかね」
平日昼の時間帯に寄れるかなぁ。昨年秋から鎌倉市、お隣の藤沢市、その先の茅ヶ崎市の案件で私が出向くのは激減した。草の者18号(KANAE、仮称、18号)が古参の1号3号5号、同業の大手他社から転職してきた14号に負けたくないというライバル心で動いてくれてるのです。
18号と14号は大手他社からの転職組で、1号3号他が苦手な分野である、図面を見ながらの面積計算と単位換算、比例案分もできます。
「だから昼に来る機会はあまりないんだよな」
「草の者のせいで?」(ジャン妻)
「そう」
「でもそれはいいことじゃない」
何でも自分でやっちゃダメってことらしい。属人化はよくないと。
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「昼から飲めるの?」(ジャン妻)
「飲めますよ」
「でもこの人(私のこと)は昼は飲まない人なんだよね。頑として」
「そ、そうなんスか?」
「披露宴とか法事以外はね」(私)
「昼から飲むと1日堕落するからだって」
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名物マスターはいません。若と女性と2人で切り盛りしていた。
カウンター上の大皿料理も種類を抑えてある。
焼き物も、イカ、サザエとかが無さそうだ。
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何だこりゃ?のおとおしは、冬瓜のヘンな冷たい煮物、ブニョブニョしてイマイチ好きくない食感だな。塩気だけいい塩梅で、ビールに合わなくはないが。
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次はレンコンの挟み揚げ、こっちは2人なんだから2で割れる数にして欲しいものだ。
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この日はジャン妻は当番で出勤する朝、ご飯だけ炊いてくれたのです。
おかずは海苔、玉子、昨日の残りのポテサラ、キムチちょこっと。
写真?そんなんないですよ。私はそれから在宅ワークに入って昼も外に出なかった。出ると在宅勤務の氣が抜けてしまうからね。
昼は冷凍してあったPascoの食パン、チーズ、昨夜の残りで今朝の残りでもあるポテサラ、
そして夜、店でこの日3度めのポテサラ、
昨夜のポテサラより一晩寝かせた今日のポテサラの方が味が浸みて美味しかったが、やはりこの店で売ってるポテサラの方が美味しいな。
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牛串いちぼ、牡蠣、牡蠣は皿だけヤケにデカいな。
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社でジャン妻は言われたらしい。「旦那さん初めての在宅ですか?」「何されてるんですか?」って。
「ソリが合わないも何か言ってきたか?」
「会ってないわよ」
ジャン妻もソリ合わないオンナが嫌いで、前に載せた「はなまるうどん事件」以来、疎遠になっている。必要最低限以下の会話しかしない。

「ボードを見て、〇〇さん(私のこと)在宅ですか?何してるんですか?在宅できる業務なんてあるんですか?とか、DON子辺りにホザいてるに決まってら」
「それは意識し過ぎでは?」
そうやって自分にとってよくないシミュレーションを描くのは如何なものかと。
オカシイ。どうもジャン妻の食がすすまない。
早々とオムレツをオーダーしてからに。いつもは最後にオーダーするのだが。
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玉子の黄色い表面積より、ケチャップの赤い面積の方が多い気がする。
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中の断面、チーズがトロリとしている。
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でもオカシイ、ジャン妻の食がすすんでない。さては!
「今日の昼は何を食べた?」
「・・・天丼・・・」
「天丼だと!」
「それも海老3匹」
「何時頃よ?」
「1時・・・」
「バカヤロ、俺とこの店(上大岡も)に来る日の昼は軽くしろって言っただろ。それも揚げ物を1時に喰いやがって。5時に腹が空くわけないだろが」
「1時まで会議だったのよっ」
「だったら昼喰うなっ」
「!!!」
私と夜、外食する日は昼を早く、軽くしろって言ってあったのに。それも天丼だと?家でちっとも揚げてくれないのに。冷蔵庫にあるフキノトウはいつ天ぷらになるんだぁ?
「私はもう一品食べるぞ」
「どーぞ」
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牛タンカレー、具が殆どなくて、飲み干すようにいただく。
駅スタンドのカレーみたいだな。うどんが合いそうだ。
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感情は人差し指1本、私が支払ってる間、ジャン妻はWCに立って不在で、
「ボトル入れたのに?」
「ムムム、勘定間違っとりゃせんかな」
「でも大丈夫そうだねこの店は」
この日、テーブル席にいた4人様か5人様、大分お酔いになってたが、昼12時からずーっと飲んでたというから驚く。アルコールラストオーダーが19時ったって、昼から営ってりゃそうなる。早い時間から飲み始める。これが都内のビジネス街の店と、郊外店との客層、客筋の違いだな。非常事態宣言の延長なんか意味ないと思った。
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17:30-19 [居酒屋]

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「〇〇(ジャンの本名)ですが」
「あら、〇〇さんお久しぶりぃ、お元気そうでぇ」(ママ)
「今、お店はどんな状況ですか?」
「ええっとですね。夜は4時半から開けて、ラストオーダーが7時で、8時に閉めてます」
「よ、よじはん?」
向こうも苦笑してたが、そんなに早い時間から開けてお客さん来るのかな。
19時ラストオーダーは何処も同じだな。
「じゃぁ明後日(木)5時半くらいから2名入れます?」
ぜんぜんOKだという。その日はジャン妻も当番制の出勤日なので、在宅勤務で延長した分の勤務時間を差し引いて早く店に入ることにした。
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空いてるように見えますが。
電話の向こうでは「お客さん来なくて困っちゃって~」モードだったのに、17時半前に入ったら混んでたんですよ。背後のテーブル席が全て埋まってたのだ。この後、カウンター席に2人飛び込みできたし。
「混んでるじゃないですか」
「たまたまですよ~」
こっちが心配しても案に相違して店は混んでた時は大概「今日はたまたまです」って言うんだよな。
「昨夜なんかひと組だけで、売上1万円いかなかったんだから」
そういう日に来たかったね。
「今日ご予約の方は〇〇さん(私ら)だけで、他は皆さん予約なしのお客様ばかりなんです」
ってことは、他のお客さんたちは4時半の開店早々から飲んでたってことか。皆さんちゃんと仕事してんのかよって私は自分のことを棚にあげてそう思ったりする。
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おとおしからして立派な逸品料理なのが凄いです。
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刺身はお品書きのとおりに並んでいます。
鮪、真鯛、メジナ、スズキ、モンゴウイカ、
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国産牛すね肉の味噌煮込み、定番です。ビーフシチューに似てるけど少し違った和風シチューです。
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関ブリ、自家製西京味噌漬焼もいい味、焼き加減です。そして付け合わせの薩摩芋のレモン煮、これが絶品で!
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「アナタ、酸っぱいの苦手って言うから」(ジャン妻)
でも量はこれぐらいでいいよ。芋を単品でオーダーしたら腹が膨れる。この後で天ぷらも来るんだから。
とことがその天ぷらが来るまでに時間がかかりそうなので、マスターが賄を出してくれた。ポテサラ。
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「美味しいね」
誰かが家で造るポテサラより美味しい、痛ッ!賄でこんなに美味しいのか。賄だからこそ美味しいのか。
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野菜天ぷら盛り合わせ、加賀蓮根、たらの芽、ふきのとう、
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この日の店内風景ですが。
道路側のテーブル席から男性4人、男性3人、スーツにネクタイしてそれ也にキメたオジさんたちは静かに会話してるのに、私らの背後の3人客がヤケに賑やかなのだ。
3人のうち2人は女性でオバちゃん、声高で笑ってる。マスクしてない。私等は食べる時以外はずーっとマスクしてたんですよ。こっちがマスクした時だけいっとき鎮まったけど。
興が乗ったようで「私からママに1杯」「マスターにも1杯」ママもマスターもさすがに「いえいえどうぞ皆さまでお飲みになってください」と固辞してました。昔はそういう「ススメ酒」も店の売上、客の驕りになったんだろうけど、今ホントにそれやったら時代遅れの飲み方、楽しみ方だよな。
失笑したのは女性が男性に言った台詞で、
「これも経費でお願いね」
何だ会社経費かって。会社経費でママの1杯、マスターへの1杯(ママもマスターも受けてませんよ)それも経費から捻出しようとしたのか。私らは最後までいなかったのでどういう会計処理をしたかまで見てませんが、おそらく領収書を切ったんじゃないかなぁ。
楽しみ方は人それぞれだが、このご時勢、ちと耳障りではあったね。ただ、不謹慎ながら懐かしくもあった。私には会社経費で接待受けるなんて二度ないだろうな。

天ぷらが出て、ラストオーダーはアンコールのモンゴウイカ、身が厚くてネットリして美味しい。
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プルルルッ、
プルルルッ、
プルルルッ、
電話が鳴っている。
マスターが苛立たし気に「ママは何処にいった?」探したら、ママはテーブル席のお客様と談笑中だった。マスターは「しょうがねぇなぁ」のように忌々しそうに子機を取って、
「ハイ〇〇です」
プルルルッ、
子機の通話ボタン押してなかったようです。
「アハハハハッ(爆笑)」
「笑わないのっ。マスターいっしょうけんめいなんだから」
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これで締めてお会計したが、まだ19時まで10分あったんですよ。
「あれ?締めのお蕎麦は」(マスター)
いやぁもう食べきれない。蕎麦までたどり着けなかったのは残念だが。お料理で充分腹がクチました。
私はこういう店ではラストオーダー前にサッと上がるのがカッコいいんじゃないかって思ってます。
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「大丈夫そうね。混んでたし」
「〇〇さんのお陰ですよ。客引きならぬ招きネコだわ」(ママ)
「招き虎だよ。寅年だから」
「!!!」(ジャン妻)
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都営浅草線ホーム、まだこんなに早い時間ですよ。今頃ラストオーダーだろう。
この後、家着いたのが20時半で、それから洋画観ながら飲みなおしたら深酒になってしまった。家で飲みなおしはよくないな。
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18-19 [居酒屋&人間ドラマ]

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今日の記事は時短営業要請が続いている最中、一部の議員さんの夜の街ハシゴが問題視されていた頃です。
私は銀座線の虎ノ門から都営地下鉄内幸町駅に向かって歩いている途中、仕入れに立ち会っていた店の厨房の若いモンにバッタリ会った。明るいうちにマスクしてると私を誰だかわからなかったみたいで、マスクをズラして「よう」と片手を挙げた。
「あ、どうも」
「今週の金曜、18時から2名、入れるかな」
「金曜18時、2名様ですね。大丈夫だと思います」
その日は在宅勤務が続いているジャン妻の出勤日なのです。18時からだと19時LOまで1時間しかいられないけどな。
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1時間滞在と決めて店でジャン妻と待ち合わせ、店に先に来たら店内ガラガラ、早い時間に必ずいる常連さんおひとりだけだった。
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奥のカウンターテーブルの上に陰性結果をポンと放り出して得意気に見せたらまたムカついてきた。
「本社で私だけ受けさせられたんだよ」
ウチの部署のMTGで上長が「移動が多い社員(開発営業)は今後、受ける方向でいきます」そう言ったのです。私は、嫌だなぁと思って知らん顔してたら、私の前にいた天敵、ソリ合わないオンナが、
「〇〇さん(私のこと)は受けた方がいいですよね」
ソリは私の顔を見もしないで、上長にカオを向けてそう言い放ったんだよ。

https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2021-02-10

「そういうオンナがいるんだよ。余計なことを言うんじゃねぇって思ったよ」
「〇〇さん(私のこと)だけ受けさせられたんですか?」(店主)
「そう。受けた方がいいですよねって言ったオンナは100%内勤なのよ。内勤=安全で、外勤の多い私はキケン、みたいに線引きされたようで気分悪かったけどさ」
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「なになに?なにこれ?検査したのっ?」(ママ)
「させられたのっ」
「ホントだ。セーフだね」
「今のところはね」
「どれくらいで結果出るの?」
「5分くらい。この穴にスポイトで唾液を入れるの。ペペペペッって吐きつけるんじゃないよ。棒みたいなので舌下から唾液を拾って液体に入った容器に入れて、振って、スポイト採ってこの穴に垂らすのさ」
「幾らくらいするの?」
実は金額知らないのだ。会社が一括購入したから。購入したはいいけど在宅勤務者が増えたせいで在庫が余ったらしい。在宅勤務ができない私にいの一番に振られたってことだよ。
「二重線だと陽性なんですか?」
「そう。陽性だったら今ここにいないよ」
「笑」
「自分で線引っ張ったり、白く塗りつぶしたんじゃないよ」
やや遅れてジャン妻がきた。
「何を見せびらかしてるのっ?」
メニューに挟んで置いといた。
(ちなみに昨日3月2日も抗原検査してます。陰性でした。)
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おとおしは、カボチャのそぼろ田楽みたいなもの。カボチャは嫌いなんだけど。
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黒板メニューが少ないな。コロナ禍になる前は15種類のメニューが隙間なくギッシリ書かれてたのに、今は間引いて11種類しかない。さつま揚げはあってもレバ&ハツのタレ焼きがない。チャーハンはあるけどピザもない。
何だか牡蠣と味噌が多いな。
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鶏軟骨のカレー衣揚げ、
スナック菓子かこれは?
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豚角煮とスナックインゲンのチャンプルー、スナックインゲンってスナップインゲンのことか。サヤエンドウ?
ゴーヤが入ってなくてよかった。
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カキと下仁田ネギの小鍋仕立て!
「八丁味噌も縫ってありますわよ」(ママ)
ところが出汁が秀逸で味噌要らないよこれ。出汁だけで充分だよ。
味噌が余ってるに違いない。
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「アナタ何処から直行したの?」(ジャン妻)
「今日のラストは京王線の某駅で、草の者1号と待ち合わせて・・・」
クソ寒いなか駅ホームで打ち合わせしたのだ。
草1号が下りてきたとこ。私に向かってズイズイ歩いてくる。
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寒風吹きすさぶ駅ホームで1号は早口でまくしたてるように私に報告した。
「今後、様式〇については押印が要らないって言ってましたが、窓口に来る者がその会社の社員であることを証明するものを持参してくださいと言われたので。それって何がいいですかね」
この辺りで通過電車が接近してきたのだ。
「運転免許証だと写真があるけど会社証明がないじゃないですか。相手も印鑑証明を持参されても本人と確認するとこまで当方ではできないと言われたので・・・」
電車が近づいてきて1号の声が大きくなっていく・・・
「結局は何も確認しないんじゃないかぁっ!!」
大声、絶叫調になった。
この子はこんなに大きい声を出すのかと。

電車が走り去った。

話の内容は、河野大臣が頑張ってる公の書類の押印無しに関する話なんですよ。窓口で今後は押印不要かどうかを聞いて貰ったの。
「運転免許証より保険証がいいんじゃないか?」
「それも言ったんですけど。」
「保険証には会社名が明記してあるし、届け出右下の法人名と照合すれば問題ない筈だが」
「じゃぁ保険証がいいですね。それには会社の名前が書いてあるし、書類の右下と照らし合わせればOKですね。じゃぁ週明け月曜日に新しい〇〇証が発行されるので再度、行ってきます・・・」
また通過電車が接近してきて、再度1号の報告口調が絶叫調になった。
「月曜日は朝9時に来てくれって言われたんでぇ!!」
通過電車が轟音をあげて走り去っていった。

「通過電車が過ぎるまで待てばいいのに。笑」(ジャン妻)

電車が走り去った。
「お疲れ。今日はありがと」
「じゃぁ週明けに」
普通の声のトーンで戻った。
「見送ろうか」
「いいですよっそんなっ。アタシが見送ります。すぐ上り電車きますよ」
私は時間が気になったが、まさか今いる店に18時早々入るから急いでるとは言えない。
「上り電車が到着します」のアナウンスが聞こえた。「ホラ早く行かないと」私は1号に追いやられ、反対側の上りホームに駆け上がった。すぐ新宿行上り線が来たので飛び乗った。
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1号はホームにいて私を見送ってる。
上り電車で走り去る私に向かって右手を挙げてずーっと手を振っていた。さらの木のMさんのように。
可愛い部下である。
「ふぅ~ん」
ジャン妻はオモシろくなさそうに聞いている。
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鶏のレバカツ、甘だれ名古屋味噌、これ甘味噌タレよりも絶対にタルタルソースの方が合ってる。どうも味噌を消費しようという目論見が出て惜しいことにズレてる感がある。
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ラストオーダー19時前に再度、黒板メニューがデンと置かれた。もうあらかた食べたけど、ダメ押しにまだ何かオーダーさせようと?儲けが足りないのか?
「菜の花とつぶ貝の塩昆布和え」
「菜の花が終わっちゃって」
「ああ、そうか」
諦めかけたら、
「何か考えます」
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「九条ネギにしました」
いいね。ネギ大好きだし。
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つぶ貝、デカい身です。ナマじゃないです。サッとボイルして和えてあります。
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19時過ぎ、出ました。この店も外の照明が消えていた。
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この店も。中にはお客がいたみたい。
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コロナは収束して欲しいが、私たちの外食ライフはコロナ禍の前に戻さなくてもいい気がする。混んだ店で宴会客に混じって飲むのは何だかもうイヤだな。終息しても早い時間から始めて1時間ちょいでサッと上がるパターンでいい気がする。
だけど、早く帰ると、家でまた飲みなおしになって結局は飲み過ぎるんだよな。
この後、緊急事態宣言の期限である2月7日が迫り、政府は首都圏1都3県を含めて11の都道府県に出されている緊急事態宣言を延長した。
そして3月7日が迫っている。解除されるのか、それとも延長か。。。
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18-19 [居酒屋]

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店は空いていた。というか、誰も客がいないじゃないか!
寒々しい店内である。
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入口側のテーブルが私等の為にキープされていた。外から見たら「あ、お客さんいる」がわかるから後から客が入りやすいだろうと。でもお客は入ってこなかったんですよ。私等だけの貸し切りだった。
既に厨房からジューッと音がしている。この店の名物スパムステーキが投入されている。
メニュー載せます。変わってません。
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貼ってあったメニューのある逸品にジャン妻の目が釘付け、何かすぐわかった。
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「カボチャガーリック・・・」
「ええぇ、やっぱりそれかい。ガーリックバターか。う~ん・・・」
私は躊躇した。でも美味かろうなぁ。上大岡のジャガバターを思い出した。あれはガーリックじゃないけど。
「アタシが食べるから」
カボチャはズシッとくるよ。ハーフでお願いした。
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長茄子の1本漬はヒンヤリ、冬場に何でこんな冷たいものをオーダーするかなぁ。
「茄子好きなのよ」
「私はあまり好きじゃない」
「いいのアタシが食べるから」
「カボチャ、茄子、そっちの好きなものばかりじゃないか」
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でも茄子って早く食べないとイロがみるみる変わっていくんですね。
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スパムは熱々、マヨネーズも大量に!
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何気にカキフライがザクザクして美味しかった。これもマヨネーズが大量に。マヨネーズが主役で料理は脇役か。
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ウチの本社、コロナ禍のせいで、出勤体制がやや乱れてきている。
「いて欲しい日に上が誰もいないじゃないの!」(某女性課長)
上の者が率先して在宅勤務する為に承認が遅れて困るんだと。
外線電話が架かってきても、出ているメンバーが少ないので殆どが「折り返し」になります。稀に誰も出る人いないので私が出ることもある。
コロナ奇禍を理由に外客との面談は全て自粛になっている。新規の飛び込み営業電話なんかそれを理由にお断りです。社員は発熱でも風邪でもちょっと体調が悪いと「休め」「待機」「様子見」になりますよ。
で、たまにしか出社しない人がいまして。
「アナタ今日、経理の誰々さんに怒ってたでしょ」(ジャン妻)
「怒っちゃいないが。印刷しっ放しにしないでときどきプリンター(富士ゼロックスの複合機)の様子を見に来いよって言っただけだよ。紙が詰まったり、なくなったりするから」
「あんな言い方して」
「何で知ってるんだ?」
「たまたま近くを通ったのよ。ただでさえアナタの声は響くんだから」
在宅勤務が多い経理の女性が久々に出社して、不在だった3日分の全店日報を一気呵成に大量にドバドバ印刷してこっちの急ぎの印刷のジャマをされたのです。
「紙詰まりになりそうだからそう言ったんだ」
「あの女性は立場が弱い方なんだから」
「知ってるよ」
他社をこっちに吸収したら本社業務も吸収されるので業務の都合上、遠方から通ってる方なのです。頑張ってるのは知ってるけど、うん百枚も一気に印刷するんじゃねぇよって。せめてひと声かけろっての。
「弱い立場の人には優しくしてあげて。それが信条でしょ」
「・・・」
その女性とはその一件以来しばらく口を利かなかった。向こうも話しかけてこなくなった。3月に入った昨日、ようやく何事もなかったように会話したけど。またドバドバと大量に印刷してたね。補充のA4用紙を小脇に抱えてた。
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カボチャガーリックバター、好きな味ですが、どうもカボチャは食感と甘いのがねぇ。サツマイモやジャガイモならいいけど。
ガーリックを大量に摂取すると翌朝危険なので、ハーフサイズでもほどほどに摘まむだけにした。
「この周りにある白いのはガーリックチップ・・・じゃないな」
「ピーナッツじゃない?」
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韓国風おつまみ、韓国海苔にチャンジャとクリームチーズを載せて巻いて食べるんだと。
「チャンジャって何です?」
「タラの内臓をキムチみたいに唐辛子漬けにしたものです」(マスター)
恥ずかしいことにこのトシまでチャンジャというものを知らなかったのですが。
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客がいない。来ない。せめて調理を多くオーダーして、今ある一升瓶を空けてもう1本入れよう。
ポキ、マグロのヅケの筈だがヅケが甘いな。
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そしてラストオーダー、エイヒレ、
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エイヒレを摘まむジャン妻であります。
ジャン妻がエイヒレを摘まむ1-1.jpgジャン妻がエイヒレを摘まむ2-1.jpg
ジャン妻がエイヒレを摘まむ3-1.jpgジャン妻がエイヒレを摘まむ4-1.jpg
このエイヒレが出て19時過ぎたら、厨房の料理人さん2名、マスターと私等を残してさっさと上がりました。あれ?もう帰るの?みたいな。客が私等だけだから洗い物も少なかったみたいだ。
速攻で帰られて残るはマスターひとり。この店の裏話が聞けたけどちょっと書けないなぁ。
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一升瓶ボトル入れました。軽々と持ち上げて注ぐジャン妻です。
ジャン妻が一升瓶を注ぐ1-1.jpgジャン妻が一升瓶を注ぐ2-1.jpg
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外に出たら店外の看板照明は消えていた。
他に全く客がいなかったので寂しく侘しい店内だった。
侘しいといえば!
週刊現代1月23号の記事、与党の2F幹事長さんについて「会食自粛でひとり食べる弁当に不満が爆発寸前」なんて国民感情を逆なでする見出しで記事が載ってたですよ。
「夜は連日びっしり会合の予定が組まれていました。しかしすべてキャンセルとなり、議員宿舎と党本部の幹事長室を行き来する生活を送っています」
「会食ができなくなった2F氏は侘しい生活を送っているという。以前は秘書を務めていた三男のN氏と宿舎で同居していました。しかし18年に奥さんを亡くされてからは、三男を地元和歌山に戻しひとり暮らしをしています。2Fさんは、夜は秘書が用意した弁当を食べているようです。」
2Fさんは夜に人と会いたいのかな。でも2Fさんはお金に不自由しないし、地位や役職からして日頃は人に囲まれてるでしょう。恵まれてますよ。
どんな仕出し弁当を食べてるのか知らないけど、SP連れていいから巷に出て、こういう店に来ればいい。18時から19時まででいいからさ。世間がどういう状況か観にくればいいんだ。
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