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せせらぎ [グルメ]

新橋はオヤジの聖地だった。
今はコロナ禍で廃れた。夜の飲食店で酒を出す店は軒並み休業状態の筈である。
隠れて酒を出してる店はあるかも知れない。実際そういう客引きを見た。
ニュー新橋ビル地下の迷宮に下りて「しん楽」さんを探したらこの日もすぐには見つからず、またしてもシャッター商店街をグルグル彷徨うハメになった。
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やっと見つけたと思ったら、
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やっぱり休業中か。
お母さんがご高齢だからな。閉めて協力金支給受けた方がいいと踏んだのだろうな。
私の脳裏は肉野菜炒めバージョンで凝り固まっているのだが。さて、地下の何処かで済ませるか、地上に出るか。
営ってる店の中から選ぶしかないので歩いてみたら「いらっしゃいませぇ」「如何ですかぁ」の声が聞こえた。
健康で素人さんぽい声だった。この時勢で助けを乞うような声音にも聞こえた。
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地下街は公道でも舗道ともいえないので、店頭にいろいろ飾ってあるわけですよ。客を引かなきゃ、客の目を引いた者勝ちのように必死なのだ。
メニューを見た。肉野菜炒めがあった。生姜焼きもある。アジフライも。焼きそばもある。
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また声がかかった。若い女性だった。ロボコンに雰囲気が似ていた。
「如何ですかぁ」
「そうだねぇ。ここにするかなぁ」
余り期待しないで入ってみた。両の掌をスリスリしながら入ったら、店頭に消毒液ボトルが置いてあって、それで掌を消毒した。
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入口側の席にいます。ALLテーブル席、全て透明のアクリル板で仕切ってあります。
店内はこんな感じ。地下だから薄暗い。背後にはゲーセンがあって、PLAYしている客はいないけどけたたましい音が鳴っている。
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改めてメニュー載せます。
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寂しい客入りだ。小さい店だけにコロナ禍前は満席だっただろうな。マンボウ、非常事態宣言が追い打ちをかけている。
私を招き入れたロボコンおねぇさんが甲斐甲斐しく働いているところ。
ロボコンはご飯をよそって、トレイに載せて、運んで、下げて、洗い場に立って、廊下にお客さんが彷徨ってたらすかさず出てって「如何ですかぁ」呼び込むのに勤しんでいる。
その健気さに打たれていたら、頭上のTVからN経済産業相大臣の名前かK都知事の名前で「休業要請に従わない店には強い姿勢で臨むます」とか何とか、飲食店を脅すような声が聞こえたよ。
要請に従わないのはG-D社のことだと思うけど、居酒屋ランチ中に聞きたくない声や内容だね。お大臣さんに何がわかるんだっていう反駁心が湧きあがった。SP連れてきていいからこういう店に来てみろよと言いたいね。
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肉野菜炒め、キャベツ、タマネギ、もやし、ニンジン、ピーマン、
多少キャベツが固いけど今の時期だからかな。肉も多いし具の種類も多いし、彩もあって悪くない。
野菜がテラテラ光っている。肉野菜炒めは塩胡椒ではいけない。タレでなくてはいけない。醤油でもオイスターソースでもいい。塩胡椒味かなと思ったら皿の底の方にタレが水たまりになっていた。正解です。正しい肉野菜炒めです。
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価格が安いので、肉野菜炒め以外の副菜はそうたいしたことはなかった。
ちぎったレタスとサラダ菜だけのサラダ、水で戻したワカメだけの味噌汁、刻んだ黄色いタクアン、水切りの甘くて小さい冷奴、まぁこんなものかなと。
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でも殆どの店舗がシャッター閉めてるのに、厳しい中をランチ営業だけで乗り切ろうとしているのがわかったよ。
お客を呼び込もうと健気に動いているロボコン女性スタッフ。。。
1000円札1枚渡して、釣り銭受け取って、
「じゃぁ、頑張ってな」
「ハイ、またお願いしますぅ」
ロボコンの声音がやや湿った。
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ロボコンが次のお客さんに声かけしてるところ。ランチ難民の4人組と2人組、全員店に入っていった。よかったね。6人×780円=5000円にも満たないけど。
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さぁ出口に迷ったぞ。またぐるぐる廻るハメになるのか。新橋駅はどっちだ?
殆どの店が閉まっていた。カレーは飲み物、これは有名な店らしいがコンセプトがイマイチわからん。そこだけカレー臭が凄いのだ。
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「アタシ12:30頃、ニュー新橋ビルにいたのよ」(ジャン妻)
「何をしに?」
「3階の皮膚科、いつもの内科さん(かかりつけ女医)さんに相談したら、アタシは皮膚科は素人なのよねぇって言われて」
いつ解体されるかの瀬戸際にいるニュー新橋ビル内のクリニックを勧められたんだとさ。
「11:30に地下にいたよ」
「お婆さんと息子さんが営ってる店?」
「いや、そこは休業中でさ」
宣言は3週間延長になったが、6月21日にシャッターが開くかどうか。
店の名前は「せせらぎ」といいます。地下街が再びお客さんでせせらぐ日は来るのだろうか。
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馬場家の食卓 [居酒屋&人間ドラマ]

いきなりメニュー載せます。
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6月20日まで延長になり、しばらく居酒屋に行けそうにないので、お蔵入りしかけてた記事、写真に火入れして掲載します。
緊急事態宣言の発令前、駆け込みのように連れて行かれた店です。
「そうなる前に是非、〇〇さん(私のこと)をお連れしたかった」
そう誘ってくれたのはK部長、ジャン妻のもど上司さんであります。昭和から平成半ばにかけてのプロレスファンで、社内でその世界にいちばん詳しい人です。
日頃は穏やかに話す方なのであまり喜怒哀楽の怒を出さない人ですが、意外に人間の好き嫌いが多く、普段親しいように見えてる人でも、実はアイツは嫌い!ムカっと来る!〇〇の分際で!そういう負の感情を心中に押し殺して隠し持っている人。
社内の人間関係を遠巻きに俯瞰して見ておられるんだな。
裏の情報通でもある。ディクソンと違って重要なネタを内々にリークしてくれるので私は助かることが多い。
その人に誘われて行った店なのですが、もう場所は覚えていないのです。新橋のどっかの路地から地下に潜ったら、そこに故ジャイアント馬場さんの像がお出迎えしてくれた。
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生前、お履きになってた靴とかも。サイズがデカいです。子猫だったら靴の中に入れそうです。
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サイズ的に国内では手に入らないから外国に行った時についつい買ってしまい、履かない靴の方が何十足も多かったとか。子猫が入って昼寝してたってのも実話らしい。
店内フロアに下りたら地下とは思えない広さ、高さ、リングでも置けそうである。
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レプリカかもしれないが、現役時代のベルト、ガウンが飾られている。
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ディスプレイが2つ3つあって、現役時代のVTRが流れている。
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ジャン妻と3人、斜め向かいになって軽く飲んだのですが、料理はまぁたいしたことなかった。
時勢が許せば複数人数で十六文サイズのハンバーグとか、カレーライスやシチュー、そういのを取り分けて摘まんだ方がいいと思います。
「この店で皆でパァッとやりたかったんですが、そういうわけにもいかなくなりましたね」
グループ向きですね。
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K部長さんは情報通、彼がもたらす前情報や裏情報に私やジャン妻が助けられたことも多い。どういうツテがあるのかわからないがこっちの知らない情報を抑えているんです。
言葉や声音は優しくて丁寧なんだけど、心中何考えてるかわかんないところもあるんだな。話を聞いてて「えっ、あの人のことをそう思ってたんですか」って驚くことが多々ある。
K部長さんも取締役なんだけど最近の取締役の人間関係をよく思っていない。特に昨年の政変でエリア長からナンバー2に抜擢された部長さん(私の異動先の上長さん)に良い感情をお持ちじゃない。
「アイツはガキのクセに」って憤懣やるかたなかった。
確かに私から見ても子供ではある。口の利き方がなってない。エリア長から抜擢されたから、それまで同格だったエリア長、特に男性エリア長からは「上から目線!」評判が悪いのだ。
「ナンバー4とナンバー5を立ててないよね。それでいてナンバー3(うるさ型の毅)のことを怖がってるし」
「私はそのナンバー2の部署に異動願を出してるんですけど」
「別にいいんじゃないですか。〇〇さん(私のこと)はディクソンさん(異動前の上司)の下よりも、仕事の面ではあっちの部署の方が合ってるでしょう」
そこは穏やかだったが、次にこう言ってきた。
「でも〇〇さん(私のこと)はナンバー2のことどう思ってます?好きな上司と言えますか?」
さぁ何て応えようか。
こういうところがコワいのだ。こっちも社内でそれ也の貫目があるからいいけど、人によってはうっかり返事できない内容である。
「好きとは言えないですね。むしろ嫌いかなぁ。」
「でしょう。あのネチネチした言い方がねぇ」
「あっちに移った方が仕事がやりやすいから移るんであって」
たしかにナンバー2はハツラツとはしていない。数字に強いから抜擢されたんじゃないかな。だからジャン妻はやりやすいみたいだけどね。

「ナンバー4とナンバー5を立ててないよね」と仰っているが、私は逆の見方もしている。ナンバー4とナンバー5はナンバー2を軽く見てるのです。彼らの態度に節々に現れている。
ナンバー4とナンバー5は陰ではナンバー2を呼び捨て「さん」付けしてない。その感情は自分らのアタマ越しにジャンプしてナンバー2に収まったからだろう。ナンバー2が顧客からのトラブル処理に対応していても傍から助けたり援護射撃をしようとしない。サーッとその場からいなくなったりするんだな。

K部長さんはディクソンに対してはガマンして付き合ってるといった感じだったな。でもある一件で、非人情なヤツだなと思っている。
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2021-03-16
K部長さんの部下が辞意を表明したが、コロナで退職日を延期になった。ディクソンは「今回だけですよ」と釘を刺したあの一件、まだ根にお持ちのようです。
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こうやって書くとK部長さんは得体の知れない人物のようだが、人情家でもあって、役つきでない一般社員が困っていると必ず助言するし、浮いてる感のある社員には1日1回、必ず声をかけている。
私や毅はそれが職場の私語に見えて「うるせぇなぁ」って思っていたのだが、この日でやや見方を変えた。
「N子さん(ソリの合わないオンナ)はDON子さんを自分のとこに囲って、W美さんと隔ててたでしょう。だから自分は何かあるとW美さんに積極的に声をかけようとしているんです。」
ソリ、DON子、もうひとりの女性がW美です。私はW美を嫌いではないが日頃はあまり話さない。業務が被らないからです。女性3人の私語に入る気もないし、W美も用がない限り話しかけてこなくなった。唯我独尊で孤独な女性なのです。
ソリもDON子も陰ではよく言ってない。
「でもあの子(W美さん)も悪いよ。ロクすっぽ挨拶もしないじゃないですか」
「そう、彼女の態度も悪いんだけどね。でもね・・・」
・・・の後、擁護が続いた。どちらか一方の意見、側面だけで判断しがちだということや、もう反対側の私見を聞いてもいいんだけど、結局は己で判断するしかないということかな。
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VTRで流れる試合は馬場さんの試合ばっかりでしたね。スタンハンセン戦とか。
K部長さんに、私がプロレスファンだった頃、記憶に残ってる試合を挙げてみた。ジャン妻はオモシロくもなさそうに聞いていた。
チャンカー、ビルロビンソンVSモンゴリアンストンパー
最強タッグ特別試合、ハーリー・レイスVSタイガー・ジェット・シン
仲間割れアングルの失敗作、ブルーザーブロディVSジミースヌーカ、
マニアックで通をうならせた、カンナムエキスプレスVSマレンコブラザーズ、
四天王では田上明のファンだったのだが、それも映らない。馬場さんばっかりだった。
「あのVTRは、個人で楽しむ為で、ホントは営業で流しちゃマズくないですか?」と突っ込んだら、この店は馬場さんの奥様、あの有名な元子さん(故人)の甥っ子さんが経営する会社が母体で、馬場さんの肖像権、グッズとかを管理している会社が運営しているそうである。
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私は馬場さんが亡くなってから徐々にプロレスファンからフェイドアウトしていった。見なくなった。
最後に観戦したのは横浜アリーナ、神取忍と北斗晶がタッグを組んだあれだった。
今は暴露本の多さに辟易している。でも語り部は少なくなったね。新間寿さんもご高齢だし。
前田日明さん、キラーカーンさん、高千穂明久さん(カブキ)藤原喜明さんは言ってることが一貫して同じですね。どのインタビューを見ても同じだしね。
桜田一男さん(ケンドーナガサキ)も亡くなった。グレート小鹿さん、タイガー戸口さん、遠く米国から佐藤昭雄さん、語り部は少なくなったものだ。
K部長から裏情報や知らなくてもいいネタを知ったので私は若干混乱した。でもK部長がW美を想う気持ちを知ったので、この日の翌日、K部長さんがW美との私語に私を巻き込んだので、昨日の今日だから私も会話に乗ってあげました。W美はウレシそうだったな。
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上大岡テイクアウト [居酒屋]

店に電話したら、
「お久しぶりです」(ジュニア)
お久しぶりか。あれから行ってないしなぁ。宣言下に突入して延期になっちゃったし。
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2021-04-30
まだ昨日、6月20日まで延期になったし。いつまで我慢を強いられることやら。
「どうも、今はどうなってます?」
「テイクアウトだけ営ってます」
「じゃぁお願いしようかな。ええっと、鶏ネギ4本、レバ4本、ジャガバタ2本」
「ハイ(復唱するジュニア)唐揚げありますよ」
「じゃぁそれも」
「1人前5個なんですよ。それで大丈夫スか?」
「2人前にします」
「!!!」
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行ったら店の前にお客が3人、若い子たち。左暖簾に入ってったぞ。
ノンアルらしい。なるほど店は居酒屋でもアルコールを提供しなければ居酒屋ではなくなり、飲食店になるというわけか。親子丼、焼き鳥丼、唐揚げ、ちと時間は早いけど夕食として成り立つわけね。
私もそうしようかな。
いや、やっぱり止めとこう。ジャン妻にも「テイクアウトしてくから」と言ってあるし。
テイクアウトをしていますよと賢明なアピールが泣けるね。
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こんな設備をどっからか持ってきたんだ。
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では右暖簾から入ります。マスター、ジュニア、ナンバー2、あまり愛想の無い若い女性スタッフと男性スタッフ、5名だった。
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「お世話になりまぁす」
マスクしたマスターは微笑んだようだ。
「飲みに来たいですね」
またマスク越しに笑った。
「(接種)打った?」
「いや、私は事務方だから未だです。ウチの社員で何人か打った者もいますけど。」
私はいつになることやらである。
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「今日、奥様は?」(ジュニア)
「ずっと在宅勤務で、今日久々に出社してるんだけど、美容院に行くから遅くなるとか言うとったですな」
自分で作ったものを食べるのも飽きてくるってボヤいている。昨日の夜はデパ地下の寿司だったからね。
「飲みに行きたいわねぇ、なんて言っとったですよ」
こうなる前は週に2日、多い時で3日は行ってましたからね。それがなくなると寂しいものですよ。酒が恋しいというのもあるけど、店では滞在時間中だけとはいえその店にしかない温もりがあるからね。
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これ見よがしに群馬泉が置いてある。群馬泉が泣いている。。。
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「31日まででしたっけ。解除されたら1日から営ります?」
「う~ん、どうなるかねぇ。全員がこれ(隆々とした上腕にブスッと注射を打つ仕草をしながら)接種してからの方がいいんだけどなぁ」
そうなるのはいつのことだろうか。街中のクリニックにも配布すればいいのではないかな。効率よく回すことを考えるでしょう。公平を期す為とはいえ、間に行政が入るから接種完了が遅れるんじゃないかな。
宣言下、まん延防止のまま東京五輪に突入するだろう。だったら営っちゃえって思ったりする。
我が儘を言わせていただくと、非常事態もマンボウも国民を苦しめるだけで効果が出てないのだから、せめてこういう居酒屋で1時間、1名か2名、それはOKにして欲しいものだ。
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何を言ってもボヤキにしかならないな。
「じゃぁ、また再開したら」
「ハイ、その時が来たらお待ちしていまっス」
引き戸を閉めて出た。まだ外は明るい。
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駅近くのこの店も生き残る為に必死だ。
「テイクアウト如何ですかぁ」
声がかかるし買ってあげたい気はするよ。でも私の手には既にテイクアウトがブラ下がってるんだ。駅チカなんだから頑張って売ってくださいな。
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家でテイクアウトを並べてみたところ。
あれ?レバがタレでやんの。塩でお願い・・・、
・・・ああ、しなかったな。塩ともタレとも言わなかったっけ。
タレはパックから染み出ますね。電車内で横になったかもしれない。車内ニオったかな。そういえば前に座ってた爺さんがヘンなカオをしてたな。
この写真をジャン妻に送ったら「ちゃんと皿に盛りなさい」と返ってきた。ジャン妻は買って持って帰ったそのままの状態で卓上に出すのを嫌う。刺身でも寿司でも焼き鳥でも惣菜でも家の皿に移して出すのです。
なので移し替えました。
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「あ、先に食べてる!」
「美容院の日は先に済ませていいって言ったジャンか」
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さめたジャガイモにバターを塗っても溶けないね。浸みないね。焼き立てのベタベタには負けるな。アタリマエか。
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紫色したボソボソしたのは紫イモのポテサラ、マヨネーズを足したが、ハムとかタマネギとか混じってないのに妙なコクがあるぞ?
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野菜類がそんなに無いので自分で野菜切って、昆布で出汁とって、白出汁のタレを混ぜて野菜鍋をこしらえた。
白菜、キャベツ、長ネギ、タマネギ、エノキ、春菊、肉は無し、これだけ鶏肉があるから。
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ジャン妻は20時半に帰ってきた。
「缶ビールなの?大瓶開けなかったの?」
「家でひとり飲む時は大瓶は開けないんだ。350ml缶でいいんだ」
「せめてグラスにあけたら?」
「そこの錫のグラス」
錫なので温まり難いのです。
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ジャン妻も飲み食いし始めた。レンジでチンしてから。
「バターは?」
「要らないわよ」
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「お店、どうだった?」
「う~ん、どうだったって、その・・・」
見てきたままを話した。写真も見せた。
「群馬泉があるじゃない・・・」
「飲んでないよ」
疑っただろ。
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「この紫色のは何?あ、これ、ニンニク入ってるよ」
やっぱりそうか。ハム、タマネギ、ゆで卵、そういうアクセントが全くないのに、妙にコクがあるんだよな。
「アナタ明日大丈夫?まぁ休み(土曜日)だから平気か」
「まぁこれくらいなら大丈夫かな」
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店には悪いけど、テイクアウトで冷めたネタよりも、目の前で焼いた焼き立ての方が美味いんだよね。
「そりゃそうでしょ」
「・・・」
「言わないの今は」
「ハイ」
ガマンの時、しんぼうの時、こらえどころ、K都知事さんK県知事さん、そしてN大臣さん、いつまでかかるんですかねぇ。
結果が出てないんだから自粛の方針を変えませんか。換気をしてアクリル板置いて、他の客とは間隔を空けて2人まで、滞在時間は1時間、如何でしょう?
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私も行きますっ! [人間ドラマ]

前の上長であるディクソンのデスクは私の左の管理者席で、廊下と事務フロアを結ぶ入口近くにある。「〇〇さん!」
ディクソンが自分の名を呼ばれてギョッとして振り向いた。
そこにBOSSがヌオッと立っていた。
「自分、今から買い出しに行ってきますっ!」
「・・・」
「何時には戻りますっ!」
「あ、そうですか。わかりました」
BOSSは風のように立ち去った。

「何です今のは?」
「さぁ、ああ言われちゃうと、ハイそうですかとしか言えなかった」(ディクソン)
「何を買い出しに行くんでしょうね。」
「う~ん。。。」
「家から電話が架かってきて、奥さんからトイレットペーパーを買ってきてとでも頼まれたのかな」
「苦笑」
まだお中元の時期じゃないが、何か客先への手土産でも買いにいったのかな。BOSSは自分の懐が痛まない贈り物を選別、選定するのが大好きで、よくネットでオーダーしてますよ。
だけど前の席にソリ合わないがいなかったのは幸いだった。今、この場にソリがいようものなら、
「買い出しって何ですかね」、
「仕事ですかね。プライベートですかね」、
「それってBOSSの仕事ですかね」、
ディクソンに向かってうるさくまくし立てるだろう。ディクソンは聞いてるのがイヤになってWCに立つか、珈琲を煎れに立つか、他部署へ雑談しに行くかして席を外す。
すると私が残る。ソリは残った私に向かって話の続きを繰り返すだろう。
私に話すのに飽きたら在宅勤務中のDON子にでも電話して、「BOSSが買い出しに行くって言って出かけたんだよ」そう吹きまくるに決まっているさ。
何やら難しいいカオをしているディクソンと2人でいたら気詰まりになってきたので、港区方面へ外出した。

さて、今日も居酒屋ランチです。都営三田線で港区に向かう途中下車ですよ。
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非常事態宣言の延長で、夜の外飲みが全くできなくなった。ネタストックもなくなり、枯渇してきているんです。
改めて思うのですが、自分って、結構な頻度、回数で外飲みしてたんですね。
お世話になった居酒屋たちが心配だが、営ってないんじゃぁしょうがないしなぁ。
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また夜にこの席に座れるのはいつかな。
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豚ロース塩焼定食、肉厚だがアッサリした塩焼きだった。焼き立てじゃぁないなこれは。
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刻みネギの主張の方が強い気がするな。冷めた肉、冷えた刻みネギ、この店は夜と昼じゃぁ随分と差があるなぁ。夜のメニューでランチできないのかな。
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ジャンは既に異動しています。もうすぐ席替え予定です。
ソリ合わないの前かた離れることになる。やっと、やっとですよ。ついに!
もうさきほどみたいに、BOSSがいきなりオフィスに入ってきても、私自身の名前が呼ばれない限りは知らん顔していいんだ。

ところが。。。
席替えは延期になった。。。
この件は別記事にします。

今日はいなかったソリは、BOSSと表面上は上手く付き合っているが、実は嫌いなのです。
ソリに聞いたことがある。
「何でBOSSが嫌いなのさ。何かあったのか?」
「それはですねぇ」
ソリから返ってきた話だと、私が群馬に飛ばされる2年前かな。BOSSはまだ総務部長で、ソリはBOSSの直属の部下だったのです。その頃の私は支店勤務の応援要員だったので本社に殆どいなかったのですが。
BOSSが関連他社へ副社長で転籍することになった。今思えばウチのBOSSになる為の試金石だったようだが、赴任する前、ソリ合わないが当時のBOSSに業務の引継ぎをお願いしたら、
「必要ありません」
拒否られたというんだな。
「今度、交替で来る部長さんに自分から引き継いでおきます」
ところが交替でやってきた後任の部長さん、人はいいけど総務や経理のズブの素人で、赴任早々ソリにこう言ったそうです。
「自分、全くわからないので任せます」
「???」
「彼(BOSS)が言うには、業務は〇〇さん(ソリ)に全て引き継いだって言ってましたけど」

(―“―;;;) ← ソリのカオ、想像、

「あの時、BOSSはアタシに『引き継ぎは必要ないこっちでやっておきます』って言ったんです。でも交替で来た部長さんは全く存じあげてなくて『自分まったくわからないんで任せます』だったんですよ。だから自分でイチから、いや、ゼロから始めたんです。関連他社の担当者に聞いたりして。」
へぇ、真相はそうだったんだ。任せて貰えたんでしょ。
私はソリがやや傲岸になったのはこの一件が原因だと思うんだな。

私が群馬に飛ばされてそこで水と魚みたいに遊んでたら、BOSSになって戻ってきたんですよ。
「まさかウチのBOSSになって戻ってくるとは思いませんでしたよっ」(ソリ)
根に持ったというか、BOSSに心中深く含むものがあるんだと。今でも多分。

「確かにそういうことをされたらねぇ。信用されてないんだなってなるし。こっちも信用したくないようねぇ」(ジャン妻)

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やっぱり塩味だとご飯がすすまないよ。サイドで生卵をオーダーしといてよかったぜ。
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また別の日、その日はソリが在宅勤務でDON子がいた。外線が鳴った。出たのはディクソン、昨年晩秋に他社からウチの会社に吸収された新店からだった。
「ハイ、ハイ、エッ?」
ディクソンの口から驚いたような、素っ頓狂な声が出た。
「今から行きますっ」
受話器を置いて、私とDON子に言うには、
「〇〇店のWCが壊れて水が漏れだしたそうです。店内が水浸しなので行ってきます」
「業者を呼べばいいじゃないですか」で済むところだが、ディクソンはそれとは別に珍しく現地に行く気満々だったのである。
ディクソンは既存店舗にはよほどの用事が無い限り行かないのです。行くと後で必ずその支店長から、
「なんなんだアイツは?」、
「偉そうに」、
「現場を知らないクセに」、
小さいけれど火種を残してくるのだ。言ってる内容は正論なんだが、言い方が官僚的で上から目線だというんだな。

「アナタ支店の不満に便乗して、一緒になってディクソンの悪口を言ったりしてないでしょうね」(ジャン妻)
「言ってない。仮にも自分とこの上長だからね。下手に迎合すると、〇〇さん(私のこと)もこう言っていたってなりかねないからな」
「じゃぁ何て応えたのよ」
「ディクソンは上から来た人だから現場を知らなくていいんだよ。だからああいう言い方ができるんだ。むしろ感心するよ。誉めちゃいねぇけどなって言った」
「・・・」(ジャン妻)
異動前の話ですよ。異動した今は悪口言ってるかも。いや、言ってません多分。

そのディクソンが他所から移って来た新店にスッ飛んでったのは、既存店には馴染みがなくても、その新店にはウチに来るまでの他社の頃から待遇面談とか従業員説明とかでマメに足を運んでたので、彼なりに情が湧いたんだろうと思う。
WCから水漏れて何しに行ったかというと、業者さんが来るまでの間、溢れた水を雑巾で拭いてバケツに絞って、雑巾を取り換え引っ換えしてたんだと。
「あの人は体育会系らしいよ。だからそういう汚れ仕事に抵抗ないのよ」(ジャン妻)
私は少し悪意に満ちたジョークを放った。
「いい意味での点数稼ぎにはなるわな。」
「・・・」
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ディクソンはスッとんでった。他社からきた支店へ。
そこの従業員は、ウチのシステム、帳票類、社風や文化に慣れるのに時間を要する。不安なのです。だから本社の者がカオを出すのはいいことだと思う。
何かあれば来てくれる、対応してくれる、信頼を得るうえでも最初の頃はそういうのが必要だ。WCの水漏れ、現地ではまだ誰に相談連絡していいかわからないから、ディクソンを選んだんだろう。

これは現場にスッ飛んでったディクソンを持ち上げる記事ではないです。ディクソンが出てって数分後、BOSSがヌッと現れて、
「〇〇さん(ディクソン)は?」
「〇〇店でWCの水が漏れて水浸しだそうです。それに対応しに行かれました」
「〇〇店で水が?」
何かイヤな予感がした。
「だったら私も行きますっ」
「えっ?」
BOSSは強い口調で宣言するように言い放つと、行先ボードにズカズカと歩み寄り、ディクソンの名前の上にある自分の行先欄に「〇〇店」水漏れした支店名を記した。
「いやいや、もう彼(ディクソン)が行ってますから」
「でも自分も行きますっ」
脱兎の如く出てってしまったのである。

「WCの水漏れにBOSS自ら行くなんて」(DON子)
「・・・」
「上長(ディクソン)も行ってるってのに。BOSSは行って何するんですかね」
「さぁな。水汲むとも思えんしな。見舞いかな」
「TOPですよ。ウチってそんな軽い会社なのかと思われますよ」
「確かにそうだな。任せておけばいいのにな」
3.11東日本大震災、K首相自ら福島第二原発に飛んだでしょう。あれじゃないけど、TOPは軽々に飛び出さずとも、ディクソンに任せて本社にデンとしてればいいんだよ。
さすがに本人には言ってない。言えないし。出てっちゃったし。
前にBOSSが支店の従業員から現地でお願いされたことをその場で安請け合いしてOKしてしまったことがあり、店舗営業部はBOSSが支店にカオをだすのをあまり喜ばない。
「できれば店舗に行かないで欲しいってハッキリ言ってますよ」(ソリ合わない)
「それは私も聞いたことがある。でもウチのBOSSなんだから、支店にカオを出して悪い訳はないんだがなぁ」

だけどDON子はソリみたいにBOSSを嫌ってない。まだ途中入社して3年になるかどうかだし、長くいるが為の因縁話もない。
よかったよDON子で。ソリがいなくて・・・

・・・って思ったんですけどっ!

やっぱりDON子もDON子です。在宅勤務で不在なソリに電話してやがる。話のとっかかりは業務上の確認事項だったが、途中から「〇〇店で水が・・・」の話になり「・・・出てっちゃったんですよ~」「ですよねぇ、」「笑、アハハハハ、でも凄い勢いでしたよ」「オホホホホ(笑)」、
妙に長電話になった。どうせ電話の向こうのソリが「なぁんでTOPが自ら行くのぉ」「何をしにぃ。何もできないじゃなぁい」その場にいないクセにいろいろ言ってるんだろ。
私は聞き苦しくなってその場を離れた。
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翌日、ディクソンに言いましたよ。
「昨日はお疲れでした」
「ああどうも。業者が来るまで雑巾とモップでずーっと拭きましたよ」
「下水?」
「いや、下水じゃないですけど、ビルの屋上で雨水を溜めてそれを再利用して流すんですけどそれが破損したみたい。でもまさか後からBOSSが来るとは思わなかった」(ディクソン)

BOSSは自分でも言ってたが「自分はTOPの器じゃないんです」
「だったら下りなよ、下が迷惑するから」とは言わないよ。でもそれを聞かされるこっちは困惑するだけだよ。BOSSはBOSSなんだからさ。BOSSらしくカッコよく振る舞って欲しいものだ。
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入籍ラッシュ [グルメ&人間ドラマ]

今日の記事写真は昨年のものです。コロナ禍で新規ネタが無いので、お蔵入りしかけてた過去写真のストックに、これもお蔵入りしかけてた呟き、ボヤキ、人間ドラマの挿入で凌ぎます。
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「レストランあそお」といいます。財務大臣の麻生さんじゃないですよ。川崎市麻生区役所のレストランです。
このレストランはコロナ禍前はメインメニューの提供が12時スタートという職員優先の態勢だったが、コロナ禍で営業時間を見直したのか、11時に前倒しになった。
でも何だかやる気無さそうなボードだな。
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レストラン内に入ったら営ってるのか営ってないのかわからないくらいに殺風景だった。
紙コップは嫌いだけど、これなら職員さんが洗わなくていいからか。
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かなり絞ったメニュー構成になっていたね。
デミグラスハンバーグ丼、
カツ丼、
ナポリタン、揚げ物付
オムライス、揚げ物付、
うどん、ミニカレー丼付、
見栄えのしない揚げ物付ポークカレー、
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どれも安いね。私は無難にナポリにした。揚げ物付メニューが多いけど、何の揚げ物かは出てみたいとわからないらしい。
今日はコロッケだった。
いつもコロッケかもしれない。
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揚げ置きか、冷凍食品か、冷えて全然だったけど。ナポリはまぁ普通に美味しいというか。普通に美味しくてアタリマエだよな。
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この麻生区に来る前、小田急線沿線の某支店にいたのです。
その支店にそんなに年代の変わらない子が2人いた。レイコ(仮名)サトエ(仮名)2人とも有資格者、若手のホープではあった。前者が2年生、後者が3年生だったかな。逆だったかも知れない。
この2名は同じ支店にいて、そこの女性支店長が私に、
「ウチの子が2名入籍します」
「誰よ?」
「〇〇レイコと、〇〇サトエです。」
「アイツらか。まだ入ったばっかじゃねぇか」
入ったばっかりでもないのです。前述のように2年3年経ってますから。
「おめでたいことですのよ。オホホホ(笑)」
上品な支店長は手を唇に当てて笑ってましたよ。「めでたいのはアンタだよ」って言いかけたけど相手は女性なので思い止まりました。
「氏名変更の手続きを教えてあげてください」
またかよ。私にとってはちっともめでたくなんかないのだ。入籍したら動かす範囲が限られてしまうし、いずれ産休、育休、時短復帰、そういう路線になるんだから。
だけど最近の子は入籍が早いですね。昨年の令和2年に有資格者の社員で入籍した子を数えてみたら12人もいた。いずれも20代半ばから後半の子ですが、4年生が6年生になってから入籍が早くなり数が増えましたね。在学中に2年間費やしているからね。

事務系の社員たちは、入籍しても総務への身上異動、住変、保険証や年金手帳の書き換え、通勤費変更等で済むのですが。
有資格者は、①資格者としての名簿変更の届と、②資格証明証(免許証)の書き換えを行っています。行政に出さなくてはならないのです。
そうしないと新姓での印鑑が使えないし、新姓で保険請求ができないのだ。
②は書き換え手数料がかかるので、行政としては義務ではなく任意なのですが、入籍した社員はハッピーで舞い上がっているのか「いつから新しい名前で印鑑使えますか?」と喜々として私に聞いてくるのだよ。
「資格証明証(免許証)の氏名変更のやり方を教えてあげてください」と言ってきた支店長は女性で3児の母、だから自分だって入籍した時はそういう手続きをしている筈です。
「アナタだって嫁いだ時はやったでしょう」
遥か昔にと言いたかったけどね。
「そんな、もうウン十年前だから忘れてますよ。優しく教えてあげてくださいね。オホホホ(笑)」
品のいい女性支店長は余計な業務負担が増えた私をからかうように微笑んだ。

同じ支店でレイコとサトエ、2人同時に入籍かよ、
まだ2年生と3年生だろ、そんなに早く入籍するなら入社すんなよ、会社としてはモトが取れてねぇんだって心の中で罵りながら休憩室をノックしたら、そこに入籍する2名、レイコとサトエがいた。2人して神妙な面持ちで座ってる。
「入社2年めと3年めでもう入籍かよ。」
もとが取れてないとはさすがに言わなかった。2人にとってはお祝い事だからね。
「示し合わせたかのように2人で入籍してからに。お互い知ってたのか?」
知らなかったという。私が出向くことで初めて「あら?アナタも?」お互い知ったんだって。まぁ察するにコロナ禍の影響でしょうな。

私はレイコとサトエに、入籍して戸籍抄本を貰ってから①資格証明証(免許証)の名簿変更、②書き換え、③書き換え中であることの証明書・・・(・・・書き換え中は旧姓の免許証を返納してしまうので手元に証明するものが残らないから。)その他、面倒な手続き一切を長々と説明した。「申請書をコピーして受付印を貰いなさい」とかね。
2人ともわかったかな。理解力と要領力が要求されるので、個人によって差があるんだよな。
「めんどくさいだろ」
「ハイ」
「大事な資格証明証をいったん返納して新しい名前に書き換えるんだから、その間は君らの資格を証明するものがないんだ。4大卒の給与しかもらえないぞ」
「ええっ!」
「今のは冗談。んなわけないだろ。ったく資格は男女別姓にして欲しいよな。そしたら書き換えなんてしないで済むからね。」
「男性はないですよね」
「過去に男性で婿養子になって書き換えたヤツがいたが滅多にないよ。で、やり方わかった?」
2人はカオを見合わせている。アナタわかった?片方がわかんなかったらもう片方に聞けばいいよね、って思ってるに決まってる。

2人とも①②③の必要性は納得したようだが。
まだ④があるのです。①②③は個人で出すものだが、会社として④を出さなくてはならない。これです。

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これは彼女たちが勤務している支店の変更届です。個人として出す変更書とは別に、会社として出さなくてはならないのです。
この様式でいうところの変更年月日、これは彼女らが入籍した日です。手続きさえすれば、その日からもう新姓で業務印は押せるといっていい。
これを出してから店内のプレート「本日の〇〇師」や待合の掲示物が書き代わり、彼女らは新姓の印鑑が使用できるわけです。
「いつから新しい名前でハンコ使って働けますか?」
「入籍した日からだよ。いつだ?」
「ええっと」

「何だって!」

「・・・」
レイコは8月15日、サトエは8月20日だった。
「1週間違いか?」
「ハイ・・・」
私はゲンナリした。実はこの2名、小田急線に沿ったエリア内の全支店に名前が登録されているのです。今いる常勤支店に40hで他は非常勤で名前が入っている。その支店の数は6店舗あって、2名別々に6店舗分だと、添付書類を併せて結構な分厚い書類一式になるのですよ。
「8日付と15日付で別に作成しなくちゃならないじゃないか」
「・・・」
2人別々で6支店だと、計12通作成するんですよ。
「何で2人別々の日に入籍するんだ。同じ日だったら書類が1通で済むのに」
「も、申し訳ありません、お手数おかけして」
「いや、気にするな、ちと言い過ぎた。謝るこたぁない。(話題を変えて)、2人ともまだ他の支店にも勤務してるよな」
「ハイ、アタシたち、先週も1日行ったし、5月も行く予定が」
「そうか。行ったら新しい名前でやって構わない。会社が、そういうたらい回しみてぇな使い方をしてるからね」

「〇〇さん(私のこと)って、こうやって説明して廻られてるんですか?」
「前は入社時の新人研修で『入籍する際の資格証明証の書き換え』ってのもあったんだけど。それをやるとそれまで眠そうに聞いてたのが我に返ってメモを取り出すんだよな。細かい内容だから個人対応に切り替えたんだ」

私は2人の③と戸籍抄本を預かって、彼女らの名前がある支店全ての窓口に④を出して廻らなくてはならないからその一環で麻生区に来ています。幸いというか、河野大臣が頑張ってくれたおかげで会社員と本人印は要らなくなったけどね。
こういう名変、2ヶ月に1件か2件、不意に入ってくるんですよ。現在も入籍待ちの名変案件が3人いて「教えてください」って言って来ています。本人たちにとっては慶事なんだけど、私は、コイツら業務を増やしやがってからにが先に出てただの一度も「おめでとう」と言ったことがありません。だって入籍は個人都合で会社の工程ではないからです。あくまで手続きとしてしか受けとめていない。
最近も1件問い合わせがあった。
「8月に入籍予定なんですけど。資格の名変を」
「8月!まだ数か月あるじゃねぇか。この先どうなるかわかるもんか」
とは言わなかったですが「月が近づいたら再度連絡くれ」って言いました。

レイコとサトコに説明している時に、ちょっと離れたところにいた昨年の新人さんが耳を澄ませてじーっと聞き入ってましたね。
私はその子にも言ったの。
「聞き耳立ててただろ」
「あ、はい、いけなかったでしょうか」
「いや、構わんよ。いつか君もそういう日が来たら教えるから」
「ハイ」
こいつ絶対に近年入籍するなって思ったよ。そして案の定。。。
私は人事部に「彼氏がいる子は採用すんなよ」って言ったモン。

レイコとサトエに、
「俺はもうこういうの説明するの疲れてきた。今後の後輩たちが入籍したら君たちが説明してくれないかな。」
って言ったら断られました。
「自分たちの手続きだけでいっぱいいっぱいで、一度やったら忘れちゃいます。教えるなんてトテモ無理です。」って言うんだな。
「俺が説明した誰もが口を揃えて、もう2度とこんなめんどくさいことできませんって言ってる」
「1回しかできません」
「2回はあるよ。3回やった人もいる」
「3回というと」
「初婚、離婚、再婚だよ。在職してるから名前は伏せるけど」、
「誰ですか?」
「それは言えないって」
離婚も然りで、変更年月日は前の姓に戻った日からです。私は職掌柄、そういう逆の、もとにもとる手続きにも関わることがある。「離婚したので名変を教えてください」って連絡が架かって来るんですよ。
「前にやっただろ」
「忘れました」
「じゃぁそっちに行くから周りに人がいない時間帯に事務所で」
そういう逆の場合って、こっちが気にするより意外にサバサバしてますね。有資格者の女性は強いですよ。
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ご馳走様でした。ナポリの味はまぁ美味しかったけど、全体的にやる気を感じられないレストランだった。コロナ禍だからだろうけど、民間の飲食店とは違うね。
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レイコはこの春に退職しました。私が「別々に入籍すんなよ」って難癖を言ったからじゃないですよ。人事部は「それが原因では?」とか言ってたけど1年経ってるからね。
退職理由はコロナ禍で怖くなったからだそうです。予防ワクチンも接種したくないらしんだな。
まぁ家庭を優先したってことですよ。サトエはいますけどね。
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電話が繋がらない [人間ドラマ]

5月6日、11時~、T也(仮名)という人と小会議室で打ち合わせをしていた。
11:30になった。
「じゃぁT也さん、〇〇区に申請に行く事前アポを取ってくださいよ」
T也さんなんて名前で呼んでないですよ。苗字で呼んでます。
T也は都内某区役所窓口に電話をかけた。
だが、つながらなかった。
プーッ、プーッ、プーッ、
「話し中ですね」(T也)
「話し中?」
「もうちょっとしたらかけなおしてみます」
それから打ち合わせ中に、11:40、11:50、12:00前、と度々かけてもずーっと話し中なのです。
「番号が間違ってるのかな?」
確認したら合っている。間違いない。
「オカシイですね」
「つながらない?」
「ずっと話し中です。ヘンですねぇ」
受話器が浮いてるのかな。
T也は私みたいにカーッとならないのはいいが、見てると歯痒い。異動前までは何だかノラリクラリしてる人だなぁと遠巻きに見ていたが、異動先で同じ部署内になったらいいところよりもアラの方が如実に見えてきた。コイツ大丈夫かなと思う時がある。
12時過ぎたのでそこで一旦、止めた。
「では今から2時間ほど外出しますが、事前のアポ取っといてください」
「ハイわかりました」
そう言い置いて一旦外出した。12時半頃だったかな。緊急事態宣言下でそこらじゅうの店が閉まっていて、途中、都営三田線の内幸町で下車して、前によく来た店での居酒屋ランチ、
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日替わり、鯖の竜田揚げ定食、
タレカツ丼、タレでなかったら、卵とじだったらいいのに、
地鶏の親子煮、前に食べたことあるけど鶏の胸肉だったんだよな、
おやき重、重なってなくて別皿だったらな、
焼き魚はイワシ明太焼き定食、普通の塩焼きなら。でも焼き魚のイワシって生臭みが口中に残る。今はマスクしてるから尚更ね。
鯖灰干し焼定食、これは日本酒でしょう。
鮭ハラス焼、夜に何回か食べてますが凄いアブラのノリです。
お刺身定食、前に食べたら凍ってたことがあって。
日替わりにしました。
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今は昼だけで夜は営ってない。酒を出せなくなったら酒房じゃなくなるからね。
「お野菜いっぱいありますよ」
女将が満面の造り笑顔でそう言った。
サッと出された鯖の竜田揚げランチ、骨もなくいいサバだけど齧ってみてすぐに気づいた。こりゃ揚げ置きだな。それも幾らか時間が経ってるね。
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2時間くらいして帰社したらT也は自分のデスクにいて、マイペースで作業に勤しんでいる。彼は昨年暮れまではエリア長のひとりだったが、本社中枢にある店舗営業部に抜擢され、ある特定業務についてエリア全体を統括することになった。私もいずれその特定業務のサポートをすることになるのだが、その前に、新規店舗申請が6件あって、2件をうるさ型の取締役である毅が担当、私は残り4件をひとりでやろうとしたら、異動先の店舗運営部長さん(いずれ仮名を、HNを考えます)から、
「T也さんに教えがてらやって貰えますか?」
「いいですよ」
T也はそういう申請をやったことがないので、私がT也に教えるのを兼ねて2人で組むことになった。残り4件を2件ずつね。
部署内の他の連中も「T也さんを毅さんにつけるよりは、〇〇さん(私のこと)の方がマシだろう」と思ったみたいだね。毅はひとりでやってしまって人に教えようとしないが、私は嫌がる草の者たちに少なからず教えてる実績があるからです。意外と私って教え方がソフトなんですよ。
「またそうやってアナタは毅さんを悪役にして、自分はいい役になるんだから」(ジャン妻)
「そんなつもりはない。でも教えるって面倒だな。ひとりで4件全部やった方がいい」
「その為に異動したんでしょ」
異動前は毅と2にで「あっちの部署は自分らでやろうとしない。教えようとしない」ってブゥ垂れていたが、そっちに異動したことでブゥ垂れられなくなったのもある。
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鯖は悪くないけど結局は冷めた魚の揚げものだからねぇ。
二度揚げすると固くなるからねぇ。
最初の1枚はそのまま食べて、次から味変、タレに浸して食べました。それほど酸っぱくないポン酢、刻みネギ入りだった。
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コシヒカリが美味しい。固めに炊いてあってぬくぬくです。熱々じゃない。私は炊き立ての熱々ご飯を好まないヘンな人でもあります。
だからといっていつ炊いたかわかんないメシは御免だけどね。
付け合わせの小鉢は明太マヨのパスタみたいなの、里芋と厚揚、
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味噌汁は。。。
具が麩じゃぁなぁ。業務用の出汁味噌汁ではなさそうだが。
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先に挿話を進めます。食べてから三田線で春日駅まで行き、そこの文京区の窓口ともう1か所、カオを出してから帰社したんだった。
Tはがデスクにいて、書類作成に勤しんでるのはいいが。アポは取れたのかな。
「〇〇区、アポ取れましたか?」
「あ、それがですね」
未だ取れてないという。繋がらないままだと。
「午後になってからも架けてるんですが。ずーっとプーッ、プーッ、プーッ、なんですよ」
T也はノラリクラリ口調でそう応えた。私も架けてみたら確かに話し中で、プーッ、プーッ、がずーっと鳴っている。
このままだとずーっと話し中で終わってしまう。業を煮やした私は窓口の下4桁の番号、0055が話し中なので、0056、0057、0058、0059と当てずっぽうで連番に架けまくった。個人宅に繋がったら謝ればいいやって思った。
0059までかけて繋がらないので、では番号を戻して0051に架けたらつながったんですよ。相手が出たのです。「〇〇区役所、〇〇〇〇課です」って。
捕まえたぞとばかりに私は自分の会社名と名前を名乗って、
「申請に来られる際は事前にアポイントメントを取るようそちらに言われていたのですが、午前11時半から今まで何回も電話をかけてるのにずっと話中で繋がりませんよ」
「え、そうですか?そんなことが」
「でも実際そうなんですよ。だから下4桁の番号に片っ端から架けてたらこの番号で繋がった次第です。担当の誰々さんお席にいますか?」
「今は窓口対応中でして。済み次第折り返し電話します」
私は隣で別の作業をしているT也に目配せして、彼の会社携帯を聞き出して相手に教えた。いったん切った。
「つながりましたよ。折り返しT也さんの携帯にかかって来ます」
「ど、どうやったんですか?」
「下4桁を片っ端から架けまくっても繋がらないから、振り出しの0051に架けたらつながったの」
「ええっ!」
T也は目を剥いた。
「す、すごいですね。そこまで・・・」
T也はそこまでやるのってカオだったが。そしたら前の上長だったディクソンがスッ飛んできて、
「今日から新型コロナワクチン接種受付がスタートしているんで、電話がつながり難くなっているんですよ」
知ったかぶりとは言わないが、訳知り顔で言ってきた。おおかた声の大きい私が「電話が繋がらないぞ」ってクレームでも入れたと心配したんでしょうな。
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後でネット記事を見たら、この日6日、NTT東日本の都内の固定電話への着信が一時的に制限され、利用者がつながり難くなる現象が起きたという。複数自治体が新型コロナウイルスのワクチン接種の電話予約受付を開始したことで、固定電話への着信が制限されたからである。
処理能力を超える電話が集中して通信網が渋滞、パンク状態になるのを輻輳(フクソウ)というんだね。そんな難しい単語初めて知ったよ。読めないし書けないよ。
消防や警察への緊急通報はどうするのかと思ったらそれは対象外らしい。それ以外の多くの固定電話がつながり難くなったのである。
ネット記事には「家庭や企業だけでなく、コロナ対応をしている保健所や病院なども影響を受けた可能性がある。」
「ネットに不慣れな高齢者がいっせいに受け付け電話にかけたことが想定される。」
「つながり難いときに何度もかけ直すと、通信網の渋滞状況が悪化する。」
まさにこれです。だから繋がらなかった。たまたま私の電話を受けた人もその時は知らなかったようだね。
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「でもディクソンが『今日は繋がり難い日です』なぁんて言ってきてもなぁ。こっちは相手に繋げてアポを取るのが目的だからさぁ」
「相手に忖度してもしょうがないのに。そんなのでしかアピールできないんだね。こっちは仕事なのにさ」(ジャン妻)
ディクソンを認めていないジャン妻は冷たく言い放った。
そして都と大阪で大規模接種が始まろうとしている。また今日辺りから電話が繋がり難くなるのかなぁ。
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閉店にまつわるエピソード [グルメ&人間ドラマ]

コロナ禍で新ネタが少ないので、お蔵入り仕掛けてた店の写真を取り上げてお茶を濁します。
料理写真の間に経験ドラマを挿入します。
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京王線と多摩モノレールが十字クロスしている高幡不動駅にあったこの店は3月10日で閉店しています。
私が入ったこの日は2月19日の11:30頃、コロナ禍のせいで店内はガラガラに空いていた。
初めての訪問が最後になってしまったのですが。
京王電鉄の関連会社が展開しているのにそれでも維持できなかったか。
2月19日訪問で3月10日だと残り1ヶ月を切っていたんだね。従業員さんたちは閉店の告知を受けていたのだろうか。
今思えば、店長さんクラスの男性の口から出るパート女性への指示が険しかった気がする。
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高幡不動店は改札を高幡不動側に出て、エスカレータで降りた1階にあった。見つけ難い曲り道にあって、探さないとわからない。あまり陽が当たらない場所にある。
入ろうかどうしようか迷っている男女、入らないで他へ行っちゃった、
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ボードが幾つか出ていた。
三元豚ならよく目に入りますが、四元豚なんて初めて見た。
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レギュラーのこっちは三元豚、その値段の差は190円、
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オムカレーの種類が多い、私はオムカレーって苦手です。別々がいいです。富士そばに「カレーカツ丼」っていう超高カロリーメニューがあるでしょう。ああいうのもどっちつかずで別々がいいんじゃないかなぁって思う。
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アンガスビーフ?ハントンライス風?
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今のご時勢だからテイクアウトはあって当然で、他、店内限定700円以上ワンドリンクサービス「お弁同できます」頑張ってたようですね。それと高幡不動店はC&Cにしては珍しいドリンクバーがあった。ドリンクバーはフロアにテーブル席がないと導入できない。コの字カウンター席だけではそこに座ったままで終わってしまうので動線が取れないからね。
サラダを追加した私は700円を超過したのでドリンクバーを利用することなく、前述の700円以上ワンドリンクをススメられた。
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またしてもタッチパネルの券売機に対応できず、小太りの女性店員さんに教わる始末、ソース多めのボタンがイマイチわからなかった。
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冷えて乾いたサラダ、いつ切ったんだろうなこのキャベツは?
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カツ、タッチパネルに戸惑って三元豚か四元豚か忘れましたが三元だろうな。まぁ揚げ置きだねこれは。どっかの工場で揚げて置いといたのをレンチンしたのだろう。それでも冷めてたけど。
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ルゥ、ソースはまぁまぁですな。CoCo壱みたいにビシャビシャじゃないし。
ジャガイモ、ニンジンのカレーが恋しいな。

冒頭に書いたように、ここC&C高幡不動店は閉店しています。カタチあるものはいつか無くなる。未来永劫存続するものなどない。私もここ1年弱で自社支店の閉店に数回関わっています。コロナ禍で合理化に走ったといっていい。

エピソード①、23区の某区、Z女史がいた支店、これは前に載せたね。
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2020-11-04
そこで16年女王で君臨していた女史は別支店に異動、自分よりやや若いT女史の下に就いている。
時々行きますが、見てるとかつての女王様も形無しですね。

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エピソード②、前に登場した山女Uがいた新宿区の支店。登山の上級者の山女Uは40歳で入籍して西東京に転居、異動後に新宿区の支店はクローズした。その店はバブル時期の建物なのでヘンな形状をしてたから現状復帰工事に結構な金がかかったらしい。
現在Uは1児の母で中央線沿線の某支店でフルタイム勤務しています。出産時にここ高幡不動で安産祈願のお札、御守を持ってったんだよ。Uのヤツは高幡不動がそういうご利益があることを知らなかった。
Uは異動先でプチパワハラを受けたが私と1計を案じた。Uは私を支店に呼んで、昔からの長い付き合いをベタベタと見せびらかしたらパワハラの鉾先が収まったから笑える。
「アタシのバックには本社の〇〇さん(私のこと)がいるんだぞってね。笑」(U)
「もう子供が産まれたんだから登山は止めろっ」
「ヘヘヘ(笑)しばらく引退ですね」(U)

エピソード③、東京都町田市郊外の支店がクローズした。そこにいた女性店長は閉店した後すぐ定年になり、雇用継続することなくアッサリ退職した。
最終勤務日に花を持ってった。店内で渡すのは恥ずかしいので外に呼び出した。そしたら、
「アタシ、医療人に向いてないんで〇〇の世界に戻りますっ」
定年まで同じ業種を勤め上げたのに「向いてない」って言われて面食らった。〇〇とは何かの武道でしたね。空手か拳法か骨法か忘れましたが、有段者で子供たちに教えるんだって。思えば確かにそれっぽい動作、所作でしたな。声もムダに大きく、
「かぶれですねっ」
「水虫ですねっ」
「痒くてもかいちゃダメですよっ」
ウスッ!みたいな気合を込めて投薬してたな。
「アタシなんかに花いいんですかぁ?」その声もデカかった。これまでの人生で花なんて貰ったことないんだろう。
草の者17号、AYAKAはその武道オンナの片腕だったが、閉店したことでフリーになり、主任に抜擢されてエリア内を廻っている。

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エピソード④、昨年初冬に23区のさる支店がクローズした。そこの従業員は他支店に分散異動されてスムーズにいったのですが。
閉店作業を任された取締役ナンバー5が、閉店する支店を管轄していたエリア長Aに雑な指示の仕方をした。エリア長Aはそこから運び出した什器類を、取締役ナンバー3の毅が管理する倉庫内に搬送したはいいが、管理者の毅を通さなかったのです。
ナンバー5とエリア長Aは、それまで毅が資材番号を付けて規格別に整理整頓して置いてあった倉庫内にあったものを雑に動かして空きスペースを作り、閉店店舗の什器類を力づくで放り込んだので、倉庫内がグチャグチャになってしまった。
社内イチ几帳面でうるさ型の毅は、自分が整理整頓しといた倉庫を荒らされてカンカンに激怒した。

ヤヤコシイことに、その倉庫は別の支店に隣接しています。その支店を管轄するエリア長Bがいるのですよ。
エリア長同士の関係でエリア長Aはエリア長Bに「そっちで管理している支店隣の倉庫に運びますから」と連絡はしたが、エリア長Bは倉庫に隣接する支店を管轄するけど、隣接する倉庫は毅の管轄でエリア長Bの管轄外なんだよな。
エリア長Aは、取締役ナンバー5から指示されてその通りにやっただけなのだが、毅から「勝手に入れるんじゃないっ」怒られた。
エリア長Bは「お前の管轄は支店だろ。倉庫は・・・」
エリア長2人は毅に怒鳴られただけで済んだが、この件尾を引いて、毅はナンバー5と今日まで口を利いてないそうです。
閉店で倉庫に搬送、保管した什器は、モノが新しければ新規オープンする支店に再利用する。今年になってから毅は倉庫に行って、もともと自分が整理したけど散らかされた什器類と「勝手に放り込みやがって」の什器類を運び出して新店に搬送した。
立ち会ったエリア長Bに聞いたら憮然としていたそうです。取締役同士が不仲で通じてないと下の者が困るんだよね。
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ここまで書いてお開きにしようとしたが、思い出したことがある。エピソード⑤は閉店というか、いち支店を他社に売却したケース。
そこで働いていたひとりの事務員さんでC子(仮名)という子がすぐ近所にお住まいで、ウチを退職、買収する側の他社に移って今の店舗に残りたいというんだな。
私は止めたんですよ。こういうケースは先方が口約束を守られないケースがあるからね。
私はC子を別室に呼んで、
「相手の会社は信用できるのかな。これまでの雇用条件や保険とか福利厚生とかを守ればいいが。ウチの社に残って他店へ異動した方がいいんじゃないか?」
不安を煽ったようなものだが、この時私は社内的な打算ではなく、本気でC子を心配して言ったんだと思う。
C子が移籍することは事業譲渡契約事項に入っていなかった。先方がこれまで同様の条件を遵守するかどうかは移ってみないとわからない。わかったからといってもこっちは売却支店とC子を手放した後なのでその時になったらもうどうしようもない。
だがC子は社内でも過去に異動したことが全くない子で、異動に難色を示した。他社に移るってでもどうしても今の支店に残りたいという。会社側はそれをのんだ。
「向こう(買収する会社)が不履行するようだったら、また戻って来いよ」
私にしては珍しく温情を出して別れた。

私はその支店の廃止届を行政に出してハイサヨナラで終わった筈だったが。
半年経って東京本社にC子が現れたんですよ。
小会議室からC子、ソリ合わないオンナ、C子と親しかった経理部長(ジャン妻のもと上司さん)C子が辞める前の直属上司、計4人でゾロゾロ出てきたんです。
ピーンと来た。やっぱり先方では上手くいかなかったか、条件が反故にされたんだなと。
C子も私に気づいた。でも目を伏せている。「見つかっちゃったぁ」ってな感じです。
私は眉間が険しくなった。
つい言ってしまったんです。
「ほれみろっ!」
「・・・」
「だから言ったじゃねぇかっ!」
「・・・」
C子は小さく頷いた。
「優しく、優しくしてあげてくださいっ」(ソリが合わない)
「フンっ」
C子はすまなそうに、申し訳なさそうにソリが合わない他とランチに出ていった。復職のお祝いランチだが何だか知らないが「戻って来れてよかったね」って。
出ていく時に「あの人はあんな言い方してるけど・・・」誰かの声が聞こえてドアがバタンと閉まったよ。・・・の後は「喜んでるんだと思うよ」だとしておこう。

次に支店でC子に会ったときからはもう何事も無かったように普通に接しています。残念なのは退職、復職だと当然ながらそれまでの勤続年数がご破算になってしまったこと。あのままいれば10年表彰は確実だったのに。
草の者候補(主任)にも名前が挙がったのですが「自分は1回、我儘で辞めてるので」でボツになった。
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ご馳走様でした。ここ高幡店は一期一会で終わってしまった。C&Cは成子坂店を利用したことがある。成子坂店はコの字カウンターだけなのでドリンクバーはありません。
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2020-12-10-1
C&Cはどうしちゃったのか、高幡店、新宿カレー西新宿1号店、永山店、府中店がクローズしている。
閉店には負のパワーが要るのです。傷を負わない閉店などないのだ。そこには利用者側から見えない人間ドラマがあるあるなのです。
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弱気の草、強気の草、 [グルメ&人間ドラマ]

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滅多に喫茶店なんぞに行かない私ですが。
パンが、サンドが食べたくなって。
コンビニやJR売店のサンドはマヨネーズがビチャビチャ過ぎるんだよな。あれは付け過ぎだよ。(どの口が言うかって?)
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以前に入ったことのある喫茶店に上がったんですよ。久しぶりに入ったら当然のようにアクリル板で仕切ってあった。今の時勢だと喫茶店でも会話は慎まなくてはいけないのかな。
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https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2020-01-10
過去記事ではマスターがハムサンドにハムを入れ忘れて野菜サンドになっちゃったんだよな。マスターはハム入れ忘れ事件を覚えていて、
「前にありましたねぇ。私がハムを入れ忘れて」
「そういういこともありましたな」
「今日は大丈夫ですよ」
大丈夫ったって、今日のオーダーはミックスサンドだよ。ポイルドエッグとハムはさすがに忘れないでしょ。
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私はツナ、ハム、チーズ、タマゴ、どれも好きですが、トマトは要らない。サンドが、パンがベチャッとなるのがイヤなんだ。
「トマト別ですよね」
憶えてくれたんだ。サラダに移してくれた。
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モグモグ食べてたら草の者2号からCメールが届いた。合間にサンドの写真を挿入しながら人間ドラマに突入します。
私が草たちと同じ部署に異動したことで、草の者たちは陰の部下ではなくなったのですが、現在14人、ナンバリングは1号から19号までいます。番号ひと桁の連中でよく登場するのは子飼いの1号、優秀な3号、本社に抜擢されたもと4号、男勝りの5号、嫁いで職制から引いたが自分が今いる支店単独のブツだけ対応できるもと6号、たまに8号かな。
もと7号、もと10号は退職したし、9号はできない理由を先にズラズラ並べるのでこっちから依頼しなくなった。
おや?1人抜けてますね。2号ですよ。
2号は登場しないね。2号は古参のクセにお~っとりして、自分から私に「やります」って言ってきたことが皆無なのです。私が業務を振って初めて「あ、これもそうですね、だったらこれも必要ですよね」って気がつく子なのです。
私よりもそっちから気が付いて洗い出して、私に「これ忘れてますよ」ぐらい言ってこないといけないよって諭しても一向に改善しない。性格かもしれない。

その2号からきたCメールの内容は、

「〇〇区に出しに行ったら押印が無いので受理されませんでした。ちょうど、支店に〇〇部長さんがいらしたので、〇〇さん(私のこと)宛に託しましたので押印のうえ、再送よろしくお願いします」

サンドの味がしなくなった。
思いっ切りため息が出たよ。
2号め、あのバカめ、
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自分で自分のカオを見てないけど、ミックスサンドを齧る私の眉間はかなり険しくなった筈である。悪相になったといっていい。
ったくしょうがねぇなぁ、他に客がいないのを幸い、
「電話してもいいですかな」
「あ、いいですよ」
他にお客さんいたらしませんでしたよ。この店は2階にあるから、いったん外に出るとなると階段下りて、下の細い路地に出なくちゃならないからね。
2号の不甲斐なさ、気の弱さにカッと来たんだけど、幸いというかサンドでお腹をいくらか落ち着いたのでやや冷静になれたよ。空腹で叱るのはよくない。
まず、2号が出向いて不受理だった〇〇区の担当者に電話した。こっちの会社名を名乗って「さきほど弊社の女性社員が持参した届け出についてですが」から始まり「押印が無くて不受理だったと連絡を受けました。同様の届をそちら〇〇区以外の23区や、神奈川千葉埼玉群馬といった他県では押印無しで受理されているのですが、〇〇区さんでは押印が無いと受けていただけないのでしょうか?」
そしたら担当官は何って言ったかというと。

「あ、そういうことでしたら受け付けます」

2号が不首尾だった相手の担当官は、私が言った台詞「そちら〇〇区以外の23区、神奈川千葉埼玉群馬といった他県では押印無しで受理されているのですが」←この部分を「さきほどお見えになった女性の方はそこまで仰らなかったのでお返ししました」というんだな。2号は「あ、こちらではそうなんですね」と黙って引き下がっちゃったんですよ。
確かに相手も気が利かないなと思うところはあるが。それぐらいの台詞、食い下がり方は、1号、3号、5号、8号はとっくに言えるようになってます。食い下がってでも1回で済ませようと、その場で受理して貰おうと頑張るわけよ。
「上手くいきましたよ」って得意満面で私に報告したいからですよ。不首尾で持ち帰ったなんてのは恥だと思ってるからね。
2号め、引き下がる前にせめてその場で私に電話すりゃいいのに。
他の草たちは、不首尾だったり、雲行きがアヤしいと私に連絡よこしますよ。そこで私が電話に出て、相手に替わって貰って「何とかお願いします云々」って交渉します。することで草たちは私から盗んで会得していくわけよ。
草たちは経験値の差が合って、後から草になった子はそこまで強く言えない子もいるけどさ。2号だから抜擢された附番で言えばナンバー2なわけで。そこで引き下がっちゃァダメなんだ。
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私は〇〇区の担当官から「そういうことでしたら次回はお受けします」という言質を取って、相手の名前も聞いています。そのうで2号に電話した。
「あのさ」
「ハイ」(2号)
「引き下がっちゃダメだよ」
「えっ?」
「〇〇区に電話したら今日の人が出たけどさ。そちら〇〇区以外の23区や、神奈川千葉埼玉群馬といった他県では押印無しで受理されているのですがって言わなかったでしょ」
「言いませんでした。あぁ〇〇区ではダメなんだなぁって」
「それをその場で言わなきゃ。今日の担当官は、さきほどお見えになった女性の方はそこまでおっしゃらなかったので受けませんでしたってさ」
「ええええええええええっ!!」
「他では押印無しなんですよって言って、では同じ書類をさきほど持参した同じ女性が再度お持ちしてもよろしいですか、受けていただけますかって言ったら、お受けしますってさ」
「嘘ぉ~、そうなんですかぁ。あ、でも、書類、たまたま支店に来てた本社の人に渡しちゃったんです」
「よりによって部長に預けたんだって?」
「ハイ。〇〇さん(私のこと)にお渡しくださいってやっちゃいました」
部長クラスをメールボーイに使うとはね。

「で、どうする?」
「???」
「書類は私んとこに戻ってきて、次は私が出向くんかい?それともそっちで最後までケリつけるか?」
「ハイッ、自分がやりますっ」
さすがに火が点いたようだね。
「頼むよ。リベンジしてきてくれ」
「ハイッ!」

この日の夜、ジャン妻が私に言うには「今日、〇〇部長さんとお話したんだけど、彼、ブルーレターパックで何か発送してたわよ」
それは2号から一旦預かった私宛の書類で、結局2号がリベンジする為にブルーレターパックで戻すハメになったのだ。

ここまでにしておけばよかったのですが。
「相手と喧嘩するこたぁないが、1号や5号みてぇに強気で行かなきゃ」
「ハイ・・・」シュン。。。
「1号や5号は強気なのに、お前は古参のクセ何て体たらくだ」みたいに伝わったかなぁ。比較して傷つけたかもしれないな。
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発奮した2号は後日にリベンジをするにはしたが、前回の担当官の名前を知ってるクセに、その人がいない日に再訪しちゃったんですよ。
事前にいるかいないか確認しなかったのです。別の人が対応したらしいが、前回と同じ人だったら省略できたのを再度、別の人に提示するハメになったそうです。
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これには後日譚があって。
強気の草1号との会話、
「こないだ2号がさぁ、相手にこれこれこう言われて黙って引き下がっちゃったんだよ」
「ええっ、そりゃダメでしょ」
「せめてその場で私に電話くれりゃぁいいものを。書類持って帰って来ちゃったんだ」
「ダ、ダ、ダ、」
「ダがどうした?」
「ダ、ダぁメだよぅ〇〇さぁん(2号の本名)、そこで引き下がっちゃぁダぁメだよぅ」
そんなんじゃぁ不甲斐ないと言わんばかりである。そして次に出た言葉が、
「闘わなきゃ!」
「闘う?」
「闘うんですよ。そこで引き下がっちゃぁダメっ!」
別に戦わなくてもいいんだけどね。オモシロくなった私はつい悪ノリしてしまい「1号や5号みてぇに強気で行けって言っちゃった」それをあろうことかその場で1号本人に喋ってしまったのです。
「ちょっ!ちょっ!ちょっ!」
このちょっ!ちょっ!は草1号の口癖で、これが出ると大概は慌てふためいているか焦っているかなんですが。
「ちょっと〇〇さんっ!」
「???」
「アタシみたいに強気って何っ!」
「あ、いや、」
「アタシのことをそういうオンナだと思ってたんですかっ!」
「・・・」

だって、闘わなきゃダメって言ったジャンか。
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中華屋で豚汁 [グルメ]

西武池袋線で練馬区を廻っています。
この辺り一帯はO美(草の者1号)の担当なのですが。草1号が新規OPENした新店に取られてしまい、1~2ヶ月身動きが取れなくなった。動けるようになるには、既存店から動かした女性事務員が新店の業務に慣れてからになる。
女性事務員を引き抜かれた既存店には新人を入れた。こういうのを玉突き人事というそうだが、如何せん未経験者の新人なので、その新人を教育中の草の者8号が動けなくなる始末。
しばらく1号と8号は動けないな、自分でやろうと思ったが、その私の慮りが1号と8号に伝わると、彼女らは意地になって「いきますっ!」と言いかねない。すると店のシフトに穴が開いてしまうので、さてどうしたものかと。
彼女らに言わなきゃいいんだ。内緒で、黙って、自分でやってしまおうと。西武池袋線沿線、練馬駅、石神井公園、大泉学園駅の辺りをウロついた。
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大泉学園駅南口のロータリーから見下ろすあの店。
消費増税前から一貫して価格固定のすごい店です。家族4人で営ってるからだと思う。前に貼ってあった出前バイトの募集張り紙はなくなってた。ものにならなかったか、教えてやらせるくらいなら自分らでやった方が早いと踏んだか。
なので心配された先代、おとーさんもまだ現役です。
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「素敵なネクタイねぇ」(店のママ)
この日は新しいハデなネクタイをしてきたのだ。朱色の花柄のネクタイです。JR新橋駅の地下コンコースで期間限定で出店した出店で購入したの。
「ウチ、着物屋さんですのよ」
「同じ柄は他に何処にもありませんのよ」
「あと今日と明日で終わりなんですのよ」
出店のオバちゃんのセールストークに引っ掛かって3本も衝動買いしたのだ。この日、ウチの各支店を3か所ほど廻ったら女性陣に好評で気を良くしたよ。
こんな派手な柄タイを締めたからには立ち食い蕎麦なんて入れないなって思った。タイを汚さないようにしないといけない。
「出店でネクタイ・・・」
ジャン妻は眉をしかめた。何よそのガラはと。
「スーツを買いましょうよ。何着かくたびれてきたし」
「でも売り場がさぁ」
東京都のK都知事さんは、営業売り場を拡大する百貨店に対して生活必需品の範囲を守るよう協力を求めただろ。
「いわゆる高級衣料品などについては生活必需品にあたらない旨、これは国から明確に通知されている。百貨店にはこの趣旨ご理解のうえでご協力頂きたい」
百貨店はスーツ売り場を閉鎖してるのかな。購入できないんじゃないか。
「試着室がダメなのかな」
「いやぁ、そうじゃないと思うよ。百貨店で買い物した後、どこか飲食店へ流れるのを懸念してるんでしょう」(ジャン妻)
酒も出さないのにか。ふぅ~ん、ではK都知事さんよ。東京五輪って生活必需品なのですか?無くても生活できますよね。
オーダースーツは生活必需品じゃないってか。わかりましたよ。コナカかアオキならいいんだね。緑のタヌキみたいなジャケット着てるアナタに勝手に決められてもね。こっちは身だしなみがウルサい会社にいるんだよ。
まぁ政治ネタはこれぐらいにしておこう。
厨房には先代のおとーさん、屈強の兄弟(勝手に兄弟と思っている)いつも変わらぬ4人、炒め、揚げ、茹で、スープ移し、ご飯よそい、流れるような連携を見たかったのだが、厨房とカウンター側の境目はガードされ前みたいにオープンではなくなった。カウンター席は透明でないアクリル板で仕切られている。
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メニュー載せますが過去の写真です。価格は変わっていません。
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ママが出前の電話に出てるがイマイチわからないらしいので出前に詳しい兄弟に代わった。新しい出前先らしく、地図を見ながら調べてる。
兄弟は厨房に戻ってもうひとりの兄弟に耳打ち。(どっりが兄で弟かわからないのだ。)場所を知ってるかどうか、あの辺りの目印は何?何時の時間帯は進入禁止、調理の手を止めないで綿密な打ち合わせをしてた。
左隣の先客さんは、昼ビール(この時は宣言下ではなかった)餃子、後からカツ丼、私も注文したことがあるが、カツは揚げ置きではなくその場で揚げます。
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ママが持ってきた。
「はいチャーハン豚汁ぅ」
そしたら厨房から兄弟の声が飛んだ。
「逆っ!」
緊張が走った。ママは右にチャーハン、左に豚汁の配置でお盆を置いたら、兄弟からピシッと声が飛んだのです。
こういう配置になりました。私はどっちが右でも左でも構わないがね。ママはややシュンとなっちゃった。
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中華の豚汁だから大根や里芋といった根菜累はないです。蒟蒻もない。ニンジンもスライスされている。葉野菜が主です。白菜、玉葱、長ネギ、ニラ、タケノコも入ってる。中華で使う野菜で占められている。
少なくない豚こま肉と豆腐も。味噌は味噌ラーメンの業務用味噌かな。
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豚汁をあらかた片付けてからチャーハンにとりかかった。薄味です。
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シュンとしたママが厨房に引っ込んじゃったので、「逆っ!」って緊張走らせた兄弟が出てきてレジ打ってくれた。
「家の豚汁より美味いよ」
「いやぁ、そりゃベースになるスープが違いますから」
家庭の豚汁ではないですよと自信満々であった。
昨年だったか、この店でこの中華豚汁を2杯食べてから覚えられたフシがある。
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「練馬区、済ませといたから」
「あ、すみません、行ってくださったんですね」(草1号)
声のトーンが小さいな。
「来月になったら動けます。でもこっちに事務員さんを引き抜いたことで、向こう(草8号)に迷惑かけちゃって」
でも引き抜いたのは1号じゃない。店舗運営部の人事会議でエリア長が決めたことだ。異動の仕方にヘタを打った結果になったようだが、お前さんの責任じゃないし気に病むこともなかろ。
「何だか元気がなかった」
「それはアナタの業務を請け負えなかったすみません感があるんじゃない?」(ジャン妻)
「・・・」
「もうすぐ同じ部署になるんだから」
今はもう同じ部署ですが。もう1譚、草の者1号が強気に出た話を。(続く)
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中華屋で生姜焼 [グルメ]

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この中華屋はいきなり見つけて飛び込みで入りました。
横須賀市内と三浦半島の支店を廻っていたのですが、その途中で自分が抱えてる都内の案件(※)で4件着信があって、京急堀ノ内駅でいったんホームに下りたのです。
電車の走行音がうるさいし、京急堀ノ内駅構内が狭くて、通話していると他人から白い目で見られかねないので、改札外へ出て対応してたの。
10時30分から業務電話しながらその辺りを熊みたいにウロウロと歩き回ってた。
駅前に食堂があったと思って近づいたら弁当屋で、どうも京急堀ノ内駅界隈は食事ができるところが少ないと踏んだ。そしたら見つけた。この界隈に住んでる人には悪いが、こんなところに中華料理屋が?だったのです。
最初の電話対応が10時30分だったが、同じような内容を合計4件対応してたら11:00過ぎちゃったという。仕方なく?駅からは直接見えないこの店に入った。
最初はかなり躊躇した。こういう店は大陸か半島から来た人が営ってるだろうし、向こうの言葉で会話してるから何を喋ってるのかわからないし、愛想もそんなに無いだろうなと。
居心地もそんなに期待できないだろうなと踏んだ。まぁ食べられりゃいいやってね。
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ランチボードメニューを見てたら中にいるスタッフと目が合った。でも外に出てきて「いらっしゃいませ」と言われるわけもなく、じーっと見てました。
しゃーない、入ろうか。店内は広くはなかった。座敷が2卓、私はカウンター席、後で気が付いたら2階もあって宴会用だったがシャッターが閉まっていたね。
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赤壁のような壁にメニュー写真がベタベタと。
メニュー看板だけ見ると私の苦手な辛い四川風かなと感じさせられるのですが。店内メニューを見たらそうではないようだ。
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若いスタッフ、ひとりが接客、配膳、会計、もうひとりで調理、おそらく2人とも調理できますね。お2人は中国語を話していたので来日して帰化されたか。
フロア係はまぁまぁの笑顔、愛想だが、調理人はムスッとして愛想もへったくれもなかったね。一見の客には冷たいのかなぁ。
行き当たりばったりのランチですが。こういう店で「ラーメン&半炒飯」という後で後悔する選択はしないでおこう。本格中華の店のようだが、ランチメニューに豚生姜焼があったのです。
和式中華かもしれない。それもボリュームたっぷりのね。
ラミネートされたグランドメニュー、菜譜を載せます。前菜、海鮮、野菜、豆腐、豚肉、鶏肉、牛肉、麺類、ご飯、丼、スープ、セット、コース、と続きます。
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いつも、何処の店でも思うのですが。これだけの種類の料理を基本、ひとりで調理できるなんて、向こうの人って凄いですね。
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ライスが多いですな。若女将やオバちゃんが盛るご飯は白い茶碗か丼の縁を擦り切るように平に出される店があるが、盛り上がってました。やはり男性が、若者がよそうと多いね。
でも生姜焼の量と比べてみて、下手したらご飯が余るなと思った。
スープが美味しい。ラーメンを食べてみたくなる味だ。
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ザーサイ、ピリ辛、これがあって助かったというか。後で余ったご飯のおかずにしました。
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どうしてこういう店は杏仁豆腐を出したがるのだろうか。女性客を引く為かな。
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何故か湯気がモワァ、
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湯気をフンっと鼻息で吹き飛ばす、
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生姜焼、豚バラ肉にタマネギ、細い野菜はネギだったかモヤシだったか忘れた。
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キャベツの千切りにマヨがボテッと。これ、さすがに残しました。幾ら私でも多過ぎます。(笑)白いキャベツにつけて食べるくらいで、生姜焼の豚バラ肉をマヨまみれで食べたら正真正銘のマヨラーになってしまう。生姜焼のタレに誤ってマヨが少し付着した、程度でいいのです。
信用できないって言ってるそこのアナタ、後で残した証拠を載せます。
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美味しい美味しい。ご飯がススムとはこのこと。でも多くて余ってしまったので、最後のふたくちはピリ辛ザーサイで。
中国人さんが経営する中華料理店で食べてるって感がしなかった。生姜焼は和食の惣菜なので、こういう店で食べるには若干の違和感があるけど、これはこの地に根付いて日本人客に合わせてくれたんでしょう。
肚の中では「俺らの本格的な中華料理を食べてみろよ」と思ってるかもしれない。「生姜焼なんかウチで食べんなよ。素人でも作れるんだから」って。
ホラ、証拠写真ですよ。マヨ残したでしょう?
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ご馳走様でした。フロア担当のアンちゃんはギリギリ最低限の愛想、マスクの上から出てる目が笑ってたが、厨房のアンちゃんは壁を向いて無反応、可愛くないヤツだと思ったが、美味しかったしお腹いっぱいになったから。
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私は外国にいかず今日まできてしまったし、広い中国のどこかしこの料理というカテゴリ別なんてわからない。やや日本寄りにアレンジした中華は、私的には広東料理、山東料理、四川料理系なのかなと辛うじて思う。
この店も最初は本格的な中国料理店として開業したが、来る客は日本人なので、日本人の味覚、嗜好に合わせて少しずつ変わってきたのかと。生姜焼なんてのがメニューにあるからにはそんな印象を受けたね。
(※)この案件、昨日ひとつのヤマを越えました。昨夜はデパ地下で買ってきた寿司で家飲み、お疲れ様会。
異動先で最初の実績になりましたが「他にできる人がいない」ので、異動前からやってたんだよね。
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日帰り104 [グルメ&人間ドラマ]

群馬がマンボウで夜の飲食店は壊滅状態と聞き及ぶ。
なので今日の記事、ストックしておいてもしょうがないので吐き出します。
4月の訪問時のものなので、内容が過去の描写になっています。

何故か知らんが、高崎のホテルが何処も満室で。
ルートイン、ドーミインとも取れなかった。何かイベントでもあったのだろうか。
抱えているラウンドは行政7か所、支店6か所、ボリューム的に1泊2日かかる案件を抱えてたのだが、そういうわけで全部は廻れなくなった。草の者15号と分担して廻ることにした。
私は朝早く起きて日帰りにした。上長のディクソンは行く先が高崎だろうと静岡だろうと宇都宮だろうとそこに9時しか認めない。移動時間を勤務時間と認めない。(これが異動希望の理由のひとつでもある。)
5月1日になればもうお前さんなんか上長じゃなくなるからな。

前日、群馬八幡からCメールが来てる。
「今日は剣崎イカ、ブリ、真鯛、餃子、赤魚煮つけ、ホタルイカ、竹輪磯辺揚げありますよ、」
だから日帰りだって。でもよくわかるなそっち(高崎)に行くのが。誰か私の周辺にスパイでもおるんか。
安中市の行政に駆け込んでから、すぐ近くのこの店へ。
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チーズハンバーグ?
あさりとしめじの和風スパ?
マグロの味噌漬焼き&自家製煮物?
コロッケカレー?
ヒレカツ、ロースカツ、う~ん、ソソらないな。グランドメニューにしよう。
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入ったら気のせいか警戒された気配を感じたな。マスターもママも何者が入ってきたかって怪訝そうだったし。この店の常連とは言わないが、カオ見知りでしょうよ。
黒いマスクしてたのがいけなかったかな。あ、TVのワイドショーで1都3県他、マンボウのニュースが流れている。何というタイミングだろ。
「あの方(私のこと)東京から来てるんだよ」のような視線を感じたので、敢えてカウンター席を避けて2人用テーブル席にしたよ。
初めて見るパートさんが冷水持ってきた。
「和風ハンバーグ」
「ハイ、ドリンクは何になさいますか?」
今日の日替わりハンバーグ(チーズハンバーグ、揚げ茄子)が入っていた。チーズハンバーグは重たいし、茄子はあまり好きじゃないからな。
和風ハンバーグ、ご飯大盛りにしてしまったんですよ。
メニュー載せます。
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サラダ、新鮮で瑞々しく、キュウリはポリポリ、レタスもパリパリ、美味しいのですが、惜しむらくはドレッシングが野菜の奥まで達してないのだ。
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コンソメスープ、上顎を火傷しかけた。熱々です。
これがカウンター席だったらスープお替りできるのだが。
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先客2名が日替わりのチーズハンバーグだったので、マスターが手作りハンバーグを両の掌でペタペタ叩く音が3回聞こえた。3回めのペタペタが私のバーグだった。
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刻んだオニオンとワケギの和風ソース。
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付け合わせの野菜たち、
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バーグの断面、肉汁があふれ出てます。
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ちょっとご飯が多かったかな。おかずが足りんかった。
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ハンバーグをムシャムシャ食ってます。

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これは群馬エリア担当の草の者15号の後ろ姿、104で喰った後、午後1時半にいろいろ打ち合わせした。傍らにエリア長もいた。
15号は草たちのなかでいちばん若い。まだ20代です。過去に登場した笑ふ女、酔っ払いオンナに草の者(正式には主任)に就いて欲しかったんだけどね。ベテランの事務員どもが受けないから仕方がなく消去法で彼女に決まったのよ。最初は貫目不足で大丈夫かなぁと危ぶんだが、大分、板についてきたようだ。
昨日開催された異動先の店舗運営部主菜のエリア長会議(月1回開催される)で、私の異動が正式に発表されています。その話にもなった。
「店舗運営部に異動になったんですよね」(15号)
「そう。大枠では皆と同じさ」
「アタシたちと一緒になったんですね」
そしたら群馬のエリア長が、

「今の運営部長と総務部長(ディクソン)って、なぁんか嫌いなんですよ」

ここで私が相手の口くるまに載せられて「そうだねぇ」なんて迎合しちゃいけない。したい気持ちはあるが、現場で上長の悪口を言うのはよくない。酒の席じゃないんだから。
異動先の上長は昨年まではエリア長のひとりだったので、エリア長の一部からは「こないだまで自分らと同格だったのに」「何でアイツが」っていうやっかみがあるんだよな。
でも私にとっては、このトシで異動願を出した古参の私を受け入れてくれたんだからあまり悪く言いたくないんだ。
でも、もうすぐ離れるディクソンに関しては、
「彼は上から目線だからな」
これは悪口じゃないからね。事実だから。
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エリア長が言うには、
「自分、〇〇さん(私のこと)みたいに、いつもこうして店舗を廻って、現場を知ってる人に運営部長やって欲しいですよ」
ホウ、嬉しいことを言ってくれるじゃないか。でも自画自賛してる場合じゃない。大丈夫かって思った。そんな風に言われたからって私は電柱に登ったりしない。青臭いなと思ったぐらいだ。
確かにいちばん支店を廻っているが、それは自分の職掌の部分だけだから。一部分しか見てない。気持ちだけ受け取った。
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104、ご馳走様でしたと言って会計して、マスターとママに軽く一礼して出た。こういうときは長居は禁物だ。
泊りで来れるのはいつかな。6月に大きい案件があるのだが。
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群馬がマンボウに! [呟き独り言]

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外飲みが恋しいな。前は平日毎日の外食ランチと、夜は週に2日、多い日で3日ぐらい外飲みがあったので、料理写真付きの記事ストックに困ったことが無かったのですが。
今は外飲みが全くできなくなったから記事ストックが減ったよ。だからこんな記事を書いてます。ホントはあまり政治ネタを取り上げたくないんだけどね。

以下、Yahooニュースから。

『都は17日、新型コロナウイルスの緊急事態宣言下で酒類を提供する飲食店などへの休業要請に応じていない33施設に対し、改正特別措置法45条に基づく休業命令を出した。33施設はいずれも飲食店。命令に従わなかった場合、行政罰として30万円以下の過料を科す手続きに入るという。 』

都が酒類を提供する場合は休業要請、酒類を提供しない場合は午後8時までの時短営業の要請を出している。
従わない33施設?公用で外出してるとチラホラ見かけますよ。昼から「お酒飲めます」って出してる度胸のある店が。誉めちゃいないですよ。私は店を責める気になれないだけ。
だって日本医師会会長のN先生が100人以上のパーティーに出たよね。開催されたホテルのガイドラインに沿って飲食は提供しなかったと仰っていたがホントかな。日本の医師のTOPが「大丈夫です」って証明したようなものじゃないか。居酒屋も感染対策すれば休業要請に応じなくても問題無いだろって言いたくなる。
言いたくなるだけで入ったりしませんけどね。

いいですね。課す側は倒産なんてないんだから。
要請に応じない飲食店には罰金を課して店が潰れても知らん顔、協力金給付は遅いのに、罰則金は早い、
政治家さんは奇麗事を並べて「協力しろ!」と仰せですが、経営者は切羽詰まっている。収入無くても月々の家賃や人件費は発生するんだから。
今やお国があっての国民になっている。未曾有の国難に直面してるとはいえ「国民の為に働く」ってのが空虚に聞こえる。会見は毎回毎回再放送みたいな台詞の繰り返しだし。最近はS首相、K都知事、N大臣たちの会見を見るのがイヤになってきた。彼らのカオが映ると、「もういいよ」(ジャン妻)ブチッと消します。

私が4月まで利用していた居酒屋は夜は軒並み全滅です。郊外の店はテイクアウトしてるが、都内はランチは営っても閉めてます。
なので出張にかこつけて群馬で飲んでやろうと思ったら、ジュリアスシーザーじゃないけど「群馬よお前もか」ってなもんです。群馬もマンボウ、蔓延防止等重点措置になった。
5月に出向く案件があったのですが行くの止めた。行っても飲み食いできないんじゃ行く意味がない。
私はその決定をこの店からのCメールで知った。
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マスターやママは、どっか他へ出稼ぎに出るのかね。

以下、Yahooニュースから、
『群馬県が新型コロナウイルス感染対策の蔓延(まんえん)防止等重点措置の対象に加えられた政府決定を受け、県は14日の対策本部会議で、前橋市など10市町を措置区域とし、飲食店全般への時短営業など要請内容を正式に決めた。
変異株の拡大などにより感染状況は「過去最悪のレベル」(山本一太知事)とされ、対策強化で抑え込みを図る。
山本知事は会議の冒頭で、「思い切った措置を講じないと県民を守っていけない。オール群馬で感染を抑え込んでいく。
県は当初、措置期間を31日までと見込んだが、感染力が強い変異株が全国的に勢いを増している。政府は専門家らの意見を踏まえて6月13日までと決め、県は今後約1カ月間、感染抑制に向けて全力を挙げる。』
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6月13日まで!
1ヶ月も!
6月1日付で第二次異動がある。首都圏はもとより、群馬、静岡、茨城、栃木といった関東圏と東海圏で20人近い社員がゴソッと異動するのだ。そこは行かなきゃならないのだが。
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今週、営業の女性社員がひとり、群馬県に向かったんですよ。
「行っても店が営ってないかもよ」
「そうなんですよぉ。食べるとこあるかなぁ。」
「延期したら?」
「前から締結日が決まってたんで」
昼前に「行ってきます」ってゴロゴロ引っ張って出かけてましたね。戻ってきてから「夕食は何を喰ったんだ?」って聞いたらコンビニで買ってホテルの一室で食べたって。
「だから居酒屋がどうなってるのかは見てません」
そこを見て来てほしかったんだがな。
でもまぁ20時以降は不要不急の外出も自粛だし、営ってる飲食店なんてないだろうな。
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Yahooニュース続き、
『措置区域は感染状況が悪化している前橋、高崎、伊勢崎、太田、沼田、渋川、藤岡、富岡、安中各市と玉村町。
措置内容は、飲食店全般に対し午前5時~午後8時の時短と終日の酒類提供の自粛を求め、集客施設(劇場、博物館など)にも同様の時短を要請する。
事業者への協力金は・・・(省略)・・・重点措置の適用を受け、県は要請に従わない事業者に命令を出し、従わない場合に20万円以下の過料を・・・』
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10の市町村のうち、6市町村が私の出向くテリトリーじゃないか。
こりゃダメだ。6月16日まで待つしかない。
5月中の案件は、取り合えず(私はこの言葉が好きではない)現地の草の者、ええっと、何号だったかな、ああ、15号だ、彼女に委託することにした。
「いついつまでに行ってくれ」って。異動前は別部署だからお願いする口調だったけど、異動して同じ部署になったので今は命令口調になっている。

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群馬のマスコットキャラクター、ぐんまちゃん、の仕事も減ったそうだね。
イベントが中止中止で、出番が激減したのである。
ぐんまちゃんは32階建の群馬県庁内で在宅勤務に勤しんでいるそうです。観光地をPRするわけにもいかず、県庁内を走り回って、職員さんたちに撮って貰って、ツイッターやインスタで県のイメージアップに励んでいるようです。
これらの店も軒並み休業中であろうな。
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店1.jpg
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こうなる前は結構な回数で外で飲んでたんだなって。
家の外食費は家計費に廻されました。では今後、ジャン家の食卓を写真入りで載せるか?
でも自分で作るんならともかく。ジャン妻は掲載許可を出さないだろうな。
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蓼科 [グルメ]

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メトロ赤坂見附駅の真上にある蓼科へ向かう。
地上に出たら一定の間隔を空けての開店待ちの行列が。
国民は娯楽に飢えてるんだな。
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向かう先に見える曲がった高層ホテルはニューオータニ、泊まったことある方、披露宴等で利用したことある方いますか?
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角地にあるスタンドそば蓼科、信州にちなんでいるのかな。そうは思えないけどな。
まだ早い時間ですが、今日は11:30~13:30の時間帯に移動と業務と窓口で拘束されるので、空腹でイライラしないよう先に済ませることにしたのだ。
食べ過ぎてもいけない。窓口で眠くなるから。私はここ何ヶ月か早朝覚醒が続いているので、移動中に眠くなるのですが、メトロで小まめに乗り換え移動してると眠る時間って無いんだよね。
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今日はこのセットにるすつもり。
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券売機がある右テナントに入ったら前回とは違うおっさんがいて、私が押そうとする券売機のボタンをじーっと注視してる視線を左の肩越しにチリチリ感じた。
押す前に振り返って、「これにするよ」とゴボウ天のボタンをツンツン押したけど、無言で無反応。
( -_-) ←おっさんの視線、
押して発券されるまで待機していた。
今日はゴボウ天・・・、いなり2個も。
トレイにいなりが2個置かれた。
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店内4-1.jpg店内5-1.jpg
自分のカバンと、これから出される蕎麦や丼が乗ったトレイと2つ持ってくのが難儀そうなので、蕎麦を茹でて汁を移してる間に、壁一枚隔てた隣の居酒屋テーブル席にカバンを置いた。そっちには客はいなかったが、まさか置き引きに遭ったりしないだろうなと思ったりする。
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カウンター上はかき揚げストックがたくさんあるから立ち食いは殆どできません。荷物置き場のような三角コーナー、これが唯一立ち食いできる場所ですが、隣の居酒屋が使えなかったら店として成り立たないです。
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テーブル席に持ってきました。
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ゴボウ天が円盤になっている。格闘マンガの得物、飛び道具みたいだが、この置き方、添え方はアリだと思う。
他所はどこも蕎麦の上にベタッと置かれるのでこの置き方は斬新です。汁に浸してないガリッとした部分と汁に浸かった部分と味わえるから。
と思えるのは最初だけで、箸で摘まんだ円盤をグルグルかき混ぜながら汁に浸していくとすぐにボロボロに崩れ落ちる筈だ。
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ゴボウ円盤を底の方から摘まんで齧ってみる。
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ゴボウなんて滅多に食べない。ゴボウを常食にしている国は日本だけだってホントですか?諸外国の料理の食材では見ないですね。
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あれ?崩れ落ちないな。
表面ツルツル、テラテラのタマネギと違ってしっかり形状を保っている。衣が剥がれ落ちないのです。
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蕎麦を引きずり出したけど、ゴボウ円盤は崩れない。
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円盤を箸で断ち切って摘まんでみる。なかなか崩れない。しっかりした円盤天ぷらではないか。
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終盤戦突入、まだ形状を保っている。
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蕎麦が伸びちゃうので再度、蕎麦を引き上げるもまだ崩れてない。頑固な円盤天ぷらだな。
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業を煮やして箸の先で分解してやった。ようやく崩れてきた。
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残念なことにいなりは味が染みてないなぁ。
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噛みきった断面が真っ白でしょう。油揚げには味が染みてるけど。(そんなの当たり前だが)中身は冷たいご飯の塊でしかなかった。ジャン母が作るいなり寿司の方が全然美味しい。
写真を撮ってないですけど蕎麦の残り汁に浸して食べたんですよ。
やはりこの店のご飯ものはカレーなんだね。
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そういえば。券売機がある右テナントには天ぷらストックがあるだけで揚げてる感じがしない。何処か他で揚げたのを運んできてるのだろうか。
そしあたら斜め前から揚げてる音が聞こえた。外に面した個室が揚げ場になっていて、そこで爺さんが天ぷらを揚げて油切りしていたのです。
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ご馳走様でした。見てのとおり、右の蓼科、左の千成、別の店ですが中が繋がっています。右は券売機と天ぷらストックが置いてあって、そこで茹でて提供するだけで食べるスペースがない。左の居酒屋に移動して食べることになります。そこにも厨房があって今見たように天ぷらを揚げていました。
蕎麦屋なのか居酒屋なのか、屋号が違うだけで共同経営なのか、どういう経緯でこうなったのかは謎です。
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夜はどんな様相になるのだろう。居酒屋の喧騒の中で蕎麦をすするのだろうか。
いつか名物のカツカレーいったらUPしますね。
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蓼科 [グルメ]

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スタンド蕎麦探訪が続いている。
緊急事態宣言発令中でのGWの谷間、平日に通常出勤してたら、町中華が営ってないもんだから路線から外れてしまったのだ。
「あまりそういう食事が続くのは如何なものかと」(ジャン妻)
「だって他が営ってないんだ。野菜天ぷら食べてるから大丈夫だよ」
野菜を摂取してると威張ってみても、油も多く摂ってるからあまりよくはないかもな。
「弁当作ってあげようか」
と言ってはくれたが、働く大人たちのサラメシじゃないけど、あれは内勤だからできることで、私は昼時刻に何処にいるかわからないのだ。これから暑くなるし。
外飲みが全くできなくなったし、昼も弁当になると記事ストックが無くなってしまうじゃないか。
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さて、赤坂見附駅の真上に立ち食い蕎麦の名店があるという。
汁も濃く、カレーがストロングポイントだと聞き及ぶ。
あるBloggerさんの記事を見て知った。赤坂見附は銀座線と丸ノ内線がホームを共有、並行してるので乗り換えに便利のイメージしかなく、外の世界に出たことは一度もない。初めて出ました。地上に出るまでが短かった。銀座線も丸ノ内線も浅い深度を走っていた。
彼方に見えるホテルはニューオータニですかな?
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角地にある店、外の壁にメニュー写真がある。
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カレーに自信があるようだね。
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では初回入店、券売機でミニカレー&天ぷら蕎麦をONしたら、それを見ていたのか、モソ~ッとした店主が、
「天ぷらをお選びください」
海鮮、タマネギ、春菊、ゴボウ、同じぐらいの大きさのかき揚げがドサドサドサッと待機していた。隠れて見えなかったが、カツやコロッケもあるようだ。
かき揚げはどれも同じ値段らしいね。
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海鮮にしようか野菜類にしようか迷ったが、
「タマネギ」
「・・・」
店主は黙って蕎麦を茹で、ご飯をミニ器に盛ってカレールゥを塗し、丼に汁を移し、タマネギのかき揚げを載せ、刻みネギをドサドサドサッ、
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オッちゃん1-1.jpgオッちゃん2-1.jpg
おや?この奥は何だろう?
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お盆、トレイで提供された。だけどカウンター上にかき揚げトレイが鎮座しているのでそこに置けない。店内はかなり狭く、何処で食べたらいいのか。
頑張っても二人ぐらいしか立てない荷物置き場のような三角コーナーがあるだけである。仕方なくそこへ持ってったら、
「奥で座って食べられますよ」
「???」
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奥というか隣の店です。壁1枚隔ててALLテーブル席のフロアがあったのだ。繋がっている隣の店に持って行くのです。
隣の店、ビールジョッキが待機しているから居酒屋らしいが、そこと繋がって運命共同体のように連携、場所を貸借しているらしい。
そこに先客さんが1名いた。もうひとり店主がいた。奥からこれから働こうとするオバさんが着替えて出てきた。
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緊急事態宣言延長中なので、酒類の提供ができないから貸してるのかと思ったが、前からそういうスタイルらしいね。
立って食べるわけにもいかず座った。アタマの上にTVがあってワイドショーが流れている。何が何でも開催したいのか東京五輪開催の是非、ワクチン接種の実態、大病から復活した水泳選手への「辞退の声をあげてください」選手に要求するのは筋違い、そんな問題が取り上げられている。
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デカいかき揚げです。円盤型になっている。
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汁も濃そうです。ネギもたくさん浮いている。フニャフニャしたワカメなんてのが入ってないのもいい。
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リフトアップしてひとくち齧ってから、円盤を廻すが如く、汁にクグラセてみたら、
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アッという間もなくボロボロボロっと崩れてしまった。
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湿った衣にくるまれたタマネギを摘まんでみたところ。
こないだ載せた築地の天花さんと比べてどうかなぁ。
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蕎麦をリフトアップ、コシはないけどモサモサ感は少ない。だいたいサッと茹でて出される立ち食い蕎麦にコシなんてあるのか。
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汁が美味しいですねぇ。濃くてジャンクで美味しい。崩れた衣がドロドロに溶けて美しくないけど深みが出てきた。
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この店のウリ、まったりした甘辛のカレーです。日に焼けたギャルの肌みたいな褐色のルゥ、辛さはあまり感じなかった。塩気も少ないと思う。ご飯が意外と多く、小さい也にボリュームがある。
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今まで食べてたテーブル席フロア奥に喰い終えた器を下げる場所があって、そこまで歩いて置いてから、さて、どっから出ようか。
このテーブル席フロアにも出入り口があるのだが、敢えてそこから出ないで最初に入ってきた狭い側に戻り、券売機がある入口から外に出た。さきほど蕎麦を茹でたオッちゃんが所在無げに立っていた。
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券売機、受け取り、テーブル席に移動、奥の下げ場、また戻る、2店くっついているとはいえ短くない距離を往復歩いたことになる。立ち食い蕎麦じゃなかったのである。立ってないけど、座って食べたけど、スタンドそば屋の中ではレベルは高い方だと思います。
揚げ台に並んでるかき揚げ、全て制覇してみたい。
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天花カレー [グルメ]

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このMAPは昨日Upした日比谷線築地駅、天花そばさんの前にあります。
「オカシイ?」
私は首を傾げた。
道に迷ったのである。気が付いたらまたこの場所に戻ってしまったのだ。築地駅に戻ろうと思ってきたのではない。迷って迷って気が付いたら交差点の向う側にいて、あれはもしかして天花さんじゃないかって気づいた。
第2の目的地にたどり着けなかったのだ。第1は中央区の窓口でそこは上手くいったのだが、そこからラビリンス、どこをどう歩いたのか。

時刻を1時間ほど戻します。
天花さんでスタンドとは思えない素晴らしいかき揚げ、揚げたて、熱々を食べ大満足した数日後、やはり日比谷線で築地駅から地上に出て中央区に出向いた。
途中、こんなのがあった。
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内匠頭はここでお生まれ、お住まいでしたか。
私が今から向かう中央区行政とその隣にデンとそびえたつS路加国際病院、東方の河岸地に至る一帯、8900余坪!広いですね。赤穂藩主浅野家の江戸上屋敷があったと。
今だったら藩邸をビル化、高層マンション化しちゃえばいいんだから、高さは伸びることがあっても敷地はそんなに要らないだろう。5万石でそんなに広大とは無駄なことをしたものだ。お大名の格式でしょうな。
写ってないけど、この碑を見ながら喫煙している女性が左隣にいました。地元の方か歴女かわからない。喫煙だからマスクなんかしてないですよ。
本文を見たいんだけど、煙草吸ってなかなか退いてくれないから、
「撮るけどいいかな」
退けよと言ったわけじゃないよ。そんな風に言ってない。女性は無言でシブシブ退いた。煙草を片手で覆いながら。
こういうのは歩いてるから目に留まる。くるまで移動していたら気が付かずに通り過ぎてしまうもの。
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窓口での申請は上手くいった。次の本申請は週明け半ば、午前11時にアポをとった。各種申請手数料は7万円が2件、計15万円かかる。経理の女性に申請して仮払いを貰わないといけないな。
この後で私は墨田川の河岸を歩いて第2の目的地に向かおうとした。場所は伏せますが。
途中の7-11でコピーを2枚取った。7-11のS路加国際病院店だった。病院の下にあるせいか、どこのコンビニよりもガードが固かったね。
そこを出てから道に迷った。前に2度、これから向かうルートを歩いているので自信が合ったのだが、途中から自分が何処を歩いてるのかわからなくなったのである。
記憶だけを辿って自分の勘だけで歩いてたらちっとも目的地に至る大きいポイントにつかない。河岸にたどり着けない。
周囲が同じ風景に見える。高層マンションと狭い敷地に無理して建てた3階住宅ばかり。今思えば居留地通りを歩いて明石町をグルグル回ったような気がする。
足の甲が痛くなってきた。
河岸にたどり着けなかった。ふと気が付いたら、また築地駅と天花さんの前、交差点向かいにきてしまったのである。
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私は登山はしないがこれが山ん中で迷ったら山怪ネタになるところだ。勝手知ってる山中、迷う筈のない山道、歩いても歩いても同じ場所に戻るという異空間の世界、何かに憑かれたようにそこから抜けられない?
突如として知ってる道に戻ることができたが、後日行っても迷った場所さえ分からないというあれですよ。でもここは中央区、山ん中じゃない。地下道でもない。地上です。オカシイ、何が起こったんだ?
私の中での体内方向指示器が壊れたか。
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今日の起点に戻ってしまった。
足の甲も痛むし、またここから次の目的地に再度歩き直す気力は当然なく、今日の次の訪問は急な飛び込みを理由に後日に延期した。
築地駅に下りて日比谷線で帰社するか。
時刻を見たら昼過ぎだった。ゲン直しに天花さんで済ませることにした。
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カレーにした。黙って食券置いた。
さて、どんなカレーだろうか。私の後味悪い気分を吹き飛ばす爽快なカレーを期待するよ。
店内にひとり、女性客がいた。営業さんかな。私がこないだ食べたかき揚げ蕎麦をズルズルすすっている。
その人と距離を空けて壁際のカウンターに立った。
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歩き疲れたので気力がなく、写真は少ないです。
前も見た春菊と水溶き天ぷら粉のボゥルが鎮座していた。
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厨房を覗き見したらライスは程よい量だった。カレーのライス量が多かったら少し減らして貰おうかと考えたが、そう言うまでもなかった。
供されたカレーはこれです。高崎の絶メシリストにある松島軒さんのカレーに似てるなぁ。
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ジャガイモ4片、肉が4片、ニンジン無し、タマネギは多分入っているだろうね。間違ってタマネギ入れなかったカレーなんて不味そう。
ちゃんと福神漬けですね。どこのスタンドだっけ。紅生姜が添えられてるのは。
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ルゥの色やスプーンで粘度をチェックした。ドロドロッとしたルーには小麦粉が沢山入っていそうだ。
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ひとくち食べてみる。少し濃い気がする。でも塩気が少ない。そんなに辛くもない。温蕎麦でもあればその汁を足して伸ばしてもいいかもしれない。いつもクサすけどJR駅蕎麦のミニカレーは塩気が多いからね。
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こういう表現、比喩しかできないけど、昔ながらのカレー?ありきたりだなぁ。子供の頃にジャン母が作ったカレーは翌日になると焦げ臭かったのを思い出した。カレーは2日めの方が美味しいと聞かされたときには「嘘だろ」って思ったものだ。
でも小麦粉は入ってなかったと思うが。
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ご馳走様でした。隣にライバル店があって、何かのコンクールかコンテストか知らんが、グランプリカレーらしいぞ。
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天花さんとは路線違いで真逆のカレーだろうな。
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グーグルマップで調べたら、私のアタマの中はポイントを抑えていた。だから自分ではちゃんと歩いた筈なのだ。地図上では。
洋画でもありますよね。ループ空間に迷い込んだという。ビバリウム、パラドクス、
1回で起点(築地駅、天花さん)に戻って来れたのは幸い。
迷った翌週、本申請の日の時は迷わず行けました。だが彷徨ったルート、どう歩いたのかは未だにわからないままである。
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天花そば [グルメ]

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築地駅から地上に出たとこ。
中央区です。今年になって公用圏に加わった中央区、私が出向く行政建物にはこんな碑が埋め込まれている。
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でもね、中央区なのに、中央の都市型なのに様式が手書きなのです。HPはあるけどpdfしかないのだ。
その辺りを突っ込んだら、
「Wordで表を作っていただいても構いません」
えぇ~、Wordで表なんて作ったことない。
「Wordで表を?アタシもやったことあるけどあれはめんどくさいよ。アタシは即!Excelに変えたよ。慣れてるしすぐできちゃうし」(ジャン妻)
最初は中央区さんから言われるとおり手書きしたけど、途中でめんどくなったのでExcelで作ったよ。まさか手書きじゃなければ受け付けないってことないだろうな。
その来上がった書類を持って、まだイマイチ乗り慣れてない日比谷線で中央区に向かう。
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日比谷線は速度が遅いな。
大深度地下使用法(外環道工事現場で陥没したあれですよ。同意が要らないの。)が制定される前の昔の地下鉄ですかね。昭和の東京五輪に間に合わせる為と、地権者の同意を避ける為に道路の下を通す計画にせざるを得ず、道路下から外れないように90度カーブを多く作って車両を短くしたから速度が遅いのだ。
駅間が短く感じる。眠くなる。遠方移動と違って睡魔の闘いである。
「都内だと近くていいですね。移動が楽でしょう」(異動前の上長ディクソン)
いつも自席に座ったままで外に出ない人からそう言われても、表面上は「まぁそうですね」内心では「だったら自分で乗って移動してみなさいよ」と言いたくなる。
駅間が短い、乗ってる時間が短い、眠くても寝るほどの時間じゃない。それでいて乗り換え等でシェルターみたいな駅構内を歩かなくてはならないし、出口を間違えることもしばしばである。
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何とか受理されそうな目途が開けた。そして今日は軽く路麺店な気分だった。緊急事態宣言が延長になり巷でOPENしてる飲食店は限られている。こういう時はネタ重視は取り合えず避ける。まず食べることである。狙って行った店が休業だとダメージ大きいし。
私のラーメン忌避は続いていて、まだ食べたい気にならないのだ。
3人か4人先客がいるのが見えるぞ。今みたいな午前中のハンパな時間でも客が入ってるからには何かがあるに違いない。
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入口に券売機、ウナギの寝床みたいに細長い店内は椅子席はなくALL立ち席、女性2人、オヤジさん1人で営っていた。
「蕎麦、または、うどん、温かい麺か冷たい麺を申し出てください」の下には、揚げ置きのかき揚げ、春菊店、キンピラ牛蒡天が積み上げられていた。
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客層は100%オジサンひとり客、カウンターはひとり1席、両サイドには無骨はパーティションガードが設置してある。
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かき揚げ蕎麦の食券を置いて「そば」ボソッと言って奥へ移動しながら気づいた。天ぷら粉がデカいボウルに水溶きされていてオバちゃんが揚げていたのです。どっかの大手チェーンみたいに他所で揚げて運んでくるんじゃなかったのだ。
まさか揚げたては出さないだろうと思って待ってた。この手のスタンド蕎麦にしては時間を要した。
「かき揚げ蕎麦の方ぁ」
私のが呼ばれた。
「揚げたてでぇす。お気をつけくださぁい」
えっ、揚げたて!
店内1-1.jpg店内2-1.jpg
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私はスタンド蕎麦屋で揚げたてを食べたことがない。熱いのかな。でも熱そうに見えないな。そう思って箸を突っ込んだら、
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湯気がモワァ、
熱が封じ込められていたのである。鼻腔に揚げ蕎麦の香が入った。
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湯気を吹き飛ばして、揚げたて熱々のかき揚げを摘まんだら衣が少なめでフワッとしている。箸で摘まんだらボロボロッと落ちた。
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気を取り直して摘まんだかき揚げはタマネギがベースだった。
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この緑色の物体は何だろ。ニンニクの芽かな。
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美味しいですね。タマネギが多くて揚げ油でテラテラ光ってる。強め濃いめの汁にタマネギの甘味が加わる。赤い小海老が入ってないせいかどことなく香りが上品です。
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衣が少ないのですぐに汁を吸ってボロボロに崩れ落ちますが、ブ厚い衣がまとわりついた「坊主揚げ」よりも薄揚げのこの方がいいかな。
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かき揚げが美味しいのでそればっかり摘まんでたら蕎麦を食べるのを忘れてた。これは蕎麦だったんだと。そこらの冷凍や、素人でもできる中途半端な茹で方の粉っぽさもない。細くてやわめだけどスタンドにしては美味しい蕎麦だと思った。オリジナルの蕎麦と謳ってますが、この場で打って切ってるんじゃなくてどっかで製造している生蕎麦でしょうな。
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汁が熱々、出汁感やコクもあって悪くない汁です。濃いけどJR子会社のように尖っていない。他とは違うので掲示物を見たら、やはり鯖節も加わっていた、他、つなぎに山芋、汁には科学調味料添加物は使用せず、だそうです。
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食べてて閃いた。このかき揚げをライスの上に乗せてやろうと。
美しくないのですが、残りのかき揚げ屑をトッピングメニューにある110円小ライスに載せてかっこんでやろっと。
その小ライスを追加でお願いした際、
「ハイ、小ライスぅ」
店主は後から来たご新規客に出そうとしたのを女性スタッフが制止した。
「それはあっちで食べてるお客さんの」
「あ、追加か。すみませぇん小ライスぅ」
かき揚げの残り、ドロドロになったカスをご飯の上に載せたら悪魔的な美味さであった。
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ご馳走様でした。これは掘り出し物でしたな。カレー、春菊店、キンピラ牛蒡天とかもいってみたいですね。(カツ丼系はありません。)
この日から中央区窓口に頻繁にカオを出すことになる。ところが行き慣れてきた頃、あろことか道に迷ってしまい。。。(続く)
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黄色いテント [グルメ]

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今年のGWは昨年同様にガマンのウィークだった。でも合間の平日はカレンダー通りに出勤したよ。
開いてない店が多かったな。非常事態宣言下で酒類提供自粛要請は実質的に禁止、令和の禁酒令といっていいよな。飲食店のモチベーションは低下し、飛び石の平日に中途半端に開けるより休業しちゃえと思う店が大半だろう。やってらんないって。
だがそうなると都内に出勤するサラリーマンのランチ難民が懸念される。開いてる店は混む、密になる。
こんな状況下で新規開拓する気なんかサラサラないが、いつもの店でも行って閉まってたら精神的にも空腹的にもダメージが大きいので、こういう時こそ手堅く行こう。アルコールを出してない店に行けばいいんだ。立ち食いスタンドが頼りだ。
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末広町、緑のテントはやはり休業だった。開けたらお客さん来ると思うけどな。
隣のライバル、黄色いテントは堂々と営っていた。
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黄色いテントの枯れた店主は、お隣の緑のテントの主人からひと声かけられただろうか。
「ウチは休むから」(緑)
「あ、そう、ウチは営るよ。」(黄色)
そんな挨拶を交わしただろうか。
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時刻は9:30過ぎ、段差のある入口を上がった。
「エイッいっしゃいっ」
「かき揚げ蕎麦ぁ」
「かき揚げ蕎麦ね」
ややダミ声の店主は蕎麦を茹でにかかった。
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ガラスケースにある揚げ置きスタンバイの惣菜たち、これらが蕎麦やうどんの上に載るわけか。カレーの上にも。
待ってる間に気が付いたのだが、店内厨房に「鬼怒そば」とあった。
鬼怒川方面に因んでいるのだろうか。
店主が蕎麦を茹であげているところです。
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「ヘイかき揚げ蕎麦お待ちぃ」
そう言われて見たら、ワチャワチャとしたルックスの蕎麦ですね。かき揚げ、ワカメ、ネギ、どうせ伸びるんだから伸びるだけ伸ばさせてあげようと、かき揚げを箸で摘まんだら・・・
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あれ?油揚げじゃないか。キツネか?
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昨日の記事のタヌキ蕎麦にはカットした薄揚げが入っていて、タヌキなのにキツネも兼ねた「むじな蕎麦」の様相だったが、かき揚げ蕎麦にもキツネ、油揚げが入っていたのです。
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かき揚げを摘まみ上げたらボロボロボロッと崩れ落ちた。カリッとした箇所は皆無だった。フワッ、ボロッ、ベトッとしたかき揚げ、
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黒い点々が浮き上がる蕎麦は汁を吸って膨らんでいく、伸びて太くなっていく、
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味、コク的には三ノ輪橋の長寿庵に敵わないが、それとは別の「味」のある店だな。
喰い終えて時刻を見たら9:40頃か。今日は昼を抜くことにした、いや、昼を兼ねてその分も今食べてしまおう。
「カレーライス!」
「ヘイ、カレーライス」
店主が寸胴鍋からカレールゥをすくってかけているところ。
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お皿の周囲にカレーソースが飛び散っているのが笑える。赤いのは例によって紅生姜、何で福神漬じゃないのかなと思う。
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こないだのカツカレー、カツが異分子のように感じたので、シンプルにカレールゥとライスを味わってみようとしたのだが。これまた何かが載ってるぞ?
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摘まんでみた。齧ってみたら、コロッケだった!
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コロッケが載ってたけどコロッケカレー」ではないらしい。ルゥだけ熱くてコロッケは中身が冷めているから無くてもいいかもね。余りもの?をサービスしてくれたかのような妙な展開になった。
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でもせっかくだからいただく。せめて駅蕎麦みたいにチルド温蔵器庫でもあればなぁ。
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この店のカレーライスはデフォでコロッケが載ってるのかなぁ。
それとも今日は店主の気分、気まぐれかな。
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ご馳走様でした。開いててありがとうです。タヌキにキツネ、かき揚げにもキツネ、カレーにコロッケ、いつもそうなのかわからないが、こういういい意味でのフェイントが魅力であります。野球投手に例えたら変化球でありばがら剛腕、剛球でもあるという。
この日は28日(水)で翌日29日(木祭)は休んで家にこもりましたが、5月に向けて大事なヤマがあるので、30日(金)1日(土、6日(木)7日(金)は普通に出勤しなくてはならない。
ランチ難民に陥らない為に聞くだけ聞いてみた。カレンダー、30日(金)は赤マジックで囲まれているので、
「6日7日はお休みで?」
「あ、いや、明後日30日は休むけど、6日と7日は営ってるよ」
「あ、そこは営るんだ」
「アイ~、よかったら」
だが6日と7日はこっちに来なかった。公用予定がチェンジして中央区を彷徨うハメになったのである。日比谷線の築地駅方面へ飛びます。
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黄色いテント [グルメ]

銀座線末広町、地上に出て眩しい陽射しを浴びながら徒歩3分、緑のテントの隣に黄色いテントのスタンド立ち食い蕎麦屋があって、
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同じビル内、2店が壁を隔てて営業している。利用する客は緑と黄色、どちらも利用したことがあり、 その日の気分や、時間の有る無し、混んでるか空いてるかで使い分けているのではないか。
黄色いテントの上にお隣の緑のテントの縦看板が張り出している。知らない人はこの縦看板を見て、黄色いテントの店がこの縦看板の店名だと思うかもしれない。
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お隣さん同士でライバルかも。
店主同士が不仲?いや、店子同士は仲良く共存共栄して欲しいよな。運命共同体かもしれない。
幸い昼の営業時間帯以外は被らない。緑のテントは11時から。黄色いテントはおそらく朝7時から現在は3時まで。時間に余裕がある客は緑のテント、急ぐ客は黄色いテントで済ませるのではないか。
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今日の私は時間に追われている。それにまだ緑のテントの開店前なので今日は初志貫徹、黄色いテントのスタンドと決めている。
入り口が2ヶ所ある。角部屋のL字の変にそれぞれ扉が開いていた。
外にあるメニュー。
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なすそば、あじそば、なんてのもある。
「いらっしゃい」
いい枯れ方をした昭和のオヤジさんがいた。映画に出て来る潜水艦内のジェフ、料理長みたいな声だった。
券売機はなかった。
「カツカレー」
「へい、カツカレーね」
店内2.jpg店内1-1.jpg
ガラスケースには揚げ起きと天ぷら、カツが積んである。揚げ起きかぁなぁんて言ってはいけない。揚げ置きでいいのです。
厨房をコノ字に囲むカウンター、左の壁際には丸椅子もあったかな。
メニューは壁にベタベタと貼ってある。
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私は入って右の壁に面したカウンターテーブルにいますが、このカウンターはやや低い位置にあり、腰を屈めないと喰えないのだ。
そこで食べるカツカレーを上から見下ろしています。
カツ全体にルゥをまぶしてベチャベチャにするのではなく、半分にかけてある。
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回転させてみる。
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何で福神漬けじゃなくて紅生姜なのかワカラン。
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カツを積まんでリフトアップ
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ひんまがって捻れたカツ、手作りの証、
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ビーフカレーベースのカレールゥ、塩気、醤油っ気は少ない。辛くも甘くもない。辛さよりコクが出てるカレールゥだった。
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私はまだコップに水を酌んでない。そんなに辛くもしょっぱくなくてもカレーはカレーだから冷水を欲する。そこに立って天ぷら蕎麦を喰ってる先客さんがジャマで、そっちに置いてある冷水ボトルが取れないのだ。気づいてくださいよって。
とうとう声に出して言いました。
「水汲みてぇんだけどな。退いてくんねぇかな」←原文、声音のままです。
先客さんを退かしてようやく冷水にありついた。
その先客さんが帰った後、店内に爽やかな春風が吹き抜けた。
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さて、カレールゥが蕎麦の汁をベースなら蕎麦も美味かろうと。カレーで舌の感覚が麻痺してるのにその場で第2ラウンドに突入、
「ごっそさん、たぬき蕎麦」
「へい、たぬき蕎麦」
オーダーしてしまったのだよ。
店主が蕎麦を茹でるオペレーションに入ったところ。
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これはタヌキに見えないな。具がたくさん浮いているよ。
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揚げが入っているぞ!
薄揚げ?たぬきだけどきつね?
関東と関西ではたぬきときつねが違うらしい。私も近畿エリアを担当していた頃、新大阪駅や新今宮駅のスタンド立ち食い蕎麦で「???」ってなったものだ。
関東ではたぬき=天かす、きつね=油揚げ、ここでこれ以上その違いや例外を述べるのは割愛しますが、私は関東人だからたぬき=ネタ抜き=天かすで既製品の揚げ玉はイマイチ好きでない。きつね=油揚げ、きつねの好物だから?という風に思っていた。
黄色いテントのたぬき蕎麦はたぬきなんだけどきつねも兼ねている。ひとつの丼の中で同居している。他にもネギがどっさり、ワカメも浮いている攻撃的なタヌキ蕎麦ならぬむじな蕎麦?であったよ。
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メンチそばを食べている常連さん相手に、おやっさんのボヤキが始まった。
「5月1日どうしようかなぁって考えてるんだよ」
「閉めちまってもいいし、そこだけ開けてもいいし」
「俺ぁ開けてもいいんだが、女房が休んじゃったらって言うしなぁ」
「だけどよぉ、おもしれぇもんでさ、3時前に店閉めようとするとお客さんがパラパラ入ってくるんだよ。ひとりふたりさんにんってな。別にいいんだけどよ」
アルコール出す訳じゃないから開けたっていいと思うけどね。
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「ごっそさん」
「へいっまいどっ」
まいど?私は一見です。まいどと言われたらまた来なきゃならないじゃないか。幸い千代田区界隈の公用が増えたので、ちょい足を伸ばすか途中下車してみるか。緑のテントの店が休業中になったGW前に再訪しました。(続く)
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罪な香 [グルメ]

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新橋駅地下から地上に向かって階段を上がると、途中前方から罪な臭いが前方から漂ってくる。
臭いというか駅蕎麦の香りです。
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この駅蕎麦(改札外)から漂う香りは反対側の烏森口や、改札に入って橋上のホーム(浜松町寄り)に立ってても階下から漂ってくるのです。
時々気になっていたのですが、この香りを嗅ぐ時は大抵昼を済ませた後なのでずーっとスルーしていた。でも横須賀線の地下ホームから上がってきたこの日は 他に食べたい昼が思い付かない日の早い時間帯だった。
この記事は4月でした。春に入社した新人60人、4月1日に3部に分けての入社式から始まってオンライン研修に入っている。最終日の今日は午後イチから45分、この私が講師で現実的なTALKをするカリキュラムが組まれている。定まった昼に食べてこっちが眠くならないよう、昼は早い時間に軽く済ませたいなと。
そこでこの駅蕎麦に入ってみようかと。提供ディスプレイを見たらどうも例のJR系の子会社が展開している店系列とは違うようだ。讃岐うどん(モドキかもしれないけど)を売りにしている。
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ディスプレイを見たらカレーにジャガイモらしき物体が入っている。これが気になった。ディスプレイやメニュー写真は「あくまでイメージです」とはいえ、駅そば(改札外だが)にジャガイモは珍しい。大概は薄っぺらな豚コマ肉とタマネギだけだしな。
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騙されてもいい気分で券売機のミニカレーセットをオンして入った。あっち(大陸か半島)から来たと思われる女性スタッフが、
「お蕎麦ですかぁうどんですかぁ」
蕎麦にしました。
店内にもミニサイズメニューが。
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トッピングメニューがこれ。
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これは外の券売機メニューにはなかったな。
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鎮座している残りひとつの丸型かき揚げ、はて?これは店揚げか、他所で揚げて持って来るのか、
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すぐ提供されてアクリル板がある対面カウンター席についた。見回したらランチ前なのにそこそこ客がいた。外の券売機にも2人並んでいる。パラパラとお客が入ってくる。その度にさっきのおねぇさんの「蕎麦ですかぁうどんですかぁ」が繰り返される。
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全部の椅子席をカウントしたらおよそ半分の客入りだが、コロナ禍でひと席ずつ間隔を空けた状態でのほぼ満席という盛況ぶりだった。
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セットの蕎麦はたぬき蕎麦湯で、天かすじゃなくて既製品の揚げ玉かな、要らないけどワカメも入っている。私はこのフニャフニャ、ペラペラしたワカメがあまり好きでないのだ。
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見るからにモサッとした蕎麦、
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カレーのスプーンですくってみる。
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出汁が薄いなぁ。讃岐うどんを謳ってるから味薄なんだろか。
それでも後半はお決まりの蕎麦粥、雑炊?ドロドロになるという。
まぁたぬき蕎麦には期待してないよ。今日のチェックどころはカレーにジャガイモが入ってるか、どれくらい入ってるかである。
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確かにジャガイモあった。でもゴロゴロとあるわけじゃない。ディスプレイとは程遠かった。ミニカレーだからかな。そしたら店のねぇさんの声が聞こえた。
「カレーライス入りまぁす」
後から入ってきたひとり客がセットでもなく単品ミニカレーでもなく、レギュラーサイズのカレーライスをオーダーしたのだ。私は殆どミニカレー最後のひと匙かふた匙を残すのみとなっていたが、レギュラーサイズのカレーにはどれだけジャガイモが入ってるのかチェック、見てやろうと食べる動きを遅くした。
「カレーライスお待たせしましたぁ」
見たら、ジャガイモ少なっ!
殆ど具のないビシャビシャなルゥにしか見えなかった。このとき私の中でレギュラーサイズのカレーは消え去った。
だがまだ気になったことが。私の斜め前にガタイのいい女性客がいて讃岐うどんをズルズルすすってたのだが、その汁が薄かった(見た目)のです。
讃岐うどんだから関西風なのかと。蕎麦とうどんは汁が別なのだろうか。よせばいいのに再訪しました。モサモサした蕎麦でなくてうどんにしてみたのだ。
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ディスプレイにはセットの券売機のナンバーが振ってあった。大きめで写真入りのボタンをオン、カツ丼セット
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「蕎麦ですかぁうどんですかぁ」
「うどん」
「はい少々お待ちくださぁい、カツ丼セットうどん」
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この日も混んでいた。うどんだから蕎麦よりは時間がかかったが、
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やはり薄いなぁ。
私の舌がおかしいのかな。身体が塩分を欲してるのだろうか。まだそれほど暑い時期じゃないのに。
柚でも浮かべたらいいスープにはなるかもな。
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うどんのコシもあるのかないのかワカラン。本場の讃岐うどんを知らないけど、JR四国の沿線にお住まいの方が上京されてこれを食べてどういう感想を持つか聞いてみたいものだ。讃岐うどんなんて謳わなきゃ悪くない普通のうどんです。
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ですが、カツ丼は私の中では及第点、美味しかったよ。スタンドでこれぐらいなら上出来です。
昨日食べたゆで太郎のカツ丼なんか酷いものでしたよ。
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カツも冷凍肉を叩き潰してガリガリに揚げたのではなく、軟らかい消しゴムみたいな肉でもない。いいんじゃないですかねこれ。
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レギュラーサイズのカツ丼を見てみたいものだ。スープ付きだって。だから味が薄いのかな。

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橋上ホームに上がったら下から香りがわき上がってきてる。罪な臭い、香りが漂ってる。コロナのせいで換気をよくする為にOPENにしている。
香りを撒き散らしてコロナ禍でも客をGETできている。客回転が速い駅そば(駅の改札外だが。)でクッ喋ったりする客なんてまずいないからね。アルコール類も置いてないし。今後も生き残るでしょう。
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新宿駅西口5月1日 [グルメ]

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5月1日、新宿西口、大江戸線で下車して地上に出たとこ。
不要不急の外出ではないよ。弊社の新規OPENする支店のセレモニーにカオを出してきたのだ。最小限の許認可でスタートしたので、第2第3の追加申請(公費)を取得する為の下見を兼ねて。
新店を造ったのは私と20年の僚友で工事施行や設備管理を担当する取締役ナンバー3の毅、社でいちばんうるさ型で誰からも畏怖されている。一匹オオカミの毅はひとりで様々な業者を動かして店を作り上げた。凄いヤツだと思う。
新店は女性4人で廻す。その4人と毅、私、毅と不仲のナンバー5(滞在中、お互いひと言も口を利かなかった)エリア長(女性)草の者1号、他もう1名が応援に入っていた。
それだけでも10人いる。他、業者さんが3人、そんな広くない店内に私を含めてそれだけの人間がずーっといるのは密だからよくない。取締役ナンバー2は開店の挨拶だけしてすぐどこかへ行っちゃった。
「BOSSは?」
「今日は来ないって行ってましたね」(毅)
毅はブスッとした声で言った。例によってあまり機嫌がよくない。
私がカオを出したのは、1日付で店舗運営部に異動したからでもある。異動前の部署だったら来なかったよ。
近隣への挨拶、店内の動線や流れを把握、今後追加する項目等を擦り合わせして、私は2時間ほどでそこを辞した。
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思い出横丁を歩いてみた。前に立ってる若い旦那さん、どっか酒を出してる店ないか?って探してるでしょ。
実は私もそうなんですよなんちゃって。
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この旦那さんは結局昼酒を諦めたみたいだね。
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思い出横丁元祖天玉そばが見えた。気持ちグラッときたんだけど、すっげー狭いカウンター店なので素通りしてしまった。
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線路に面した横丁ですが、ある店のおねぇさんが一升瓶6本入る空のケースを2つ持って店外に出して、椅子にするかのようにひっくり返して外にデンと置いたのだ。
置いたはいいがそのおねぇさん、両腕をケースの底に着いたままで俯いて固まってしまい、何やら思いつめたような表情で動こうとしない。
「どうしたんだ?大丈夫か?」と声をかけたら人間ドラマになるところだが、それも憚られたな。
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グルッと廻って、さて、どうしようかと。何も食べずに帰るかなと思ったら、CoCo壱が営ってたのである。まだ11時前なのに。
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朝カレーなんてやってるんだ。
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まだ11時前、朝カレーだけだったらスルーしたかもだが、もう他に無さそうなので
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CoCo壱ぃ?
最後に食べたのはいつだ?
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2019-06-13
2019年の6月か。あの頃は誰もマスクなんか着けてなかったよな。
久々に入ってしまったんですよ。スタンド蕎麦のカレーは食べてるけどジャガイモが入ってない。ジャガイモが入ってるカレーが食べたくなって。揚げたてのトンカツも食べたくなって。
卓上1メニューは撮ってません.jpg卓上2.jpg
店は2階もあるようだが、1階のカウンター席にデンと座った。カウンター下の荷物置き場が狭くて難儀だった。カウンターの縁がすり減って剥げている。
サイドがアクリル板で挟まれ、手前と向こうの幅も狭いので、メニューを撮れてません。牛カレー、牛スジカレー、そんな新シリーズがあったね。
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向こうのカウンター席に若い男女が3人いて、ノーマスクで声高に喋ってる。喰い終えても出ないでずーっと喋ってる。店のおねぇさんが空いた皿を下げても喋ってる。おめぇらいい加減に出てかねぇかと言いたくなる。
店内3お喋り若い客-1.jpg店内6朝メニューを片付けてるところ.jpg
11時過ぎたので、おねぇさんが朝メニューを下げて廻ってる。私はモグモグ食べている。私の前にも屹立している朝メニューを私の肩越しに細腕を伸ばして取るかな?
そんな無粋なことはしなかった。私は朝メニューを手に取っておねぇさんに渡した。「あ、ありがとうございます」って。作業意思が互いに通じた。
揚げてる音が聞こえる。やっぱり店で揚げてるんです。
店内4揚げる音がする.jpg牛スジ.jpg
「お好みでソースお使いください」
使わなかった。見て驚いたのですが、カツが2枚あるぞ。
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前は大きいカツ1枚だったのが、小ぶりのカツ2枚になっていた。
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他、根菜の具を数えてみたら、ジャガイモが4個、ニンジンが3個、端っこに放り出された感のインゲンが2つ、
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上から見たところ。
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まぁよく言われますし自分も言いますが、カレーソースはビシャビシャです。カレールゥじゃないね。カレースープとまで酷評しないがカレーソースです。
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ジャガイモ、中まで火は通ってますが、中はホクホクしたあれ、小吹イモ、違うな、何て言えばいいのかな。白いんですよ。
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ニンジン、ジャガイモとタマネギと併せて家庭のカレー3種の神器であります。
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何でインゲンが入ってるんでしょうね。
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カツは今そこで揚げたカツ。スタンドカレーの揚げ置きで冷えたカツ、温めなおしたカツ、それはそれでいいけど、たまには揚げたてを喰いたいやな。
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カツの断面です。ヒレカツだけどトンカツ専門店で出されるちゃんとしたヒレカツのようにまぁるくいカツじゃないです。粗っぽいカツですが、このカツ、スプーンでザックリとカットできる。
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後半、ビシャビシャなルゥが少なくなって、未練たらしくスプーンで書き集めようとするとお皿を擦る音がカリカリ鳴ってみっともないので、残ったライスをブルドーザーの土砂よろしく手前に引いて、残りのルゥを纏めたところ。これで食べやすくなった。
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2日3日4日5日は休んだが、6日7日はカレンダー通りに出勤した。緊急事態宣言中だし、GWの合間の平日は開いてる店が少ないだろう。ランチ難民にならないようにしないと。チェーン牛丼、立ち食い蕎麦、ファミレス、駅前中華とかになるかな。頼りにしてますよ。
でもラーメンは避けるつもり。
今日みたところ、11時前から営ってる気骨のある店はCoCo壱以外だと家系のラーメン屋が多かったですね。
さて、緊急事態宣言が続いている。外飲みや出張ができないので、チマチマしたランチネタしかUpできない日々がしばらく続きそうです。
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アタシとだって! [人間ドラマ]

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「毅さん、今度いつ本社に来ます?」
「週明け月曜には行きますよ。朝からいます」(毅)
「ちょっと相談が。一身上のことで。声かけます」
この会話はCメールです。社内いち気難しい毅は滅多に本社に来ない。支店の施工、改装、新機種導入、看板設置や設備の修繕を担当しているので、壊れた箇所を抱えた支店をいつも廻っている。
週明け、毅は朝からいた。関係各部署のMTGの後で声かけて、空いてる小会議室に連れ立って入った。
「一身上って?」
「あ、いや、辞めるとかそういうんじゃないですよ。もうすぐ上期の目標シートを上長(ディクソン)に出すんだけど、そのタイミングで異動願を出そうと思って」
「異動ですか?何処へ?」
「店舗運営部ですよ」
毅は目を見開いた。

私の通常業務は、支店の許認可更新と、医療従事者たちの届が主です。それらは店舗運営部内のエリア長、支店長、あるいは医療従事する資格者個人から依頼されることが多い。
「ディクソンの下で、給与担当のソリ合わないオンナ、DON子、庶務担当のW美たちのシマ(部署)にいる意味ないですよ。あっち(店舗運営部)に移った方がやりやすいんです。」
毅は大きく頷いた。
異動希望先の店舗運営部長(取締役ナンバー2)にも内々に話をしてあります。そっちに移りたいって。
「その方が絶対にいいですよ」って言われた。
(もっともそこの部長さんは私が移ることで、ある思惑があるのですが。)

またしても「毅さんと〇〇さん(私のこと)しかできる人がいないので」の業務がきてるんです。それは新規出店と他社からウチに吸収されるM&A、前に担当していた大和田(仮名)の病気療養が続いているので、会社は前回同様に毅と私に振って来るだろう。
座ってるのが毅、立っているのが大和田です。

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何で毅を巻き込んだかというと。毅が手掛ける新規出店の営業許認可申請と、私が担当するM&Aの営業許認可申請は同じ書式なのです。提出する窓口も同じです。
毅はゼロからテナント内を工事施工して新規に起ち上げる。私は既にある他社を廃止して、自社の支店として新規に起ち上げる。これは前にも書いたね。
私がやるM&Aは、既にモノがあるから毅のようにゼロから施行工事する必要はない。そこに他社とはいえ従業員もいるからね。
立ち入り検査も含めて手続き上で一緒なだけです。
他社→自社になるので、先方にかなり気を遣いますけどね。これも前に書いたな。
だから私と毅は対行政、対会社という部分で共同戦線を張ることがこれまでにも多々あったのよ。

「毅さんとこには都内の新店、私も都内のM&Aが幾つか来てる。でもまだ大和田さん無理みたいだしねぇ」
「ですね。無理なのわかっててアイツら(店舗運営部)はちっとも自分らでやろうとしない。人を抱えてるのに育成しようとしない」
「でしょう。今回も私らにきますよ。だったら自分があっち(店舗運営部)に異動すればいいやって。さすれば新規出店だって、毅さんがハード面(工事施工)して、自分がソフト面、レイアウト図さえあえば申請書作れるし、通常業務のラウンド過程で新店に異動する社員の免許証もかき集められるし、まとめて窓口に出しに行けますワ。」
いつもしかめっ面している毅の愁眉が明るくなった。
「ああ、その方が絶対にいいです。自分も助かります」
「〇〇(ソリ合わない)のカオも見飽きたしなぁ」
珍しく毅は哄笑した。

https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2021-03-26
この過去記事で、ジャン妻から、
「もう残り何年もないんだから異動願い出したら?」
「アタシはもうディクソンの下で燻っているアナタを見るのイヤ」
「店舗運営部に異動願出して、店舗運営部で終わりましょう」
これで心中に灯がついた私は毅の同意も得て勢いづいたが、このトシまで異動願なんて書いたことない。ウチの会社で異動願書いた経験あるヤツなんているのだろうか。

口の堅い後輩社員に聞いてみよう。もと草の者4号、今は本社中枢にいるU紀(仮名)に聞いてみた。U紀に「聞きたいことがある」って廊下に呼び出したの。彼女が支店から本社に来るにあたってそういうの書いたのかって。
「書いてないです」
「書かなかったんだ。ではどうやって?」
「〇〇さん(人事、教育部長)が、アタシに声かけて本社に引っ張ったんですよ。不本意ながら」
不本意どうこうってのは、ホントは自分はかなりの人見知りなので、本社に来て社員全員が対象になる今の部署に来たくなかったんだと。
「そうか。君はそういうの書いて異動したのかと思ってた」
「違うんです。書くんですか?」
「ウン、でも書いたことないし。書き方はネットで調べりゃいいんだけどね。この会社ってそういうのが叶う会社なのかどうかもわかんないから聞いてみたのさ」
「異動願を書いた人がいるのは知ってますけど。でもそれって殆どが支店間の異動で、誰々と合わないとかそういう理由ばかりでしたね」
私はそういう理由じゃない。
「何処へ異動希望してるんですか?」
「店舗運営部」
「ええっ!」
U紀は眉をしかめた。あんな部署に?ってカオだった。

異動願は2通書きました。上長のディクソン宛とBOSS宛にね。
2通別々に書いたのは、ディクソンが自分とこから異動願が出たことを不名誉に思って握り潰すんじゃないかと懸念したのです。
これまでの会社人生で初めて異動願を書いたのだ。ツボ、ポイントは心得ています。「自分を異動させることでこういうメリットがありますよ」をちゃんと書いたよ。稟議と一緒です。

理由①、現在の通常業務は100%店舗運営部内からの依頼で、そこへ異動することで情報が早く得られ作業効率が上がります。
(でもこれだけだと弱い。自分のことしか考えてないからね。)

理由②、M&Aの対応が可能です。
異動することで、自分は楽するどころか業務が増えるのです。
異動希望先の部長さんは別の目的でこれに喰いついた。毅が手掛ける新規出店作業にも私を加えようとしたのです。社内いち気難し屋の毅の窓口というか、担当にしようとしたフシがあるね。

理由③、後進への引継ぎです。
現在の部署にいたら引継ぎができない。自分も正社員として残り年数を考えると後進への引継ぎを考えなくてはならないが、今の部署にいたらマニュアルだけ作ってハイサヨナラになりかねないと。
まさか引き継ぐ相手が給与担当のソリ合わないオンナやDON子ってわけにいかない。異動希望先には14人か16人いるエリア長や、主任(草の者)たち、1200人近い従業員がいるからね。そこの誰かに落とし込むしかないのです。

それらを纏めて、私はこのトシで初めての異動願をディクソンとBOSSに出しました。
ディクソンには「よろしくお願いします」と言って事務的に渡した。BOSSには理由の①②③を口頭説明したうえで頭を下げて手渡した。
BOSSはこんなことを言った。
「新店の申請はできますか?」
それは毅の担当でしょ。
「毅さんがやってる新店は開発部が絡むのと、業者の工事施工があるので厳しいです。でも図面が上がってレイアウトが決まればそこから先の申請はできます。」
「わかりました」
後で思えば、①は私個人のことだからどうでもいい、③は会社として今後の為に絶対必要、それとは別に②「毅さん対応をお願いします」なんですよ。③と②なんですね。
如何に毅が周囲から畏怖されてるか、腫れもの扱いだってことです。彼と話や仕事ができるのは20年来の僚友の私しかいないのです。
でも私は工事施工は担当できないので、書類面だけ引き受けることになる。でもBOSSも私に、難し屋の毅の対応をお願いしますと暗に言ってるんですよ。
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だがそこからどうなったのか。動きが、発表が無いんですよ。
まさかディクソンが「〇〇さん(私のこと)はウチにいてくれなければ困る人材です」なんて心にもないことを言い張って止めてるとも思えんしなぁ。
焦れた私は異動先の部長(取締役ナンバー2)やBOSSに直談判してしまった。「その後、何も言われてないですが、どうなったんですかね」って。
異動先の部長(取締役ナンバー2)は、
「自分とBOSSの間の話では、その方向でいいんじゃないかってなってます。〇〇さん(ディクソンの本名)は、こちらで面談してからになりますねって言ってました」
杓子定規なディクソンめ。何だか知らんが形式段階を踏まないと進まないらしい。黙って今日にでも明日にでも放出すればいいんだ。

また別の男性職員から内々に呼ばれて、
「5月1日付で進めています」、
何でその男性職員から言われたかというと、その者は本社フロアの管理責任者で、電話回線、FAX回線、消火器や防災避難ルート、蛍光灯、自販機、ゴミ出し、コロナ感染防止対策などなどやってる人で、席替えやデスク配置も担当しているのですよ。いよいよ異動となったら私のデスクは異動先へ引っ越すからね。
私は群馬に飛ばされてた1年以外、ずっとずっとずーっと前にいるソリ合わないオンナとようやく離れることができる。早く離れたいんだけど。正式決定して発表して私を動かして欲しいんだけど。
私がいきなり辞めても困るのは店舗運営部にブラ下がってる支店の従業員であって、ソリ合わないやドン子に迷惑は全くかからないんだ。早く出してくれないかなぁ。
異動する気満々です。

また業を煮やした私は実績作ってやろうと、異動先の部長さん(取締役ナンバー2)の承認を得て、異動先の週イチMTG(ミィーティング)に出ることにした。
ちっとも動きが見えないディクソンに、
「自分、店舗運営部のMTGに出ます。もう例の案件がきてるので」
「ああそうですか」
ディクソンは「アナタはまだこっちの人間なんですよ」とでも言うかと思ったが、急いでいるのは今言ったように新店とM&Aが店舗運営部からの依頼で毅と私に来てるんです。ディクソンもそれは承知してるので黙認した。

異動先である店舗運営部のMTGに出ても、私はまだ異動前なので意見は言わない。全体の情報共有について聞いてるだけです。でも出て驚いたのが、どんな議題でも必ず毅が絡んでいること。
でも毅はその場にいないのです。いるメンバーが口を揃えて、
「それは毅さんでないと」
「毅さんが何ていうか」
「毅さんからまだ何も聞いていないです」
彼らは毅が手掛けている工事中の新店に、何処かのタイミングで引き継ぐというか立ち入るのですが、店舗運営部の誰もがその新店の合鍵を持ってないのがわかった。マスターキーを毅が持っていて、合鍵を作ったかどうかすら誰も毅に聞いてないのです。
私は聞いてるだけですが、合鍵ネタになった時、そこにいたメンバー全員が私のカオを見たものだよ。え?私がどうにかしろってこと?合鍵できたかどうか毅さんに聞いてくださいってこと?
誰かが毅に言わなきゃ手に入らないが、この時点では私はまだ前の部署だからねぇ。
小会議室を出て縦列にゾロゾロと歩いてオフィスに戻るのですが、部長がボヤくんですよ。
「ああイヤだなぁ。でも(毅さんに)言わなきゃならないしなぁ」
「気持ちはわかりますが」
「いいですよ、わかってますよ、自分がまとめて言うしかないでしょ」
そういう会話をしながら自席に戻る私を見て、ソリ合わないが訝しい表情をしていた。ソリは、何で他部署のMTGに出ているんだろう、アヤしい、そう思ったそうです。
ディクソンは無言だったが、もう彼(私のこと)はあっち(異動先)の人間なんだという表情だったよ。

だがまだ動きがない。焦れまくっていたら4月の後半になって、BOSSに呼ばれた。
「異動の件聞きましたか?」
「いや、聞いてないですよ」
「早く言うように〇〇部長と〇〇部長に言ったんですが・・・」
前者は異動先である店舗運営部の部長で、後者は今の上長であるディクソン、
「いえ、ぜんぜん」
BOSSは立ち上がりかけた。ディクソンの席へ行って「まだ言ってないんですか?」とでも言おうとしたらしだが、この日、ディクソンはいなかった。在宅勤務だった。
「だいたいアイツ遅いです。忘れっぽいし。」
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2021-04-26

後でBOSSは、私がアイツ呼ばわりしたディクソンに異動の件を早く進めるように言ったらしい。
そしたら在宅勤務中のディクソンから私に携帯メールが届いて、週明けの月曜朝、人事面談がありますと連絡があり、そこで正式に決まった旨、話をされた。
多少ネチネチと言われましたね。
「異動したいが為に先方に先走ったりするところが心配です」
自分だって忘れてたクセに。遅いクセに。
でもディクソンはこうも言った。
「自分も向こうに異動した方がいいと思ってました」
ああそう、だったら早く放出してくださいよ。
「機密保持の面で心配です」
あの件だな。前回のM&Aので、OPENにしちゃいけない段階で、エリア長会議で「今から行ってくっからよ」って捨て台詞を吐いて出たら、エリア長たちざわついて会議にならなくなったというアレか。
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2021-04-01-1

私は異動したくてしょうがないので抗弁しないで黙ってました。そしたらディクソンはこんなことも言ったんです。
「毅さんと話せる人って〇〇さん(私のこと)だけですからね。その辺りは今までのノウハウを活かして」
ディクソンも毅の対応に苦慮しているのである。口では毅のことを「取締役なのにああいう態度は如何なものですかねぇ」とか批判してたが、その後で「私がこう言ってたってことは毅さんには言わないでくださいね」って保身に走ったのには内心で失笑した。
「もちろん毅さんとも一緒にやりますが、上の誰かが毅さんに日頃の態度を注意しないんですか?」
「誰かがしてると思います」
誰かがねって誰がよ。誰も注意してないってことだよ。私をクサしてるのか認めてるのかようワカラン面談だったが、ディクソンにしてみれば、私がBOSSや異動先の上長に「自分の異動まだですか?早くしてくださいよ」と急っついたから、私が早く出ていきたいようでオモシロくないんだろうね。
面談が済んで、ディクソンと2人で小会議室から戻ったら、ソリ合わないオンナがまた訝し気にこっちを見た。

私の前の席、ソリ合わないのアタマが写っています。
フンっ、もうすぐお前さんの前からもオサラバだよっ、
向こうにソリがいる-1.jpg

私はBOSSと異動先の部長に「ディクソンから正式に話がありました」と伝えました。
異動先の部長さんは、
「ウチに来たら毅さんのフォローをお願いしますね」
今まで腫物扱いで誰も接してなかったらしいんだな。そりゃ新規案件は毅と一緒にやるけどさ。でも連中が毅の態度を注意してくださいってのは等級からいってお門違いだよ。それはBOSSが言わないとね。

その日の翌日、支店廻って2人の親しいエリア長に、内々に「異動になります」と言った。
ひとりはhttps://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2019-09-29後半に登場した女性エリア長で、草の者5号の直接の上司でもあります。
「今までは何処の部署だったんですか?」
私は口あんぐりになった。自分たちと同じ部署(店舗運営部)だとずーっと思ってたらしい。
過去記事に続いてまたマイカーの助手席に乗せて別支店に移動したのですが、相変わらず汚い車内だったね。
次に行った支店には草の者18号がいて彼女と打ち合わせ、そこに男性のエリア長がいて、何故か私の異動を喜んでくれたのだが、
「最近、毅さんが無茶ぶりで。あそこまで細かくやらなきゃならないんですかねぇ」
そうやってボヤくんですよ。エリア長が私の異動を喜んでくれてるのは毅との間になってくれって意味も含んでるんです。
嫌われてはいないけどそこまで畏怖される毅にヘンな意味で感心したよ。凄いヤツだなと思った。

その後も外回りしてたら業務携帯が振動した。PCからメッセージが転送されてきたのです。送信者はディクソンで、配信先は私、ソリ合わない、DON子、W美、そして前述の席替え男(フロア全体を管理する責任者)です。
定型挨拶文の後に、
「5月1日の人事異動についてお知らせいたします。
〇〇さん(私のこと)ですが、5月1日から店舗運営部へ異動することになりました。
席はレイアウト変更があるまでは今のままとなりますのでよろしくお願いします。」

これだけかよって。
しかもメールですよ。全員を集めて口頭で言わなかったのです。
前は週1日MTGをやって各人のスケジュール確認とかをしてたのだが、ソリ、DON子たちは在宅勤務の方が多くなったので、全員集まってのMTGはしなくなった。だからディクソンはメッセンジャーだけで通達したのだろうけど、これだと異動決定事項だけで、異動の理由や異動先で何をするのかについては全く触れていませんよね。
そういうのは私抜きでもいいから皆に口頭で言って欲しかったのだがなぁ。後でソリ合わないはこの件でちょっとした権幕で私を詰るのですよ。
結局ディクソンにとって私なんかはこの程度なんだよなって。箸にも棒にも掛からぬ存在だったんだなと思った。いや、そんなこともないかな。
でも別にいいやって。私は出ていく人間だからね。

ディクソンが配信した週の後半、月イチで開催される異動先での全体会議というのがあります。方針とか今すすめていることとか、情報共有をするのです。それに自分も初めて出席することになった。
「自分も出ることになりました」
「ああ、そうですか」(ディクソン)
ディクソンは無表情に頷いた。
その会議はエリア長全員が出席します。取締役ナンバー2、ナンバー4、ナンバー5、東京本社で出席するエリア長と、コロナ禍もあってWEBで参加する遠方のエリア長、他、特定業務担当で部下のいない役職者数名が出席します。
ディクソンもいた。取締役ナンバー3の毅は新店の工事現場からWEBで参加だった。
私は群馬から戻ってからはずーっとひとりで決裁できる職掌が続いていたので、全体で決める会議なんて出たことないのです。こういうの久々です。
会議1-1.jpg

会議2-1.jpg

会議3-1.jpg

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眠くなるかと思ったがそうでもなかった。へぇ、こういうことをやってるんだ、こういうプランを進めてるんだ、数値目標や人の動かし方に厳しいなぁ、感嘆しながら聞いてました。

途中、こんなことがあったのよ。顧客獲得の為の新プランが提起され、概ね賛同して「じゃぁ進めましょうか、いつから?」ってなった時、スクリーンに毅からのメッセンジャーが入った。
「それは如何なものですかね」
物言いなんだけど、これだけで会議出席者全員が凍り付いた。それまで割と和やかだったのが満座、シーンとなった。誰もその場で応えようとしないのです。
座長も兼ねていた店舗運営部長は音声を切って「やっぱり毅さんは反対ってきたかぁ」困り果てた表情で腕を組んだ。
エリア長たちも一言も発しない。店舗運営部長は昨年まではエリア長だった。政変があって大抜擢されたのですが、今いるエリア長たちにしてみればオモシロくないんですよ。昨年まで自分たちと同格だったのにっていう感情ですね。だから毅が物言いつけてきても「アンタ取締役になったんだから自分で決めなさいよ」なんです。援護射撃がなかったです。
毅の物言いでいったん保留になったが、提起するプランを毅に事前根回しないでやっちゃったということですね。他にも事前に根回ししないでいきなり提起した案件があってやや紛糾したけど、久々に刺激のある会議であったよ。おもしれぇなって。(笑)

会議終了前に、異動先の部長さん(ナンバー2)が、
「最後に人事面での発表があります。〇〇部の〇〇さん(私のこと)が、5月1日付で・・・」
私の異動が正式に発表になりました。私も消毒した専用マイクで簡単な挨拶をしました。
その場にいた数人のエリア長は目をひん向いたりギョッとしたり「だからこの席にいるんですね」ってなったり「何で急に?どうしたんスか?」って聞いてくる者もいた。
この場にいないWEB参加者の表情は全員はわからないが、https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2019-04-25-1に登場したM子が大口を開けてアングリ。この日の夜になって「今までより近くなりますね」っていう微妙なメッセージが来た。
生意気な女性課長がちょこちょこ私んとこにきて、
「毅さんの対応、お願いねぇ~」
「それかい」

異動先の全体会議でも発表されたからにはもう全社的にOPENなのですが、私はそソリ合わない、DON子、経理の連中、人事部、教育部、営業や開発部門には自分の口から言ってません。何事もなかったように知らん顔してました。
何となくソリ合わないオンナの態度がよそよそしくなった。目を逸らすんですよ。伏し目がちになるの。
4月後半、私は本社を出たり入ったり、4月29日やGWの休日の分を4月中に片付けようと忙しなかったので、直行直帰が続いた。この春に入社した新人研修もあったしね。外から帰社してもすぐ追加の書類を作って外出する慌ただしさ。稀に朝から本社にカオを出すと、ソリやDON子が在宅だったりして彼女らとはすれ違いが生じた。
そしたらある日、在宅勤務してたDON子からメッセージがきたんですよ。
「聞きました。でも異動の理由って何ですか?」
私はこう返事しています。
「アイツ(ソリ)のカオを毎日毎日見てるのに飽きたんだよ。」
まだ言い足りなくて、
「日に日に老けてくアイツと一緒にトシをとっていくのがイヤになったのもあるな」
DON子は私のシンパだが、こんな心無い返信を送られたことでさすがに色をなした。
「そんなこと言わないであげてくださいっ」
言わないでください、ではなく、言わないであげてください、これがミソで、ソリ合わないがかわいそうだからそういうこと言わないであげてください??
「本人メチャメチャショック受けてましたよっ」
「それはディクソンがメッセンジャーで発表したからだろ。」
「それもあるけど、ずっと長年一緒にいたのにって寂しいのもあるみたいですよ」
???

右、デカい背中がソリ合わない、
向こう奥にいるのがもと草4号のU紀、
左にいるのがDON子、
左からドン子U紀ソリ-1.jpg

新人研修が終了して、社内の空気が少し落ち着いた感のある日の午後のこと。
私は珍しく自席にいて次の書類を作ってた。いたのはディクソン、ソリ合わない、DON子は在宅、W美は有休、もうひとりいる有望株の男性は外出していなかった。
ディクソンは、毅には及ばないにせよ、私という難物を追い出すのが決まったのでサッパリしたカオしてやがるな。
時刻は14時50分前だった。まずいな、ディクソンは15時から管理部門の会議に入る。就業規則改訂や給与改定の最終決定だって。そしたらソリ合わないと2人きりになっちまう。
ディクソンが会議に入る前に席を外してやろうと、その場を逃げ出そうとしたのだが、ディクソンがBOSSに呼ばれた隙にソリ合わないがヌオッと立ち上がってゴジラのように私を見下ろし、ランランと睨むような目で、
「上長(ディクソン)が会議に入られたら話があります」
「・・・」
やれやれ、そうきたか。
「いいけど。例の件か」
「そうですっ」
「この席ではちょっとなぁ」
「じゃぁ場所を変えてでも」
逃げられない。わーったよ。ディクソンが会議に入ったのを見て、空いてた小会議室に2人で入った。

会議室のドアを閉めて向かい会ったらまぁ凄い剣幕で切りだしやがって。
「事前に聞いてないですっ」
だってお前さんには事前に言ってねぇし。何でお前さんに事前に言わなきゃならないんだっての。
「どういうことですかっ?」
「異動願を出したんだよ。」
「えっ!」
ソリは仰天した。
「異動願い出したんですか?」
「そう。このトシでね。自分でもまさかと思うけどな」
「なんでっ、上長(ディクソン)と合わないからですかっ?」
「合わないぃ?」
「DON子さんもそう言ってますっ」
私は噴き出してしまった。
「会わないって?それじゃぁ私のワガママじゃないか。そんな小さいことじゃないよ。まぁそれもちったぁあるけどな。そんなことよりも」
「じゃぁどうしてですかっ」
私はこの記事冒頭で毅に説明したのと同じ理由をソリに説明するハメになった。少しアレンジを変えて。

理由①、
「今自分がやってる通常業務は100%店舗運営部内からの依頼で支店に直結する内容だろ。お前さんやDON子がやってる給与とか保険とかと俺は関係ないもん。ディクソンは機密保持主義だから正式に決まってからでないと情報をOPENにしないし、向こうの部署にいれば腹案の段階で話してくれるからね」
「確かに上長は事前に言ってくれません。いきなり『いついつから決まったからやって』って言うだけです」(ソリ)
「だろ、機密保持の面で仕方がないんだろうけど私はそれじゃぁ困るんだ。いつ頃になると新規案件が始まりそうですとか、誰々が支店長に抜擢されます、その後は誰々を異動して補充する予定ですとか、そういうヒソヒソ話が大事なんだよ」

理由②、
「理由①だけだったら異動しないで今の部署でもできるけど、昨年から大和田が長期病欠で、新規案件は毅が怖ぇカオしてひとりでやってるだろ。M&Aが俺んとこに立て続けにきてさ。M&Aの書式は毅がやってるのと同じ書式、同じ窓口なんだよ。だから異動すれば新規出店とかで毅をフォローすることも可能なんだ」
「それだと今より仕事が増えるじゃないですか」
「構わないよ。昨年から『他にできる人がいませんのでお願いします』って私や毅に振ってきてるから結局は同じだよ。どうせ残り2年だしな」
「残り2年って言わないでください」
「(フンッ)毅と2人で、向こうの部署は自分らでやろうとしない、育てようとしないってブツクサ言ってる自分がイヤになったってのもあるんだよね。」
「じゃぁ毅さんの仕事も!」
「そうだよ。毅には事前に相談して彼も私の異動を望んでるんだ。次回の出店から一緒にやることになるな。異動先の連中にも言われたよ。毅さんのフォローお願いします窓口になってくださいって」
「確かに毅さんは気難しいし、お話ができるのは20年来の〇〇さん(私のこと)しかいないと思いますけど。でも、ア、アタシだって!」
「ああ、ちょっと待ってくれ。まだ理由があるんだ」
「何ですかっ」

理由③、
「後進への引継ぎだよ。自分も正社員として残りの年数だと後進への引継ぎを考えなくちゃならない。今の部署にいたらマニュアルだけ作ってハイサヨナラだぜ。まさか引き継ぐ相手が給与担当の君(ソリ)やDON子ってわけにいかないだろ。異動先には14人か16人いるエリア長や主任(草の者)たち、その下には1200人近い従業員がいるからね。その中の誰かに託すしかないんだ。」

異動後組織図(改訂).jpg

この理由③でソリは大人しくなった。少しは納得したみたい。
「今言われた理由を異動願に書いたんですか?」
「そう、異動願ってのは願いをかなえる為に書くんだから稟議と一緒なんだ。でも私は今の等級役職のまま異動するから余計な出費や経費が増えるわけじゃない。今やってる業務を持って異動するだけだから誰にも迷惑はかからない筈だ」
「・・・」
「普通は異動したら業務内容が変わるジャン。私の場合は変わらないんだ。だから異動は異動なんだけど、異なる異動ではなく移る移動だね。」
「・・・」
まだオモシロくなさそうなカオしてるからもう少し肚を割って話してやるか。
「もうひとつ、願に書けない理由があってさ」
「何ですか?」
「それはな」
少し深呼吸した。

仕事を評価できるのは、その仕事を依頼した者だけだろ。」
「ハイ」
「仕事の、業務の依頼者だよな。では私に業務を依頼してるのは誰かっていうと、さっきも言ったが各支店で勤務している従事者に繋がる向こうの部署なんだよ。」
「確かにそうです」
「だから私の評価者はディクソンじゃない。彼からは日々依頼されてない」
「・・・」
「私は向こうの部署、エリア長、支店長、主任(アブなく草の者と言いかけた。)社員たちに評価されたいね。ディクソンに評価されたくないんだ。店舗の社員から低い評価されたら仕方がないが、今のままだとずっとディクソンから平均的で無難な評価をされるだけだろ。彼は私の業務知らないもの」
「・・・」
「ディクソンに不当な低い評価をされたとかそういうんじゃないよ。でも彼の下で終わりたくないんだ」
「わかりました。」
「・・・」
「そういうことでしたら納得します。でも私だって彼から高い評価をされてると思ってませんよ」
「でも上がったんだろ?」
「いち等級あがりましたけど」
日々の私語、長いお喋り、立ち話や文句、そういうのが無くならない限り今より上は無理だよって言いたいけどね。
でもソリはわかってない。私は評価の高い低いを言ってるんじゃない。評価者に値するかしないかを言ってるんだがな。

「でもっ、でもっ、」
「なんだ?」
まだ何かあるのか。何か蒸し返すのか?
「毅さんには事前に相談したんですよねっ。」
「事前に相談した。だって次からは2人でやろうぜってのが発端でもあるしな。BOSSにも向こうの部長さんにも」
「アタシとだって、ずっとずっと、長年、一緒にいたのに・・・」
「・・・」
「水臭いじゃないですかっ」(涙)

「・・・」
「逆の立場で私が同じようなことをしたら怒りますよねっ」
「まぁ、そうだな。」

しばし沈黙、言うだけ言わせて目が潤んだソリも、やっと表情が和らいだ。
その後はディクソンの悪口じゃないけど、アタシは誰が上にきても受けるしかないし、フライングできる私のことを羨ましいって。
ディクソンと合わないからってそんなんが理由じゃないんだけどな。
「異動か。まさかこのトシでな」
「トシって言わないでください」
最初に会ったときはソリは20代後半、私は30代後半だった。それから20年、ソリはこないだも私の前で、老眼がどうのこうの、背中に肉がついたの、髪が白くなったとか、耳を覆いたくなるようなことを。そういうのを聞かされると私はこっちの老いまで指摘されてるようでイヤなんだよ。「トシって言わないでください」ってか。それはこっちがお前さんに言いたいね。

まだ若い頃、20代後半のソリ、
二の腕も細かった。
若い頃のソリ-1.jpg

「DON子さんも心配してましたよ。上長と合わないから異動するのかなって。個別にお話された方がいいですよ」
「へぇ、皆そう思ってるのかな。誤解を解く意味でも話すよ。」
「席はいずれ向こうに移るんですよね」
「決まればね。席はおそらく」
「毅さんの隣?」
「かもしれねぇなぁ」
「他にいませんよね、笑」

「水臭いってよ」
「彼女がそんなこと言ったのっ?衝撃だワ」(ジャン妻)
「人間ソリ合わないを見た思いであったよ」
それから4月30日の定時までの数日、私とソリは合わないまでも今まででイチバン穏やかな関係だったんですよ。
ところがですね。。。
お酒-11.jpg
退勤時間になって私は出かけたらソリに呼ばれて上写真の酒を渡された。これはもしかして異動する私への餞別か?餞かい?
だがソリはこう言ったんです。
「ハイこれ、今生のお別れね」
なにっ!
今生の別れだとっ?
私は呆気にとられてしまい、不覚にもその場で言い返せなかった。
それだけで収まらずあろうことか私の肩を叩いて、
「飲み過ぎちゃダメですよっ。身体の調子がちょっとでも悪かったら検査するんですよっ」
持ち帰って「こう言われた」話したらジャン妻は呆れた。
「それってさぁ、日本語の使い方わかってないんじゃないのぉ?」
(ー”ー;)
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船山温泉99の謎139 道の駅 峯の城 [船山温泉近郊ネタ]

中部横断自動車道は、本年度9月に下部温泉早川IC、身延山IC、南部IC、これが完成する予定だそうです。そうなれば東名高速&新東名高速と中央高速が南北に結ばれる。
神奈川、静岡方面からの宿泊客誘致に加えて、西東京方面からの宿泊客誘致も期待できるというものだが、このコロナ禍ではなぁ。
「君は太平洋を見たか、僕は日本海を見たい」これにプラスしてT館長は「だったら君は船山温泉を知ってるか?」と声を大にして言いたいところだろう。
私は中部横断道は使わないで、東名高速の富士川SAでこれまで走った52号線(富士川街道、身延街道)に下りて、富士川に沿って北上するルートを走りたい。一度、中部横断自動車道で新清水ICから新東名に入ったが、それだと走行距離が長くかかる。
日曜日の下り東名高速道が思いっきり空いてたので、12時半くらいに南部町に入ってしまった。
時間を潰すにしても観光地なんかないし、人混みは避けたい。そこで閃いたパーク地がある。道の駅南部、そこには私の中での船山温泉近郊ネタで最大のテーマがある。
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道の駅だから国道52号沿いです。船山温泉方面に左折しないで北上、南部路の前を少し北上する。南部路は刺身蒟蒻とカツ煮がメチャ美味しかったな。
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2018-05-03-1

「光行公の像がある筈だが」
「???」(ジャン妻)
「あ、あったあった」
幕末まで続いた盛岡藩、支藩に八戸藩、七戸藩といった奥州南部氏の始祖、南部三郎光行公です。
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ジャン妻はまた私がヘンに偏った自己的趣味に自分をつき合わせるのかというカオをしていたが、まだ宿入りする時間には早いので、シブシブ下車した。
駐車場は満車に見えますが、施設内にはそんなに人がいなかった。台数が少ないからだろうか。
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道の駅、メインゾーンには野菜、果物他、物産がたくさんあった。地場のものだけでこれだけのスペースは埋まらないだろうな。山梨県内全域から集めているのでしょう。
でも私はそういうのに興味がないんだ。南部氏関連は何処だ?どこにある?
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南部町一帯のMAPがあった。
「船山温泉が表記されてないじゃないか」
「船山は観光地じゃないでしょ」
「十枚荘温泉もないぞ」
「・・・」
温泉マークだけあった。
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南部氏の展示室を見つけた。入ってみる。でも誰もいないぞ。
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誰も興味を示さないのかな。これが奥州だったら見学者が何人かいるだろう。哀しいかな山梨県南部町、南部氏発祥地とアタマではわかっていても、県外からの来訪者にとっては「それ、何?」なんだろうな。
HPには「南部氏の歴史を紹介する「南部氏展示室」南部氏は奥州の武家として知られていますが、実はここ南部町が発祥の地です。南部氏の歴史や町内に残る南部氏ゆかりの史跡などを紹介しています。」
やはり甲斐国は武田なんだろうね。南部氏がこの地発祥ということを知っても知らなくても日常には不自由しないしね。
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南部氏の解説です。発祥地がここであること。奥州での繁栄に繋がること。
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南部三郎光行公は、源頼朝率いる奥州平泉征討軍に従軍して武功を挙げ陸奥国を拝領、それまで領していたこの地、甲斐南部領は三男の実長に割譲した。実長を南部破切の六郎という。
波切?南部町の北隣、身延町に波木井という地がある。破切=波木井らしいです。
実長の子に長義という人がいて、この人の系譜が波木井に土着、代々波木井氏を称する。
奥州の南部氏は中世を生き抜いて繁栄したが、甲斐の波木井南部氏はというと、
「甲斐では宗家南部氏と波木井南部氏が南部と身延を治め、南北朝の頃までは奥州との間をしばしば往来していた。しかし、移住もあって徐々に衰退、大永7年(1527年)波木井南部氏が武田信虎に滅ぼされたことにより、甲斐の南部氏は歴史の表舞台から姿を消すことになってしまった」
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船山温泉T館長は「ウチを南部の隠し湯にしようかと考えたんですが」
でも船山の開湯は明治45年と聞き及ぶ。ちと時代考証的に無理がある。開湯から遡っておよそ400年前に南部氏は滅んでいるからである。
400年前とはいつ頃か。どこで滅んだか。年表があった。ある箇所が大事で、その記載もあった。
解説4年表1.jpg
解説5年表2.jpg
「大永元年(1521年)今川氏親の将、福島正茂が甲州河内に侵攻、波木井義実(波木井南部10代)と穴山信風(信綱)はやむなく今川勢に味方し、大島(甲斐大島)で武田勢と戦う。その後今川勢が府中に進軍」(穴山信風は武田信虎に降伏、従属しています。)
「大永7年(1527年)波木井義実は今川勢に加担したことで武田の軍勢に襲われ、本郷(現・南部町)峯ノ城にて全滅した。これにより波木井南部家は滅亡したという。※15」
本郷とはまさに船山温泉のある地名です。むかしむかし湯治場だった時代は「本郷の湯場」と呼ばれたともいう。
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※15は出典です。「南部町伝承」とあった。
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南部町伝承とありますが、裏付ける史料は甲斐国誌、それには、
「大永中福島上総乱入ノ時、波木井三河守義実此ニ党スルニ依テ、武田信虎ノ為ニ峯ノ城ニ於テ責殺サルトアルモ此城ノ事ナルベシ」
大永年間(1521年~)駿河今川氏の福島(クシマ)上総介が甲斐に侵攻、波木井三河守義実が今川方の福島を手引きしたが為に「峯ノ城ニ於テ責殺サル」峯ノ城で武田信虎に攻め滅ぼされたという記述で、南部町アルカディア図書館にあります。
武田信虎に攻め滅ぼされた波木井義実は、馬上像の南部氏の祖、三郎光行に同行せず甲斐に残った三男、実長の系譜で数えて十代目、船山温泉を含めた南部町身延町、河内一帯を支配していた。
南部氏の末裔である波木井義実が滅亡した場所はお隣の身延町にもあって、そこには波木井という地名や波木井城があるし、1984年には身延町の南部氏館跡発掘調査報告書が出ている。場所は南巨摩郡身延町梅平という場所です。検索するとPDFで見れます。
だが身延の波木井には甲斐国誌でいうところの「峯ノ城ニ於テ責殺サル」峯という地名はないようである。
峯という集落は船山温泉のすぐ北方にあって、南部町誌には波木井義実が滅んだ場所の推定地としてこのような記載があった。
「峯ノ城は波木井義実に関係した城と記され、北川の一段低い所に波木井氏の子孫が祀る社が建てられている。身延町に波木井城があり、波木井氏の峯ノ城とも呼ばれていることから、ここも峯ノ城の比定地の一つとして位置づけられる」(南部町史)
この辺りの記述において、南部町と身延町が学術論争に及んだという話は聞いていない。私も南部町史だけで身延町史は見てない。船山温泉が南部町にあるからそっちに偏っただけである。
だけど私の中ではこれまで大人しくしていた南部町が、道の駅内にある史料展示室に堂々とその旨を明記したのが大事なのだ。ハッキリここ南部町で滅んだと言い切っているのだから。
波木井義実が滅んだ峯ノ城は船山温泉の北東、高台にある集落にある。波木井山ともいふ。
(今回、船山に泊まった翌朝に撮影)
峯の城1.jpg
峯の城2.jpg
峯の城3.jpg

位置関係はこうなっている。
位置関係1.jpg
位置関係21.jpg
位置関係2.jpg
位置関係3.jpg
船山温泉のすぐ近くではないかい。
武田信虎軍が攻め寄せた時、船山にも矢が飛び交う音や喚声が聞こえたのだろうか。
位置関係22.jpg
峯ノ城には2010年、船山温泉のT館長と同行した。
その前、2009年に幾つか証言を得ている。

証言1、峯集落にお住まいの農家のオバちゃん、
「坂を下ったところにうちの田んぼがあってそこに大きい岩があるの。岩の辺りは誰かが斬られた場所だって聞いた。」
刀で斬る仕草、槍で突く仕草をしながら、
「斬られたか槍で突かれたかわかんないけど、そういう怖い場所だって。こんなコワイ話、今までしたことないよ」

同じく2009年、証言2、峯ノ城入口にある畑を耕していた耳の遠い爺さん、城域を指しながら、
「中は潰しちゃった。知っている年寄りはもうおらんね」

2009年以降、いつだか忘れたけど証言3
穴山信懸(ノブトオ、穴山氏五代、波木井義実と共に今川を手引きした穴山信風の父)の墓近くで出会った爺さん、
「公民館を建てた時にあの辺りを掘ったら石垣と人骨が出て来た。光行の墓じゃないかって」

2010年晩秋、私が週1日勤務していた弊社の支店に、ひとりのお爺さんが来られた。
新患だったので、待合にご案内して初回問診票の記載をお願いしたら、そのお爺さんのお名前が「波木井」だったのです。ハキイとフリガナまで振ってくださった。
「もしかして身延の方ですか?」
「うん」
「では南部氏の末裔?」
「先祖がね。義実でしょ」
お爺さんははっきり義実(ヨシザネ)と言われた。

2015年「甲斐武田を探検」サイトに峯ノ城に碑が立った旨が掲載されていた。
https://ameblo.jp/mnrhanz1/entry-12430684379.html
そこの管理人、みんさんに連絡して情報交換をしたことがある。城域にある御堂を波木井堂といって、そこには大小の石碑が2つあって、大きい方には波木井六郎実長、もう一つの小さい方には、十一代波木井三河守義実とあるそうです。
他、武田信虎が攻めて来た時の戦死者を供養する千人塚があって、それらの碑は波木井氏の子孫の方が建てられたという。
その後、2016年に行ったら、峯ノ城域は獣害対策の電気柵が取り巻いていた。峯ノ之城だけでなく、集落のあちこちが電気柵だらけになり、里の者たちが電気柵に閉じ込められた感があった。
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2016-10-07

船山温泉のある南部町は「奥州南部氏発祥の地」と謳ってはいるが、これまでは謳っているだけで、アピール度は歯痒いくらいに薄かった。
外来者へのアピールは、この道の駅南部で初めて打ち出されたといっていいのではないか。

だが、私の中ではまだ新たな謎がある。これです。
位置関係23謎1.jpg
山城神社についてはすぐわかった。御祭神は波木井実長、南部三郎光行(南部城主)の実子で、奥州に下向せずこの地に残って波木井氏を名乗った最初の武人です。
では山城の鼻とは何のことか?
山城といえばみ52号線が潜るトンネルの山上に「荒れた状態です」(南部町役場)放置状態の南部城山(ジョウヤマ)があるが、そこから西に離れていて山続きとも言い難い。鼻とは何のことなのだろうか。
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もうひとつ、これは明記されていなかった。
標柱10南部光行だって?2.jpg
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2021-01-03-1
前回の船山行で訪れたこの標柱は、船山温泉から峯集落に向かう坂道の途中を右に下りた辺りにある。茶畑の中にあるので全文は確認できないが「館跡に向って左奥に井戸と泉水の跡がある。尚、石積みは鎌倉時代以前の平石積みである」という。
この館跡は展示室には明記されていなかったな。内容も場所も。
あの茶畑の館跡標柱は末裔の方が独自に立てたのだろうか。
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解説9系図1.jpg
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南部氏はこの地で滅んだ義実以降も血脈は残った。他へ落ち延び、武田の勢力が盤石になった頃に戻ってきたら南部町一帯は穴山氏が支配するところとなっていたので、南部や波木井を称するわけにいかず姓を変えたという。(近世こもんじょ館、サイトから。)
その姓もわかっていますが、それは本稿とは別カテゴリになるかな。この稿では南部町が道の駅南部に滅亡の地である旨を初めて外来者にアピールしたということにしておく。
見学者は私だけだったけど、コロナ禍が収まったら、奥州盛岡の南部氏関連の方々もこの地に来訪されるかもしれないが。

山城の鼻とは何なのだろうか?
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和室213号室 [船山温泉]

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遠雷がする。
通り雨が降ってきた。
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部屋から見た中庭、見下ろす池の角度がいつもとは若干違うのにお気づきでしょうか。
今回は長年利用してきた215号室のツインベッドルームではなく、ひと部屋手前の213号室から眺めた風景です。
庭と池を見下ろす角度がいつもと少し違う.jpg

手前この日の和室向こういつもの洋室.jpg
船山温泉は、年にすくなくとも2回きます。ジャン妻の誕生月12月、ジャンの誕生月4月、この記念日は船山温泉と決めていて、今年も後半の(金)泊を押さえてあったのですが、親戚の通夜、告別式が入ったので2日ズラしました。
「間を空けることなく即、変更できるって凄いな」
「長年来てるこの宿だからできることよ」(ジャン妻)
いや、そうではなく、私の会社内での立ち位置というか、ポジショニングというか。そういうのを誉めて欲しかったんだけど。
とはいうものの、船山温泉殿、急な日程変更で申し訳ありませんでした。
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洋室と違って角部屋じゃないのでやや暗く感じないでもないが、蟄居閉門で寛げるともいえる。
213号室は湯、食事処にいちばん動線が近い部屋かも知れない。
213。。。
13。。。
不吉な部屋番号だ。この人なら好んで泊まるかもしれない。
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和室、初めて布団敷っ放しの畳の部屋で寝ることになる。
いやまてよ?初めてではないな。ジャン母と3人で来たとき、丸い半円の弧を描いて庭に出っ張ている和室に泊まったことがある。まだBlogを起ち上げる前、あれは私を船山に導いた温泉サイト、番頭さんの掲示板時代だったな。畳の上はそれ以来か。
213号室はL字型に曲がった箇所にある部屋なので、もうL字型の辺にある隣の部屋を意識しながら部屋の中をウロつかなくてはいけない。下着1枚で部屋を歩き回るなんてトンでもない。
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(日)泊だから空いてるだろとタカを括ってきたら、意外にも(失礼)殆ど満室だった。大小の釜が10個鎮座していた。ひとり客も増えたようですね。
満室に近い2.jpg
エントランス、ロビー前から見た部屋、2階の右端の部屋が215号室、その右隣が今回の213号室、下1階は食事処、
部屋を望む.jpg
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T館長の新しい道楽というか、この宿の資産でもあるワインセラー、
「また数が、種類が増えたわね」
「このワインが従業員への現物支給だったりしてな」
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館内2.jpg
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湯もひと通り廻った。大粒の雨が降る静山、
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静山の湯も渓流の湯も大浴場は定員5名となっている。となると例の寝そべりが更にジャマくさいな。早くブッ壊しましょうよ。
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窓を全開にした清水、普段は閉めてるので硫化水素のニオイがいちばん漂う湯でもある。
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閉めてしまえばここだけ別世界の静、
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湯上りの生ビールが運ばれてきたので、ジャン妻がマスクを外して飲もうとするところ。
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雨上がりに外に出てみた。
船山温泉は地元の山梨県の客よりも、隣都道府県からお見えになる客の方が遥かに多い。私もそうだし。この日は9か所のナンバープレートのくるまが停まっていた。
私を含めて県境を跨ぐ移動だが、私も普段は都心に普通に通勤しているし、くるまでGOTOドアなら問題ないと思うがね。
くるまで家から宿へ直行、観光しない、SAやPAではWC休憩だけ、宿に籠る、外に観光に出ないといったって船山温泉の周囲には自然だけで何もないから出てもすることがない。「観光しないで宿でゆっくり過ごそう」です。
でも白状すると1か所立ち寄っています。宿入りするまで「道の駅なんぶ」に滑り込んで資料室を見たんだよね。誰もいなかった。
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高速が空いてたので早く着いててしまい、書籍も持ってこなかったので退屈ではあったよ。
コンビニで買ったくだらないマンガを読んだけど、マンガなんてすぐに読み終わってしまうからね。
213号室、13という不吉な番号の部屋に寝てるのを幸い、宿の怪談本でも持ってくればよかった。1時間ほど寝てしまった。
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山梨県は神奈川県に隣接しているし、首都東京に直結しているが、よく言われるのが「首都圏直結の山梨県がなぜコロナ封じ込みに成功したのか?」
山梨県だけど長崎知事が打ち出した「やまなしグリーンゾーン構想」認証制度ですね。対象は山梨県下の宿泊業、飲食業、酒蔵、山梨だから当然ワイナリーも。チェック項目が30~50あって、それをクリアすると県から感染症対策のお墨付きが発行される。書類申請だけでなく、県の職員や委託業者が現地まで来るそうです。
OKなら山梨県がステッカーを発行する。船山温泉も認定されています。HPに自信満々に打ち出しています。

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山梨県は県下の飲食店に休業要請も出したが、解除する際には県が示した基準である感染拡大予防ガイドラインを満たした店は個別に休業要請を解除していった。
ガイドラインの内容は30分に1回の換気、入場者の制限、人との間隔を最低1メートル確保、客やスタッフのマスク着用、定期的な手指消毒、入場者の入り口での体調確認、合計17項目だと。
ウチの社内にも山梨県出身の者がいて、
「山梨県はねぇ。成功したと言われてますけどねぇ。あれは、あの店ちゃんとやってませんよっていう、その、何ていうか、言葉は悪いけど密告のような。そういうのもあるんですよ」
密告だと言い方が暗いが、抜き打ち検査や利用客の通報制度のようなものか。別にそれはそれでいいのではないか。緊張関係を維持して対策が継続されるのならね。「お宅はちゃんとやってませんよね。見に行きます」来店して指導、是正すればいいのだから。
だけど政府はこの第三者認証制度「山梨モデル」を導入するよう全国の都道府県知事に通知したのですかね?
バカにするわけじゃないけど首都圏と違って圧倒的に人口が少ない県でしょう。全国都道府県で実行するのも確認するのも大変だと思う。東京や大阪のように無数の飲食店がひしめいているような地域で100%実行可能かどうか。
その後どうなったか聞かない。緊急事態宣言発令で括っちゃたからね。
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寝て、起きて、再度、湯に入って、ゴロゴロしてたら、

プルルルッ!
プルルルッ!
プルルルッ!

ああ、18時前か。電話は何処だ?何処で鳴ってる?
格納されてるTVの下にあった。扉を開いて受話器を取って、
「いつもの部屋(215号室)と勝手が違って、電話が何処で鳴ってるのかワカランかった」
「笑、フロントでございます。ご夕食のご準備ができあがりましたので・・・ふじまでお越しください。お待ちしております」
ガチャッ!
「何処で鳴ってたの?」(ジャン妻)
「TVの下」
普段、扉開けないからね。TV観ないし。宿でTVなんか観ると俗世に引き戻されるからな。
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階下に下りたら昼間は掃除部、夕刻だけ接客係の小柄なMさんがいて、他のお客さんに「お名前は?」伺っている。お名前を伺ってから各個室に案内するわけか。
すぐに入らないで入り口で立ってたら、
「何をやってるんです」(T館長)
すぐ入らないのはMさんが戻ってきて私らにどんな対応をするか見てやろうと。T館長に見抜かれてしまった。
「そうやってすぐネタにしようとするんだから」
カオパスの俺らにMさんが「お名前は?」とでも言おうものなら「ぬぅわんだぁってぇ!」と絡んでやろうと思ったのだが不発に終わってしまった。
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まだ夕方だけど陽が大森山の向こうに隠れ、照明もそんなに明るくない、テーブルクロスはシブイ茶色、無骨なお皿は焦げ茶色か黒っぽい色ばかり、この宿の野趣溢れる料理は見てくれがイマイチなのでインスタ映えしない。(インスタしてないけど。)
甲州何とか豚のハム、稚鮎の春巻き、何かの自産肉のパイ包み焼き、天ぷら、タケノコ、
自家製ソースはキュウリだったり、ブロッコリーだったり。
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あれ?赤い刺身がある?
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これは鱒か。このセットは定番で、どうも他の部屋と間違えて出たらしい。いつもは4か所ともイワナだから。
館長も女将さんも気がついたが、川魚の刺身が好きな私はこのままいただいた。鱒の刺身大好き。信州サーモン、上州ギンヒカリ、船山の甲州は富士之介、だったかな。
あっさりしている。都内の黒板メニュー居酒屋のサーモン刺身は脂のノリは凄過ぎたからな。
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追加メニュー、タケノコの刺身、今の時期ならでは。
「酸っぱいな」
「そりゃ酢味噌だもの。この程度で酸っぱいの?」(ジャン妻)
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赤銅色の肉は山梨のどっかで罠にかかった可哀そうな猪の鍋、
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煮えてキタキタ。猪肉は豚肉と違って煮込めば煮込むほどやわらかくなるが、野菜は煮過ぎない若い野菜が好きなので、先に白菜、ネギ、青物をよそって。
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調子にのってタケノコも入れてしまった。贅沢だな。タケノコと猪肉の味噌汁か。
「穂先を入れないでよもったいない」(ジャン妻)
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猪鍋は前より優しい味になった。前はやや辛、ほんのやや辛い味付けだったが、それがなくなり、マイルドで素朴な味噌汁の味を呈していた。
ほうとうを入れたり、ご飯入れてオジヤにしてみたいが、それをするとコースの最後までたどり着かない。ほうとうを入れたこともあるけど市販のうどんやきしめんを想像すると裏切られますよ。全く別物と言っていいと思う。

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いつものウチらだけの定番、岩魚素揚げ、他の部屋は塩焼きだと思う。今日はお腹の肉を割いて揚げる面を増やしてある。
付け合わせは山菜天ぷら、野蒜、
無念の形相をしている岩魚、供養の為にもアタマから尻尾まで全部食べるからな。。
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素揚げを齧るジャン妻2-1.jpg
ジャン妻がイワナにかぶりつこうとしているところ。
直虎で川名の御隠居(井伊直平、演、前田吟さん)の配下が囲炉裏端でイワナにかぶりついてるのに似ている。
塩焼きは飾り塩を塗してあるから塩分過多になってしまうんですよね。
「19時になったら酒類提供禁止?」
「そんなことないですよ」
ああそうか、ここは山梨県だからね。これが都内や神奈川の旅館だったらラストオーダーになるのだろうか。
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甲州ワインビーフヒレプラン、付け合わせの野菜はタマネギとシメジ、クレソン、ガーリックチップはガーリック好きのジャン妻に全部食べられてしまった。
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ここでも調子に乗って、タケノコを焼いてみる。
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「Mさん来ないかな」
「・・・」
別にアラを探そうってんじゃないよ。ああいう昭和の大衆食堂のオバちゃん接客が好きなだけさ。
でもT館長は私がMさんに密に接触しようとするのを好まない。引き離そうとする。ネタにしようとしてるのを警戒している。Mさんにも「あの人に近づくんじゃない」と注意してるかもしれない。
Mさんは船山温泉で最も長い勤続年数です。
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手打ち蕎麦は誰が打ってるんだろう。お世辞にも喉越しよくツルツルツルッとはしてないです。もしかしてつなぎ入ってないんじゃないかなこれ。
日頃、駅そばやスタンド蕎麦ばっかり食ってる私には贅沢というもの。
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締めの釜飯、ご飯をよそうジャン妻、
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今日はもちろんタケノコご飯です。イワナの骨汁、香の物と一緒に。
市販の赤出汁味噌汁とか、黄色いイロのタクアンなんかが出ないのがいいでしょう。
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ご飯をガツガツ喰らうジャン妻、ジャン妻は旅行に来ると胃袋とカロリーの上限リミッターを外すのです。
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誕生日プランで出されるケーキは別腹が無いので私は無理でした。Mさんにあげちゃった。
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あ、そうそう、食事処の床、畳は新しく張り替えられていました。厨房からワゴンを転がすのでどうしても傷んでしまう。ささくれだって足裏がチクチクしなくなった。
「そういうネタをBlogに書いて欲しいんですけど・・・」(T館長)
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ジャン妻とT館長が談笑中です。何だか難しい話をしとったな。コロナ禍での旅館経営のノウハウとか。今後の社会情勢とか経営談義かな。私はもっぱら聞き役でしてね。私の異動の話とか出たのかな。忘れた。
また書籍を借りてる。自慢じゃないけど私はT館長やジャン妻が読むようなハウツー書籍をこのトシまで読んだことが無い人間なのだ。自己流でここまで来ちゃったし。もう読んでも役に立たないし、老眼で読めないだろう。
話を聞いてる時はいつも為になるなぁと思うのだが、終わってみるとよう覚えていないのだ。
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寝酒、夜食、笹一を常温でいただく。デザートはあげちゃたけど、何とか全部、腹中に収まりました。
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寝転がって、T館長からお借りした経営書籍に目を通すジャン妻、
この後、バタッ、ZZZ。。。
館長から借りた書籍を読むジャン妻-1.jpg

朝の光景.jpg
起床は5時半、私にしては遅い方である。普段が4時、下手すりゃ3時半に目覚める。そのまま起きてたりとか。
朝の散歩もしなくなった。まだ寒いし。
家でもベッドなので久々の畳の上は腰に来るかと危惧したがそんなこともなく。
部屋でスマホ見ながらゴロしてたら電池が無くなってきた。WCへ2回行ってゴロ寝してたら、

プルルルッ!
プルルルッ!
プルルルッ!
この音が他の室から聞こえたんですよ。ひと部屋ひと部屋ずつ順番にかけてるのか。TVが収納されてる扉を開けるのがめんどいけど、次はこの部屋だなと身構えた。鳴ったらすかさず取って、今から下りますよと。
「受話器外しといたらどうなるんだろ?呼びに来るのかな」
「さぁ。そういうことはしないの。やめなさい」(ジャン妻)
電話が鳴ってる.jpg
廊下にプチバイキングコーナーがあって先にご飯をよそうのですが。ジャン妻は2人分のご飯、私は2人分のオレンジジュース、
ジャン妻が持ってきたご飯の量が少ない。
「貸せ。自分でもう1回行ってくる」
「止めなさい。最初っから大盛にするなんて。後でお替り行けばいいでしょ」
コロナ禍の時勢で、途中でお替りするより1回で済ませた方がいいと思うんだよ。
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朝の陽ざしが眩しい食事処に朝餉が並んでいる。ロールカーテンを下ろして撮った船山温泉定番の朝定食、黒くてゴツいお皿は殆ど河原の岩みたいで、この皿を夫婦喧嘩の得物に使ったら大怪我するは必定である。その無骨な岩の上に、山菜、青物、チョイ辛い漬物、脂身の無いチャーシュー(甲州の豚だと信じたいね。)ピリ辛い蒟蒻、稚鮎のマリネ?が鎮座している。
ご飯、お米は武川米、馬場信春が馬場家の名籍を継ぐ前にいた教来石家が知行していた辺りのお米、
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山女魚の一夜干し、私はアタマっから尻尾まで全部食べましたが、箸先で摘まみまわすジャン妻の食べ方、食い散らし方のまぁ美しいことったら。
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タケノコ、インゲンの煮物、今日は薄味、横浜は崎陽軒シウマイ弁当のタケノコ煮が如何に味濃いかがよくわかる。
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サラダ、館長がいうところの「旅館料理ではあまり使われない食材だと思います」のキャベツが唯一出されるのがこれです。
サーモンハムが載っている。
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マヨネーズかドレッシングか。それらの混ざった感のある濃い液体をブッかけていただく。
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これがレストランのランチに申し訳程度に付いてくるミニサラダなんかだと、ドレッシングは上の部分だけで奥まで入ってないケースがある。あの名店104ですらそうだからね。
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何も入ってない汁だけの味噌汁に見えますが、実は根菜や葉物がたくさん入っています。ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、ネギ、青物、薄揚げ、などなど。
いつも言うけど、味噌汁の底からすくい難いオタマだな。後半は鍋を傾けないとすくえないのだ。
最初は熱々ですが、固形燃料がすぐなくなると冷めてくる。
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もうひとつの足軽の陣笠をひっくり返したような鍋は、固形燃料がまだ活きている。自家製豆腐の鍋です。
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自家製豆腐が美味しいぞ。地元で50年食べてた老舗の個人豆腐屋が昨年9月に廃業してから美味しい豆腐や油揚げ、厚揚げを食べてない。そのせいか船山温泉のこの豆腐、見てくれは白いブヨブヨした塊が素晴らしく美味だった。こんなに美味かったかこれ。
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冷めた味噌汁に豆腐を入れてみた。後から豆腐を入れて余計に冷めたりしない?と思うでしょう。逆です。味噌汁は固形燃料が無くなって冷めていますが、そこへ自家製でグツグツ煮えた熱々の豆腐を入れたら味噌汁が再度温まったという。
温泉半熟玉子は白身をすすって、黄身はちょこっとだけ醤油を追加してご飯にかけていただく。
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ご馳走様でした。いつも変わり映えしませんがそれがいいと思う。食後に珈琲が欠かせないジャン妻、
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部屋で寝なおして、改めてチェックアウト前にひとっ風呂浴びに渓流の湯へ。
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青空、春の陽射し、新緑が眩しい。ここにずっとずっとずーっといたくなるくらいに素晴らしい。
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では帰り支度して出ましょう。畳の上で寝た和室213号室、次回はまた奥の洋室215号室に戻ると思います。
部屋にスマホを忘れて慌ててくるまを出したので、去る前の船山館の写真はありません。
「何をお忘れで?」(T館長)
「スマホ。あれがないと」
「次回お見えになるまでお預かりしておきますよ。今日の記事も自分がUpしますんで」
(??)
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ABCチョイス [グルメ]

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親戚の弔事で通夜、告別式が船山温泉の日程と重なってしまった。
ジャン母がいまだリハビリ入院中なので、腐っても鯛じゃないけど長男の初は名代として出席しなくてはならない。ついに初の船山温泉行キャンセル!
いや、延期になりまして。
延期といっても間を長期で空けることなく予定していた(金)(土)を(日)(月)に2日ズラしたのです。咄嗟にこんな休みのズラし方ができる私って凄いと思いませんか?
(あ、思わない?ならいいですけど。)
通夜告別式の会場ですが、東西線の行徳駅から徒歩5分の場所だった。通夜はお決まりの18時~ですが、翌日の告別式が9時~なんですよ。
夜遅く帰ってまた朝早く来るのがめんどい。ジャン妻がホテルを検索して、門前仲町のリッチモンドに泊ったのです。
私は10何年前、今はもう他社に譲渡した近畿地方の店舗を幾つか担当していた時期があって、その頃は業務提携していたダイワロイネッとチェーンとリッチモンドチェーンの宿泊会員だったのです。昨日までの浜松旅行時もリッチモンド浜松を利用してたし。
部屋はこんな感じだった。暗いけどキレイです。
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今から通夜に向かうところ。
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明日のモーニングメニュー予告編を見ているところ。ツッコミどころ満載なので後でご説明します。でもこういうのはいいと思う。前にルートイン高崎と藤枝のフロントで、「明日のメニューは何だ?」と聞いたら「わかりかねます」と返されたことがある。聞く方も聞く方かもしれないが、知って応えてくれてもいいと思うよ。
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灯が灯っても20時には消えてしまうであろう門仲の酒場路地、
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東西線で通夜会場に向かった。東西線沿線は私の公用圏内でもありますが、途中の葛西駅は「ミスターゲーリー氏のテリトリーだだよ」行徳駅は「佐奈田堂氏と2回、飲んだ場所」ひとつ先の妙典駅「佐奈田堂氏の縄張りで「かさや」っていう住宅地にポツンと1軒、中華屋があって」
翌日、ジャン妻を連れてかさやさんに行こうかと考えたのだが、ホテルのモーニングメニューがボリューム大なのと、告別式の次に最寄り駅が何処かわからない市川市内の斎場、火葬場まで行ったので、それは叶わなかった。
〇〇葬という一風変わった通夜が散会して門仲に戻ってきたのが20時過ぎ、緊急事態宣言と令和禁酒令の直前でもあり、居酒屋や飲食店は灯を消して閉まっていた。
「今夜はコンビニだね」(ジャン妻)
「コンビニ食かぁ」
私はコンビニで酒類や菓子類、日用品を購入したことはあるけど、朝昼夕の食事を購入したことのない贅沢な人間なので躊躇してしまった。
門前仲町駅の5番出口で地上に出たら7-11に若い男女が大人数で入っていった。そこを素通りしたら「ちよだ鮨門前仲町店」があったので、
「お寿司にしましょう」
まぁいいか。精進落としに相応しいと思った。
「じゃぁコンビニでビール買ってくる」
私はちよだ寿司を離れてさきほど素通りした7-11に戻りかけたら、店内からさっき入ってった若い男女の集団が片手に缶ビール、缶チューハイを持ってゾロゾロと出てきた。
プシュッ!プシュッ!プシュッ!
舗道を歩きながら一斉に封を切って飲みだしたものだよ。
「ねぇねぇ、ちょっとぉ、まだ乾杯してないよぉ」
こっちは勘弁してくれってなもんです。なぁるほど、K都知事がうるさく言ってるのはこれか。路上飲み、外飲みだね。
彼らはこれから何処へ行くのだろう。深川公園だろうか。

ホテルへ戻る道すがら、居酒屋は軒並み閉店していた。
部屋で広げた通夜振る舞いならぬ精進おとし。会場でも私等の夜食が用意されていたのだが、会社の内規で人数を問わず外での会食が禁止されているので固辞したんだよ。
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「それで足りる?」(ジャン妻)
「足りるわけない」
「でも今から出て買いに出て行かないでしょう」
「行かない。あんな連中がいる中に出たくない」
食べ足したり飲み足したりしないで終わった。会話はさきほどの通夜、親戚の話題ばかりである。
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昨夜、食べた量が少な過ぎて翌朝5時に腹の虫で目が覚めてしまった。
1階に降りた。コロナ禍でバイキングは停止、お惣菜になっています。
そのチョイスの仕方がアタマを捻るというか、考え考えアタマを使わないと納得したオーダーができな組み合わせになっていて、メニュがABC3つあって、そこから選ぶんですよ。
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Aグループ、一品お選びください、
A-①、鯖の塩焼き(ご飯、味噌汁付き)
A-②、ミニ漬けマグロ丼(味噌汁付き)
A―③、蕎麦(深川飯おにぎり付き)
A―④、スクランブルエッグ(パン、スープ付き)
A―⑤、玉子とアボガドのサンドイッチ(スープ付き)
A―⑥、パンケーキ(スープ付き)
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次にBグループ、これも一品お選びください、
B-①、ジャーマンポテト、
B―②、サーモンフライ、
B―③、ハッシュドポテト・ソーセージ、
B―④、蕎麦(ハーフ)、
B―⑤、天ぷら盛り合わせ、
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そしてCグループ、三品お選びください、
C―①、玉子焼き、
C―②、明太子、
C―③、グリーンサラダ、
C―④、フルーツ盛り合わせ、
C―⑤、オクラごま和え、
C―⑥、ヨーグルト、
C―⑦、プリン、
C―⑧、納豆・焼き海苔、
C―⑨、コールスロー、

「Aをひとつ、Bをひとつ、Cから3つ選べばいいのか?」
「ハイさようでございます」
はて?これをどう組み合わせたらいいのか。
まず、Aグループで主菜を決めなくてはならない。A-⑥パンケーキなんか無視、A-③朝から蕎麦なんてスタンドじゃないんだからこれも除外、A-⑤玉子とアボガドのサンドイッチ?アボガドでなくてツナかハムだったらこれにしたかもしれないが、見たら挟んである具がトテモ多くて、かぶりついたら中の具がボロボロ落ちて粗相をしたようになるだろうから止めた。
消去法で残ったのはA-①ご飯味噌汁付きの鯖塩焼き、A-②ミニ漬けマグロ丼、A-④パンスープ付のスクランブルエッグ、
結局は無難なA-①にした。
ジャン妻はA-⑤玉子とアボガドのサンドイッチ、

次にBグループ、これもまた迷った。
B-①、ジャーマンポテト?朝からビールじゃあるまいし、
B-②、サーモンフライ?朝から魚フライもちょっとなぁ、
B―③、ハッシュドポテト・ソーセージ、よくありがちなボイルソーセージではなくてグリルみたいだ。これはアリだな。ハッシュドポテトは大好きでしてね。朝マックでね。
B―④、蕎麦(ハーフ)?何でここにミニ蕎麦があるのかな。A-③深川飯お握り付きの蕎麦をチョイスした人はダブル蕎麦になる。A―④スクランブルエッグ、A―⑤玉子とアボガドのサンドイッチ、A―⑥パンケーキにミニ蕎麦を追加するのもヘンだし。
好みの問題かもしれないがそういう人はまずいないかな。A-①鯖の塩焼き、A-②ミニ漬けマグロ丼にプラスするんだろうね。
B-⑤、天ぷら盛り合わせ、これはA-①鯖の塩焼き、A-②ミニ漬けマグロ丼、A―③蕎麦に付け合わせるのが無難だろうな。
私もジャン妻も、B―③ハッシュドポテト・ソーセージにしてしまった。
「アタシ、ハッシュドポテト全部食べないからあげるよ。他のにしたら?」
だったらそっちは他のにすればいいのに。
「私はハッシュドポテトが好きなんだよ。ソーセージもグリルみたいだからそれにする」
Bグループはひと品選ぶだけだが、B-①ジャーマンポテト、B―③ハッシュドポテト・ソーセージを組み合わせたらビヤガーデンだよね。

まだ次のCグループがある。これから三品選ばなくてはならない。
再度、並べてみますが、
C―①、玉子焼き、
C―②、明太子、
C―③、グリーンサラダ、
C―④、フルーツ盛り合わせ、
C―⑤、オクラごま和え、
C―⑥、ヨーグルト、
C―⑦、プリン、
C―⑧、納豆・焼き海苔、
C―⑨、コールスロー、
この並べ方、お惣菜とデザー系が交互に表示されている。食後のデザート系C―④フルーツ盛り合わせの次にC―⑤オクラごま和えが登場して、C―⑥ヨーグルト、C―⑦プリンとまたデザート類に戻るのです。そしてこれはむしろAグループに添えた方がいいのではと思うC―⑧納豆・焼き海苔が現れ、入れ忘れたものを慌てて隙間に埋め込んだようにサラダが2種類割り込んでいた。あまり深く考えてないというか、あるものを後から付け足した感があるね。
皆さんはこの中からどれを3品チョイスされますか?
BグループよりもAグループで何をチョイスしたかにもよりますね。A―④スクランブルエッグ、A―⑤玉子アボガドのサンドイッチ、A―⑥パンケーキをチョイスされた方は、C―①玉子焼き、C―⑧納豆・焼き海苔はチョイスしないだろうな。
C―④フルーツ盛り合わせ、C―⑥ヨーグルト、C―⑦プリン、デザート系だけでまとめればスッキリしますね。私は選ばないけどね。
AとCだけでいいかもしれない。BはB―④蕎麦(ハーフ)以外は揚げ物なので、朝から揚げ物は要らないっちゃぁ要らないかもね。Bはランチか、夜のビールですな。
そんなこんなで私たちにしてはオーダーに時間がかかったんですよ。考え考えしたからね。
でもオモシロいっちゃぁオモシロいですね。
昔ありましたよね。共通なのを線で結びなさいっていうお題目が。あれには正解があったけど、このメニューには「???」はあっても正解はないんだから。何でもありですよ。
ABCチョイスがめんどいのは厨房も同じのようで、料理を出すオバさん、持って来るおねぇさん、指差し呼称で「これはAの何々、Bの何々、Cはこれとこれとこれ」伝票と確認しながらトレイに載せてましたね。
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洋食1.jpg
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ジャン妻のチョイス、玉子とアボガドのサンドイッチ、挟んである具が膨れ上がっている。こぼれそうである。私がこれにしたら絶対粗相をする。かぶりついたらそこらじゅうにボロボロ具が落ちて大惨事になるは必定だ。ジャン妻も慎重に口に運んでいた。ミックスサンドと違ってどれも同じ具、味なので、途中で飽きてきたみたい。
サラダ、コールスロー、昨夜もコンビニで買ったコールスロー食べたので被った、
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スープ、これはイマイチだった。ジャン妻が残したのを少しつまんですすったが、既製品の粉末スープを濃くしたようなシロモノだった。
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ハッシュドポテト、ソーセージ、ジャン妻は1枚残したので貰った。朝マックのハッシュドポテトが好きでしてね。
私もチョイスしたけど、ソーセージはグリルなのがウレシイ、ボイルソーセージはニオうので嫌いなのだ。
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私的には絶対にあり得ないチョイス、ヨーグルトとプリン、
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そして私のご飯系列チョイス、カットされてるけど大振りで身の厚い鯖が2枚もあった。
これがルートイン系列だとチビた薄っぺらの切り身だけどさすがはリッチモンド、冷えて固くなってることもない、歯応えも軟らかい、塩加減もいい、
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味噌汁はややぬるい、まぁ仕方がないかなここまでの動線が長いからな。
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ご飯と味噌汁、メインの惣菜が鯖塩焼きなのに、これだけ和食ぽくないハッシュドポテトとグリルソーセージ、
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サラダは2種、グリーンサラダ、昨夜も食べたコールスローサラダ、
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納豆とセットになって出された味付け海苔を置いてみた。納豆と海苔は既製品なのは仕方がない。
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グリルソーセージを摘まんでリフトアップ、
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大好きなハッシュドポテトを摘まんでリフトアップ、これだけご飯に合わない、
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サバを摘まんでリフトアップ、
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ボリューム大で7割方満足したけど、ジュースは不味かったな。100%果汁なんて大嘘ですよ。注ぎ口が2本あって、1本から果汁が出てもう1本から水?薄め液みたいなのが注がれたからね。
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でもご馳走さまでしたお腹いっぱいです。面白かったけど選ぶのがめんどいので、和食洋食別に決められた内容の定食でいいと思いますよ。C―①玉子焼きはまだしも、C―②明太子とC―⑧納豆・焼き海苔は客に選ばせないで最初から鯖塩焼に入れといたらどうかね。切り身は1枚でいいから。
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ホテルを出たところ。澄み渡る春の青空、
昨夜は早く灯を落とした居酒屋路地もまだ眠っている。
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これから告別式、火葬場まで行こうか辞退しようか考えたが、結局は火葬場まで行きました。その後の会食も辞退して献杯だけして場を去りました。
明日は船山温泉、弔事で日をズラした関係で、部屋は初の和室になるらしい。
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ナレ死の現場 [隠れ郷土史]

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前夜、ホテルコンコルドを出て貴田乃瀬へ向かう際、ホテル前の交差点、横断歩道の向こうにある丘が気になった。あれも浜松城の曲輪のひとつではないかと。そこには葵の幟がパタパタはためいてたのである。
浜松城の前身である曳馬城の主郭跡です。そこには小さいながらも東照宮と謳ったお社がある。
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貴田乃瀬の翌朝、100%ではないけど7割方満足したモーニングバイキングを済ませてチェックアウト、では駅に戻る前、腹ごなしに散策を。
「あっちじゃないの?」(ジャン妻)
ジャン妻が指さした方角には浜松城の再建天守閣があった。
「あっちは興味ないんだ」
前の丘を指した。
私は天守閣、白亜の楼閣、石垣、そういうものに全く興味がないのです。(会津鶴ヶ城は別だが)
10数年前は姫路市内にも支店があったのですが(管理が行き届かず現在は他社へ譲渡)その頃ですら国宝の姫路城に行ってません。何故かと言われても、興味がないからとしか言いようがないなぁ。
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アヤしい丘を見上げる。
「何処から登るんだろ?」(ジャン妻)
ぐるっと廻ってみる。途中を左折した。この道は堀の跡だね。
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また左折する。向きは浜松城を向いてる筈だ。これも堀の跡だろ。
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あ、案内板があった。元城町東照宮(引間城跡)とある。元城町とはもともと城があった町か。浜松城の前身である地域を裏付ける命名である。
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ゆるい坂を上って。これが山城だったらジャン妻はブゥブゥ言いよって絶対についてこない。町内の平城だからつきあってくれてるのです。
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小さいながらも東照宮の入口、鳥居があった。その右に曳馬城跡の碑とイワレを記した解説板、位置関係を示すものが。
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私らだけかと思ったら境内に4組ほど観光客がいたんですよ。いわゆる歴女と思しき方も。いるんですねぇそういうのに興味ある方が。
「お参りする?」
「する。ここまでキタんだから」
小銭、バス代を残して他を投げ込んだ。コロナ禍が収束しますようにって。
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曳馬城は引馬城ともいう。引馬といえば、高崎駅から群馬バスで剣崎の託児居酒屋へ行く途中に引馬っていうバス停、地名があったな。馬でも引いたのだろうか。
いや、この地のイワレだと、ここから現在の浜松城天守の位置まで城を引いた?推測ですが。
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4月7日からCS銀河で「おんな城主直虎」全話再放送中です。録画して観てます。
4年前に初回観たときは大河って感じがしなかった。ホームドラマかよって。井伊谷という狭い世界、足を伸ばしても駿府辺りまで。小さい家中の騒動の繰り返しでスケールが小さい。入れ込む登場人物は一人もいなかったですね。中野直之は生意気だし、奥山六左は使えないし、龍雲丸はチンピラのボスでしかない。井伊谷三人衆も何だかなぁって。じゃぁ何で再放送見てるかというと、大河として観なければいいのですよ。小さい内容でも要所要所に光るところがたくさんある。検地とか徳政令とか今川仮名目録とか。井伊家を次から次へとイジメる過酷な運命展開には一掬の涙泣きを得ない。
ドラマ前半で前田吟さんが演じた井伊直平、この人は直虎や直政の曾祖父ですが。何であんなトシまで頑張っているかというと。嫡男が登場しません。杉本哲太さん演じた直盛(直虎の父)は直平の嫡男、直宗が三河国田原城攻めで討ち死したので家督を継いだ。
直平の次男、直満(演、宇梶剛士さん)は第1話のとおり横死している。だいたい井伊谷の位置関係で相州小田原の北条氏と誼を通じるのはかなり無理があると思うが。
登場しないが、この時に四男、直義も討たれている。
五男、直元は病死、
三男は小林薫さんが演じた南渓和尚らしいがよくわからない。で、お爺ちゃん直平についてですが、第12話(おんな城主直虎)の途中で奇妙なナレ死を遂げている。
井伊直親を掛川街道で殺害し、2歳の虎松(直政)の首まで差し出せと、今川氏真の井伊家への怒りは収束しないかにみえたが、新野左馬助の掛け合いでどうにか虎松は助命された。
だがそれには条件があった。
小林薫さん演じる南渓和尚が言う「オオジジ様が戦いに行くことが決まった」
70歳を超えた高齢の直平に戦場へ出向けというのである。
「オオジジ様は70を過ぎたご高齢ではないですか。何故、戦になど・・・」(柴崎コウさん演じる直虎、この時は次郎法師だったかな。)
直虎(次郎法師)が館へ行くと、直平と新野左馬助、中野直由が酒盛り中で、
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「我々が今後、今川の戦の手伝いに出ることが虎松の命を助けるための条件だったのだ。我々は必ず戻ってくる。仮にその、もしも、が起こったとしても、それはもはや宿命である。」
息子たちを失いながら、このトシまで生きながらえ、悟ったように言う直平だが。戻っては来なかった。
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『直平は、今川に叛旗を翻した粟野氏を責める為出陣、その陣中において不思議な死を遂げた。』
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『新野左馬之助と中野直由は、反乱を起こした曳馬城の飯尾連竜討伐で討死を遂げた。』
ナレ死です。不思議な死を遂げた?その現場がここ曳馬城の可能性があるのだ。
今川氏真に従って出陣した井伊直平は、ここから西、白須賀に在陣中、陣中から不審な出火があり、白須賀集落が焼き払われ、氏真は直平が直親殺害を遺恨に思ったうえでの意趣返しと勘繰った。
直平は不慮の事故であると弁明するが、この出火過失を埋め合わせる為、甲斐武田に通じた天野左衛門尉討伐の際、曳馬城内で毒殺されたというもの。(他にも諸説アリ)
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新野左馬之助と中野直由は、今いる曳馬城の飯尾連竜攻めで討死とあった。
飯尾氏については説明版に家康前の歴代城主として簡単な説明があった程度だった。井伊直平、新谷、中野については全く触れられていなかった。
直虎の再放送CSで観なおして、直平、新野、中野の最終シーンで、ナレ死と照らし合わせて、
「貴田乃瀬の翌朝、行ったあの小さい東照宮で3人とも死んだんだ」
「???」(ジャン妻)
その辺り、曳馬城のくだりを後日、ジャン妻に得意満面で解説した私ですが。通じたかどうか。

境内の裏にある土塁痕?いや、これは後世の壊変であろうね。
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右に昨夜泊ったコンコルド、左遠方に浜松城、
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「いやぁ、観光したなぁ」
「???」(ジャン妻)
では境内にある二公像の間で記念撮影をして帰りましょう。
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浜松駅に向かうバス車内、運転手は昨年、給料が不満で退職したウチのエリア長にクリソツだった。その運転手のアナウンス「両替のお客様は最後尾にお並びください」に失笑した。思わず口に出てしまった。
「そんなこと言ったって、全員が両替だったらどうすんだよなぁ」
「シッ!」(ジャン妻)
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コンコルド [グルメ]

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新横浜駅、ジャン妻が新幹線の特急券、座席指定券をチェックしているところ。
ジャン妻永年勤続20年のお祝い宴は都内の行き慣れた店ではなく、西へ足を伸ばすことにしました。
太田和彦氏が「料理の鉄人」と称する浜松の貴田乃瀬へ。昨日の店です。
新横浜駅みどりの窓口の女性職員さんは明るく親切で。
「15:45発にされますか?あと5分で15:21に間に合いますが」
それを逃すと24分待ちは小さくないので、手早く15:21を購入。
「空いてれば富士山が見える側がいい」
「ではAB席をお取りしますね」
トテモ感じのよい方でした。ウチの受付に欲しい。草の者たちは私の前では従順だが、店の窓口ではイマイチなのもいるからな。
変わったお名前の方でしたが、実名出したいくらいですよ。
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何故この子がいる?
ドライヴの御守は不要だぞ。別に現地でレンタカーを借りるわけじゃないんだ。
「連れてけ」(プチ公)
「・・・」
「富士が見てぇんだ」
新横浜15:21発、浜松着16:27、車内ガラ空きだったが、静岡で名古屋方面へ向かう家族連れがゾロゾロワヤワヤ乗り込んできた。声高に喋るんじゃないって。
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途中、三島を出た辺りで、富士山が大好きなプチ公が雲に隠れ気味の富士を眺めているところ。
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浜松着16:27、そこからタクシーで今宵の宿へ、
「前のホテルじゃないのか?」(プチ)
リッチモンドホテル浜松がコロナ無症状者および、軽症者の受け入れ施設になり、全館休業になってしまったのだ。あのホテルのモーニングバイキングは美味しいんだけどなぁ。
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2017-10-13
モーニング焼きそば、パスタ、餃子とかもあったし。
まぁ仕方がないですね。とはいえ、コロナ施設の方が儲かるんだろーよと悪態をついた。

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リッチモンド2.jpg

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左手に浜松城が見えます。出世城と謳ってますが全く興味ないんだよね私は。復元天守、白亜の建物、櫓、石垣とかはぜんぜん興味ない私は国宝姫路城も見向きもしないで今日まできてしまった。(会津鶴ヶ城は除く。)
私が興味あるのはこの進行方向右手の丘です。後で取り上げます。

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今宵泊まるホテル、コンコルド、
ジャン妻がネーミングだけで予約取ったらしい。
「駅チカにもホテルあるんだけど、料金が高いのと、口コミがイマイチだったんだよねぇ」(ジャン妻)
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エントランスはこんな感じでダダッ広い。浜松駅からやや遠いです。人がいなさそうに見えたので宿泊客少ないのかと思ったが、翌朝のモーニングバイキングは適度に混んでいました。
家康公か井伊直政公かわからないが、レプリカの鎧兜もあった。
12階の客室へ。ETVを出たら、そこにこんなものが。
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ジャン妻は「何でここにアメニティがあるのかな?」と言った怪訝な表情である。
「アメニティバイキング?いや、バーか」
アメバーですね。部屋にアメニティは無かったです。部屋に人数分当然のようにセットしても使用しないのもあるからね。ここで客人が必要なものだけ持って行くスタイル、清水のクエストもそうだったな。
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2019-09-03
でもクエスチョンだらけのクエストはアメニティがフロント脇に置いてあったから、スタッフが横目でチェックできるけど、この場に置いたら心無い者に必要以上にゴソッと持ってかれかねない気もする。
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部屋はこんな内装です。コンコルドなんてとっくの昔に運行を終了したふた時代前の音速旅客機の名前だから、内装が旧いんじゃないかとヘンに危惧したがそうでもなかった。リニューアルしたんだと思う。
あげつらうようで悪いから撮らなかったけど、廊下から見た部屋のドアや柱は旧く、塗装の一部が剥離してたけど、旧いと思ったのはその程度である。
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12階部屋から見た風景、真下を見たら膝から腰にかけてブルッと震えたので遠方に視線を移す。家康が甲斐武田軍に惨敗して逃げ帰ってた三方ヶ原方面を望む。
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では時間になたので、田町の貴田乃瀬へ。そしたらETVにあった明日の朝のお楽しみに目がいった。
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「これから貴田乃瀬に行くのよっ」
私の脳裏の嗜好が、これからのお祝い膳から明日朝に飛んだのがオモシロくないらしい。

そして貴田乃瀬で飽食鯨飲して戻ってきたところ。私もジャン妻もホロ酔いです。
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部屋に戻ってさっきと同じ方角の夜景です。私はシャワー浴びましたが、ジャン妻はそのままバタンキューと寝てしまった。

未明に起きて、水と胃腸薬を飲んで二度寝して起きたら快腸、昨夜いただいた「つぶ貝とアワビの肝エスカルゴバター」が効いたな。
未明に起きた時は胃がモタれて鈍痛もあったが、大正漢方胃腸薬を2袋服用したらスッキリして腹の虫が鳴るという。新三共胃腸薬や中外胃腸薬、センロックなんかより効果大です。

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8時に1階のモーニングバイキング会場へ。前夜フロントで「9時になると下げられてしまいますので」と言われてたので急いできました。
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やや混んでいた。先にテーブル席に「食事中」の札を置いた。テーブル席は広くとってあったが、料理コーナーとの動線が遠いんだな。
右手に使い捨てビニール手袋をして各料理を廻るのですが。あまり種類が多いとはいえないね。HPに載ってるものはちゃんとありましたよ。

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目の前で3種類の玉子焼きを調理してくれるのだ。海苔、プレーン、チーズの3種類、そこも渋滞します。混んでたし、右手に使い捨てビニール手袋をはめているので各料理は撮っていません。
で、こうなりました。
ジャン妻は和食、オムレツは和風、少しずつ種類多くチョイス、
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私はパン食、オムレツはチーズ、自分の好みのものだけ多くチョイス、ハッシュドポテト、ベーコン、肉ジャガはオマケですが。
朝からハッシュドポテトそんなに食べてなんて言うなよ。前に言ったんですよ。こっちのバイキングチョイスのスタイルにいちいち難癖をつけるなって。「自分の好きなものばかりたくさんチョイスするのはオカシイ」「バイキングの本来のスタイルじゃない」とかヌカしてましたから。いいジャンか。
でも朝からハッシュドポテト3個は多かったかな。
ソーセージ1本だけチョイスしたけどやっぱりどうしてもボイルなんだよね。グリルは出さないですね何処も。やっぱりグリルじゃないと。さらの木みたいにカリッと。
玉子焼きとは別にバタースクランブル、これもホテルバイキングの定番ですが。オムレツと被っててもつい手が出てしまうんだな。
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オムレツは美味しいね。ビジホによくあるあれ、同じ形でカットされて置きっ放しの出汁巻き玉子なんかよりぜんぜんいいです。
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肉ジャガも味しみて美味しい、ニンジン、ジャガイモもグダグダになってない。
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バターロールパンにバターベットリつけて、
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誉めてばかりでもないのだ。このコーンスープ、これはイマイチどころか最低のシロモノ。クリームって感じしないし、殆ど薄い塩味しかしないのだ。コーンなんてどこにも無いし。底に沈んでたのかな。粉末を大量に溶かしまくったようなスープだったのが残念です。
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「ふ~ぅ、お腹いっぱい。夜は軽くしよっと」(ジャン妻)
出たよ。シラケるな。それを言うなっていつも言ってるジャンか。蕎麦宿でも船山温泉で、さらの木でも、終わるとその日の夜は手を抜くんですよ。
「そういうこと言うんなら、もう何処にも連れていかないぞ」
「あれだけ飽食したんだから、せめて今日は質素にしようって気はないの?」
ないよ、では腹が空くように、近隣の散策を1か所、
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貴田乃瀬 [居酒屋]

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4月上旬に浜松に行ったんですよ。そのときの模様をUPします。
2年前だったかな。私が永年勤続20年で表彰された時は、朝礼の満座の中で読み上げられ、拍手を浴びながら目録を渡された。
でもジャン妻の永年勤続20年は表彰もなく、上司から昼間に「あ、ハイこれ」渡されただけ。書類やレターパックを渡すように。
その一方で4月1日付の異動者、昇格者は朝礼の拍手の中でという。
この差は何だ?
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どうもジャン妻上司は部下の女性社員を喜ばせようという気やセンスが無いらしいね。じゃぁ私的に20年の節目のお祝いをしましょう。20年お疲れさまのロケーション地は、都内や神奈川のいつもの店ではなく、遠州浜松の料理の鉄人が営む「貴田乃瀬」のカウンター席と相成りました。
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https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2017-10-12-1
直虎ブームの2019年以来ですね。4年振りか。直虎はCS銀河で4月7日から一挙全話再放送中です。
浜松は新幹線だと近かった。酔っぱらうので日帰りはキケン、泊りました。
過去の定宿だったリッチモンドホテル浜松がコロナ患者の待機施設になったので、そこからすぐ北、浜松城に面したコンコルドホテルにIN、そこから歩いた。ちょっと迷った。路地を間違えたりした。
店は四天王のひとり、本多平八郎忠勝屋敷跡(推定地)の前にあります。

強面の親方(店主をそう呼ぶ)少しお痩せになった。精悍になった。太田和彦氏の著には「料理の鉄人」といふ。
色白でトンボメガネのママは変わらずお若い。
2人で廻していたからタイヘンそうだったな。
混んでた。テーブル席に3人、4人、2つある座敷にも3人、2人、カウンターは私らと後からもうひと組、電話も鳴ったがお断りしてましたな。
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おとおしは冷蔵庫から出したトレイ1面に入っていた何かのパテ、自家製のいぶりがっこ、
「20周年オメデトウ」と言って乾杯です。
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今日も手書きのお品書きが美しい、
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この店の名物、炙りしめ鯖、
親方が、塩を振ったしめ鯖をガスバーナーで炙っているところです。このガスバーナーは包丁やまな板と同じく親方の七つ道具のひとつ。これが無いと炙りしめ鯖が完成しないのです。
オーダー入ってから鯖の小骨を抜いて、バーナーで皮目を炙ります。炙った後に皮目から出てくる脂が固まります。しめ鯖といえども刺身だからちゃんと冷えていないと。冷蔵庫の中で冷ますのです。
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しばらく冷蔵庫で冷やして、包丁でカットして、
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緑色の四角いのは、浜名湖で上がった海苔を煮凝りみたいに固めたもの。
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断面は殆ど生に近い。刺身といっていいかもね。肉厚でトロトロで皮は香ばしく、脂の甘みも。舌の上でトロケるしめ鯖です。焼き塩が浸みてるから醬油要らないです。ワサビだけでいい。
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セロリシウマイ、皮で包む前に具を冷蔵庫の中で6時間寝かすので、店の開店に間に合わないこともあるとか。
これも醤油や芥子なんて要らないです。この店、卓上に調味料ないですから。
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貴田乃瀬風ポテサラ、温かいポテサラに冷えたベーコンが挟まっていて、しばらく置いとくとベーコンが温ポテサラの温もりでやわらかくなるという。
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気になるものが。
「揚げネギのチップ?」
「さぁ、ガーリックじゃないの?」
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この後はお任せにしたのですが、お任せになった途端に料理の出が早くなった。他のお客さんのオーダーに便乗できるからね。
親方が厨房奥から何かの塊を持ってきたぞ。
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つぶ貝とアワビの肝エスカルゴバターという凄いものが出された。
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前にも食べてその悪魔的な美味さに唸ってますが。何しろガーリックがふんだんに入っていて。居酒屋で出されるサザエガーリック、エスカルゴの比じゃないです。翌朝が快腸でしたよ。快腸過ぎたぐらい。
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これは料理名不明、自家製のさつま揚げ、牡蠣の天ぷら、浜名湖の牡蠣だということにしておきましょう。
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次もこの店の名物、牛タンやわらかにゴルゴンゾーラソース、牛タンを煮て、冷やして、ゴルゴンゾーラソースをかけたもの、牛タンゴルゴン2.jpg
これも仕込みに時間がかかるらしい。煮た牛タンを冷やすのに時間がかかるんだと。
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浜松まで来て永年勤続20年の節目のお祝い会なのに、どうしても会話は業務の会話になるな。
都内で仕事をUpして17時半か18時からの普段の飲みの会話と変わらん。安くはない銘柄の日本酒とハイレベルの料理が出されてるのにね。
ジャン妻はあと1年半、限られた期間で何を開発してどう引き継ぐか。その先、延長するかどうか。何かテーマがあれば考えると。
ジャン妻は仕事の節目節目になると「辞めたい」が湧きあがってくるんだよな。過去ずーっとそうだったもの。それを私が抑えての繰り返しで今日に至っている。
次にアブなくなるのは20周年のタイミングだろうなと思ったら案の定ですよ。辞めるのを引っ張った伊東甲子太郎は関連会社の代表に移った。稀にカオは出していますがジャン妻のことなんか歯牙にもかけようとしないね。今の上長はアホじゃないんだけど女性社員を喜ばせるコツを全く心得ない無粋者で、無造作に書類を渡すように「ハイ、これ」目録を渡されて終わり。
「アナタは辞めたいと思ったことないの?」(ジャン妻)
なくはないよ。でもそれが何だったかはもう忘れたなぁ。結局私の仕事って内容的には自分の為にではなく各支店の為、そこにいる従業員の為に働いているので、小さいながらもその度に喜びも少なくないのです。
私はあと2年、その先も1年は残ると決めています。今のまま週5日40時間、何割かダウンするであろう待遇にも何も言わないつもりです。最初の年だけはね。2年めから何か条件つきつけるかも。

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ついに親方自ら座敷にドリンクを持って行くという。
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デカい皿がたくさん積んである。右端と冷蔵庫上に載ってるのは干支を表した酒瓶です。
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何故、この子がいる?
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ラストはホタルイカのみどりの天ぷら、
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日本酒の銘柄を一気に並べます。基本は料理に合わせた親方のお任せです。銘柄を見て興味のある方は検索してみてください。
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ちょっと気になる光景を見てしまったよ。
後から来たお2人さん、男性の方はドクターと見たが、ドクターがお連れの女性に何かを詳しく説明してたんですが、しまいに料理を置く藤の花を描いた下敷きに会話に関するネタをボールペンで何やら書き込んでたんだよね。
そりゃ各人に配られてるけからその席の物かもしれないけどさ。
そういうのに書くか普通。無粋なことではある。
「食べましょうよ」
「食べるより会話したいんだけど」
だったら他へ行かれたら如何ですかと思った。BARでも行けばいいじゃんか。
私はドクターをあまり悪く言えない業種ではあるがついでに吐き出しちゃいます。かなり以前に地元の常連ドクターがこの店で私の隣に座って、私がオーダーしたフォアグラの焼き鳥風というこの店の超高カロリーの優れものを「自分はこの店の常連でしょっちゅう来てるから、そんなの食べませんよ」クサしたんです。上から目線で失礼だなぁコイツって思った。
もっとも私もあまり人のこと言えない。本社で配られた会議用の仕出弁当をチラ見して「よくそんなマズそうな弁当が食えるな」って毒ガスを吐いて、U紀(もと草の者4号)に「そんなこと言わないのっ」ってたしなめられたけどね。でも店の下敷きに私的なことを書いたりしませんよ。
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バイトさんがいないし、親方とママの2人で天手古舞、こっちのオーダーするタイミングとズレが生じてややイラつくシーンもあったが、盛況なのはいいことだ。ただ、キャパ数の限度があって、ALL満席にはしないみたい。ひとり客もNGなんだそうです。
実は親方は饒舌で。
「昨日(金曜)は空いてたんですけどねぇ」
「コロナ禍で昨年は3か月閉めてたんですよ」
「今はアルバイト君もいないので、一度にお客さんがドッと来られたらたいへん。でも有難いことです」
「今でもネコ飼ってます。初めての雄です。去勢してどうこう。ネコもそうですが自分も女将さんに尻尾を握られてるようなもので」
料理人はネコ好きなのが多いね。ここ貴田乃瀬だけでなく、静岡市内の紀尾井さんや、高崎の〇郎さん、安中の104さんもネコ好きだからね。
「この春の花粉症は。。。」
遠州浜松の花粉って凄いんですか。毎年のようにキツイみたいです。
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いつかは今の店から鞍替えしておでん屋さんを開く夢も消えてないみたい。どんな凄い創作おでんが出されるんだ?おでんにゴルゴンゾーラソースでも塗すのだろうか。
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割烹ではない。居酒屋の特上クラスかな。
もちろん値も張ります。私らの居酒屋では最高値ですかね。そう滅多に行けないけど。
太田和彦氏がいう料理の鉄人は健在でした。
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長い1日 遠州日帰り [グルメ&人間ドラマ]

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新横浜から乗車した東海道新幹線こだま7:45発、ガラ空きの自由席で軽食を広げたところ。
座席テーブルにドライヴの御守であるプチ公がチョンと起立しているのは、今日は藤枝駅前からレンタカーでラウンドするからです。
「御守にプチを持っていきなさい」(ジャン妻)
「えぇ~」
「連れてけ」(プチ)
鼻息が荒いプチ公である。
軽食なので8:02に小田原駅に着くまで食べてしまった。
こだまは律儀に各駅に停車していく。熱海では「すぐに発車になります」と乗降客を急かし、小田原、三島、新富士で後続をやり過ごしている。
8:47に静岡駅に着いた。上長のディクソンは固いヤツで、1都3県外への移動時間を勤務時間とみなしてくれない人なのです。新横浜や小田原とはいわないがせめて熱海辺りで9:00スタートにして欲しいよなぁ。ただひとこと「いいですよ」と言ってくれりゃいいのに。それだけ度量、器量の狭い人なんですよ。
でも前泊はOKしてくれるから不思議な人でもある。でも前泊しても静岡市内の廃屋酒場や、焼津のどんた久は19時でラストオーダーだろうしな。あまり前泊するメリットないし。公私を混同しながら考察して、日帰りにしました。
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静岡で3両編成の東海道本線・島田行に乗り換えて藤枝に着いたのが9:15、駅南にあるレンタカー営業所へ。
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この営業所も数回、お世話になっているが、前に手配してくれた男性スタッフの名札を見たら「保母」となっていたんですよ。
「珍しいお名前ですな」
「ええ、よく言われます」
保父にすればいいのに。
「前にいた保母さんは辞めたの?」
「ハイ、1年前に退職しました」
ホントに保母さん関係に転職してたりして。1年・・・、そうか。1年経ったのか。
最後に静岡をラウンドしたのは昨年の1月、新年会の時以来だな。Upしたのは3月後半だった。
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2020-03-25
コロナ禍のせいでそれ以来、会ってないけど、今日の午後に1年振りに会うことになっています。
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数店舗ある静岡エリアの支店の更新手続きでラウンドしました。
静岡エリアは別会社だったのを弊社がM&Aで買収したのです。その日付は全店一律で6年前の4月1日付だった。
ウチの業界は6年毎に営業許可を更新するので、4月1日付だから3月中に終えなくてはならないのです。
静岡県って広い。東は伊豆半島や御殿場、西は遠州浜松、到底私ひとりでは担えず、現地のエリア長が西部、草の者13号が東部、静岡市内は現地の支店長、私は安倍川から西、焼津、藤枝、金谷、牧之原辺りを廻りました。幸い不備無く、こっちも手慣れているのでぬかりなく済んだ。
移動中に見つけた城塞跡の解説板、
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走行中に発見して急ブレーキ!
いやいやアブない。急ブレーキ踏むことなく一旦通りすぎてUターンしましたが。
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何処がそれなのかワカラン。
この解説板がある位置じゃないらしいな。九十九折で上がって行く山は自然地形なのか造成地なのかわからず、冬場も終わりかけているとはいえ枯木と枯葉と枯ススキの雑木林だけだった。
止ぁめた。先へ急いだ。
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金谷辺りでランチ、前にも何回か来たことがある。
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2017-02-28
この過去記事だと3回来てますね。今回で4回め。
相も変わらず薄暗い店内、カウンター奥の席に座った。前に映しだされるくだらないワイドショーが鬱陶しいが、料理的には過去に外したことない店なのです。
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焼肉定食を運んできた若ママの目が美しい。マスクしてたけど外しても美人だろうと思わせる目鼻立ち。美人が運んでくる食事は美味しいのだ。
メニュー載せます。
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焼肉が美味しい。肉質、タレの味もいい。
味噌汁は熱々、お新香もいい塩加減、サラダやヒジキも美味しい。ご飯はお替りしなくてもすむかなってギリセーフのボリュームです。
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さて、ここを出て次のアポが13時、それまで若干の間がある。あれを見に行こうかどうしようか、行くの止めとこうか迷ったのですが。
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大井川鐵道の新金谷駅にやってきた。起点である金谷駅よりこっちの方が起点のように見える。
JRと接続する金谷駅から新金谷駅までは単にJRと結ぶ為だけの区間だといっていい。車両基地はここ新金谷駅で、かつて昭和の頃に脚光を浴びた旧型車両や機関車が憩っていた。
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転車台がある。本線を走るSLが回転する場所で現役です。
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電車も機関車も在籍している車両は他社から譲渡されたものばかり。
様々な鉄道会社から車両を譲受しています。他社から搬入する場所に向かって側線、専用線が伸びている。その途中に立派な踏切があった。
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新金谷駅方向を望む。夏場は草ぼうぼうになるらしいが、普通に鉄路が続いています。
もとは大井川から砂利を採取する専用線だったそうな。そういう意味では砂利採取が禁止された時点で廃線だが、現在でも地図には線路が細く目だたないように描かれているのは、実はこの鉄路は現役で、この鉄路上を人知れず走行する車体があるのです。
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反対側である大井川方面を望む。この先にあるものは?
他社から譲り受けた中古車両が新金谷駅方面に牽引されるのなら、車両人生最後の晴れがましい本線へ向かう鉄路なのですが、その逆、車両が本線からこの先へ牽引されたら、その車両には残酷な運命が待っているのだ。
綺麗な踏切だが、滅多に遮断機が降りる事はないのではないかな。でも走行するくるまは一時停止していましたね。
ここまで来たのだから、この鉄路の先、大井川方面にある前にUpした場所へ行こうか。
その場所こそ、他社から中古車両が搬入され、かつ、その車両が生涯を終えて廃車、解体される場所です。
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そこにやってきた。3年ぶりです。他社から譲渡された中古車両はここから搬入され、本線を走って最後の花を咲かすが、それが御用済みになるとこの地に牽引されて廃車、解体されて生涯を終える。
解体後、使える部品は再利用されるが、そうならない部品は雨風に晒されて赤く錆び、いずれ鉄屑と化すのです。
大井川に面した広場、赤錆びて使えない部品置き場になっているが、3年前より少なくなっていた。
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3年前、この地には1台のSLが停まっていた。運命をすすり泣いた彼女は今も現役で走っているのだろうか。
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2019-03-28-2

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終端部にある廃車置き場へ。
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これらもいずれ廃車になり、使える部品だけ修理用に保管される。
3年前はこの辺りに錆びに錆びた赤銅色で、機種もわからないSLが長い年月放置されていた。慟哭していた彼も願い叶って解体されたかな。
この場所から搬入された車両が、さきほどの踏切を通って新金谷駅に向かえば最後の花道だが、この場所に戻って来たら、その時がいずれ来るのです。

ここから写真が無くなります。

この日午後にとある支店の手続きを終えて、支店長に会って行政の立入検査時の対応を打ち合わせしてから、退職した前任者(女性、M子さん、仮名)に電話した。M子さんは大病をされ長く病気休職が続き、復職が叶わず前年度に退職された。
着信を残しておいたら折り返しかかってきて、
「〇〇さん?驚きました着信があって。お久しぶりですねぇ」
私は季節柄や定型文の挨拶が苦手なのです。よくそんなんで会社人生続けられたよな。
「〇〇店、営業許可更新したよ」
「ああ、もうそんな時期ですか。最初に〇〇さん(私のこと)とお会いしてから、6年経ったんですねぇ」
「今、何されてます?まだ家で療養中?」
「私、どうしてると思います?実は・・・」
「!!!」

このM子さんて方はちょっと天然を通り越して宇宙人ぽいとこがあって、支店長格とはいえ静岡エリアの中では浮いていた。
一方的にペチャクチャ喋るのだが、彼女の言ってることがすぐには理解できない。彼女の質問の仕方が下手で、何を知りたいのか、どういう答えを得たいのか、言わんとしているところの点と点を繋いで、「これこれこういうことですか?」聞いてるこちら側がストーリーを組み立ててあげないと会話が成立しないのである。
そんなM子さんを引き上げたのは伊東甲子太郎、私等の上会社に転籍して、燻っていたジャン妻を引き抜いた人物ですが、M子さんは当時は伊東が頼りだった。
でも伊東が上の会社に移籍してしまい、後任者2名(取締役ナンバー2、ナンバー3)は伊東ほどM子さんに親身に対応しなくなった。M子さんの言ってることが訳わかんなくてうるさくなったのと、他の事業で多忙になり、M子さんを構ってられなくなった。静岡県は東西に長く広いし、距離的にも気持ち的にも遠かったんだと思う。私の方が静岡エリアにカオを出していましたね。

会社と彼女、M子さんを繋ぐ糸が切れかかり、M子さんは辞意を表明した。それを私は第三者から聞いた。
だが、上層部の連中は自ら慰留工作に出向かなかった。あろうことか私に託したんですよ。彼らとは関係ない業務で各エリアを廻っていたから。
行くのがめんどくさかったんだろうね。私は当時の取締役ナンバー2に呼ばれた。このナンバー2は昨年の政変で末席に席次を下げられています。
「行かれるなら会ってくれませんか?」
「会ってどうします?」
「できれば」
引き止めて欲しいと。自ら出向くほどのことはないと思ったんだろうね。
2017年12月末でした。出向いて説得したんですよ。確か前の晩は焼津のどんた久で飲んだんだったな。伊東がジャン妻を引き抜こうとした頃だった。
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2018-01-15

この記事の翌日、私はM子さんに会っています。翻意させる自信はありました。普段からオカシなことばっかり言ってるので、こっちでストーリーテラーすればいいと思った。
M子さんに辞めたい理由を聞いたら、
「いつも話を聞いてくれた伊東さんいなくなったし」
「伊東氏は上の会社に移りましたからね」
「〇〇さん(取締役ナンバー2)は話を聞いてくれないし」
「彼は誰に対してもそうですよ」
「〇〇さん(取締役ナンバー3)はアタシが何か言うと『それはいいから置いといて、会社の話をするから』って言われるし」
「ああ、なるほど。やるべきことをやってくれさえすればいいってか。私はその2人ほど冷たくなかったつもりだが」
「でも〇〇さん(私のこと)だって、アタシのことを、『いいトシしたオンナが電話口で泣くんじゃないって言ったじゃないですかぁ」

???
いいトシしたオンナが泣くなって?そんなこと言ったか?
ってことは、私の冷たい?態度も辞めたい要因のひとつなのか。
確かに何か言った記憶はあるよ。でもいいトシしたオンナとは言ったかなぁ

まずこの場を収めなくてはならないな。
「ああ、あれか。あれの意味はね、ベテランの支店長たるもの支店から電話かけてきて、部下の前で泣くなよって意味で言ったんだが」
これって嘘です。いや、嘘でもないけど、いいトシしたオンナが泣くなを取り繕っただけです。
「いいトシどうこうなんてそんな風に言ったつもりはないが、でも私はその後、話を聞いただろ?」
「ええ、聞いてくださいました」
「今日だって話を聞きに来てるじゃないか」
「ハイ、でもこれからは会社でアタシの話を聞いてくれる人がいなくいんだなって思ったので、他社で責任ある立場でない普通の職員でやり直そうって考えたんです」

何だ、そんなことか。
こりゃ楽勝だな。

「で、もう次、決まったの?」
「決まってはないですが。友達から『いつでも来て下さい』と言われています。そんなに大きいところじゃないので」
「そこに移ったら今みたいに責任ある立場でなくなるって?」
「ハイ」
「そりゃ難しいな。最初だけだよ」
「そうでしょうか」
「だって履歴書にこれまでのキャリアが載るじゃない。ウチの会社で管理者まで行ったんだから、その旨も書くでしょう。先方にも伝わるでしょう」
「ハイ」
「その管理者云々を記載したうえで面接して好待遇、条件を得るんだからね。他所へ行っても最初は平社員かもしれないが、M子さんのキャリア、年齢からして(いいトシとは言ってない)いずれ上がるよ今と同じようなポジションに。で、また責任ある立場になるでしょうな」
「・・・」
「何も責任ない立場なんてのは最初だけだね。次に移ってもそこで誰か上の人が辞めたら、M子さんが上に引き上げられるだけさ。」
「・・・」

しばし間が空いて、

「家の人は何て言ってます?」
「それが・・・。母は、その年齢で遠くへ転職しなくても、家から近くて子供に何かあったらすぐに対応できる今の職場がいいんじゃないかとは言ってます」
「ああそう。私もそう思うよ。」

こりゃ落ちるな。。。

「M子さん、他へ転職しても、そこから家に帰るルートはウチの支店の前の道だろ。(道を指して)その道を通って家に帰るんだよね」
「ええ、そうです」
M子さんは、今回更新したウチの支店に近い場所にお住まいで、その支店の前を通らないと自宅へ帰れないルートになっている。田んぼや畑といった農地がまだまだ残っていて農道を拡張したような道で、家がある辺りは袋小路になってましたね。一本道といっていい。
M子さん自身も田んぼか畑を持ってるらしく、前にM子さんが休みの日に支店にカオを出したら、その時は副店長だった現在の支店長がM子さんに電話して、
「〇〇さん(私のこと)お見えになってますよ」
呼び出したんです。別に休みの日に呼び出さなくてもいいのだが、近くにいたので私にひとことこと挨拶せんと現れたM子さんは真っ黒に日焼けして、麦わら帽子を被って野良作業着、軍手をして長靴を履いて現れたですよ。医療人に見えなかった。農婦かと思った。
「田植えを手伝っていました」
「ああ、よ、よくお似合いだね」
いきなり脱ぎだしたのに絶句した。カオは真っ黒だけど肩から二の腕は真っ白で、急いで紅だけつけてきたみたい。首から上と下が別人種のように見えたよ。
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ええっと、話を戻します。
「ってことはですよ。M子さんは転職しても、毎朝毎夕今いるこの場所(支店)の前を通って通勤することになるよね。」
「そこしか道がないんで」
「次の職場で何かイヤなことや辛いことがあったとしますよ。ウチの支店の前を通って、かつて自分がいた職場が目に入って、ああ、やっぱりここにいればよかった、辞めなきゃよかったぁって思うだろうね」
「・・・」
「辞めてみなきゃわかんないってか?」
「いや、そう、です、よねぇ」
転職予定先で上手くやっていけるか不安になったようだ。いや、させたのは私だ。
「仰るとおりかもです。」
これで陥落したんです。翻意した。退職を思いとどまった。でも条件みたいなのがあって、M子さんの辞意理由は、伊東がいなくなって会社、本社側に窓口が無くなったからでもある。
「今後、何かあったら〇〇さん(私のこと)に言ってもいいでしょうか」
「ええ、いいですよ」
即答しました。私に直接言うってことは現地のエリア長のアタマ越しになるので、上手く受けないと謁見行為になってしまうのだが、この場面では受けるしかない。何でもいいけど最初は私が受けて「それは誰々に相談した方がいいですよ」みたいに内容によっては振ればいいんだ。
辞意を思いとどまった。退職願を出してなかったのが幸いした。

帰社してBOSSから「どうでしたか?」と聞かれ「大丈夫です。辞めるのを止めました。おバカさんなので赤子の手をひねるように簡単でしたよ」得意になって報告したのを覚えている。

だが、M子さんが言うところの、「何かあったら言ってもいいでしょうか?」の電話は私宛に架かって来ることはなかった。
年が明けて2018年、せっかく退職を思い止まってのに、M子さんは病気になってしまったのです。
入院された。長くかかりそうだ。有給休暇、保存休暇を使い切ったタイミングで、エリア長とソリ合わないオンナが間に入って病欠扱いになり、傷病手当金給付に切り替えたのです。このタイミングで私はM子さんとのラインから外れた。連絡も来ないし、こちらから電話することもなく歳月が過ぎた。
大手術になったとだけ聞いた。

だが、傷病手当金が支給される期間は至急開始日から最長で1年6ヵ月、それを超えたら、本人が就業できない場合でも傷病手当金は支給されなくなる。
その残酷な期日が迫ってきた。

「引き留めなきゃよかったよ」
「何で?」(ジャン妻)
「あのとき俺が引き留めたから、彼女が病気にかかった現実を知ることになってしまった。あのまま辞めさせてりゃ他所の会社が対処しただろうにさ」
私はM子さんを襲った運命の残酷さに負けて気持ちが逃げてしまっていた。
「それは違うと思うよ」(ジャン妻)
「・・・」
「アナタが彼女を引き留めたおかげで、ウチの会社で傷病手当を貰えたんじゃない」
「・・・」
「本人は感謝してると思うよ」
「・・・」
ジャン妻もM子さんと面識があって、品川駅のCafeでお茶したことがあるという。
「何だかカバンにギュウギュウに詰めてたよ。それ全部今日の会議で必要なのですか?って聞いたら殆ど使わない書類だって。」
不要な書類をカバンがパンパンになるほど持ち歩いてるってことは、あまり仕事のできない人なのかねぇって。

コロナ禍で私も静岡エリアに行かなくなり(それでいて群馬には行ってるのだが。)2020年の秋、M子さんは退職された。
私の目の前にいるソリ合わないオンナが対応して、電話を切って、
「M子さん、退職することになりました」
「そうか。今はその電話?」
「ハイ」
そしたらすぐ私の携帯が鳴ったのである。
「あ、架かってきやがった。別室に移るワ」
「すぐ出てください。でも優しくですよ優しく」(ソリ)
わかってるよ。っせぇなこのオンナはいつもいつも。

M子さんは泣いていた。
「泣いてんのか?」
「ハイ、いえ、泣いてますかねぇ」
別室だから言わせるだけ言わせた。
「あの時、〇〇さん(私のこと)に来て下さって引き留めていただいて、頑張ろうってなったのに病を得てしまって、職場に戻れなくて申し訳ありませんでした」
その後も何かグダグダ言うとったが、遮らずに言わせた。
私も何か言わなきゃならない。
「あのとき、引き留めてよかったと思ってますよ」
他、何を言ったかな。相手の感情に合わせて何か言ったんだと思う。
「会社携帯を返さなくてはならないので、〇〇さんの携帯番号を教えていただいて、アタシの個人携帯に登録してよろしいでしょうか?」
「いいですよ、っていうか、今、個人携帯で私に架ければいいジャン」
その着信履歴が残ってたので、今回のラウンドで架けたら折り返し架かってきたのです。

「私、どうしてると思います?実は働いてるんですよ」
「えっ!社会復帰したの?」
「まだフルタイムじゃないんですけど。少しずつ社会復帰していかないといけないので、周囲と相談して〇〇市の〇〇〇で働いています。そこから架けてます」
「働いてるんだ!」
「でも、でも、まだ、本調子じゃないんで」
「よかったじゃないですか。徐々に慣らしていけばいい」
「ハイ、あの時、長くお休みしてご迷惑おかけしましたけど、お陰で・・・」

「よかったじゃない」(ジャン妻)

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そしてこの日最後のラウンドは富士市内の支店へ。そこには静岡エリアでいちばん親しいけど突っ込みの多いA子、B子(草の者13号)私が5年前に面接したC子たちがいる。1年振りです。
「あの時の天ぷら割烹以来ですな」
「そうですねぇ。あれからまさかこんなことになるとはねぇ」(A子)
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2020-03-25
「あの頃は誰もマスクなんてしてなかったからね」

聞きたがりのA子は、コロナ禍のせいで前より東京本社との温度差が広がったのもあって、いろいろ突っ込んでくる。
A子は何故か私の傍らに立ったままで聞いてくる。
「本社はどうですか?」
「本社は在宅勤務なんですか?」
「今年の新人は何人採用になるんですか?」
「静岡エリアに配属されるのは?」
うるさがらずに全て応えなくてはならない。
「東京神奈川の主任さん(草の者たち)とも全然会ってないんで」(B子、草の者13号)
「会議とかも来てないんでしょ」
「今はもっぱWEB会議ですね。皆さん元気ですかぁ?」
「連中の何人かは私の書類を届けるだけではなく、作成させることも始めてるよ」
「えっ、書類作ってるんですか?」
「O実(1号)成宮(2号)K子(5号)MISAKO(14号)KANAE(18号)は作れるね。問題は図面の書き込みなんだよな。」
「ず、図面ですか?そういうのもやってるんですか」
「教える側もタイヘンだけど何とかね。MISAKO(14号)やKANAE(18号)は前職でそういうのもやってたらしいがね」
「ああ、アタシだけかぁそういうのできないの」
「最初は誰だってできないし、だいいちそういうの振ってないから。東京神奈川千葉埼玉は書類と添付する内容が細かいからね」
ここで寸法、面積、容積、ミリメートルとメートルの単位換算とかの話になったのだが、やっぱりそういうの苦手みたいだね。
もうひとり、数年前に私が面接、採用した天然C子がいて、お喋りなA子とB子がいると控えめな子(プライベートではイケイケドンドンらしい)なのだが、彼女が私に言ったのは、
「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い・・・」
「もう春だぜ」
「あ、そうですね。笑」
「何言ってんの?笑」(A子、B子)

去り際にA子は「また一緒に食事ができるようになればいいですね」そう言ってくれたが、公用での静岡旅は終わった気がした。この時はね。
次の6年後更新の時にはもう私は会社にいないだろうし。
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帰京して週明け、私はソリ合わないを小会議室に呼び出し、
「M子さん、社会復帰したって」
「えっ!」
「まだフルタイム勤務じゃないし。体調も様子見だそうだが。〇〇市の〇〇〇で時短勤務だってさ」
「電話したんですか?」
「〇〇店の更新でちょっと聞きたいことがあって」
これ、嘘です。単に気が向いて思い出して電話しただけです。
「でもヨカッタです。アタシも彼女に電話したかったんですが、彼女のプライベート携帯知らないし、電話しても入院中だったりしたら悪いし、〇〇市って彼女の家から近いんですか?くるまで通ってるんですよね?・・・」
だんだんうるさくなってきた。私はソリに話しかけたのを後悔した。早く解放してくれないかな。
6月に社内全域に大異動があるので、私はまた静岡エリアに出向くことになるのですが。。。
コメント(4) 

令和禁酒令かよ [居酒屋]

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今日のこの記事で居酒屋ネタのストックはなくなります(多分)マンボウ適用期間は19時ラストオーダー20時閉店が続き、この日は20日、3回目の緊急事態宣言発令の兆しが聞こえてきた頃合いだった。
いつものように「席空いてる?」電話はしなかった。
「どうせ空いてるわよ」(ジャン妻)
タカをくくって行ったらホントに空いていた。黙って店前に立ったら店主、ママ、若い衆、メンバー総勢4名からWelcome状態で迎えられた。
宣言前はこの店で締めようと思ったのだ。
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またこんなヘンなおとおしを出す。
自家製鶏ハム、こないだも出たじゃないか。
気を取り直してママの手書き黒板メニューを見たら筆頭にガーリックポテサラ?いやぁそういうのはパスだな。
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どっさり薬味のアジたたき、
いいアジですな。薬味は生姜、ネギ、茗荷、青い葉っぱは何だろ。
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生姜、ちゃんとすりおろした生姜なのがいい。どっかの宿みたいにチューブで出すなよって。
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私はこの店にしては珍しく鶏の唐揚げをオーダーしています。それは黒板メニューにはない。グランドメニューにあって「麦風鶏、麦を中心とした飼料で育てられた鶏臭さのないふっくらジューシーな銘柄鶏です」とあって、もも塩焼き、レバーとハツのタレ焼き、ふっくらつくねチーズ焼き、と続く。
でも鶏から揚げはそれらの上に「定番、鶏から」としか書かれていない。
上州麦豚は知ってるけど、麦鶏ってのは聞いたことないな。
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メニューには、豚角煮とセリのみぞれ煮とあったが。。。
「何処にセリがあるの?」
「???」
「これ茄子じゃん」
オカシイな。首を捻ってたら店側も気づいた。
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「すみませんセリを入れ忘れました(汗)」
小皿、別皿で渡されたセリがこれです。
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ジャン妻は茄子が大好きなので、セリが茄子になったのを喜んだくらいだが。
「咄嗟に、あ、こいう料理には茄子が合う!って閃いたとか?」
突っ込んでフォローしようとしたがそうではなく、茄子は最初っから入っていたんだって。茄子と角煮のみぞれ煮ってネーミングでもいいのではないか。
そう思って次に気が付いたのが。
「何処にみぞれがあるのよ?」
ないな。
「みぞれったら?」
「大根おろしね」
さては忘れたな?ダブルで。
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何処のサーモンか知らないけど、すっ凄いアブラのノリで。私はバクバク食べたが、サーモン好きのジャン妻ですらバーナーで炙った1枚しか食べなかった。もうちょっとあっさりしてもいいかも。
(こないだ船山温泉で出された鱒の刺身は美味かったな。)
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アサリと大根の味噌バター、酒蒸しの白味噌仕立て。さぁこういうスープだと飲み干したくなってウズウズするのですが、そうは問屋が卸さないのがジャン妻で。
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締めに角煮と茗荷のチャーハン、居酒屋値段とはいえ1080円という凄いものをオーダーしてラストにしたのだが、チャーハンスープにアサリ大根味噌バタースープ残りを添えようとしたらジャン妻に取り上げられてしまった。
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この店は例年GW前後にドーンとお休みを取る。
コロナ禍の前からそう。この界隈はビジネス街なので人が出なくなるからである。
そして3回めの緊急事態宣言が迫っている。その状況下で毎年恒例の質問、
「今年は4月末からGW明けまでどうされるんです?」
「う~ん、〇〇さん(店主であり旦那さんでもある)も悩んでるのよねぇ。ランチはそこそこお客さん来てくれるけど、昼だけ開けてもねぇ。」
マンボウだけでも夜は殆ど来なくなるんじゃないかなぁって言ってたところへ、緊急事態宣言になって酒類を終日提供しないのなら閉めた方がいいよな。酒を出さない居酒屋なんて居酒屋ではなくなるからね。。
「宣言期間中は休んじゃったら?」
「う~ん、そうなるかしらねぇ」
宣言下でない3県はマンボウのまま緊急事態宣言は要請しない方向だが、都が緊急事態宣言下で厳しい制限を行うことで、都で飲めないなら隣の県へと人が流れることになりかねない。神奈川県民で都に通勤してる私だって、マンボウ適用外の藤沢市なら飲めるかなとか不謹慎なことを考えたからね。神奈川県も都と同クラスの制限をかけるだろうな。(実際そうなった。)
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「こないだ北鎌倉へ行って、〇〇〇ちゃん(若女将の名前)がお酒ススメられて『アタシまだ未成年なんですぅ』って交わした話聞いた?」(ママ)
「聞いたわよ」(ジャン妻)
「アタシもそれやろうかと思って」(ママ)
「それ図々しくない?」(ジャン妻)
「ちょ、ちょっとっ!アタシだってまだまだ」(ママ)
私はボソッと口を挟んだ。
「厚かましい」(ボソッ)
「!!!」
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3月21日に緊急事態宣言が解除され、酒類の提供が20時から21時まで延長されたと思ったら、4月12日にマンボウが適用されて、また20時に戻って、今度は3週間近くも酒類の提供が終日全面禁止になってる。
都の狙いは昼飲みや路上飲みの撲滅だと思うが、暑い時期に入ってるから路上飲みや公園飲みが無くなるとは思えない。私はそういうのはしないけどね。
時短要請を受け入れてきた真面目な飲食店は馬鹿馬鹿しい限りである。酒類を全く提供できなくなったらもう居酒屋じゃない。店の存在意義にも関わってくる問題だ。
仕入業者へもダメージ必至である。そっちは補償もない。
居酒屋や飲食店で酒類を終日禁止にするのは乱暴だと思う。ルールを守る店と人、守っていない店と人を同じ秤にかけて、酒&酒好き=悪者扱いになってしまった感がある。
酒類提供終日禁止までやるなら、いっそのこと宣言期間中の19時以降はスーパーもコンビニも駅の売店も酒類を売るのを禁止すればいいんでないかと思ったが。それだと店ん中でトラブるしなぁ。
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宣言下で私の馴染の居酒屋は眠りについた。目覚めるのはいつの日だろう。外飲み、店飲みの再開はいつになるかな。
これで都内の居酒屋ネタ、ストックはなくなりました。私って結構な回数で店で飲んでたんだなと思いました。読む側から見たら毎日毎夜飲んでるように見えるでしょうけど、そんなことはありませんよ。
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大船懐メロ酒場? [居酒屋]

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4月8日の大船です。大船西口飲み屋街の路地、歩く人は少ないけど路地に面した店の中からは人の息遣いが感じられた。感染防止対策の一環で、店の扉が開いているからだと思う。
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「あれ?ひとりっスか?」(若1号)
「向こう(ジャン妻)は15分か20分後には」
ジャン妻が東京本社を出るのが遅れた。誰かに捕まったらしい。先ずは私ひとりでカウンター席へ。
左右に透明のアクリル板がある。何だか圧迫感があるが仕方がない。
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少ねぇなぁ大皿が。
コロナ禍で絞ってるのかな。
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ではジャン妻が来ないウチにジャガバターベタベタ、じゃなくって肉類を食べてやろうかな。
「牛串はある?」
「いちぼがあります」
臀部の骨周りの部位です。サーロインに繋がるランプの隣、上大岡でも喰ったな。そこでススメてくれた彼は3月に辞めてしまったが。
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こうしてみると殆どステーキ肉みたいだ。
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焼いたり仕込んだ大皿料理を温めて出すこの店で珍しく刺身があった。
シマアジ、鯉かと思った。
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20分ほどひとりで飲んでた。
「いいねぇひとりで飲むのも」
「そんなこと言って怒られません?」
「内緒だよ。あ、今、駅に着いたって」
ジャン妻が来てすぐ食べられるようにポテサラをオーダー、
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乾杯しなおし、
「出る前に捕まっちゃってさぁ」(ジャン妻)
「つかまんなよ。私との待ち合わせ時間を優先しろって」
人を待たせてるので帰りますって何故言わないのかな。財布の中身は自分のものだが時間は自分だけのものじゃないが信条の私は、ジャン妻の遅延に苛立つ時が多々あるのだ。
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細身な若2号が私の目の前でフライパンに油を入れて熱し始めた。串からレバを抜いて炒めてるぞ。
「それは何を作ってるん?」
「いやぁ、単なる炒めものですよぉ」
炒めもの?そんなん見りゃわかる。あっ!蒸し麺を投入してる!4袋も!
「焼きそばか?」
「そうです賄です。少しいきます?」
「お裾分けしてくれ」
少しどころか1人前を分捕っちゃったんですよ。薄味の焼きそばだった。
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「大丈夫?賄なくなっちゃったりしない?」
「大丈夫です4玉入れたんで」(若2号)
私に1人前食べられたって心の中で泣いてないか?私の目の前でメニューに載ってない料理をするからだよ。ましてや炒め物なんて。ソソルに決まってら。
だけど凄い組み合わせになったね。カレー、焼きそば、刺身ですよ。こんがらがりそうだ。
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ウルトラQのオープニングのようなカレーですな。
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カレー&賄焼きそばで焼酎吾妻鏡を飲む。ボトルキープしてたのをすっかり忘れていたという。
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他、デカい牡蠣串、米茄子チーズ、タケノコ、締めのチーオムと続きます。ジャン妻の仕事のグチは難しいので割愛、料理写真の合間に、店が空いてたのを幸い、耳に残った店内懐メロBGMを取り上げます。
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愛 あなたと二人
花 あなたと二人
恋 あなたと二人
夢 あなたと二人
二人のため世界はあるの

「世界は二人のために」 佐良直美 1967年

通り過ぎる 乾いた風に
口づけを 優し気に
ときめく街 触れ合う素肌
かげろうが あやしく包む
飛び交う 噂の中を
自由に 駆け抜けていく女
笑顔の似合う娘より ちょっと気取ったまなざし

「燃えろいい女」 世良公則&ツイスト 1979年

「コードだけなら弾けるよ」(私)
「演ったの?」(ジャン妻)

もしもあの日 あなたに逢わなければ
この私はどんな 女の子になっていたでしょう
足に豆をこさえて 街から街
行くあてもないのに 泪で歩いていたでしょう
悪い遊び憶えていけない子と 人に呼ばれて泣いたでしょう
今も想いだすたび 胸が痛む
もうあなたのそばを離れないわ

「芽生え」 麻丘めぐみ 1972年

「青臭ぇ歌詞だなぁ」
「・・・」

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濡れた街灯り 傘も投げ捨てて
駅まで追いかけてきた お前が揺れている
それは神様でも多分知らなかった 
ほんとの幸せなんて どこにでもあるのさ
Only Love 夢にいつも願う 心の瞳をひらいて
Only Love ずっとおまえだけを どんな時も見てる

「ONLY LOVE」 HOUND DOG 1988年

「HOUD DOGはあまりよくない解散の仕方をしたんだよな。大友康平さんと他メンバーが裁判で争っちゃって」
「ふぅ~ん」

Stay with me
硝子の少年時代の 破片胸へと突き刺さる
舗道の空き缶蹴とばし バスの窓の君に 背を向ける

「硝子の少年」 Kinki Kids 1997年

「このクラスの曲も懐メロになるんだねぇ」
「・・・」

笑って許して ちいさなことを
笑って許して こんな私を
抱きしめて 許すといってよ
今はあなたひとり あなたひとり
命ときめ 命ときめ 愛してるの
愛してるの 信じてほしい
笑って許して 恋の過ち
笑って許して お願いよ

「笑ってゆるして」 和田アキ子 1970年

「誰だっけこれ?」(ジャン妻)
「和田アキ子さんだよっ」
「ああ、忘れてた」
NHK紅白を干されてから忘れられた存在になりつつあるってか。

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あの日電話がふいに鳴ったの
あの人と別れてと彼女から

「悲しみがとまらない」 杏里 1983年

「杏里さんも懐メロの仲間入りか」
「でもアタシこの曲って、絶対に男が悪いと思う」

ああ蝶になる ああ花になる
恋した夜は あなた次第なの
ああ今夜だけ ああ今夜だけ
もうどうにもとまらない

「どうにもとまらない」 山本リンダ 1972年

ブラインド一杯 開けた部屋には 真夏の光が渦巻いている
角氷ひとつの涼しさに似た あなたの言葉が優しく溶ける」
待たせたね 廻り道だと笑うだそうか
ここまで来たら サクセス サクセス
女は昨日の顔で待つ

「サクセス」 2002年 ダウンタウンブギウギバンド

「これ誰?」
「宇崎竜童さんだよっ」
家にオリジナル版と再結成時のリミックス版とありますよ。

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砂まじりの茅ヶ崎 人も波も消えて
夏の日の思い出は ちょいと瞳の中に消えたほどに

「勝手にシンドバット」 サザンオールスターズ 1988年

Pick up your head
throw away your Bluse
どうせ一度の人生さ
The more you give
babe the less lose
運が悪けりゃ死ぬだけさ 死ぬだけさ

「男たちのメロディー」 SHOGUN 1979年

私がオバさんになっても 泳ぎにつれてくの?
派手な水着はとてもムリよ 若い子には負けるわ
私がオバさんになっても 本当に変わらない?
とても心配だわ あなたが 若い子が好きだから

「私がオバさんになっても」 森高千里 1992年

「もうとっくにオバさんになってるよな森高さんも」
そういう私も森高さんが歌う「私がオバさんになったらアナタはオジさんよ」を過ぎて老境に差し掛かりつつある。でも私は森高さんが歌うところの「若い子が好きだから」ではないぞ。

向こうに置いてあるラップされた焼きそばが気になる。
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お会計、若1号が両の掌で、指を9本立てた。
「9万円!」
「いやいや(笑)9千円っス」
私は人差し指を1本立てて、「1万円にしろ」って言ったが、釣り1000円札を受け取った。
「勘定間違えてねぇか?あれだけ食べたのに」
「ボトルキープだからじゃない?」(ジャン妻)
その後、非常事態宣言下でこの店がどうなったかまだ確認していません。酒類がそんなに悪いのだろうか。私は飲み方だと思うね。でも飲み方まで規制できない。だからひとくくりにして提供禁止にしちゃえってか。令和の禁酒令前の居酒屋ネタいつもの店ですが、あと1譚取り上げます。
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