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今日は日高屋でいいや [ラーメン&人間ドラマ]

ガァガァ言ってる電話の相手はKANAEという主任(草の者18号)です。
「PDFで届いた証明書を見たが、登録年月日が4月23日になってるじゃないかっ」
「ハイ・・・」
「今日は5月19日だぜ。今日まで届いてるのに気が付かなかったのか?」
「ハイ・・・」
「提出期限が残り3日しかない。さては自分ん家のポストの郵便物を確認しなかったな」
「実家に届いてたんだそうです。いついつまで提出って期限とか書いてありましたかね」
「登録年月日は人によってバラバラだから期限なんか設定しようがないよ。研修時に「届いたらすぐ送れ」って言った。私の研修プログラムで寝てたんじゃないかその子?」
「そ、そうですか、まだあの子、その、社会人慣れしてないというか。性格というか。」
いつになくキツい口調の私です。今年の新人が社会人慣れしてないのは当然だが言い訳にしか聞こえないよ。報告を怠ったのは事実なんだから。「ヘタな庇い立てするなっ!」って怒鳴り付けたくなったね。
でも止めた。深呼吸して思い止まった。
「直接、本人に代わりますか?」
「いやいい、止めとく。またいつかの誰かみたいに店内で泣かれたら敵わん」
過去に新人を泣かせた前科のある私は「今からそっちに向かうから」そう言って電話をいったん切った。
今日の日付は5月19日、その子が厚生省へ登録された日付が4月23日、30日以内に出すとなると残り3日しかないじゃないか。それを過ぎるとBOSSの名前で遅延顛末書を添えなくてはならないのだ。新人の小娘の報告遅れのせいとはいえ、不名誉なことである。
イライラしてきた。今日は13時からエリア長会議なんだぞ。時間に追われているんだ。このイライラを消す為に腹に何か腹に入れよう。
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冒頭のくだらない電話で時間を喰ったよ。移動中なのに駅ホームで下りたんだぞ。WCに行こうと階段を下りたらそこに日高屋があった。いいやもう今日は日高屋で。
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日高屋を利用する時はだいたい生姜焼オンリーと殆ど決めています。稀に肉野菜炒めかな。これしか美味しいといえるものがない。麺類はロクなのがないと思ってる。でもイライラが昂じて糖分を欲したので、ミニラーメンを追加してしまったという。
メニュー載せます。グランドメニューは変わっていません。
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サイドメニューで冷奴が取り扱い中止になっていた。コロナ禍で酒が出せないから冷奴も出なくなったんだろうな。
豆腐は時間が経つと味が落ちるからね。コロナ禍の前によく行ってた居酒屋でも冷奴を出さなくなったし。下手に仕入れても余って廃棄になちゃうんだろうな。
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こんなのがあったのか。でもルックスがイマイチよくないなぁ。豚肉入ってるんだろかこれ?
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やたらとバジルバジルが目立つが。奇を衒った餃子よりも普通の餃子をせめて王将ぐらいまで美味しく改良しなさいって。
ところが後日、3個餃子を食べたのですが、痩せっぽちなのは相変わらずだけど前より美味しくなっていた。
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向こうにいる若い客は私が入ったときには既に食事を終えているのに誰かとくっ喋べってる。
ひとりなのに誰と喋ってるんだと訝しんだら電話だった。ハンズフリーで。マスクはしてましたけどね。食べ終えたんなら店ン中で喋ってないでさっさと出ろよって思ったり。
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前のお客さんは、五目あんかけラーメンだって。「止めといた方がいいぜ、メニュー写真と現物が違うからよ」って言いたくなったり。
どうもイライラして荒んでいますね。早く食べて気を落ち着かせよう。
「生姜焼き定食お待たせいたしました」、
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日高屋イチ押し、文句無しの生姜焼、脂身の少ない肉とタマネギに、多めのタレが絡んでボリュームも文句無しのレベルです。
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今日もマヨネーズが多いです。マカロニが添えられてこの量ですからね。
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ミニラーメンはこの後で出されるのですが、それでもラーメンスープが付いてきたという。刻みネギ多めで。
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ミニラーメンが向こうに置かれたところ。届かない。こっちに持ってくるにはどうすればいいかな。
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左の端にある調味料が載った箸箱を向こうへ押しやった。空きスペースを用意して右に持ってきたとこ。
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ハーフラーメン3スープを扱いかねてるとこ.jpg
スープがダブったな。どっちが濃いか薄いかというとミニラーメンのスープの方が薄かったりして。麺、メンマ、チャーシューを入れたらその分だけ薄くなったのかも。定食についてきたスープの方が小碗に刻みネギが多かったので濃く感じた。
日高屋さんの麺は変わったね。前はへにゃへにゃ、ぶにゅっとした食感の麺で、あまり好きじゃなかったけど。ミニラーメンとはいえ少しコシが強くなった感がある。
これと同じ麺を使ってるなら冷やし中華なんかもイケるのではないか。(後日TRYしました。)
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ハーフラーメン7メンマも半分?.jpg
メンマは3本ほどで、チャーシューまでハーフカットか。しっかりしてやがるな。
ハーフラーメン6チャーシューまでハーフ?.jpg
ハーフラーメンに定食についてきたスープを投入したらコクが増した。別々にスープをすする意味ないモンな。
ハーフラーメン8定食スープを追加してみた.jpg
ハーフラーメン9スープが濃くなった?.jpg

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ご馳走様でしたぁ!
さっきまでのイライラは消えてたぞ。自分でも思った。何て単純なんだって。
この日の翌日、その報告が遅れた新人の子と会った。どんなトロくさい子かと思ったが、ハキハキしていてトロくも何ともなかった。
「GWに実家に帰ったら届いてたんです」
「今住んでる部屋でも実家でもお前さんの家だから同じだよ。それにGW明けは6日、今日でもう20日だぜ。」
「ハイ、申し訳ありませんでした」
申請が済んでから、また戻ってその子に、
「来年の新人研修でネタにしていいかな?」
「???」
「昨年の新卒でGWに実家に帰ったら証明書が届いてたが私への報告が遅れた子がいる。ひとり暮らししてる子は実家と連絡をとって、郵便物をチェックするようにって言っていいかい?」
「ハイ、でも、あの、できれば・・・」
「アン?」
「私の名前は伏せていただけませんでしょうか」
「わかった。それで今回の件はチャラにしよう」
「ハイ」
傍らにはKANAE(草の者18号)がいてハラハラしていたが、最後のオチで安堵したのか少し微笑んだ。
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いきなり脱ぐなよ [ラーメン&人間ドラマ]

合間に挿入する人間ドラマが無ければボツ、お蔵入りになってた記事ですが。
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黄色いテントに餃子のいわれか書いてある。
「清の太祖は、若い時分のある大みそかに凶悪な怪物を退治して村の厄を取り除いたのだそうです。
その折り村人はたいそう喜び、その肉を刻み、小麦粉の皮に包み、食べたのだそうで、これが餃子の元祖ということです。」
太祖とは中国、朝鮮半島などの東南アジア(漢字を用いる圏内)の皇帝が亡くなった後に廟に載せる為の廟号で、後年の諡号と似ていますが、王朝の創設者は「太祖」または「高祖」だそうです。日本では廟号が使用されることはなかった。
ここでいう漢の太祖とは前漢の劉邦のことだそうです。
餃子がそんな禍々しい伝説だったとは知らなんだ。怪物の肉なんぞを喰らって村人に祟りはなかったのかな。
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それが記載された黄色いテントは小田急線千歳船橋駅の高架脇の交差点、ガードレールのない歩道に面した一画、これがモノノフさんが仰ってた大阪王将か。
入口が狭く、テイクアウト用の窓口があってそっちがメインに見える。
こんなメニューボードがデカデカと掲示してある。
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餃子30人前7223円なんて凄いのがあった。
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11時に開いている店で他に選択肢が無いので全く期待しないで入ったら、店員さんは皆お若くて、店内のBGMがやかましい。学園祭の屋台みたいな騒々しい雰囲気だった。こりゃシマッタやっちゃったなぁ感がある。
ホールの美人な女子店員さんはそつなく愛想なく最低限の接客TALKで応対が硬い。大阪的な愛想が皆無です。
「カウンターかお好きなテーブル席へどうぞ~」
何処の席でもいいってことか。奥の2人テーブル席にした。
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広い店内、夜は居酒屋に化けると見た。
厨房に若い男性2人、フロアに若い女性2人、この年齢層の構成だと私みたいな老人がリストラされてこの店に再就職が敵ってもアウェイ状態になるだろうな。
メニューはタッチパネルだった。iPadみたいなやつ、タブレットが置いてあった。
それを手に取ることなく口頭で「王将セット」と伝えたらおねぇさんが厨房に向かって「何番テーブルさん、王将セットオンしていいですかぁ」
大声で伺いを立てていた。
「王将セット何番です」
厨房から声が返ってきて、おねぇさんは私の代わりに王将セットのメニューナンバーを選択してオンして私に「確認のうえ、〇〇ボタンをお押し願います」
〇〇ボタンとは、確定、送信、決定、のようなボタン名だったよ。メニュー操作は店のおねぇさんで、客である私に確認させたうえで決定、送信された。
めんどいな。オーダーはiPad、タブレット使用だが、これはいちいちメニューブックを見て、その番号を打ち込むだけのシロモノしい。
iPad、タブレットを導入した意味がない気もするが何だか介助を受けた気分だ。最近の若い客は即座に対応できるだろうが、今後の私は危ういかも。タッチパネル券売機の店から脚が遠退きつつあるからね。
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メニュー載せます。
種類多いです。似たようなチェーン、餃子の王将を遥かに凌駕します。
これだけのメニューを厨房にいる若いアンちゃんがオペできるとは驚嘆ものだ。
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やかましいBGMを聴かされながら卓上を見たら箸が無いのだ。箸箱は何処だ?赤いテーブルの引き出しを開けたら箸箱、お絞り、爪楊枝が現れた。
丸い穴が二つ開いているが、これはビールのコップを置くところらしい。
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チャーハンが先にきた。乾いた感じだ。ひび割れてる。
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餃子がきた。よい焼き加減に見えます。
だが中身はいただけなかった。湿った粉の塊を噛んでる感じだった。餃子の王将の方が格段に美味しいです。
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中華そば、ぬるいです。ちっとも湯気が出ない。業務用スープ、もやし、チャーシュー、いずれもローレベル、黄色い麺だけが私の好みだった。
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ここへ来るまで、私はとある支店にいたのですが、そこにいた草の者1号は機嫌が悪かった。
1号はこないだの記事の関連で私が振った業務を4件抱えています。先日の記事、東池袋四丁目の業務はその4つのうちの前半2件、それはクリアしたが、まだ後半2件残っている。その残り2件のうち1件が今日完結する日なのですが、今回は私は同行せず単独で行かせました。
前の1号なら「ええっ、アタシひとりで行くんですぁ」ブゥブゥ言いそうだが前回ので自信をつけたのか「行ってきますひとりで大丈夫です」でしたね。かなり窓口に対してお願い口調ではあるが押しの交渉をしたようです。
私は支店の奥にある畳4畳ぐらいしかない狭い控室でマスクして1号の戻りを待ってたら、予め約束した時刻に1号はバッグを2つ持って現れて、
「このカバン、そこにかけといてもらえますか?」
私はややムッとした。
俺は使用人かよ。仮にも上役だぞ。
そして1号はいきなり上着とセーターを脱いでユニフォームに着替えだした。セーターの下にはブラウス着てますが、いきなり私の前で抵抗なく脱ぐなっつーの。少しは警戒、意識しろよって。
普段はユニフォームに隠れて見えない両胸の膨らみが。。。

1号にこちらが用事を切りだそうとすると、
「ちょっと待って下さい」
制止された。私はまた憮然とした。
「もうひとつのバッグの中から勝手に書類出して構いません」
女性カバンを漁れってか。私への報告をカットして、カバンの中にある書類を勝手に見ろってか。脱いだりカバンの中から出して構わないだの私を何だと思ってるっ。
「控がありますからこの表紙だけ差し替えて下さい。あ、混んできた。待って貰っていいですか?」
台詞だけだと普通に話してる感じだが何かギスギスしてやがる。後でわかったのだが今日は通常業務とは別の作業があって、それを監督する取締役ナンバー5(昨年夏にナンバー2から席次が下がった)が来てないせいで作業工程の指示命令が遅れて混乱していたからだった。ナンバー5が 来ないせいで人員が1欠になっていたのだ。
この王将ランチの後、私は帰社して現場の混乱の様子を取締役ナンバー4に伝えたら、
「あれ?〇〇さん(ナンバー5)いなかったですか?」
ナンバー5のボードの行き先には、確かに草1号がいた現場が明記してあったが。
「彼いなかったですよ。私はO美(草1号)と11時までいましたが姿は見てません」
「おかしいな」
私は告げ口したようなものだがそれで終わりでした。誰もナンバー5を探そうとも確認しようともしない。事無かれなんですよ皆。
ナンバー5が来なかったせいで私が1号から当たられたのに心外な気分です。
加えて今食べてるものの味気無さ。失敗しました。
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喰ったものよりやかましいBGMが印象に残った。若年層が叫ぶように唄う青春ロック、ハードビート、アイドルメタルみたいなのでした。スローテンポ無し。
他に客がひとりいましたが耳にイヤホンあてて食事してたよ。耳にイヤホンあてて何かを聞きながら食べられるものだろうか。味に集中しなくていいってことだね。
ご馳走さまでした。クオリティはイマイチでしたが、テイクアウト客が多かった。
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処理済~黒い1号.jpg1号1-1.jpg1号3-1.jpg
この日のは夕方に再度、草の者1号と会ったのですがその時は機嫌がよかった。午前中はいなかったナンバー5も来てましたがスマホいじってましたね。
そヤツを無視、黙殺して1号に
「午前中、機嫌が悪かったようだが、今は大丈夫か?」
「えっ」
意に介してないな。私はダメ押しした。
「私にバッグの中を勝手に漁れってか。バッグに入ってるそっちの私物が無くなったら私が疑われるだろーが」
「あ、あ、いや、アタシのバッグにはそういう大事なの入ってません」
「入ってるか入ってないかなんてワカラン。余人が見たら〇〇さん(私のこと)が女性社員のバッグを漁ってるって誤解されら。」
「あ、す、すみません」
「いきなり脱ぎだすし」
「えっ?」
「私を何だと思ってるっ。少しは警戒しろよ」
「あ、あ、いや、それはもう全然、信頼関係じゃないですかぁ」[わーい(嬉しい顔)]
「俺は安全パイかっ」
(ー”ー;)
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両の掌 [ラーメン&人間ドラマ]

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横浜市旭区が管轄するウチの支店はメンバーが定着しています。誰も辞めないのでここ2年ほど私の出番は無かった。誰かが辞めたり異動したり、支店長が変わったり構造設備が変わったりしない限り私の出番はないのです。
だから私が出向かないのは、支店にとっていいことなのかも知れないよ。
こないだ久しぶりにカオを出したら他の支店で辞めたと思っていた女性事務員がいて、私を見てパァッと表情が明るくなったよ。
「ここにいたんだ」
「はぁい」
「しばらく見ないから辞めたんかと思ってた」
「そんなぁ。このご時勢で辞められないですよぉ。会うの久しぶりじゃないですかぁ。何で異動してからカオ出してくれなかったんですかぁ」
そう言いながら彼女は私にどんなリアクションをしたかというと・・・

そこに持ってった旭区区役所通りのお土産、
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前に載せたなこのカステラ。
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2018-11-05
このカステラは切落としなので見ためは雑ですが、味は悪くない。でも文明堂や長崎屋に比べると甘さが足りないです。意外に好評で、旭区役所に出向いた際は時折買います。かさばるけど安いからね。この程度のお菓子の差し入れでも女性社員が喜ぶからね。
そしてお昼になったのですが、旭区役所の最寄り駅である相鉄線の鶴ヶ峰駅界隈の商店街にはあまりソソる店が無くて困った。
南口にあるこの店もUpしたな。おじいちゃん2人で営ってた。おじいちゃんったって腰が曲がってヨボヨボとかそういうんじゃないよ。カクシャクとしてたし。
でも何だか薄味でね。
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2018-10-16
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ひとりで寂しく焼肉を食った店がまだ営ってた。あん時は孤独だったなぁ。
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2019-07-17
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北口のズー(動物園)側を歩いてみたのですが。
さして美味くもなかった豚骨ラーメン味山河はタンタンメン本舗になっていた。
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踏切脇には海老豚骨だって。前は普通の、何処にでもある家系だったんですが。
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このCafeレスは前からあります。一度でも入ったら私は全メニューを制覇しないと気が済まなくなりそう。アリジゴクならぬアリ天国に引きずり込まれそうなので避けていました。
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日高屋の隣にある焼き鳥日高屋、昼から飲めるんですかね、その上2階に前からある中華料理屋さんがあって、如何にも向こう(大陸か半島か島)の人が営んでいるような。
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店の入り口(階段)が狭いので客引きにハンデがあるせいか、ボードや掲示物が重なっていた。
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見たことある。あ、そうだ思い出した。リンクしている街角中華さんの記事にあった。後でコメント書かなきゃ。まだ食べてもいないウチからそんなことを考えてボードを見たら、
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ランチメニューは6種類あって、
①レバニラ炒め、私はレバニラって食べないんです。見たことないでしょこのBlohで。レバは上大岡の串焼き屋でしか食べないよ。
②麻婆豆腐、辛いの苦手です。
③若鳥の甘酢あん、甘酢でも酸っぱいんでしょ?パスです。
④エビの卵炒め、これは期待もしたんだけど、海老が海老チリみたいに赤く辛いのではないかと警戒してしまった。
⑤を飛ばして⑥五目焼きビーフン&ワンタンスープ、私はワンタンってあまり食べない人のだ。
わがままだかなぁ我ながら。となると⑤しかないじゃないか。半炒飯&半鶏ラーメン、
こういう店でノーマルなラーメンは危険です。日本人の舌に合わないのを出す本格的な店があるからね。
チャーハンもそう。何だかやけにしょっぱかったり、日本に合わせようと無理してシラスを混ぜて余計に塩辛くしたり、過去に何回も失敗してますから。
鶏ラーメンの写真を見たら白湯鶏系の濃いヤツじゃなさそうだったのと、炒飯、ラーメンともハーフ&ハーフだったので、そんなに負担じゃないだろうって思った。
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階段を上がったら店の入り口に見えない。
路地にはボードメニューが幾つかあったけど店の入り口付近には何にもない。重たい防火扉のままに見える。これは消防法が絡んでいて、あまりゴテゴテとモノを置いちゃイカンということだろ。ここからほど近い旭区役所のすぐ隣は消防署だからな。
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広い店だった。テーブル席だけです。
商店街に面している側は、デカイ窓で大きなガラスが一面に張られていた。ロールカーテンが下りてはいるが、私が遠慮しながら座った2人テーブル席だけロールカーテンが下りてなくて、外から射す日差しが暑いのです。
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「この席暑いでしょう」(店のオバちゃん)
暑いどころか、熱いよ。
「ちょっと暑いね」
「こっちに移っていいですよ」
移りました。
なかなかいいオバちゃんじゃないかと思った。この時は。最初だけね。
ランチメニューはテーブル上でなくて正面にあった。それを指して⑥をオーダーしました。
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メニュー載せます。本格的です。
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いつも思うのだが。こういう店の料理人さんって、こんなにたぁくさんのメニューを作れるんだ凄いねぇって。
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スープは鶏ガラ、薄っすらと白いスープです。
鶏肉が美味しいです。茹でた鶏肉特有のニオイもない。
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青物も少なくない。頑張ってますね。
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チャーハンには中華ハムか、赤いチャーシューを刻んだのを使用しているようだ。味はいいですよ。塩加減も強くないです。油分も少ない。
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ザーサイ、いいですね。甘辛いザーサイです。隣の駅前中華で出される小さくいザーサイ。
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杏仁豆腐はワカラン。白い塊の量が多かった。
フムフム、いいじゃないか。チャーハンはハーフより多いね。街中華のケチなオヤジが出すミニサイズ、何処が半分なんだよ、って言いたくなるような少なさではないです。
ところが。。。
「ななひゃくはちじゅうえん」
会計時、オバちゃん素っ気ないの。最初はあんなに明るくて愛想よかったのに。ありがとうございましたも言われなかったもの。
何でだ?
私、何かしたかなぁ?わからないのです。何だかヘンな気分だ。まぁ一期一会ですな。
階段を下りるところです。
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何だかどっかでこういう光景を見たことがある。
思い出した。渋川駅前の激シブ喫茶店、ルナがこんな感じだった。
でも階段上に燕の巣は無かったし、渋川と違って外には人がたくさん歩いている。
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その後ウチの支店で久々に再会した女性社員が寄ってきて、
「何でカオ出してくれなかったんですか?」
甘えるように私の顔を見ながら、私の二の腕に両手で触れたんです。白くて細い指だった。
ゾクッとした。その仕草は何?私に好意でもあるのかって。私だって木石じゃないからね。
まぁ満更でもない気分です。
そこの支店長と10分ほど打ち合わせ、歓談して、では次に出ようとしたらまた寄ってきて、
「また来てくださいね」
「うん。年明けになるかな」
私に甘えるように、私を支えるように触れた彼女の両の掌、そのせいでオバちゃんの素っ気なさと不審な後味はどっかへ消えてっちゃった。掌の温もりだけが残った。
誰も言ってくれないから自分で言いますけど、私は女性社員から精神的にモテる時があるんですよ。
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あの日以来の大倉山 [ラーメン&人間ドラマ]

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東急の大倉山駅前商店街からメイン道路に出て横断歩道を渡ったとこに、小さい店だが外観が派手、本格的な中華料理屋と街中華の中間ぐらいなお店がありました。
餃子の福来といいます。
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歩道に面した場所にメニューボードが3つ4つあって、手書きでオススメランチメニューがきれいに殴り書きされていた。
ずいぶん安いですな。
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10月になってからここから近くにある港北区役所にデビューしました。今日はその一連の「他にできる人がいないので」押し付けられた作業の一環で来ました。
港北区にデビューできるぞと喜び勇んだのは「華や」の最寄り駅(ともいえないが)である岸根公園駅から先のセーター南駅近くにある区役所を港北区と勘違いしていたのです。そっちは都筑区だったのだ。華やさんとは全くルートが違っていた。この大きい勘違いにガッカリしたよ。
東急大倉山駅は2011年の震災時に想い出があります。それについては後でまた触れますが、大倉山駅前商店街はキレイ過ぎで、私が惹かれる店はあまり無さそうなのだ。
バス通りまで来てこの店にエイヤっと入ってみたら、1階は2人テーブル席が2つ、4人テーブル席が1つ、だけでした。
思いっ切り小さい店だなぁ。くだらないワイドショーが流れてなければ店員さんの息遣いが聞こえそうです。
店員さんは大陸から来た人ですね。大倉山なんていい場所を選んだと思いますよ。
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私が座ったテーブルはこんな感じです。
歩道側の壁と窓に接していて、テーブル間の幅は30センチもなかった。先客のテーブルに私の下半身が接触しないよう気を使って座った。
撮っちゃってゴメンなさい。このテーブル間の狭さを見てください。このクソ狭い隙間を通って着座したんです。私も決して痩せちゃいないので、腰回りが通れるギリギリでした。
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ビアグラスに氷水が並々と入っています。
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メニュー載せます。これだけです。店員さんとの距離が近いので、目線が気になってグランドメニューは撮れなかった。
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こういう店はシンプルな麺類より料理系の方が絶対に美味しいのだが、最初のオーダーはいつもこれと決めてあります。
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まぁ普通に美味しいですよ。日本人が作る味に近いしヘンなクセもないです。でも安いだけあってあまりボリュームはないですね。
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チャーハンは醤油味かなぁ。オイスターソースかなぁ。それでも薄味ですよ。
卵は使ってないみたいだね。その代わりに青ネギと細かいニンジンが混じっていた。
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ミニサラダったって小さいサラダ菜にキャベツの千切りをひとつまみ載せただけですが、こういうのはあっていいと思います。小さく切ったザーサイ、どっかからバサッと仕入れたキューちゃんとか黄色いタクアン、杏仁豆腐なんかを出されるよりぜんせんいいです。
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小さいキャパなので、少ないお客が食べる餃子の匂いがやや強いです。扉は開いてるんだけどね。
餃子の福来、どんな餃子か横目で盗み見たら大きめの餃子だった。それが6個、私にはキツいかもしれない。
半餃子(3個)とかないのかな。
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なんだか視線を感じるのでカオを上げたら、若い男性スタッフが私をじーっと見てるのに気づいた。なんだか感じ悪いのだ。
あ、もうひとりお客が来た。4人テーブルを1人で占拠している私と相席になってもいいですよ。
「お2階へどうぞ」
2階があったんだった。1階のキャパマックス8人だけってことはないよね。お客さんとその男性スタッフがギシギシ音を立てながら上がっていった。
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ご馳走さまでした。下りてきたママが会計してくれた。表示価格通りの750円だった。
リンクしている街角中華さんもこの店に来られてます。
https://matikadochuka.blog.fc2.com/blog-entry-759.html
まぁ麺類より料理をオーダーした方がいいですね。それは自分でもわかってるんですけどね。どうしても初訪問時は身体によくないとわかっててもラー&チャーになってしまうのです。
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さて、大倉山駅といえば。
あの2011年(平成23年)3.11東日本大震災の日、私はJR南武線から横須賀線に乗り換えようとJR武蔵小杉駅構内の連絡通路を歩いてたらデカイ揺れが来た。JRも東急も止まり、信号機も消えた綱島街道をひとり延々と歩いて大倉山駅まで来たのです。
駅改札は入れず群衆で溢れていた。携帯がつながらず、駅の公衆電話で東京本社に電話してひとり事務所に取り残されたジャン妻とようやく連絡が取れたんだった。
その公衆電話はまだ駅改札前にありましたね。
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その電話のあと、閉庁していた港北区役所に入り込みトイレを借りた。そしてその先で身体を張ってタクシーを強引に捕まえて家に向かったんだった。
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途中で用を足して手を洗わなかったタクシーの運ちゃんは息災かな。
まだ現役でタクシーを転がしてるだろうか。
https://funayama-shika.blog.ss-blog.jp/2011-03-12(震災翌日)
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2019-03-09-3(回顧録)
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電話をかけただけの大倉山駅、トイレを借りただけの港北区役所は、あれから9年経って私の公用圏内に加わった。訪問回数を重ねてあの禍々しいメモリーを払拭したい気がするが、今後は草の者3号に指示して行かせることになるかも知れない。
あのときの駅公衆電話と、役所のトイレはそのままだった。あのときはお世話になりました。あと数年、現役を退くまでよろしくお願いします。
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動けオヤジ [ラーメン&人間ドラマ]

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このオヤジ、今日は使えないなと思った。
できあがった料理がどのテーブルのオーダーなのか覚えてない。いや、覚えようとしないのだ。自分で動こうとしないのである。そのせいで相方のオバちゃんだけがテンテコマイしてるじゃないか。
オバちゃんが率先して動いてるから自分はいいやとでも思ってるんじゃないかい?
12時半なので混んでいる。厨房に3人、フロアに2人、オバちゃんと問題のオヤジです。でも2人いても実質1.5人の動きしかできていないのである。
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私は食べきりサイズにした。レギュラーサイズは多くてね。
メニューを指しながら、
「食べきりのこれ(ラーメンを指す)とこれ(生姜焼きを指す)と半ライス」
「ラーメンと生姜焼き食べきりですね」
オバちゃんが絶叫した。
「ラーメン食べきりサイズで、生姜焼き食べきりサイズで、半ライスお願いします」
悪いねぇめんどくさいオーダーで。
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他、メニュー載せますが、前回の写真です。
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厨房3人衆店長代理&サブ.jpg厨房3人衆麺&餃子担当.jpg
中央の若い店長(代理?)から料理がどんどん出ていくぞ。
「ハイ酢豚でまぁす」
「レバニラいきまぁす」
「ご飯お願いしまぁす」
店長(代理?)は穏やかで淡々としていた。フロアのオバちゃんや動きの悪い(動かない?)オヤジを焦らせたりしない。それが大事なのかも知れないが、オバちゃんはともかくオヤジには言わないと動かないんじゃないか。
そして左の麺&餃子担当からも。
「餃子でまぁす」
「ラーメン大でまぁす」
「タンメン大でまぁす」
「麻婆麺大でまぁす」
ところがラーメン大、タンメン大、麻婆麺大、3つのデカい丼がずーっと置きっぱなしになっているのだ。
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オヤジ早く持っていかなきゃ。冷めちゃうじゃないか。伸びちゃうじゃないか。幾らこの店が太い手打ちで伸び難い麺でもさ。見てるこっちも落ち着かないよ。奥のテーブル席にすればよかったって思った。
獅子奮迅の動きをしているオバちゃんはたまりかねて、動かない動こうとしないオヤジに、
「お願いします出してください」
「ええっと、5番さんだよね?」
「そうです」
動きが遅い。慎重なのとは違って反応と初期動作が遅いのです。麺だけでなく定食もそう。盆に載せてからテーブル席に持って行くのにオヤジは出た料理、ご飯、スープを盆に載せるだけで自ら持って行こうとしないのだ。持って行くのは結局はオバちゃんなのです。
あ、オヤジが定食の茶碗にラーメンスープを入れてる。スープなんかいらねぇよ。だってラーメン来るんだよ。把握してないなぁこのオヤジは。
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先に食べきりサイズ生姜焼き定食がきた。
続いて食べきりサイズラーメンが来たんだけど、小さい麺を手に取ったはいいが、何処へ持って行くのかオロオロしてたね。私のイレギュラーなオーダーに戸惑ってるのかも。
オバちゃんから「カウンター1番さんです」指示がいったけど、それが無かったら「それはこっちだろ」って私が言わなきゃ持ってこなかったんじゃないかな。
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食べきりサイズ、さすがに小さいですがこれぐらいでいいかな。
生姜焼きの肉は脂身少なめで肉質も悪くない。前より美味くなった。生姜焼はグランドメニューに無くて稀に月替わりで登場したのですが、今はレギュラーメニューに昇格して、ついに食べきりサイズまで登場したのだ。
食べきりサイズのキャベツだからマヨネーズの量が多いな。この私でもさすがに残しました。
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黄色い麺は手打ちです。やや太くて平たい麺。伸び難いので救われてる。
スープはややぬるい。小さいサイズだとそうなっちゃうのかね。
チャーシュー、メンマはレギュラーサイズと同じくしっかり入っています。
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定食に添えられたスープは味が薄過ぎる。これはオヤジが注いだんですよ。半分以上残しました。
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食べ終えた私は席を立った。店中央にあるレジに歩きだしたら背後に気配を感じるので振り向いたらオバちゃんが餃子を2皿、出しに行くところだった。2人で仲良く縦列に歩くハメになったので、私は気持ち身体を除けてオバちゃんを先に行かせた。
「アラ、すみませんねぇ」
オバちゃんは私を追い抜いて餃子をテーブルに持ってった。
その光景を店長代理が見てほほ笑んだ。こっちも少し和んだ。
じゃぁ誰が会計するんだ?あ、オヤジか。会計はできるんだ。させて貰えるんだ。
「ラーメン、食べきりですね、生姜焼きも食べきり、半ライス・・・」
確認するかのように復唱しながら人差し指1本で慎重にレジを打っている。レジのメニューは見えないけどおそらくPOSSレジでメニューボタンを押すと金額が表示される。それを値引きするのです。
締めて1290円、安くはないな。割高だね。定時後早い時間に腹が減ったからね。
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オヤジ、しっかりしてくれ。前からいるんだから。
自分から動いてオーダー取らなきゃ。そうしなきゃ覚えないよ。出せないよ。メインのスタッフになれないよ。
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日高屋 [ラーメン&人間ドラマ]

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ソリの合わないオンナ(以下、ソリ子)が外出先から戻ってきた。
ソリ子は総務系のオーソリティだが基本は本社勤務です。その彼女が支店に出向くのは、大概が社員の病気療養面談、育休面談、介護休暇面談、定年再雇用の面談と決まっています。
私もそのトシに日に日に近づいてるけどな。このオンナが面談するのかね。ヤダな。
「戻りました」
「ああ」
私はブッキラ棒に応えた。
「昼は?」
「面談先で上長とお昼食べたんです」
「ふ~ん。珍しいな」
これだけ、ここまでにしとけばよかったのですが。
「何処へ入ったん?」と振ったのがいけなかった。
「日高屋です」
「日高屋?もっといいトコ、女性向の店幾らだってあるだろうに」
「そういうお店も探したんですけど逆に数が多くて決まらなくて。結局駅前に戻って日高屋に。でも上長、体調が悪くて、半炒飯しか食べれなかったんですよ」
半炒飯だけだって?
「日高屋の炒飯はマズイぞ」って言ってしまった。それを半分だけなんて。塩気が強いか薄いかだろ。
「体調悪くったって、よくそれで足りるな~」
「アタシだって足りませんよ」
だろうね。ソリは初めて会った20年前は細かったが、今は中年太りでミッシリ肉がついて貫禄が出てきたからね。
「で、君は何を?」
「レバニラ定食です」
私は心の中で「いいトシしたオンナがレバニラ喰うなよ」って罵った。
「でも上長、半炒飯すら完食できなかったんですよ」
「ええっ、大の大人が半炒飯だけオーダーして残したんかい。まてよ、日高屋さんって半炒飯だけってオーダーできたかな」
できたんだろうね。
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「〇〇さん(私のこと)日高屋なんて行きます?」(ソリ子)
「急いでる時はたまに入るよ」
ソリ子は私のことを「舌が驕ったオヤジ」と思ってるフシがある。「いいもの食べてますねぇ」とかイヤミを言うんですよ。「どうで日高屋なんか行かないですよね」とでも言いかねない。
だからあまりソリ子と外食談義はしたくないのだが、傍らにいるDON子までが、
「日高屋で何食べるんですか?」
そうやって話を振られて私が日高屋持論を展開すると話が長くなる。炒飯は店によっては人が炒めてない、麺類は避けてる、ディスプレイと現物が違う、野菜類は工場でカットされた野菜だから新鮮じゃない、店員さんは火入れするだけ、店で仕込みなんかするわけない、タンメンはニオイがキツい、餃子は皮の味しかしない、言い出したらキリがないのだ。
「日高屋さんは生姜焼だけ美味いよ」
「生姜焼きですか」
「美味しいというか、私に合うだけ。その次は肉野菜炒めぐらいかなぁ」
「〇〇さん(私のこと)も日高屋入るんですね・・・」(ソリ)
入っちゃ悪いかい。
「駅前にあるから。急いでる時はたまにね。ロードサイドにある幸楽苑には1回も入ったことないなぁ」
幸楽苑さんは店内に入ったことはないが、店の中じゃなくて駐車場へ入ったことがある。
群馬に飛ばされた平成24年、前橋市内の17号線を走行中に携帯に出たら、群馬大橋で利根川を渡る辺りで白バイに捕まって、幸楽苑前橋石倉店の駐車場に誘導されて反則切符切られたのよ。
こないだ免許証書き換え手GOLDに戻りましたけどね。
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そして見てのとおり日高屋さんにいます。生姜焼にしておけばよかったのですが、私は期間限定品の麺類を食べています。
五目あんかけラーメン、レンゲが丼の底に潜って落ちないほど粘度強めのあんかけに、キャベツ、ブロッコリー、スライスされたニンジンといったマシンカット野菜、小海老、ウヅラ、ハムのようなスライスカマボコ、僅かに豚こま切れ肉、そんな屑みたいな具が入っているあんかけ麺だった。
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味付けは濃いめ、麺はやわらかめ、スープはややぬるくて、スープよりブロッコリーの方が熱々だったのは何故だい?
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単品だけならボリュームはそんなにない。3個餃子付きにしたがこれも大失敗で、餃子の皮が厚いんですよ。こんなにもっちりした皮だったかなぁ。
それでいて具が少ないので、皮を食べてる感じしかしないな。
失敗しました。偽りの満腹感ですがご馳走さまでした。店員さんの感じはよかったです。フロアをひとりシフトでタイヘンそうだったけど。
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店は登戸店です。小田急線からJR南武線に乗り換えて西国立駅へ向かいます。その後、急いで東京本社に戻らなくてはならない。時間がなくて「今日の昼はどうでもいいや」モードだったのですよ。

JR南武線改札に上がろうとしたらふと思いだしたことがあって、ガードを潜ってみた。
登戸駅西口は再開発の槌音がして、それまであった店が軒並みなくなっていたのです。呟きⅠの頃に入った店は全滅でした。
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10年前、私が当時の問題児U子と飲んだ店も跡形もなくなっていた。
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久々に思い出した。U子は嫁いだかなぁ。幸福だといいが。
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2015-09-06
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草で唯一の男性 [ラーメン&人間ドラマ]

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上野駅、常磐線ホームです。また常陸国へ行きます。14人いる草の者たちの中で、唯一会ったことがない草19号と初対面することになるのです。
19号は男性なので、女性と初めて会うほどのトキメキ感は無いな。まぁ一度でも会っておけば、今後の業務の潤滑油になりますからね。
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上野駅から1時間。終点の土浦駅、ここからはレンタカーで。
コンパクトカーでハイブリッドじゃない旧型タイプをお願いしたのだが、コンパクトでも何でもないスバルレガシーじゃぁないかい。ジャン宅にあるくるまと殆ど同じサイズだな。
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走り出したはいいがサイドブレーキがない。
いや、ない訳がない。ボタン式なのです。
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サイドブレーキをオンするにはフットブレーキを踏んでボタンを上に上げる、
オフするにはボタンを押すのです。指先だけでできます。
違和感アリアリです。私は旧い人間だからね。このスタイルになかなか慣れなかったですよ。左手でギギッと引き上げ引き下げるオールドファッションサイドブレーキの方がいい。
走ってる分にはいいのですが、停車する度にこのボタン式のサイドブレーキが気になって。ギギギッって音がしないから、ホントにブレーキかかってるのかな?ってなもんです。戸惑いながら国道6号線を走って「かすみがうら市」に入った。平成の大合併で誕生したひらがな表記の市です。
そして石岡市に入って、知らない場所で安心なのが無難なチェーン店、山岡家石岡店に滑り込んだとこ。
ここで初めてくるまから下りたのですが、グンマーも暑いけどイバラーキも暑かったですね。
でもイバラーキの方が山に面してないせいか、ジトジトしてそこに熱気が停滞するような暑さではなかった。
間にトチーギを挟んだ同じ北関東同士、仲良くしましょうね。
(マスコミが煽るせいだ)
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青い夏空に赤い看板が映える。
松屋さん他、いくつかのテナントの共同パーキングになっている。
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入って正面にあった私の苦手なタッチパネル券売機は表面が日焼けして薄黒く、光が当たって見難い。また間違って意に沿わないものをオンしないよう慎重に。
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メニューはラーメン醤油、塩はともかく、味噌なんてあるんだ、特製味噌、辛味噌も、つけ麺も醤油、味噌、辛味噌、
群馬と若干ルックスが違うな。
チャーハンがない。トッピングも種類が少ないようだ。
あの濃いベースのスープに味噌ねぇ。相当濃そうですね。
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カウンター席にディスタンスがなかったので、若い男性スタッフが「テーブル席でもいいですよ」と目で言われた。
フロアに足を向けたがやはり落ち着かないので、
「やっぱりカウンターにするワ」
若い男性スタッフは微笑んだようだ。マスクしてるから顔全体の症状はわからないが、目がニッコリ笑ってた。マスクして接客接遇がアタリマエのご時勢になっている。目だけで相手に微笑みかける技が必要なのです。
椅子は座る者の地位を現すといふが、4人テーブルをひとりで占拠するのはその者の自信の現れでもある。私はそんな自信家じゃないので。
カウンター席真ん中辺り、先客さんがいる左隣に座る。先客さんには心持ち斜めに背中を向けた。もう不快でも何でもなくなったね。
「お好みは?」
「ええっと、薄めアブラ少なめで」
若い男性スタッフ、マスク外したらイケメンだろうな。
いい接客だが、厨房にいる眉が無いねーさんが彼に指示を出している。彼は店長じゃないらいしいんだ。
若くてイケメンだからって甘くしない、馴れ合わない、私語もない、ある程度の緊張感があるのが山岡家のいいところだ。
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卓上には一味、豆板醤、コショウ、ラー油、酢、醤油、おろしニンニク。。。
何処でもそうですが、私はこういうの一度も使ったことないですね。全部除けたい気分ですよ。腕で払って床に落としたら爽快だろうな。もちろん悪い冗談ですよ。そう思ったのは私に心持ち斜め背を向けた右隣の男性が、まぁ胡椒やらおろしニンニクやらをドバドバかけてからに、こっちまでニオってきてるんですよ。味変を楽しむのは勝手だが、ちょっとなぁ。
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海苔を退けます。箸で摘んでみてこの海苔は私の嫌いなフニャ海苔、本牧の大将みたいにパリパリ張ってない。これは失敗したなぁ。増量しなけりゃよかった。
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他の具は白い刻みネギ、青物がちょん、そしてチャーシューが、おや?多いぞ、
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5枚もある、もしかしてチャーシューメンにしちまったか?
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またしてもタッチパネル券売機に遊ばれたか。おっかしいなぁ。普通のを選んだつもりだったが。
しゃぁねぇ、チャーシューでご飯を喰らうか。でもチャーシュー意外に美味しいですよ。群馬のサイコロチャーシューなんかしょっぱいだけだからね。
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白いスープは塩なのか醤油なのかワカランね。
麺は少ないです。その分ご飯が多いぞ。だけどいつ炊いたんだこれ?食べる前からわかっていたが、牛丼チェーンならまだしもやはり24時間営業店のご飯はダメだなぁ。
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でもご馳走様でした。この後もお客さん続々と入ってきました。ゲンバーマンやドラッカー、ドライバーばかりでしたね。
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この後は6号線を北上して廻ったのですが、この山岡家を過ぎてからまぁソソる飲食店があるじゃないの。空腹に負けて無難なチェーン店で済ませたのを若干、後悔したよ。
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某所で初めて会った草19号は草たちの中で唯一の男性です。これまでは電話やメール等でしかやりあったことがない。
「い、いちど、◯◯さん(私のこと)とはお会いしといた方がと思って、おりました」
お会いしたかった、ではない。お会いしといた方が、です。
「いちどで充分だと思っただろ」
「あっ、いえっ」
シフトの都合で遅れたのもあって私の前で緊張しまくりだった。直立不動で両の腕を前に組んで挨拶する辺りはもと営業マンかな。
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ザ・カレーラーメン [ラーメン&人間ドラマ]

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今日のザ、ラーメンはいつもと勝手が違っていた。
いつものメンバーは、枯れて飄々とした店主、その店主を凌ぐ圧倒的存在感のオバちゃん、負けじと存在感があるサポートオバちゃんの3人で営ってるのだが、サポートオバちゃんが欠員で、初めて見る爺さんがいたのだ。
爺さんといっても、腰が曲がったヨボヨボの爺さんではなく、背筋が伸びて足腰も動作もシャンとしているのだけど、この店の内規や、何処に何があるか、次に何が必要でどう動けばいいか、動線についていけてない感がある。
オバちゃんは勝手知ったるいつもの相棒オバちゃんがいないので、いつもよりやや声が大きくイラチョ気味です。

絞ったメニュー載せます。塩、醤油、味噌、コーンクリーム、あらかた基本は食べましたね。ミニチャーハン、モツ煮、餃子はまぁまぁだったな。
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麺だと塩がおススメかな。バカ美味は無いですけどね。では何故ここに来るかというと、厚木合同庁舎一帯が外食砂漠なせいと、この店の厨房のドラマ、動きを見てると飽きないから。
今日はひとりメンバー違うからチグハグです。でもそれ也におもしれぇ。
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助っ人爺さんも戦力補強になろうと一生懸命ではあるのでエールを送りたくなる。
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珍しく3者揃い踏みの風景ですが、3人でワァッとひとつとこに固まると無駄な作業になるんだよね。3者分担で別々の作業をすれば効率がよくなるのだが。
「いいよ餃子アタシがやるから」
案の定オバちゃんに言われた。助っ人に自分の場を、仕事を盗られてたまるかってか。(笑)
その司令塔であるオバちゃんの叱咤が飛びまくります。
「テーブル席に水出した?出してきて」
いつも以上に声が大きい。
「味噌ラーメン上がったから出して」
出来上がったのを出すだけなら簡単だ。助っ人でもできる。伝票番号と席番を照らし合わせればいいんだから。
「半ライス出して。カウンター1番さんだよ」
それは私のです。
「ハイカレーラーメンCセットお待たせ。熱いからね」
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黄色いサラッとしたカレースープ、最初のひとくちはカレー臭を感じたが、食べすすめてくウチにカレーの味や香よりも塩味が効いてきた感がある。
これは塩ラーメンがベースなのではないかな。
スープカレーのコクの無いヤツですな。
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具は他のと変わらずモヤシ、タマネギ、そしてワカメ、少しの挽き肉、ワカメはカレーに合わないね。
麺は熱々です。スープより麺の方が熱々なのです。熱々だからヤワい麺でもあります。コシの無いカレーうどんの細いヤツみたいだな。
せめて豚肉が少しでも入ってればな。食べすすめてるウチにご飯を取り残してしまった。お新香と、カレースープに浸して食べました。
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この辺りまでは店主とオバちゃん対応できてたので爺さんが所在無さげだったのだが、あとからゲンバーマンが5人入ってきて、ウチ2人が冷やし中華、片方が大盛をオーダーした辺りから天手古舞になってきた。
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「冷やし中華の具、出して」
上写真、冷やし中華の具が並んでいます。
右のフライパンに薄焼きタマゴが張り付いているじゃないか。驚いたことに錦糸卵は作り置き、出来合いじゃないのです。
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玉子焼きの四角いフライパンで薄く焼き付けて、それをペリペリペリって剥がしてトントントン。
具を盛り付けてるところ。
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「タレ出して。それじゃない。そこにない?ボトルだよ」
「カラシもってきて。その小さいのじゃなくて大きいのだよ」
カラシをブチュゥッと添えて完成したようだ。
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上下の力関係が客にバレバレだが、いきなり知らない店に来て細かいとこまで付いていけないよね。でもって慣れてきたらもうその日は終わってハイサヨナラ、お客さん扱いになってしまうんだな。
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立ち上がってお会計、オバちゃんは自家製チャーシューのスライスカットで手が空かず「幾ら幾らだよ」と声を出したのは私ではなく爺さんに言ったに違いない。
「今日はいつものオバちゃんいないの?」
オバちゃんは私に背を向けたまま、猪首を曲げて私に言うには、
「ああ、あのね、ひとり体調悪くして」
「で、代わりに来たの」
助っ人爺さんが己をアピールするようにニマ~ッと笑った。
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そういえば店主がオバちゃんに呟くには、
「本部に・・・、本部に。。。」
最初の・・・と次の。。。は聞こえなかったが、本部というからには、どさんこの本部、本社のことだろうか。もしかしたら今日の助っ人爺さんは、本社の嘱託さんかもしれないなって思った。
次回訪問時はもとのレギュラーメンバーに戻って欲しいけど、今日の爺さんをもう一度見たい、会いたい気もするな。
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ジャン妻不在で独身Holiday [ラーメン&人間ドラマ]

ジャン妻が故郷に帰還している(木)(金)(土)後半は仕事疲れ、飲み疲れ、遅寝による寝不足で体調がイマイチになった。朝兼昼は近隣の徒歩圏内で済ませよう。
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過去に何回かUpしましたが、地元だから「いつでも来れるさ」そういう店ほど足が遠のくし、気が付いたらいつの間にかクローズしたりする。
でもこの店は後継者がいるので、多分まだまだ大丈夫だろう。
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だけどおよそ街中華の店構えには見えない。立地も町中華とは言い難く、この店は小学校の正門前にあるのです。学校の敷地の壁には「駐車禁止」の札がベタネタ貼られている。でもタクシーや土木業者はこの店で喰う際には平気で停めてるぞ。学校側も黙認してるんじゃないかな。
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これがね。ちょっと難ですよね。
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喫煙者を排他する訳じゃないけど「喫煙できます」って謳われちゃうとね。
喫煙客を呼び込むのもいいが嫌煙客は他へ行きなさいとも取れるよ。
店の奥に座敷があるので分煙はギリギリ可能かもしれないが。子供さん連れが来たらそれもできかねるだろうし、小学校の正門にあるので「外で吸ってください」もできない。登下校時に受動喫煙になるからである。喫煙者とそうでない客との共存が難しい時代になってきた。
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店内です。今は暇そうだ。
子供さんといえば、前はこの店内でお店の子がフロアをウロウロ、座敷をバタバタしてたがそれもなくなったようだ。育って中学年高学年の学生さんになっているに違いない。その子らは継承するだろうか。
声がデカかったお婆ちゃんもいない。
店は若旦那(二代目)の奥さんがフォローしている。物言いや風貌が私らがよく行く都内の達筆黒板メニューの店のママに似ている。
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メニューが年季を通し越してボロくなってる。
何でこんなに黒く塗りつぶされてるんだろ。黒で消されてる辺りは、A政権が野党や国民に公開請求されて嫌々仕方なく公開した資料みたいだね。
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赤い色の丼って美味しそうに見えないけど、味はいいですよ。
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意外にカレーのご飯の量が多かった。このカレーは全部は見えない厨房に下がっている暖簾隙間から見たら、ブリキ缶のような器からしゃもじでかきだしていた。
麺は二代目の奥さんが茹で湯切りしていた。
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住宅地にあるので、出前が頻繁に入ります。出前カーが待機していた。
この出前カー、配達やらお皿を下げに行くやらでよく地元界隈を走っています。軽だけに進出気没なところがあってですね。
店のすぐ近くに湧き水で満たされた池があって自然の公園になっているのですが、その脇に薄暗い細い道があります。
その細い道は坂を上がるとバス通りに出ます。その向かいにデカい斎場があって、自分は社員の身内の通夜に出席、歩いて帰ろうと裏道を伝って公園脇を下っていたら、暗い道にいきなりくるまのヘッドライトで照らされた。
そのくるまはこの中華屋の出前カーだった。こんな細い道を走ってるくるのかと驚いたものです。
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ラーメン&カレーを食ってる時間帯に、Z女史の支店から群馬に戻ったEという中堅女性社員からEメールが届いた。現地の不穏な情報がもたらされた。
「話したいことがあるかあるから来てよ」
どうせロクな話じゃないよ。現場の人間関係のやっかみ事だろ。
「近いウチに行く」と返信した後、日中は室内でBlog打ったり、日誌をつけたり、2月後半~3月の予定を組んだりした。群馬とか静岡とか。
Blogネタ、またストックが増えてしまった。
あとは昼寝とか。

さて、夜はどうするか。
上大岡の串焼き屋は昨夜行ったし、
中華は昼に喰ったし、
スナックは臨時休業って言ってたし。空模様がアヤしいし。
暗くなったらそれまで小雨だったのが風雨が強くなった。嵐のようだ。春一番かどうかはわからないが上空がゴウゴウ唸っている。時折強く吹き付ける強い雨は風に煽られて横殴りに。
天気ナビを見て風雨が止むのを待って家を出た。松屋さんの牛めしが脳裏に浮かんだのです。
でも牛めしは冷えたら不味くなるので、出る前に他の惣菜を準備しています。
ヒラメの刺身、木綿豆腐、湯葉もあったし。
野菜が無いので長ネギと白菜の残り、芯の部分をスライスして、昆布出汁に出汁醤油を混ぜたのに葉野菜を投げ込んで、最後に溶き卵を投入して火を止めて置いといた。
で、それらをスタンバイした状態で、雨が止んで生ぬるい風が吹くなかを最寄りの松屋さんへ向かったのです。牛メシとお新香を買いに。
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前にいる父と子2人、若いお父さんは子供たちが何をどのボリュームで食べるか催促している。ところがなかなか決まらない。子供で決断力のある子なんてそうそういない。
「次のお客さん待ってるんだから早くしなさい」
次のお客とは私のことだが別にせかしてないぞ。無言の圧でもかけたかな私?
「あ、お先にどうぞ」
「え?決まらないの?」
「この子ら遅いので」
「かたじけない」
ところがそれからがタイヘン。自分は牛めしの小さいのと白菜お新香をテイクアウトするだけだが、あろうことかタッチパネルの券売機のメニューでどこにあるのかわからなくて固まってしまった。メニュー画面を行ったり来たりしてしまった。
私に譲ってくれて背後に回った若いお父さんに聞いたの。
「牛メシ単品のテイクアウトってわかります?」
「え?」
いきなり振り向いたのでギョッとした若いお父さんは、いぶかしい表情をしながらも親切に教えてくれた。
「まずメインに戻って、テイクアウトのボタンを押して」
そんなのはわかっている。
「牛メシを選択するじゃないですか。これのどれが単品なんだろう」
4つ表示されているのだが、全部牛メシのなにがしかのセットに見えたのである。
「どれが単品なんだろ?」
「これです」
若いお父さんはいとも簡単に教えてくれた。こっちは気恥ずかしさを隠す為に、
「イマイチわっかんねぇんだよなぁ松屋の自販機は!」
お店の子はいつも夜にいる子、バイト嬢で、
「小さいので汁抜きがいいな」
「汁抜きですね。載せますか?セパレートになさいますか」
セパレートとは具とご飯を別にするのですが。
「載せちゃっていいよ」
でも別々のセパレートなら汁抜きにしなくてもよかったかも。冷えてベチャベチャするのが嫌いなんです。上大岡の串焼き屋では煮込みの残りを半ご飯にぶっかけてベチャベチャにしますけどね。
松屋を出た時、さっきの若いお父さんと子供は奥さんとテーブル席にいた。
私は軽く頭を下げて出たが、若奥さんも頷いてくれた。もしかして町内会のイベントで見かけたことがあるのだろうかね。地元では真摯に接しなければいけないね。
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牛めし1.jpg牛めし2.jpg
野菜玉子汁1.jpg野菜玉子汁2.jpg
ひらめ.jpg松屋の白菜漬.jpg
木綿豆腐.jpg湯葉.jpg
戻ってこうなりました。自分で並べてみて侘しいというか、やっぱり無理しても外飲みに出ればよかったかなぁと後悔した。イベント感が無いからです。
ところが酒2合までいかない程度でアタマが痛くなってきたんですよ。
これはあまり飲み過ぎるなという身体のサインと見た。早々と寝ました。ジャン妻は翌日曜の昼に帰ってきています。
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大将と草の者5号 [ラーメン&人間ドラマ]

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横浜市中区本牧宮原バス停で途中下車、埋め立て地である本牧錦町、マリンハウス1号館と2号館の間にある大将へ。知り得て30年になる店です。
まだ11時前ですが。この店は朝6時半~ドライバーさんに合わせて通し営業なのです。
(夕方閉めは早いです。錦町店は11時~夜まで。)
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大将の廊下です。ダンボールを敷き詰めているのは滑って転倒防止の為です。
左に仕込み室があり、そこにデカい鍋ストックが置いてあり、スープを寝かせてるのだ。そこから厨房へ鍋を引きずっていく。
仕込み室はキムチを着ける部屋でもあります。
券売機はその先にある。
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カウンター席にいます。オヤっさんがいないな。
超固めなので早く出来上がりますが、できあがるまでのわずかな時間を利用して書類をバサバサ広げて最終チェックをした。変更年月日と今日の日付と、あってはならない捺印洩れとか。
パサパサ、トントン、揃えてクリアファイルに入れなおしたらキムチワカメ超固麺がきたのですが、書類は草の者5号に委託する筈だったのです。ついこの大将に寄り道したくなったばかりに5号に委託も事前相談もしないで自身で動いたら5号の機嫌をやや損ねた。
こんなメールが来たの。
「アタシが行くから置いといてください」
今回は大丈夫、自分が行くからと返したら、
「次回から事前にご相談ください」
私が彼女に相談無しに自身で動こうとしたのを感じ取ったか、ややムッとした感があった。
自分でやれば楽なのに。部下を持つと、配下にやらせるとこういうことになる時がある。
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スープは横浜家系ラーメンの味とは違います。
豚骨と醤油が溶け合った優しくサラッとしたスープなのです。甘過ぎず、しょっぱ過ぎず、大将独自のもの。
茎ワカメがたくさん、
赤いのはキムチ少な目、
スープがちょうどいい温度に、麺もいい硬さになった。
ほうれん草はワカメに同化してしまい、どこにあるのかわからないぞ。
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賄を喰い終えたパートのオバちゃんに聞いてみた。
「オヤジさん辞めちゃったの?」
「ううん(首を横に振る)辞めてないわよ。間門店にいますよ」
「ああ、あっちにいるんだ」
「辞めようったって辞めさせないから。アハハハハ(笑)」
では根岸駅方面へバスで。
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途中、間門店を通り過ぎます。オヤっさんはここにいるのかな。
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この後で自分で行った方が早いのだが5号のカオを立てんと、わざと現場に書類を置いきましたよ。だったら郵送でもよかったんだ。
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別の日、土曜日、ジャン妻が「大将行きたい」というので、首から肩、肘の神経痛で長距離を運転するのが痛いのだが、今朝は調子が良かった。
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「こないだも来たんだよ。バスで」
「わざわざバスで。いいわね来れて」
「移動途中でね。〇〇子(5号)に託そうとした書類をこっちで受けちゃったもんだから、アイツの機嫌をやや損ねたんだよな」
「〇〇子さん(5号)の機嫌を損ねたから大将へ来るってのがよくわかんないんだけど」
「前の道、根岸から磯子方面へ向かう途中でバス降りたんだよ」
「ふぅ~ん」
その時のメールはこの時点でまだ残っていた。
「見てよ。こりゃ怒らせたかな」
「怒ってないと思うけど。『何でアタシに頼まないんだ』っていう雰囲気がアリアリ感じるね」
「めんどくせぇオンナだ」
「いいじゃない。やろうとしてくれてるんだから。誰だっけあまりやる気が出ない草の子は?」
「9号と11号。9号なんか、できない言い訳が先にたつからな」
そういうのも聞かなきゃならないのだ。
「部下を持つ、部下を動かすということはそういうことよ」
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今日はキムチは無し。脇役になりがちなチャーシューはモモ肉で、堅すぎず柔らか過ぎずです。
ネギは少量、ネギ皿、ネギマシもあるけどあまりネギが大量だとスープの味を損ねます。。
一見してパリパリした海苔ですが、長く漬けてるとフニャります。あんまりグタグタにすると、ライス巻いた時に破れてしまうのでキリよくすくい上げてライスの上へ。
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3年前、初めて5号と面談した際、5号はバイクで事故って左肩にボルトが3本入っていた。
「事故ったか。通勤労災?」
「それがですねぇ」
バイク通勤を会社に申請してなかったらので、すぐには労災認定が下りなかったという。
「今度、ボルトを抜くんでぇ。3日かそこらお休みするんですけどぉ」
「何処をヤマ(怪我)いったんだ?」
「ここですよ」
5号はブラウスの上のボタンを外し、怪我した箇所、肩を見せた。力づくで引っ張ったのでブラや胸元まで見えたからね。
「彼女そういうこと平気でやりそう」(もと草4号、U紀)
「見せてくれとも言ってないのに」
「それって〇〇さん(私のこと)のことを男として見てないってことだよね」
「そうだよ。傷ついたぜその時は」
「アハハハ(笑)」
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「あったねそんなことが」
「そういうU紀も年内に手術とリハビリで戦線離脱するらしいぞ。休職の仕方をN子(ソリ合わないオンナ)に相談してたな」
「U紀さんが?」
「若いから回復早いだろうけどな」
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5号とは昨日も連絡し会いました。電話したんです。
「お久しぶりっスねぇ」
これまたイヤミかと思ったよ。男勝りでぶっきらぼう、つっけんどん、投げ捨てるような物言い、よく言えばサバサバしてるんだが、女性特有のしっとり感が全くないオンナ。
でもその後で要件を切り出したら、
「あの、あの、あの、いついつラウンドするんですけど。その日に行けますよ」
機嫌は直っていたようだな。
完了報告が来て「いつもすまんな」と返したら、
「もったいないおことば恐縮でございます」
なんなんだこの返信は。本当に本人からか?ゴーストライターじゃないよなって疑ってしまったよゴメン。
やはり私の業務を受けたい気持ちがあるようだ。まぁ直属の上司部下の関係ではないが、上役冥利というものだよ。
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三陽 イエローヌードル2 [ラーメン&人間ドラマ]

昨日Upしたサンド喫茶店2階から降りて、隣の店に目がいった。
この黄色いテント、店名が同じだ。
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同じ系列だったのか。
https://funayama-shika-3.blog.ss-blog.jp/2019-12-08
この過去記事の写真を見せたの。「この店見たことない?」って。
「何処かで見たような、あ、これって、〇〇〇(サンドの店)の隣にある店?」
「そう。2階にある喫茶店の隣にある店の同じ系列らしいんだ。あの店ではホラ、群馬に行く前、店主が1個多く作っちゃったタンメンを『俺が喰う』ってブンどってさぁ」
「うん、覚えてる」
https://funayama-shika.blog.ss-blog.jp/2011-11-30-1
自分で言うのも何ですが、あの時の私はカッコよかったなぁ。店内の客の視線を感じたからね。
最近見つけた店は同系列なんだね。間違いない。店名同じだし。
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で、この店のラーメンの写真も見せた。
「懐かしい味でさ」
「喫茶店の隣の店じゃなくて、(同じ名前の)こっちの店に行ってるの?」
「麺が真っ黄色で美味いんだよ。」
「もとの店には?」
「う~ん、行ってないんだ。ちょっとあってね。5年か6年行ってないんだ」
「何かあったの?」
何があったかというとですね。
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店内1.jpg
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今日は塩バターコーンラーメンをオーダーしています。
厨房に黄色い麺が見えます。
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野菜を軽く炒めて、決して淡麗ではないけどコクのある塩スープの上にベチャッと載せてある。
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バターデカッ、コーンもどっさり、コーンを全部腹中に収めるとなると、レンゲに入った塩スープも飲み干すことになりますね。
穴の開いた金物レンゲでもあればいいのに。
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湯気がモワァ、
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湯気を吹き飛ばす!!
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レンゲでコーンをすくいます。スープも美味しいなぁ。
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具をすくいます。モヤシが多い。コーンを箸で摘まむのはちょっと難がある。
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チャーシューは無いんだ。メニューに塩チャーシューラーメンがあるから別なんだな。
その代わりに豚肉が入っていた。
ランチの塩ラーメンはミンチ肉だったが、これはレギュラーの塩ラーメンだから豚肉なのかな。
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コーンが散らばっちゃった。全部すくって残さないようにしないと。イヤなんです具を残すのって。このコーンをすくう作業が結構忙しくて時間がかかるのだ。
店主は他のお客さんのランチの半チャーハンと、私の半チャーハンをガコガコ炒めている。
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さて、何で前の店、タンメン事件の店に行かなくなったのかですが。
群馬から戻ってきた平成25年だったと思います。久々に行ったら過去記事にも登場した店主がいて、あの日のように中華鍋をガコガコ振るっていた。
店内に美人の女性スタッフが2人いて、あっち(大陸か半島)の人でした。あ、よく言いますが私は外国人にそんなに偏見はない方なのですが。
意外ですか?(笑)
私は日本人でマナー悪い方が気になりますね。
で、例によっていつもの如くこうして写真を撮ってたら視線を感じた。2人いる女性スタッフのうちひとりが私をじーっと睨んでたんですよ。
その視線が強かったので、
「何だ?」
「・・・」
「どうかしたか?」
そしたらその女性スタッフ、厨房に駆け込んで店主に言うには、
「ヤバイよあの人、写真撮ってるぅ~」
私のことです。ジョークで言ったんじゃなの。目がマジでさ。柱の陰に隠れてじーっと警戒するように恐々と私を見てるんだな。
たまりかねて言いました。
「だ、大丈夫だよ。料理写真だけだよ」
店主もその場を取り繕うとしてか、その女性に言うのですが、
「大丈夫、大丈夫だよ。お客さんなんだし。ねぇ」
「ああ平気だよ。何もないから」
でもまだ女性スタッフは視線を外さない。じーっと見てるんです。私を不審に思って警戒してるんだね。私を何かのスパイか昔で言う特高警察のように思ったのかね。じーっと見て動かなくなっちゃったのだ。

もうひとりの女性スタッフはそんなことなかった。相方が固まっちゃったので仕方なくフロアに出て注文受けたり、できあがったものを運んでました。
味は何だか砂を噛む思いだっになっちゃったんだ。それきり行ってません。行き難くなっちゃったんだよ。
で、最近になってもうひとつの同名店を発見して改めてそっちにカオを出し始めたというわけですよ。

「そんなことがあったの?初めて聞いた」(ジャン妻)
「俺も初めて話すよ。誰にも言ったことないモン。あの時は2011年だからもう時効だろうけど、でも行ってないんだ。な~んだかね」
「アタシ、間違ってあの店に入ったことがあって、こりゃぁ失敗したなぁって後悔したんだよね」
口に合わなかったのか。ジャン妻は大衆食堂や町中華に行かない人で、そこの昔ながらの味がどうも合わないらしいのだ。そこにあるメニューなんて殆ど知らないだろう。
まぁそういうことがあったんですよ。それから全く行ってません。警戒させた私が悪いんだろうけどな~んか行き難くなった。会社が移転したのもある。
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もうすぐ開店らしい。私を警戒した女性スタッフはまだいるだろうか。今の時代はデジカメでなくてもスマホやアイフォンが普及したし、私はやってないけどインスタグラムなんかが流行ってるでしょう。利用者が食べ物を撮るのは珍しい風景でなくなったといえる。でも当時の彼女(スタッフ)の目から見たら私は無粋でアヤしく「アブない」と映ったんだろうな。過去にコワイ経験があったのかも知れない。今は受け入れてくれたと思いたいですね。
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東京豚骨ばんから [ラーメン&人間ドラマ]

見てください。
私のカテゴリにないラーメンです。背脂ギットギト。
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ます行かない路線です。これは失敗したな~。写真メニューをよ~く見るか事前にチェックすればよかったのだが、入る前にちょっと奇禍があって脱力してチェックするアタマが働かなかったのだ。
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場所は東京郊外・・・埼玉か千葉だと思ってください。都心から片道1時間半かかるある現場に出向いたのです。2年生社員のB4サイズの大事なものを預かりに・・・。
その大事なものとはその社員の資格証明書です。ウチの社員は店舗で新規に従事する際、その者が従事する旨の届出と、有資格者であることを証明する為に資格証明書の原本提示が必要なのですよ。それはコピーじゃNGなのです。
役所の相手は偽造じゃないか裏面を見て、すかしを見て、光にかざしたりします。ちゃんと厚生省に登録されているか照合するのです。
新人は4月の時点では国試の合格者であっても、合格した申請をして資格証明書が手許に届いてないと従事できない(原則では)ことになっています。
資格証明書は個人のものですが「それで会社から録を貰ってんだから半分は会社のモノだぞ」って言い放ってますワタシ。

証明書はB4サイズ。私は新人研修の時に「こういうB4サイズの賞状のようなものが届いたら私に連絡しろよ」と言っています。サンプルとして先輩薬剤師から借用して来たホンモノを見せたのですが、ここ数年はZ女史のものを借用しています。「今年も貸してよ」と言うと女史はイヤ~なカオをするのですが、渋々貸してくれます。
「毎年毎年アタシを新人の前で笑い者にするんでしょ」
「・・・」
「どうせアタシは旧い社員よ」
「・・・」
旧い社員?かもしれないな(笑)。女史の証明書にある厚生労働大臣署名は小泉純一郎氏なんですよ。

台風13号が来る前日でした。その証明書を借りに数ヶ所廻ったのは、その週を逃がすと店舗は盆休みに入ってしまうので休み前に回収したかったのです。
この行程を私は「刀借り」と呼んでいます。返却するから「刀狩り」ではないです。
私は前日、本人に電話しています「明日、持ってきてくれないかなぁ。」って。相手も納得して「明日持っていきます」
翌日の10時頃に出向いたら、その子の顔色が変わった。
「す、すみません・・・」
「???」
「家に置いてきちゃいました・・・」
「ええっ!!忘れたってかぁ!!」

「・・・」
「・・・」
その子は項垂れている。しばしの沈黙の後、
「どうすっかなこれから」
「あの・・・明日アタシお休みなんで本社に持っていきますっ」
泣きだしそうに言うから、
「いや、それには及ばない。台風きてるし。また出直すワ」
「・・・」
「人間だから忘れることもあるさ」
そう言い捨ててプイと出てしまった。私のカオを見るまで思い出さなかったフシはある。途中で忘れたのに気付けば連絡をくれたらいいのに。
そしたら奥から店長が出てきて「申し訳ありません確認しないで」と平謝りだった。
怒鳴りつける気力も無かったですよ。忘れたその子は真面目な子で私にも物怖じしないし、家が遠いのにあっちこっちに応援勤務に行くのを厭わない子なので、日頃の印象は好ましく思ってたのだが・・・。

やっちゃったね。
気が抜けたよ。
往復3時間が無駄になった。
気を取り直して次に行かないと。(荒川区へ)
やれやれ。駅までトボトボ歩いた。片道10分以上歩くんですよ。脱力感がある。途中でこれから出向く現場に「今しがたこういうことがあったが、そっちは揃ってるか?」って3箇所ほど電話しながら歩いていたら、左手にド派手な外観のこの店があって、冒頭のギットギト背脂ラーメンがこれなんですよ。
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東京豚骨ばんから、本店は池袋で東京千葉埼玉他、郊外にある。神奈川と群馬にはないようです。
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店の外壁にメニューがベタベタ貼ってあるんです。過剰なくらいに。
基本ベースになるものの他にセットやトッピングまで貼ってありましたからね。メニューボードをデカく拡大して張りつけた感がある。後でわかったのですが、店内のテーブル席とカウンター席にメニューは殆ど置いてない。少なくとも私が座ったカウンター席にはメニューは一切なかった。
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店の外壁メニューをよ~く目を凝らして見てチェックするべきだったのですが、まださっきの「家に置いてきました」のショックが尾を引いて思考が働かなかった私は、ここから片道1時間半で帰京する前に昼をすませるかと半ば投げやりな気持ちで入ってしまった。
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券売機がよくわかんない。松屋さんのようなタッチパネルストーリー式ではないが、ボタンが多過ぎるのだ。
店員さんに目を向けて、
「餃子セットはどれを押せばいいんだ?」
若い女性店員さんがスッとんできたよ。「こちらを押してください」と教えられたがその時だけで理解できたかどうかわからないまま。
カウンター席に座った。卓上にメニューは一切ない。店の外壁がメニューだらけで、そこで決めてからでないと券売機を押せない。席に着いたらもう必要ないだろということね。
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店内広いです。席数わかりません。スタッフは厨房に3人いた。だがまだ時間が早いのをいいことに、6人テーブルでスタッフの家族とおぼしきチャイルドが遊んでましたよ。卓上にチャイルドの玩具やぬいぐるみや衣服が散らかってるの。あ、ご飯を食べてるな。床にご飯粒が散らばってるし。
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子供をひとりで置いておけないから連れてきたのはわかるけど。せめて営業時間中は客から見えない席に子供を置いとくべきだろうね。高崎や本庄の飲食店じゃあるまいしさ。
で、出て来たものを見て絶句してしまった。
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シマッタ・・・。
やっちゃった・・・。
背脂ギトギト系だったのか。店の外壁に貼ってあった写真をよく見ればよかったとここで初めて後悔したんですよ。
知ってたら背脂少なめって言ってますよ。魁力屋ではそう言ったモン。
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背脂ギトギトギトです。スープはもちろんですが、麺も具も脂まみれです。
脂を除けながらすすってみると甘いです。背脂を全くカットすると単にしょっぱいだけかもしれない。
麺に脂がまとわりついています。
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くどいしょっぱさ、甘さでもなく、意外とスルスルイケます。ですがこの見た目がね。これを全部飲み干したら体内脂肪がUPするだろうなと考えてしまう。見ないで食べた方がいいかも知れない。。
餃子は、スカスカです。味もコクもラーメンスープに負けちゃってるし。
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まぁこういう路線が好きな人が来る店ですよ。後から来るお客は「ばんから」、「ばんからつけ麺」、「ばんから何とか」ばっかりでしたから。
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脂を避けながら食べてたらまたグズグズ思い出した。前日電話で依頼したのに忘れやがって、ここまで往復3時間が無駄になった、そして普段有りえない路線のものを食べている、等々無駄した後悔が湧きあがってきたのです。
この後、私は荒川区でもチョンボをやらかしてる。これは駅に戻る前に気付いて事無きを得たけど。
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台風13号も近づいているので早く退勤命令が出され、習志野市であがりました。
「わざわざ行ったのに忘れたんだ」(ジャン妻)
「稀にあるんだよな。こういうのが」
「持って来てるか?って連絡しなかったの?」
「連絡したのが昨日だからしなかった」
「ああ、連絡した翌日ね。間が開いてなかったのね。次回からは遠い場所ほど、持ってきてるか?って連絡入れとくんだね」
「・・・」
今日、連絡しなきゃ。気を取り直して。いい子だから怒鳴らないでよかった。
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だるま食堂 [ラーメン&人間ドラマ]

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初夏の青空の下、茅ケ崎市内国道1号線沿いに映える赤テントと赤暖簾。
湘南にお住まいの方でこの界隈を走行していたら必ずこの店が目に入ったことがあるでしょう。
私は茅ヶ崎保健所からトボトボ歩いていてたまたま見つけたのですが。時刻は11時前なのに暖簾が出ていたのです。飲食店は早くて11時、または11時半~と決まっているが、パタパタはためく赤い暖簾が出ているということはもう営っているのか。
中からひとりの会社員が出てきたのである。もう営ってるのか。
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写真入りボードには「ラーメン、タンメン、サンマーメン、味噌ラーメン」
もう1枚の写真入りボードには、「焼肉定食、チャーハン、ニラ玉定食」
黒いボードには「モツ煮、ホルモン、魚定食、サンマーメン」
どういう路線なんだろう。
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入ってみて愕然としたのは、言っちゃぁ悪いですが普段着を着ている2人の老婆で営っていたのです。かなりのご高齢です。
そうだよな、他に人いないよな、あ、壮年期の男性がいる、息子さんかな・・・?違った。電気屋さんだった。何処か故障して修理修繕に来ていた業者さんだった。作業が終わったらに逃げるように出ていきましたね。
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店内も暗い。お世辞にもキレイとはいえない。生活感が出過ぎている。
だが意外にもメニューが豊富なのです。赤暖簾だけど居酒屋なのかこの店は。老婆2人でこれだけのメニューに対応できるのか。奥の冷蔵庫にはものはスッカラカンでも「刺身420円」なんて札も置いてあったし。
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失敗したかな~と後悔したが、もうここで何が起きるか楽しむしかない。
初めての店ではラーメン、炒飯と決めています。結局はダルマラーメン+半チャーハン(864円)をいただくことになったのだが・・・。
店の婆さん2人はこの記事で年上を1号、年下を2号とします。2人がそれぞれ別々に2回オーダー聞きにきたのです。
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ラーメン&半チャーハン、店の名前を冠しただるまラーメン&半チャーハン、値段が同じなのです。婆さん2号に前者を言ったのだが、後から婆さん1号がヨッタヨタと歩いてきた。腰は曲がっていないが曲がった首を傾げながら現れ、不気味なニタニタ笑顔(これも失礼ですが、そう比喩するしかないのだ。)で言うには、
「だるまラーメンてってのもあるよ」
そしたら厨房から婆さん2号がぶっきら棒に、
「そのお客さんもう注文すんでるよ」
「あ、そうなの」
婆さん2号は自分がオーダー聞いたのに要らんことすんなよってか。ややトゲトゲしく言い放ったのはおそらく姉妹だろうか。
でも婆さん1号は引き下がらない。
「値段同じなんだけどさ」
「ああ、そう、じゃぁだるまにする」
姉妹の諍いが始まりそうだったので私が折れたんです。
「いいよ。だるまで」
年長者とおぼしき婆さん1号は「今日は暑いからねぇ」と言いながら、冷水をサワーグラスに氷入りで持ってきた。
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婆さん2号が一生懸命炒飯を炒めてる。その間、もうひとりの婆さん1号はというと・・・
・・・何をしてるでもないぞ。実はスープを器に移していたらしいのだが、私が見た限りでは炒飯を炒めるのと麺を茹でるのは婆さん2号でしたね。2号(姉妹の妹か)はまだシャキッとしているんです。
炒めた炒飯は小さい茶碗でかたどられて小皿に移された。
ラーメンも茹であがった。ざるの上で黄色い麺がピチャピチャ撥ねてたが水切は甘そうだ。これを見た私は麺のコシを諦めて期待感が失せました。
そしてここからが異様に長いのです。カウンターの隙間からできあがった炒飯と、茹で上がって丼に移されたラーメン、この先の作業工程が丸見えなのです。
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婆さん1号がラーメンに具を載せ始めたのですが、具が置いてある位置に真っ直ぐ手が届かないので調理台の角をゆっくりゆっくり、一歩一歩、たどたどしく歩いて薬味ネギを取りにいく。
そこには刻んだネギが置いてあってラップに覆われていた。婆さん1号はラップを取り払い、ネギをちょっと摘まんでまたゆ~っくりゆ~っくり戻ってきた。
ラーメンの上にネギをパラパラ撒いた。
自分の役目が済んだかのよう視界から消えていた婆さん2号が再度現れ、ボウルから生野菜を摘まんで小皿に載せる。
マヨネーズとゴマドレを店られれた。
「どっちがいい?」
私に聞いてきたものである。え?私のサラダなの?
ここで「マヨネーズ」とでも言おうものなら子供扱いされると思いゴマドレにした。
婆さん2号はゴマドレを塗してまた私の視界から消えた。
今度は婆さん1号が冷蔵庫から何か別の小皿を出した。小皿の上に載ってる小さい白い物体は何だ?その上にカツオブシを塗しているぞ。
そして婆さん1号は思い出したようにまたまた調理台の角に沿ってゆ~っくり歩みだした。刻みネギが置いてある場所へ再度ゆ~っくりゆ~っくり歩いていく。調理台の角に沿って一歩一歩、ヨタヨタ歩いて薬味ネギを取りにいく。ネギを摘まんで、またゆっくりゆっくり戻ってくる。さっきと同じ往復運動が繰り返されているのです。このもどかしさ。一度の作業で済まないのである。
白い物体が載った小皿の上にネギをパラパラまいていた。冷奴らしいぞ。
別にサラダも冷奴も要らないんだけど私。それよりそんなことを長々とやってたら既に仕上がっている炒飯とラーメンが冷えてしまうじゃないか。自分が出てって替わってあげたくなった。
その場を一旦立ち去っていた婆さん2号がまた戻ってきて、
「チャーシュー忘れてるでしょ」
「あ、これ(だるまラーメン)は肉が載るからチャーシュー要らないの」
まだ作業工程があるのか。どんな肉なのか覗き見たら、ラップでくるまれた肉が見えた。ラップをほどいて薄切り肉をラーメンの丼に移している。
そういえばさっき、チン!!って音がしたな。あらかじめ仕込んで冷凍してあった薄切り肉を解凍したのだな。
既に麺は茹で上がっていて器に移されているんですよ。2人の婆さんのこれらのゆ~っくりゆ~っくりした所作の間、麺がどれだけ伸びるか、スープが冷えるか、置きっぱなしのチャーハンが冷えて固まるか、想像するだに恐ろしくなったのだが、婆さん1号と婆さん2号の遅くてまどろっこしい共同作業、タッグ連携に途中からオカしくなってしまい「もうどうにでもなれや」という気になり、ついには「婆ちゃん頑張れ」のエールに変わった。
この異次元空間から抜け出せなくなったのである。料理は諦め、目の前のショーを楽しむことにした。

(前に載せた弘明寺商店街の廣州亭を思い出した。あそこは男性2人と婆さん1人の異界だったね。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2018-01-14-2

そこからも気を揉んだ。1号2号どちらが持ってくるのか。やや背筋がシャンとして動きのいい2号ではなく、動きの遅い1号がヨタヨタと持って来ようとしているではないかい。
その枯れた細腕でラーメン、半分チャーハン、サラダ、小鉢、4品が載ったトレイを持って来れるだろうか。
何しろヨタヨタだし、身体が斜め前に傾いてるし、こぼしたり滑ったりしないか心配だ。
無理して持ってこないでカウンター越しで受け取ってもよかったのだが。ぐるっとまわって厨房を出て私の場所へ持ってきたんですよ。
「はいお待たせしました」
そのニンマリした笑みは何だ。お待たせしたどころではない。確かに待たせられましたってこっちも言いたくなったよ。
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薄い豚バラ肉は辛味がついていた。器の半分がノーマル、半分が薄辛い味だった。2種類違った味を味わえる・・・よく言えばそうなんだけど、至って普通で家でもできそうな味だよ。
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麺はそれほど伸びてもいなかったがダマだし。
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炒飯は冷えて固まってるし。
サラダはまぁ見たままのものですよ。冷奴は指の先サイズだった。店側の気持ちなんだろうけど別に要らないよね。その分だけ肝心要のラーメン&チャーハンの足を引っ張っているんだからさ。
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「あ~、やれやれどっこいしょ」
2人の婆さんは共同作業にくたびれたのか、私とひと席空けてカウンター席に座った。
お腹が空いたのか、賄を食べ出したのです。私にも出された生野菜サラダをおかずにご飯をパクパク。
2号はそのうち椅子にふんぞり返り、
「今日は暑いねぇ」
私に話しかけてるのか。
仕方がないので「まだ5月なのに・・・」ってボヤくように返事した。
「もう夏の陽気だよねぇ」
「春と秋が無い。冬が終わったらすぐ夏になったし」
そしたら店の引き戸が開いて女性がひとり入ってきた。
「おはようございまぁす。あ、いらっしゃいませ~、賄食べてるの~?」
この女性は婆さんじゃなかった。私よりやや若い女性・・・娘さんだろうか。至ってごく普通の女性でしたよ。「いらっしゃいませ」と言うあたりはお店の関係者だな。来るの遅いよ。
お会計は後から現れたその女性だった。
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〇〇ログにあったこの店をひとことで表す見事な比喩、表現は「天国に一番近い店」というもの。
ヒドイ言い様でもあるがまさにその通りといっていい。実際そうなのだ。いずれどうなるか?たたむか、違った経営者に譲渡されるか。この日を見る限りあまり時間が無いような気がする。あとから女性が登場したのが救いかも知れないが、場末感を超越したアンダーワールドを楽しむなら今すぐ行くべし。
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ピリカ [ラーメン&人間ドラマ]

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京成青砥駅から歩いて葛飾区の某行政へ出向いて、1時間に3本か4本のバスで千代田線亀有駅に来たところ。
千代田線と常磐線のガード下にある赤い看板、店の名前を見て「!!!」固まった。
過去の忌まわしい記憶が蘇ったのです。
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看板には大きな文字で「らーめん 餃子 つけ麺」と描いてあり、その横に小さい文字で「ピリカ」と書いてある。これが店名です。
ピリカとは美しい、きれい、良い、立派、豊か、縁起のいいキレイなのもを表すアイヌ語です。その意味をここではなくこれから述べる別のピリカで知った。
漢字では「美利河」と書きます。「知床旅情」2番の歌詞に、
旅の情か酔う程にさまよい
浜に出てみれば月は照る波の上
君を今宵こそ抱きしめんと
岩陰によればピリカが笑う
アイヌ語でググってみれば出て来ますよ。
私は「あ、あの店の系列か」と感慨深く思い出すものがある。
ピリカを頻繁に利用していた時期があったのです。
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厨房を囲むカウンター席と背後にテーブル席。40名以上入れそうなキャパだった。
飾り気が全くない店内だが
こういう店はラーメンよりは定食か逸品料理の方が美味しいケースが多い。
高級なものはないが、一般大衆の求めるメジャーどころはひと通り揃っているようだ。
あ、もやしラーメンがある。でも今回は久々に来たのでオーソドックスにいこう。
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私が前に利用していたピリカはここじゃないです。今から10年前かそれ以上前、自分はここ亀有の近くに通っていたことがあるのです。
そこにも駅前にピリカがあった。駅前どころかガード下で改札を出てすぐ、20歩も歩かず雨に濡れないで済む店だった。今でもあるのかと思い出した。
ピリカを利用していた時期はハッキリ言って唾棄すべき、消去してしまいたいメモリーなのですよ。
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駅からやや遠かったその職場は今は閉鎖されたが、本社総務勤務だった私は都落ちするかのようにトバされたのです。今も私の前にいるソリの合わないオンナが私の直属の部下で、今は大分マシになったというか許せる部分もあるが(というか15年も在職してれば)当時は「今以上~♪そ~れ以上~♪」生意気でイヤなオンナだったね。
私をトバした当時の私の上司は、今思えば恩讐と愛憎の入り混じった人だった。出会って数年間は私を「俺の右腕だ」とまで言ってくれるほどに2人の関係は良好だったのですが、後年ピリカで食べてた頃は人格が変わったのか悪魔の一面がムキ出しになった。もしかしてこの上司は私を潰しにかかってるのかということが再三あって、それに気付いた私へのアタリがキツくなった。
当時、一緒にいた私の同僚もその上司には私よりももっともっと酷くヤラれていた。
よく2人でピリカに来たものです。その同僚とは年賀状の遣り取りしかないが同僚が言ったので今でも覚えているのが、
「ピリカもそうですが、ラーメン屋で飲む日本酒って翌朝必ず残りますね」
そりゃ単に飲み過ぎではないかと思うのだが。「安酒だからね。何飲まされてるかわかんないしね」っていい加減に応えたことがある。
あの小さい小瓶にホントにその銘柄酒が入ってるのかい?って疑うべきだと気付いたのがピリカ。

その同僚から「ピリカのもやしラーメンは餡で絡めてますかねぇ?」って聞かれたことがある。
私は神奈川在住だから餡でからめたサンマーメンのイメージがあるので、ピリカではもやしラーメンをよく食べていたものです。
「絡めてますよ餡で。もやしとニラかな」と答えた。
でも同僚は東京都民なのでサンマーメンを知らない。
「そうですか~。絡めてるんだ~。自分は絡めないのが好きなんですが~」
「ピリカは餡で絡めないでくれって言ったらやってくれそうですけどね」
だけど同僚は気が小さいので、店側にそういう交渉ができる人じゃなかった。

その同僚と、問題の上司、他、取り巻き何人かで夜にピリカで食事したことがある。悪魔の一面を見る前の頃です。夜のピリカは殆ど居酒屋状態で、ビール、サワー類がガンガン出ていたね。
半炒飯というものを始めて食べたのもピリカだった。半分だけに塩加減が難しいのか、味はその時々によってバラつきがあった。
ピリカで私の隣に座った堅気じゃない風の若い者が、店のおっさんに怒鳴った光景に出くわしたことがある。
「こっちに来て注文取れよぉ~」
店のおっさんは中華鍋を振るっていて手を休めず首だけ廻して注文を受けようとしたのだ。それきり大人しくなったけどなるほどそういう仕草で着火するお客さんもいるんだなって思った。
その頃のピリカさんの系列、赤い看板が、ここ亀有で10何年ぶりに私の前に現れたので入ってみたのです。過去が過去でもそろそろいいんじゃない?って。
その時のピリカです。跡地か?まさか閉めちゃったんじゃないだろうな。
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先に炒飯がきた。あ、キャベツの千切りも添えてある。
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醤油スープにやや縮れた麺。昔の生麺タイプか。東京ラーメンですねこれ。
ノリ、メンマ、ネギ、ウレシイことにワカメではなく青物。
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もしかして自家製味噌スープかな。タマネギと味噌をミキサーにかけていたんですよ。
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私にとっての忌まわしいピリカでランチを食べてた時代は半年続いた。上司は私らに対してキツく当たるようになり、試すような問いかけが脅すような言い回しが続いた。
ジャン妻と2人で富士宮市の浅間神社に行ってお祓いまでしましたよ。願い事は「今置かれている自分の状況を変えたい」というもの。
私らの他に何人かいたのだが「裁判に勝ちたい」とか。生臭い願事ばかりだったのを覚えている。
果たしてその御利益はあったか?

上司は千代田線沿線の喫茶店で私にこう言ったんです。
「こんな会社辞めちゃえ。後は俺に任せろ」
部下に言う言葉かよ!!
これで吹っ切れた。この人に付いていくまいと人間不信になって会社を去ろうとしたのですが、運命の悪戯か社内で政変があったのです。上司の行動を前から疑っていたその頃の社長が己が信頼する部下を送り込み上司の行動を逐一報告させた。その中に社長を欺いていた見過ごせない内容があったのです。
社長は上司を呼びつけて会議室で怒鳴り合いになり、その職位から解任した。1ヶ月後、上司は自ら辞表を出して去った。
浅間神社の御利益があったのかも。
そして私を苦しめた現場も閉鎖されて今はない。ピリカも忘れました。私は本社に戻され、一緒だった同僚は去った上司の後任の座に就いた。今はいないけど。
あの忌まわしい時代(といっても半年程度だが)の傷はとっくに癒えています。もう思い出さなくなったが、時折あの上司はどうしてるかなと思い出すことがある。
だが今現在の私を顧みると、その頃の上司のいい部分もコピーしたつもりだが、悪い部分も発しているな~と自分で気付くことが少なくないのだ。自分の口から出た台詞が「あ、あの当時、彼が言ってたことだ」って。イントネーションもそう。
ジャン妻もその頃は私に影響を与えた上司と同年代のこれまたクセのある別の鬼上司に厳しく叩かれ教え込まれていた。今現在ジャン妻の口から出る言葉やもの言いも往時の上司とやや似てたりする時がある。やはり良かれ悪しかれ影響を受けている。
ソリの合わないオンナが部下の女性に、
「昔は凄い上司が2人か3人、もっといたかな?いたのよ。ですよね〇〇さん?(私のこと)」
オンナは私に同意を求めているのだが、その後、オンナの口から出た台詞は私を傷つけた。
「あの頃は〇〇さん(私のこと)がマトモに見えたもの」
どういう意味だ。今はヒドいってか。
それともあの頃いたモンスター上司に比べたらマトモって意味かよ。
二重に侮辱しやがって。
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鬼上司は今いたら〇〇ハラの典型だが、そういう世相がまだ無かった頃のハナシである。
ピリカはピリカラ(辛)な想い出?いや、ピリ辛どころじゃない。激辛か激苦(ニガ)ですね。店のせいじゃないですよ。長く勤めてれば誰でもそういう時期ってあるんじゃないかな。
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寒いバス [ラーメン&人間ドラマ]

初秋になった頃。
朝晩は涼しいけど、晴れた日中の陽射しはまだ熱く感じられる。
もうすぐクールビズは終わりになる。ま~た管理社会に生きるスタイル、囚人服(スーツ)に首輪(ネクタイ)のカッコに戻らなくてはならないのか。ブツクサ。
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江東区の公用に向かう途中、半蔵門線の住吉駅で地上に出て、久々に前によく行ってたこの店へ。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-11-16
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-09-09
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-04-05-2
「あれぇ?いらっしゃぁい」
「久々。。。」
「お元気でしたか?」
「ええ、まぁ。出張が多くって・・・」
高崎のレジェンド、ラのロのおやっさんにちょっとだけ似ているのです。
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炒飯だけだと足りないので野菜炒めも。
よくないのは炒飯を大盛りにすることです。炒めとはいえ野菜を追加するくらいいいでしょ。
「油(炒飯)油(野菜炒め)じゃないの」
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喰ったらバスで東陽町方面へ。
江東区内の公用その他を終えて、夕方に東陽町駅前からJR錦糸町駅行のバスに乗ったところ。起点から終点まで通しです。お年寄りが多い路線です。
生駒軒のネタが主題ではないです。この後に起きたバス車内での珍事について。
そのバス、車内が寒かったんです。
電車もそうだがバス車内も寒いと言っていい。いちばん寒いのはデパ地下だけどね。
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でも私は暑がりです。
弱冷房車なんか真っ平ごめんです。損した気分になるし、人工的な温い風が嫌いなの。
ウチの社は女性が多いので社内の空調は弱めです。あまり寒いと昨日の記事でも登場したソリの合わないオンナは私に向かって「もしかして温度下げました?」
「操作の仕方がワカラン」
オフィスの空調って意外とめんどくさいのですよ。そうやって容疑者扱いされたるのが気に入らない。俺じゃないっつーの。
でも暑がりな私はエアコンがガンガン効いてる寒いくらいの車内環境は大歓迎な方。ずっとそこにいる訳じゃないし。

バスでは短い距離なら立ってますが、中距離や長距離だったら座ります。その時私はエアコンの空調吹き出し口を全開にして自分にだけ向けます。自己中なので。それで文句言われたことないです。車内は大抵寒いですから。
バスの車内温度設定は28℃が基準だという。クールビスもそう定められている?
でもそれは28℃設定にしないといけないということではないです。28℃設定って暑いですよ。28℃設定にしても部屋の温度がすぐさま28℃になる訳じゃない。28℃以上ある温度が28℃になるまでが暑いんですよ。
路線バスはバス停に停車する度に前後のドアを開閉するから車内の温度を低めにしてあるのかも。夏場にバス車内が寒いのは運転席に温度設定ボタンか空調スイッチがあるからで、運転席は前方一面ガラスだから客席より暑いからだと思う。日射しが直撃するしね。
だから運転手は自分の体感で温度設定をしてしまうのでしょう。
運転席と車内で温度差があるだけでなく、乗客もそれぞれ異なり、座席に座っている、立っている、座席の位置、陽射しが射す側と反対側、会社員、お年寄り、学生、主婦、子供、全ての客に合わせた温度環境なんかできっこないです。

だがこの日のバス車内は何故か寒かった。私は後部車輪の上の2座席窓側にいたのだが、後から乗って私の左に座った女性が気持ち身体を左に(通路側)に斜めに向けたのがわかった。私を避けているのかなと思ったが気にしなかった。
車内全部が寒いのではない。私んとこだけ寒いのかも。暑がりの私が寒いとヘンに思ってエアコンの吹き出し口を見たら。。。
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吹き出し口に穴が開いた状態で、吹き出す風を調整するフードが無いのです。バカ穴が開いてそこからモロに冷風がビュービュー吹き出していた。
誰かが故意に外したのだろうか。

バスによってエアコンの吹き出し口は丸かったり四角かったりする。
いずれもクルクル回るかスライドするか、パカッと開閉するようになっている。斜めにすることで方向を逸らしたり吹き付ける向きを調整できるようになっている。自分に向けたり、向かないようにしたり。
座席に座って吹き出し口を見て閉じてたりすると、あ、ここに座ってた客は寒がりだったんだなとわかりますが、風量や風向きを調整するフードそのものが外れてるもんだから冷風が私の頭上に直撃した。アタマが寒いぞ。
そのうち混んできた。途端に空調の勢いが増した。冷たい強風になった。
左隣の女性客は住吉駅バス亭で下りた。誰も私の隣に座ろうとしない。寒いからです。空いた状態で撮影したので、後ろの乗客や立ってる常客は私の頭上に気付いた筈です。
私の頭上だけだった。ひとつ前の座席のエアコン吹き出し口はこれ。
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あまりに寒いので私は上着をアタマに被った。
私は夏場でも上着を持って外出するのですが、ヘンなカッコになったので失笑する客もいたかも知れない。
毛布を常備している夜行バスと違って、不特定多数が乗ってる路線バスだから多少はガマンしなきゃいけないのだろうが、アタマが首筋が寒くてしょーがない。汗が体温を奪っていく。
錦糸町駅前までがやけに遠く長く感じられた。
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これは終点錦糸町駅で私が乗ってきたバスです。乗客全員が下りたところで私は運転席に歩み寄り、
「私が座ってた後5番目の座席のエアコン吹き出し口が外れてるぜ」
「???」
運転手は若い男で私の言ってる意味がすぐにはわからなかったらしいが、運転席から通路に出て確認したら、
「ああっ!!」
驚いたように声を上げた。
「外れてますね」
俺が外したんじゃねぇぞ。
「外れたか誰かが故意に壊したか。ずーっと寒くて寒くてよぅ。上着被ってたんだよ」
ホントは暑がりのクセに、私は自分のアタマを撫でたがらそう言った。
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横浜市営バス車内で品のいいお年寄り、お婆さんが「すみません、それ(空調、エアコン吹き出し口)を閉じていただけますか?」と言ってるのを見たことがある。
私に言って来たらどうするか。俺ぁ暑いんだよと返したり、何か着ればいいじゃねぇか・・・これだと穏やかじゃないな。どこそこで俺が下りるまで待ってよって言うか。
上着をアタマから被れって言おうかな。
寒けりゃ着ればいい。暑くてもこれ以上脱ぐことはできないよな。
私は下りる時、必ずといていいほど吹き出し口を閉じて下車しますが、それそのものが無かったんだからシャレにならん。でもバスはそのまま次の路線系統に戻ったようだな。
厚紙でも貼って応急処置ぐらいはしただろうか。
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てっぺん [ラーメン&人間ドラマ]

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吉岡町の三国街道沿いに見つけた赤い看板に赤い暖簾。
私はこういう赤い暖簾に弱く、ラーメン専門店や大陸系のハデな外装の本格中華屋よりもこっちの系統に走ってしまいがち。
入った結果、後悔する方が多い。後悔というか、もうちょっと何とかならんのかいなと思うケースが殆どである。
そういう店は、老夫婦で営ってたり、これまで出してきたものや味に頑なに拘り、時代に取り残され、クオリティがイマイチで、老いと病と後継者不在でいきなり閉めてしまうことがあるから。
初めて入った店で、こうすればいいのにな、ここんとこ改善して欲しいな、と思っても、そういう店には長年そこで営ってきて積み上げたものがある。こちらは一期一会の飛び込み一見客なので、あまり考えないようにしている。
でも惹かれてしまう赤い暖簾。この店も街角中華かと思い込み、ロクに調べもせず、出張先で野菜が不足がちになるところを肉野菜炒定食でもいくかと踏みこんだ。
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もっとも11:30には開かなかった。
11:35だったかな。田舎の店には(失礼)そういう店が多いです。1分か5分かそこら遅れたってすぐに客なんか来やしないよが見えちゃうんですな。
ガラガラ引戸を開けたら、こりゃ大陸から来た人かな?と思わせる女性が迎えてくれた。
メニューを見たらラーメン専門店だった。街角中華じゃなかったのである。定食類ゼロだった。
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仕方がない。入ってしまったし。
メニューを見たら咲いた花のように広げて載せたチャーシューメンがインパクト大だった。
味噌は止めとこう。私は味噌ラーメンを食べたいと思うのは1年に1度あるかどうか。オソドックスに醤油。
「ネギチャーシューって辛いの?」
「カラクナイ」
イントネーションからして大陸から来た人ですね。醬油のネギチャーシューにした。
「ショウユノネギチャーシューネ」
滅多にチャーシューメンも食べない。飽きてしまうし、チャーシューはその店その店によって特徴があり、ハズレだったたら後悔するからね。
「オマチクダサイ・・・」
奥に引っ込んじゃった。厨房にいるらしい店主はガードされてこちらからは全く見えない。
意外と広い店で、入って正面にカウンター席が4つか5つ、左にテーブル席、背後の駐車場側にも2人テーブル席、右奥に座敷があった。
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待ってる間、ここに来るまでに社員からの相談を受けたのを思い出して考えてみた。
前に(http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-03-18)他に登場した女性(仮名、N)が、「アドバイスないですか?」と話しかけてきたその内容は、Nは西毛のさる地の出身で今でも実家がそこにあるのだが、嫁いだ男性の実家が北毛で、その実家の敷地内に、「家を建てようかって話になってるんです」
「建てりゃぁいい。転勤族でない限り家なんてのは若いウチに買っちまった方がいいんだ」
「義理の親もそう言うんですけど」
「何坪?」
「100坪・・・かな・・・?」
「ひゃ・・・ひゃくつぼ!!」
俺ん家なんて30坪だぜ。
「ふぅん・・・」
私は鼻白んだ。
「何処さ?」
「吉岡町です」
私がいま入ったラーメン屋のある町です。お隣の榛東村と並んで群馬県で人口が増加傾向にある。
何故だかわからないが宅地開発が進んでおり、前橋市、高崎市、渋川市からの引っ越し、マイホーム購入家庭が多いそうである。
渋川駅前のタクシー運ちゃんが言ってた。「ウチ(渋川)からあっちの方(吉岡、榛東)へ流れちゃって・・・」
吉岡町に住むとなると、西毛のN実家の老親の助けができない。できなくはないが遠くなるので躊躇している。もちろん義理の親のこともあるし。
「こっちに住む男性を選んだのは君だろ」
「そうですけど・・・。〇〇さん(私のこと)と〇〇さん(ジャン妻)のご実家はどうなんですか?」
「ウチらは・・・」
説明したが参考にならなかった。ウチとジャン母実家の距離は近いからね。
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ネギチャーシューメンがキタキタ。
いったん考えるのを止めた。
大輪の花が咲いたようなチャーシュー。薄いチャーシューがベロ~ンと丼の縁にタレ下がっている。ひっついている。
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スープは濁った動物系で、ラーショのスープを上品にしたような。背脂が無いからだと思う。
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上州だけあってネギもドッサリ。
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メンマもある。
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麺は・・・博多一風堂のような細麺かぁ?
こういう麺は写真撮ってると伸びるんだよね。最初のひとくちでもすすらないとボワ~ンと増えてくる。案の定そう。急いで喰わなきゃ喰わなきゃ。だが。。。
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ちょっと疑問符がついた。スープが少ないのである。
見て下さい。左がメニューから切り取ったもので、右が私がいただいたもの。
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メニュー切り取り写真にサイズを合わせたので小っちゃくなっちゃってますが、明らかにメニュー写真と違いますよね。メニュー写真は丼の縁に洗濯物のようにベタッと跨ったチャーシューの半分より上に、スープの喫水線があるのにさ。
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そのウチ麺が普通に伸びてきて、唯でさえ熱々でないスープ、量が少ないスープにネギとチャーシューが浸ったからぬるくてぬるくて。
最後の方は汁が多めの和えそば、混ぜそばのようになってしまった。
「写真と違うジャン」と言っても、「写真はあくまでイメージです」ってか。

この日の翌日、再度、前述のNに会ったのです。
「昨日も走ったけど、吉岡町っていい町じゃないか」
「町はいいんですけど・・」
高崎、前橋、渋川も駅前よりロードサイドの方に出店が多い。吉岡町はまさにロードサイソなので、意外とソソる店が多く、ショッピングセンターが街道沿いにあるのだ。
いい町だがヘンなものもあって、珍宝館とか命と性のミュージアムとか、水沢街道のラブホ街とか。私も女性読者のことも考えてそっちの分野は今日まで観ていないがいつか見に行くかも知れない。
Eは真面目なので、私自身が軽蔑されないようそういうネタは伏せておいて、
「いいじゃんか吉岡だって。あの町が高崎市からの合併話を頑なに拒否ってるのは町が金を持ってるからだろ」
これはテキトーに言っただけです。
「らしいですね。整備は進んでいるし」
「インフラとか道路とか工事が多い町だね。それは地下を新幹線が通っていても駅がないから、国から補助金が下りてるからだよ」
これもかなりテキトーに言った。ホントはどうなんだろう?
「今後も人口が増えるんだから、生まれて来る子供のことを考えたら吉岡や榛東の方がいいんじゃないか?」
群馬県民でもないのに我ながらベラベラ解説できたなと思ったよ。要は相手の迷いを断ち切るしかないのです。
「実家まで遠いです」
「気持ちの問題さ。そこは旦那と話し合わなきゃ」
「今の店に通えないです。辞めなきゃダメですかね?」
そう来ると思ったよ。
「辞めたいのか?」
「辞めたくないですけど」
じゃぁ俺が、辞めなきゃダメかもなって言ったらお前さんは辞めんのかい?
「でもこんなにしっかりした会社、にないです」
給料は安いけどな。でも他を知らねえクセによく言うよな。
「そういうのは異動でクリアするのが人事というものさ。エリア長に相談しなさい」
「・・・」
「お前はマジメ過ぎる。自分ひとりで解決できないことを、幾ら考えこんたってしょうがないぞ」
「そうなんですけど・・・」
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吉岡町は高崎、前橋、渋川から見たら郊外で、ロードサイドに飲食店が多い。電車が無い代わりに、幹線道路、バイパス、利根川を渡る橋、それら南北に伸びる道路の整備が進んでいるという。駅は無いけど、今後も人口が増え、大型商店や飲食店が増えるような気がします。
いい町だとは思いますが。ただちょっと風が強過ぎるきらいはある。
ベテランの女性社員にこう言われた。
「〇〇さん(私のこと)、群馬を好きになってくれてるのはウレシイけども。群馬って自分でくるまを運転できるウチだけよ。運転できなくなったら住めないわよ」
私はそれには思い至らなかった。
Nの老親はこのままだと西毛に取り残される。決めるのはN本人だが、次回会ったら、また別のアドバイスをしなくてはならないな。
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あ、そうそう、この日、吉岡町の竜苑が臨時休業だったんですよ。
ちゃんと営るべき日には営って欲しい。わ・ざ・わ・ざ・行って閉まってた衝撃は小さくないよ。
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