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新しい畳の香 [居酒屋]

西の空模様、雲行きがアヤしいので、一旦ホテルに戻って折り畳み式の傘を取ってから椿町に歩いて向かったら。。。
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休みでやんの。。。
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奥に灯が点いてるので、背伸びして覗いたらうさぎと目が合った。伸びあがってうさぎの如く両耳をピンと立てながらこっちにきた。申し訳なさそうに、
「今日、定休日なんですぅ」、
コウベを下げるうさこは首元がダヨンダヨンに広がる夏服でさ。家衣かそれ?そんなのを着ているので胸の谷間が露わになったじゃないか。
さて、どうするかな。
よしっ、中央銀座アーケードに向かおう。
(フォンティーナでもよかったんだけど。)
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この日の客引きさんは多かった。緊急事態宣言やマンボウ(蔓延防止措置)が解除されても1週間延長された様子見の夜間営業&酒類提供停止も解禁され、自粛期間中の売上を多少でも挽回せんと鵜の目鷹の目で声をかけまくっていた。こういう街を歩くには絶対にカバンを持って歩かないことです。
私も声掛けされた。
「如何ですか」
「いや、この先で決まってるんで」
私は梅ふくの方角を指して、そう言い置いて先へ急ぐ。
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昭和ルックスの店頭、年季が入った赤提灯、空気の循環をよくする為に引き戸は半開きになっていた。
ママと目が合って、
「あら、マスター、お珍しいお客様が・・・」
中に導かれた。空いてた。カウンター右端に座った。新しい畳の香がした。小上がりの畳が新しく貼り変えられていたのです。
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上からビニールスクリーンが下がっているけどマスターの前だけ劇場の幕のように開いている。その理由は敢えて書かないでおくけど、この店をご存じの方ならその理由がおわかりでしょう。
「畳、新しいのに替えたんですね」
「そうなの。お休みしている間に」
「休んでたんだ」
不謹慎ながら、この規模の店なら休業要請に従って給付金をいただいた方がいいんじゃないと思ってしまった。でもそれじゃぁ店の存続意義を失うからね。
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ビニール幕が意外にブ厚くて、黒板メニューが見づらいな。
ポテサラはなかったので、本マグロ、赤貝、いいネタですね。カウンター上から照らす灯りでテラテラ光っている。
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メンマ、黒板メニューには支那竹となっています。ちょっと多いな。少なめって言えばよかったかな。
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「東京はどうですか?」(ママ)
私が都内からきたのがバレるじゃないか。すぐ近くの羅漢町出身ってことにしておきたいのだが。
「今は19時で酒類ストップ、20時までですよ当面は」
聞かれたらそう答えなきゃならないからね。そしたら冷蔵庫の上にある液晶TVで東京都内の感染者数が流れたもんだから閉口したよ。この日は新たに570人の感染が確認され、1週間前の木曜日より118人増えたって。前の週の同じ曜日から100人以上増加するのは2日連続だって。
でもこの数値は緊急事態宣言期間中に感染した数じゃないの?
そして都内の渋谷、新宿辺りの人の流れがイヤミったらしく映しだされる。そういう場所をいちいち映すなと言いたくなる。映しだされる人が全部が不要不急の外出をしているかのように思われるじゃないか。
都の専門家によるモニタリング会議出席者は毎回同じことしか言わない。モニタリングだから定点観測でいいのかも知れないが。「下げ止まりになっている」「リバウンドが懸念される」いつ見ても再放送みたいである。
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興醒めしそうなので目を店内に転じた。何を話したかよく覚えてないが、マスターのバカっ話に付き合った気がする。
それまでいた若い男性客が「バスの時間があるので」と帰られ、入れ替わりに前に何回か見たことある常連さんが来たところ。飲みに来たというより今日1日の締めに話しに来た感じ。
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締めに冷奴をいただく。白い豆腐なんて久々に食べたよ。地元の個人豆腐店が廃業してから家で美味しい豆腐を食べたことがない。都内でよく行く居酒屋は、営業時短になってからメニューから豆腐が消えたからね。
マスターはもうデキあがっているので、豆腐の水切りが甘いな。
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梅ふくさんは21時でクローズしちゃうので(マスターが酔っぱらってしまうから)宣言やマンボウが解除になったからって、それ以上遅い時間に突入したりしない。最後の客になることなくその前にお暇した。
新しく替えた畳の上には、いずれ数人単位のお客さんが戻って座ることになるだろう。すぐに客は戻ってこないようだが。戻ってきたら畳の香に驚くに違いない。
梅ふくのヒストリーです。↓ リンク切れにならないウチにご覧ください。
https://takasaki-life.com/eat/568/
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