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横並びのモーニング [さらの木]

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昨夜、いつ眠ったんだろう。
憶えてない。ジャン妻が眠ったのを目視して、こっちも天井を見上げたらストンと落ちてしまったようだ。
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給湯が始まっている。(23時~朝5時までは燃料節約の為停止)
朝の陽ざしが引き戸の隙間から射しこんでいる。
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寝てるジャン妻を起こさないようにして、階下へ下りたら厨房から調理の音が聞こえた。
朝の散歩へ。ビヒャァと鳴く餌クレ猫がいないな。
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さら周辺の別荘地をぐるっと廻って戻ってきた。
別荘地を囲む舗装道路は公道なのか私道なのかよくわからない。
「公道でしょ」(ジャン妻)
でも「この道路は私道なので駐車禁止です」があったりする。
「公道でないと家が建てられないでしょ」
「家ねぇ。住んでるのかな」
さらは宿だから、そこに客を泊めて営んでいるわけだが。
伊豆八幡野に限らず別荘地はその名のとおり別の荘、家なので、俗世からの隠れ家のいち面がある。そこに居住している人は建屋の中で息を潜めているのか、中に住んでるのか単に空き家なのか、外から見たら伺い知れぬところがある。
老いか、都会暮らしに疲れたか、第2の安住を求めてやってきたらそれはもう別荘ではなく住居だが、そうではなく限られた時間、日々だけの休息場所として利用している人は、その期間が済んだら元の世界に、俗世に戻るわけで、この地にいる間は煩わしい人間関係を忌避するだろう。
一時的でも居住していても、そこにいる者同士は互いに干渉し合わない。管理費さえ払ってればいいのである。
だが家々は住んでないと少しずつ朽ちてくる。手入れしないから。これから夏草の時期、草いきれと共にそれが如実に目立つ時期に入っていく。
別荘地に憧憬を抱いた時期もあったが、手入れしない別荘地を見てると、こんなんだったら別荘要らねぇやって思うようになった。
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戻ったらデッキの上に例のネコがいる。
「ビニャァァァァァ」
眠そうな声音だ。夜更かしして遊びまくてったんだろ。
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昨夜の隠し味、ガーリックが効いている。お腹の調子がいい。WCに行って、朝湯に軽く入って、給湯が停まって、
「腹の調子がいいので食べたらすぐ部屋に戻りたい。鍵貸してくれ」
さすがに苦手なヨーグルトまみれの果物は出なくなったが、それでも私は果物類を避けたい気分なのです。酸っぱいからね。
「ダメ、最後までいなさい」
「WCをガマンしろと」
「すぐ済むわよ」
「珈琲とデザートの時間が長いんだ。すぐ部屋に戻りたい」
「ダメっ」
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朝、テーブルに着いた途端にオンナの長話が始まった。
早くセッティングして貰って、早く食べて、部屋に戻りたいんだけど。
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ジュースが遠いんだけど。お預けを喰らった犬みたいだ。
憮然としている私を見て、
「どうされました」(Mさん)
「届かないんだよ」
Mさんは困ったような表情でこっちに寄せてくれた。横並びはいいけど、こっちから手の届かない位置に置かれてもなぁ。届かないんだから。
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サラダ、具の種類が多いけど、いつもよりボリューム感が減ったなぁ。コストカットしたかな。
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「トウモロコシのすーぷです」
見りゃわかるって。でもコーンスープなんて既製品ぽく言わないのがいいね。
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真っ白なワンプレートに乗ったメイン惣菜の数々、キッシュ、鶏ハムトマトソース、大好きな御殿場ソーセージ、ジャーマンポテト、空豆のリゾット、
空豆?
「昨夜も出たな」
「・・・」
「残りものか?」
「・・・」
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ボロボロに崩れたキッシュ、まぁフォークで摘まみ難いこと。
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ジャーマンポテトとこんがり焼けた御殿場ソーセージは夜にビールと一緒に食べたい気もする。
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空豆のリゾット、豆がデカイので、その大きさの分だけリゾットライスが少ないわけだな。混ぜご飯ならぬ混ぜリゾットか。
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白いプレートが片付いたところ。珈琲、デザートが出るまで時間がかかるので、それまで庭の雑木林の庭を眺めててもなぁ。
「部屋の鍵かしてくれ」
「ダメっ」
出されたデザート、フルーツを見たら私の苦手な酸っぱそうなものばかり。立ち上がってお隣さんのテーブルにお裾分けしようとしたら制止された。
仕方がない。食べたのよ。うわぁ、イチゴが酸っぱい。両頬がツーンと痛いよ。
「どうされましたか?」
「酸っぱいの。イチゴが」
「まぁ、これくらいのイチゴなら、ウチのマロン(部屋犬)でも食べるのに」
私は犬以下かっつーの。
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やっと解放されて、部屋で一服して、チェックアウト前にもう1回、湯に入って、
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ムクリと起きだしたプチ公(ドライヴの御守)
「そろそろ出立か?」
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先にくるまに荷物を積んだが、例によってジャン妻はすぐには出てこない。どうせまたフロントでMさんと与太話をしてるんだろ。
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「アナタMさんに返信しなかったの?」
「返信したよ。昨日今日の確認メール送ったモン」
「その前ですよ。返信いただけなかったじゃないですかぁ」(Mさん)
履歴を見たら確かに返信していないのがあった。私らは今回の1泊2日と別に、7月に予約を入れてあるのですが、他にも空いてる候補日が2日あって、
連絡①「ご予定が空いていましたらどうぞよろしくお願いいたします」、
これに私はすぐ返信しなかった。そしたら、
連絡②「先日お送りした空いてる日ですが、あれからほかのご予約が入ってしまいました。」
これにはこう返信しています。
「りょーかい、おそらくそうなるだろうとすぐに返信せず寝かせておきました。まずは5月○○日(昨日今日)ですね」
連絡③「寝かせていらしたんですね。かしこまりました。5月楽しみにお待ちしてます」
「だったんだモン」
「すぐ返信しないで置いといたの?」
「そう、どうせすぐに埋まるだろって思ってさ。俺等は平日に休もうと思えば休めるので、ご新規のお客様にチャンスをあげたのさ」
「まぁ」
「チャンスをくださったのですね」(Mさん)
Mさんは私の毒気をいい方にしか解釈しないのです。
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ネコは私らが宿を出るのを知ってか「もう出てく時間だからお愛想ふりまかなくてもいいワ」とばかりに鳴きもせず起き上がっても来なかった。エサに関係なくなったからだろう。ケダモノめ。
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今回の1泊2日だって最初は5月4日だったのをMさんの都合で昨日今日にズラしたんですよ。最初に抑えた日を「予約を入れ過ぎてしまいまして、できればお休みをいただきたく」って相談されたんだモン。
次回の予約でもMさんはおっちょこちょいなことをやらかしたのだが、そこは武士の情で今は書かないでおく。それについてもこないだ電話で「ご新規のお客様を優先なさいませ」ってイヤミを言ってやったのさ。
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