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和室213号室 [船山温泉]

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遠雷がする。
通り雨が降ってきた。
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部屋から見た中庭、見下ろす池の角度がいつもとは若干違うのにお気づきでしょうか。
今回は長年利用してきた215号室のツインベッドルームではなく、ひと部屋手前の213号室から眺めた風景です。
庭と池を見下ろす角度がいつもと少し違う.jpg

手前この日の和室向こういつもの洋室.jpg
船山温泉は、年にすくなくとも2回きます。ジャン妻の誕生月12月、ジャンの誕生月4月、この記念日は船山温泉と決めていて、今年も後半の(金)泊を押さえてあったのですが、親戚の通夜、告別式が入ったので2日ズラしました。
「間を空けることなく即、変更できるって凄いな」
「長年来てるこの宿だからできることよ」(ジャン妻)
いや、そうではなく、私の会社内での立ち位置というか、ポジショニングというか。そういうのを誉めて欲しかったんだけど。
とはいうものの、船山温泉殿、急な日程変更で申し訳ありませんでした。
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洋室と違って角部屋じゃないのでやや暗く感じないでもないが、蟄居閉門で寛げるともいえる。
213号室は湯、食事処にいちばん動線が近い部屋かも知れない。
213。。。
13。。。
不吉な部屋番号だ。この人なら好んで泊まるかもしれない。
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和室、初めて布団敷っ放しの畳の部屋で寝ることになる。
いやまてよ?初めてではないな。ジャン母と3人で来たとき、丸い半円の弧を描いて庭に出っ張ている和室に泊まったことがある。まだBlogを起ち上げる前、あれは私を船山に導いた温泉サイト、番頭さんの掲示板時代だったな。畳の上はそれ以来か。
213号室はL字型に曲がった箇所にある部屋なので、もうL字型の辺にある隣の部屋を意識しながら部屋の中をウロつかなくてはいけない。下着1枚で部屋を歩き回るなんてトンでもない。
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(日)泊だから空いてるだろとタカを括ってきたら、意外にも(失礼)殆ど満室だった。大小の釜が10個鎮座していた。ひとり客も増えたようですね。
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エントランス、ロビー前から見た部屋、2階の右端の部屋が215号室、その右隣が今回の213号室、下1階は食事処、
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T館長の新しい道楽というか、この宿の資産でもあるワインセラー、
「また数が、種類が増えたわね」
「このワインが従業員への現物支給だったりしてな」
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湯もひと通り廻った。大粒の雨が降る静山、
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静山の湯も渓流の湯も大浴場は定員5名となっている。となると例の寝そべりが更にジャマくさいな。早くブッ壊しましょうよ。
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窓を全開にした清水、普段は閉めてるので硫化水素のニオイがいちばん漂う湯でもある。
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閉めてしまえばここだけ別世界の静、
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湯上りの生ビールが運ばれてきたので、ジャン妻がマスクを外して飲もうとするところ。
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雨上がりに外に出てみた。
船山温泉は地元の山梨県の客よりも、隣都道府県からお見えになる客の方が遥かに多い。私もそうだし。この日は9か所のナンバープレートのくるまが停まっていた。
私を含めて県境を跨ぐ移動だが、私も普段は都心に普通に通勤しているし、くるまでGOTOドアなら問題ないと思うがね。
くるまで家から宿へ直行、観光しない、SAやPAではWC休憩だけ、宿に籠る、外に観光に出ないといったって船山温泉の周囲には自然だけで何もないから出てもすることがない。「観光しないで宿でゆっくり過ごそう」です。
でも白状すると1か所立ち寄っています。宿入りするまで「道の駅なんぶ」に滑り込んで資料室を見たんだよね。誰もいなかった。
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高速が空いてたので早く着いててしまい、書籍も持ってこなかったので退屈ではあったよ。
コンビニで買ったくだらないマンガを読んだけど、マンガなんてすぐに読み終わってしまうからね。
213号室、13という不吉な番号の部屋に寝てるのを幸い、宿の怪談本でも持ってくればよかった。1時間ほど寝てしまった。
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山梨県は神奈川県に隣接しているし、首都東京に直結しているが、よく言われるのが「首都圏直結の山梨県がなぜコロナ封じ込みに成功したのか?」
山梨県だけど長崎知事が打ち出した「やまなしグリーンゾーン構想」認証制度ですね。対象は山梨県下の宿泊業、飲食業、酒蔵、山梨だから当然ワイナリーも。チェック項目が30~50あって、それをクリアすると県から感染症対策のお墨付きが発行される。書類申請だけでなく、県の職員や委託業者が現地まで来るそうです。
OKなら山梨県がステッカーを発行する。船山温泉も認定されています。HPに自信満々に打ち出しています。

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山梨県は県下の飲食店に休業要請も出したが、解除する際には県が示した基準である感染拡大予防ガイドラインを満たした店は個別に休業要請を解除していった。
ガイドラインの内容は30分に1回の換気、入場者の制限、人との間隔を最低1メートル確保、客やスタッフのマスク着用、定期的な手指消毒、入場者の入り口での体調確認、合計17項目だと。
ウチの社内にも山梨県出身の者がいて、
「山梨県はねぇ。成功したと言われてますけどねぇ。あれは、あの店ちゃんとやってませんよっていう、その、何ていうか、言葉は悪いけど密告のような。そういうのもあるんですよ」
密告だと言い方が暗いが、抜き打ち検査や利用客の通報制度のようなものか。別にそれはそれでいいのではないか。緊張関係を維持して対策が継続されるのならね。「お宅はちゃんとやってませんよね。見に行きます」来店して指導、是正すればいいのだから。
だけど政府はこの第三者認証制度「山梨モデル」を導入するよう全国の都道府県知事に通知したのですかね?
バカにするわけじゃないけど首都圏と違って圧倒的に人口が少ない県でしょう。全国都道府県で実行するのも確認するのも大変だと思う。東京や大阪のように無数の飲食店がひしめいているような地域で100%実行可能かどうか。
その後どうなったか聞かない。緊急事態宣言発令で括っちゃたからね。
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寝て、起きて、再度、湯に入って、ゴロゴロしてたら、

プルルルッ!
プルルルッ!
プルルルッ!

ああ、18時前か。電話は何処だ?何処で鳴ってる?
格納されてるTVの下にあった。扉を開いて受話器を取って、
「いつもの部屋(215号室)と勝手が違って、電話が何処で鳴ってるのかワカランかった」
「笑、フロントでございます。ご夕食のご準備ができあがりましたので・・・ふじまでお越しください。お待ちしております」
ガチャッ!
「何処で鳴ってたの?」(ジャン妻)
「TVの下」
普段、扉開けないからね。TV観ないし。宿でTVなんか観ると俗世に引き戻されるからな。
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階下に下りたら昼間は掃除部、夕刻だけ接客係の小柄なMさんがいて、他のお客さんに「お名前は?」伺っている。お名前を伺ってから各個室に案内するわけか。
すぐに入らないで入り口で立ってたら、
「何をやってるんです」(T館長)
すぐ入らないのはMさんが戻ってきて私らにどんな対応をするか見てやろうと。T館長に見抜かれてしまった。
「そうやってすぐネタにしようとするんだから」
カオパスの俺らにMさんが「お名前は?」とでも言おうものなら「ぬぅわんだぁってぇ!」と絡んでやろうと思ったのだが不発に終わってしまった。
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まだ夕方だけど陽が大森山の向こうに隠れ、照明もそんなに明るくない、テーブルクロスはシブイ茶色、無骨なお皿は焦げ茶色か黒っぽい色ばかり、この宿の野趣溢れる料理は見てくれがイマイチなのでインスタ映えしない。(インスタしてないけど。)
甲州何とか豚のハム、稚鮎の春巻き、何かの自産肉のパイ包み焼き、天ぷら、タケノコ、
自家製ソースはキュウリだったり、ブロッコリーだったり。
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あれ?赤い刺身がある?
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これは鱒か。このセットは定番で、どうも他の部屋と間違えて出たらしい。いつもは4か所ともイワナだから。
館長も女将さんも気がついたが、川魚の刺身が好きな私はこのままいただいた。鱒の刺身大好き。信州サーモン、上州ギンヒカリ、船山の甲州は富士之介、だったかな。
あっさりしている。都内の黒板メニュー居酒屋のサーモン刺身は脂のノリは凄過ぎたからな。
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追加メニュー、タケノコの刺身、今の時期ならでは。
「酸っぱいな」
「そりゃ酢味噌だもの。この程度で酸っぱいの?」(ジャン妻)
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赤銅色の肉は山梨のどっかで罠にかかった可哀そうな猪の鍋、
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煮えてキタキタ。猪肉は豚肉と違って煮込めば煮込むほどやわらかくなるが、野菜は煮過ぎない若い野菜が好きなので、先に白菜、ネギ、青物をよそって。
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調子にのってタケノコも入れてしまった。贅沢だな。タケノコと猪肉の味噌汁か。
「穂先を入れないでよもったいない」(ジャン妻)
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猪鍋は前より優しい味になった。前はやや辛、ほんのやや辛い味付けだったが、それがなくなり、マイルドで素朴な味噌汁の味を呈していた。
ほうとうを入れたり、ご飯入れてオジヤにしてみたいが、それをするとコースの最後までたどり着かない。ほうとうを入れたこともあるけど市販のうどんやきしめんを想像すると裏切られますよ。全く別物と言っていいと思う。

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いつものウチらだけの定番、岩魚素揚げ、他の部屋は塩焼きだと思う。今日はお腹の肉を割いて揚げる面を増やしてある。
付け合わせは山菜天ぷら、野蒜、
無念の形相をしている岩魚、供養の為にもアタマから尻尾まで全部食べるからな。。
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ジャン妻がイワナにかぶりつこうとしているところ。
直虎で川名の御隠居(井伊直平、演、前田吟さん)の配下が囲炉裏端でイワナにかぶりついてるのに似ている。
塩焼きは飾り塩を塗してあるから塩分過多になってしまうんですよね。
「19時になったら酒類提供禁止?」
「そんなことないですよ」
ああそうか、ここは山梨県だからね。これが都内や神奈川の旅館だったらラストオーダーになるのだろうか。
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甲州ワインビーフヒレプラン、付け合わせの野菜はタマネギとシメジ、クレソン、ガーリックチップはガーリック好きのジャン妻に全部食べられてしまった。
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ここでも調子に乗って、タケノコを焼いてみる。
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「Mさん来ないかな」
「・・・」
別にアラを探そうってんじゃないよ。ああいう昭和の大衆食堂のオバちゃん接客が好きなだけさ。
でもT館長は私がMさんに密に接触しようとするのを好まない。引き離そうとする。ネタにしようとしてるのを警戒している。Mさんにも「あの人に近づくんじゃない」と注意してるかもしれない。
Mさんは船山温泉で最も長い勤続年数です。
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手打ち蕎麦は誰が打ってるんだろう。お世辞にも喉越しよくツルツルツルッとはしてないです。もしかしてつなぎ入ってないんじゃないかなこれ。
日頃、駅そばやスタンド蕎麦ばっかり食ってる私には贅沢というもの。
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締めの釜飯、ご飯をよそうジャン妻、
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今日はもちろんタケノコご飯です。イワナの骨汁、香の物と一緒に。
市販の赤出汁味噌汁とか、黄色いイロのタクアンなんかが出ないのがいいでしょう。
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ご飯をガツガツ喰らうジャン妻、ジャン妻は旅行に来ると胃袋とカロリーの上限リミッターを外すのです。
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誕生日プランで出されるケーキは別腹が無いので私は無理でした。Mさんにあげちゃった。
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あ、そうそう、食事処の床、畳は新しく張り替えられていました。厨房からワゴンを転がすのでどうしても傷んでしまう。ささくれだって足裏がチクチクしなくなった。
「そういうネタをBlogに書いて欲しいんですけど・・・」(T館長)
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ジャン妻とT館長が談笑中です。何だか難しい話をしとったな。コロナ禍での旅館経営のノウハウとか。今後の社会情勢とか経営談義かな。私はもっぱら聞き役でしてね。私の異動の話とか出たのかな。忘れた。
また書籍を借りてる。自慢じゃないけど私はT館長やジャン妻が読むようなハウツー書籍をこのトシまで読んだことが無い人間なのだ。自己流でここまで来ちゃったし。もう読んでも役に立たないし、老眼で読めないだろう。
話を聞いてる時はいつも為になるなぁと思うのだが、終わってみるとよう覚えていないのだ。
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寝酒、夜食、笹一を常温でいただく。デザートはあげちゃたけど、何とか全部、腹中に収まりました。
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寝転がって、T館長からお借りした経営書籍に目を通すジャン妻、
この後、バタッ、ZZZ。。。
館長から借りた書籍を読むジャン妻-1.jpg

朝の光景.jpg
起床は5時半、私にしては遅い方である。普段が4時、下手すりゃ3時半に目覚める。そのまま起きてたりとか。
朝の散歩もしなくなった。まだ寒いし。
家でもベッドなので久々の畳の上は腰に来るかと危惧したがそんなこともなく。
部屋でスマホ見ながらゴロしてたら電池が無くなってきた。WCへ2回行ってゴロ寝してたら、

プルルルッ!
プルルルッ!
プルルルッ!
この音が他の室から聞こえたんですよ。ひと部屋ひと部屋ずつ順番にかけてるのか。TVが収納されてる扉を開けるのがめんどいけど、次はこの部屋だなと身構えた。鳴ったらすかさず取って、今から下りますよと。
「受話器外しといたらどうなるんだろ?呼びに来るのかな」
「さぁ。そういうことはしないの。やめなさい」(ジャン妻)
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廊下にプチバイキングコーナーがあって先にご飯をよそうのですが。ジャン妻は2人分のご飯、私は2人分のオレンジジュース、
ジャン妻が持ってきたご飯の量が少ない。
「貸せ。自分でもう1回行ってくる」
「止めなさい。最初っから大盛にするなんて。後でお替り行けばいいでしょ」
コロナ禍の時勢で、途中でお替りするより1回で済ませた方がいいと思うんだよ。
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朝の陽ざしが眩しい食事処に朝餉が並んでいる。ロールカーテンを下ろして撮った船山温泉定番の朝定食、黒くてゴツいお皿は殆ど河原の岩みたいで、この皿を夫婦喧嘩の得物に使ったら大怪我するは必定である。その無骨な岩の上に、山菜、青物、チョイ辛い漬物、脂身の無いチャーシュー(甲州の豚だと信じたいね。)ピリ辛い蒟蒻、稚鮎のマリネ?が鎮座している。
ご飯、お米は武川米、馬場信春が馬場家の名籍を継ぐ前にいた教来石家が知行していた辺りのお米、
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山女魚の一夜干し、私はアタマっから尻尾まで全部食べましたが、箸先で摘まみまわすジャン妻の食べ方、食い散らし方のまぁ美しいことったら。
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タケノコ、インゲンの煮物、今日は薄味、横浜は崎陽軒シウマイ弁当のタケノコ煮が如何に味濃いかがよくわかる。
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サラダ、館長がいうところの「旅館料理ではあまり使われない食材だと思います」のキャベツが唯一出されるのがこれです。
サーモンハムが載っている。
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マヨネーズかドレッシングか。それらの混ざった感のある濃い液体をブッかけていただく。
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これがレストランのランチに申し訳程度に付いてくるミニサラダなんかだと、ドレッシングは上の部分だけで奥まで入ってないケースがある。あの名店104ですらそうだからね。
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何も入ってない汁だけの味噌汁に見えますが、実は根菜や葉物がたくさん入っています。ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、ネギ、青物、薄揚げ、などなど。
いつも言うけど、味噌汁の底からすくい難いオタマだな。後半は鍋を傾けないとすくえないのだ。
最初は熱々ですが、固形燃料がすぐなくなると冷めてくる。
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もうひとつの足軽の陣笠をひっくり返したような鍋は、固形燃料がまだ活きている。自家製豆腐の鍋です。
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自家製豆腐が美味しいぞ。地元で50年食べてた老舗の個人豆腐屋が昨年9月に廃業してから美味しい豆腐や油揚げ、厚揚げを食べてない。そのせいか船山温泉のこの豆腐、見てくれは白いブヨブヨした塊が素晴らしく美味だった。こんなに美味かったかこれ。
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冷めた味噌汁に豆腐を入れてみた。後から豆腐を入れて余計に冷めたりしない?と思うでしょう。逆です。味噌汁は固形燃料が無くなって冷めていますが、そこへ自家製でグツグツ煮えた熱々の豆腐を入れたら味噌汁が再度温まったという。
温泉半熟玉子は白身をすすって、黄身はちょこっとだけ醤油を追加してご飯にかけていただく。
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ご馳走様でした。いつも変わり映えしませんがそれがいいと思う。食後に珈琲が欠かせないジャン妻、
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部屋で寝なおして、改めてチェックアウト前にひとっ風呂浴びに渓流の湯へ。
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青空、春の陽射し、新緑が眩しい。ここにずっとずっとずーっといたくなるくらいに素晴らしい。
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では帰り支度して出ましょう。畳の上で寝た和室213号室、次回はまた奥の洋室215号室に戻ると思います。
部屋にスマホを忘れて慌ててくるまを出したので、去る前の船山館の写真はありません。
「何をお忘れで?」(T館長)
「スマホ。あれがないと」
「次回お見えになるまでお預かりしておきますよ。今日の記事も自分がUpしますんで」
(??)
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華や ヘルシー [船山温泉]

まだ暗い未明、4時半に目覚めた。
腹の虫がグーッと鳴った。腹が減って目覚めたのか。
やっぱり昨夜の晩飯が足りなかったんだよ。コロナ太りを気にしてるジャン妻は「これだけあれば充分なボリュームでしょ」自分の意見を押し付けるように言ってたが、私にしてみりゃとんでもない。ビーフストロガノフにサラダ、トースト1枚だけだったんですよ。
足りなくて風呂に入ってるジャン妻に隠れてピーナッツ揚げを摘まんだりしたんだから。
(これがバレて。ピーナッツ揚げは没収されました。)
2度寝しないで起きて、部屋のエアコンを買い換えたので、温かい環境でブログ記事の下書きやら写真整理やらしてたらますます腹が減ってきた。
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今日は本社には行かないで空腹のまま鶴見区、神奈川区と廻った。いったん横浜駅に戻る途中で空腹で気持ち悪くなった。
岸根公園の華やさんまで持ちそうにないので、立ち食いか何かで適当に済まそうかと思ったぐらいだよ。
でもそういうことをすると食べた後で後悔するので止めた。我慢するのが辛かったな。
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雨上がり、あ、もうタクシーが停車している。
もう1台、2名様も続こうとしている。
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タクシーの運ちゃんも次の2名様も前に見たことがあるな。運ちゃんはラーメン&小炒飯、2名様はラーメン?小炒飯、ワンタンメン、炒飯、ニラレバ単品、持ち帰り餃子2皿、入り口側の狭い四角いテーブルの上にそんなに載るのかね。
でも店を開けてすぐの時間帯で3000円の売上はデカいし、今日の幸先が良いじゃないですか。
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今日は早あがりして夕方5時に上大岡に行くので昼は軽くすることにした。これまでのどれよりも軽いメニューに。でも割高なものです。
「小炒飯と野菜スープ」
ママは滅多に出ないだろう組み合わせに、
「それでいいの?足りるの?1000円近くするわよ」
そう思ったに違いない。いつもの眠たそうな目がそう言ってた。
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野菜スープ?今宵の上大岡は栄養バランス無視で好きなものしか食べないから今、昼のうちに1日に必要な量の野菜を摂取しておくのです。
メニューには野菜スープ、ワカメスープの2種しかない。五目スープ、肉スープ、玉子スープ、そういう類がないのです。
何故かな?
あってもいい気がするが。
おそらくはタンメンや五目そばと同系の塩スープでだうと、食べる前から予想できるというものですが。
定食や焼きそばについてくる小茶碗のワカメスープは薄味でしてね。味的にちょっと物足りなくもある。あれをベースに野菜スープにしたら更に薄味になるだろうな。
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小炒飯は先客の運ちゃんのセットと同時にきた。野菜スープは少し間が空いた。
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おそらくタンメンの麺無し、肉無しがこれですね。
白菜だけでなくキャベツも泳いでいます。他にはタマネギ、長ネギ、もやし、ニンジン、ニラ、椎茸、キクラゲ、タケノコ、青菜はチンゲン菜かな。
青菜から摘まんでみよう。行きなり口にいれたら上顎を火傷するから慎重に。
青菜とキャベツ、青菜は青梗菜か?
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スライスしたニンジンとキャベツ、
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白菜と青菜、チンゲン菜
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長ネギ、ネギがもっと欲しいな。煮込まないネギが大好きなので。
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キャベツ、湯気がモワァ、
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湯気を吹き飛ばす、
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キレイなスープですな。油や焦げの汚れが全くない。端っから胡椒もかかってない。それが大事。
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レンゲですくってみる。湯気がモワァ、
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湯気を吹き飛ばす、
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箸でガバッと摘まんでみると、麺がないのは寂しくもあるな。
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スープの具、野菜が無くなったようだが、丼の底を浚渫船のようにレンゲでさらって具が残ってないか確認する。
最後まで熱々でした。野菜のしゃぶしゃぶみたいでしたね。大盛りにしたら野菜マシになるのだろうか。
では小炒飯に取りかかりましょう。合間にスープをすすりながら。
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ご馳走様でした。本日の野菜摂取が完了、軽かったので夕方に腹の虫が鳴りまくったけど。
タンメンと五目そば、おそらく野菜スープと同じような路線だと思うから、それらはパスして次回は何にしましょうかね。
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後続客が続々と入ってくるぞ。店を出たら青いコンパクトカーがバックで入ってきのです。
切り返して停車、オジさんが運転席から下りようとしてドアを開けたら、店のカブマークが描かれた板にギリギリの位置だったよ。
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その次に、ハザードランプ点滅してる別のコンパクトカーが横断歩道前の中央部に停車していたのです。やっぱり華やさんの客で、そのくるまはアタマっから駐車場に突っ込んだ。
これで都合8人の客が入店、時刻はまだ11時半だから、今日の昼の売上ノルマはクリアできそうですな。
夜は知らないが、華やさんの料理はボリュームがデカいので、チョイ飲みには向いてないかもしれない。逸品でガッツリ、そして力強い味が多いですが、今日の野菜スープは幾分大人しくてヘルシーだった。
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船山温泉 [船山温泉]

元旦の記事に日の出シーンを持ってきたせいで、今回のUpは時系列が逆になっています。
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船山川の河原から宿を遠望すると、河原に生えた雑木林の向こうに宿が見える。
そこにあるだけの宿、上流に民家はない。電柱もこの辺りで終わりです。
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船山温泉は山の中の一軒宿なので、12月は陽の光が山に遮られ、午後2時でも薄暗い。蒼くて暗いのである。
この時期から冬場にかけて、周囲の木々の葉は落ち、風に飛び、枝がむき出しになり、荒涼たる光景になる。
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掃除部のMさんに続いて永年勤続年数のスタッフ、Kさんとジャン妻の後ろ姿、
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宿の扉が開くと、消毒液スプレーポンプがお出迎えである。無粋だが仕方がない。ブシュッと掌に吹き付けてスリスリする。
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次に黒いボードにコロナ対策と、GoToキャンペーンについての説明がベタベタと貼ってあった。
全部、読まなきゃいけないのかな。私はマニュアルを読むのが嫌いなタチなので、めんどいので読まなかった。
あ、そうか、今回はGoToなんだった。
T館長からジャン家に電話があって、テレワークしてたジャン妻が出たら、
「確認なんですけど。GoTo使えますよ」
そう言われたんだって。
「何の電話?」
「GoTo使えるって」
「GoGoTo?」
私はGoTo予約の仕方や、システムがとうとう理解できずじまいで終わった。だいたい船山を予約するのに旅行会社を通したことがないんだ。それは蕎麦宿やさらの木もそうだが、いつもチェックアウト時に、次回はいついつと抑えてしまうから。
「GoToねぇ。それって使わなきゃいけないのかな」
「T館長は使って欲しいみたい」
ふぅ~ん、GoToったって税金だろ。GoToをよく知りもしない私ですが、GoToで安くなる分で、分不相応な他所の高い宿に泊まってみるという選択肢は全く考えなかったな。そういうのを否定してるんじゃないよ。利用する人はすればいいし、私らはそういう気にならなかっただけ。いつも行くところに行きたかっただけです。

高速で2時間半、富士川SAで下りて身延街道(富士川街道)を北上する車中で、
「あ、そういえば、前回Tさん(館長)に借りてる本は持ってきた?」
「持ってきた」
「読んだのか?」
「読んだわよ。でもテレワークになってから読む時間が減ったワ」
後でT館長に「1日10分でも20分でも読む時間を作るんです」と言われてたがその通りだと思うよ。
お借りした本は付箋だらけになっていた。半年以上も借りっ放しだったのか。
「で、また借りるわけ?」
「今度はこういうテーマの本は無いかなって」
また別テーマらしい。もう経営はいいから、部下の育成とか教育とかはないか相談するという。船山図書館かよ。
こういう宿側と利用客側の関係も珍しいのではないか。利用客で済む筈の関係かかなり逸脱してきている。この宿へ何しに来てるのかって。
だけどまた別テーマか。こりゃ長話になるな。
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チェックインが立て込んでたようなので、荷物は自分らだけで運んだ。勝
手知ったる船山館内だが、おや?畳のエントランスにデカい箱がデンと鎮座している。
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ワインクーラーのデカいヤツだった。
また投資されたか。中を見たらワインがたくさん寝てる。後で本数を数えてネタにしてやろう。
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釜飯の数が多い。今日は10組、平日金曜なのに。GoTo効果だな。
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いつもの部屋215室へ、そこから見た庭の風景、やはり薄暗い、まだ2時なのに。

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部屋の中を熊のようにウロつくジャン妻、
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さて、いつもは大浴場の後、生ビールを飲みながらT館長の時間の許す限り、業界談義や今後の方針、起業、経営、育成だの、私の苦手な談義になるのだが。
ビジネス関連のハウツー書籍を今日まで一度も読んだことがない私です。何でかって?必要なかったからですよ。T館長に、「そういうの読んだことない。でも自己流って限界があるんだよな」、そう言ったらT館長は何て言ったかというと、
「町工場って、オヤジさんが〇ワハラみたいに怒鳴っても辞めないんですよ」

(@@;)

そんな私がジャン妻とT館長の傍らでハウツー談義を聞いてるのも何だしな。私は散策に出ることにした。
「何処へ?」
「その辺へ。前に見つからなかったじゃんか」
ジャン妻もこの辺りの道が急で狭いのは知ってるので、
「くるまで?」
「歩いていく」
何処に停められるかわからないからね。
「だったら湯に入らないでそのまま行ったら?」
そうすることにした。
「行ってる間にT館長と話を済ませなさい」

私は浴衣にも作務衣にも着替えずそのままのカッコで宿を出た。
下駄箱に仕舞われた靴を引っ張り出して、何処へ行かれるのかと訝し気なKさんに、
「ちょっと散策に行ってくる」
杉尾集落から峰集落の方に坂を上っていった。

散策1時間。
探していたものは見つかった。
でも文献の裏付けがとれないだろうな。
その散策の帰途、宿に戻る途中、いつかの大雨で崩れた崖は相変わらずそのままだった。
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崖が崩れて道を塞ぎ、電柱を倒して宿は停電になった。
現場に駆け付けたT館長の前に切断された電線が落ちていた。ホラー洋画キャリーの如く火花を散らしてバチバチ飛び撥ね、危うくT館長のヒゲが焦げるところだったそうである。(嘘です。)
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垂直に切り立った崖を見上げてみる。粘りが弱そうに見える。
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簡易的に置いただけ、積んだだけのブロック石もそれ也に役には立ってるみたいだ。裏を見たら崩れた土や枯れ木が詰まっていたから。
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宿に近くなった辺りで後ろから燃費の悪そうな不完全燃焼のエンジン音が迫ってきた。ブルブルブル、ブゥオー、身延線内船駅への送迎バンじゃなさそうだな。
敢えて振り向かずやり過ごしたらT館長の運転するくるまじゃないかい。
駐車場で挨拶した。「何処へ行かれたんですか?」って話になるじゃないですか。私は今しがた見てきたもののフォトを館長に見せた。
何を見つけたか、それは何処にあるのか、その意義は、細かい内容は別項にしますが、明日の朝になって今度は私の方から逆に、
「何処で見たの?」
館長にインタビューすることになる。
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215室に戻ったら、ジャン妻は鏡のあるデスクで仕事してた。何でこの宿で仕事するかな。
「Tさん戻ってきたよ」
「あ、戻ってきた?」
「まだ会ってない?」
「フロントにいなかったんで、若女将にこういう書籍ってない?ってメモを渡したの」
ってことは、これからそういうハウツー談義になるんか。
意外と汗ばんだので最初の湯に行った。大浴場は着替えのザルが5つに絞られていた。
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誰ともカチ合わずに湯をハシゴ、ジャン妻とは清水に2人で入ったが、湯を出た途端に噴き出した給湯の勢いが凄くてさ。こんな感じにドバドバドバ、
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2人が入って溢れた分がこれかと驚いた。
まるで清水の給湯に人間の意思が合って「デカいのが2人入ってお湯がたくさん溢れたから、急いでその分を補給しなきゃ」と焦ってるみたいだ。
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ジャン妻がT館長と談話しているところ。
経営の書籍を返還して、今度は教育の世界だって。
椅子の袖に生ビールが1杯だけおいてあってそれはジャン妻のオーダー、私は飲まなかった。今飲んだら夕餉の最初の1杯が美味しくなくなるから。
話が長いな。T館長の展開する持論とフムフムと聞き入るジャン妻、こうなるともう師匠と生徒の関係である。
「この人(私のこと)はTさんに、町工場のオヤジって言われたのを根に持ってるの」
T館長は笑って、そんなこと言いましたっけってな感じである。
「別に根に持っちゃいないよ」
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この時期は薄暮に包まれるのが早い。いつ陽が沈んだのかもわからない。
もうすぐ夕餉、ディナーのコールが鳴る。あのプルプルプル音はドキッとするんだよな。
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船山温泉 [船山温泉]

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薄暮に包まれた船山館、18時前になると夕餉のCALLが鳴る。ジャン妻はフロントからのCALLに出ない人で、
「そういうのは家長たるアナタが出なさい」
そう言い張るのである。私は電話番か。
プルプルプルプル着信音が鳴って受話器を取り上げたら、
「ご夕食の準備が1階の食事処ふじで整いましてございます。お待ちしております」
こんなに長い丁寧語を喋ったことがない私は、受話器を取り上げてすかさず、「ああ、いきます!」ガチャンと切ってしまったことがある。
「仕事させて(喋らせて)あげなさいよ」(ジャン妻)
殆どCALLしてくるのはT館長かKさんで、若女将も含めて女性から架かってきたことなんてない。

ふじは食事処のいちばん奥にある。動線が長いけど静かで、隣室の声が聞こえ難い部屋です。
既にテーブル上に前菜、イワナ刺身、鍋がセッテキングされてあります。
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船山温泉のディナーは何が出されるかわかってるし、味もボリュームも食べ慣れたものだが、私も齢を重ねて、食べられる量が減ってきた。特別料理の追加もしなくなった。
猪鍋は前回か前々回から気持ち減らして貰ってるし。
酒量も減った。笹一の熱燗、2合×3本だったのが、今は2本、1本減った。
今回も何だか完食できるか自信が無くて、「窯飯の量を減らして貰おうかなぁ。それともお握りにして部屋で喰うか」、そうボヤいたくらいだ。ここでしか食べられない素晴らしい素材、料理を残したくないからね。
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毎回変わらぬ定番ディナーは野趣溢れる山の恵、川魚、ジビエ、
部屋に案内してくれたのはT館長だが、今回は料理、前菜の説明は全く無かったので、こっちで想像すると、無骨で重たい皿に載ってる料理は、山女魚の素揚げマリネ、レンコンの甘辛いキンピラ、大根と黄色いパブリカのナマス、小さい蕪、里芋を潰したヤツ、オリジナルソースが2種類、
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イワナ刺身はワサビ無、塩をチョンチョンと付けて、醤油もピチョッと付けていただくと甘味が引き出される。
私の生活圏の中でいちばん好きで美味しい刺身じゃないかな。
「カワハギは?会津の馬刺は?」
「それはまた別」
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猪鍋、ボタン鍋は火を入れて、煮れば煮るほどやわらかくなるのが猪肉です。でも野菜は若い方がいいので、猪肉がやわらかくなる前に野菜類だけ摘まんだ。
「カボチャも食べなさい」(ジャン妻)
カボチャは甘味つけなので、すぐに食べてはいけません。
「あ、椎茸がこんなに」
ジャン妻の器に放り込んでやった。
「食べなさい」
サツマイモなんかも入ってた。
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猪肉をリフトアップしたところ。筋も無く脂身も少なくていい肉でした。
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若かったら、胃袋に余裕があれば、ほうとうなんぞを追加してみたいのだが。
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生垣の葉っぱに乗ったイワナ素揚げ他です。メニューには定番、塩焼きですが、ウチらはずーっと素揚げです。
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イワナは恨みがましい無念の形相であります。供養の為にもアタマから尻尾まで全部ガブリといきますが、ジャン妻は焼き魚を箸でほぐすように突っつきまわして身だけ食べようとるすから、食べ方が汚らしい。
「アタマと尻尾をよこせ」と箸で摘まんで食べてやった。

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白ワイン2本、1本はGoToなのでちょっと高いのをいただいでいます。
私は熱燗、笹一、この宿でいちばんの安酒、なんて言ったら失礼だが、野趣溢れる山の幸には日本酒が、熱燗が合うに決まってる。
その熱燗を持ってきたのは掃除部兼、慣れない接客のチビMさん、今日もデカいレンズで太い縁のメガネをかけている。顔よりデカいんじゃないか。
このMさんが登場すると旅館の筈の食事処が下町の大衆食堂と化す。T館長は私がそうやってネタにするのを好まない。
でも好きなんだから仕方がない。
グビッ!!
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いつもの甲州ワインビーフヒレ、客が好みの焼き加減ですぐ食べれるようにサイコロ状にカットされています。
宿側で焼くとなると、各部屋のペースに合わせなくてはならないし、焼き加減を聞いてシェフが厨房で焼かなくてはならない。その分だけ人件費がかかるし、運んでくるだけの動線もあって、下手すりゃ冷めてしまうからね。
焼肉屋だと思うしかない。
でも換気がイマイチよくない。作務衣やカオ、アタマに焼肉の煙、香が僅かに付いてしまうのが残念ではある。
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甲州ワインビーフを持ってきたKさんから、厨房にいたベテラン、Mさんの退職を聞いた。
身体もキツそうだったしな。まだ元気で身体が動くウチにと考えたのだろう。
時短で再就職した先も聞いたのだが、もしかして、前にいたTさんのツテってことはないか。

ちょっと宿の世界、料理の感想から逸れます。
食事処「ふじ」でのジャン妻との会話ですが、この時は12月25日夜なので、会話はおのずと今年の成果だの、年始から1年に向けての展望とか固い話に終始したな。私は聞き役で。
目標達成とか、成果とか。人事考課みたいである。
昨年最後の居酒屋での会話と殆ど変わらない。
クリエイティヴな業務ではない私はジャン妻が得意満面で吹聴する自慢話(ともいえないが)成果を強調する話を聞かされてもよくわからない。
私に吹聴するのは部署で評価されてない不満があるようだか。3年前にジャン妻を引き留めて引き抜いた伊東甲子太郎も今はグループ内で別会社の責任者を兼ねているので、ジャン妻には殆ど見向きもしない。今のジャン妻の上長は口が堅く、内々に進んでいる情報をジャン妻に洩らしたりしない。だから、
「アタシは作業員でしかない」
それが不満だという。その代わり己のスキルを上げて2年後は他で仕事するんだと。それはいいが、まさか起業なんてしないでくれよ。
その為には後進を育成しなくてはならない。T館長から借りた書籍は紙袋に入っていて重たかったが、何冊借りたんだ?それがとっかかりになればいいのだが。

私は次年度も変わらない。支店の子たちの為に行政との懸け橋になってればいい。河野大臣が頑張っているようだがまだまだ旧態依然の世界、そこにクリエイティヴなものはない。
「他にできるひとがいないので」
そういうのも上長から突然来るだろう。上長は固い野郎でそういうのを事前に私にリークしたりしない。実は裏ルートでそれがいつ頃来るか、どの程度のボリュームか情報を得ています。
他にできる人がいない、私しかできる人がいないならクビにもなるまいて。
ちなみにこういう席では家族の話題は禁止になっています。老親の衰えとかを会話し合っても滅入るだけだからね。

蕎麦、厨房で誰が打ったんだろう。やや粉っぽい蕎麦で、お世辞にも喉越しがいいとはいえない。この蕎麦を猪鍋に放り込んで煮たら美味いんじゃないかな。
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釜で炊いた混ぜご飯の時間です。私はチェックイン時に、食事処に貼ってある部屋別の「○○様」を数えて客の入りがどうかイヤらしくチェックするのだが、廊下に並んだ窯のサイズもチェックします。1人用の小さい釜、2人用の大きめの釜、それで人数がだいたいわかる。
今は船山温泉もひとり客を頻繁に受け入れていて、女性のひとり客も時折見かける。静岡市内の廃屋酒場の常連さん女性もそう。個室だから安心だし、ひとりでも落ち着いてマイペースで食事ができるだろう。
釜飯をよそうジャン妻、
釜飯をよそうジャン妻1-1.jpg釜飯をよそうジャン妻2-1.jpg
釜飯をよそうジャン妻3-1.jpg釜飯をよそうジャン妻4-1.jpg
ガツガツと喰らうジャン妻、
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さぁ喰うぞ3-1.jpgさぁ喰うぞ4-1.jpg
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その釜飯、というか、混ぜご飯ですが、今回は鶏肉が入っていた。
何処を走り回っていた鶏かわからないが、味が凄くよかった。旨味が釜飯全体に広がっていた。
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デザート、まぁこれくらいでいいです。別腹が無いので。
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ジャン妻が飲み切れなかったワインを小脇に抱えて大事大事に持ち帰ろうとしているところ。
だけど飲めなくなったな。前はビール2本、ワインフルボトル2本、笹一熱燗2合を3本、いけたものだが。
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忘れてたワとばかりにマスクを着用するところ。
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腹がクチた。でも部屋に戻って二次会、
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クリスマスのクの字もでない。ウチは12月の第4週はジャン妻のBirthday優先なので、「我が家にはクリスマスは無い!」が30年近く続いている。
クリスマスじゃないけど、船山温泉はその手の飾り、イルミネーションは全くない。一切合切ない。敷地内の煌々とした灯りはあくまで獣害、虫害を防止する為、それらから宿泊客を護る為のものであって、見て楽しませるものではないのだ。
だから点きっ放しで点いたり消えたりしない。照明は空軍基地のように眩しい。洋画なんかで夜間の軍関連の基地が映し出されると何故かこの宿の夜を思い出すことがある。

だがさる日、眩い灯をかい潜るように一匹の獣が宿を迂回して、上流の堰堤付近の河原に現れた。
夜の写真はこれだけ.jpg
ベッドに倒れ込んだらそのまま落ちてしまい、夜の渓流の湯には行かなかった。エコーが効いた誰もいない内湯で歌を歌うのが好きなのだが。
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船山温泉 [船山温泉]

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いつもの215号室から見た眩い光景です。
初日の出ではないです。昨年12月25日のサンライズです。

陽が昇りきったので、寝転がってアイフォンで調べものをしていた。昨夜、スタッフのKさんから聞いたネタの裏を取らないと。
それはすぐに見つかった。これだ。山梨県から配信されたPDFです。

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ははぁん、これだな。
ジャン妻も目覚めてなので、
「載ってるよ」
「???」
「昨夜、Kさん(男性スタッフ、船山温泉に10年近く勤務しているガマン強い男性)から聞いた話でさ」
ジャン妻にPDF画面を見せた。
「ああ、これだね」
「後で聞いてやろ」
フロントにいるであろうT館長にメールした。
「これってもしかして・・・」

仰向けになって寝てたジャン妻も起きだした。
そしたら呼び出しCALLが鳴った。
階下に降りた。

船山のプチバイキングは畳の廊下の壁際に、白飯、茶粥、蕎麦粥、パン、ジュース類その他が置いてある。
先にご飯をよそってから個室へ。私らの個室「ふじ」はいちばん奥にあるので距離が長いのです。
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明るい陽射しの個室、テーブルに並んだ朝餉のおかずも山の幸で占められます。
黒い台に載ってるのは山菜、漬物、稚鮎マリネ、青菜、蒟蒻、何とか豚のチャーシュー、
私は漬物とチャーシューが好みです。やや塩気が強いチャーシューだが脂身が少ないのがいいです。
ラーメンに載せてもチャーハンに混ぜてもイケるでしょう。
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サラダ、前はハムだったのがサーモンになっていました。
旅館では素材になり難いキャベツのサラダ、自家製マヨもた~っぷりかけます。
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山女魚の一夜干、温泉玉子、一夜干は焼き立てでもないかな。
ジャン妻の焼き魚の食べ方は美しくない。アタマは仕方がないが、骨、皮、尻尾が残ってる。「よこせ」と言ったらダメだって。
昨夜のイワナ素揚げは、残したアタマも尻尾もお裾分けして食べさせてくれたんですがね。
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煮物はタケノコが美味しい。崎陽軒の弁当に入ってるあれの若い食感と味です。
前の煮物はヘンな饅頭にあんかけだった。あれは長いこと不評で、SNS上でも「変えた方がいい」意見があったが、今の煮物はトテモ美味しいです。

海苔とか納豆とか、日常の朝飯とは一線以上を画す内容ですな。
だけどいつも思うのだが、味噌汁の具をお玉ですくうのが相変わらずすくい難いお玉で。お玉というかシャモジ、厚いので具がすくい難いのだ。鍋の底をコリコリ擦る音がするけどすくえない。最後の方になると鍋を傾けて残り具をすくわないといけない。
「家から薄いお玉を持ってくるか」
「ホントこれすくい難いわねぇ」
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足軽の陣笠みたいな鍋の蓋を開けると、液体と固形物の中間くらいの白くて不気味な塊が現れる。船山温泉自家製と謳っている豆腐です。
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「最近、豆腐を食べてないからねぇ」(ジャン妻)
妙に美味かったな。地元で長年個人で営ってた豆腐屋が廃業してからマトモな豆腐を食べてないのだ。豆腐を食べなくなった。食べてる人には悪いけどスーパーの豆腐は美味しくないよ。食べてる人には悪いけどさ。
船山の豆腐は火加減を見極めるのが案外難しくて、火入れが浅いと絹ごし豆腐のなり損ないみたいだし、火を入れ過ぎると固まって焦げて、木綿豆腐から焼き豆腐になる。お好みで火を止めてください。
味噌汁も豆腐も固形燃料のシュワシュワです。私を船山温泉に導いて下さった番頭さん(サイト閉鎖)はこのシュワシュワが嫌いで、船山を気に入りながらも「客に料理させんなよ」そう仰っていた。(ステーキも同様に。)
でも熱々を厨房から持って来るとなるとそれ相応に運んで来る人が必要になる。ただ持って来るだけだとこれだけ厨房からの長い動線距離があると冷めてしまう。このスタイルは仕方がないのですな。

「あ、Tさん(館長)から返信きた」
「何か送ったの?」
それにはこうあった。
「〇〇さん(私のこと)すごい!さすがです!詳細は朝食の後で」とあった。
何がすごいのかね。
「やっぱり目撃者はTさん(館長)だって」
「彼、見たんだ」
「話はご朝食の後でってなってる」

朝餉を済ませた後、フロント奥に隠れてたT館長を呼び出し、その事件について詳細を聞き出したが、「それ、ネタにするんですか?」
若干の難色を示された。
「だって県のPDFに載ってるし、県が県民に公開してるじゃない」
県内全域に知れ渡ってるんですよ。情報共有という意味で。
「宿の敷地内に現れたんじゃないんだし」
「う~ん」
この人(私のこと)に知られたらしょうがないか、のような複雑な表情をしとったよ。
この話が何かは別項にします。昨日から気になってたワインセラーが廊下にデンと鎮座している。昨夜、中の本数を数えてみたら210本を超えていた。多過ぎねぇか。そんなに出るのかな。
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どうもこれはT館長の趣味もあるらしい。
重たそうだ。床を見たらサイズに合わせてビニール畳が張り替えてあった。
床はそこだけ補強してあった。
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室温は14度に保たれてる。
「停電になったらどうするの?」
それは大丈夫だという。
「ある程度の気温と湿度が保たれてれば大丈夫です」
私はワイン倉庫の中をジロジロ見ながら、
「これ中身入ってるよね。空瓶じゃないよね」
「は、入ってますよっ」(T館長)
「居酒屋のディスプレイで空き瓶を並べてる店ってあるからな。こんなにあって在庫金額どれくらい?」
T館長は笑って答えなかった。
「キャッシュが少ない時、従業員にこれで現物支給できるね」
「結構な金額だと思うよ」(ジャン妻)
どうもこれは館長の趣味、嗜好でもあるらしい。ソムリエでも目指すのだろうか。

この後は部屋でゴロゴロしていた。蕎麦宿やさらは10時チェックアウトだが船山は11時チェックアウト、この1時間は大きいのだ。
10時過ぎたら渓流の湯へ。現在大浴場は5名限定になっています。
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出立前渓流の湯2.jpg
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そろそろ帰ろうぜ!
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いろいろ批判の的になっているGoToですが、今回は利用しました。私らはGoTo割引を使っていつもより高級な宿に行くような考えは全くない。別に否定してるんじゃないよ。いつもの宿が好きなだけです。でもその差額は大きかった。昔の船山温泉の宿泊料金に近かったのです。

注意喚起がある。
「これにあれも追加しといた方がよくない?」
「いやいやいや」(汗汗のT館長)
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「帰ってからもラーメン屋さんに頻繁に行くとか、夜、居酒屋に頻繁に行くとか、気を付けてくださいね」(T館長)
首都圏外の人間から見たら、私のBlogはロケーション地がアブなく見えるらしい。昨日の都発表の感染者数1300人を見て館長はどう思ったかな。
先に2日め、朝の情景からUpしたので順番が逆になりますが、今回は久々のカテゴリー「船山温泉近郊ネタ」もあります。
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しぶとい船山 [船山温泉]

感染者数が増えてきた。今のウチにUpしといた方がよさそうだな。
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船山温泉に行くのに、ウチから最も早いルートに切り替えました。
それまでは保土ヶ谷バイパス~横浜町田ICから東名に入っていたのですが、地元の藤沢から新湘南バイパスに入って、相模川に沿って圏央道を北上、海老名JCT~まだ建設途中の新東名の端っこをを少しだけ走って、伊勢原JCTから東名高速、御殿場JCTから新東名へ上がります。
新東名は御殿場JCTまで繋がっていない状態で、繋がっていると勘違いしてそのまま走っていると出てしまいます。
その先ですが、船山温泉は「中部横断自動車道の開通により、当館へのアクセスが更に速く便利になりました」と謳ってますが、それは東海方面や信州・甲州、埼玉から来る県外客へのアピールで、私みたいに神奈川県から向かうには、新清水JCTから中部横断自動車道(長大トンネルが多く、一部に不気味な青紫の灯りがシールドをアヤしく光らせている)に入ると走行距離数が伸びちゃうのがわかった。
新清水JCTは静岡県庵原にあるので、そこまで行かなくても手前の新清水ICで52号線に下りた方が全然距離が短いです。(富沢ICから南部ICまで走って戻って来る手は有ります。)

宿入り13時過ぎ、空模様がアヤしい。ここへ来るまでの船山川はいつもより少し水が多かった。
T館長の片腕であるKさんが案内してくれるところ。
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館の自動扉が開いたらそこに消毒液があった。
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説明そこそこに、廊下を歩いて部屋へ。
今日の宿泊客は5組、小さい釜はひとり客用で、確か女性だったような。
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いつもの215号室です。
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部屋から見た庭の光景、池の水が濁っている。鯉はジャン妻と一緒で濁った水に棲むのです。私のように清流には棲まない?
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フロントで渡されたマスク、
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令和2年8月29日追記、
このマスク、最近になってから使ったのですが、開封したら何と、
2枚入ってました!!
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風呂はまずは清水、
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ふたり静をひとりで。ちっとも静かじゃないな。水量が増えてるから堰堤から落ちる水が武田の騎馬隊が走る音みたいになっている。吶喊の声でも上がりそうだ。
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館内空いてます。
「いつ来てもキレイな大窓だ」
「この窓は宿のカオだからねぇ。ここはピカピカにしておかないと」
「ウチとは全然違うな」
「!!!」
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キレイに磨かれた窓かれた緑の景色を見ながら、生ビールを飲みながら、ジャン妻は、T館長とコロナ談義、ビジネス書籍談義、私はつまらなそうに聞いている。そういうのに興味がないのです。
私はビジネス書籍を好まず、このトシまでとうとう1冊も読んだことがない人間です。これから先も読まないだろうな。会社研修で配られた資料もゴミ箱行きです。
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ジャン妻は、T館長から借りたビジネス本を感想文付きで返却して、また借りるという悪循環を繰り返しています。
部屋に戻って、T館長から借りたビジネス書籍の感想を打っているところ。
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だいたいビジネス書籍なんてのは通勤電車内で読むべきであって、くつろぐ目的の宿で読むもんじゃないよ。船山温泉のコンセプトから外れてるさ。
私が部屋で読んだのはこれ。
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オモシロかった。グイグイ引き込まれた。
こういうおどろおどろしい実話を宿の部屋で読む醍醐味といったら堪りませんな~。
登場する現場はビジネスホテル、シティホテル、観光ホテル、簡易宿泊施設(場所と宿の性格上、事件数が少なくない)、もちろん、旅館、温泉旅館、民宿、ペンション(これは怖かった)カプセルホテル(これは空間が狭いからそういう意味で怖かった。)
ラブホ、廃ホテル、宿坊、宿とはいえないかもだが小学校宿直室とか。
マンスリーマンション、ゲストハウスも。寝台特急車両なんてのもありましたね。
登場する主役や語り部は宿泊者だけではなく、フロント、清掃人、調理人、オーナー、バイトとかも。
著者が言われるには「何か変な体験をした知人友人をご存じでしたら紹介してください。」で増やしていくのだが、取材して噺になるのは300聴きとって1話ぐらいだという。
地方の1時間に1本しかないバス停で「怖い話?ああ、こんなんでよければ」聞き出した話のまぁ恐ろしいこと。
宿名は全て秘され、おおまかな都道府県と市や地名だけ表記してあった。でもナワさん、キャンピングカーなんてのもありましたよ。それには警察も登場するのですが、場所は山梨県北杜市とあった。
山梨県南部はないな。
T館長に見せたのよ。
「ここ(宿)でそういうの出る?」
「出ませんよ」
一笑されて奥に消えちゃった。これが伊豆八幡野高原のあの女性なら興味を示してくれるだろうに。
機会があれば是非ご一読を。家や自室ではなく、宿の部屋で読まれると醍醐味がマシます。

雲行きが更にアヤしくなり、強めの雨が降り出した。静山の湯、堰堤の水が増えてきた。
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室の内線が鳴る。「ご夕食のご用意が整のいました」の電話だが、何も言わせず「行きます」ガチャン!
「仕事させてあげなさいよ」
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最初の一気出し、あ、前菜の皿が透明ガラスになってる。これはさらの木を意識したかな。
だけどさらの木さんみたいにインスタ映えはしないね。
船山さんの前菜は山のもの、自然素材重視、そこでしか摂れないものなので、カラフルな色の素材は殆どない。山のイロ、川のイロで、山菜や川魚特有の苦味が含まれています。
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イワナの刺身、グンマや山梨みたいに海が無くても、このイワナ刺身さえあれば不満無く生きていけそうだ。
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ビールをグビッと飲むジャン妻、
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白ワインをガブッと飲むジャン妻、
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猪鍋、今回から気持ちボリュームを減らしてもらいました。
これでほうとうを茹で食べたらさぞかしイケるだろうけど。もうそこまで入らないです。
カボチャだけでな薩摩芋も入っていましたね。甲斐国のほうとうと、薩摩汁を併せ持った豪快鍋です。
クレソンも突っ込んじゃいます。願わくば長ネギがもっと欲しいところだ。
猪鍋2.jpg
猪鍋4.jpg

素揚げ1.jpg
素揚げ2.jpg
素揚げ3ピーマン.jpg
素揚げ5野蒜4.jpg
野蒜1.jpg
イワナの素揚げ、定番は塩焼きですが、ウチらはずーっとこれです。
添えてあるのはピーマンの天ぷら薄衣揚げ、野蒜、野蒜ってもしかしてニンニク球根なのか。ニンニクは避けてますが、野蒜は大好きなのです。
私はアタマからガブリといきますが、ジャン妻は下手な箸裁きで身だけホジホジしている。
「アタマっからガブッと食べなさい」
「・・・」
「アタマと尻尾よこせ」
ジロッと睨まれた。アタマだけくれた。
ホジホジ1.jpgホジホジ2.jpg
まだ外は明るいが甲州ワインビーフが登場しました。
何だか見てくれがよくない肉の塊ですが、
「今回のお肉は今まででイチバン美味しかった」(ジャン妻)
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ワインビーフ2.jpg
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手打ちそば、誰が打ってるのか謎、喉越しがいいツルツル蕎麦ではないです。噛み応えのある幅広蕎麦、
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締めの炊き込みご飯、私の分を混ぜ混ぜしてくれているところ。
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ホラ食べなっ!
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自分の分を混ぜ混ぜしてるところ。
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美味しそうにご飯を頬張るジャン妻、私より食べてるんじゃないか。
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夕餉を終え、部屋に戻ったら雨脚が強くなってきた。
215号室は船山川に最も近いので激流の音が凄いのだ。川音は好きなので、普段は網戸にして川音を聞きながら寝るけど、こういう天候になると閉めるしかない。
自分の家で規格外の大雨に見舞われると不安が伴うものだが、強靭な鋼と石で固められた館内にいると安心だ。
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部屋で一服してから館内を徘徊してみる。
ああいう本を読んだけど、何も出ないな。
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渓流の湯、堰堤から落ちる水は瀑布になっていた。絶え間なく唸りをあげている。川が吠えているかのようだ。
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川の音、轟音で目が覚めた。窓を開けたら豪雨で、池の水面から撥ねる鯉は湖面を泳ぐ怪物に似ている。
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朝餉も山のものだけ。ヤマメの一夜干、台のものには稚鮎の南蛮漬、山菜、チャーシューも。
「チャーシュー1枚食べない?」(ジャン妻)
こういう宿に来てダイエットもないもんだ。その分、私が体重増になってしまう。船山のチャーシューは脂身こそ無いが、、ご飯がススんでしまうのだ。
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味噌汁には細かく刻んだジャガイモ、ダイコン、タマネギ、ニンジン、青菜、椎茸、油揚げなどがたぁくさん入っている。
この味噌汁に台の上にあるチャーシューを投入して味噌チャーシューにしてみたくなる。
ちょっとイラつくのが味噌汁のおたま。厚みのあるまぁるい木のおたまで、やってみるとわかりますが最初の1杯めはいのだが、最後の方になると鍋の底をカリカリこするだけで、残りの具がすくえないのだ。
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サラダ、自家製ドレッシング(多分)をかけて。ハムはおそらく甲斐国の何とかポークだと思います。
ハムの下には「宿ではあまり出ない、使われない素材」であるキャベツの千切りがたくさん。
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煮物、タケノコが美味しい。崎陽軒のシウマイ弁当に入っているタケノコ煮物に似ています。
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アシガールが被っている陣笠をひっくり返したような鍋でコトコト固められる大豆含有率100%?の自家製豆腐鍋をよそってくれるジャン妻です。
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温泉玉子は汁をグビッと飲んで、残りはTKGにします。
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デザートは酸っぱいぞ~。ヨーグルトにパイナップル。
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お茶をグビリッと飲むジャン妻、
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この時点で8時半、食べ終わるのが早いです。エントランスでコーヒーをいただいて215室に戻る。
蕎麦宿も食べ終わるのが早いですが、10時チェックアウトまで1時間半足らず。ところがこの船山は11時アウトだから、まだ2時間半余裕があるのです。
デザートやらコーヒーやらで部屋に戻るのが遅くなるのが伊豆高原八幡野のあの宿でだよ。私は食べたらサッサと部屋に戻りたがる人であります。
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少し休んで、例の宿会談本を拾い見します。全部で28譚あって4譚ほど未読になり、後日自室で読んだのですが、こういう書籍は家で読んでも醍醐味があまり無いね。
でもビジホで読む気にはならないねさすがに。
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チェックアウト前、渓流の湯から見た濁流です。流れに宿ごと持っていかれそうだがその心配はない・・・と・・・思います。
伊勢湾台風で床下浸水があった。
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2015-07-25
対岸の林道は嵩上げされた。
宿から見える背後の御殿山に繋がる水系は長さが5kmと短い代わりに、斜面が急なので、雨が降るとすぐ増水するのだ。

「そろそろ出立か?」
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今日は土曜日、お客の数が○組だった。
「もう大丈夫でしょう」
「・・・」
「もうアタシたちの支援は要らないワ」
「そうだな。定期の訪宿数に戻そうか」
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宿を出て、宿敷地内から離れたところの濁流です。
この辺りは度重なる大雨、台風の後、地元業者が重機を稼働させて同じ河川敷に別の流れを作ったのですが、船山川の濁流は人間が作った流れを自然に戻そうと、修復しようとしているようだ。
荒ぶる濁流は富士川に向かって流れていく。
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しぶとい船山 [船山温泉]

まだ油断はできない。
自分に課したルールは、
家から宿まで直行、
東名高速で途中は何処にも寄らない、
WCにもなるべく寄らない、だから車内での珈琲は最少量、
宿に着くまでくるまから一歩も出ない、
宿に着いても関内や敷地内をウロウロしない、
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今回は金曜日です。出迎えた男性Kさん(船山温泉では永年勤続年数モノ)が言うには、本日の宿泊客は私らを入れて3組だけたというじゃぁないか。その数は廊下の炊き込みご飯の釜の数、食事処入口に貼られたペーパーでわかるのだ。
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僅か3組ってキツいな。
「一昨日まで〇〇さん(私らのこと)だけだったんです」
ってことは、私らがキャンセルしたら宿は休みにしたかも知れないってことか。
「これから戻ってきますよ」
「いやぁどうでしょう」
そうでないと。潰れたら困るのだ。
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1時間後に晴れてきた。今後に向けて明るい暁光と思いたい。
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大浴場も貸し切り湯も誰もいない。ホントの貸し切り状態だった。バッティングしないし、翌朝まで他のお客様の顔をまったく見ていません。
どの窓からも見える新緑が眩しい。
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これはジャン妻がT館長から借用した経営その他の書籍です。
「南部町に書店なんか無いよな」
「ネットで購入できるわよ」
書店で書籍を手に取らなくても購入できる時代になったのか。私はこのトシまで経営なんちゃらというようなビジネス書籍は読んだことが無い人間なのです。
「館長に返しにいきなさい」
と言ったのですが、部屋でまだ読んでる。感想文を言うんだって。
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T館長とエントランスでも会話したが、お互いにマスク着用です。2m間隔を空けた。
コロナの話題しか出ないよ。
「船山は大丈夫?」
「ウチは平気ですよ」
罪なことを聞いてしまった。傍らには片腕の男性、受付の女性がいる。従業員の前でそんな質問するんじゃなかった。
船山温泉は山梨県の許可を得て営業稼働しています。山梨県のHPから。
『事業者のみなさまへ(休業等の協力要請)
ホテル、旅館ホテルまたは旅館、(集会の用に供する部分に限る。)※床面積の合計が1000m2を超えるものに限る。』
これだけだと随分緩いようだが、船山はクリアしています。
インバウンド客に対応していないのも大きかったという。
もともと団体客はお断り、個人客のみだし。
周辺に観光地がない。人が集まる場所もない。コンビニすらないからね。ガソリンスタンドは軒並みクローズになったし。
過疎地までいってないが人口減収地域なのです。
食事は個室だし。
湯に浸かったら後は部屋でお籠りです。
Stay Ryokan「宿にいましょう」です。前からそうだよ。

18時前、部屋のコールが鳴る。
「ご夕食の準備が・・・」
皆まで言わせず「行きます」ガチャッ、
「言わせてあげなさいよ」
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下りたら小柄な掃除部のMさんが駆り出されてた。昭和の頃からの町中華にいるオバさんみたいな接客するので、私は大好きです。
でも館長は私がMさんを誉めて持ち上げるのをあまり嬉しくないらしい。「昭和の食堂みたいで好きだよ」と言ってあげても「そう仰って下さるのは」私だけだという。いいジャン。長くいて欲しいな。
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山菜、イワナ、猪肉、甲州牛、免疫力つけて今後も乗り切るぞって。
まずは前菜、無骨でゴツい皿に山の幸が盛ってある。
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重たくて皿洗いがタイヘンそうだ。この皿を夫婦喧嘩のエモノに使ったら怪我じゃすまないだろう。
素材もいが自家製ソースが絶品だった。この記事で船山温泉を初めて知った方がおられたら、この宿は海産物は全く出ません。朝食で海苔すら出ないですからね。南部町ってその名のとおり甲斐国の最南部ですが、海産物を取り入れようという気は全く無いです。
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イワナ刺身をもう1人前追加しました。
は塩でいただく。ワサビや生姜、薬味ネギなんて要らない。
それにはアタマ、中骨、尻尾を素揚げしたのが付いてきた。
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恨みがましい物凄い形相のイワナ、全部食べてあげる。でもジャン妻は素揚げをアタマ、尻尾からガブりつかない。
「アタマくれ」
「・・・」
くれなかった。
「尻尾くれ」
くれなかった。
「残すなよ」
素揚げと合わせて2人で5尾、食ったことになる。
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猪鍋の肉は天然です。猟銃ではなく罠猟らしい。ボタン色だった肉が煮込む程に柔らかくなります。
野菜は、白菜、長ネギ、青物、椎茸、かぼちゃ、ゴボウ、エノキ、何故か薩摩芋、刺身に添えられた自生クレソンも鍋にぶっこんだ。
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甲州ワインビーフヒレ、自分で焼くのがめんどい。厨房からの動線の長さ、ひとりひとりの焼き加減に合わせるシェフなんていないので、これはもう自分で焼くしかないのだ。
その代わり好き放題に焼けます。あまった生姜を塗ったくって生姜焼にするとか。生姜醤油で焼いた肉を取り置きしといて、締めの釜で炊いた混ぜご飯(タケノコだった)でいただくと生姜焼き定食になるのだ。そのタイミングで厨房のMさん、掃除部のMさんが現れると町の定食屋の雰囲気になる。BGMのジャズを昭和歌謡曲に変えたくなるね。
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手打ちそば、誰が打ってのかな。ツルツルした喉越しのいい蕎麦ではないです。蕎麦がきの細いヤツ、やや蕎麦粉っぽいです。
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釜飯はタケノコ飯、お腹いっぱい、デザートと夜食、寝酒は部屋へ持ち帰り。
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瓶ビール、甲州白ワインフルボトル、笹一4合、我ながら飲めなくなったなぁ。
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寒いのでいつもの夜間撮影は無し。夜の渓流の湯へ。
ライトアップされてる向こうの闇に何かが潜んでいるような気がする。向こうからは灯りに照らされたこっとは丸見えですからね。何がいるんだろう。
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寝静まった館内です。でも庭のライトは煌々と点いている。
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そしてダークゾーンの船山館敷地内、やはり闇に何かが潜んでいそうだ。ヴェノムとか。
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夜が明けた。ロールを下ろさないで寝たから肩から腕が寒いぞ。今は風邪なんかひけないからな。
時間とともに庭が明るくなっていく。
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食事処へ下りた。僅か3組だから少なめです。
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すぐに昨夜と同じ個室には入らず、ジャン妻はオレンジジュース2人分、私はご飯を2人分、よそってから個室へ。
「アタシの分もよそってきてくれたんだ」
このセリフを案内してくれた若女将の前で言いやがってからに。
「自分のだけよそって持ってきたら、俺の人間性を疑われるだろうがっ」
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まぁ安定したいつものおかずです。朝餉も海産物は皆無です。15分足らずで平らげて、
食後の珈琲は欠かせないジャン妻、
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食後、部屋でゴロゴロして、チェックアウト前の渓流の湯、とうとう誰ともバッティングしなかった。
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「そろそろ出立か?何処にも寄らずに真っすぐ帰ろうぜ」
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今日は2組かよ。大丈夫か船山温泉。
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ジャン妻はまたT館長から経営学、人を使う、育てる、そういった類の書籍を借りてた。借りたはいいが、早く読んで返却しなさいって。
「私はああいう本って今まで一度も読んだことないんですよ。でも自己流って限界があるんだよな」
T館長は私にはそういう本を薦めない。こんなことを仰ってた。
「町工場のオヤジさんが社員を怒鳴っても、その社員は辞めないんですよね」
このT館長の言ったことを私はずーっと根に持ってます。
どーいう意味だろう?私は町工場のオヤジじゃないよ。
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年内にコロナが終息している可能性は低いな。現在の自粛云々はワクチンと治療薬が治験を完了させて出回るまでの時間稼ぎでしかない。先の先まで見ているT館長は年内で終息するなんて全く考えてない。むしろこれからであって、旅館業と共存する道を探っている。
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Blogの冠の宿です。誕生月には毎年来ています。
私の後半生、この宿と齢を重ねてきたのです。
還りのルートは新東名~東名~圏央道~新湘南バイパス、何処にも寄らず、家に着くまでくるまから出なかった。
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船山温泉99の謎 136 船山温泉中庭の池のこと [船山温泉]

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今日は繋ぎの記事。食べ物は出てきません。まだ世間は正月休みで眠っているからね。でも船山温泉は2019年12月27日(金)から年明け1月4日(土)まで満室、スタッフも休みなしのフル稼働だそうです。算盤弾いているT館長のホクホク顔が目に浮かぶよ。
「うれしい悲鳴ですね」
それはよかった。いいことだ。自分たちは大晦日に泊まったことは無いが、元旦にはジビエや川魚をあしらったおせち料理でも出されるのだろうか。
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で、この写真はエントランス、ロビーから撮影した中庭の池の様子ですが、窓ガラスで遮られてるとは思えないほどクリーンに磨かれている。そのまま池に手が届きそうである。
窓を外から、内側からピカピカに磨き上げるとこうなる。
埃とススだらけの群馬県内の在来線のガラス窓とは雲泥の差である。
生ビールを飲みながらT館長と経営者談義になっていたジャン妻の目が留まった。視線の先は池に注ぐ水だった。
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「あの水はどっから流れてくるの?」
石灯篭の脇から小さい人工の滝になって注がれている。
「船山川だと思うな。まさか水道水じゃあるまい」
「水量がいつも一定ね。ポンプで汲み上げるのかな」
「さぁな。取水口なんてあったかな」
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>池の水は何処から汲み上げているのですか?船山川からポンプで?山の斜面に貯水しているとか。
「船山川の堰堤から落差を利用して取り入れてます」
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堰堤、砂防ダムですね。船山川には上流に向かって幾つも堰堤があって、もっとも旧いものは大正年間の施工まで遡るのだが、館長が言う「堰堤の落差」とは、渓流の湯から見える宿に最も近い堰堤、砂防ダムから水が落ちる勢いで引き入れているという。何処かに取水口があるに違いない。
>池の水はどこに流れていくのでしょう。
「池の排水から船山川へ戻しています。」
写真左手にある管がそうらしい。
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>池の水位はいつも一定に保たれているようですが、大雨の時に溢れたりとかしないの?
「排水がありますので、溢れたりはしないです。よほどの大雨の際には多少水位は上がります。」
こうしてみるとキレイな水だが、台風や大雨の時は多少は濁ったかもしれない。
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>池の魚が船山川に逃げちゃったりしないのだろうか。
「それは普通はないですね」
この排水かな。
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ポチャンと音がした。鯉が跳ねたのである。
>池でコイがジャンプしていますが、あれは何をしてるのでしょうか。運動?
「餌の捕獲、もしくは、体に虫がついていることが考えられますね」
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船山温泉が現在のスタイルに大改装される際は一旦はほぼ更地になった。現在の池も新たに掘って作ったのだが、その間、それまでいた池の魚は別途、スチール製のタンクに避難していた。そのタンクは近年まで宿対岸の林道を上がってすぐ、畑の区画に入る手前に赤さびた姿で鎮座していたが、近年解体されたようである。
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池を覗いてみる。鯉君が悠々泳いでいる。池の底は粘土だと思う。コンクリートだと数か月日干しして乾燥させ、少しずつ水を入れて魚が棲むのに適したPHにしなくてはならない。
船山川の清流を引き込む、自然の川の延長といっていい。
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かなり前、船山川でも上流で岩魚の稚魚を放流したりしていた。現在はそういった放流はないらしい。平時は浅い川なので外来種もいないと思われる。
>池の魚を狙ってくる獣っています?
私は215室から見たことがある。デカくて白い鳥がイワナをかっさらって舞い上がった。巣には雛がお腹を空かせて待っているに違いない。
今は鯉だけで岩魚の生け簀は無い。裏にある。
「たまに鷺、イタチなどが来ますね」
イタチ?
あの髭の生えた動物?それはT館長自身のことではないのか。
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>池に誤って落ちた客っていますか?スタッフとかでも。
ウチの地元に有名な池がある。自然の池で注ぐ河川は無く、谷戸からの湧き水だけで満々と水を湛えている。
すぐ隣に小学校があって、誰かしら卒業後に噂が立つ。「自分の同期でひとりか2人、池に落ちたヤツがいる」って。もっともそれは池の周囲に柵なんか無かった昭和の頃の話だが。
船山温泉の池にハマった人はいないそうです。小柄な掃除部の宮下さんが池にハマったらタイヘン。館の敷地内に絶叫が響いて山谷に木霊するだろう。
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おまけの質問を。
>船山温泉でひとり客が増えているようですね。ひとり様用の釜が鎮座していたり。近年はそういう傾向になったのかな。孤独を愛するお客さまが増えているのかな。
「昔からおひとりさまは多いですよ。おそらく、①料金単価、②個室の食事処、③昔から受け入れている、①②③が考えられましが、②が大きいかもです。他のお客さまの視線を気にしなくていいし。」
一部屋辺りの売り上げは下がるよな。2名様の半分だし。でも空き室よりはいいか。
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船山温泉は世間が稼働し始めた頃、3日間の冬季休業に入るそうです。働き方改革と従業員満足度向上の為だって。近年、離職率がグンと減ったそうである。社会風潮に合わせてT館長自身も変わったということか。
「しっかり稼いでください。ではまた4月に」
「ハイ、お正月のおせち料理はしっかり食べましょう」(T館長)
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船山温泉2020年モーニング? [船山温泉]

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215号室からの朝陽です。
この部屋で令和2年元旦を迎えたのではないですが。雰囲気だけでも。
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こうして陽が昇ると眩いですが、夜明け前の暗いロケーションではこの宿だけが山の中に置き去りにされた別世界の感があった。他に人家が、生活の明かりが皆無だからです。船山温泉の周囲や上流には人家はありませんから。
未明に目覚めた時、窓を開けたら前夜に敷地内を煌々と照らしていた明かりはいつの間にか消えていた。
各部屋は暗く何処もまだ眠りの中、宿の灯は僅かに灯る1階と2階の廊下だけで、215室にいるとそれが見えるのです。外の空気は冷たいが館内の空気は暖かい。宿泊客を凍えから護っている。
窓から見て東の方角に陽が上る兆しが現れても、そこには天子山地に属する思親山(シシンサン)が聳え立っているので、朝が来て黎明が広がっても、陽そのものが現れるのには時間差があるようだ。
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8時になって階下に降りたところ。
若女将とT館長の片腕、Kさんがいた。
いったん昨夜の夕餉と同じ部屋に入ってから、また廊下に出てご飯やジュースを取りにいかなくてはいけないのだ。
「廊下に取りに行くのがめんどくせぇよ」
「仰る通りです」
Tさんにサラッとかわされた。
歩いてて思ったのだが、廊下や食事処のビニール畳は大分年季が入ってきたね。ささくれだってチクチクしたた感触が足裏に感じるよ。
そろそろ何処かで替え時でしょう。知らない人、初めて泊まった人から見たら、「何だこのボロい畳?」と思われかねない。
台車をゴロゴロ運んだりするから替えてもすぐに傷むとは思うが。
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定番、船山温泉朝定食、
サラダ、自家製マヨネーズ付
山女魚の一夜干、これは焼きたてとはいえないな。
温泉玉子、
台のものには青物のお浸し、蕗、岩魚稚魚のマリネ、漬物、クレソン、味の染みたコンニャク、甲斐国何処かの豚肉のチャーシューは甲州富士桜ポークということにしておこう。
別皿で煮物、どう見てもご飯のおかずでしょう。最初に1膳、置いておけばいいのに。
取りに行くのがめんどくさいって。
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朝餉6サラダ.jpg朝餉7一夜干.jpg
朝餉8温泉玉子.jpg朝餉9青菜お浸し.jpg
朝餉10蕗.jpg朝餉11マリネ.jpg
朝餉12漬物.jpg朝餉13チャーシュークレソン.jpg
朝餉14蒟蒻.jpg朝餉15煮物.jpg
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サラダには刻んだキャベツが入っていた。宿では食材になり難い素材というが。
味噌汁は地面の上の野菜と、地面の下(土の中)の野菜がたくさん詰まっていた。
以前の煮物はお世辞にも美味しいとはいえなかった。肉まんに餡がかかっているようなヘンな煮物だったの。いつの頃からかこのような煮物(タケノコ、ニンジン他)にチェンジした。こっちの方が美味しい。
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自家製の豆腐、固まるまでに少し時間を要した。大豆100%??
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「あ、ヨーグルト食べてる」(ジャン妻)
「船山温泉のヨーグルトはそんなに酸っぱくないのだ」
「Mさんに言いつけてやる。さらでは食べないクセに」
それには答えず、私はこう言った。
「船山の朝飯ってこんなに美味かったか?」
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チェックアウト前の渓流の湯、
入りながら顔を剃って整える。BHの剃刀って安物だから、力強く押すと皮膚を傷つけてしまうので、撫でるようにゆ~っくりと当てた。
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「おっ、今日はほぼ満室だな」
「土曜でしょ。土曜ヒマだったら宿がアブナイわよ」
ところが会計後もまたまた船山塾です。まだ何か経営談義、人を動かす談義をしておるか。そしてまた追加で本を借りたらしい。
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既に送迎バン、船山1号が待機中です。11:20の富士方面を狙います。
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送迎バン、船山1号を見送る。今日は大忙しの筈だ。

内船駅は平静11年(1999年)4月1日~無人駅になった。
駅舎から1番線の線路と側線1本を構内踏切で越えて島式ホームへ。踏切は遮断機と警報機が付いています。
駅舎は旧いコンクリート造り、吹き抜けで、内部に待合室があるけど、駅舎内部の窓口は塞がれ、券売機もタッチ改札も無い。
私らは事前に往復で乗車券を購入済みですが、車内で乗車券を購入するか、ワンマン列車だったら整理券を取って、下車駅か乗りかえ先の精算となる。めんどくさそう。
11:20富士行普通電車を待ちます。
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「また本借りたの?」
「こないだ借りてたのを再度読みなおすのと、追加で数冊」
「T館長は南部の何処で本を買うのかなぁ」
「ネットじゃないの?」
帰途は意外に時間がかかった。沼津駅構内の信号点検と、修善寺方面から来る伊豆急が遅れ、こっちの普通電車にもその余波がきた。
「行きは楽だけど、帰りは考えなきゃならんな」
次回は富士駅~新富士駅までタクシーで飛ばし、こだまで小田原か新横浜に出るルートを模索しています。
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船山温泉、値段が上がったし、前のように年4回どころか3回行くのも厳しくなってきたが、今後も4月と12月の節目には来るつもりだ。
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夜灯 [船山温泉]

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来る来年への宴 [船山温泉]

部屋に戻ったら、爆睡中だったジャン妻はムクリと起き上がっていた。
フロントからの「御夕食の準備が整いました」CALLで叩き起こされたらしい。
いつもはそのCALLを「今か、未だか」と待ち構えている私が受話器を取る役目なのだが、清掃時間前ギリギリに湯に浸かっていたのと、掃除部のMさんに「後で食事処で会おうぜ」と軽口叩いてたら、部屋に戻ったらのCALLが鳴った後だった。
「さぁ行くよ」
眠そうである。
「よう寝よるな」
「船山に来ると不思議とよく眠れるんだよね」
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前菜4蓮根と何だっけこの赤いのは?.jpg前菜5里芋薩摩芋.jpg
前菜6山女魚.jpg前菜7岩魚稚魚マリネ.jpg
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レンコン、自家製蒟蒻、ヤマメ唐揚げ、銀杏、薩摩芋、里芋天ぷら(揚げたてではない)イワナ稚魚マリネ、何かの生春巻き、等々が載っている。
私はインスタやってないけどそういうのに映える料理ではないと思うな。素材は山のモノ、オリジナルソース以外は至ってシンプル、お皿の色合いも地味だし。
見た目より味です。ここでしか味わえない素材の味。
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岩魚造り、四神のように位置している。青龍、朱雀、白虎、玄武のように。
塩をちょこっとつけて食べるとバカ美味です。こんなに美味い魚の刺身があるのかと。それも淡水魚ですよ。川魚なんだから。
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岩魚造り5.jpg岩魚造り4.jpg
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まだ煮えてない生の天然猪肉、豚肉と違って煮込めば煮込むほど柔らかく食べやすくなる。
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煮えてきた。湯気がモワァ、それを吹き飛ばす。
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青物、ネギ、白菜、ゴボウとかは好みで食べまくりますが、椎茸とカボチャはジャン妻にあげちゃった。
「食べなさい椎茸も」
「煮た椎茸は苦手なんだ」
猪肉や鍋が苦手な方は、茜鱒のしゃぶしゃぶ、というものに変更になるらしいが、ジャン妻が魚の鍋が嫌いなのもあって、私らはその茜鱒のしゃぶしゃぶ鍋とやらは知らない。
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「T館長一家は日頃からこういうのを食べてるのかな」
「さぁねぇ」
「普通に家で食べる食材なんか何処で購入するんだ?スーパーとかないじゃん」
実はあった。内船駅から富士川を渡る交差点の右手にAコープがあった。それまでは身延街道をくるまで走ってたから、「南部道の駅以外は何処にも商店が無いじゃないか。HACも撤退しちゃったし」そう思い込んでたのですが、駅前にAコープがあったのを見つけて安心した。この町にも生活の糧となる基地があったんだと。
「いいなぁ毎日こういうのを食べられて」
「自分たちが食べるのと、お客さんに出すものとは別でしょ」
内船のAコープに立ち寄ってどんなのが売ってるか見てみたいものだ。猪肉とか鹿肉とか岩魚とか普通に売ってるのかな。
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船山温泉は食事処が個室なので周囲や隣を気兼ねせずに会話ができるのですが、いつも会話の内容はジャン妻の現在の境遇と、現在進行形で取り掛かっているプランとか、この1年お疲れ様、よりも、次年度に賭ける意気込みを語られた。聞いてる私はチンプンカンプンなんだけどね。
「年明けも頑張らないと。あと3年切ったし。」
あと3年だと。それは私も同じだが。
「でも年前の今頃は会社辞めて次のことしようしてたんだよね」
そうだった。早いものだ。その件でT館長に相談もしたよな。さらのMさんにも。
それが伊東甲子太郎の強硬な引き抜きに遭い、陥落して今日に至るというわけか。
12月の船山温泉の食事処は、この1年の総括と来る来年への抱負や決意を新たにする場でもあるのだ。
「来春は出張が増えるわよ」
「ふぅ~ん」
そっちは飛行機で大都市廻り、私は相変わらず在来線で地方都市のドサ周りであろうな。
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恨みがましい顔つきの岩魚素揚げ、コースメニューでは岩魚塩焼になってまが、私らは二度目の船山温泉から素揚げで通しています。
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添えられているのは大好物の野蒜、近年は蕗と蕗味噌が続いたが、野蒜も宿周辺に生えてるんだろうか。
「野蒜はニンニクと同じだよ。大丈夫?」
「ニンニクほどお腹に来ないよ」
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で、この岩魚、天ぷら(ピーマンだったかなぁ)野蒜を取ってこっちに置くと、持ってきた大皿に垣根の葉っぱだけが大皿に残るじゃないですか。
引き戸をガラッと開けて入ってきた掃除部改め配膳係のMさんが、
「空いたこのお皿、お下げしてよろしいでしょうか?」
「あ、ああ、いいですよ。お願いします」
出てって扉が閉まった後で大笑いしたよ。空いたお皿を下げるったって、もう皿には垣根の葉っぱしか載ってないんだよ。下げないでくださいなんて理由付は何処にもないよな。

取り置きしておいた岩魚刺身を熱燗でいただくささやかな幸福感。
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いつものワインビーフヒレプラン、いつもの?いつもあるのかどうか。伊豆八幡野高原さらの木では、伊豆牛が1月半ばか後半まで入らなくなっています。数に限りがあって、出荷数も限られているのでしょう。この甲州ワインビーフはT館長の政治力で安定供給されているように見えますが、今後は大丈夫かな。
そういう心配を一瞬だけしてから食べ始めました。
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手打ちそば、その辺の蕎麦屋の蕎麦を期待しちゃダメです。
これ、そばがきに近いです。ツルツルしてません。モサモサしています。
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「ホラ、茶碗を貸しなさい」
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釜飯を混ぜて、甲斐甲斐しくよそってくれるジャン妻であります。
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「たまには自分でやったらどうなの?」
とは言わない。私がやると、自分の分だけ大盛りにするからである。それに白いご飯と違って混ぜご飯は中に混ざっている具や焦げとかもあって、不器用な私では均等公平によそえないのです。
混ぜて、よそって、混ぜて、よそって、
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しゃもじにひっついたお焦げを私の茶碗にベタッとくっつけて。
私、お焦げってあまり好きじゃないんだよね。
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デザート、ぜんざいですかこれ?お汁粉?
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拷問でした。甘いの。苦手中の苦手です。このぜんざいでぬるくなって常温になった笹一をガブ飲みしましたよ。
最後のグラスをグイッ!!
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食後、ジャン妻はT館長が主催する船山塾の講義を受けにエントランスへ出かけて行きました。
私は恒例、夜の撮影へ。
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今度はホントに電車で船山温泉へ [船山温泉]

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東海道線熱海行のグリーン車内で開いたシウマイ弁当と缶ビール、何故プチ公がいるか。今日はくるまじゃないからお前さんの御守りは不要の筈だが。
「何故ついてきた?」
「いいから連れてけ。道中何が起きるか。こないだみてぇに身延線で寝過ごしたらどーする?」(プチ公)
「こないだは寝過ごして内船まで行ったが、今日はその内船まで行くんだから大丈夫だ」
「そりゃ甘ぇよ。寝過ごして身延まで行くかもよ」
「これプチッ、主(アルジ)に向かって何を悪態ついてるのっ」
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こ生意気なリトルバードをポケットにねじ込み、熱海駅でたった3両の東海道線(JR東海バージョン)島田行に乗り換えたところだ。
「ホントだ。たった3両しかないのね」
「見てのとおり」
「G車もないんだ」
3両しかないのにG車をどう工面しろと。
「多くて6両だったかな」
「WCは?」
「どっかの車両にあるよ」
読者の皆さま、熱海駅のWCは激しく混みます。WCが小さ過ぎるのです。JR東日本は乗り換えコンコースや駅改札内に飲食店を仰山作って儲けることばかり考えている。それもいいけど、そういう末端だけど混雑する駅のWCその他を改善しようとしないのだ。
電車内では律儀にひと駅ひと駅停車する度に「ドアから手を離してお待ちください」が流れる。
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富士駅で見送る。ここで小腹が空いたのでこないだ寝過ごした特急ワイドビューふじがわ5号を待つ間、駅そばでおやつ。
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ジャン妻は泣いてるのではないよ。駅のオバちゃんに隠れて1杯のかけそばをしているところ。
このオンナは最近、私がオーダーした焼き鶏を「少しよこせ」だの、親子丼や焼きお握りを「少しよこせ」だの、白いご飯に煮込みをぶっかけたプチ煮込み丼を「少しよこせ」だの、略奪する悪いクセが身に着いたようだ。だったら自分も1人前食べればいいものを「それだとお腹いっぱいになるから」そういう理由でやろうとしないのである。
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問題の特急が来た。ちなみに乗車券は最寄り駅から内船駅まで購入済みです。内船駅は電子マネーが使えないのだ。
特急券は富士駅で購入済み。車内検察はこないだ折り返す際に相談した人じゃなかった。
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特急車内です。停車する駅名は「内船」になって・・・
特急車内.jpg
・・・ないですね。富士になってる。もう富士駅は発車してるんですよ。

西富士宮駅から沼久保駅に入る手前、富士宮市内と富士山を振り返ったところ。
こないだ眠ってしまい目覚めて車窓を見たら知らない景色で「シマッタ寝過ごした」と気づいたのはこんな風景だったような。
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内船駅1.jpg
内船駅に定刻12:52に着いた。12:53発の富士行きの普通電車と列車交換中なのは先日と同じ風景だ。
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駅前に船山温泉の送迎バンが待機中です。昼勤だけの方らしい。他に男性のひとり客がいた。
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前回リターンした富士行普通電車を見送る。
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改めて駅前通りを見たら、飲食店はまるふく食堂だけか。こばやし焼きそば店は見つからなかった。
あの時、内船駅で電車を待つとしたらそのどっちかに入っただろうか。
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富士川を渡る.jpg
新しい南部大橋で富士川を渡るとこ。
バンは新道に向かわず、南部商工会が束ねる旧い商店街を走っている。何処の商店も営ってるのか休業中なのかワカラン。
船山川を渡り、左手に船山川を見ながら西へ。
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最後の急カーヴ、ハンドルを左にぐるりんと切って、最後の急加速で到着、簡単にチェックイン
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最終加速で船山橋を渡る.jpg
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「こないだはそこ(内船)まで来たそうで」(T館長)
「意外に遠くなかったよ」
私は負け惜しみのように言った。あれはわざと来たんじゃないよ。
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「今日はくるまではなく電車ですか」
「首筋から左肩、左腕に痛みとしびれが来てるんでハンドルを強く握れないのと、薬のせいでストンと落ちちゃう時があってさ。こないだ寝過ごして内船駅まで来たのもそのせいで」
「あ、そういえば来られたんでしたね」
「駅までね。あのまま午後有休にしてこっちに来ちゃおうかって考えたけどね」
「次回は是非そうしてください」
「ダメこの人、本気でそうするから」
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今日は7組か。少ないな。ひとり様が3組か。
船山温泉ではひとり客も増えているそうだ。
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ジャン妻はひと風呂浴びた後、ロビーエントランスで生ビールなんぞを飲みながら、前回宿泊時にT館長から借用していたハウツービジネス本の感想TALKをした後は部屋で爆睡していた。
「何かこの宿に来るとよく眠れるんだよね」
「蕎麦宿やさらでもそこまで寝ないだろうに。何故だ?」
「蕎麦宿は裏で電車(正確には電車ではない)が走るのと、踏切の音が鳴るのと、さらは時々仕事しちゃうんだよ。船山はベッドと枕が合うのかも」
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私は17時40分、男女交代清掃前に軽く浴びに行っています。そこには小柄で永年勤続者のMさんがいた。
「掃除が済んだらこっち来る?」
食事処を指した。
「ハイ行きます」
「じゃぁ後でおいでね」
「ハイ」
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「またそんなことを言って。Tさん(館長)を困らせるつもり?」
「何故Mさんを呼びつけるとT館長が困るんだ?困らせるつもりなどないぞ」
「ネタ拾いでしょう」
「単にMさんの接客が好ましいだけだっ」
ったく何でもかんでもネタ目的で行動してるんじゃないぞ私は。
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船山温泉 [船山温泉]

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朝の中庭です。暑いせいか鯉たちにイマイチ元気がない。
既に館内には掃除部の方々が出勤して清掃に勤しんでいる。
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寝過ごしたので朝の散策は無し、すぐ朝餉の時間に。
何だか美味しいのだ。船山の朝餉ってこんなに美味かったけか。
台に盛られた稚鮎南蛮漬、青菜、山菜、チャーシュー、高野豆腐、漬物、どれも美味しい。
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ゴツい台のお皿(というか薄石)は重たいから洗うのがタイヘンそうだ。
T館長ご夫婦、夫婦喧嘩する時にこんなゴツイお皿投げつけ合っちゃダメですよ。大怪我しますよ。
山女魚一夜干し
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サラダ、生ハム入り、自家製ドレ
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ジャガイモ他、煮物、美味しいです。日本酒が欲しくなった。
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温泉タマゴ、最後にご飯にブッかけた。
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細かく切った野菜たくさんの味噌汁
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鬼のような形相で味噌汁をよそうジャン妻
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朝餉19味噌汁を鬼のような形相ですくうジャン妻3.jpg
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美味しい。久々だけにかなり満足しました。でもひとつだけ指摘させてください。自家製豆腐の固形燃料が弱いのだ。ちっとも固まらないぞ。
そのうち固形燃料が燃え尽きてしまい、固まらないまま半生で食ってしまった。味噌汁もそうなんだが、鍋の器がデカいから(味噌汁は鉄鍋、豆腐は足軽の陣笠鍋)固形燃料だと弱いのではないかな。
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おかずが足りないのか、梅干しまで摘まもうとするジャン妻
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ヨーグルトが酸っぱい。
「食べなさい」
「頬がツーンとして痛いよ」
「この程度で?」
苦手なものはしょーがないだろ。
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食後の中庭、やはり暑さのせいか鯉がおとなしい。水温も高いんだろうね。
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部屋に戻って中庭、先代ご夫婦が見えたぞ。復調されたようで何よりだ。
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「若い女性が掃除している」(ジャン妻)
「若い女性?」
掃除部に若い女性なんていたか?もしかして、いや、今詮索するのは止めておきましょう。

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今回の宿泊で部屋で読んでた本。
「軽い本ねぇ」(ジャン妻)
滞在中に一気に読んでしまった。速い!!
船山に山怪があるかどうかは知らないけど。
最近は目が衰えて、書籍を読むのが苦痛になってきた。
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ジャン妻はT館長から書籍を2冊借りています。
昨日の午後、T館長との密談(ビジネス上のネタ)の延長です。
難解そうなビジネス書だった。付箋が貼ってあるのは大事な箇所?
これ読んでレポートでも書くのがな。
私は他人に勧められた本てまず読まない人なのね。5年前に社員から「これ読んでください」とまぁ難解なビジネス書をススメられ無理して読破したが、基礎知識がないせいでさっぱり内容わからなかったことがある。
https://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-05-03
「小説はファンタジーでしかない。現実の書を読まなくてはいけない」と言ったのは、故人であるフランク、グーディシュ氏(ブルーザー・ブロディ)

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チェックアウト30分前の渓流の湯、
あと2時間半もすれば今日の宿泊客がチェックインしてくる。さすがに満室だそうである。今回は平日(金)だったので貸し切り湯も大欲場も殆ど貸し切り状態だったが、(土)(日)泊りだとそうはいかないだろう。
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「そろそろ出立か?」
ムクリと起き上がったプチ公(ドライヴの御守り)
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これまでで最も安かった宿泊が終わった。
もうかつての感動は薄れたし、以前の船山を知る者としては幾ばくかの寂寥感があるが、自分の中半生を劇的に変えた大事な宿なので、最低でも年2回、平日泊週末のパターンで来るつもり。
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夜灯 [船山温泉]

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イワナのサイズ [船山温泉]

18時10分前くらいに内線が鳴ります。
鳴ったら1回で取ります。フロントに何も言わせず、
「ハイ行きま~す」
ガチャッ!!
「だってよ」
「相手にも喋らせてあげなさいよ」(ジャン妻)
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ここでしか食べられない船山温泉の自慢の夕餉です。
写真ボケは光量不足のせいか。
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前菜1.jpg前菜2稚鮎.jpg
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永年勤続20年を祝って乾杯。Kさんが最初の1杯、お酌してくれた。
気が付いたら20年?
いや、待ち望んでたのです。自分は8月入社で、最初の2~3年はフルタイムバイトだったので、
「正社員の期間しかカウントされませんよ」
ソリ合わないオンナに冷たく言われてカチンときたのを今でも覚えている。
「またそのネタ?もういいじゃない」(ジャン妻)
表彰されてから蕎麦宿、船山と続いて、いつも乾杯の音頭は「20年勤務おめでとう」乾杯なのです。
「いつまで続くのよ」
「年内」
「!!」
「次のさらの木までかな」
「じゃぁ来年アタシが20年になったらそれもお祝してね」
もちろんお祝いするけど。2年前か?辞めてたらそこまでたどり着かなかったんだぞ。
20年なんてひとことで言うけどなかなか達成できないよ。
船山温泉で永年勤続20年なんて考え難いよな~。
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珍しく純米大吟醸なんてのをいただく。でもすぐ熱燗にしました。
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さて、イワナです。
イワナの大きさ比べてみてください。
基本ベースのイワナ2尾の造りと、追加したイワナ1尾の大きさが違うぞ。
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献立には「山里のお造り」とあって、館長が言う基本の内訳は「イワナ造り&甲州馬刺」だそうですが、自分らは「馬刺は会津!!」固定観念に凝り固まっているので、ずーっとずーっと「馬刺よりイワナ」でお願いしてきました。
だけど今回追加したイワナの方がサイズが大きいのです。
それに追加イワナにはアタマ、皮、骨、シッポの素揚げ、煎餅までついているじゃんか。
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ははぁん、
そういうことか。
イワナ&馬刺の組み合わせをイワナ2尾にしてもらう代わりに、イワナの大きさを小さくしてコスト調整をしてたんだろー。これまでずっとー。
知らなかった。
でも知ってしまった。
知らなくていい情報が船山にもあった。(汗)
でもまぁそれでもイワナ3尾には違いないので、ひと切れずつ摘まんだのは最初だけで、あとはふた切れ、三切れ、ごっそり摘まんで口に運んだ。
下手な海魚の刺身なんかより遥かに美味しいですけどね。甘味もあるし、触感もコリコリしてるし。
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俺らはずーっと刺身のイワナ2尾で今日まで来たのに骨煎餅が出たことないのです。あくまで特別追加料理のイワナ造りだけ骨煎になるみたいだ。
そうだったのか。。。
イワナショックを振り切って猪鍋へ移ります。
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生のクレソンは好きじゃないので猪鍋の中へ抛り込みました。
春菊が欲しいな。高いけど。
今夜の猪肉は脂身が殆どない上品なロース肉、煮込めば煮込むほどやわらかくなって美味しいですよ。
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具は白菜、ネギ、ゴボウ、カボチャ、エノキ、ナスかと思ったらサツマイモ??
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根菜より葉物を生煮えでいただく。
「豚肉は完全に煮えるまで食うな」
「豆腐はいったん沈んで浮き上がってから喰え」
「野菜はさっと」
これがちゃんこ鍋の鉄則です。相撲部屋のちゃんこで猪肉が入るのは考え難いが。船山温泉の猪肉は甲斐国の猟師さんが罠猟で仕留めた天然ものです。
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基本は塩焼きのイワナを素揚げでいただいてます。
だからさっき言った骨煎が出されなくても毎回揚げイワナが出てるんだけどね。
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怒ったようなイワナの表情。アタマから食べられます。なのにジャン妻はアタマと骨と皮を箸で外して身だけ食べてるんですよ。
「アタマっからガブッといかんかい」
「・・・」
ホジホジさばいている。見ててイライラする。
「アタマと尻尾と骨をくれ」
「ダメッ」
2人でイワナ3匹喰ったことになります。
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甲州ワインビーフ、ヒレプラン「焼肉屋じゃあるまいし客に焼かせるなよ」という声が出てきそうですが、ステーキ肉は個人毎に好み、焼き加減が違ってくるので、その為に一流シェフを厨房においとけないのです。
厨房から食事処まで離れてるので客が食べるタイミングが見えないし、厨房で焼いたら持ってくる間に冷めてしまう。ナイフでカットするのを省略する為にサイコロ状になっています。
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食事処の換気がイマイチでして。
窓を開けました。
でも作務衣にニオイが付いちゃうんだよな。
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手打ちそば、この後で登場するMさんが打ったそうです。やや粉っぽくザラザラした触感で、喉越し良くツルツル滑る蕎麦じゃないです。
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ジャン妻がズオッと立ち上がり、釜ご飯をよそっているところ。
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何だか色とりどりのカラフルな混ぜご飯ですね。
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ジャン妻とMさんが久々にご対面、
今日のイワナの造りもMさんがさばいた。
Mさんはもうひとりいて掃除部の小柄な人、ベテランスタッフ2人のMさんが連続し食事処に登場。特に若い世代が町を出てしまい、年々人口が減っていく南部町は若者の就労確保が難しい。雇用もないし。2人のベテランもまだまだ頑張って貰わんと。(現在、船山温泉に若い女の子のスタッフは・・・いません。多分。ところが翌朝・・・)
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デザートはまぁ要らないけど。せっかくなのでいただきました。
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この大量の漬物は二次会のアテで結局食べきれず、時間持ちしないのを摘まみ、時間持ちするのだけラップして持って帰りました。
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まぁどの料理もINSTA映えしないです。
(INSTAやってませんが。)
食事処は明るくないし。
(奥の「ふじ」なので外の明かりは入りますが。)
テーブルクロスは焦げ茶色だし。
お皿も地味な色ばかり。
盛られる素材は山のモノだから、質実剛健で華が無いのかもしれない。
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最後のスタンプカード [船山温泉]

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荷物を持ってくれてるのはT館長の片腕、Kさん、彼は近年この宿にしては永年勤続年数ものですね。
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振り返るとくるまが少ない。
大丈夫か船山温泉?
駐車場もガラ空きだぞ大丈夫か?2.jpg
出迎えてくれたT館長はウエルカムスマイルですが、内心では「またこの人に何を書かれるか」警戒しているフシがアリアリです。私が泊る日はT館長からスタッフ全員に緘口令というか、ネタにさrふぇるようなことをしないように、言わないように気をつけるよう指示が飛ぶらしい。
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7月某日、船山温泉2名泊の請求・領収書明細には18060円とあった。
「安いな~」
「何言ってんの。これで最後でしょ」
実は最後のスタンプカードが埋まったので平日に利用したのです。ポイント無料宿泊でひとり当たり-19800円、2名だから-39760円、通常の和室の基本料金分だけマイナスになるらしい。
最後のカード表.jpg最後のカード裏.jpg
ワインビーフヒレプランにして岩魚の刺身1尾追加して、お酒もまぁまぁ飲んだのですが。
最近の新規のお客さんは船山温泉にスタンプカードがあったなんて知らないんじゃないかな。昔はこういうスタンプカードがあったのですよ。いつの頃からか発行しなくなったのは、クレジットカードが使えるようになったことや、旅行会社と提携するようになったからです。
利用する側もいろんなポイントチャージのカードを持ってるから、台紙で作ったスタンプカードなんていうひと時代前のものはなくなった。
船山温泉は時代の流れに付いていく。
私だけ取り残されたのだ。

夕餉時のファーストドリンクはビールと白ワインにして、17時までの追加料理ボードを見て、
「岩魚の造りをもう1人前追加してくれないかな」
「え?岩魚のお刺身追加ですか?」
「うん、何だか少なくってさ」
「でも〇〇さん(私のこと)のコースだと・・・」
T館長の説明では、実は基本プランだと岩魚刺身1尾と甲州馬刺の盛りになっているらしい。ただ、私がワガママ言って、馬刺はいいから岩魚2匹にしてくれってこれまでずーっと言い張っていたのです。
近年、それでも足りなくなってきた。だって小さいんだもん。
「たまには馬刺いきません?」
「いや~」
こっちは会津の馬刺がいちばん美味しいと思ってる人だから固辞しました。
夕餉には岩魚の刺身が3匹分になったが、私らがこれまで知らなかった事、「あれ?大きさが?」を知ることになるのです。
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部屋入りする前に食事処を通ったら、6組しかいないぞ。
6組しかない大丈夫か?.jpg
ひとり客が多いな.jpg
釜飯の釜の数は、大きいの2つ、小さいの4つしかない。
小さい釜はおひとり様客用なので、ひとりでフラッと来て泊る客が増えているそうである。
だけど少ない。経営的に大丈夫か船山温泉?
「大丈夫かよ?」
「明日は満室です」(Kさん)
明日は(土)じゃん。満室でなきゃ困るよ。
いつもの部屋、中庭に面した変形の角部屋。
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清水2.jpg
ジャン妻と貸し切り湯、清水へ。
自分とジャン妻が入って出た分お湯の量が減って、給湯口から源泉と循環が勢い良く噴き出した。雨あがりなので、硫化水素の香がいつもより強い。地下水脈を押されてくるのだと思う。沸かし湯です。
実は私、硫黄のニオイが苦手です。なので草津温泉も行ったことが無いのです。
船山温泉が草津並みにガチに硫黄バリバリで熱かったら通わなかっただろうな。

(そういえば、TBS噂の東京マガジン噂の現場で、草津温泉で江戸時代から続く伝統の湯長を廃止するという報道があったな。
湯治者への問診や症状に応じて時間を指定して入浴させる指示行為が医療的行為と見られると町長が判断したというもの。
私も末端の医療従事会社に在職しているので町長が打ち出した方針に一定の理解はできますが。
湯長が若い女性でしたよ。女性に見られながら入浴するのに違和感を覚えてしまった。本質に関係ないかもですが。)

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私は大浴場、静山にも短い時間で立ち湯ったので後から上がった。
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静山から1.jpg
静山から2.jpg
静山から3.jpg

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ジャン妻はT館長と密談している。
「Tさんに相談があるのよ」
「また異業種への転じる話か?」
前は飲食業だったよね。今度は旅館業や飲食店の経営者で、経理や経営ソフトに困っている経営者からの個人的な受注があるかどうか。
だがT館長に言わせると、その世界、業界を知ってないと難しいというんだな。従業員のマネジメントも含めて。
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外に出ていつものアンングルで撮影した船山館。
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いつかの超豪雨で荒れた河原も大分、草が馴染んできた。
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駐車場にネコが寝てる。鋭い目線が、「ここはアタシの場所よ」と言っている。
船山温泉敷地内には2匹以上のネコがいるらしい。まさか岩魚の稚魚をエサにしてないだろうな。
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野良なのである程度の間合いから詰めると逃げ出そうとする。ネコって餌くれる人間にしか懐かないし、気まぐれですぐどっかいっちゃうし。子ネコの頃から餌をあげてないと懐かないです。
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戻って二人静にひとりで入る。
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ここで余談を述べます。
これは船山温泉の使いたい放題のタオルです。
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未だに持ち帰る輩がいて年間の補充費用がバカにならないそうだが、ウチも梅雨の時期から小さめのタオル山積みに変えました。
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「大きいバスタオルを何回も使ってると干してるウチにカビが生える」というのです。
なので小さいのを多く用意するから「新しいタオルをどんどん取っ換え引っ換えして使いなさい」というのです。私は髪が無いので(無いわけではないが)ボディタオル兼フェイスタオル兼アタマを拭く、これら一連作業は小さいタオル1枚で充分なんですよ。悪かったな。
「洗濯するのタイヘンじゃない?」
「そうでもないわよ」
引き出物とかお中元とかお歳暮とかで贈呈されて、使わないで眠ってたタオルがたくさんあったので。ジャン実家にも眠ってるかもしれない。今度貰ってこよ。
船山のタオルほど山積みじゃないですけど。
「船山はタオルもっとたくさんあったぞ。でもあの宿は未だにタオル持ち帰るヤツがいて結構バカにならない費用がかかるってTさんが言ってたな」
「持ち帰りはご遠慮くださいってなってるのに?」
旅館や民宿なんかで部屋にビニールで包んで置いてあるタオルがあるじゃないですか。宿名が明記してあるあれ。そういうのと勘違いしてるんだろうね。
家では船山スタイルをマネして小さいタオルをとっかえひっかえしてますが、そうなったらそうなったでもったいなく思うというか、一度拭いても「まだ使える、拭ける」そう思って同じタオルを何回も使ってたら「そういうことは止めなさい」と言われた。要は貧乏性なんですね。(笑)
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夕餉前の静山の湯、館内6組だけなので、大浴場も含めていつも貸し切りでした。
で、夕餉に出された岩魚の造りなんですが・・・
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アクシデンタル [船山温泉]

朝の庭1.jpg
朝の庭3.jpg
朝5時頃、215号室ベッドで目が覚めて、寝返り打ってWCに起きようとしたら腰に激痛が走ったのです。ズッキーン!!
ベッドから起きられないの。
無理して起き上がったら呼吸まで苦しくなり「ウゥ~ッ」って唸った。
立てない、立ち上がれない、ベッドに腰掛けてるだけでズッキーン、ガーン、腰から脳天に痛みが突き抜ける。
自分に何が起こったんだ?昨夜エントランスでT館長とくっ喋ってる時は何ともなかったんですよ。ソファーに斜めに構えて座って経営談義や人事談義、船山温泉も働き方改革に迫られてるとか、従業員に5日間の有給休暇を取得させる義務とか。
「完全に週休2日休ませるのが厳しいなら、半休を2回、それを1日とするってのも可能なんじゃないのか?シフトをズラしちゃえばいいんだ」
そんな余計なアドバイスもしたんですがね。

小用から戻って再度寝たのですが、船山の夕餉って野菜が多いから消化がいいのと、猪エキス、ワインビーフエキス、添えられたガーリックチップ、山菜野蒜などなど、大腸を促進する効果が抜群なので何回かWCに立つんですよ。で、その都度起きるとズッキーンって痛むわけですよ。
ベッドから起き上がって畳に足を付けてそのままベッドに座った状態でいても痛むぞ。手すりが無いから腰と下半身の力だけで起き上がるにしても動けないのです。
でも腸が活発な運動を始めたから立たなきゃWCに行けないので、無理して立ち上がり、激痛に顔をしかめたまま、ソロリ、ソロリと牛歩状態で歩いてWCへ。
何回もWCに立つのがイヤなのでしばらくWCに座ってたの。美しい話ですが、力むと腰も痛むし、押し出そうとする力のせいで、お腹が痛いのと腰が痛いのとダブルで痛むのです。
美しい話ついでに。215号室のWCってペーパーが右手前にあって伸ばさないと届かない、ちぎれないのだ。手を伸ばすだけでズッキーン。
今までの痛みのレベルじゃない。立ち上がって、立ち上がれてしばらく立ってるとそのうち楽になるのがわかった。

腰の痛みを堪えながら何回かWCに立った。傍らでジャン妻は爆睡中でしたが、隣で私が唸っているのでさすがに目覚めて、
「どうしたの?」
「腰が痛ぇんだ」
普通以上の痛みであることを訴えた。
そうやってベッドとWCを往復しているうちに8時前になり「フロントでございます。朝食のご用意が整いました」と内線が架かってきた。「腰が痛い。湿布ないか?」って言いそびれた。
あまり騒いで忙しい時間帯のフロントに迷惑かけなくないのもある。下で誰かに会ったら言おうか。

ムクリと起き上がったプチ公(ドライヴの御守)
「そろそろ出立か?まだ早ぇだろ」
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「腰が痛ぇだと?」
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階段を下りると一歩一歩、足裏から腰にかけて激痛が走るのだ。
若女将さんが下にいた。
「腰が痛ぇんだ」
「え?大丈夫ですか?」
大丈夫なわけないだろっつーの。食事処に案内されてそれで終わりでしたよ。
腰が痛くてもご飯はバイキングに取りに行かなきゃならないんだよな。バイキングを恨んだよ。最初っから盛って置いといてくれりゃいいのにさ。
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山の朝餉が既にセッティングされています。腰をピンと伸ばした状態でいただいた。プチバイキングなのでオレンジジュース2杯、ご飯2杯、ジャン妻に持ってきて貰った。
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味噌汁.jpg豆腐.jpg
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主(アルジ)を心配するあまり、食事処にまで付いてきたこの子。
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腰痛くても食欲はあるから完食しました。こんなに美味しかったか船山の朝飯って?
「食べたら少し楽になった」
「身体が温まったからだと思う」
「ギックリ腰かな?」
「いやぁ。ギックリ腰だったらそんなに歩けないし、もっとひどいと思うよ」
「こんなん初めてだよ。セール日に応援勤務していた時に養命酒の箱や洗剤を山積みにする作業で腰を痛めたことはあるが、それとは違うな」
「急に?」
「朝起きたら急に。だって昨夜までは何とも無かったんだから。寝てる間に上から腰を踏んづけたんだろ?」
「笑、歩き過ぎじゃないの普段?」
最近支給された会社携帯にアプリで歩数計が搭載されていて、1日に歩いた歩数が出るんです。外回りの多い私はだいたい平均15000歩で、多い日は25000歩を超えた日もある。30000歩まではまだ到達してない。
「昨日も宿の周りを歩いたでしょう」
会社携帯を持ち歩かないで散策したのでどんだけ歩いたかはわからない。たいした距離じゃないよ。
「明日は休めないんでしょ」(ジャン妻)
休めないのだ。明日4月1日は入社式があって新人が50人入社するのです。私は入社式には出ないけど、その後のコーナーでソリ合わないオンナに連れられて自己紹介だけするのです。
それが済んだら大事な公用で上州前橋に日帰り出張するから絶対に休めないのだ。
草の者たちに指示命令を出さなきゃならないのもあるし。

困ったなぁ。こっちは外回りが主だし、歩かなければ仕事にならないし、
「よりによって何で船山で腰を痛めるかなぁ・・・」
「だいたいそのトシまでこれまで腰痛にかかったことがないってのがオカシイわよ。誰だって1度や2度はかかってるわよ。アタシが前に腰痛になった時に横で笑ってたよね。何オカシなカッコ、動きしてるんだって」
「笑ってた?」
「アタシなんかこうだったよ」
ジャン妻は腰と背中を固定して、腰から上だけでなく身体全体を曲げてヨチヨチ歩く仕草をした。
「そん時どうしたの?休んだっけか」
「その頃は休めなかったんだよね。デスクの椅子に座ったら大丈夫だったんだけど、立ち上がった時と、歩く時がとダメだった。座ってても痛かったかな~」
「俺は歩けるんだから軽い方か」
「そうだと思うけど。」
「どれぐらいで痛みが引くのかな」
「アタシは2週間ぐらいかかった。でもそのうち気にならなくなって気がついたら治ってたわね」
そういうものなのか。
215室で寝そべった状態でT館長にメールしましたよ。「腰を痛めた。湿布無いですか?」って。館長は腰痛のプロフェッショナルでもあるからね。(私とは違う症例ですが。)
館長自ら部屋に湿布を持ってきてくれたのです。
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しばしベッドに寝そべり、WCに行って、起きたら痛いを繰り返す。
「腰揉んでよ」
「アタシは素人だからヘンに触らない方がいいわ。返ってヒドくしたらタイヘン。痛み止めは?」
「家にはある。今あっても、これからくるまを運転するんだから飲めないさ。うん?くるま?」
タラ・・・(汗)運転席シートに座れるだろうか。
「湿布貼らないの?」
「風呂で伸ばしてから」
空く時間帯であろう10時過ぎ、渓流の湯を貸し切り状態です。
朝の渓流1.jpg
朝の渓流2.jpg
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これを見て閃いた。
閃いたぞ.jpg
この湯の注ぎ口に腰を近づけて打たせ湯にしたのです。
これがその状態の目線。
腰を打たせ湯した状態1.jpg
注ぎ口に腰を向けて当ててるだけだが、事情を知らない人が見たら何て下品なカッコしてやがると嫌悪されるは必定です。
腰を打たせ湯した状態2.jpg

チェックアウト時に館長がいて、
「大丈夫ですか?」
大丈夫なわけないよ。
「風呂(渓流の湯)に誰もいなかったのを幸い、湯の注ぎ口に腰を当てて・・・」
腰を突きだした格好をしたら館長は吹き出しそうになった。人の苦しみを。

昨夜艦長に言われたの。(館長を変換ミスった。でもオモシロいからこのままにしておきます。)
「あの小さい鳥は今日も持ってきてるんですか?」
「部屋にいますよ」
そういう遣り取りがあったので、ついにフロントに登場。
ついにフロントに登場.jpg
「あっホントだ。あのキャラですね」
「ホレ、挨拶せんかい」
プチは内心で「なにをこの野郎、腰を痛めてるクセにエラっそうに」と思ったらしい。
「いつも主(アルジ)夫婦がお世話になっております。今後ともよろしくお願いします」ペコリッ。これで、さら、ASLI、船山、3箇所公認キャラクターになりました。
会計時に捺印して船山温泉のスタンプカードが埋まった。これがラストカードです。現在は発行されていません。次回は基本料金だけ無料になる筈だ。
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桜とジャン妻2.jpg
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堰堤の先にある桜はソメイヨシノではなくヒガンザクラだって。
「早く散るから桜は美しい」
毎年言うその台詞が帰りの車内でも出ました。
この後、静岡県内某所にあるウチの支店に寄らなくてはならないのだ。そこでも「どうしたんですか?」とウルサく聞かれるだろうな。
帰りの運転中はまだしも、SAで下りた時に、ズッキーン、しばらく立ってると和らぐ、その繰り返しでした。
出立前の庭1.jpg
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朝の船山館.jpg
翌日1日は電車激混みが予想されたのでいつもより早い時間帯に家を出てゆっくり出社しましたが、こういう時に限って吊革に摑まって立っている私の前の座席が空いたりするのです。それも2席も。誰も座らないから座りましたけど、座って「痛っ」到着して立ち上がる際にも「痛っ」声に出た。

腰を押さえながら50人の新卒入社員たちに軽く凄みながら挨拶・自己紹介して第二の故郷、上州に向かったのですが、何処にも寄らず、飲まずに真っ直ぐ帰宅しています。新幹線MAXの座席シートから立ち上がった時や、コンパクトレンタカーでくるまの乗り降りの度にズッキーン!!運転するから痛み止めを服用するわけにもいかないですからね。
この記事をUpしている現在は小康状態ですが・・・。
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野趣溢れる料理たち [船山温泉]

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ジャン妻がしかめっ面をしています。
右手親指を突き指したのです。
突き指したジャン妻.jpg
「挟んだのか?」
「そうじゃなくて、座った状態で椅子を持って前に動かしたら・・・」
勢い体重余ってテーブルの縁にガーンとぶつけたんだそうです。椅子を動かした勢いに己の体重が加わって、相当な負荷が親指にかかったようです。
「(ビール)注いでよ」
「・・・」
「親指が痛いのよ。気が利かないわねぇ」
「骨折か?」
「まさか。打撲よ。痛っ。まだジンジンする」
大丈夫か?でも私も翌朝、えっ?何だこれは?っていう痛みに襲われることになるのですが。
最初の膳2.jpg
船山温泉の夕餉はいつもいい意味で同じです。この宿に来ればこれが食べられるでいいのです。
山菜が多いですね。伊豆高原八幡野で出される彩鮮やかカラフルで美しい根菜や香味野菜ですが、船山温泉で出される野菜は泥臭い野菜、山菜が多いです。そこらの山で採ってきた野蒜(ノビル)、フキ、ウド、そういうのが混ざっている。
前菜1.jpg
野趣溢れる前菜ですが、地鮎の春巻、何かのパイ包み、何とか豚の・・・忘れた。
ほうれん草のソースだったり牛蒡のソースだったり。
若女将さんの前菜説明では覚えきれなかったので後日T館長に聞きました。「前菜の内容とソースを教えてください」って。
甲州富士桜ポークの自家製テリーヌ ごぼうソース添え
小鮎の巻揚げ、ゆずこしょう(粉末)鮎の下のソースはホウレンソウのソース
野蒜の素揚げ
ヨモギの天ぷら
筍と蕗の薹のパイ包み焼きトマトソース、ゴーダチーズ
地元農家でもらったネギ田楽ソース
つくしの酢漬け
黄色い花は白菜の花で、端のソースはゴマ酢味噌。
前菜2.jpg前菜3.jpg
前菜5.jpg前菜6.jpg
前菜4.jpg

イワナ1.jpg
イワナ2.jpgイワナ3.jpg
イワナ4.jpgイワナ5.jpg
「岩魚が寂しくなったわねぇ」
「そうだなぁ」
「最初の頃はドーンとたくさんあったのに」
「確かに近年のイワナは小さく、少なくなったな~」
別注の特別料理にすれば大きいサイズになるのかな。骨煎餅付だし。
最初の頃はこれだけボリュームがあったんですけどね。
岩魚がこんなに.jpg
クレソンも少ないし。自生が上手くいってないのかな。

猪鍋1.jpg
猪鍋2.jpg
猪鍋4.jpg
ジャン妻はが親指が痛そうなので猪鍋もよそってあげました。
野菜もたくさん。
「椎茸はそっちで食べてくれ」
「食べないの?あ、アタシにこんなに椎茸よこして」
どうも煮た椎茸が苦手で。焼くのはいいんですけど。白菜、ネギ、牛蒡、青菜は菜の花です。今日の猪肉はやわらかくて筋っぽくなくて美味だった。
猪鍋5.jpg
猪鍋6.jpg

素揚げ.jpg
メニューには塩焼と書いてありますが。ウチらはずーっと素揚げです。
ジャン妻は箸で身を砕いて口に運んでいる。
「アタマっからガブッとイキなさいよ」
「ヤダ」
添えられた山菜は野蒜です。ここ何回かの添え物小鉢は蕗を潰して味噌和えにしたのがよく添えられてた。それもいいけど、あさつきの食感に目覚めたので似たような食感の野蒜に戻して貰ったのです。
ノビル1.jpgノビル2.jpg
こないだ家近所の八百屋に野蒜があったので買っちゃいました。
家ノビル1.jpg家ノビル2.jpg
これはRakutenにあった甲州ワインビーフヒレですが。
Rakutenから.jpg
船山温泉ではサイコロにカットされています。
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ヒレプラン2.jpg
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ヒレプラン4.jpg
甲州ワインビーフヒレ肉がサイコロ上なのは、食事処でお客が焼くので肉の焼き加減を見やすいから。焼肉屋と一緒ですよ。
まるまる1枚だと客がナイフでカットしなくちゃならないし、そこまで大きい鉄板はセットできません。
このお客が焼くスタイルについてはいろいろご意見があって。①「客に焼かせるなよ」というのと、②焼いた際の匂いが服に付着する、③部屋の換気がイマイチよくないというものです。
ステーキは個人の好み、焼き加減がバラバラで、客さん全ての好みに対応するとなると専任のシェフが必要だし、厨房から食事処までの長い動線もあるから焼いて出すのは不可能なのです。シェフが各個室を廻って目の前で焼く訳にもいかないし。だから客に焼かせざるをえないのです。
岩魚刺身に付いていた生姜を取り置きして生姜焼にしたりします。
ヒレプランを焼く1.jpg
ヒレプランを焼く2.jpg
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いつも出されますが、このソース、右側の甘いソースは使わないなぁ。左側の大根おろしポン酢、これだけ舐めた方がお酒に合いますよ。
このままで舐めた方が美味いぞ.jpg

手打ち蕎麦2.jpg
手打ちそば、大分、粉っぽくなくなってきた。
喉越しのいいツルツルした蕎麦じゃないですよ。
「佐奈田堂氏ならこれに赤唐辛子を大量にかけるだろうな」
「???」
手打ち蕎麦1.jpg
酒は熱燗、笹一を3本ほど。船山温泉でいちばん安い酒です。
持って来たのはベテランの2人のMさん、どちらも昭和の街角食堂の接客が素晴らしいです。

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〆の筍ご飯をよそってくれるところ。親指の痛みは治まったようです。
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筍ご飯3.jpg筍ご飯4.jpg
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筍ご飯、生姜焼定食であります。
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庭を見るジャン妻の後姿。
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最後の杯をグイッ!!
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でもどれもインスタ映えしない写真ばかりですね。
食事処は薄暗いし、食器の色も暗くて濃いし、お世辞にも美しい料理とはいえないし。
でも美味しい。ここでしか味わえないのだ。
さぁ夜桜見物に行くぞ。
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ついに桜開花の船山温泉へ [船山温泉]

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桜の時期の船山温泉は初めてです。52号線(富士川、身延街道)沿いに「あそこに桜が」「あれも桜?」そう気付かせる桜が幾つもあった。咲かないとわからないものです。
紅い船山橋を一気に渡らず少し手前で減速して、
「停めて、降りるワ」
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後からゆっくりついていった。
館内には来館を知らせるチャイムが鳴っている筈だ。

船山温泉を知って10数年、ついにこの日が、この時がきました。
20年近く経理畑だったジャン妻は、例年3月末が期の締めで4月が締め作業&次期予算策定と重なるので3月末~4月上旬の桜開花の時期には全く来れなかったのですが、一昨年に会社が変り伊東甲子太郎の許へ移籍したので、経理ルーチンワークから完全に外れたので来ることができたのです。
「会社が変らなかったら?」
「多分、来れなかったと思う」
「無理して1泊ぐらい来れただろ」
「でも経理ってねぇ。やっぱりその時期その時期だと休み難いんだよねぇ」
貸し切り内湯、清水から。
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春になりかけでまだ荒涼とした風景、これが新緑になると映えるのだが。
「向こうに桜が1本だけ見えるけど・・・」
「???」
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二人静から。この辺りは荒涼としている。やはり桜はその時にそこだけ咲くから目立つのである。
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静山の湯、露天から。
清水から遠望された桜が近く見える。堰堤の向こうにある。
あのひときわ映える桜は何だろう?
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いつもの部屋から。見慣れた、撮り慣れた風景ですが。
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今回はエントランスに展示物は無し。工芸品や書家の類が何もないのがいい。このまま何も置かない方がいいよ。あ、館長が来た。鼻の下の髭だけないぞ。今の時期花粉が髭に付くからそこだけ剃ったらしい。
「この時期初めてですよね」(館長)
3月だと震災直後に2連泊したことがありますが、あの時は河津桜は咲いていたがソメイヨシノはまだ開花前だった。
「来れたのは彼女の会社が変ったからね。定年まで来れないのかなと思ってたが」
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敷地内の桜を見て歩く。船山川沿いの桜。
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駐車場の桜。
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久々に裏手の山道を歩いてみる。足元に草は無いのでまだヤマビルが出るには早い頃か。
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坂を上る。桜が誘っている。
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船山館を見下ろす辺り。振り返る。
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坂を下りて森林作業場へ。
あ、さっき、静山の湯から遠望できたあの桜だ。大きいぞ。
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あの桜はソメイヨシノだろうか?
河原に下りて向こう側に渡って見上げてみたいが、そうすると静山の湯や渓流の湯が見えてしまうので、いったん宿の敷地内に戻って、林道を上がってみた。
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堰堤上流の桜、デカいなと思って近寄ったら2本の桜が寄り添ってた。夫婦桜か。
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この辺りは見えないように黒い幕が張ってあり、桜が立っている辺りは立ち入り禁止の畑なので、全体像が撮り難いのですが。
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桜の開花時期は短い。今だけです。「ワタシを見て今だけよ」そういう声が聞こえるようだ。
「普段は何気に通り過ぎてるクセに」とか。
「桜は潔くパッと散るからいいのよ」(ジャン妻)
彼女の口から毎年出る台詞です。私にも早く散れとしか聞こえないぞ。
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船山温泉99の謎135 杉尾クリフが崩れた時どうなったか? [船山温泉]

謎というよりはドキュメント、検証ですな。
船山温泉に向かう1本道の正式名は「林道大森鉈取線」といいます。
宿から先は猟師さんや砂防事業に携わる土木工事作業員関係者しか入りません。
人家は船山温泉まで、宿より上流に人家はありません。かつては2軒あったが、現在は下山されてさる村に在住されています。
なので家庭用の電線、電柱も船山温泉までです。送電は林道大森鉈取線に沿って立つ電柱、電線で送られてくるのですが、船山に至る途中の杉尾クリフを崩して電柱を倒壊させ電力供給をSTOPさせたのが2018年9月4日に日本に上陸して5日にかけて猛威を奮った台風21号(チェービー)関西空港を水浸しにして関空連絡橋にタンカーをぶっつけたあの台風ですよ。
台風21号.jpg
台風は近畿地方を中心に猛威を奮ったのだが「台風の進行方向でいう危険半円と呼ばれる台風の進行方向右側、すなわち東側で停電が集中して発生しており、その地域で暴風になった」「台風の進行方向右側では台風に吹き込む反時計回りの風と、台風自身の進行速度により左側よりも風が強くなる。」
というのです。南部地方はその東側にあたる。
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チェックアウトして現場を通りかかったところ。白いコンクリートブロックが二段積まれているぞ。
「来る時、気がついてた?」
「アタシは気がついてたけど。アナタは船山川をじーっと見てたから」
私はチェックインする際は左手に流れる船山川の荒涼としか河原に目がいって、右手の崖崩れに気が付かなかったのである。
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くるまを停めて上を見上げてみた。
ゲェである。ほとんど90度、垂直の断崖で、斜面の岩土ごとごっそり削げ落ちた感がある。
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振り返ってみる。今崩れたらジャン妻と再び生きて会えるだろうか。
死なばもろともと急いで戻りましたよ。
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以下、昨夜、エントランスでT館長から聞いた話。
「台風が2回きて(21号と24号)最初の21号が来た日だから、9月4日(火)と5日(水)ですね。崩れたのはおそらく18時から19時の間です」
どうやって気付いたのだろうか。
「ウチには2つ電気が来ていて、100Vの家庭用と200Vの業務用ときているのですが・・・」
まずお客さんが、風呂が稼動していないのに気付いたという。
「風呂が動いてないよって言われて東電に連絡したのですが・・・」
その足ですぐさま見に行ったらしい。そしたら崩れて電柱が倒れてたということか。
「後で東電さんに言われたのですが、電柱が倒れた時ってそこの現場に行っちゃいけないんです」
「切れた電線がそこらに転がってるから?」
「そうです。アブないじゃないですか」
「感電してヒゲが黒焦げになっちゃうじゃんか」
「何を言ってるの?」(ジャン妻)
「いやいやいや、ヒゲだけで済まないと思います(笑)200Vの停電は9月4日(火)18時過ぎですが、その時は家庭用の100Vは来てたので部屋の電気は点いていたんです。でも東電さんから連絡きて『両方(家庭用も)止めます』ってことになって、停電したのが22時10分ぐらいからですね。で、蝋燭を立てたんです」
「ああ、東日本大震災の計画停電の時に使った蝋燭がまだ山ほど残ってたんでしょ」
「笑、そうです。あの時の教訓が活きたというか。深夜遅い時間だったので、廊下にそっとずつ置きました」

台風の豪雨で身延街道が通行止めになり、家に帰れず館内に泊まったスタッフがいるそうです。ベテラン女性スタッフのダブルMさん2名は館内に泊まった。
「スタッフの夜食とかどうしたの?皆で猪鍋を囲んだどか?」
「あるもので賄いましたよ」とそこは明確に教えてくれなかったのだ。オっモシロくない答えだなぁ。滅多にないそういうハプニング時に食べたものってストーリーを彩るうえで重要なんだけど。さらの木のMさんだったら「あの夜はあれがあったんでぇ、それをお出ししてぇ、試食もしてぇ」のように私や読者が喜ぶような回答が来るだろうに。
まぁT館長は自分でも仰ってたが、国語が苦手なんだからしゃーない。
おそらく泊まったスタッフ、ダブルMさんは普段勤務していても、宿に泊まったのはそれが初めてじゃないかなぁ。
「T館長はその晩は徹夜?」
「両日ともほぼ徹夜ですね。少しうとうとしたくらいで」
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それでも9月5日(水)15時に完全復旧しているが、夏場だったので冷蔵庫、冷凍庫の食材はほぼ全滅したそうです。
崩れた土砂は地元有志のマンパワーで退けて「朝から車1台分通れるようにしたので、チェックアウトは問題なくできました。」というから凄い!!
「翌日のチェックインは?」
「幸い9月5日(水)は休館日でしたので、チェックインはなく助かりました」
その辺りの対応も今後の課題のうちだろう。

さて、あの崩落現場だが、船山温泉の敷地は広大で、何処までが敷地なのかよくわからないのだが、あの崩れた辺りが船山さんの所有だと工事費用を負担しなくてはならないのではないか?
「あの辺りはうちではなくて地元の方の土地なんです。個人がお金を出してまではやってくれないですね。逆に好きにやってくれと言われておりますし」
そして東電さんの対応のもどかしさ。
「東電さんが現場に来たら、その場ですぐ処置してくれると思うじゃないですか。でも最初は状況を見に来ただけでした。ホント、見ただけなんです。翌日朝イチで対応するって言ってくれたんですが」
でも東電さんの言う朝イチって、朝じゃないんだって。
「ウチは旅館業だから、朝イチで対応しますって言ったら朝5時は早いにしても、せめて6時とか7時じゃないですか。でも東電さんの朝イチって遅くて、11時ぐらいなんですよね」
う~ん、まぁそういうものかも知れない。9時に出勤してリフトカーを調達して、撤去や修理に必要な資材、部品、器具を揃えて積んで、要因を揃えて出発するまでに時間を要すのだろうね。ここ以外にも山梨県全域に被害を及ぼしただろうし。
驚いたのことに南部町には東電さんの営業所は無いそうです。営業所同士の統合でもしたのか、身延町の先に1つ営業所があるだけ。そこからだと1時間以上かかりますよ。
「自然災害だから補償なんてないですよね?」
「おっしゃる通りです。特に東電さんは自然災害の場合は補償しないと約款に謳ってあります。じゃぁ原発事故なんかの場合はどうなるんだ?と思いますが」
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こうやって見上げたら、まだまだ二次崩壊が起きそうだが。
「あの崖はあのまま?それとも補強工事が施行されるの?」
「まず今のことろは現状のままですね・・・」
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「置いてあったコンクリートの擁壁は地元の業者さんが?」
「そうです。仲間の土建屋さんが施工しました。」
「でも取り敢えず積んであるだけのように見えます。あれは鉄筋なんて入って無さそうだし。セメントで接着してないのですか?」
「とりあえず積んであるだけなんです。また被害が出たらその度対応でしょうね。」
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道路脇に切断された木が転がっているぞ。
「これかしら倒れた木って?」
「いえ、これではないです。電線を切断した木はすでに回収済みです。まだこれから倒れそうな木もあるのですが、東電さんは動いてくれないです。予算がない為かと思われます。」
切断した木他は当初、船山川の河川敷に放り捨てたそうだが、一級河川は国の管理なので、国の方から「片付けなさい。他で処理しなさい」と改善命令がきたそうである。
「土砂や倒木を撤去中の写真とかあります?」
「当館のFBに少しアップしてあります。それ以外はないです」
Facebook9月4日と、Facebook9月22日に関係写真が載ってます。

「自家発電機が欲しいところでありますな。沸かし湯だから電気を起こす燃料はあるのだし」
「非常に欲しいですね。ただ安くはないですし、維持管理も結構かかりますので・・・」
維持するだけで稼働しない方が長いだろうしね。

停電は約17時間続いた。次に来た台風24号のときも木々が倒れたが、その時は停電はしなかったそうである。
ただ、Facebook9月22日にあるようにヒヤヒヤものだったらしい。
ひとつ疑問がある。台風24号が和歌山県に上陸したのは、T館長は21号と24号と仰っていたが、24号(チャーミー)が和歌山県紀伊田辺に上陸したのは30日なのです。
Facebook9月22日の倒木は、24号が来る前のものだろうか。

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無いより全然マシだが、あの簡易ブロックを2段積んだだけでは心許ない。
崖の防災工事を行うにはどうすればいいのだろうか。
神奈川県のHPから。神奈川県横須賀市他を例にあげていた。横須賀は都会に近いのに山だらけなので、指定ヶ所が1000か所以上あるという。
そこにはこうあった。

「崖地の防災工事は土地の所有者等が行うべきですが、工事には多額の費用を要し技術的にも困難なことから「急傾斜地崩壊危険区域」に指定された区域の中で、工事実施基準を満たす場合に県が工事を行うことができます。
指定されていない区域や工事実施基準が満たされないがけ地は県では工事ができません。」

では急傾斜地崩壊危険区域に指定するにはどのような条件が要るのか。
①傾斜角度が30度以上、高さが5m以上
②急傾斜地の崩壊により危害が生じる恐れがある家が5戸以上
③5戸未満であっても官公署、学校、病院、旅館等に危害が生じる恐れがある場合

杉尾クリフは当てはまるだろうか。①は見るからに垂直だし、高さもゆうに20mはありそうだが、②の条件、家屋が5戸以上だと?
5戸どころか1戸もないぜ。
③はどうか。旅館に危害が生じるといっても崩れた箇所からは離れている。船山温泉に至る1本道が塞がれて架線が切れて電気の供給が止まるのも大打撃だが、宿に直接的な被害といえるだろうか。難しいところではある。
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だが、あのままにしておいて昨年を上回る崩れ方をしたら、船山温泉は陸の孤島・・・今でも見た目はそのようなものだが、ホントに外部と遮断されてしまうだろう。
視点を変えよう。船山温泉前の林道大森鉈取線は船山温泉だけへの生活道路でしかないように見えるが、実は船山川上流の砂防ダム建設、改修の為の作業道でもある。杉尾クリフの崩壊で道が塞がれるということは上流の砂防工事ができなくなり、過去の事例のように下流にも影響を及ぼすということである。船山温泉と宿への電力供給から一旦は目を外して、砂防工事従事者の観点で「あの崖が再度崩れたら工事に支障をきたします」のように何処かの窓口に相談できないものだろうか。私は東電さんが窓口ではないと思うのだ。
行政は縦割りだし、かなり根気が要るとは思いますが、宿泊客でその辺りに詳しい専門家の方はおられませんか?
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ちなみに崩れた辺り一帯の地名は杉尾といいます。付近には昭和8年に完成した堰堤、杉尾1号堤があります。
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船山温泉99の謎134 船山温泉で外国人が就労する日は来るか。 [船山温泉]

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目覚めたとこです。時刻は6時過ぎ。私にしては起きが遅い方です。
あまりいい天気ではない.jpg
薄暗い。あまり天気はよくない。
大森山の一部に山霧がかかっていた。霧のような低い雲のような。手を伸ばせば届きそうである。
霧の朝2.jpg
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山水画のような1.jpg

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朝餉久々1.jpg
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すぐ8時になって久々の朝ごはんです。
岩魚刺身、素揚げ、猪鍋、甲州ワインビーフのある夕餉と違って「これが食べたいこれじゃなけりゃイヤ」というほどのものでもないので、過去2回ほど朝食無しプランにして身延街道大和峠下にある「うな富士」街道に出てすぐにある「南部路」に行きましたが、それはいずれも平日で、今回は(土)泊だから朝食無しプランは不可だというのでいただきました。
でもあのイベントぽくてめんどくさい巨大な自家製豆腐は外して貰いました。
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久々の朝餉、なかなか美味しいじゃないかい。
「悪くないな~」
「そうね」
しばらく食べなかったからかもね。だけど味噌汁の具が相変わらずおたまですくい難いね。おたまが丸くて厚いからですよ。鉄鍋の底からすくおうとしてもできないのだ。
味噌汁1.jpg
味噌汁2.jpg
サラダ1.jpg
あっ、サラダにドレッシングかけ過ぎたぁ。
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煮物が変ったな。あのヘンな真薯に餡がかかってベトベトした煮物よりこっりの方がいいや。
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山女魚一夜干.jpg
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まぁこれぐらいのデザートなら。
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うんうん、なかなか美味いです。贅を尽くした朝餉といっていい。
喰いながら思い出した。昨夜、ラストまでいたMさん(掃除部兼、夜の接客研修中)は、今日も朝早くから来ているのだろうか。
パンご飯粥.jpg
パン2種.jpg
前にひとりで泊まってT館長に取材した時に聞いたことがあります。
「いちばん永く働いてる人って誰です?」
「掃除部のMです」
「掃除部は早朝から来て、次のお客がチェックインするまでのシフトでしょう。それだけで生活していけるのかな。午後にどっか他で働いてるとか」
「他では働いてないです。都会と違ってここ南部町では代々続いた持ち家だし、遊ぶところもないし、何もそこまで働かなくても生きていけるんですよ」
その後は、だから町が発展しないんですよね~のように言ってた。
そのMさんが昨夜、笹一の熱燗を持って私らの個室に現れたのに驚いた。旅館業ではフロントや接客係が華で、掃除部は裏方、それがいきなり表に廻ったからである。

Mさんの接客TALKは昭和の大衆食堂、町中華そのもので懐かしさを感じさせた。その時だけ食事処が昭和にワープしてしまったのです。私は気に入った。それはここ数年、街にあって個人で頑張っていた食堂や中華屋がいきなり閉店、廃業するのを幾つも見てきたからでもある。Mさんの昭和食堂接客TALKで、旧き良き時代を懐古する顧客を引き寄せられないかと思ったのだが。
「Mさんの接客はいいな。懐かしいよ。あれは昔の食堂、中華屋だね」
丸大ホール食堂のオバちゃんたちに通じるものもある。でもT館長は苦笑いしながらも100%肯定はされなかった。
「う~ん、〇〇さん(私のこと)にそう言っていただけるのは嬉しいのですが」
船山温泉は団体旅館ではないし、大衆食堂や野菜の即売所なんかを兼ね備えた道の駅でもない。山の中のプライベート・リゾートを謳っているので、接客接遇のスタイルというものがある。先代の頃の湯治場ならまだしも、現代から近未来へ向かっていくうえでも、洗練された接客スタイルを意識していかなくてはならないらしい。
まだ夜の部に出て間が無いのでこれからかも知れないが、今更、Mさんがスタイルを学んで変身できるだろうか。誉めといて気に入っといて何だが、それは無理かもしれない。何しろ長年裏方だったのだし。

南部町は人口減が進んでいる。そこに何も無いからである。次世代はそこに無いものを求めて都会へと流れてしまう。船山温泉はその南部町の何もないところで宿を営むからには、ここであまり政治の話はしたくないのですが、現政権が人手不足解消の為に導入しようとしている出入国管理法改正案でしたかね。外国人労働者の受け入れ拡大に向け新たな在留資格を創設するもの。船山温泉にいずれいつの日か、外国人労働者が就労するのだろうか。
「船山温泉に外国人宿泊客は来るのでしょうかね?身延ならまだしも南部町には来ないかな」
「来ると思いますね。河口湖なんかに行くと外国人さんが多いですが、いずれ淘汰されて今後は山の中一軒宿など、観光地化されていない場所へ流れていくと思いますね」(T館長)
「現政権は外国人受け入れ拡大方針ですが、船山温泉でもそういった外人さんを従業員として就業受け入れをするお考えとかありますか?」
「外人さんがウチの宿に合うか合わないかもありますが、受け入れる考えはありますよ。でもその場合、うちの宿を理解して貰うことが大事です。泊まられる外国人のお客さまもそうですが、働かれる場
合も船山温泉を理解さえしてくれれば断る理由はありませんので。」

でもその場合、やはり語学が問題になるという。コミニュケーション能力も。
国際観光地化した鎌倉では、メニューは日本語だが店内における注意事項、例えば禁煙、ひとり1品ご注文、飲み物持ち込みNG、携帯もご遠慮ください、これらが日本語だけでなく英語、大陸語、半島語で書かれている店がありますよ。それは鎌倉市が必要最低限の接客、語学を喚起しているのです。お金をおとしてくれる大事なお客様だからです。

事業所の規模によっては障害者雇用も義務付けられている。現政権がそれと同じように外国人就労を事業規模によって義務付けることは考え難いが、即戦力は難しいにせよ船山温泉に外国人スタッフがいてもいいのではないだろうか。これだけ宿が変ったのだから。
いつか、青い瞳や珈琲色の肌をしたスタッフがいるかもしれない。
どっか他所で、青い瞳の温泉旅館の女将なんていなかったっけ?

(お断りしておきますが、意外に思われるかもですが、私自身は外国人にそれほど偏見はない方なのですよ。
よく道を聞かれるし。「キョウイクイインカイハドコデスカ?」「イセザキヘイクニハドノホームデスカ?」
マナー悪い日本人の方が気になったりしますね。)

珈琲を煎れるジャン妻である。
珈琲を煎れるジャン妻である.jpg
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陽が出そうで出ない1.jpg
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10時~の貸切も空いていた。
渓流の湯にも誰もいない。
朝も空いてる.jpg
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「そろそろ出立か?」
ムクリと起き上がったプチ公(ドライヴの御守)
そろそろ出立か?.jpg
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現在、船山温泉は法人化しています。
「株式会社船山温泉?」
「いえ、株式会社船山です」
敢えて温泉と付けていない。
代表はT館長、取締役会議事録なんぞを見れたら見てみたいもの。殆ど発言しているのはT館長だけだろうけどね。
モノクロームの船山川.jpg
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さて、チェックアウト後、まだネタが残っています。
あの崖崩れ(杉尾クリフ)が起きた時、船山温泉はどう対応したのか。
その要因は?今後の備えは?
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船山温泉99の謎132 なぜ船山温泉にはイルミネーションが無いのか? [船山温泉]

カウント132ですが、最後の方に133があります。
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部屋から夜の庭を見下ろす。
木々や植木が少なくなった気がします。
「前にTさん言ってたよ。植木を少なくしていくって」(ジャン妻)
「植木を抜いてどうするんだろう。どっかへ売って現金に換えるのかな」
「・・・」
「そこまでしなくてはならないほど資金に窮しているのか?」
「・・・」
後でT館長に聞いたら、「見る庭から集う庭に変えていくんです」とのことであった。

ズシズシ歩いて来るジャン妻である。
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階下に下りたら先客さんが2名(ご夫婦?)T館長とお話ししていた。
私らはソファーにふんぞり返り、高名な何処かの誰かが揮毫した高い値段のする書を見ていた。
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フロントも書で囲まれているように見えるぞ。そのうちここは画廊になるんじゃないか。窓なんてあってないようなものだ。
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こういうのを見ても字なのか絵なのかワカラン。
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私はお庭に出た。この時、私が庭に出なかったらどうなっていたかな~。先客さんとT館長が交わした聞き過ごせない会話が小耳に入ったかも知れないな。
先客さんはT館長にこう聞いたそうです。
「99の謎の人は最近お見えになってるんですか?」

これについてはこの記事の最後にお話します。

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庭を歩いてみる。
足元は雨で湿っている。
やはり木々が、植木が減った分、明かりが強くなった気がする。それが雨露に反射して凄い光だ。
もちろんLEDだが、このライトアップは臨場効果を狙っているのではなく、虫除けや獣が建物によりつかない為のものだという。
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眩しいな。ちょっとやり過ぎの感があるが、まぁ前述の理由もあるから仕方があるまいて。だけど、この時期はクリスマスイブの2日前だったのですが、船山温泉ではクリスマスを意識した飾り付けを全くしない宿ですね。
「ツリー飾らないの?」
「以前は大きな桜の木に飾ってましたが管理が大変でして。高所作業車を使ったりしなければならないのですよ」(T館長)
宿のスタッフがサンタやトナカイのカッコをしたのも見たことがない。
T館長が髭を白くしてサンタのカッコになりゃぁいいのに。似合うだろうな。
「なんでライトアップをしてもイルミネーションをしないの?」
(やってもあまり意味ないかな。)
「イルミネーションよりライトアップの方が落ち着いて見えるからです」(T館長)
素っ気なくそれだけ。その気が無い、興味が無いみたいだ。でも船山温泉にイルミネーションは似合わないし要らないと思う。ああいうものは夜に街中の人がいるところで「あ、キレイだな」と意識するものであって、夜に誰も通らない船山温泉にイルミネーション点しても無駄というものです。
それにほぼ年中無休で、平日も休日も同じロケーションの船山温泉は季節感を人工的に表現する必要が無いのである。自然のもの(枯木、枯葉、桜開花、新緑、蛍、虫の値、紅葉)で充分。それにクリスマスなんぞを演出する意味が無い。
ああいうのは都会で人が集まるところの商業戦略の一環でもあるのだから。
飾るのは正月元旦の松飾ぐらいではないか。松の木なんかそこらじゅうにあるし。
あるべきものはあるが、余計なものは何もない船山温泉だからそれでいいのです。
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T館長のお話は尚も続いた。台風21号による杉尾崩れのこと、外国人就労のこととか。
まぁそれらは明日明後日に廻しましょう。
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貸切が空いている。
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貸切は12:00になると自動タイマーで切れるそうです。私はその時間に立ち会ったことはない。いつかその瞬間に立ち会ってみたいものだが。
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渓流の湯にも人がいない。
寒い時期だからだろうか。
酒飲んでるので首に何杯もお湯をかけてから浸かった。
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さて、夜も更けたので寝ますが、その前に、

船山温泉99の謎133 T館長が船山史家の正体を明かさない理由?

私自身のことでひとつの記事にするのもなんなのであとがきにします。

「あの夜、ロビーにいたご先客の方様へ。
99の謎の筆者はすぐそこにいましたが、ご挨拶できず申し訳ございません。
私が庭に出ないでその場にいて、T館長とのその会話を小耳に挟んだら、自ら名乗り出てご挨拶したでしょう。「あ、それ私です」って。
でもT館長は、宿を営むうえでの個人情報保護や、顧客の情報を守秘する義務があるので敢えてボカされたのです。今回だけでなくこれまでもず~っとず~っとそうでした。女将さんも、片腕のKさんもそうです。
そういうところはプロフェッショナルとして徹底されています。ということで御理解下さい。
今後とも船山温泉を宜しくお願いします。
いつも見て下さってありがとうございます。」

そうなんですよ。そういう風に徹底されています。ガードが固くて取材し難いくらいです。
このBlogを見て下さる方で、過去にT館長に聞いてる方もいると思いますが、今までもそうですが、これからも前述のような理由で答えてくれないと思いますよ。
株式会社になったのもあって、就業規則や定款、内規にその旨が記載されていると思います。

でもT館長にでなく直接私に「あの、もしかして?」のように聞かれたら「ハイそうですビンゴですこんにちは」そう言うしかないです。私は蕎麦宿の駐車場で1回、さらの木の夕食終了時に1回、静岡の居酒屋で2回バレてますが、直に言われたので。
アっブないけどBlogger冥利と思っていいのですかねぇ。地元の呑み屋で聞かれたらちょっとお答えしかねるかもですが、温泉旅館は俗世と隔離されてそこで完結された世界ですからね。
ではおやすみなさいませ。
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船山温泉99の謎131 なぜ船山温泉には白い皿が無いのか。 [船山温泉]

私は船山温泉のディナー、夕餉ほど、写真の写りが悪くて暗~い料理は他では無いと思っています。
私のこのBlogの中では蔵さは筆頭クラスですね。(次位は群馬八幡)
もちろん逸品一品はいい味してるし、日頃他ではいただけないものばかりだが、ジビエを含めた野趣溢れる素材を基にした料理なのでお世辞にもお洒落とは言い難い。
初デートやクリスマスイブには不向きだと思う。写真映えするのは岩魚の刺身ぐらいではないか。
ではタイトルにあるように、何故船山温泉のお皿は白が無いのでしょうか。
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いつもの通り、イマイチ写真がよくないですが。
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山のご馳走が並びます。台のものにはヤマメの素揚げ、何かのキッツシュ、蕪、里芋、アスパラソース、柿の天ぷら、このお皿の緑っぽい色は山々の緑を意識しているのです。
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銀杏.jpg蕪と里芋.jpg
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先ほどまで生きていた岩魚造り、黒い皿は渓流の岩場を意識しています。
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猪鍋、猪肉は煮込めば煮込むほどやわらかくなります。
野菜類は白菜、ネギ、カボチャ、ゴボウ、椎茸、エノキ他、青物。白菜以外は武田晴信や甲州軍団が陣中で食べてたのと同じかも知れない。(カボチャでなくて芋類だったかも。)
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青物は季節によって変わります。今宵は小松菜かな。春菊の時もありますが高いので。
野菜は煮過ぎない方が好きだな。
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この猪鍋をよそうお椀、これだけが白っていったら白っぽいかも。
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ホントこれだけ、鍋だけだったら、ほうとう、うどん、雑炊にしたいです。でもそれをやったら後に続くものが腹中に納まらなくなってしまう。
現在の宿に改装する前は猪肉は陶板焼でも出していたそうですね。
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岩魚素揚げ、お品書きには塩焼きとなっていますが、ずーっとずっと素揚げ。
岩魚ではないですが、今年の9月に群馬渋川の簗で鮎を食べたときにフライも食べたが、川魚を揚げるならフライではなく素揚げ、唐揚げの方が美味いですよ。
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素揚げの岩魚が怖いカオして睨んでいる。
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こうして見るとお皿や飾りも無骨ですね。岩魚を載せた皿の色はこれも渓流の岩場をあらわし、葉っぱは渓流に写った葉、流れに落ちた葉を表しています。
皿の色も黒、茶、緑、山や木々に合わせた色合いばかりです。テーブルクロスも薄い茶色だし。食事処の個室も暗いし。
山の素材とはこういうものなのか。山の宿だから敢えてそうしているのでしょう。真っ白いお皿に盛って出されたら逆に興冷めしてしまうかも。
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甲州ワインビーフを焼くヘンナなカタチをしたカセットコンロも、大分くたびれてきた感がある。
ワインビーフはサイコロカットしてある。客に焼かせる為には1枚ものの肉で提供できないのです。それをやるとなると厨房にシェフをひとり置かなくてはならない。焼き加減とかも。でも厨房から食事処までは距離があるのでその間に冷めてしまうじゃないですか。焼肉屋じゃないけど自分の好み加減に焼くしかないのです。
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まだ焼き続けてます。クレソンをドバドバ載っけて焼いてみる。
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さっきの岩魚造りに付いてきた摺おろし生姜をワインビーフに塗して焼いてみる。
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生姜焼のできあがり。
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さて、ワインビーフを載せた皿も黒いでしょう。白い皿だと焼肉屋になっちゃうし、白いお皿だと、肉から出た血合いや脂が目立つんですよ。

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焼いてる合間に、口を涼ませるもの、手打ち蕎麦
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誰が手打ちしるか知らない。そこらにある細く長い蕎麦じゃなくて、太くて幅広、蕎麦切りに近いかも。
蕎麦宿の洗練された蕎麦、ズルズルすする蕎麦ではなく、何処か蕎麦粉っぽさも残っている。山間での昔の蕎麦はこういうものだったかも知れない。
なので蕎麦の皿も蕎麦に似せた濃い色です。
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ワイン、赤、白、私は赤は苦手なので、殆どジャン妻がガブガブ飲んでしまった。
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日本酒、熱燗はいつもの笹一、船山でいちばん安いお酒(本醸造)です。
燗酒を持って来たのは小柄なベテラン女性で、名札を見て驚いたのなんの。
「Mさん?」
(Mさんは2人います。)
「掃除部じゃないの?」
「ハイハイそうでございます」
朝、誰よりも早く船山に出勤して誰よりも早く帰るMさん、いつも朝、館内の畳の廊下を掃除機かけてる人です。今回は寒いので滞在中は外に出なかったが、早朝散歩してると船山前の林道を遠くから軽が走ってくるのは早番出勤の従業員たちです。
そのMさん、掃除してる時は普段着なのに、船山の女性スーツたる赤紫色の作務衣を来て、アタマに手拭被って手に熱燗が載ったお盆を持っている。小柄な方なので熱燗徳利が大きく見えた。名札に研修中とか書いてあったような。
「掃除部から夜の部に異動になったんですか?」
「いえいえそうではなくて・・・」
・・・勤務時間数を増やして貰ったとか。
朝からINまでは掃除部で、夜に接客となると、随分拘束時間が長くなるな。
二~三言話しただけですがふと懐かしさに気付いた。Mさんの接客TALKは絶滅しつつある昭和の街中華、大衆食堂のオバちゃんそのものだった。その時だけ食事処の私らの部屋が昭和にタイムスリップしたのである。
Mさんが出て行かれた後、
(いいかも知れない。)
「アナタまた何かヘンなネタ考えてるでしょ」(ジャン妻)
「ネタというか・・・」
・・・の考察は明日以降の記事に続きます。
次に前からいるもうひとりのMさんがお酒を持ってきたので再会を喜んだ。
そういえば翌朝に売店を見たら、ワインも日本酒四合瓶も高級なものばかり並んでたな。あんなに高い酒ばっかりで売れるのだろうか。

私のご飯をよそってくれてるところ。
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亭主のご飯をよそうジャン妻3.jpg亭主のご飯をよそうジャン妻4.jpg
亭主のご飯をよそうジャン妻5.jpg亭主のご飯をよそうジャン妻6.jpg
亭主のご飯をよそうジャン妻7.jpg亭主のご飯をよそうジャン妻8.jpg
自分の分をよそっているところ。
自分のご飯をよそうジャン妻1.jpg自分のご飯をよそうジャン妻2.jpg
自分のご飯をよそうジャン妻3.jpg自分のご飯をよそうジャン妻4.jpg
自分のご飯をよそうジャン妻5.jpg自分のご飯をよそうジャン妻6.jpg
釜で炊いたご飯は、むかご&鶏肉の炊き込み。
だが私らも年々、前のようには食べられなくなってきた。今回は猪鍋と締めのご飯は少なくお願いしたのです。
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ご飯茶碗と汁椀まで黒です。白い茶碗だと家庭と同じになっちゃうし、お焦げが目立つじゃないですか。
ご飯をガツガツ喰らうジャン妻である。
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うんうん程よい量です。ですが、この後で出されたデザートで悶絶しました。
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今回はジャン妻のバースデープランなのですが、私にいわせりゃここまで来たらもう誕生日なんてのは単なる通過点に過ぎない。
1年1年、老境に向かって引っ張られているだけだよ。
でもケーキなんぞをいただきました。
汁粉?ぜんざい?
T館長、私がこういうのを食べてるとお思いですかねぇ。
私のBlogでさらの木も見られてるでしょ。あれは闘いです。こういうのは拷問に等しい。
でもお気持ちありがとうございます。
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そういえばデザート皿も黒です。T館長、黒好きですね。なので白いお皿はまず出ないといっていい。山が異界と畏れられた時代、白いお皿、器は高級品で、山間で使用されることはあまりなかったのかも知れない。
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Blogは船山史家だけど [船山温泉]

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Blogの冠に船山を掲げているのに、昨年2018年は船山温泉記事が少なかった。
記事数1500近くあって、カテゴリ、船山温泉が46記事、船山温泉近郊ネタが10記事、合わせてもカテゴリ、さらの木70記事に負けてしまったのです。船山温泉訪問回数そのものが少なかった。
2018年はさらの木に6回、蕎麦宿に5回行ってるのですが、船山温泉は2回しか行ってないのです。初期の頃は年に4回行ってたんですけどねぇ。
他の2宿が船山温泉を遥かに凌駕してしまったのです。

船山温泉99の謎も130でSTOP、一方で伊豆八幡野高原「さらの木」オーナーシェフMさんへのインタビューに端を発した「さらの履歴書」それ以前に赤沢の山の上にいた孤軍奮闘時代や、山を下りてさらの前身であるCafeの頃まで取り上げたもんから、船山史家にあらず、さらの木史家になってしまった感すらある。
「もうBlogのタイトルから船山外したら?」(ジャン妻)
T館長が許す限りそのつもりはないが、回数が減った最大要因は、前より値上がったこと、この料金改訂が大きいのだよ。出す者、ある物、いる人は変わらないのに、そこだけ高級旅館になっちゃった感がある。だって現在の船山温泉の宿泊金額だと、2回泊まる金額でさらの木や蕎麦宿に3回泊まれるのだから。
(蕎麦宿は往復の距離、GS代、鉄道旅費がかかるけど。)

最初の頃に良かったことがT館長曰く「観光地でもなく、何もないこの地で旅館業を営むうえで、時代に合わせて変えていかなくてはならない」改革はわかるが、それがそれまで良かったことが無くなってしまったことが大きい。大浴場を埋め立てたこと(寝湯にしたこと)やセミ・バイキングになって廊下までよそいに行く迂遠さ・・・です。
現在あるスタンプカードもこれで最後、今は発行されていません。
そういった変化する過程、理由はT館長からエントランスでたくさん聞いたし、経営サイドに立てば頷けるものばかりであったが。新規顧客はともかく、昔からの船山温泉ファンは昨今の変化をどう思っているのだろうか。

でも私たちの半生を劇的に変えてくれた大恩ある宿には違いない。
「いい宿だし、今後も敬意を表して記念日には行きましょう」(ジャン妻)
記念日というか誕生月です。2人だから年2回、私はできればもう1回行きたい、せめて年3回は行きたい気持ちはあるが、今後、毎年3回は経済的に難しいかもしれない。

昨年12月です。船山温泉に向かう林道大森鉈取線を走ってたら、船山川の水量が少ない気がした。
「小川みたいねぇ」(ジャン妻)
「とても一級河川に見えないなぁ」
水が流れる量、幅よりも、草ぼうぼうと石だらけの河原の方が広いのである。
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明治に作られた杉尾堤もチョボチョボしかない。
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「上流で新しい堰堤でもできたのかな」
まさか自然のダム湖でもできてないだろうね。船山川漂流での砂防工事はまだまだ続いている筈である。2018年は地震も多かったが、頻繁にやてきた台風や低気圧による水害が多発した。船山川は上流御殿山の水源から富士川に注ぐまでの距離が僅か5kmぐらいしかないが、山に沿っての傾斜が急なのと地盤が脆いせいで河原に大石がゴロゴロしているのです。あれらは全て上流から押し出されたものです。それら石と土砂の上にススキやら枯草やらが生え放題だから河川が美しくないこと。河川というか荒地にしか見えない。
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宿に到着するまで私はハンドル握りながら、水量の少ない船山川の荒涼とした風景を憮然と見ながらアクセル踏んでいたので、川と反対側、杉尾の山に起きていた異変に気付いていません。
ジャン妻は気付いていたらしいが。

船山橋から見下ろした辺りも水が少ない。
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いつもの部屋ですが。
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いつもの部屋から。何だか植木が少なくなったような。
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今回は久々に(土)泊です。
「何で平日にしなかったんだよ」
「前回予約した時に土曜が空いてたから」
「土日は風呂が混むじゃんか」
船山温泉は平日、土日も料金は同じです。当然平日は空いてるし土曜は混みます。(土曜に混まない宿なんてヤバイけど。)静山、渓流の大浴場を埋め立てた(寝湯にした)もんだから、2つある貸切湯(二人静、清水)に集中して混むのではないか。満足度が下がる宿泊になるのではないかと肚を括って行った。
あまりケチをつけたくないのですが、寝湯にしたせいで、寝湯の両サイドに残された僅かな入浴スペースが意外に窮屈なんだよな。こちが首まで浸かっててても、隣に(前に)誰かが寝てたら落ち着きゃしないよ。寝てる誰かのモノなんか見たくないしね。
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だが意外にも、何処もそれほど混んでるように見えなかった。
食事処の紙、2部屋空いているし。
これ以外に厨房側の2部屋も1つ空いていたし。
宿入りしてすぐのタイミングで貸切湯が2つとも空いてたのです。
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大浴場も空いていた。寝湯がじゃまだな。せめてひとつ取っ払ってくれないかな。2つ要るかよ。
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静山の湯から見た堰堤も水が少ないぞ。
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並んだ釜の数も少なかったので、
「土曜にこの宿泊数で営っていけんのかよ」
「何言ってんの。さっきまで混んでるんじゃないかってブツクサ言ってたのに」
世間でいう3連休初日とクリスマス・イブに繋がるからだろうか。風呂もそれほど混まなかったのである。(もっとも私は混む時間帯を避けるコつを知ってますけどね。エッヘン。)
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湯上りにビールを飲んでいるところ。
この宿でT館長の側近としては永年勤続もののKさんが持ってきた。もうひとりいた館長の同級生(男性)S氏は夏前にお辞めになり、これまた地方の山間部でしか稼業できない凄い業種に転職されている。
そこへ私を警戒しながら?T館長が現れた。
館長はネタを提供してくれる時と、何を書くかわからない私をおそるおそる警戒する時とある。
船山川の水量があまりに少ないので、
「上流で土砂崩れで自然の堰止湖でもできてるってことない?」
それは無いという。それよりも、
「ここへ来るまでの道筋で、崖崩れ見ましたか?」
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!!!
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船山温泉99の謎128&129&130 [船山温泉]

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釜が並んでいる。
大きいもの小さいものまである。
ひとり客が増えているそうです。
私は初めて泊まるひとり客に言いたい。「多分足りないよ」って。

船山温泉99の謎128 船山の山菜は天然なのか?

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イワナが小せぇぞ。
大きい黒い皿に載せるから余計に小さく見える。
身が締まって味はいいけど。
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塩を少し。醬油も少しだけ。コリコリした食感で口中に甘味が広がります。
それより山菜盛り合わせを見てください。
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長さや茎の太さが不揃いでしょう。規格も何もないし。
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天然の山菜です。よく都会で出される栽培された山菜じゃないです。これら山菜、近隣の山から採って来るそうだが場所は教えてくれなかった。
採るにしても地元のルールというものがあるに違いない。根こそぎ全部採らないとか、後々再生できる範囲内で採るとか、これから大きくなる前の小さいものは採らないとか「入ってはいけません」「採ってはいけません」のような立て看板を意識するとか。
でもいちばんのルールは、「場所を教えてはいけない」だと思うのだ。
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瑞々しい山菜だ。こうして食べてみると、山菜って水煮や天ぷらがいちばんツマんない食べ方なんだなと思う。

野菜は栽培されているもの。山菜は自然に生えているもの。野性植物の食べられるものというわけですな。その違いですよ。
野菜は品質改良されているから味も良く収穫量も多い。山菜は味に苦みや灰汁がある。それが独特の風味ともいえる。収穫量も少ない。
だからスーパーで売ってる水煮や、駅のスタンドや田所商店のトッピングは山菜だが栽培された山菜ともいえる。でないとスーパーにあんなに大量に並ばないと思うよ。
いちばん多いのは水煮だね。自然ではなく栽培されている山菜が広く流通して消費者を騙しているんだろう。
フキノトウなんてジャン実家の庭にも生えてるけど、こういう山菜や甲州馬刺を日々あたりまえのように食べてるのかな。会津では普通に食べているそうだが。
「山菜は多少は食べますが、基本的にお客様優先ですね」(T館長)
「T館長って肉食だもんね」
「仰るとおり自分は肉食です。9:1の確率で肉ですね」
「9:1の比率で肉!!」 (ジャン妻)
「そう。ほとんど野菜食べないらしいぞ。東日本大震災の計画停電の時も空調効かない状態でフロントの裏でジュウジュウ焼肉焼いてたもんね。トンカツ屋に行ってもキャベツ食べないんでしょ?」
「肉食ですけど・・・キャベツは食べますし、逆に好きなんですが」
「でも船山温泉って、さらの木と一緒でキャベツ出ないね」
(白菜、ネギは出ます。さらの木はそれすら全く出ない。香味野菜が多い。)
「特に理由はないですが、キャベツは旅館ではあまり出ない食材だとも思いますね。何かストーリーのあるキャベツであれば食材として採用しますが」
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素揚げに添えられている山菜も苦くて美味しいが、前は野蒜の和え物だったんだよな。あっちの方が好きだな。
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「猪鍋のお野菜の量を増やしてくれってご要望がありましたけど、お身体の具合か数値でも悪いんですか?」(T館長)
確かにそう要望しましたが。体調や数値が悪いわけではないよ。数値なんか数年前より全然いい。
「前は特別料理も追加のお酒も全て召し上がってたから、大丈夫なのかなって思って」(T館長)
それだけ齢を重ねたということ。前ほど食べれなく呑めなくなってきたということだよ。
「でも肉多いね」(ジャン妻)
「オカしいな。野菜多めとは言ったが、肉少な目とは言わなかったかもな」
ネギが多く欲しかったな。
ジビエはまだまだ表に出てないメニューもあるらしい。何だろう?ハンバーグとか?猪肉のミルフィーユカツとか。
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船山温泉99の謎129 何故サイコロステーキなのか?

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ワインビーフヒレ、いい肉だった。
「ひとりで泊まった時もこのプランだったの?」
「そうだよ。ひとりで寂しく焼いたよ」
「でも普段アタシの分も少し食べてるから完全にひとりだと足りなかったんじゃない?」
「そう。全然足りなかった。夜食のお握りも1個だったからね」
あの頃は勢いで食べ過ぎていた。今は腹相応の量になった。
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手打ち蕎麦も大分よくなってきたな。前は粉っぽかったのよ。
好みの問題だが、軍配は湯野上の蕎麦宿に上がるね。
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釜飯は筍ご飯だったかな。岩魚骨汁。山菜のお新香。そして残った3つのサイコロステーキ定食になったぞ。
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デザートと夜食のお握り。
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猪鍋とワインビーフの辺りで部屋が暑くなり、ニオイが籠ってくるので窓を開けた。
船山温泉食事処の泣き所でもある。まず空調ですが、家屋の設計士が図面を引いたので、頭上のエアコンが中途半端な位置になってしまっているのです。
厨房からここ食事処まで距離があるので、ヒレステーキをシェフが焼いて持って来ることができないのと、シェフひとりを雇用する人件費がかかるのと、焼き加減は個人の好み(レア、ミディアム、ウエルダン)があるので個々の対応が難しい。
私をこの世界と船山に導いてくれた師匠・番頭さんは「もっと大きいステーキが食べたいよ」「客に調理させんなよ」と仰っていたが、前述の理由で結局はお客自身が焼くしかない。それだと慣れていないと1枚のステーキをまるまる焼くのは難しい。だからサイコロ状態に切ってあるのです。要は焼肉屋と一緒なんですな。だからそこで焼くと煙ニオイがこもるじゃないですか。これもアンケート上で書かれることが少なくないらしいのだ。ニオイと煙を部屋にお持ち帰りになるからね。
私も食後になるべく早くシャワーを浴びるようにしている。そして肌着を着替えるのです。そうやっているとお酒を飲む量が減った。前は酔っているから首筋に湯を何杯もかけてから浸かったものです。
いろいろ言ったが、少しずつ進化しながら基本は変わらない料理プラン。今後も維持して欲しいです。

船山温泉99の謎130 船山のライトアップが変わった?

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何だか眩しいぞ。今回思ったのはライトアップが以前より格段に明るくなった。煌々と照っていた。夜間景観の演出効果が強くなった。
もしかして敷地内のライトアップを全部取り換えたのだろうか?
これについてT館長(髭の旦那)は「少しずつ進化しております」だけだったが、ここ数年間で全てLEDに換えたそうです。
髭のT館長は理系です。私は電気に弱いのでLEDについてもよくわからないのだが。設置する際は高額だが、消費電力が低く、寿命が長く保てるからだと思う。でも伝記料金はお答えいただけなかった。
いつまで点いてるのか。
「21時か22時までですよね?」
「場所にもよりますが・・・」
幾つかの段階に分れているという。21時まで、22時まで、午前1時まで、午前5時までだって。
「虫対策?獣対策?」
「両方です」
過剰な演出と疑問視する人もいるかも知れないが、このライトアップは虫と獣対策の一環でもある。南部町の獣害被害は深刻で、船山温泉近郊でも裏手の山に熊の足跡が発見されたり、赤い船山橋を渡った辺りで早朝に猿の群れが目撃されたことがある。
私も杉尾堤の辺りで2匹の猿が船山川を走って渡っていくのを見たことがあるし、髭のT館長は夜間にくるまで走行中(何処へ夜遊びに行ったのか)、前方に光る目を6つ発見、近づいたら猪の親子だった。
それにしても強烈な光だね。i-Phone10に機種変して最初の船山泊ですが、機種変と真新しいLEDの発光効果で以前より夜間写真がハッキリ撮れるようになった。
植物たちにしてみればいい迷惑かも知れないが。木の精霊が「光害だぁ」と訴えているかもよ。
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伊東甲子太郎とT館長は似ている? [船山温泉]

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4月の船山温泉は午後の西日の角度が大森山にズレるのです。逆光になる。
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もうこの寝湯にも慣れたな。ジャマだから取っ払てくれ派の私ですら最近は諦めたというか気にならなくなった。平日に来れば露天や貸切も空いてるし。
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ジャン妻が昨年秋に辞意を決めた時に思ったのは、
①家の収入が減る。
②でもローンが終わったのは幸いだ。
③船山温泉行きも減るかな。高くなったし。
④もしかしたら初めて桜の時期の船山温泉を見れるかな。
特に④に期待した。例年桜開花の時期は締め作業と次年度の予算策定なので、会社勤めしているうちは無理かなと諦めていた。日帰りで出かけることすらできない時期なのである。
南部町は桜の名所が多いのだ。それでいてあまり人がいないから穴場なのだが。
ジャン妻の決意のおかげで、ついに染井吉野に色彩られた船山温泉に泊まる念願叶うかなと期待したのだが。
結局お預けになった。
伊東甲子太郎のせいだ。
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「奥様(ジャン妻)出世したんですか?」(T館長)
「???」
ジャン妻は面食らった。
「専務?常務?おめでとうございます」
そう来たか。こういう発想をする辺りT館長は最初から館主でもあり社長なんだなって思ったよ。親会社から子会社に出向したら箔を付ける為に役職名が上がることがあるがジャン妻は逆です。極めて異例なケースだが上の会社に行くってことは1階級下がるんですよ。課長から係長とかにね。
「でも伊東さんて社長じゃなかったでしたっけ?」
「伊東(甲子太郎)は確か執行役員ですよ」
伊東は100%取締役ではないらしいんだな。
「あれ?でも〇〇さん(私のこと)って、伊東さんのこと嫌いじゃなかったでしたっけ?」
さっきから伊東さん伊東さん言ってるけどちゃんと本名は別にありますよ。現実の世界でも「伊東さん」「草〇号」とか言いそうになってアブなくてしょーがねぇ。
嫌いとか好きとかじゃないんだな。伊東とはお互いリスペクトはしてますよ。

伊東は上にも下にも敵が少なくない。上にいる人ってそうだよね。
最近になってジャン妻上司が伊東が出席した上層部会議議事録をジャン妻に見せたのだが、そこには伊東が上に叩かれている様子がアリアリと記載されていたという。
私の上司はこう言っていた。
「アイツ(伊東)は上の誰々と誰々を抑えないと・・・」
あれじゃぁダメだ、敵作るわ、のように言っとったね。
今年の2月末か3月初旬に伊東の後任(ジャン妻にメール誤爆した男)から、かつて伊東と衝突して社を去った管理職候補の女性とコンタクトを取ってくれって依頼された。
出張先のルートイン高崎のロビーにいたらその女性から着信があったのでその旨を伝えたら、本人も戻りたい意志が薄々感じられたが、会話の後の方になって、
「だってまだ伊東さんいるんでしょ」
そう言われた。それはそのまま報告した。
その女性は伊東のせいで去ったのだが。
「伊東は目的、目標、根幹しか見ないから。枝葉の部分は見ようとしないんだ。それでいいのかも知れんが。言い放った後は宙を飛んでるからね。己に就いて来る者は手厚く遇するが、付いて来れない者は切り捨てるところがあるんだ」
T館長はそんな人に就いて大丈夫なのかと思ったかも。

でも私は伊東甲子太郎と船山のT館長は似たところがあると思っている。これは悪い意味ではなく、いい意味でね。「これは必要なんだ。すぐやらなきゃダメなんだ」と決めたら周囲がどう言おうと関係ない。強引に進める。そこが似ている。

「Tさん(館長)にはブレーンが2人いるじゃないですか。伊東さんにはいないんです」(ジャン妻)
アタシが片腕になるってか。ジャン妻は私のブレーンでもあったのだが、今後は公私混同できないじゃないか。逆に言うともうジャン妻を陰で援護射撃もできなくなる。
T館長には両腕がいる。男性2人、Kさん、Sさんだったかな。そのせいで最近の船山温泉は男らしい宿になった反面、色気が全く無くなった。あ、失礼、女将さんがいたな。3人もいるじゃんか。
「伊東さんは部下はいてもブレーンはいないんです」
「では伊東さんの片腕にジャン妻さんが・・・あ、そういえば〇〇さん(私のこと)ウチへ来る度に2人(男性)どっちかが辞めてるかなんて賭けをしてるでしょ」
「どっちかじゃなくって両方」
「ヒドいじゃないですかぁ」
悪い冗談だよ。真に受けないようにね。そのヒドい賭けは外れたまま今日に至っている。長くいるKさんなんかこの宿では皆勤賞ものだぜ。よう辛抱したもんだ。エラい。

もうひとりのSさんはT館長の地元同級生だか何だからしいが、彼が初回に緊張しながら現れた頃、
「それまで友人関係だったのが雇用と被雇用の関係になると友情が壊れるんじゃないか」
止めといた方がいいぜと言いたかったのを覚えている。最初の頃T館長はSさんをガードして私を近づけなかったからね。何を言われるかワカランと警戒したんだろ。
私は上からの視点ではなく、雇用する側とされる側の関係を第三者的に見たのだが、私の杞憂で済めばいい。まぁ大丈夫だろう。こんなことばっかり言ってから相手の2人もカタくなる。見知った顔なのに未だにガードが固いね2人とも。

宿を両腕2人と女将さんに任せられるとなるとT館長は事業のムシが疼きだして別の世界に行ってしまうかも知れないね。というのはT館長いわく、船山温泉のある南部町は、お隣富沢町との合併後、2000人も人口が減ったのです。
「合併して減ったんですよ」
人も減っていくし職もない。そういう環境の中で宿を存続させて人を活かすには、次に何をするか、未来に向けて何をすべきか先の先を見越して考えている。伊東もそう。「今の会社の規模だと中途半端なので・・・」と言っていたのでやはり先の先を見据えている。やはり2人は似ている。
伊東はT館長のように髭は生やしてないけど。
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T館長は企業TOPとしての目線なので、経営者談義になる。
ジャン妻はTOPをフォローする立場としての視点だな。
私はどちらかというと下の者の目線なのですが、ウチのプロパー社員ではいちばん長くいるから。上の考えも理解できなくはない。間を取り持てればいい。
あと5年しかないけど。
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釜が並んでいる。
大きいもの小さいものまである。
ひとり客が増えているそうです。
私は初めて泊まるひとり客に言いたい。
「これだと多分足りないぜ」
私らは前よりは食べる量が減った。では次に久々99の謎をいきます。
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陽がまた昇る [船山温泉]

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船山温泉に朝日が昇る。
初日の出ではない。この宿で正月を迎えた訳ではないです。
215号室で目覚めたジャン妻の第一声は、
「お腹が減ってないね」
私もそう。あまり減ってない。昨夜はいつものコースだけで特に追加プランしなかった。猪鍋も前よりはボリューム落としてあったようだった。
私らもそういうトシになってきたのだな。親の仇のようにあれもこれもガツガツ食らうのではなく、食後に、「超満腹ではなく普通に満腹、満足」になればいいのだ。これでも酒量を抑えようとしてはいるし。

8:00過ぎた。
いつもならコールが鳴って、受話器を取り上げると、「おはようございます。ご朝食のご用意ができました。昨夜と同じ〇〇の間へどうぞ」・・・半ば強制的に食事処へ連行されるのだが、今回はコール音が鳴らない。
今回は朝食の写真は無いです。撮らなかったのではなくて朝食が無いプランにしたの。
船山の朝食がイヤになったんじゃないよ。長年同じようなものをいただいてきたが、夜はともかく朝食はやや飽きてきたきらいはある。
焼き魚は冷えてるし、味噌汁は固形燃料の火力が弱いからか後半はぬるいし、おたまはすくい難いし、あの手作り豆腐も正直言って要らないと思うんだよな。
ジャン妻は廊下にご飯を取りに行かせる品の無いスタイルが嫌で頑なに拒否しています。誰がどう見たって和食でご飯のおかずなのに、最初からご飯が置いててないのに納得していない。
「最初から一膳、ご飯を出してけばいいのよ」
私も同意見です。無理してパンなんぞを導入するからだよ。
朝飯スタイルの不満とは別に、ビジホ泊まりに慣れたので、朝を食べる、食べない、食べたくなった時間に食べればいい、と思うようになったのと、今回は前から気になっていたある店に食べに行きたかったのだ。
船山でたらふく朝餉を食べた後だと午後遅くまで何も入らないからね。

では朝食無しだとお会計はどうなるか。
チェックアウトの後で助手席のジャン妻は領収書を見ながら、
「あら?今回は安いワ」
「???」
「朝食抜きだと2000円マイナスなんだね」
珍しくジャン妻は領収書を見ながらご機嫌だった。
あまりお金の話をしたくないのですが、朝食無しだとひとり辺りマイナス2000円なのです。
前回と比べてみたら、基本料金だけで、
1泊2食ベッド、22030×2名=44060円
1泊夕食ベッド、20030×2名=40060円
他にも、今回は誕生日プランなのと、寒い時期なので生ビールを飲まなかったし、全体的に酒を抑えた。笹一の熱燗も2合×3本で抑えた、というかあまり呑めなかったのですよ。
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今回はいただきませんでしたが、2000円の船山朝定食です。
これは初めて船山に泊まった時のもの。今より豪華に見えます。
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これを食べて2000円なら安いと思うか、食べなかったら分のマイナス2000円という価格は大きいかの判断はお任せします。ただ、朝食抜きプランは(土)泊の翌朝(日)や、宿側が設定した日は適応できないらしいのだ。
参考までに。現在のバイキングスタイルになる前の船山朝定食です。凄いねこれ。

現在の船山温泉は、1泊夕食付、1泊朝食付、1泊食事無しもあるそうです。
あの宿に泊まって朝食だけとか、夕朝食とも無しで満足する客もおられるのですかね。

最初の頃は年に4回来ていた船山温泉だが、近年は諸般の事情で値上がったのと、ジャン妻が一身上の都合で○○に向けて動いていたので、こりゃぁ2018年からは年に2回来れればいいかなぁと諦めかけていたのだが、心配することも無さそうである。現役でいる限り、まだまだ来れそうだ。
その代わり、私らには新規の宿を開拓することは多分無いだろうな。

10:30までゴロゴロしていました。
10:00過ぎて風呂に行ったり。殆ど貸切状態だった。
途中でさすがに腹が鳴ったので、
「セミバイキングに行って、廊下にあるパンを1個か2個盗んでくりゃよかったな」
「ダメよ何言ってんの」
魔がさしかけたのですが、常識が勝って思いとどまった。飢えたりとはいえパンなんぞを盗んだら館内で窃盗犯になっちまう。
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青い空が広がる。
昨日チェックイン時は寒いくらいの蒼い空だった。
午前中はこんなに青いのか。
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駐車場は陽が当たらない。未明に氷点下になったので、くるまのフロントガラスが凍結していた。
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Sさんがジョウロの水で溶かしてくれたところ。
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山に挟まれて寒い、周囲には何もない、観光地もコンビニも。
そこに行く為だけの宿です。荒涼とした風景しかない今の時期は空いてますよ。
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10:30過ぎにチェックアウト。
さて、何処で朝食&昼食したかというと。。。
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続く。。。
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船山温泉99の謎127 何故船山の夕餉は写真写りが暗いのか [船山温泉]

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自家製梅酒
冬のおもてなし
山里のお造り
伊藤さんが獲った天然猪のお鍋、または、茜鱒と旬菜のしゃぶしゃぶ
忍野で育った岩魚の塩焼き 旬菜
小林牧場の甲州ワインビーフ
自家製手打ち蕎麦
岩魚の出汁で炊いた鶏肉とむかごの釜飯(武川米使用)
忍沢養殖場で育った茜鱒の骨汁 お漬物
デザート
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「お料理の説明は・・・」
「要らないよ」
「ですよね。では・・・」
言いかけた彼が去った後で、
「いただろ彼」
「・・・」
「クビになってないでよかった」
「ちょっとっ!!」
チェックインした時間帯にはいなかったんです。夕方頃に廊下で会ったので、「ああいた、よかった。クビになったんじゃないかと」
「いますよぉ」
のような会話をしたのだよ。
私はこれでも誠実だと思っているが、口から出る比喩や表現が悪くねじ曲がっているので、来る前の車中で2人いる男性のどちらかが、「いるかいないか(辞めたか辞めてないか)賭けようぜ」ともちかけるの。
「アタシはいる方に賭ける」
言い出した自分は、「じゃぁいない方に賭ける」
こんな意地の悪い賭けをしてるんですよ。誤解しないで欲しいのですが、私はいて欲しいから敢えていない方に賭けてるんです。私の賭けなんかアタラない方がいいのだ。
だけど船山温泉のスタッフは男子カラーが強くなったね。色気が殆どない。若い女子がいなくなった。前は新人の女の子スタッフを度胸試しにウチラの接客に充てたりしてたんだけどね。そういう時はこっちも「説明要らねぇよ」と言わずに、黙~って聞いてたけど。
女将さんやMさんがいるから女子カラーゼロとまで言わないが近年は男らしい宿になってきた。まぁ男子だけだとこっちも楽ですよ。何でも言えるし。使う側のT館長も「男だと楽です。怒鳴れるから」って言ってたけどね。
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